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中学時代にいじめていた廣吉の復讐に怯える光也達は、独自に調査を開始するが・・というストーリーなのですが、ラスト30ページがまさかの急展開を迎えて驚きました。よく「足を踏まれた側はその痛みを憶えていても、足を踏んだ側はすぐに忘れる」といいますが、まさに廣吉をいじめていた人達はそのことを忘れて平気な顔をして暮らしている・・廣吉は精神的に死に、可愛がっていた猫にまで手を掛けてしまったほどくるってしまったというのに。廣吉の両親が息子の為に復讐に走るのはもっともだと思います。いじめの加害者たちもくずだけど、担任の教師が一番くずですね。後味が悪い結末を迎えましたが、それまでことなかれ主義だった光也が変わっただけでも良かったですね。
2019年03月28日
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鬼と呼ばれた者の戦い。 何だか朝廷と越後の民達との戦いに、ページをめくるてが止まりませんでした。 まるで大河ドラマを読んでいるような気がしました。
2019年03月28日
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何だか予測が最後までつかない作品でした。 パラレルの意味は「平行宇宙」 同じ世界でも、若干のずれがある世界。 最後まで貪るように読みました。
2019年03月28日
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教師による児童への体罰、自殺強要事件ーしかしこれらは全て、被害児童の母親による嘘だった。マスコミの過熱報道、インターネットによる教師への誹謗中傷ー何だかクレーム社会と化した現代を象徴しているかのような事件でした。被害児童の母親の異常さが怖かったし、保身に走る校長や教育委員会にむかつきました。
2019年03月24日
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面白くて一気読みしましたが、何だか暴力と欲に塗れた男達の世界でした。アンジが怖くて堪りませんでした。
2019年03月22日
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幾重にも絡まった人間関係の糸が徐々にほどけてゆくような、面白い作品でした。
2019年03月12日
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「スクープ」の続編で、布施記者と黒田刑事が美容学校生のバラバラ殺人事件を追うサスペンス。中盤からスピード感があり、怒涛のラストまで一気読みしました。何だか二時間ドラマを観たような気がしました。
2019年03月12日
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読む活字といっていいほど、ページを捲るたびに場面が頭の中で浮かびました。ラストが意味深な終わり方でしたが、続編があったら読みたいですね。
2019年03月12日
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気になっていたファンタジーシリーズ。まだ序章部分にすぎないのですが、これからどうなるのかと思うと続きが読みたくて堪りません。図書館にあったら借りようかなと思っています。
2019年03月10日
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湯川の、恭平に向けた最後の言葉が胸にズシンと来ました。この作品は何度読んでも最高ですね。
2019年03月10日
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北海道道警を舞台にしたミステリーですが、警察内部の腐敗や派閥といったものが描かれていて、読みごたえがありました。スッキリしない終わり方でしたが、このシリーズの続きを機会があったら読みたいなと思っています。
2019年03月06日
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学生街を舞台にした殺人事件。ひとつのパズルのピースを組み立てるかのように事件の真相が明らかになるまでの過程が面白かったし、事件の真相が何だか切ないものでした。東野圭吾作品はどんな作品を読んでも楽しめますね。
2019年03月06日
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読み応えがある作品でした。
2019年03月06日
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「家事当番制か、悪くねぇな。お前達二人だけで家事を任せる訳にはいかねぇ。後の事は俺が上手くやっておくから、お前は仕事に戻れ。」「はい。」 千尋が自室へ戻ると、てる達が彼の方へ駆け寄って来た。「どうなりました?」「土方さんは前向きに検討してくれるそうです。」「それは良かったわぁ。これから家事が少し楽になりますねぇ。」「そうですね。」 歳三が家事当番制を設けた事により、千達二人にかかっていた家事の負担が少なくなり、その空いた時間を衣装の仕立てや劇の稽古に回せるようになった。「おい総司、この脚本書きやがったのは誰だ?」「わたしです。」「何で俺がロミオと背中合わせで大立ち回りした後に心中ってなるんだよ!原作だとジュリエッタは毒を飲んで死んだ振りして、ロミオがジュリエッタが死んぢまったって勘違いして自害して、ジュリエッタがその後を追うんだろうが!こんなのまるで歌舞伎じゃねぇか!」「土方さん、頭が固いなぁ。ひとつの作品を読んで、星の数ほど一人一人の読者の解釈や感想が違うんですよ。劇をやるにしても、それぞれ自分が思った結末を脚本にしてもいいと思うんです。」「確かに、それはそうだが・・」「わたし、原作の結末も良いと思うんですが、それよりも駆け落ちして追手と大立ち回りするロミオとジュリエッタの姿も良いと思ったから自分なりに脚本書いてみたんです。」 こうして、歳三達は会津藩に劇を披露する日を迎えた。 会場は屯所がある西本願寺内に設けられた舞台という事で、会津藩士達だけではなく、西本願寺の信徒達も集まり、舞台の前は大変賑わっていた。「何だか緊張するな・・」「大丈夫ですよ、練習通りにしましょう。」「はい!」 舞台に女装した隊士達と歳三が現れると、観客達はどっと笑った。 劇は滞りなく進み、いよいよラストの大立ち回りのシーンとなった。「ロミオ、ジュリエッタ、ここから先は通さねぇ~!」何故か追手役の隊士は、歌舞伎口調でそうセリフを言いながら見栄を切った。「ジュリエッタ、お前ぇを一生守り抜くぜ。」「お前様ぁ~」 背中合わせに戦う近藤と歳三に、観客達から声援が送られた。 劇は大成功で終わり、劇の後、歳三達は島原で打ち上げと称した宴会を開いた。「みんな、今日は良くやってくれた!今夜は無礼講だから、とことん飲もう!」近藤の言葉を聞いた隊士達は、一斉に歓声を上げた。「てめぇら、局長があぁ言ったからってハメ外すんじゃねぇぞ!」 歳三はそう言って隊士達に注意したが、彼らはもう聞いていなかった。「副長、お疲れ様でした。」「あぁ、明日は筋肉痛になるな。」「まだ若いんですから、大丈夫ですよ。」「そうか?それにしてもこうしてみんなと集まって飲むのは久しぶりだな。」「そうですね。こうして皆さんとまたお酒を飲める日が来ますよ。」「そうだといいな。」 そう言った歳三の横顔は、どこか寂しそうだった。この作品の目次はコチラです。にほんブログ村
2019年03月04日
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「土方さん、只今戻りました。」「おう、戻ったか。それで、どうだった?」「注文を引き受けて下さるそうです。」「そうか、これから忙しくなるな。」「土方さん、ジュリエット役を本当に演るつもりですか?」「会津中将様直々の頼みとあっちゃ断れないだろう。」 歳三はそう言いながら溜息を吐いた。 数日後、大坂から色とりどりの反物と、歳三が姉に注文した着物が届いた。「千、これから劇に出る奴を大広間に集めろ。」「はい!」 劇に出演する者達を大広間に集めた千は、衣装を作る為千尋達と協力して彼らの採寸をした。「結構時間がかかりますね、全ての衣装を二人で仕上げるのは。」「ええ。」「ごめんください、誰かおりませんかぁ?」 千が来客の応対の為に屯所の正門前へ向かうと、そこには風呂敷を抱えている十数人の女性達の姿があった。「あの、貴女達は・・」「うちらは大坂の梅澤屋から参りました。」 女性達の中からまとめ役と思しき中年女性が千の前に出てきて、一通の文を彼に手渡した。 その文には、劇の衣装を仕立てる手伝いとして、うちの女中達をそちらへ派遣する旨が書かれていた。「暫くの間、お世話になります。どうぞ宜しゅうに。」「こちらこそ、宜しくお願い致します。」 梅澤屋から派遣されて来た女中達は皆働き者で、衣装の仕立ての他に炊事などの家事全般を手伝ってくれた。「いつもわたくし達二人で家事全般をこなしているので、大いに助かります。」「うちらは大所帯分の食事を作るのに慣れてますけど、二人やと大変でしょう?」「えぇ。ほかに家事をする者が居ないので、結局わたくし達がすることに・・」「それやったら、家事を当番制にしたらどうでしょう?こんなに沢山働き盛りの男はんが居てはるんやから、交代して家事をやったらお二人の負担も軽くなると思うんです。」「それは良い考えですね。」 梅澤屋の女中・てるの話を聞いた千尋は、早速この案を歳三に話した。この作品の目次はコチラです。にほんブログ村
2019年03月04日
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何度読んでも、ラストの後味の悪さというか、切なさが胸にきますね。愛する女性の為に罪を犯したのに、それが報われないなんて切な過ぎる。
2019年03月01日
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娘を殺された母親の壮絶な復讐劇・・醜いアヒルの子から、美しい白鳥へと生まれ変わったネルの姿が強く逞しくて、復讐を終えた彼女が新しい愛を掴むまで、一気に読んでしまいました。
2019年03月01日
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二転三転する展開に、ページを捲る手が止まりませんでした。
2019年03月01日
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劇場型サスペンス小説で、終盤あたりを読んだら思わず叫びそうになりました。
2019年03月01日
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最初見知らぬ男達が別荘に入ってきてどうなるのかと思ったら、ラストのどんでん返しに見事にやられました。
2019年03月01日
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上巻は冗長過ぎて読むのが少し苦痛でしたが、下巻から一気に面白くなり、終盤まで一気読みしました。「マザー」の正体が怖いし得体が知れないので、気になるところで終わってしまいましたね。
2019年03月01日
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