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松島といえば、その名のとおり、松の生えた島を連想します。仙石線の海辺で枝ぶりの良い松と海、電車を撮影できる場所がありました。ああ、松島や、松島や、というわけです。今日から5日間ほど、中国へ行ってきます。昨年は事情があって遠出を自粛していたので、久しぶりの訪中です。急速に姿を消しつつある中国の蒸機を記録してこようと思っています。
2007/04/27
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仙台といえば牡蠣が有名です。広島の牡蠣に比べて、身は小ぶりですが、味は勝るとも劣りません。仙石線の海岸線を散策していると、ホタテの貝殻をつなげたものが線路際に積み上げられていました。よく分かりませんが、牡蠣の養殖にでも使うのかな、と思いました。ちょうど、あおば通行きの快速が通りかかりましたので、それを取り入れ、海辺の鉄道風景として切り取りました。
2007/04/26
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少し前のことになりますが、仙台と石巻を結ぶ仙石線へ行きました。わたしのもう1つの趣味は水中写真ですので、もともと海を見るのは大好きなのですが、仙石線沿線の見所に日本三景の1つ、松島があるということで、海辺の景色を撮影できると、大変楽しみにしていました。ただ、現地に行って改めて分かったのですが、仙石線で海辺を通るのは陸前富山から陸前大塚を経て東名付近までと、意外に限られた区間でした。それでも海沿いの鉄道風景は見ていて気持ちが良いものです。牡蠣の養殖を初めとして、松島湾は豊穣の海として知られています。豊穣であるがゆえに、必ずしも海の水は透き通ったクリアーウォーターというわけではないのですが、水温が下がる今の時期、少し高い所から見下ろした海面はそれなりに美しいものでした。海辺の景色を記録するため、しばらく海岸線をロケハンしたのですが、ちょうど係留されている漁船の向こうに電車が走る場所を見つけました。タプン、タプンと船べりをたたく潮騒の音を聞きながら電車を待つ昼下がりのひと時は、「海・大好き鉄」にとっては至福の時間でありました。
2007/04/25
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中央本線ではいくつかの駅でお濠の様子がホームからながめられます。御茶ノ水もそうした駅の1つです。駅のそばの橋に立ち、見下ろす形で撮影していると、東京行きの201系がホームに停車しました。水面に写って丸い円形を描いている聖橋の景色がおもしろいと思い、それといっしょにシャッターを切っていると、突然、台船を引っぱったタグボートがやってきました。東京へは年に数回しか行きませんので、よく分からないのですが、お濠をタグボートが走っているのを見たのは初めてです。タグボートが立てる波で、丸い水鏡が次第に崩れていくのですが、こうした取り合わせも一興と思いながら撮影しました。惜しむらくは、聖橋の向こうに地下鉄が入ってくれれば、さらによかったのですが……。
2007/04/24
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花の色は 移りにけりな いたずらに……のうたではありませんが、大阪のソメイヨシノは、ほとんど葉桜となりました。例年、東京・中央線のお堀端では、オレンジの201系と桜の競演を撮影する「鉄人」でにぎわうようですが、今春は201系の終焉が間近に迫ったせいで、さらに大にぎわいだったようです。わたしも3月に用事があって上京したのですが、そのときは桜にはまだ少し早く、201系と桜の競演はあきらめましたが、せめて201系だけでもと思い、御茶ノ水駅のそばでお手軽撮影を楽しませてもらいました。東京では消えゆく201系ですが、大阪環状線では103系に代わって増えゆく201系です。同じオレンジ色の通勤電車ですが、東京と関西では一世代の差があります。大阪環状線の桜の名所といえば、造幣局の通り抜けで有名な桜ノ宮周辺ですが、103系の「桜鉄」をしなければ、と思いつつ、今年の桜は終わり、かなわぬ夢となりました。
2007/04/23
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今回、羽越本線では桜が盛りを迎えていたのですが、チューリップの花にも出会うことができました。チューリップといえば富山県の砺波平野が有名で、わたしもチューリップの花と鉄道をテーマに2度ほど城端線を訪ねています。今回、新潟でチューリップの花といっしょに電車を撮影できるとは思っていませんでしたので、僥倖でした。畑に植えられている真っ赤なチューリップが春の訪れを告げているようでした。
2007/04/21
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目先を変える意味で桜カットを1回休ませていただきましたが、折角ですので、羽越本線の桜をもう1枚だけ。DD53「鳥海」を撮影したあと、さて、どうしたものかと考え、恐らく間に合わないけれど、ここまで来たのだからと、新津まで行ってみることにしました。将来、「ばんえつ物語」号の撮影で再訪するかもしれないし、あわよくばDD53を駅周辺で撮影できるかもしれない、と思ったからです。新発田から新津に向けて走っていると、朝のうちの天気がウソのように晴れてきました。途中、月岡駅近くの田園地帯の中に桜並木があるのが目に入りました。時刻表を調べると、間もなく普通列車がやって来るようです。新津に着くのは遅れますが、桜カットをゲットできるチャンスです。少し回り道をすることにしました。遠くに雪をいただいた山が見えますし、線路の向こうにはもう1つ別の桜並木が広がっています。アングルを決めて待つことしばし。2両編成の気動車がやって来ました。今春の桜カットの撮りおさめです。
2007/04/20
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今年は「桜鉄」のカットがあまり掲載できないだろうと思いながら始めたブログの「桜」シリーズですが、気がつけば10日以上も続けているじゃありませんか(笑)。そこで、今日はちょっと目先を変えて、桜なしの写真をご覧いただこうか、と。DD53「鳥海」を撮影すべくポイントを探している間に、貨物列車を数本撮影することができました。羽越本線は日本海縦貫路線の1つですので、貨物(コンテナ)列車も結構走っています。メインとなっている機関車はEF81ですが、この日、EF81の501号機が牽引する貨物を撮影することができました。以前、大阪の吹田機関区で体を休めているのを見かけたことがありますが、走っているのに出会ったのは初めてです。EF81といえばローズピンクが一般的ですが、この501号機は貨物色です。フロントガラスの上にひさしがあり、きりっと引き締まった顔つきをしています。
2007/04/19
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先週末、羽越本線でリニューアルした「ばんえつ物語」客車をDD53が牽くというイベントが行われました。「くまは冬、冬眠するしかない」ということで、これまで雪景色とは縁が薄く、そのため、豪雪地帯を走る羽越本線などは未踏の地でした。以前、磐越西線をDD53牽引の「ばんえつ物語号」が走ったときも他人事と思っていましたが、畏友・品川530さんや訪中仲間の写真を見て、この次DD53が走るときは撮りにいきたいものだと思っていました。今回、その夢がかないました。DD53を撮影する旅は、大阪から新潟へ飛行機での日帰りツアー。家人のあきれ顔と冷たい視線を浴びながら伊丹を飛び立ちました(笑)。新潟空港でレンタカーを借り、とりあえず新発田方面に車を走らせました。事前に調べた限りでは、新発田付近は平坦な直線が続く区間で、これといったお立ち台もない様子。現地で適当なポイントを探そうと、行き当たりばったりの撮影行となりました。現地に着いて気づいたのですが、大阪では終焉を迎えつつあった桜が、新発田付近ではちょうど良い具合に盛りを迎えています。そこで、花で彩りをつけようと、線路際で桜が咲いている場所を探しました。車で国道を走っていると、はるか前方の線路際に桜の塊が見えます。近づくにつれ、これ、いいんじゃな~い、といった感じです。特急「いなほ」や普通電車でリハーサルをしたあと、本番となるDD53牽引「鳥海」の到着を待ちました。午後2時前、どこか日本離れしたデザインのDD53は、塗装も真新しい「ばんえつ物語」客車を牽いて誇らしげに通過していきました。満開の桜に鮮やかな朱色とネイビーブルーの組み合わせ。まさしく春爛漫の協演・競演・響演です。
2007/04/18
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福知山線の丹波大山と下滝の間で線路は少しの間、川に沿った渓谷を走ります。桜の木が点在しているので、春らしい情景写真を撮影することも可能です。車が停められる桜の公園があり、わたしが電車と桜の写真を撮影している間にも何台もの車がやってきて、八重桜をバックに記念撮影をしていました。そこにはベンチがあり、桜をながめてドライブに疲れた目や身体を癒すこともできます。名残りの桜を愛でながら、通りかかった電車をながめるのは良いものです。はっきりとした記憶は遥か彼方へ消えてしまっているのですが、もしかすると、遠い昔、親に手を引かれ、こんな場所で汽車をながめたのかもしれない、などという想いがふと沸きあがってきました。
2007/04/17
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八重桜はこれからが見ごろですが、ソメイヨシノは葉桜進行中、というのが現在の大阪の桜情報です。大阪の桜が終焉に近づいたころ、三田から篠山にかけての沿線で「桜鉄」をするのが、わたしにとって、ここ数年の慣わしとなっています。花のピークが1週間ほどずれるからです。そこで、期待に胸膨らませ、先週末も出かけてきました。しかし、今年は事情が異なっていました。訪れる前日に花散らしの風が吹いたみたいで、大阪ほどではありませんが、全体的に花のボリュームが少ない感じ。ちょっとがっかりです。福知山線の三田から北上していき、最初の定点撮影ポイントとしているのが、駅構内に桜が植わっている藍本駅。ちょうど、花見にやってきた人がバーベキューの準備を始めました。わたしといえば、そうした状況を横目で見ながら、国鉄色の「北近畿」を撮影していました(笑)。
2007/04/16
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12日のブログでモノレールの写真をご覧いただき、もっとアップの桜カットを撮りたいと書かせていただきましたが、何とかその希望がかないました。ノーマル塗装のモノレールの向こうに名残りの桜と金色に輝く太陽の塔。万博公園駅がある大阪モノレールにふさわしい1カットかもしれません。
2007/04/15
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前日の写真を撮影したあと、サイドから電車が入る位置に移動して撮影を続けました。すでに日は大きく西に傾いているため、手前の桜は日が当たったり、日陰になったりで、どこを切り取るか苦慮しました。やってきた電車は相互乗り入れをしている大阪地下鉄の車両でしたので、夕陽を受けてステンレスボディが輝きました。
2007/04/14
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大阪でも葉桜の木がかなり増えてきましたが、名残りの「桜鉄」になんとか間に合いました。阪急電車は沿線に桜の木がたくさんある電鉄会社です。わたしが毎日通勤で乗っているところも盛りは過ぎましたが、まだ桜が残っています。本日の「思い出の1枚」は阪急と名残りの桜です。
2007/04/13
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毎年、4月上旬は「桜鉄」で気がそぞろになるのですが、今年は仕事の関係で休日出勤をしなくてはならなかったり、日曜日でも桜の咲いていない土地へ出かけていたりしたため、京都の「桜鉄」でお終いか、と思っていたら、偶然、大阪モノレールで少しだけ「桜鉄」をすることができました。大阪・万博公園の外周には桜の木がたくさん植えられており、この季節は花見客でにぎわいます。以前からモノレールと桜の競演をきちんと撮影しなければ、とは思っているのですが、現地に足を運び、バリエーションカットを楽しむのは、残念ながら来年のことになりそうです。早朝の赤っぽい光線のなかに浮かび上がった「太陽の塔」と桜並木、さらには大阪モノレールの3点セットが本日の「思い出の1枚」です。
2007/04/12
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京福電鉄・桜のトンネルでは、上り・下りの嵐電と桜をからめて、いくつかのバリエーションカットを楽しみました。ひと通り撮影したあと、桜のトンネルのそばに駐車場があったので、サイドから撮影することができないかと思いました。もちろん、普通に撮影すると、桜の枝や幹の向こうに電車が走って煩雑な画面になることが想像できましたので、スローシャッターで流してみました。嵐電の桜流しが本日の「思い出の1枚」です。
2007/04/11
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3月末に京福電鉄(嵐電)を訪ねた際、桜のトンネルと呼ばれる場所があることを知りました。そのときはまだ蕾も固く、桜日和までにはあと10日ほど待たなくては、と思いましたが、その一方で、今年の「桜鉄」の第1候補はこの桜のトンネルだと思いました。というわけで、嵐山で桜を愛でたあとは、当初の予定どおり京福電鉄の桜のトンネルへと向かいました。仔細に観察すると、5分咲きほどの木もあるのですが、全体的には見ごろを迎えています。望遠レンズの圧縮効果を利用して、坂の上から駆け下りてくる嵐電を撮影しました。春爛漫の花模様が本日の「思い出の1枚」です。
2007/04/10
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嵯峨野観光鉄道は、保津川に沿って嵯峨と亀山を結んでいます。トロッコ亀山駅の前には広い駐車場が設けられていますので、トロッコ列車に乗る団体客を降ろしたり、ピックアップする観光バスが頻繁に出入しています。平日とはいえ、団体客で満員のトロッコの中には外国人もたくさん見かけました。さすがは観光名所の京都にある観光鉄道です。亀岡周辺の桜はまだつぼみが多く見られたのですが、嵐山に近づくにつれ、車窓に映る桜は満開となってきました。オープンエアのトロッコ列車では、ほとんどの観光客が車外の桜にカメラを向けていました。
2007/04/09
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トロッコ嵯峨駅前の広場にはD51 51号機が保存されています。この機関車は、かつて大阪の吹田操車場で長らく貨車の入換えに従事していました。そのため、当時はデフレクター(除煙板)が撤去され、デフなしのナメクジ機として有名でした。入換専用機のような性格が強かったため、本線に出てくることも少なかったようです。現在、51号機にはデフレクターが装備され、ごく普通の姿で余生を送っています。おじいちゃんに連れられたちびっこに「わあー、でっかい!」と驚かれ、若い女性に携帯電話で写真を撮られる日が来ることなど、現役時代には思ってもみなかったでしょう。しかし、桜の下でそうした余生を送ることができるのは、ある意味、幸せなことなのかもしれません。
2007/04/08
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桜が見ごろを迎えました。今年の桜は例年よりかなり早く咲くだろうと思われたのですが、ここにきて低温となったため、例年どおりか、場所によっては少し遅めになっているようです。今度の日曜は出勤しないといけないため、一昨日、代わりのお休みをもらって京都の桜景色を撮影してきました。花はピークを迎えつつありますが、場所や日当たりぐあいによっては、まだ3分から5分という木もあって、関西の平野部では、やはり今週末が満開となりそうです。最初に向かったのは嵐山のトロッコ列車です。山陰本線が新線に付けかえられた折、もとの線路を利用して嵯峨野観光鉄道がスタートしたのですが、嵐山という観光名所へ保津川下りの舟か、トロッコ列車で行くというプランにも恵まれて、集客は上々のようです。一昨日も、平日であるにもかかわらず、トロッコ列車は満員でした。本日の「思い出の1枚」は、トロッコ亀岡駅に到着するトロッコ号です。ちょうど満開になっている桜のトンネルの中をくぐってやってきました。春らしい1枚が撮れました。
2007/04/07
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30数年ぶりに訪ねた豊肥本線の立野ですが、事前に撮影ポイントを調べていると、スイッチバックを俯瞰できる場所があるのに気づきました。しかも車で行くことができるお手軽俯瞰ポイントのようなのです。鉄道写真の分野の1つに俯瞰撮影があります。まるで模型の世界を眺めているようなので、わたしもきらいではないのですが、藪をかき分け、山の中の道なき道をさまよう大ベテランの境地にはなかなか達せずにいます。しかし、車で行けるとなれば、話は別です。スイッチバック周辺で何回か撮影を済ませたあと、俯瞰ポイントをめざすことにしました。山の頂へ向かう途中、立野駅が見える場所もありました。先ほど外輪山から下りてきた列車と、これからスイッチバックを上っていく列車とが並んでいます。急がないといけません。その撮影ポイントは想像していたよりも遠くて高い所にありました。すでに同業の方が三脚を構えていましたので、声をかけて並ばせていただきました。この日、線路際で撮影してきた場所もしっかりと見渡せます。そこへ単行の紅い気動車がゆっくりと上ってきました。外輪山の向こうへ姿を消すまでの数分間、鉄道写真と鉄道模型、2つの世界を楽しむことができました。
2007/04/06
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≪ガイド≫日本でも数少ないスイッチバックを上ってくる列車を撮影することができます。ここはスイッチバックの全貌が見渡せる場所で、上ってくる列車をゆっくりと眺められます。春先には菜の花に囲まれます。≪レンズ≫195mm相当(35ミリ換算)≪アクセス≫立野駅から坂を上って国道57号線に出ます。国道を渡り、右折後、立野郵便局を目標にしてさらに道を上ります。踏切を渡って左折後、道なりに下っていくと現場に着きます。≪撮影日≫2007(平成19)年3月25日
2007/04/05
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一昨日、第1白川橋梁を渡るトロッコ「ゆうすげ号」の写真をご覧いただきましたが、本日の「思い出の1枚」は、立野駅寄りにあるもう1つの鉄橋、立野橋梁を渡る南阿蘇鉄道のディーゼルカーです。ここは立野駅から歩いてもしれていますので、30年前、わたしはC12の混合列車をこの鉄橋で撮影しています。折しも、レトロタイプのレールバスがやってきました。ちょうど良い場所に菜の花が咲いていましたので、それを取り入れて春の南阿蘇鉄道を表現しました。
2007/04/04
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立野駅から豊後竹田へ向かう列車は、急な坂を上ってスイッチバックし、さらに上段を阿蘇の外輪山に向けて駆け上っていきます。本日の「思い出の1枚」は、真っ赤な「九州横断特急」ですが、パワーのあるキハ185系ですので、この急坂をものともせず上っていきました。
2007/04/03
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国鉄時代の高森線は現在、南阿蘇鉄道という第3セクターになっています。高森から立野まで17.7kmの短い路線ですが、3月末から名物となっているトロッコ列車の運行が始まります。このトロッコ「ゆうすげ号」は、貨車を改造した客車の前後に小さなディーゼル機関車がついているもので、こうした編成になっているトロッコ列車はほかでは見られません。今から30年以上も前、一度だけ立野駅を訪れたことがあります。そのころ、高森線ではC12が牽く客貨混合列車が運行されており、立野駅のスイッチバックを上っていく9600型蒸機の雄姿とあわせて楽しい1日を過ごしました。しかし、心残りだったのは、高森線で有名な第1白川橋梁を訪れることができなかったことです。阿蘇の外輪山を分かつ白川の険しい谷に架けられたこの橋は、昭和3年(1928)に完成した国鉄初の鋼製アーチ橋で、全長166.3m、川底から線路までの高さは62mあります。当時は「歩き鉄」だったため、立野駅から少し距離のある第1白川橋梁へ行くのは、時間の関係であきらめたのです。今回の訪問で、この夢を30年ぶりにかなえることができました。この橋梁の上でトロッコ列車はスローダウンし、ゆっくりと渡っていくのですが、前後をおもちゃのようなミニディーゼル機関車にサンドイッチされた「ゆうすげ号」のなかで上げる乗客たちの歓声が聞こえてきそうです。
2007/04/02
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熊本と大分を結ぶ豊肥本線は九州を横断する路線です。走っている特急も、そのものずばり、「九州横断特急」。阿蘇の外輪山を抜けていくため、途中の立野駅には短距離で高度をかせぐスイッチバックが設けられています。立野の周辺は今、黄色に彩られています。駅構内も、スイッチバックのあたりも菜の花が満開で、JR九州のビビッド真紅な車両と対照的な色合いを展開しています。というわけで、本日の「思い出の1枚」は、阿蘇の外輪山から下りてくる真紅のキハ185系「九州横断特急」です。
2007/04/01
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