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2023.06.16
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カテゴリ: 角川ビーンズ文庫

2023年6月刊
ビーンズ文庫
著者:佐崎咲さん
伯爵令嬢・ジゼルは突然の王命で、 冷酷と噂の公爵・クアンツに嫁がされる。
ところが彼女を出迎えたのは、言葉を話す子犬ーーえ、クアンツ様!?
呪いで夜だけ犬になってしまうらしく、噂も人避けのための演技。
「(かわいいから)人前では笑わないで」って、 その本性はただのツンデレです!?
かわいすぎる公爵様との新婚生活、 呪いを解くため協力し、最高のものにしてみせる!
​     ↑楽天ブックスより、内容紹介文引用

登場人物
  ジゼル=貧乏貴族の娘。王命にてクァンツとの結婚を命じられる。
 クァンツ=王位継承権2位の公爵。
 ノアンナ=ジゼルの友人の侯爵令嬢。
  マリア=ノアンナの妹。非の打ちどころのない姉に対抗心を持つ。
  サーヤ=黒魔女。クァンツに、ある呪いをかける。


痩せた領地のせいで実入りが少なく、凡そ伯爵令嬢らしからぬ貧乏生活を強いられているジゼル。しかし、おかげで体力精神共に鍛えられた。
とはいえ、友人・ノアンナの名誉を守るために​王太子に意見してしまったのは拙かったか。彼女は自分のせいでジゼルにお咎めが行ったらどうしようと心配していたが、その予感は的中。
翌日、王宮に呼び出されたジゼルは国王から、甥であるシークランド公爵・クァンツに嫁ぐよう命じられたのだった。

貧乏故に社交界とは縁のないジゼルでも、クァンツの噂は耳にしている。
人嫌いで滅多に公の場に現れず、縁談も悉く断っていると言う。
もし仮に結婚するならばと妥協して彼が提示している条件もとにかく厳しいし、端から妻を迎える気は無いのだろう。
そんな相手と自分が結婚とは。
しかしながら王命に逆らうのは論外、その足で公爵邸へ向かったジゼルだったが、出迎えたのはモフモフの小型犬。
言葉まで話すその犬は、語る内容からしてどうやらクァンツその人らしい。
よくよく事情を聞くに、彼は以前魔女に惚れられ、ある呪いを掛けられたのだそうだ。
それは、結婚すると犬になってしまうというもの。

信じ難い話だが、当の魔女も現れてご丁寧に呪いの解呪法も教えてくれた。
彼を真に愛する者からの口づけを受ければ呪いは解ける。
そこで命令とはいえ、妻となったジゼルが協力することになり・・・。


コメディ寄りのお話ですが、ヒーロー・クァンツが結構チョロくて、ジゼルに落ちるのも早かったw
犬の姿になるのは夜のみと判ったものの、魔法で無理矢理変化させられ続けるのは体にも良くない。できれば早い事呪いを解かないと、と奮闘する二人。
しかし、真に愛してるって誰が判断するの? 当のジゼルは疑問に思いながらも、クァンツの為人を知るうちに心惹かれて行きます。
でも、本人達の知らぬ間に王位継承権に纏わる争いに二人は巻き込まれて行き、な感じで物語は進行。

内容自体は面白いんですが、全てが片付き、いざ種明かしってことで語られた国王たちの思惑が少々回りくどくて分かり難かったのが惜しい。勿論、ジゼルの思いがけない言動のせいで色々予定と狂ったってのもあるんでしょうけども。
呪いの解呪や、魔女との決着の流れは良かったと思います。


評価:★★★★☆





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最終更新日  2023.06.16 12:51:00
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