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みなさん、こんにちは。4月18日、私の尊敬する千葉県の造り酒屋、寺田本家の23代目当主・寺田啓佐さんが突然天国に旅立ってしまわれました。玄米酒「むすひ」を愛飲していたこともあり、4年前名著「発酵道」を読んで感動!蔵に行かせて頂き、蔵で1日すごさせて頂いて大変感銘を受けて、その時から密かに心の師匠とさせて頂いておりました。寺田本家に関するブログ記事発酵場体験Something great!うれしき、たのしき、ありがたきその後、お米で出来たマイグルトも発売されたり、お蔵フェスタは大イベントに発展していき、寺田さんは日本のナチュラル・オーガニック界を牽引するカリスマ的な存在であったと思います。今年1月の終わりにうちの会社のスタッフ全員で蔵に行かせていただき、じっくり蔵を案内して頂き、私たちに1時間も発酵道を説いて下さいました。うちの息子にもニコニコしながら太鼓を教えて下さいました。「食べ物も体も心も、発酵していれば腐らない」「うれしき、たのしき、ありがたき 3つの「き」でお神酒。それが人生を発酵させる道」たくさんの発酵の種を、私たちの心の深い所に蒔いて下さったように思います。若い頃は利益を追求し、速醸という近代的なアルコールや合成乳酸、グルタミン酸ソーダ、粉あめ添加の酒作りをし、タバコを吸い、3食かつ丼でも平気だったという寺田さん。経営も人間関係もうまく行かず、あげくは腸が腐る病気になって大手術。このことをきっかけに猛反省して、人生も酒作りも、すべてにおいて変革を起こし、まったく別の生き方をするようになった寺田さん。お酒作りも、2倍の時間がかかる昔ながらの酒造りを復活させ、その上赤字経営だったにも関わらず、原料を3倍の値段がする「無農薬米」に切り替えました。乳酸や酵母を添加せず、蔵に住み着いている微生物の力だけで、時間をかけて作るのです。機械をだんだんとやめ、お米を洗うのもお水で、素手で洗い、仕込み歌を復活させて、みんなで楽しく歌いながらお酒を仕込み始めました。蔵に住んでいる微生物たちのおかげで、百薬の長と呼ばれる本物のお酒が出来る。寺田さんは微生物たちの働きを考えた時、自分も微生物のように生きようと思ったそうです。微生物というのは、みんな自分が大好きで、自分に心地よい生き方をし、仲良く分かち合って生きているそうです。無理をしない、がんばらない。人間社会は競争社会ですが、微生物の世界では奪い合いはなく、自分の役割や使命を心得ていて、相手を尊重し、自分の出番になるとやってきて命を燃やして使命を果たし、次の微生物にバトンタッチしていく。微生物の世界は、分かち合いの世界、共生の世界だそうです。自然に逆らった生き方を、微生物のように自分らしく心地良く仲良く生きる方向にシフトしていくということが、これからの時代の循環、調和、共生の世界の幕開けだと寺田さんは話しておられました。寺田さんはよく「発酵してると腐らない」と話しておられました。お味噌もお醤油も、自然に沿っていると発酵してきて腐らない。腐らないのは、変化しているからだと言います。発酵というのは、確かに微生物が有機物を分解して化学変化を起こし、新しい違ったものに変えていく触媒作用のこと。人間も腐らないためには、変化を恐れず楽しく変わることだと、1月蔵にお邪魔した時、寺田さんは私たちに教えて下さいました。経営で言うと、発酵経営ということらしいです。確かに寺田さんは、常に変革し続けていました。既成概念や常識に囚われないで、玄米酒「むすひ」のような不思議なお酒を作ってみたり、マイグルトを造ってみたり。こういうのはどこの酒蔵でも造れるはずなのに、どこもやろうとしないそうです。変わるには勇気がいるけど、勇気の源は慈しみと愛だと話してくれました。人と比較せず、自分の信じた自分らしい生き方を楽しく貫くことだと。寺田さんとの出会いがあったから、私も既成概念に囚われずに、植物の抗酸化物質の力だけでサンスクリーンを作るとか、ナノ粒子を使わずにUVカット出来るファンデーションを作るとかいうことを、あきらめずに実現出来たのかもしれません。4年前、初めてお会いした寺田さんは、昔そんな生活をしていた方とは微塵も感じないほど、静かで慈愛に満ちた表情。そのお人柄と生き方にすっかり魅了されてしまいました。どうして、そこまで変わることが出来たのかと問う私に、寺田さんは一言「サムシンググレートですね。何か偉大なる力に導かれたとしか思えない。」と話してくれたのでした。1月蔵に訪れて初めて話を聞いたうちのスタッフの1人が、蔵を出た時に、心の中に流れてきたのが「アメージンググレース」の歌だったそうです。アメージング・グレース何と美しい響きであろうか私のような者までも救ってくださる道を踏み外しさまよっていた私を神は救い上げてくださり今まで見えなかった神の恵みを今は見出すことができる寺田さんに起きた心の変革の奇跡と、蔵に住む微生物たちの恵み、、それは、アメージンググレース。自然界の恵みに沿った発酵した生き方を私たちもしたい、、みんなそう思いました。ちょうど新しく出すファンデーションの名前をみんなで考えていた時だったので、この曲にちなんで、ファンデーションの名前は「アメージングオーガニックファンデーション」にしよう!ということになりました。自然界の恵みを生かした、ノンナノでありながらふわっとシルキー肌になる驚きのファンデーションにふさわしい名前だと思いました。このことは、まだ寺田さんには話しておらず、発売されたら話そうって思っていたのです。それなのに、、、、、雨の中お通夜に行くと、すぐにでもしゃべりだしそうな、ダンディな蝶ネクタイの寺田さんがいました。病気だったわけじゃなく、とってもお元気だったのに、お別れは急に訪れました。お蔵フェスタの疲れから風邪をこじらせて肺炎になって、それがたまたま、とてもやっかいな抗生物質耐性菌だったようで、、そうです。それこそ現代社会の歪みが生み出したもの、、、本当に、誰もが予測も出来ない、突然の出来事です。ほんの3週間前まで、新しく出したい本のことや新製品についてイキイキお話しされていたそうです。新しいお酒の企画や、福島での除染活動も精力的にされていた矢先、、、もっともっとお話ししたかった。まだまだ会えると思っていたのに。私のお店にも来て下さって、これから一緒に何か作ろうって話して下さっていたのに、、除染に効果的なEM菌とお酒の菌と光合成細菌を、うちの新しい畑のために用意しておいてあげるよって言って下さっていたのに、、、すべて、つい先日のことです。まるで仏様みたいな人だったから、早々に今生を卒業されてしまわれたのでしょうか。あまりにも多くのことを寺田さんから学ばせて頂きました。寺田さんの発酵道を私たちが受け継ぎ、必ず広めていきます。今世ではもうお会い出来ないかもしれないけど、今も寺田さんと繋がっていると感じています。そういえばここ1年くらい、そういう感覚が強くなりました。繋がっている人とは、しょっちゅう会わなくても繋がりを感じます。場所とか、時間とかは関係なくなりつつあるようです。それは地球の裏側でも、天国でも、、、、寺田さんから受け取った発酵の種を蒔き、私も微生物のように楽しく変化しながら発酵し、自分の役割をはたしていきたいと思っています。どうか見守っていて下さい。Amazing Grace
2012年04月27日
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みなさん、こんにちは。今週月曜日、ファンデーションを作ってくれている工場に見学に行ってきました。行ったら、ちょうどトライアルサイズのファンデを作ってくれているところでした!こうやって多くのみなさんのおかげで、製品になっていくんだな~と思うと感謝の気持ちでいっぱいになりました。さて、さっそくですが、前回の続きです。オーガニックコスメや真のナチュラルコスメを知ってからは、オーガニックというだけではなく、例えばファンデーションだとしたら、成分が無添加やケミカルコスメに比べてかなりシンプルで合成ポリマーやシリコーンオイルなどが入っていない世界であることに感動しました。裏ラベルが、もう全然違うので。どう違うかと言いますと、一目瞭然。例えばこれが無添加と言っている、あるパウダリーファンデの全成分です。(そのままじゃあれなので、成分名を1つだけ変えています。)タルク、マイカ、酸化チタン、ポリメタクリル酸メチル、ジメチコン、合成金雲母、酸化亜鉛、窒化ホウ素、トリエチルヘキサノイン、酸化(Li/K/チタン)、(ジフェニルジメチコン/ビニルジフェニルジメチコン/シルセスキオキサン)クロスポリマー、パンテノール、ヒドロキシプロリン、ポリクオタニウム-61、ヒアルロン酸Na、ヒドロキシアパタイト、セバシン酸イソステアリル、ステアロイルグルタミン酸2Na、水酸化Al、ハイドロゲンジメチコン、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、トリメチルシロキシケイ酸、ポリメチルシルセスキオキサン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、アクリレーツクロスポリマー、シリカ、(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー、オリーブ油、ビサボロール、トリエトキシカプリリルシラン、フルオロ(C9-15)アルコールリン酸、ジミリスチン酸Al、トコフェロール、酸化鉄いやーすごいですよね。オレンジ色は合界ですが赤字はなんと全部、合成油のシリコーンオイル、合成ポリマーですよ。オーガニックコスメ、真のナチュラルコスメ界には、さすがにこんなファンデは存在しません。マイカ、ホホバ油、ステアリン酸Mg、ケイ酸Mg、シリカ、トリカプリリン、アルガニアスピノサ核油、シア脂、カカオ脂、ヤシ油、オリーブ油、ヒポファエラムノイデス果実エキス、トコフェロール、アマナズナ種子油、野菜油、水、ヒマワリ油、カンゾウ根エキス、水添レシチン、ゼニアオイ花エキス、センチフォリアバラ花エキス、フユボダイジュ花エキス、パルミチン酸アスコルビル、エタノール、香料、[+/-]酸化チタン、酸化鉄、オキシ塩化ビスマス、酸化銀↑例えばこれがあるナチュラルコスメのパウダリーファンデーションの全成分。ね?ぜーんぜん別世界でしょ?でも酸化チタンやタルク、ナノ粒子の問題を知ってからは、ナチュラルコスメですら、ここはまだ対策が不十分なことを知り、、、使えるものを探求し続けてきましたが、どっかいつも妥協してて、、、でもやっと自分で、今現在一番納得できる成分と使い心地を両立させて、しかもSPFが13あるファンデーションを作ることが出来ました。酸化チタンなしの色も2色。こちらはSPF10。ほんとにもう、感無量です(涙)ナノ粒子を吸い込むと発がんの可能性が指摘されていますが、そもそも細胞と細胞の間より小さい超微粒子なため、どうしても肌に残留しやすい成分です。ナノとかマイクロとか、いったいどのくらいの大きさかと言うと、1ナノメートルは10億分の1メートルのことで、1マイクロメートルは1000ナノメートルです。皮膚細胞間のすきまは40~60ナノメートルノロウイルス 30~38ナノメートルインフルエンザウイルス 80~120ナノメートル赤血球 7~8マイクロメートル(7000~8000ナノメートル) 現在問題となっているナノ粒子とは100ナノメートル以下、主に50ナノメートル以下の微粒子のことを言います。通常UVカットの日焼け止めやファンデーションには5ナノ~35ナノくらいの酸化チタンを使うそうです。どんだけ小さいか分かりますか?細胞間より、ウイルスより小さいわけです。吸い込みやすいだけでなく、皮膚から余裕で入る大きさです。凝集しているから入りにくいとは思うけど、条件次第では入ってもおかしくないくらい小さいです。しかも酸化チタンは紫外線があたると周囲に活性酸素をまき散らす性質があります。その性質を利用したものが「光触媒」。光触媒は太陽や蛍光灯の光が当たると、表面で強力な酸化力が生まれ、細菌などの有害物質を除去するもの。壁に酸化チタンの入ったペンキを塗ると、酸化チタンの光触媒作用で、塗料の中に入っている樹脂を分解し、塗膜をぼろぼろにしてしまいます。このため現在ではこれを防ぐために、酸化アルミニウムや酸化ケイ素でコーティングした酸化チタン粒子がペンキなどの顔料として使われています。化粧品用としては活性の少ないルチル型の酸化チタンが使われますが、それでも粒子が小さくなればなるほど、酸化活性が増します。だからナノ粒子なら、なおのことコーティングして活性酸素から肌を守る必要がある。そのコーティングに使われるのがジメチコンなどのシリコーンオイル。でもシリコーンオイルなどの合成ポリマーを使用すると皮膜性が強く落ちにくくなるので、合成界面活性剤たっぷりの強いクレンジングが必要になり、肌のバリアを薄くさせます。肌のバリアが薄いと、乾燥しやすく、敏感になりやすく、しかも紫外線の害を受けやすくなります。これも問題になりナノ粒子をコーティングなく裸で使うファンデーションまで出てきました。ナノでなくても、流行りのミネラルファンデーションはほとんどが裸、しかも油も使ってないので、舞いやすく、どうしても肺に吸い込みやすい。一度知らずにナノ粒子のミネラルファンデを使っていたことがあるのですが、パフで押さえるようにつけても、どうしてもゲホゲホしていました。おかしいな?と。そうなのです、ナノ粒子とは煙みたいなもんです。小さくて軽くて、そりゃ吸い込みます。しかも実は、シリカにまでナノ粒子が出てきて、これも肺に吸い込むことで肺に炎症を起こしやすいと朝日新聞にまで掲載されるようになりました。ナノシリカも化粧品にかなり使われてます。ナノシリカに関しては、基盤研、創薬プロテオミクスプロジェクト、阪大院薬の平井敏郎先生の実験で、3日間皮膚へ塗ることで、角質層を通過して、真皮層の樹状細胞、リンパ節にまで到達していることを確認しています。リンパ節にまで行っているということは、免疫を攪乱する可能性があるそうです。この時の実験で使用した粒径、70ナノメートル、300ナノメートル、1000ナノメートルの中で、70ナノメートルのみが角質層を通過したそうです。医薬基盤研の阿部康弘先生の研究でも、100ナノメートル以下のサイズになると、初めて細胞膜を通り抜けることや、核膜を突破すること、遺伝毒性を呈するようになることを明らかにしています。小さくなると、まるで性質が変わってしまうそうなんですね。今度のファンデーションでは、シリカのサイズは3000~7000ナノメートル(3~7マイクロメートル)にしました。しかし酸化鉄にまでナノ粒子があるんですね。なんだってナノ化出来るんですもんね。酸化鉄も大きいサイズのを使いました。活性の強い酸化チタンは、かなり大きく500ナノにしときました。チタンなしのやつも、かなりいい感じで、マイカをコーティングしたことでチタンなしでも白さとカバー力が出たので、なしのだけでいこうかな~とも思ったのですが、やっぱりほんのちょっとだけでも酸化チタンが入っている方が、よりカバー力はあるんですよね。だから私は、普段はノンチタンで、特別なおでかけの時はチタンありでと2種類を使い分けています。ナノ粒子の危険性が言われるようになって、ナチュラルコスメの世界でもノンナノがちらほら出始めたのは嬉しい限り!ところが、ノンナノだからって安心してしまって、ほとんどが「コーティングなし」。ノンナノだから、酸化活性が強くないって判断みたいで。でも植物性の油脂やシリカなどでちゃんとナチュラルコーティングしてあげたほうが、金属が肌に直接当たらず、活性が抑えられてより肌に優しいと思います。だってペンキですら、周囲をボロボロにしないように酸化ケイ素でコーティングしてるんですよ?肌に塗られるなら、なおのこと絶対コーティングした方がいいですよね?まぁ実際、ノンナノでナチュラルコーティングの原料が、ほとんどないんですけどね。水酸化アルミニウムコーティングなら、探せばあるんですけど、アルミって毒性はないけどアルツハイマーとの関連性が完全に否定はされていないし、どうなんだろうと、、、そう考えて、結局オリジナルで作ることになったんです。今回のファンデーションは、ノンナノなだけでなく、シリカ以外のすべての鉱石をナチュラルコーティングしました。ちなみに私が開発した日焼け止めは、そもそもオーガニックベリーのポリフェノールの力だけで紫外線を防ぐので、ナノだとかノンナノだとかの世界には関係ないものですが。すみません、作るのに苦労したせいか、なんか思いのたけとマニアックすぎる話をダラダラ書いてしまって。とにかく完成して、ただただ今は嬉しいのです♪サクラサク!!理想のファンデーションが出来て嬉しいな!↓1クリック応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ
2012年04月20日
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みなさん、こんにちは。更新がすっかり遅くなってしまいました。ごめんなさい。大飯原発の再稼働に向けての動きが加速していますね。安全性を判断する専門家でもない政府が昨夜、再稼働を妥当だと判断したそうで、今日福井に枝野さんが決断を迫りに行くそうです。原発の安全審査に多くの委員を出している日本原子力研究開発機構に対し、原発を持つ電力11社と業界団体の電気事業連合会が、2008~11年度に計2億5千万円余りを寄付していたことも、この2日に判明しました。これは原発事故後も継続されているそうです。こんなことで、公平に安全審査も出来るのかと思いますね。電力業界、原子力機構に多額寄付 原発事故後も継続福井県知事、おおい町長への嘆願署名はこちらから出来ます。最後まであきらめないでいきたいです。http://www.avaaz.org/jp/end_nuclear_corruption_petition/?cl=1726998999&v=13652なんかやっと春ですね~先週の日曜日は、近所の公園にちゃぶ台を持って行って、山盛りサラダとオーガニックワインで乾杯しました。春と言うのは、植物が芽吹くエネルギーに満ちているので、道を歩いていてもなんとなくその気配が伝わってきます。ただし、紫外線は日に日に強くなってきているので、外出時には必ずツバの広い帽子とサングラスをすでに装着しています。↑こちらは今週水曜食べたビューティーエイジング弁当。私の表参道の店で予約販売しているオーガニック弁当ですが、今回は春らしく「ふきのとう」が入っていて、おいしかった~ダシにかつおぶしとかを使うことはたまにありますが、基本的にベジ弁当です。必ず生野菜サラダが入り、オリジナルドレッシング付き。発酵食品が入ることも多く、植物性たんぱく質は不足ないように必ず入ります。今週から、予約販売以外に当日売りも出来ました。毎週水曜だけですが、当日電話下されば取り置きも出来ます。暖かくなってきたので、代々木公園でお友達と食べるなんてのもおすすめです。http://ameblo.jp/amritara-house/ご予約TEL 03-6427-7647さて、こんなおいしいお弁当やサラダを食べる時に、最近わたしのかたわらにあるコップ。家用にも家族全員分購入し、みんなで愛用していますし、会社用としても使ってまして。ほんとにもう、すごいアイテムで感動的なので、ちょっと紹介させて下さい。↑真空断熱タンブラー「サーモス」ってコップなんです。素材はステンレスなんですが、二重になっててその中が真空断熱層になってて。要するに魔法瓶みたいなコップでね。温かい飲み物も、蓋なしで1時間くらい全然冷めないし、冷たい飲み物も1時間経っても冷たいままです。ビールなんてこれに注いだら、飲んでいる間ずーっと注ぎたての冷たさがそのまま続きます。氷を入れた飲み物なんて、5、6時間氷が溶けないのですから、ほんとびっくり。温かさ、冷たさが共にここまで持続すると言うのは、ある意味とてもエコですし、多分1回これを使うと他のコップを使う気がなくなるほどすごいですよ。しかも普通どんなコップでも、暑い時期冷たいものを入れると結露して水滴がつきますが、これは二重構造のため全然水滴がつかないのが驚き。テーブルもコースターなしで濡れないのがありがたいです。サーモスのカップにもいろいろなタイプがありますが、このタンブラーの大きさが一番保温性が高いようです。さて私はあいかわらず超バタバタしてます。5月20日~23日頃に発売するファンデーションの準備がいよいよ大詰めを迎えていて、イメージ写真を撮影してもらったり、文章を書いたり、製造バルクのファンデの色を確認したり、いろいろしています。この撮影の時の話はいろいろあるので、今度ゆっくりまた書きますね。私の主義として、やっぱりトライアルサイズも作るのですが、色が4色あるのでなかなか大変。いつもの新商品に比べて、コンパクト、レフィル、パフなど、いろいろ小物も多いので、また違うんですよね。私はお先に、試作品を毎日使っています。コンパクトのデザインも、ちょっと見せちゃいます。こんなかわいいラベンダーカラーなんです。ファンデーションのコンパクトって白とか黒とかなんか地味なものが多い気がして、毎日ウキウキ使えるように、こんな色にしてみました。手前味噌ですが、カバー力があるのにふわっと軽くてくすまず、ほんといいんですよね♪イメージ写真の撮影の時に担当してくれたメイクさんが、かなり絶賛してくれたので嬉しくなってしまいました。その方は、有名女優さんや有名ブランドのお仕事を手掛けてこられた方で、今までは普通のメイク用品でお仕事をされていたのですが、今回私のリクエストで、ファンデーション以外も全部ナチュラルコスメでモデルさんのメイクをやって下さったんです。ご自身はナチュラル、オーガニック志向の強い方だったので喜んでやって下さったんですが、やってみて最近のナチュラルコスメの進化に驚いて下さって。これからは他の撮影でもナチュラルコスメを積極的に使っていく!と言って下さって。さっそく別の仕事でも、肌の弱いモデルさんに今回のファンデーションを使って、仕上がりの美しさに、まわりのみなさんにも大好評だったとメールが来て、すごく嬉しかったです。成分が安心なのは当たり前で、仕上がりの美しさで評価されるというのが本当は一番嬉しいことですよね。ノンナノでも、タルク使わなくても、合成ポリマー使わなくてもこういうのが出来る。そのことが分かって、本当に嬉しいです。しかし、ナチュラルコスメは、ほんと変わったと思いますよ。私は20歳頃から、その頃で言ういわゆる「無添加」と呼ばれるコスメを使っていたのですが、昔は、安全とか肌への優しさを求めると何かを我慢しなくてはいけなかった。使い心地の良さなどを、あまり求めてはいけない世界だった。だいたいが、めったに売っていないし、たまにあると使い心地はよくないし、パッケージはかわいくないし。全成分表示になってからは無添加といっても103種類の旧表示指定成分が無添加なだけで、他の化学物質や合成ポリマーはものすごく入っていると知って、ますますコスメジプシーに。すみません、ここから長くなりすぎて一度にアップできませんでした。後編に続きます。↓1クリック応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ
2012年04月14日
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みなさん、こんにちは。ものすごい嵐がすぎていきましたね。各地で被害も出たようです。みなさん、大丈夫だったでしょうか?桜の花もびっくりしているんじゃないかな。風で折れてしまって道に落ちていた桜の枝を、息子がひろって瓶にさしていたものも、部屋の中でひっそりと開花を迎えています。そろそろ種まきの季節なのですが、斜めになっている畑の土留め工事が完了していません。なんとか4月中には完成といった感じなのですが、種蒔き間に合うかな~大豆を蒔くくらいの時期になっていますので、なんとか大豆だけでもまきたいな。さて、アンチエイジングおたく一筋のこの私。これまでファッション系の話題はほぼゼロですが(笑)、ちょっと最近マイブームとなっているのが、桜井さんというキュートな女性が作る、天然石のネックレスなんです。桜井さんは健康維持のために、長くうちの施術院に通ってきてくれている方です。特にこの「ルチルクオーツ」のネックレスは、ほぼ毎日のようにしています。↑これって水晶なんですけど、何千万年もの長い時間をかけて地中で結晶化していく過程で、金色の針状の結晶が偶然水晶の中に形成されたすごく希少な天然石だそうです。すごいパワーストーンだそうですが、私はあまりそういうことは考えずつけています。でも、ここ一番の時につけていると、なんか心強い感じはします。↑これもかわいいでしょ?ストロベリークオーツというのです。和名苺水晶。ああ、おいしそう。水晶なんですけど、酸化鉄の、非常に薄いかけらや繊維状の結晶を含んでいる、これまた非常に希少な天然石です。女性ホルモンのバランスを整えるパワーもあるそうです。↑すでにこんなに桜井コレクションが~左からけしパール、ファイアーオパール、フローライト。真ん中のファイアーオパールはつけていると、体が暖かくなるのを感じる時があります。フローライトは、いろいろなことがあった去年、つけているだけで癒された石です。桜井さんの選ぶ天然石は、なんかかわいくて透明感があって、ほっとするものばかり。ご本人もすごいかわいいんですけど、今や石を愛するあまり、石のオーラまで見えるようになってしまったそうです。パワーストーンの意味とかより、こんな美しいものが、自然界の偶然で存在するそのこと自体がアメージングで、つけていると自分に優しく寄り添ってくれているように、心強い感じがします。pierre-deauさて、引っ越しの段ボールはやっとかなり片付き、横浜市にも少しは慣れてきました。ガイガーカウンターで測ると、以前住んでいた西新宿の近くより、放射線量が少し低いと思います。前は道を歩いているだけで0.2マイクロシーベルトある場所が結構ありましたし、息子の学童保育の園庭は土に近づけると、0.3マイクロシーベルトあるところが、あちこちにありました。でも、こちらでは町を歩いていても、ほとんどが0.1以下、高くて0.1マイクロシーベルトで、近所の公園の土に近づけても、ほとんどが0.1マイクロシーベルト以下。あきらかに高そうな隅っこの吹き溜まりのようなところで、やっと0.2マイクロシーベルト行くか行かないかくらいです。そのために引っ越してきたわけではありませんが、なんだかちょっとだけ気が楽になりました。給食も、毎日1校づつですが横浜市では全品検査をされてるそうで、息子の小学校では今年に入ってからは検出限界値3ベクレルで、ずっと不検出だそうです。この件について栄養士さんや先生に質問しても、あきらかに前の学校の時とは、先生の知識も反応も全然違います。前は尿検査でこれだけ出たと言っても、「そう言われても国に従うしかないのでお手上げなんです」とか第一声で言われて、それでもいろいろ話したら、やっと産地を考慮しますということになったんです。とにかく話してても、温度差がすごかったんですが、こちらではそれがありません。「しいたけは放射性物質を集めやすいから、干ししいたけは今は使っていません」なんてセリフが、先生の口から普通に出てきます。嗚呼今までの、話が通じない感を考えると、かなりありがたくて。これを機にお弁当にしようか迷っていたのですが、当面給食で行こうかと思ってきました。今年の1月に、もう一度尿検査したのですが、去年8月に比べてセシウムは約4分の1の量に減っていました。0.2ベクレル。かなり減りましたが、まだゼロではないのです。こちらに引っ越したことでどうなるのか、今後の尿検査の結果次第で、また対応を考えたいと思います。4月から、食品中の放射性物質の新たな基準が設けられました。食品中の放射性物質の新たな基準値について穀類、野菜、肉・魚類など主要食品では、1キログラム当たり放射性セシウム500ベクレルの暫定規制値から、100ベクレルの新基準値に下げられました。摂取量が多い飲料水は1キログラム当たり10ベクレル、乳児用食品と牛乳は50ベクレルが新基準値となります。ただ、現在もほとんどが100ベクレル以下におさまっていますから、あまり状況は変わらないいです。せめて乳児用食品はゼロベクレルの基準にしてほしかったです。苔を食べる川魚や、房総半島沖までの太平洋側の魚、原木しいたけ、タケノコには、引き続き注意した方がいいと思います。野菜からの検出は減少傾向ですが、汚染は森の木にも広がり、樹皮や葉だけではなく、木の中心部からもセシウムが検出される事態になっています。「食品と暮らしの安全」3月号によると、沖縄のレストランで使用されていた福島産の「薪」から468ベクレルが2月に検出され、ピザを焼くのに使われていたそうで、約2%が食品に移り、8%が気化したと予想され、残りは灰に残って濃縮され4万ベクレルもあったそうで。この灰を沖縄そば屋が譲り受け、水に溶かして上澄み液を麺に使っていたので、麺から258ベクレルも検出されたんだとか。同様のことが木炭でも起きていますので、焼き肉、ウナギの蒲焼、焼き鳥などをよく食べる方は、木炭の産地をお店の方に確認したほうがいいと思います。薪の基準値は40ベクレルで、木炭は280ベクレルだそうで、基準値内だったとしても2%は食品に移る予測で、8%は煙となるのだそうです。きのこの菌床用おがくずと、シイタケ用原木の生産量は福島県が日本一でした。去年8月までは基準値なしで、全国に流通されていたそうです。その後は、基準値が150ベクレルとやっと決まりましたが、この根拠はしいたけは原木の放射性物質の3倍に濃縮されるので、150なら3倍になっても450ベクレルだから、基準値の500を超えないだろうと、なんとこんなざっくりした計算だったそうなんです。ところが4月からは基準値が100になったので、さっそく基準値超えのシイタケが出てきているというわけなんです。新規制値超すシイタケ・タケノコなど出荷停止愛知県では1400ベクレルの干ししいたけを幼稚園児の給食に使っていたことが判明。乾燥シイタケから基準値超の放射性セシウム 愛知で幼稚園児ら500人余りが食べる1400ベクレルを幼稚園児が食べてたと言うのに、驚きの岡崎市の答弁。「被ばく線量は少量で、健康被害は想定できない」ただ、原木は全国的に流通されており、原木やおがくずが汚染されていれば、産地はどこでもあまり関係ありません。原木の産地まで確認しないといけないとなると、しんどいですね。魚介類の汚染ですが、こちらはまだ救われる調査報告です。セシウム拡散、黒潮防ぐ=房総沖以南で濃度急減-東大など原発事故で海に放出された放射性セシウムの濃度は、黒潮が流れる房総半島沖以南で急激に低くなっており、黒潮の潮流がセシウム拡散を防いでいることを、東京大大気海洋研究所と米ウッズホール海洋生物学研究所などの研究チームが2日までに突き止めたそうです。論文は米科学アカデミー紀要電子版に掲載されるそうです。やっぱり黒潮の威力、すごいですね。しかし薪の例で分かるように、燃やして灰になった時の濃縮ってすごいですね。先日行った沖縄でも、瓦礫受入れ反対の署名を集めているみなさんがいました。そもそも沖縄まで瓦礫を持っていくなんて非効率だし、運送費用がかなりかかるなと普通に思いますよね。瓦礫の量は阪神淡路大震災の時とほとんど変わらないのに、あの時は全部被災地で処理されました。今回は放射性物質の拡散の問題もあるので、全国で処理するのはかなりリスクが高いです。日本人的な気質なんでしょうが、外国から見たら驚くべきクレイジーに映るそうです。被災地支援はさせて頂きたいですが、もっと別な形があるように思います。東京ではいち早く瓦礫を受け入れ、すでに燃やして濃縮された灰を埋め立てています。おまけに環境省は、これを全国展開したいと考え、理解を深めるために、全国の新聞に1面広告を出し、その広告費になんと30億円も使ったそうです。そのお金を被災地の復興にまわしてほしいものです。福岡の高島市長が、この件に関して細野大臣相手に非常に明確な答弁をされていたので、ぜひこれを読んでみて下さい。http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1701.html瓦礫問題について分かりやすい漫画がありましたので、こちらも載せますね。マンガ「瓦礫受け入れが復興の助けになると思ってませんか?」どんな時も桜は美しく咲く。ガイアの神秘で生まれた天然石も、美しく私たちに寄り添う。自然の恵みに感謝です。↓1クリック応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ
2012年04月06日
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