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ドラマとは違って、原作ではひよりは父親と再会できて良かったですし、事件の真相も明らかになってよかったです。まだ続編がありそうなので、機会があったら読んでみようと思います。
2019年04月29日
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面白くて、あっという間に読み終えました。
2019年04月29日
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黒執事・薔薇王の葬列クロスオーバー中世パラレル小説です。ディズニー映画「ノートルダムの鐘」風のパラレルですが、一部キャラ設定や時代設定が違っていたりしますが、それでもいいよという方のみお読みください。「ご、ご主人様、僕は・・」「ヘンリー、お前まさか、外へ出たいのか?」「いいえ、僕は、僕は・・」「いいかヘンリー、外の世界は危険に満ちている。外の世界は、お前にとって地獄だ。」 バッキンガム判事は溜息を吐きながら、そうヘンリーに言い聞かせた。「二度とこのような事を口に出すな、わかったな。」「はい、ご主人様。」 バッキンガム判事が部屋から出て行った後、ヘンリーは自分が作った街の模型を眺めながら涙を流した。一度も外の世界を知る事なく、このまま鐘楼の中で一生を終えるなんて嫌だ。「ヘンリー、俺がついている。一度だけ祭りを見ればいいじゃないか?」「でも・・」「今日は道化の祭りだ、お前のことなんか誰も気に留めやしないさ!」「そうだよね!」 バッキンガム判事には決して見つからぬよう、ヘンリーは大聖堂の雨樋(あまどい)を伝い、初めて外の世界へと飛び出した。 外の世界は、今まで世間と隔絶された世界の中で生きてきたヘンリーにとって大変刺激的なものだった。 だが、そこはとても楽しい場所だった。あちこちと店を見てまわる内に、ヘンリーは一人の少年とぶつかってしまった。「ごめんね、怪我はなかった?」「お前、その顔は・・」 ヘンリーの焼け爛れた方の顔を見た少年は、恐怖の表情を浮かべていた。「おい、待て!」 自分に背を向けて走り出したヘンリーをシエルは慌てて追おうとしたが、その前に彼は厄介な人物と会ってしまった。「奇遇だね、まさかこのような場で君と会えるなんて!」 レースをふんだんに使った、まるで白孔雀のような服を着た金髪の男が、そう言って熱っぽい視線をシエルに送った。「お久しぶりです、ドルイット子爵。」「愛らしい駒鳥と再び会えるなんて、主に感謝を!」 ドルイット子爵はそう言って腕を大きく広げると、胸の前で十字を切った。「坊ちゃん、こちらにいらっしゃったのですか、探しましたよ。」 白粉の臭いを全身からぷんぷんとさせながら、セバスチャンがシエルの元へとやって来た。 よく見ると、セバスチャンの白皙の美貌には、ところどころ女達がつけたと思われる口紅の跡が幾つかあった。「お前、一体どこに行っていた?」「ジプシー達の元へ行っておりました、情報収集の為に。」「情報収集だと?」「何でも、近々ジプシー狩りがあるようです。」「ジプシー狩りだと?バッキンガム判事は一体何を考えて・・」そうシエルが言った時、一人の女がセバスチャンにしなだれかかった。「色男さん、貴方の運命を特別に占ってあげるわ。」「結構です。」「まぁ、それは残念ね。」女はそう言ってセバスチャンから離れると、ちらりと横目でシエルを見た後、雑踏の中へと消えていった。(何なんだ、あの女は?)にほんブログ村
2019年04月28日
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悪役レスラーのパパと、それを隠したいショータ。 親子の絆とは何かを考えさせられた作品でした。
2019年04月26日
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ドラマは未視聴でしたが、小説はぐいぐいと読み進められました。職場や家庭で孤立している男達のラクビ―チームに入った、訳アリの丸川。家族を捨てた彼が再び妻子に再会するシーンは胸が熱くなりましたし、ハッピーエンドで終わってよかったと思いました。
2019年04月26日
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黒執事・薔薇王の葬列クロスオーバー中世パラレル小説です。ディズニー映画「ノートルダムの鐘」風のパラレルですが、一部キャラ設定や時代設定が違っていたりしますが、それでもいいよという方のみお読みください。「ファントムハイヴ伯爵、お忙しい中わざわざわたくしの為にお時間を割いて頂き、ありがとうございます。」「いいえ、こちらこそ。」 先程セバスチャンからバッキンガム判事の冷酷ぶりを聞かされていたシエルは、バッキンガム判事に愛想笑いを浮かべながら、彼に対する不快感を完璧に隠した。「それで、本日はどのようなご用件でわたしに会いに?」「今日は道化の祭りですな。伯爵、急なお願いで申し訳ないのですが、伯爵の兵を少しお借りできないかと思いまして・・」「兵を?何故です?」「祭りになると、毎年ならず者達が良からぬものを運んできますからね・・その駆除の為に。」「申し訳ありませんが、兵を貴殿にお貸しする事は出来ません。」「そうですか・・それは残念です。」 バッキンガム判事はそう言って溜息を吐くと、客間から出て行った。彼が乗った場所が遠ざかるのを確認したシエルは玄関ホールに入るなり、近くに置いてあった花瓶を床に叩きつけた。「何が駆除だ、あの男!」「坊ちゃん、落ち着いて下さい。」 セバスチャンはメイドのメイリンに花瓶の破片を片づけるよう命じた。「坊ちゃん、お怪我はねぇですがか?」「大丈夫だ、さがれ。」「はいですだ。」 セバスチャンは、主の怒りが鎮まるのを暫く待った。「セバスチャン、祭りに行くぞ。」「お供致します。」 ノートルダム大聖堂の鐘楼では、ヘンリーが鳩の雛鳥を掌に乗せ、そこから広場を見下ろしていた。 広場は祭りの為に設けられた屋台の料理のうまそうな匂いや、音楽、人々の喧騒に満ちていた。「さぁ、おゆき。外は素晴らしい所だ、君はこんな所に居ちゃいけない。」やがて雛鳥は小さな羽をはばたかせ、パリの空へと旅立った。「漸く旅立ってくれたわね、全く!」そう言いながら口の中のおが屑を吐き出したのは、老女の石像・マリーだった。「運が悪かったね、婆さん。」するすると一匹の一匹のネズミがヘンリーの肩の上に登ると、彼はそう言ってチュウと鳴いた。「今年の祭りはいつになく賑やかね。ほらヘンリー、芸人が綱渡りを始めたわよ!」マリーがそう言ってヘンリーの方を見ると、彼は俯きながら泣いていた。「どうしたの、ヘンリー?」「みんな楽しそうなのに、どうして僕だけが・・」「一度だけ外へ抜け出せばいいじゃないか、ヘンリー?」ネズミのヴィクトルは、そう言ってヘンリーの頬を舐めた。「出来ないよ・・だって僕はモンスターなんだもの。」ヘンリーがそう言った時、誰かが階段を登ってくる音がした。「誰かと話している声が聞こえたが、俺の空耳か?」「ご主人様、おはようございます。」 バッキンガム判事は、ヘンリーの肩の上に乗っているヴィクトルを忌々しく見つめると、ヘンリーに書き取りの復習をさせた。「F・・フェスティバル!」「今、何と言った!?」にほんブログ村
2019年04月26日
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黒執事・薔薇王の葬列クロスオーバー中世パラレル小説です。ディズニー映画「ノートルダムの鐘」風のパラレルですが、一部キャラ設定や時代設定が違っていたりしますが、それでもいいよという方のみお読みください。それは、寒い冬の夜の事だった。 セーヌ川をすべるように進む小舟の中には、疲れ果てた顔をした数人のン旅人が、少しでも暖を取ろうと互いの身を寄せ合うようにして座っていた。 やがて彼らを乗せた小舟は船着き場に横づけにされた。 頭からフードを被った女が、寒さと空腹で泣く赤子を必死であやしたが、赤子は泣き止むどころか、ますます激しく泣きじゃくった。 その時、建物の陰から数人の兵士達が飛び出して来たかと思うと、彼らはあっという間に旅人達を取り囲んだ。 女は恐怖に怯えながら、腕に抱いた赤子を守ろうと、己の胸元へ引き寄せた。すると、船着き場から少し離れた所から、黒馬に跨った一人の男が彼らの前に現れた。 パリの冷酷な独裁者・バッキンガム判事だ。「こいつらを牢に繋いでおけ。」 武装した兵士達に取り囲まれた男達は、大人しく兵士達に捕らえられた。冬の寒さと飢えで凍え死ぬよりも、牢に繋がれた方がマシだからだ。「おい、お前何を隠している!?」「盗んだ物を隠しているに違いない、その女を捕らえろ!」 女は兵士達に捕らえられる前に、身を翻して船着き場から逃げ出した。「待て!」バッキンガムは黒馬を鞭で打つと、女を追い始めた。 女は必死にバッキンガム判事から逃げようとしたが、馬と人間の足ではスピードが違う。 徐々にバッキンガムの黒馬が女との距離を詰め、黒馬の荒い鼻息が女の背中にかかった。 それでも女は我が子を守る為、聖域であるノートルダム大聖堂へと続く石段をつんのめるようにして上り、正面扉を叩いた。「助けて!」女は堅く閉ざされた大聖堂の門を叩いたが、中から人は出てくることはなかった。だが女は我が子を救いたい一心で、神に救いを求めた。 しかし、バッキンガムが彼女の背後に迫っていた。女は必死にバッキンガムに抗ったが、バッキンガムは女の腕から赤子を奪い取った。その拍子に女はバランスを崩し、後頭部を石段に打ちつけ、ぐったりとしたまま動かなくなった。 バッキンガムは腕に抱いていた赤子が泣き出し、その小さな身体を包んでいた布を少し持ち上げ、その顔を見た途端彼は思わず顔をしかめた。 赤子の顔の左側は、醜く焼け爛れていたのだ。バッキンガムは赤子を井戸へと落そうとした時、中から司祭が出て来た。「やめろ、これ以上罪なき神の子を殺めるつもりか!?」「俺は正義を遂行しようとしたまでだ。」「神は全てをご覧になっているぞ、バッキンガム!」 その時、バッキンガムは感じたのだ、罪なき女を殺めた自分に対する神の怒りを!「どうすればいい?」「この子を我が子のように育てなさい。」「では、この子はノートルダムの鐘楼に住まわせる。こいつは化け物だからな。」 こうして、バッキンガムは赤子をヘンリーと名付け、ノートルダムの鐘楼に住まわせた。「坊ちゃん、バッキンガム判事様がお見えになりましただ!」「わかった、すぐ行くと伝えろ。」 シエルは忠実な従者を連れ、自室から出てバッキンガムが待つ客間へと向かった。にほんブログ村
2019年04月26日
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ディズニー映画の小説版です。母を亡くしたクララが、彼女が遺した王国の危機を救うというストーリーなのですが、母が遺したものは、クララの中に生きているのだというラストシーンが胸にぐっときました。
2019年04月24日
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黒執事・薔薇王の葬列クロスオーバー中世パラレル小説です。ディズニー映画「ノートルダムの鐘」風のパラレルですが、一部キャラ設定や時代設定が違っていたりしますが、それでもいいよという方のみお読みください。 今日もパリの街に朝の訪れを告げる、ノートルダム大聖堂の鐘の音が鳴り響いている。 大小の鐘が美しい音色のハーモニーを生み出しているが、誰もそれを奏でている者の名も正体も知らない―「今日もあのうるさい鐘の音で起こされた。」 主の不機嫌な顔を見ながら、彼の従者は紅茶色の瞳に優しい光を宿した。「坊ちゃんは、あの鐘を鳴らしている者が誰なのかご存知ですか?」「そんなの、僕が知る筈がないだろう。」「そうですか、ではわたしが坊ちゃんに教えて差し上げましょう。鐘を鳴らしている者は、顔に醜い大きな傷がある怪物だそうです。」「怪物だと?」「えぇ。その怪物は光り輝くような金髪、宝石のような蒼い瞳、雪のような白い肌を持った怪物の名は、ヘンリーというそうですよ。」「怪物らしからぬ高貴な名だな。まだラテン語の授業まで時間がある。セバスチャン、退屈しのぎにもっと僕にその怪物の話を聞かせろ。」「御意、ご主人様。」 セバスチャンはそう言って軽く咳払いした後、ノートルダムの鐘楼に棲む怪物の話を始めた。 同じ頃、その怪物・ヘンリーは朝日を浴びながら鐘を鳴らしていた。 その時、風が吹いてヘンリーの焼け爛(ただ)れた顔があらわになった。にほんブログ村
2019年04月22日
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事件の真相が明らかになり、読み終わった後は呆然となってしまいました。
2019年04月21日
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放火犯に拉致されたテッドは、アルツハイマー病を患うおばあちゃんを探すため、お婆ちゃんから教えられた事を思い出しながら放火犯から逃げ出すのだが・・というストーリーです。スリリングな展開の後に、心が温まるラストシーンを読み終え、アルツハイマー病になってもテッドとおばあちゃんの時間は永遠に続くのだと思いました。
2019年04月21日
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小説で読むコナン、最初から最後まで面白かったです。映画が楽しみです。
2019年04月21日
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ドラマよりも原作の方が面白かったです。3まで出ているようなので、機会があったら読んでみようと思います。
2019年04月19日
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劇場公開時に映画館で観たかったのですが、お金と時間がなくて断念していましたが、偶然近所のツタヤでブルーレイを見かけたのでレンタルして観ました。以下、感想箇条書き。・全体的に面白かったです。グロテスクなシーンがありましたが、原作を忠実に再現してくれていて良かった。・シエルかっこいい。リジーを「お前を必ず守ってみせる!」と言ってリジーを懸命にゾンビから守るところが好き。・リジー、テレビアニメ版では可愛くてユルフワ系女子の印象が強かったのですが、原作のあの名シーンがアニメで再現され、リジーの凛々しい姿にしびれました。ミッドフォード家の人達もかっこいい・・・葬儀屋がセクシー過ぎて萌え死にそうになりました。・セバスチャンが坊ちゃんに向かって手を伸ばすシーンも良かった。アニメは全て観ておりますが、作画の良さや声優さんの演技が素晴らしいの一言に尽きます・・出来たら、寄宿学校編もアニメ化して欲しいです。
2019年04月19日
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近所のイオン内にある書店で見かけて購入しました。誰が犯人なのだろうかと思いながら読み進めてゆき、衝撃的な結末に唖然としました。
2019年04月18日
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「ジュラシックパーク」の続編。マイケル・クライトンさんの作品は、人間によってつくられた恐竜が人間に牙を剥くのは前作と同じ設定なのですが、今作も人間のエゴというか、深い業を描き出していました。独自に繁殖をし、進化した恐竜たちの姿が怖かったです。
2019年04月18日
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子どもが欲しくてたまらない夫婦と、望まない妊娠をした女―複雑な糸が交錯し、殺人事件が発生して・・というストーリーなのですが、夢中になって時間を忘れるほど読みました。ジュリアナは男に翻弄された可哀想な女でしたが、短い間だけでも娘と共に過ごせてよかったと思います。エリカ・スピンドラ―の作品は何作か読んだことがあるのですが、この作品もハリウッド映画のように面白かったです。
2019年04月16日
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この作品も何だか後味が悪かったというか・・会社に翻弄された一人の男の哀れな姿が日記を通して語られているような気がしました。
2019年04月16日
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銀行ものなので、「半沢直樹」のような勧善懲悪小説かなぁと思って読んでみましたが、なんというか、家庭でも職場でも問題がある男の嘆きを描いた作品でした。まぁ、現実は半沢直樹みたいなスカッと爽快な展開にはなりゃしませんよねぇ・・
2019年04月14日
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ベトナム帰還兵・リーと、人気作家とその仲間達との戦いを描いた作品なのですが、リーはPTSDに苦しめられ、彼が戦場で見た光景が克明に描かれていて戦争の愚かさや人間の残虐性といったものを考えさせられる作品となっていました。
2019年04月11日
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最初からどうなるのかなぁと思いながら読み進めていきましたが、ラストが衝撃的でした。二時間サスペンスドラマを活字で読んだような気がしました。
2019年04月11日
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空也の修行が続くのだと思っていたのですが、最後の一行を読んで衝撃を受けました。
2019年04月07日
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UFOに絡んだ国家の陰謀に巻き込まれる一人の男の逃走劇。かなり面白かったです。
2019年04月06日
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スリリングなサスペンス映画を読んでいるかのような作品でした。
2019年04月06日
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異常気象を発生する装置をめぐる陰謀に巻き込まれる美女二人。 息をつかせぬ展開に夢中になりました。
2019年04月06日
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小学校の非常勤講師が、学校内で起きる事件を解決する短編集。 どの話も痛快で面白かったです。
2019年04月06日
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この作品は何度も読み返しましたが、面白いです。
2019年04月05日
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高校生の頃、シドニィシェルダンの作品が好きで良く読んでいました。 この作品は最初から最後までドラマチックで面白かったです。 シドニィシェルダンさんの作品は読んだら止まらないのは、ドラマプロデューサーだったからでしょうね。
2019年04月05日
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ジーヴズの有能ぶりを今回も堪能できた短編集でした。
2019年04月04日
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短編集ですが、全ての話が繋がっていてとても面白かったです。 ラストシーンが痛快です。
2019年04月04日
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何だか不思議な小説でした。
2019年04月04日
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天才執事ジーヴスの活躍ぶりは、読んでいて面白かったです。
2019年04月01日
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短編集でしたが、それぞれのお話が面白かったです。
2019年04月01日
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「天使の子」という意味がラストで判って驚きました。
2019年04月01日
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