偏屈たぬきのへそまがり投資日記

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borokabu@ Re:デルソーレ(その2)(09/07) 偏屈たぬきさん 出来ましたらまた復活して…
borokabu@ 更新されておりませんね 久し振りにブログを開きましたが1年近く…
のぶちゃん@ Re:FPGを少しだけ買ってみた(05/29)  たしかに、どの株もそうかもしれません…
伊藤 弘@ Re:売却代金で株が買えない!-楽天証券の超絶改悪(09/29) まったく、同感です。 クロス取引は、有…
ぼっちゃん@ Re[2]:配当落調整金で儲ける?儲からない?(07/20) kkkさん、読者ですさんへ 下記のブログが…

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May 5, 2016
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カテゴリ: 貸株サービス


 前回拙ブログでとりあげた時には、貸株サービスを提供している4社(マネックス、カブドットコム、SBI、楽天)の中で、楽天証券が圧倒的にリードしている状況だったのだけど、

 ここに来て、状況が一変しているようなので、今回はそのあたりのことを。


(関連の日記)
〇貸株サービスが熱い(その5)
〇貸株サービスが熱い(その4)
〇貸株サービスが熱い(その3)
〇貸株サービスが熱い(その2)
〇貸株サービスが熱い(その1)
〇貸株サービス



1.2015年11月上旬の状況

 まずは、 昨年(2015年)11月上旬にチェックした時の状況 を振り返ってみたい。

 調査対象は、当時私が保有していた、または関心があった213銘柄。(なのでサンプル的に偏りがあるかもしれません!)

(1)各社の貸株金利の平均(2015年11月上旬)

 各社の213銘柄の貸株金利を単純に平均すると、

 〇楽天証券:0.37%
 〇SBI証券:0.32%
 〇カブドットコム証券:0.25%
 〇マネックス証券:0.17%

 と、楽天証券の0.37%がトップで、SBI証券が続いている状況。

(2)銘柄毎の比較(2015年11月上旬)

 213銘柄について最高の金利を提示している証券会社を整理すると、

 〇楽天証券が単独で最高の金利を提示しているもの:31銘柄
 〇カブドットコム証券が単独で最高の金利を提示しているもの:20銘柄
 〇マネックス証券が単独で最高の金利を提示しているもの:12銘柄
 〇SBI証券が単独で最高の金利を提示しているもの:5銘柄

 と、楽天証券がトップであるのは同じだけど、それに続くのはカブドットコム証券。

 ちなみに、

 〇楽天証券とSBI証券の2社が並んで高い金利を提示しているもの:22銘柄
 〇それ以外の組み合わせで2社または3社が並んで高い金利を提示しているもの:22銘柄
 〇扱っている各社0.1%で並んでいるもの:101銘柄

 どうやら、楽天証券がSBI証券を貸株サービスのライバルと捉え、SBI証券の金利を意識して金利を設定をしている模様。で、”SBI証券が単独で最高の金利”という銘柄が極力発生しない状況まで押し込んでいた。





2.2016年5月上旬の状況

 上記の楽天証券がリードする状況がその後も続いていたのだけど、4月下旬に楽天証券の提示する貸株金利が多くの銘柄で引き下げられ、状況が一変。

 あらためて、最新のデータを調査してみた。

 なお、調査対象は、現在私が保有している、または関心がある236銘柄。(なのでサンプル的に偏りがあるかもしれません!)


(1)各社の貸株金利の平均(2016年5月上旬)

 まず、各社の236銘柄の貸株金利を単純に平均すると、

 〇SBI証券:0.27%
 〇楽天証券:0.24%
 〇カブドットコム証券:0.24%
 〇マネックス証券:0.17%

 と、前回調査時と比較して楽天証券が大きく後退。SBI証券が金利水準を下げつつも相対的にトップに。
 なお、カブドットコム証券とマネックス証券は金利水準に変化無し。


(2)銘柄毎の比較(2016年5月上旬)

 236銘柄について最高の金利を提示している証券会社を整理すると、

 〇カブドットコム証券が単独で最高の金利を提示しているもの:30銘柄
 〇マネックス証券が単独で最高の金利を提示しているもの:19銘柄
 〇楽天証券が単独で最高の金利を提示しているもの:6銘柄
 〇SBI証券が単独で最高の金利を提示しているもの:5銘柄

 また、

 〇楽天証券とSBI証券の2社が並んで高い金利を提示しているもの:11銘柄
 〇それ以外の組み合わせで2社または3社が並んで高い金利を提示しているもの:17銘柄
 〇扱っている各社0.1%で並んでいるもの:148銘柄

 単純平均した場合と順位がガラッと入れ替わるのが面白い。楽天証券とSBI証券は金利2%以上の目玉的な銘柄で張り合っているのに対し、カブドットコム証券やマネックス証券は裾野が広い印象。

  ちなみに、銘柄毎に最高の金利を提示している会社をつまみ食い的に選択するとすると、調査対象236銘柄の貸株金利の平均は0.38%まで上昇する。



3.感想など

 ここに来て、楽天証券が顧客獲得戦略を大きく見直してきたようだ。

 貸株サービス戦線を縮小する一方、5月より手数料体系を見直し手数料の安さで勝負する模様。


 まあ、手数料戦線もここに来て過熱気味で、

 東海東京証券の信用口座開設で手数料無料キャンペーンや、むさし証券の100万円入庫で信用手数料10万円キャッシュバックキャンペーンなども出てきており、利用者としては嬉しい限り。




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Last updated  Oct 21, 2018 12:36:44 PM
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