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藤沢周平原作の時代劇。 話は複数階層になっていてやや複雑。 仲代達矢が枯れた老人の役をできるだけ軽妙になるように演じている。 桜庭ななみがかわいらしい。
2017.01.29
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シナリオライターを目指す主人公(麻生久美子)。何もしないけれど自分は天才だと思っている男(安田章大)。かつて役者を目指していたが、今は介護の仕事をしている男(岡田義徳)。 ああ、これは「黄色い涙」なのだなということはすぐに分かった。 登場人物が、20代ではなく30代というだけのこと。そして、いろいろな経験を経ているので単純に夢を求めていくだけではないということもわかる。 主人公が、「いいの? また好きになっちゃうよ」というところなどは、30代でなければ描けないだろう。 最後は予想通りになる。 安田章大は演技をしているのを初めて見た。悪くない。勢いがある。 ただ、こういうものを作るのはどういう気持ちなのだろう。 映画を作っている人たちは、夢が叶って映画業界で働けるようになった人たちだ。 あきらめて去って行った人たちを何人も見てきたことだろう。 そういう人たちについてどう思っているのだろう。夢が叶わなかった自分を想像するというのはどんな気持ちなのだろう。夢が叶わなかった人が見たらいい気持ちはしないよね。
2017.01.28
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NHKの単発ドラマ。 中沢琴という人のことも、新徴組のことも知らなかった。 興味深く見たが、話が忙しい。 大河ドラマとまではいかなくても、半年ぐらいかけてじっくり放送してもいいような内容だった。 片足をあげる剣法は新鮮だったが、中途半端なワイヤーアクションは余計だった。 せっかくの殺陣が台無しだ。 黒木メイサはよかった。
2017.01.21
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いよいよ会津戦争。 川崎尚之助(山本八重の最初の夫)のことなど、よく分かっていなかったはずなのに、ちゃんと描かれている。 テレビ朝日版は、後に発見された酒井峰治の手記をもとにした「会津戦争」という本を下敷きにしていて、その時の方がいろいろ分かっていたはずなのに、中途半端だった。 この日本テレビ版の方がずっとよくできている。 出演者が豪華なのもいい。みんな役にはまっている。世良修蔵が泉谷しげるって、最初に見た時からうまい配役だと思っていた。こんな奴が来たんじゃ、まとまる話もまとまらないよね。 戦いで命を落とす人たち、自刃する人たち。一人一人の人生が丁寧に描かれている。 八重と川崎尚之助の別れも描かれていたのはすっかり忘れていた。 明治になってから、責任者として切腹する萱野権兵衛の、「薩長の連中がどんな世の中を作るか見てやるぞ」という言葉に会津の心が込められている。 福島県出身の西田敏行が熱演。 最後は新天地へ向かうということでいくらか救いがあるような終わり方だったが、この後、斗南でも辛酸をなめることになるのだ。 興味のある方には「ある明治人の記録」をお勧めする。 監督は小林旭の「渡り鳥」シリーズなどを作った斉藤武市。これはなんとなく覚えていたのだが、助監督が金鐘守で、この人は「水戸黄門」でよく名を見た人だ。
2017.01.16
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年末に時代劇専門チャンネルで放送されたのをやっと見た。 懐かしい。初回の放送時に見た。30年立っても記憶に残っているところが多い。 このドラマの制作時には分かっていなかったこともあったし、見た私の知識不足もあってわからなかったことがあるが、よくできている。 山本覚馬が視力を失ってしまうこともちゃんと描かれていた。 前半は京都守護職となって動乱に巻き込まれ、戊辰戦争になるまで。新撰組の話もおおく、若くしてなくなった中川勝彦(中川翔子の父親)の沖田もいい。 きまじめであるが故に悲劇に突き進んで行ってしまう過程がよく描かれている。
2017.01.15
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テレビのスペシャル版として放送され、好評だったので劇場公開もされたと記憶している。 この話の後も原作が書き続けられ、それも何冊も読んだ。 物語は特に複雑なところはなく、堅気として暮らしていた紋次郎が再び渡世人の世界に戻る話。 強いて言えば、紋次郎を突き落とした渡世人の一人の正体が明らかになるところが山場なのだろうが、特に大仰なやりとりはなく、話は淡々と進む。 主題歌を歌っている上条恒彦がゲスト出演。テレビ版でゲスト出演した時には全くの素人という感じだったが、その後いろいろとドラマにもでてすっかり俳優らしく余裕のある演技だった。
2017.01.14
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書名と内容は異なる。 各界の有名人や、有名人の子女が亡き父や母の思い出を語ったもの。 親も子も有名人の場合もあるが、所ジョージのように父親は銀行員というのもある。 親を語っているようだが、実際には自分がどのように育ってきたかを語っているわけだ。 百田光雄が力道山のことを語っているが、今なら児童相談所に通報されるところだ。 中には二人、父親がアルコール依存症だったのだろうと思われる人がいる。しかしその人のもまとめて、「酒を飲む姿が似てきた」という項目にしてあるのは不思議だ。父親の姿を見ていたから本人は気をつけて似ないようにしているのではないだろうか。 本人が文章を書いたのもあるのだろうが、編集者がインタビューして文章にまとめたものも多いのではないのだろうか、と思って読んでいたら、高見恭子のものだけ最後に「(談)」と書いてあった。 みんなそんなに簡単に指定された字数で原稿が書けたのかなあ。 内容は興味深いのだが、いろいろ疑問の残る本だった。
2017.01.11
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水槽の中で女性が泳ぐのは原作で読んだことがある場面で、それが原作かと思ったが、それは長崎が舞台だったと思う。 左甚五郎のくだりも読んだ記憶があるので、違う話を一つにまとめたものなのかもしれない。 登場人物は非常に多い。もっと刈り込んですっきりさせた方がわかりやすいのではないかと思うが、女優や子役を出して賑々しくすることが大切だったのだろう。 片岡千恵蔵がけっこう器用で、歌舞伎口調もうまいので感心した。 物語の前提となる部分は駆け足で終わらせてしまい、なんだかよくわからないのだが、担任となった超生物を生徒が殺せば100億円もらえるということで、私立中学の落ちこぼれクラスの生徒が必死になる、という設定だけはわかる。 かといって殺すか殺されるかという話ではなく、超生物の方は生徒を殺すことができない。しかも教師としては熱心なので生徒も担任を嫌ってはいない。 超生物の造形が優れていて、おどろおどろしくなく、愛嬌があるので陰惨さがない。誰も死なないし。 VFXもよくできていて動きに不自然なところがない。 出演者は中学生には見えないのだが、本当に中学生が演じていたら、幼くて見ていられないだろう。 ただ、「暗殺」というのとは違うと思う。相手に知られないようにひそかに殺すのが「暗殺」だと思うのだが、かといってほかの言葉に言い換えようがない話だ。相手が人出はないので「殺人」ではないし。
2017.01.09
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実写版第二弾。 とにかくハジメ役の子役がすごいので驚く。達者だねえ。 一家の配役もぴったりで違和感がなく、ゲスト出演者も豪華。 ただ、レレレのおじさんは、本当につるつる頭の井手らっきょがよかったなあ。前にNHKでやったことがあるし。(「天才バカボン」ではなく、赤塚不二夫のことをドラマ化したもの。前の奥さんとのなれそめのドラマ「これでいいのだ」だったと思う) 物語は二本立てで、別の話でありながらつながっていて、丁寧に伏線がはってあるのに感心する。 安心してみていられるが、マツコ・デラックスは何のために出したのだろう? もったいない。 主題歌は今回もタモリ。 日本テレビは土曜日のドラマでも「怪物くん」とか「妖怪人間ベム」とか、「そんなもの実写化できるわけないだろう」と思うようなものを実写化している。しかも、ちゃんと見られるものに仕上がっている。 私が懐かしいと思うようなものを実写化したくてたまらない人がいるんだね。 そのうち、「パーマン」とか「デビルマン」とか手を出すのかもしれない。 見るよ、私は。
2017.01.08
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BSフジで1月3日に放送された。 昭和40年代を振り返るという内容で、ゲストは水前寺清子、植田芳暁、つのだ☆ひろ、なぎら健壱。岩崎宏美と多方面から。 植田芳暁は「ザ・ワイルドワンズ」の人。 意外だったのは、グループサウンズもフォークもロックも同じ世界だったと言うことで、つのだ☆ひろはどの世界でも知られていたということ。音楽遍歴を聞いて、へえ、そうだったのか、と何度も驚いた。 なぎら健壱の話はすでに知っていることが多かった。 所々で40年代の音楽状況を説明するナレーションがはいるのだが、リアルタイムで見ていた人が原稿を書いたわけではないらしい。よしだたくろうはテレビ出演に否定的だったが、ガロはそんなことはなかった。紅白歌合戦にだって出ている。 こういうところが残念なんだよね。
2017.01.07
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たまたまかかわったことから、子供をその親の元へ連れて行くことになった座頭市。時代劇の王道というかよくあるパターンを踏襲している。 近衛十四郎が旅を共にする侍として登場し、仲間と思っていたのが実は、という展開になるのだが、さらにその後がある。 去って行くアウトローを子供が追いかけるというのもまた「沓掛の時次郎」などに見られる場面だ。 考えてみると、こういうものの原型は「シェーン」なのかもしれない。 子供でも出さないことには、話が陰惨になりすぎるからだろうか。 物語はよく考えられているので、面白く見ていられるのだが、画面が暗い。どうして昔の日本芸がって画面が暗いんだろう。
2017.01.06
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BSで放送されたのを録画して見た。 今では放送しにくい言葉が出てくるので、地上波では見たことがない。断り書きつきで放送された。昔は差別語なんて言葉自体がなかったんだよね。 重要な訳で成田三樹夫が出ている。 若いはずなのだが、すでにできあがっている。市川雷蔵とも共演しているし、すごいキャリアだ。 登場人物が多く、入り組んでいるのでわかりにくい面もあるのだが、救いのある面と虚無的な面と両方を余韻として残す終わり方。 大映は市川雷蔵の「濡れ髪」シリーズのような明朗時代劇がある一方で、こういうものも作っていたのか。奥が深いなあ。
2017.01.05
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1983年の年末に放送されたもの。 リアルタイムで見たもので、今回のBSでの放送が懐かしく、録画して見た。 20年以上前のものなので、アグネス・チャンが出ていたことや、宮口精二が平賀源内だったのは覚えているのだが、ほとんど忘れていたので新鮮な気持ちで見ることができた。 今見直すと、いろいろ驚く。 アグネスが「♪風は海から吹いてくる」と歌う場面がある。 これは日本が1943年に作った映画「阿片戦争」の中で歌われているもの。アグネスはアルバムでこの曲をカバーしているが、私はこれを見た時に知っていただろうか。 平賀源内はちょっとしか出ていなかったように思っていたのだが、なんと海外渡航を企てる。ナポレオンも登場して二人とも命を落とす場面があったとは。 気球で飛ぶ場面をたまたま妻が見て「天下御免の最終回みたい」と言ったので初めて気がついた。 平賀源内と気球といえば「天下御免」ではないか。 そうだ、「天下御免」か「天下堂々」にはナポレオンが出た回があった。 これを作った人たちの脳裏には「天下御免」があったのだろう。しかも、検索したら、「天下堂々の最終回のタイトルは「風は海から吹いて来る」だった。 遊び心満載のドラマだったのだが、制作者側にはいろいろな思い入れがあったのだろう。
2017.01.04
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NHKの正月時代劇。 随分長くやっていたが完結していなかったことに驚いた。 田沼意次や松平定信については評価はいろいろあるだろうが、悪い奴と味方がいないと話にならないので、こういうことになるわけだ。 山本耕史はもはや時代劇スターで、この人とジャニーズのおかげで時代劇が生きながらえているような面がある。 予想を外すことのない安定した世界なので、特に言うことはない。 主人公が何もかも悟りきっているのが、ややリアリティに欠けるところなのだが、そういう世界なのだ。 随分大きな事件に関わったなと驚いたが、完結編なのだからこれぐらいのことがなくては花がないのだろう。 池波正太郎の「剣客商売」も同時代。コラボってわけにはいきませんかね。
2017.01.03
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録画して見たいところだけ見た。今時、全編通して見る人がいるのだろうか。 オープニングで関ジャニ∞が走り回って盛り上げ、堂本剛がちゃっかり女の子に混じっているというあたりは、賑賑しくていい。でもなんでPUFFYが最初なのかな。46グループあたりがよかったんじゃない。もったいない。 その年に話題になったものを取り上げるのは例年のことだが、「君の名は。」も「逃げるは恥だが役に立つ」も「シン・ゴジラ」も見ていないので、感情移入がしにくい。 ただ、ゴジラの所は出演者が豪華で力が入っていた。 ピコ太郎もなんだかよく分からなくてYouTubeで見ただけの人だったのだが、この人は実力があるのだろう。ニュース前に新ネタを出して時間切れというのは演出通りなのだろうが、ゴジラのところでもう一度歌うのでは新鮮みがない。一度目は時間切れで歌えず、二度目はちゃんと歌ってゴジラを撃退するという方がよかった。 タモリとマツコ・デラックスは不思議な扱い。 結局会場には姿を見せないというのは斬新だった。 これがプロレスなら「あり」だ。今回の紅白ではこうなったが、次回の紅白では違う展開を見せるぞ、という伏線だったらすごい。 採点はわかりにくかったなあ。これも途中でしつこく説明しておけばそれが伏線になったのに。 紅白歌合戦の難しいところは、子供も大人も知っている歌がない、というところだ。 毎日のように歌番組があったころは、アイドル歌手もベテラン歌手も一緒に出ていたので、たいていのヒット曲は大人も子供も知っていた。今はそうではない。若い人も中高年も自分の知っている世界に閉じこもってしまっている。 そんな状況の中でよく頑張っていると思う。 ただ、長すぎる。放送時間を短くして出場歌手を減らすというわけにはいかないのだろうか。 どうせなら「お江戸でござる」のように、みんなで芝居をすれば、幅広い年代の歌手の出番ができると思う。 今回一番良かったのは福田こうへいの「東京五輪音頭」だった。 個人的には東京でオリンピックをやることには反対だが、これはよかった。こうやってみんなでわいわい盛り上がるのは見ていて楽しい。
2017.01.02
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あけましておめでとうございます。 ほとんどほったらかしのこのブログですが、時々は更新いたします。 みなさんにとって良い年でありますように。
2017.01.01
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