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川崎市民ミュージアムで開催されている『みんなのドラえもん展』を観てきました。今日が最終日でした。展示はドラえもんの原画を中心に、現代作家のコラボ作品など。原画は4つのテーマに分けて展示してあり、その中にコラボ作品、と言った感じ。会場内の装飾も、ドラえもんの形を切り抜いた紙(プラ板?)なんかを使って、けっこう楽しい感じでした。会場に入ってすぐはどこでもドアでしたし。まずは一言、懐かしい。私が小学生の頃にはすでにあり、第20巻くらいまでは本当によく読んだ記憶があります。展示されている原画も、ほとんどが読んだ覚えがありました。そう、ドラえもんって、一度7巻で完結したんだよなー。(第7巻の初版では全7巻になっていたはず。)で、ウソ800で再開してるんだな。けっこう思い出しました。そして、コラボ作品。作家それぞれも子供の頃から親しんで愛着があるのか、思い入れを感じさせます。その他、電気自動車やソーラーカー(写真のみ)、気球(写真のみ)など、いろいろなものがありますね。そういや、数年前にドコモから携帯が出てたけど・・・これは展示されてなかった?(見落としたかも)観に来ている人も子供からオジさん、年寄りまで幅広かったです。広い年代に親しまれているのがわかります。この展示、2010年に川崎の生田緑地にオープン予定の「藤子・F・不二雄ミュージアム(仮称)」関連のイベントだそうです。オープンしたら行ってみたいですね。 あと、常設展示のコーナーで展示していた「第28回 読売国際漫画大賞 受賞作品展」が面白かったです。毎年2~3月に来るとやってるんですが、そのたびにいろいろなものの見方があるなー、と観るたびに感心させられます。川崎市民ミュージアムは改装のため、明日から3月末まで休館だそうです。また面白い展示があるといいな。
Feb 25, 2007
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ここのところ、ほとんど習慣化してしまった休日出勤のあとのレイトショー映画鑑賞。今回は古代中国を舞台にした『墨攻』です。TOHOシネマズ川崎のプレミアスクリーン通常料金の上映とうまく時間があったので観てきました。中国の戦国時代、「非攻」掲げ、自ら攻撃を仕掛けず、守ることに関してプロになる勢力・墨家が存在した。紀元前370年頃、趙と燕の国境付近にある梁城は趙の10万の大軍に攻められようとしていた。墨家に援軍を要請したものの、援軍が来る様子もなく、降伏しかないとなったときに墨家から革離がやってくる。革離は城に攻めかかろうとした超軍の先遣隊の出鼻を挫き、梁王から全軍の指揮を任される。梁城の農民、囚人までも総動員し、趙軍の総攻撃を撃退する革離。しかし、趙軍は次の策に出る。趙軍の次の手がトンネルであることを偵察を行って察知した革離は待ち伏せ作戦を行い、見事成功させる。しかし、梁軍の牛将軍は武器を捨て降伏した趙の兵たちを虐殺してしまう。虐殺を見た革離は自分の行為に疑問を持ち始める。一方、梁王と重臣たちは兵や民たちの心をつかんだ革離に対して疑いを持ち始める。そして戦いは意外な展開を始める。まず、なんといっても、古代中国の戦国モノでおなじみ、人民解放軍のエキストラによる大軍が大迫力です。そして、その大軍を撃退する知略も見事です。キャラクターたちもいいです。天才的な戦術家、革離をはじめ、梁の王子、有能な弓兵隊長、女性の騎馬隊長、愚直な牛将軍、趙軍の将軍たち。そして全てを台無しにする梁王の暗愚さ。(名前を書かないのは、変換できない漢字があるからです・・・)特に実戦経験がなかった革離が、戦争の現実を目の当たりにして悩み、苦悩する様子と、戦争とはこういうものだと割り切ってしまう牛将軍との対比が良いです。(以下、ちょっとネタバレ)しかし、なんといっても梁王の暗愚さでしょう。自分で墨家に援軍を要請し、仕事を成功させた革離に対する仕打ち。そして、そのために王子を死に追いやったのに、反省しない厚顔無恥さ。墨家が援軍を拒否したのがわかります。暗愚な王が統治するのも侵略されるのも大差はないですから。革離はおそらく、墨家の中でも駆け出しだったのでしょう。例えるなら、士官学校を史上最高の成績で卒業したばかりの士官のような感じか?(革離は墨家が組織として援軍を拒否したのを見かねて、勝手にやってきたことが作中で語られています。)そして、悪人ではないけれど梁王に忠実な牛将軍。こういう人は味方に一人いると心強かったりしますが、忠誠の対象が梁王であったために最悪の事態を招いてしまいます。王子が死に、有能な将軍も死に、生き残った優秀な将兵も去ってしまう。残ったのは暗愚な王とそのとりまきだけ。この時点で国はすでに滅んだと言えるでしょう。 原作は酒見賢一・森秀樹の漫画だそうです。森秀樹って、昔少年サンデーで漫画描いてたなー。最近はこんなの描いてたんだ。知らなかった。読んでみたい・・・けど、こう思って読んでいない本も結構たまってきたな。(全て買ってるわけではないけどね)パンフレットを見返すと、原作、キャスト、音楽、スタッフと日中韓香港台湾と東アジア漢字圏集合、という感じですね。前半の防御戦と、後半の悲劇的な展開が印象的な映画でした。
Feb 18, 2007
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『悪夢探偵』、『ユメ十夜』と、“夢”ものが続きましたが、こちらは現実に起こっていることです。アフリカ中部のヴィクトリア湖。この湖はかつて豊かな生物の多様性から「ダーウィンの箱庭」と呼ばれていた。しかし半世紀ほど前、大型の肉食魚ナイルパーチが放流されて爆発的に増加し、生態系は破壊されてしまう。そして食用になるナイルパーチの漁と加工業が一大産業となっている都市、タンザニアのムワンザの状況が紹介されます。冒頭、巨大なナイルパーチが獲れるさまは一見、豊かにも見えます。しかし、漁師たちはワニが出る危険な湖に潜り、魚を追い立てて漁をしています。そして漁師の多くが貧しい内陸部から流れてきた人たちで、劣悪な環境で暮らしています。しかも、獲った魚は自分たちで食べることはなく、全て加工にまわされます。そして切り身に加工された魚は、飛行場から旧式の輸送機で輸出されてゆきます。町にあふれるストリートチルドレン、蛆のわいた魚のアラを食用にする人々、輸送機パイロットや漁師相手の売春婦など、これでもかというほどひどい状況が映し出されます。夜警の仕事で食いつなぐ元兵士の言葉が衝撃的でした。「戦争があれば軍隊に入れ、いい生活ができるのに」そして、カラでやって来るはずの輸送機には武器密輸の疑惑が。この映画はムワンザのひどい部分のみをピックアップしているとの批判があるそうです。でも、ひどい状況が存在するのは事実です。劇中にも一言出てきましたが、ナイルパーチは日本にも輸出されています。安易にナイルパーチのボイコットをしても、漁師が職を失い、加工工場の従業員が解雇されるだけでしょう。とりあえずは、今の自分の生活がこういう状況の上にあることを認識するしかないのかもしれません。しかし、こういうものを観ると、食料が自給できない国で“少子化対策”とかいって人口を増やそうとしているのが、とんでもなく愚かなことのように思えます。
Feb 11, 2007
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夏目漱石原作の短編小説の映画化です。ちなみに、原作は未読です。(つーか、知らなかった)第一夜~第十夜の10部構成です。私が観た映画館では漱石の旧千円札で支払うと、鑑賞料が千円になっていました。(私は土曜の休日出勤のあと、レイトショー通常料金で1200円で観ましたが。)各々に一言第一夜書斎のすぐ後ろの茶屋、窓の外の観覧車などなんか普通でない雰囲気がいいです。第二夜モノクロのサイレント映画の手法が面白いです。第三夜少年時代を覚えていないのは・・・少しホラー風です。ちょっと怖いけど面白いです。第四夜ノスタルジックな雰囲気と神隠しのテーマがマッチしていて良いです。第五夜こちらもホラー風。最後が少しーダークです。第六夜2ちゃんねるですか!観ていて楽しいです。第七夜アニメ作品。とにかく美しいです。第八夜もっとも夢らしく脈絡のない話です。○○せんせ~、と呼ばれる漱石のシーンは予想通りでしたが、面白かったです。第九夜出征した夫の無事を祈りお百度を踏む妻と、子供が神社の中で見る風景のギャップがブラックです。第十夜非道な男が罰を受ける話・・・ですが、脚色がスラップスティックで面白いです。とにかく盛りだくさんです。約2時間の映画なので、各10分くらいなのですが、もっと長い時間楽しんだような気がします。これも原作を読んでみたいなー。しかし、部屋には未読の小説が何冊か・・・ま、漱石なら入手困難になることもないか。短編集なら気楽に読めますけど、どうするかな?
Feb 4, 2007
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