偏屈たぬきのへそまがり投資日記

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borokabu@ Re:デルソーレ(その2)(09/07) 偏屈たぬきさん 出来ましたらまた復活して…
borokabu@ 更新されておりませんね 久し振りにブログを開きましたが1年近く…
のぶちゃん@ Re:FPGを少しだけ買ってみた(05/29)  たしかに、どの株もそうかもしれません…
伊藤 弘@ Re:売却代金で株が買えない!-楽天証券の超絶改悪(09/29) まったく、同感です。 クロス取引は、有…
ぼっちゃん@ Re[2]:配当落調整金で儲ける?儲からない?(07/20) kkkさん、読者ですさんへ 下記のブログが…

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Mar 8, 2015
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カテゴリ: 贈与
 私は、お金を節約するようなことが好き。またまた、せこいネタ。 

 株主優待は株主ごとにいただける。なので、家族にも優待銘柄を買ってもらうとお得。
 だけど、子どもには収入が無いので、株を買う原資をまずは贈与(贈与ではなく名義を借りるだけって方法もあると思うけど。。。)。

 で、贈与ということになると、贈与税を気にしなくてはならない。

 今回は、株式を使って、贈与税を節約する方法について。



1.株式を贈与する際の評価額

 現金を贈与すると、そのままの金額が評価額となる。

 株式を贈与するとどうなるか。

 国税庁のHPによると、以下のとおり。

・上場株式の評価

 以下の4つの価額のうちの最低の価額で評価できる。

  a.贈与により財産を取得した日の終値

  b.贈与により財産を取得した月の毎日の終値の平均額

  c.贈与により財産を取得した月の前月の毎日の終値の平均額

  d.贈与により財産を取得した月の前々月の毎日の終値の平均額


 例えば、2015年3月6日にX銘柄を贈与をしたとすると、

  a.X銘柄の2015年3月6日の終値

  b.X銘柄の2015年3月の毎日の終値の平均額

  c.X銘柄の2015年2月の毎日の終値の平均額

  d.X銘柄の2015年1月の毎日の終値の平均額

 の中の最も低い価額が贈与の評価額となる。



2.急騰銘柄を贈与すると有利

 前月や前々月の終値の平均額も評価額とすることが出来るので、好決算で水準訂正されたような銘柄を贈与すると、贈与税面で有利。


 例えば、タックスリースによる節税手段を提供して急成長のFPG。

 1月末の第1四半期決算発表以降に急騰。

 3月6日の終値は3120円だけど、

 1月は、急騰前。終値の平均は東証資料によると1526.58円。

 なので、時価3120円の株を贈与しても、贈与の評価額は約半分の1526.58円に押さえられる。

 で、贈与後、FPGをそのまま保有するもよし、売却して他の優待銘柄を買うもよし。



3.110万円までの贈与は非課税

 国税庁のHPに贈与税の税率が解説されている。

・贈与税の計算と税率

 110万円の基礎控除額が設定されているので、暦年で110万円までの贈与は非課税。


 非課税の枠内で贈与しようとすると、現金なら110万円が上限。

 だけど、急騰銘柄を活用すると、実質的にもっと贈与が可能。


 例えば、上の例のFPGを贈与に使えば、

 700株(時価218万4000円)を3月中に贈与したとすると、
 評価額は1月の終値の平均の1526.58円×700株=106万8606円で非課税。非課税の贈与枠を約3万円余している。


 また、贈与税率10%の線(200万円+基礎控除額110万円)まで贈与しようとすると、

 現金だと、310万円の贈与に対して、贈与税が(310万円-110万円)×10%=20万円。

 FPGを贈与に使えば、

 2000株(時価624万円)を3月中に贈与したとすると、
 評価額は1月の終値の平均の1526.58円×2000株=305万3160円。
 贈与税は、(305万3160円-110万円)×10%=19万5316円。


 仮に現金で624万円を未成年の子どもに贈与したなら、
 贈与税は、(624万円-110万円)×30%-65万円=89万2000円。


 急騰銘柄を活用すると贈与税面でかなりお得なようだ。



4.その他

 株式の贈与は、いくつかの証券会社が対応しているけれど、
 M井証券の贈与支援サービスが、Web上で簡単・瞬時に贈与手続きが完了し、手数料もかからないので便利。

 価格変動リスクについては、信用売りなどを組み合わせてみても良いかも。




※ 税金に関する理解が間違っている可能性がありますので、実行をお考えの方は税務署などに確認をお願いします。 





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Last updated  Mar 9, 2015 07:28:45 AM
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