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みなさん、こんにちは。花粉が飛び始めているそうですが、まだまだ寒いですね。インフルエンザも猛威をふるっていると聞きます。私はこの冬は結局風邪をひかなかったです。いつもお正月に気が抜けて、ひくのが恒例でしたが今年は大丈夫でしたね。初風呂に温泉をはしごしたのがよかったのかな?さて、今発売しているGINZAに登場させて頂きました↓「肌力とは?」の問いかけに、自筆のプラカード持った写真で答えています。↓今発売しているVOCE4月号に、私が開発したサプリメント「キャッツクローエキスAC-11」が、ドクター注目の4大美白成分の中で選ばれました。そう、AC-11って実は美白効果もあるんですよね。「免疫力向上やDNA修復促進効果があるとしてFDA(米国食品医薬品局)も認めています」と皮膚科医の友利先生が推奨して下さっています。頑張って作ったから嬉しい!!そして、今発売しているananの「アーリーアンチエイジング特集」で、アンチエイジング食について、カラー4ページ、私が監修しています↓掲載されている「編集部のおススメ」って書いてある市販の加工品については、私が紹介した食材が入っている物を、anan読者がスーパーなどで気軽に手に入るものでということで、編集の方が選んだものです。そこで、特別版として今日は、気軽には手に入らないけど、鬼的な市販品のチョイスをしてみますね!ananと合わせて読んでみて下さい。DNA修復に、亜鉛、葉酸、核酸が補給できる宮崎産のたたみいわし↓(ちなみに、記事中に核酸がミネラルと誤記されているのを見逃してしまったのですが、核酸はアミノ酸で構成されている高分子で、ミネラルではありません。)抗糖化によい生姜。最近気にいっているのは、金時生姜末の粒!添加物なしで、発芽玄米粉で固めてあるんです。これなら、7歳のうちの息子でも、水で流し込めば飲めるようになり、風邪の時助かっています↓↓光老化撃退によいトマト。紫外線を浴びたら、この1本。北海道産無肥料、無農薬のこの最高においしいトマトジュースで。↓大豆イソフラボンが有名ですが、実は葛にもイソフラボンが含まれています。お湯で溶いて、ハチミツや生姜を入れるとおいしく飲めて、この季節体もすっごくあっためます。放射能検査済みの、野生の吉野葛(近畿・四国・九州産)さて、原発都民投票を求める署名は、あのあと残り1週間で驚異的な伸びを見せ、法定数を軽く超え、2月22日現在で、署名数なんと331809筆集まっています。必要数は214236筆だったので、すでに大きく超えています。選挙などで署名を集めることが出来なかったために、まだ署名収集中の八王子市、府中市などを合わせると、もっといくのではないかと言われています。大阪市も法定数集まり、東京都でも現状で都民の32人に1人が、原発の是非を問う都民投票をやらせてくれと望んで署名したということになります。この署名はただの署名ではありません。原発の是非に関する住民投票の条例制定を直接請求するのに、法的に効力のある署名なんです。ところが、驚いたのはこのあとの石原都知事の発言でした。石原都知事記者会見「原発反対はサルに戻ること」石原慎太郎都知事の会見より抜粋そんなもん条例作れるわけないでしょ。作るつもりもないよね。これはね、だからね原爆もそうなの原発も原爆のね、トラウマがあるからね、なんかみんなね、その一種のセンチメントで、恐怖感で言うけどね、あなた言うんだかどうか知らないけど、こんなのは吉本隆明の人までがね、とにかくね、「原発に反対するのはサルと同じだ」と。人間の進歩っていうのはね、この近代精神っていうのは、とにかく、人間はね、技術を開発することで進歩してきたと。それを容認するのがね、歴史の原理だという事を言っててね、その原発をとにかく反対って言う人は、代案も出さずに言っているからセンチメントで言ってるから、これは結局人間の進歩というのを認めないま、人間がサルに戻る事です。えらいはっきりした事言ったけど、私も同感ですな。人間のねー、進歩っていうのはやっぱり、人間が自分の手で技術を開発し、挫折があったり、失敗があったり、その、あ、事故もあったけど、それをね、体験しながらね、要するに克服をすることで、その文明は進歩し、今日まできたんですよ。原発は大事故が起きなかったとしても、そもそも、そこで働く人を被曝させることなくしてはメンテナンスすら出来ないという基本的な欠点があります。しかも発電によって出来る「放射性廃棄物」の処理方法も、まだ見出されていません。こんな大量の核のゴミを残すのは、私たちの子孫に対しても、あまりにも無責任なことです。そして、原発事故は一度の事故どころか、この50年に大きなもので3度も起き、そのたびに何十年、何万年と放射線を出し続ける物質をまき散らし、土壌を汚染しています。「あ、事故もあったけど」と都知事は軽く言いますが、1度でも起きたら取り返しがつきません。時間がたってから、ガンを発症して苦しむ方々もいます。その上、日本は世界でも類を見ないほどの地震国。更に、現在地震の大活動期に入ってしまった。そんなところに原発があれば、これは時限爆弾を抱えているみたいなものです。代案代案と言いますが、原発のエネルギーは事故前でも20.1%の使用。現在は日本全国で2基しか動いていませんが、停電はありません。本当に、そんなリスクをしょってまで、どうしてもやらないといけない発電なのでしょうか?1社独占をやめて送電線使用を自由化すれば、多くの自然エネルギーも参入出来て発展できます。日本は民主主義の国でしょう。法律で決められた正しい方法で署名を集めた都民の多くの意志に対して、「条例作るつもりない」と言い放ち、サルだと罵倒する。寒い中震えながら、息子と一生懸命集めた署名、そして署名してくれた人たちの思い、、、今回は私も署名受任者として、それらを肌で少しは感じたので、知事のこの発言には、本当に驚いたと言うか、心底呆れてしまいました。私は昔から選挙には必ず行きますが、基本的に今までは、政治がどうであれ自分の道を歩くだけだとも思っていました。買い物は投票行動だから、よりよきものを選んだり、その情報をブログでシェアしたり、自分の畑では無肥料、無農薬、自家採種を実践し、理想を追求してきました。しかしどんなに頑張っている畑にも、放射性物質は無残にも降り積もるのです。願いをこめてひまわりを植えましたが、土壌は250ベクレルです。我が息子の尿からは原発由来のセシウムが出てきました。法律で、種とりを禁止される懸念まで出てきました。もう、大きな仕組みを変えなければ、どうしようもないところまできています。それには、1人1人の力、1人1人の意識が変わることでしか流れを動かせないのだと思います。未来は、私たち次第で、まだ変えられます。THE BLUE HEARTS チェルノブイリ 脱原発の署名ができるサイト(いろんなアクションに対する署名情報が掲載されてます。)
2012年02月24日
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さて、前回の続きです。けれど日本では、今はまだ、そんなに深刻な事態ではありません。輸入が許可されているGM植物も大豆、菜種、とうもろこし、甜菜、じゃがいも、アルファルファ、パパイヤ、綿です。この中でとうもろこしと大豆と菜種が一番すごい量が口に入っています。でも、みなさんスーパーで「遺伝子組み換えでない」という表示のものをよく見るでしょ?あれは別に表示義務ないんですよ。ないけど95%遺伝子組み換えでないなら、ああいう風に表示してもいいことになっているんです。本当は「遺伝子組み換え」であるという表示義務があるだけです。さて、例えばどんなものに表示義務があるでしょう。豆腐、油揚げ、おから、湯葉、高野豆腐、納豆、味噌、きな粉など豆類とこれを主原料にする加工品、コーンスナック、コーンスターチ、ポップコーン、冷凍とうもろこし、とうもろこし缶詰ととうもろこしを主原料にする加工品、ポテトスナック菓子、乾燥、冷凍ばれいしょ(じゃがいも)、馬鈴薯粉、ばれいしょを主原料にした加工品、アルファルファを主原料にするもの、甜菜を主原料にするものでも、こういう食品を見て、(遺伝子組み換え)という表示のもの、見たことあります?もしかしたらどこかには存在するのかもしれませんが、少なくとも私は見たことないです。なんでないか?それは、そんな表示があるとほとんど誰も買わないからです。だから、こうした表示しなきゃならないものに関しては、遺伝子組み替えでないものを使うんです。でもおかしいですよね?大豆の自給率は6%ですよ?とうもろこしは1%未満です。日本はアメリカから大量にこの2つを輸入していますが、アメリカのとうもろこしの85%、大豆なんか91%がGMです。ではこれら、大量に輸入されているGM作物は、どこに行っちゃったんでしょう?ほとんどが油!大豆油、コーン油、菜種油、キャノーラ油、そして油が含まれるマヨネーズ、マーガリン、ショートニング(クッキーやパンに入ってます)、そしてガムシロップ、醤油ですよ。そう、油や醤油、酒、食品添加物など、たんぱく質が残らないものには表示義務がないんです。それよりもっと、目に見えない所で、たくさん使われているものがあります。何か分かりますか?遺伝子組み換えのダイズ粕、トウモロコシ、ナタネ粕、綿実粕は、何を隠そう、日本の家畜飼料として大量に消費されているのです。これはたんぱく質もDNAも残っているから、動物の体に取り込まれて、そして人間へ例のマイクロRNAが移行することもあるかもしれませんね。欧州では餌にGM作物を使わない肉や乳製品が販売される動きが広がっています。さて、文字ばかりが続きますので、ちょっと小休止。遺伝子組み換えでない鹿北製油の国産有機菜種油を。私がプロデュースするオーガニックのお菓子ブランドにも鹿北さんの菜種油を使用しています。もう1つおススメなのは、この納豆!↓熊本県で無農薬で育てられている、ミサヲおばあちゃんという人が畑で偶然見つけたとされる幻の地大豆を使った納豆です。肥料も、化学肥料や動物堆肥を使わず、米ぬかと納豆菌で発酵させて作ったボカシを使用しているだけだそうです。この大豆は糖分がおおく、納豆菌の繁殖も良い、納豆になるべくして生まれた大豆なんですって。ほんっとおいしくって、私はヤミツキです。ごぼう茶といい、この熊本県菊池村の農家グループさんの作る作物はほんとすばらしくて、今注目しています。農園納豆さて、続きです。でも、それでもね、今の日本はまだこれでも守られています。表示義務があるから、油や醤油を除けば、よく見たらちゃんと分かります。表示義務があるから、企業も頑張って組み換えでないものを使います。でも、アメリカでは遺伝子組み換えの表示義務がありません。GM作物をもっと売りたいアメリカにとっては、日本のこの表示制度は目の上のたんこぶです。TPPに加盟すると、この表示制度がなくなる可能性があるということで問題になっています。経団連の会長が、かなり強引にTPP加入を求めているんですが、この方が会長をしている会社は、遺伝子組み換えの最大手のM社と業務提携をしているんですね。なるほどー、だからかと、すっきりしました。↓この田中康夫さんの代表質問、そのことにも切り込んでいて、聞いててすごいスッキリ!田中康夫議員の代表質問ところで、米国食品医薬品局(FDA)が、ついに遺伝子組み換えされた「鮭」を許可しようとしてるんですって!動物としては市場に出回るのは初めてみたいですよ。年中成長ホルモンを分泌するように遺伝子組み換えされているので、成長速度が通常の倍なんですって。これ食べて、またこのマイクロRNAが私たちの体に入り込むと、何が起こるのだろう。TPPに加入したら、こんな鮭も入ってくるかも?TPPには私はもちろん反対。ただ、「遺伝子組み換え」表示は義務だけど、「遺伝子組み替えでない」という表示は義務ではないので、この表示制度がなくなろうとも、消費者の意識が高くさえあれば、企業はやはり「遺伝子組み替えでない」と表示できるように、頑張り続けるのかもしれないです。少なくとも私は、化粧品に使用する大豆由来のビタミンEや大豆レシチンですら遺伝子組み換えでないものを探します。ほんと、びっくりするほどないんですよ。特にビタミンEはほとんどが合成。天然では日本で出回っているものは、遺伝子組み換え不分別のものばかりです。それでも必死で探せばあるんですよ。ただ、これを書いている途中で、シードセイバー関係の方から、いよいよアメリカで自家採種(自分で作物から種取りする)が禁止される法案が通りそうで、日本も追従するだろうという情報が入ってきました。消毒をしていない種取出来る固定種を、種屋が販売することも出来なくなるかもしれないそうです。真偽のほどは分からないけど、目の前が暗くなりました。この春から畑を整備して、自家採種で本物の野菜をまた作ろう!と意気込んでいたのですが、、、命の源である「種」を商品として、大企業に牛耳られること。このことの本当の怖さを、多分多くの方はあまり分かっていないと思います。まだ、私たち次第で未来は変えられます。出来ることなら「声」を上げていきましょう!!↓1クリック応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ
2012年02月17日
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みなさん、こんにちは。まだまだ寒い毎日が続きますね。そろそろ花粉が飛び始めています。今年のスギ花粉には最大で25万3000ベクレル/kgの放射性セシウムが含まれることを、林野庁が2011年12月27日に公表しています。スギ雄花に含まれる放射性セシウムの濃度の調査結果について(林野庁)花粉症じゃない方も、今年の花粉には要注意。外出時にはマスクをお勧めします。全国の花粉の飛散開始予想私はあいかわらず、ファンデーションの発売準備でバタバタしています。スキンケア製品と違って、コンパクトとかパフとか、展示什器とかいろいろなものが必要なんですよね。イメージ写真をどうするかとか、キャッチコピーとか、諸々。まずは中身を最高のものに仕上げたら、次は外見。外見にお金をかける気はないのですが、中身さえよければ外は何でもいいかというと、それは私は嫌なんです。コスメは毎日使うものだから、持ってて嬉しくなるようなデザインじゃないとね。あとは、内容やコンセプトをどう伝えるか。基本的に文章は私が書くんですけど、熱くなりすぎて長くなりがちなのが玉にきず(笑)そしてポスターやPOPは手紙の一種だと思うから、メッセージをちゃんと伝えたい。そのためにどうしたらいいか、あれこれ考えるのも結構楽しいです。畑は現在、新しい畑を整備中で、この冬は畑作業が出来ませんでした。新しい畑が、少し斜めになっているので、砂止めを作ったりしています。春には工事が間に合って、種蒔きしたいんですが、間に合うといいなー土もちゃんと浄化して、いろいろ在来種の種を集めて、いっぱい植えようと意気込んでいます。また、ご報告しますね。種、、それは植物の情報がすべて詰まっているもの。命の設計図。そこに、あるのはDNA、RNA、そしてその中に含まれる遺伝子情報。その設計図通りに、大豆は大豆になり、薔薇は薔薇になる。その設計図は、突然変異で変わることもあるけど、自然にまかせている限り、とんでもないものと、掛け合わされたりはしません。いわゆる品種改良とは、例えば、大きな実をつけるけど収穫が少ない品種と、実は小さいけどたくさん収穫出来る品種を交配させて、根気よく大きな実をたくさんつける品種が出来るのを待つこと。ところが遺伝子組み換えの世界と言うのは、この問題に詳しい安田節子先生によるとホタルの遺伝子を入れたトルコキキョウ、ヒラメの遺伝子を入れたイチゴやトマト、クモの遺伝子を入れたヤギ、ヒトの遺伝子をいれたコメなどなんでもありの世界です。最近では品種改良の世界にも、放射線で突然変異を起こしやすくしたりする技術を使い、かなり不自然なものになっています。ちょっとくらいの品種改良にしておけばいいのですが、1、形が均一で、2、成長が早く、3、一斉に発芽し一斉に収穫できるという便利で簡単なことを追求したあげく、種の多様性が失われ、野菜の味さえ全国均一になってきています。そもそもこうした種は、一代目しか優良な作物が出来ずに、2代目からはガタッと性質が崩れるので、種取り出来ず毎年種を買わなくてはいけません。こうした1代限りのF1種子は、肥料を多く投入すれば作物がよく成長するように出来ています。だから化学肥料がおおいに普及しました。しかし雑草もよく生えるし、虫もつきやすいので農薬使用が前提です。そこでじゃんじゃん農薬や除草剤をかけていると、やっぱり収量も落ちてきてしまいます。種はF1種を毎年買うのではなく、固定種や在来種の種から出来た作物から、毎年種取していくことで、自分の畑の土や環境にあった多様性のある作物が出来ます。こうした自家採種は、肥料を入れなくても育つようになってくるし、そうすれば虫も多くは寄ってきませんので農薬もいらなくなります。ところが、あろうことか一部の大企業が、自家採種どころか、「農薬をじゃんじゃんかけても枯れないように、遺伝子を組み替えちゃえ!」とか「殺虫成分を自ら作り出して、食べた虫を殺してしまうような遺伝子を植えつけちゃえ!」とか、恐ろしいことを考えたために、品種改良どころじゃない領域に手を出してしまいました。栄養価が高くなるわけでもなく、味がおいしくなるわけでもなく。作物が殺虫成分をどんどん作り出すとか、摂取する私たちの体にとって全然ありがたくもない、こうした遺伝子を不自然に組み替えられた食べ物が体に入ることを、なんとなく気持ち悪いと思っている方も多いと思います。しかも現在の日本の安全性審査は、、、、1、審査自身が輸入者の任意であり、強制力はない。2、申請者の提出した書類を審査するのみであり、第三者機関による試験ではない。3、組み換えされた作物そのものの摂取試験は実質免除されている。4、組み込まれたタンパク質も急性毒性試験のみ。(長期的、慢性的毒性については免除)遺伝子組み換え作物の最大手M社のWEBサイトでは、「なぜGM(遺伝子組み換え)作物に人間での臨床試験が実行されていないのですか?」という問いに以下のような答えが書いてあります。「GM作物に導入されたDNAの安全性をテストする必要はありません。」「人間では遺伝子組み換え食品の安全性をテストする必要性や価値はありません」なぜそうかという、ここに書いてある理屈がすごいのですが、すべてのGM作物を、ノンGMの作物と比べて分析すると、タンパク質の濃度、炭水化物、脂肪、アミノ酸、食物繊維、ビタミンの含有量などがほぼ変わらないので、それだけで 「実質的に同等」だと。栄養価が変わらないから両者は同じだと。同じものに対して、安全評価なんかいらないと、こういうぶっとんだ理屈のようです。栄養価とかじゃないでしょ、殺虫成分どんどん作り出す遺伝子とかを組みこんどいて?遺伝子の話しているのに、栄養価の話とすり替えるってすごい理屈ですね。ここで一息。今回はちょっとヘビーな話が続きますので、癒される写真をお届けします。↑こないだ寺田本家に行った時に、行く途中で遭遇した猫たちとうちの息子です。友人の石田大介君が撮った写真なんですが、彼にしか撮れないとてもやさしい写真だと思います。●2010年3月 アメリカ環境医学会(AAEM)は、GM食品を排除した食事指導を患者に行うよう、あらゆる医師に呼びかけました。また、GMO(遺伝子組み換え生物)の中止、企業に依存しない長期的な検証の実施、食品表示を求め、次のように述べました。「いくつかの動物実験では、不妊性、免疫の問題、加齢の進行、インスリン調節、主要臓器と胃腸系の変化など、GM食品に付随した深刻な健康リスクがあることが示されている。(略)GM食品と健康の悪化については偶然とはいえない関係がある。つまり、因果関係がある。」●2011年12月 ペルー政府は遺伝子組み換え作物の導入を10年間停止する法律を公布しました。これにより、ペルーでは、今後10年間、遺伝子を組み換えた植物や動物の輸入、遺伝子を組み換えた農畜産物、水産物の栽培、繁殖を行うことが禁じられました。●米国のシェフが警鐘鳴らす遺伝子組み換え●遺伝子組み換え大豆は赤ちゃんを殺す?ロシアでの研究●↑この研究を発表した博士が日本に来た時の質疑応答記録●GMとうもろこしで肝臓障害 フランスでの研究(2009年12月 英文です)アメリカのナチュラルニュースというのを見ていたら、こういうのもやっていました。これは必見です。見るとびっくりしますよ。●遺伝子組換食品は臓器の機能を変えてしまうGM作物の遺伝子情報であるマイクロRNAが、消化管を通過して血液に入り込み、肝臓、脳、生殖器、腎臓、心臓などの臓器の機能を書き換えてしまう可能性があると言う最新情報です。でもね、こういう遺伝子組み換え作物の危険性の研究ってあんまり盛んではありません。やっても潰されることが多くて、やれないんですよ。1998年、イギリスのローウェット研究所のパズタイ博士は、マウスに遺伝子組換えじゃがいもを食べさせる実験を行い、免疫力の低下や内臓の障害(膵臓の重量低下、内臓細胞の増殖、肝臓の重量低下、胃の粘膜が厚くなる)がはっきりと認められたので、テレビ会見でこのことを発表しました。世界中のテレビ局から研究所に問い合わせが殺到した。ところが、研究所では博士のコンピュータにロックをかけ、データを没収、2日後には博士はクビにされてしまいました。これが「パズタイ事件」とされる象徴的な事件です。今ではこの博士の試験は不備があったことにされています。さて、例のごとく長すぎて一度にアップ出来ませんでした。すみませんが後編に続きます。↓1クリック応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ
2012年02月17日
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みなさんこんにちは。前回の続きをアップする前に最新ニュースがあります。昨日、朝日新聞ニュースに掲載されていた記事です。ナノ材料、国が安全評価へ 吸引で健康被害の懸念時間が経つと記事が削除されてしまうことがあるので、念のため内容をそのまま添付しておきますね。 日用品に広く使われているナノ材料について、国は、製造現場で作業員への安全性を調べ、規制が必要か検討する。また、一般の人がどの程度、体内に取り込むのか、健康への影響がないのか調べる。動物実験では、発がん性や胎児への影響を示す結果が相次いでいるためだ。 ナノ材料は一般的に、直径が100ナノメートル(ナノは10億分の1)以下の物質をいう。工業製品や化粧品、食品、医薬品などに使われている。炭素原子が筒状につながったカーボンナノチューブは、半導体や燃料電池などに、二酸化チタンやシリカは日焼け止めやファンデーションなどに使われている。 一方で近年、動物実験ではナノ材料の安全性を疑わせる結果が相次いでいる。 国立医薬品食品衛生研究所などは2008年、カーボンナノチューブを腹に注射したマウス16匹のうち14匹が、がんの一種の中皮腫になったと発表した。アスベストと形が似ていることが影響すると指摘された。欧州では来年からナノ粒子のサイズを表記しないといけないなど、規制の方向です。日本では、今まで何度か危険性を検討する会みたいなのは発足していたようですが、ここまではっきりと国が安全性を確認すると大きく報道されたのは初めてのことのように思います。やっとか!と思ってしまいました。化粧品業界は特にぬるくってね。1粒1粒バラバラではなく凝集する性質があるから皮膚からは入りにくいとか言うわけですよ。でも粒子なんてpHとか合界とか状況次第では凝集したり拡散したりします。しかも合界でバリアがゆるんだ肌は、いろんなものを吸収しやすい。肌から入らなくても、茶のしずくのアレルギー発症で分かったように、鼻の粘膜からは容易に吸収します。100歩譲って皮膚粘膜吸収は免れても肺に吸い込んだら、、、、今回はこっちのほうに対する報道ですね。さて、どのような評価になるのでしょうね。でも例え通常の使う量では影響がないとかいう結果が出ようとも、そもそも1ナノメートルは、100万分の1ミリメートルですよ?サンスクリーンやUVカットのファンデに入っている酸化チタンは5ナノ~30ナノメートルくらい。インフルエンザウイルスより小さく、細胞間より小さい。あまりにも微粒子すぎます。体内に入らないとしても、落としても落としても肌に残留しやすい。残留してても、微粒子すぎて目に見えません。ノンナノ酸化チタンに比べ表面積が大きいために、酸化活性の強いナノ素材が残留ですよ?それだけでも、私は嫌になってしまいます。酸化チタンの酸化活性のことを書いたついでに、今日は老化の大きな原因である活性酸素と、それを消してくれる体内酵素と、抗酸化物質について、久々に書いてみたいと思います。人間は生きて行くために呼吸をして酸素を取り入れなくてはならないのですから、活性酸素は呼吸でも生じますし、紫外線や電磁波や放射線を浴びた時にも発生します。処理の大変なものを食べた時に肝臓で大量の活性酸素が生じるため、体の酸化は食生活に密接に関係があります。食べ過ぎ、酒の多飲、残留農薬、肉食過多、加熱食ばかり、薬、添加物などなど。酸素は普通原子の周りに8個の電子を持っていますが、それぞれ2個ずつペアを組んでいます。この電子の数が減ってペアがいなくなり、不安定になっているものが活性酸素です。不安定なので手近な体の組織から電子を奪うので、奪われた物質はまた隣から電子を奪い、連鎖的にこれが広がり、電子を奪う時に細胞膜、DNA、たんぱく質などが傷つけられることが、老化やガンやあらゆる病気の原因だと言われています。活性酸素の主な種類です↓「スーパーオキサイド」もっとも頻繁に発生する活性酸素。呼吸、食事の栄養素からエネルギーを作る時や、細菌を攻撃する時にもたくさん発生します。活性酸素としてのパワーはそれほど強力ではないのですが、過酸化水素や最強のヒドロキシルラジカルにも変化することがあります。体内で作られるSOD(スーパー・オキサイド・ディスムターゼ)酵素との反応で、酸素と過酸化水素に分解されます。SODは亜鉛、銅、鉄、マンガン、セレニウムなどのミネラルが不足していると十分作られません。☆セレニウムの多い食品 かつお、いわし、ほたて、牡蠣、桜海老なの魚介類、大豆、昆布、玄米、雑穀、ネギ、玉ねぎ、にんにく、ビールなど☆亜鉛の多い食品牡蠣、煮干し、たたみいわし、抹茶、松の実、ゴマ、アマランサス、カシューナッツ、するめ、高野豆腐、アーモンド、かに☆銅の多い食品干しエビ、ココア、しゃこ、ほたるいか、桜海老、イカの塩辛、カシューナッツ、ゴマ、松の実、牡蠣、納豆、しじみ、豆味噌など☆鉄の多い食品まぐろ、かつお、ひじき、牡蠣、あさり、しじみ、ほうれん草、パセリ、小松菜、そら豆、もずく、ココア、豆味噌、くるみ、プルーンなど私は、今の季節は機会があれば、積極的に牡蠣を食べています。SODの原料すべてが豊富。70種類以上のミネラルを摂取出来る吸収の良い植物性のアクティブミネラルも毎日7.5cc飲みます。ただし、ミネラルだけ摂ってもSODは作られません。たんぱく質不足には気を付けて下さい!ベジタリアンの方も、大豆や豆、おから、豆乳、テンペ、納豆などで、しっかりたんぱく質は摂って下さいね。その他、ビタミンC、ポリフェノール、フラボノイドがスーパーオキサイドを処理します。ちなみに白樺樹液にはスーパーオキサイドを消去する力があるので、私は白樺樹液で化粧水を作ったんです。フラボノイド、ポリフェノールの多いもの大豆、緑茶、玉ねぎ、赤紫色の果物や野菜、赤ワイン、ソバ、ザクロ、レッドラズベリー、ゴマ、ピクノジェノール(フランス海岸松樹皮)など「過酸化水素」呼吸や生命活動期に発生していますが、スーパーオキサイドがSOD酵素で分解された時にも生じます。過酸化水素自体の活性酸素としての反応力はそこまで強くないのですが、ヒドロキシラジカルなど他の強力な活性酸素に変化しやすい活性酸素です。傷口を消毒するオキシドールは過酸化水素水です。過酸化水素から生じるヒドロキシラジカルが、細菌の細胞膜、DNAなどを損傷させることにより、殺菌、消毒をしているというメカニズム。体内で作られるグルタチオンペルオキシターゼという酵素で分解され、無害な水になります。カタラーゼという体内酵素でも分解され、水と水素になります。グルタチオンペルオキシターゼはセレニウム、カタラーゼは鉄が不足していると十分作られません。ポリフェノール、フラボノイドも有効です。注)セレニウムは単独のサプリではなく食品から摂るのがいいと思います。過剰摂取はよくありません。「ヒドロキシラジカル」強力な酸化力を持ったもっとも凶暴な活性酸素です。過酸化水素が変化して生じたり、放射線が体内の水に当たった時にも作られます。体内で細胞膜や遺伝子を攻撃し、細胞を壊す性質があります。DNAを傷つけ、たんぱく質や脂質を酸化させることによって、さまざまな病気や老化の原因になります。水に溶けやすいのでビタミンC、それからビタミンEも消去の役に立ちますが、カロテノイド、フラボノイド、ポリフェノールも有効です。ビタミンEの多いものアーモンド、松の実、モロヘイヤ、うなぎ、かぼちゃ、とんぶり、鯛、ほたるいか、赤ピーマン、しそ、アボカド、枝豆、春菊などビタミンEは細胞の老化を防ぐ強い抗酸化作用があります。末梢血管を拡げることで血流もよくするので、くすみや肩こり腰痛にも効果あり。でも一番はやっぱりマイナス水素イオンサプリ。水素はヒドロキシラジカルを無害な水に分解します。↑マイナス水素イオンサプリを発明した及川博士と鶴見先生の共著です。去年出たのですが、すごく面白いです。水素のパワーに脱帽です。「一重項酸素」ヒドロキシラジカルと共に非常に毒性の高い酸素です。紫外線を繰り返し浴びると、皮膚の細胞で大量に発生し、皮膚のタンパク質や脂肪を変質させて、しみやしわの原因にもなります。紫外線や放射線に当たると体内でも大量に発生し、たんぱく質、脂質、DNAなどを傷つけます。一重項酸素を消去する物質には、ビタミンEやカロテノイドが有名。ビタミンAやビタミンB2も有効で、トリプトファン、ヒスチジンなどのアミノ酸、ポリフェノール、フラボノイドも消去の味方。カロテノイドが多い、スイカ、かぼちゃ、トマト、ホウレン草やアスタキサンチンには強力な消去作用があり、特にアスタキサンチン(鮭など)は細胞膜など脂質中の消去に重要な役割をはたします。カロテノイドの多い食品については以前書きましたので下記をどうぞカロチノイド色素の世界私が化粧品にラズベリーオイルやアンズオイルやアスタキサンチンを入れるのはカロテノイドが多いからで、プルーンオイル、アルガンオイル、アボカドオイル、モリンガオイルなどを使うのは天然ビタミンEが多いからなんですよね。SOD酵素の原料であるミネラル、たんぱく質、そして抗酸化物質を不足なく摂って錆びない毎日を送りたい!!↓1クリック応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ
2012年02月08日
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みなさん、こんにちは。今週の月曜日は、友人でミュージシャンの石田大介くんと幸さん達が開催する「灯すカフェ」というイベントに行ってきました。これは原発都民投票を求める署名集めのためのイベントで、同時に彼らのライブも楽しめるという感じでした。幸さんの声は、魂の深いところに沁みる歌声です。幸+福 ひとつのわ東京電力管内にある原発の稼働をどうするかを、都民で決めるための「原発都民投票」開催を、東京都に求めるための署名集めが、去年の12月から行われているんですが、締め切りが2月9日ということで、ついにあと1週間となりました。これは、俳優の山本太郎さんや社会学者の宮台真司さんが代表請求人となっている署名活動で、都内有権者の50分の1の、22万票集めないといけないらしいんですが、まだ17万票ということで目標数に届いていないみたいです。1週間で5万票かー。最後盛り上がれば無理な数じゃないと思うけど、結構大変ですね。私も一応署名を集められる「受任者」になっているんですが、中野区の私は中野区の人からしか署名を集められない決まりだし、直筆でないといけないし、印鑑か拇印がいるし、ということで全然進んでいません。そこで中野でやってた大介君たちのイベントに参加してみたんですが、イベントに来ている人は、みんな受任者ばっかりなんで、ちょっと抜け出して息子と夫と幾人かでサンプラザ前、サンモールの中、駅前と、署名集めをしてみました。いやー、街頭の署名活動なんて生まれて初めてやったのですが、結構楽しいですね。しかし帰宅を急いでいる方が多いのと寒いのとで、ほとんど立ち止まってもらえません。それでも数名の方が署名をしてくれて、いろいろお話が出来てよかったです。うちの息子も声を出して大活躍してくれて、いい経験になったと思います。今東電で動いている原発は新潟県の柏崎刈羽原発6号機のみということで、この1機も3月には定期検査に入るから、しばらくは稼動ゼロとなります。でも廃炉が決まっているわけではないし、稼動ゼロになっている今年のうちに、都民の意思をきちんとした形で表明しておくのは大切だと思います。電力の最大の消費地に住む私たちが使う電気のために、他の県に今も原発がある。そして地震は大活動期に入っている。どう考えても、もう無関心ですむ話ではありません。ラストスパート!ということで、今週土曜日、表参道の私のコスメの店でも、ご希望の方に署名をして頂けるように13時半から2時間だけ、受付をすることにしました。都民であればどこの区や市の方でも署名できるように、代表請求人の料理研究家の枝元なほみさんが店に来て下さることになりました。私もこの2時間はいますので、署名したい方はぜひ来て下さいませ!ちなみに、この店の電力は太陽光発電、風力発電、小水力発電、バイオマス発電所の電力証書えねぱそを買う形で、100%グリーンエネルギーで稼動しています。日時 2月4日(土曜)昼13時30分~15時30分まで(時間が過ぎてしまってもラフォーレ前でも署名できます)場所 アムリターラハウス(表参道のシャネルとディオールの間を入ってすぐ。)(追記)来て下さった方、どうもありがとうございました。16時以降に来て下さった方もいたと聞きました。治療院を一時抜けて店にいたので、15時半まではいたのですが、すぐ戻らなくてはならなかったので、申し訳ありませんでした。2月9日まで、主に下記の場所では毎日署名できますので、どうぞよろしくお願いします。署名ポイント渋谷駅 モヤイ像前またはハチ公前 1/16~2/9 毎日 12:00~19:00新宿駅 西口小田急ハルク前 1/16~2/9 毎日 15:00~19:00さて、私は毎日ほんとにバタバタの日々です。ファンデーションの開発も、いよいよ大詰めに入ってきました。全4色あり、この中の2色は酸化チタンも使いません。ノンナノ酸化チタンを使用している色も2色あるんですが、これも活性を抑えるために、ナチュラル素材でコーティングしました。いくらノンナノでも、酸化活性はゼロじゃないから、金属にコーティングは必須です。でも、こういう原料が探しても全然ないんですよ。多くの原料屋さんには、ナノ粒子でシリコーンコーティングか、ノンナノでコーティングなしか、だいたいどちらかしかありません。ナノでコーティングなしは、酸化活性がすごいから肌によくないし、シリコーンコーティングは皮膜性が強くて最悪に落ちにくいし、、、、探してもないので、結局原料屋さんで、ノンナノでナチュラルコーティングの原料をオリジナルで作ってもらうことになりました。さっきからコーティング、コーティングと私がうるさく言っている理由を、ご存じない方のために書いておきますと、コーティングがない酸化チタンや酸化亜鉛は、紫外線にあたると活性酸素でまわりを錆びつかせます。活性は酸化チタンが一番強いです。ずいぶん昔ですが、酸化チタンを使用したペンキを樹脂の表面に塗ったら、樹脂がボロボロになったことから、酸化チタンによる活性酸素発生のメカニズムが解明され、紫外線を吸収することによって、活性酸素を発生させる光触媒効果があることも分かりました。化粧品に使われるのは、活性が少ないルチル型という結晶構造の酸化チタンですが、酸化活性はゼロではありません。その上、ナノ粒子になると表面積が増えるので活性が増しますから、肌を守るために通常必ずコーティングがあるのです。このコーティングに人工合成油のシリコーンオイルが使用されていることが多いため、大変皮膜性が高く落ちにくくなることが問題です。いくらコーティングがあっても酸化した金属ですから、肌にいつも残留していると、いいわけがありません。ところが、このコーティング剤は微量だと全成分表に書かなくていいことになっています。だから酸化チタン、酸化亜鉛とだけ書いてあっても、実はそれだけでないことも多いのです。もう1つの問題は、ミネラルファンデーションやナチュラル系ファンデの中には、そもそもノンコーティングのものが多いということ。これは、シリコーン系のコーティングでない、ナチュラルなコーティングの原料が極端に少ないことも原因しています。それから、ノンナノの場合は、酸化活性が少ないからコーティングはいらないと判断するところが多いというのもあります。でも私はコーティングのない金属が肌に直接のっているのは、酸化やくすみの元だし、やっぱりコーティングはほしいのです。ミネラルで肌をスキンケア出来るファンデーション。そんなのあるわけありません。ミネラルと言うと聞こえがいいけど、酸化した金属ですよ?この際、金属系はすべてナチュラル素材でコーティングすることにしました。ノンナノ酸化チタン、ノンナノ酸化亜鉛、ノンナノ酸化鉄、マイカにすらナチュラルコーティングしたんです。このことによって肌に優しいだけでなく、意外な効果が出ました。コーティングによって、酸化チタンを入れなくてもかなりカバー力が出て、直接金属が肌に触れないので、色が変色しにくく、夕方までくすまないんです。コーティングしたので粉が混ざりやすく、すべりが良くなりました。それでいながら、石鹸やクレンジングの1度洗いで落ちるんです。いやー手前味噌ながら、ほんといいんですよ。ファンデーションの開発していると、いろいろと知らなかったことが知れて、すごく面白いです。まず、全成分の表示で、いくら酸化チタンが後ろのほうにあるからって、酸化チタンが一番少ないわけじゃないと言うことを知りました。(+/-)酸化チタンって書いてあれば、この(+/-)の後ろはぜーんぶ、色によって配合率がいろいろ変りますから、量には変動がありますというゆるーい意味なんですよ。あとね、100ナノ以下のナノ粒子を使用せずして、SPF25以上のパウダリーファンデなんて出来ないということとか。でも、探すとノンナノで25以上とか、たまにあるじゃないですか。あれはどうしているのかというと、なんとシリカの中にナノ粒子の酸化チタンを入れ込むことが出来るんだそうです。そうすると、表向きはノンナノの酸化チタンだけということになるんです。でも、絶対シリカから外れないかというと、それは微妙だということで、なんだかこれも私は嫌なんですよね。それから、酸化チタンのナノ粒子というのは、肌の上ですごくきしむということを知りました。微粒子だから、むしろ逆だと思っていたのですが、実際は一番きしんで使用感が悪いようです。今はSPFの検査と、コンパクトの色校正中。SPFはノンナノだからたいして出ないと思っていたんですが、途中報告を聞くと、もしかしたら10前後行くかも?こればかりは結果が出てみないと分かりません。ちなみに粉物は、SPF書いてなくても、どんなものでもSPF5くらいはあるということも覚えておきたいですね。すみません、アップしようとしたら文字数オーバー!後編に続きます。↓1クリック応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ
2012年02月02日
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