全4件 (4件中 1-4件目)
1
お伽草子(著者:福永武彦|出版社:筑摩書房)「文正草子」「鉢かづき」「物くさ太郎」「蛤の草紙」「梵天国」「さいき」「浦島太郎」「酒呑童子」頼光と綱は平然と人の血を飲み、人の肉を食う。「片腕を落とされ、腿の肉をそがれた年の頃十七、八の姫君が、死ぬこともできず息も絶えだえに苦しんでいた」とは、当時の読者にはずいぶん強烈な表現では。「福冨長者物語」「あきみち」「熊野の御本地のそうし」「三人法師」人を殺されたり、殺したりしたことより、家族を捨てて出家することが上位に置かれている。「秋夜長物語」美しい稚児に懸想するのが当然のこととして描かれている。
1994.09.16
コメント(0)
言葉につける薬(著者:呉智英|出版社:双葉社) 「日本語誤用・慣用小事典」に続いて興味深く読んだ。呉智英の蘊蓄が傾けられている本だが、こうやって読者に向かって蘊蓄を傾けてどうするのだ、という気もしないではない。「高雄」の語源などなるほどそうだったのかと思わせられたことも多い。 P135「打狗」に「ダークオ」とルビを振っているが、「ダーコウ」の間違い。 P190「僕は学校へ行こう」を歴史的仮名遣いで書くと「ぼくはがくこうへゆかう」となるとしているが、「学校」は「がくかう」のはず。 P191「あめ玉一ヶ」の「ヶ」を「个」を書き間違えたものとしているが、「ヶ」は「箇」の竹冠の一部を取ったものではないか? また、「个」を「箇」とは別の字としているが、「个」は「箇」の竹冠から来た字ではないのか? 中国ではなく支那、中国語ではなく支那語と表記しているが、支那語とは何を指すのか。厳密にいうなら中国語と同じく、不適切な表記に思える。
1994.09.14
コメント(0)

日本語誤用・慣用小辞典(著者:国広哲弥|出版社:講談社現代新書) 新聞記事の誤用も多い。 「手をこまねく」ではなく「こまぬく」であること、「綺羅星の如く」の用法など、自分でも理解していなかったことが多かった。
1994.09.13
コメント(0)

蘇州(著者:伊原弘|出版社:講談社現代新書) 『「水滸伝」を読む』を読んで興味を感じて読んでみた。読んで面白いという本ではないが、都市というものを単純にとらえてはならないという点で勉強になった。 P205からP206に引かれている話は、『説岳全伝』の影響としてかかれている話ではないかと思う。古本で探す
1994.09.01
コメント(0)
全4件 (4件中 1-4件目)
1


![]()