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いつだったか、僕は「星組には、宝塚歌劇団の星組という以上に、彼ら単体で星組歌劇団を結成しているような団結力を感じる」と評したが、今公演のプログラムで小柳奈穂子も「宝塚は家族、ファミリーとよく言われますが、星組はその中でも特に家族的な組だと思います」と語っていた。確かに今の星組は、礼真琴を中心にますます結束力が強まっているように感じる。稽古場でその空気を感じ取り、小柳は「家族」という言葉を使ったのだろう。トップに就任して4作目となり、礼真琴と舞空瞳にも余裕と貫禄が出て来た。勿論、本人は相変わらず一生懸命なのだろうが、伝えたい事を無理なく表現できているという自信が、彼らの芝居からは感じられる。本作がコメディで、良い意味で肩の力が抜けているというのも、それをより強く感じさせる要因だろう。息もピッタリで、まだまだ大人に成り切れていないルーチェとアンジェリークの恋模様を、愛らしく演じている。(15年も付き合っているのに「君達は高校生か!?」という感じが、オジサン目線にはもどかしくも微笑ましく映る…笑)2人だけではない。ベテラン勢はもとより、中堅から若手まで組子達の個性が全体的に際立って来ている。各々が役柄のイメージをしっかりと把握した上で、自分が何を表現したいのかをはっきり理解できている証拠だろう。特に、前回【柳生忍法帖】で会津七本槍を演じた面々は、同じ悪役という設定の中でいかに一人ひとりの個性を出すか試行錯誤した経験が活きている。まだ幕開けから日が浅いにも拘わらず、皆が地に足のついた芝居を見せているのが印象的だった。それは大人しいという意味ではなく、ドタバタしてもゴチャゴチャしない、という意味だ。瀬央ゆりあは、礼真琴とさすがのコンビ感を見せている。同期のひろ香祐も、安心の安定感で舞台を支えている。敵役の綺城ひか理は、脱力系キャラ達に囲まれながら、一人だけ肩に力の入った芝居で存在感を示している。天華えまは、遅筆な劇作家役を周りとのバランスを考えながらコミカルに演じている。これまでやや物足りなさを感じていた極美慎と碧海さりおも、随分と「らしく」なって来た。極美はバウ初主演も決まり、ここから一気に飛躍する可能性は高い。碧海も何かチャンスを与えれば、更に伸びるだろう。これから、ますます注目の2人だ。コソ泥役の天飛華音も、脇役ながらしっかりと見せ場があり、持ち前の個性を発揮していた。それに負けじと、奏碧タケルと大希颯も溌剌とした芝居を見せており、この公演でどこまで自分をアピールできるかが今後の鍵になるだろう。3人で協力して楽しみながら、舞台を盛り上げて欲しい。雪組への組替えが決まっている咲城けいは、無邪気な王子役を好演していた。新人公演でも初主演を務めるため、ここぞとばかりに礼真琴から学べるだけ学んでおくと良い。そのアドバイスが雪組でも活きるはずだ。『カフェブレイク』でどんな話が聞けるかも楽しみにしている。稀惺かずとも、ようやく認識できる役柄に当たり、詩ちづると一緒に可愛い双子役を演じていた。まあ、子役なので男役としての魅力を発揮できなかったのは残念だが、華やかさもあるし今後の活躍が楽しみだ。そんな若手を支えるベテラン勢も、安定の芝居で魅せた。今公演で卒業する天寿光希は、普段よりも落ち着いた雰囲気で、一つひとつの場面や台詞を噛み締めながら演じているかのように感じた。本当に星組が好きだったのだろう。まるで彼女の心の声まで聞こえて来そうな、星組愛に溢れる芝居だった。そんな天寿がどんな想いで卒業を決意したかは察するに余りあるが、残された日々を仲間と思う存分に楽しんで欲しい。それ以外でも大輝真琴、輝咲玲央、朝水りょうといったイケオジ担当(?)の面々も目を引いたし、そこに娘役まで加えたら、一人ひとりを堪能するには何回観なければいけないのかと思うほど(笑)、皆が個性的に演じている。ストーリーも分かり易く、個々のキャラクターも単純ながら、誰かが芝居をしている最中も、脇では小ネタが繰り広げられているので、見た目以上に情報量が多い作品だ。ありがとう!!次回の観劇は5月17日(火)。それまでに、組子達も芝居が馴染み、更にワチャワチャ感が増している事だろう。と思っていたら、関係者にコロナ感染が確認されたとの事で、GW中の公演が急遽中止となった。先日、花組【巡礼の年~リスト・フェレンツ、魂の彷徨~】のチケットを無事に手に入れてひと安心したばかりというのに、一進一退はまだまだ続くようだ。それでも、出口は近いと信じて今は耐えよう。僕はGW営業で休みが10日まで無くなるので、暫くは更新が滞ると思う。特に話題が無ければ、暇を見付けて「深読みし過ぎ考察」を書き上げてしまいたい。記事は全4回だが、勿体付けても仕方が無いので7月25日に全部まとめて更新する。(一応、順番が狂わないように10時から10分おきに自動更新されるように設定した)
2022.04.30

先週19日(火)は、成田悠輔との出会いに希望を感じる一方で、飛龍つかさと音くり寿の退団発表に落ち込んだ日でもあった。僕の感覚からすれば、98期や100期は「まだまだこれからの期」という気がしてしまうが、本人達にとってはそうでもないのだろうか。僕達ファンには卒業が無いし、嫌な舞台は観ないという自由もある。その事で、誰かに文句を言われる筋合いも無い。一旦飽きて観なくなる期間があったとしても、再び興味が湧けばいつでもファンに戻れる。ファンとタカラジェンヌとでは、宝塚に対する向き合い方、覚悟がそもそも違うのだろう。現時点ではまだチケットの抽選結果は出ていないが、しっかりと見届けたい。花組と言えば、帆純まひろと一之瀬航季がW主演でバウ公演【殉情】を務める事が発表された。何かの切っ掛け一つで、まだまだ化けそうな可能性を感じさせる2人だけに楽しみだ。この機会を大切に、思う存分に演じて欲しい。余裕があるなら、続けて他の組でもワークショップを実施してあげて欲しい。さて、26日(火)は星組【めぐり会いは再び next generation】を観劇。とりあえず、ストーリーに関する僕の推理はほとんど外れ(笑)、7月末に載せると公言した深読み考察はタイトルを「深読みし過ぎ考察」に変えなければならなくなった。というか、どうにも気になったので確認してみたら、公式サイトの解説文がいつの間にか書き換えられており、「これじゃ絶対に正解なんか出ないよ!!」という衝撃の展開に…(笑)。まあ、仕方が無いので、今回は引き分け(?)という事にして、僕の考察は全く別のアナザーストーリーとして読んでもらう事にしよう。(相変わらず、恋愛要素は薄いです…笑)しかし、外れたとは言え、推理したからこその驚きや得心もあり、普段の観劇以上に脳が活性化された。また、本作は2011年と2012年に上演された舞台の10年後を描いているため、推理の過程で多少なりとも配役や人間関係を把握していたのも功を奏した。できれば、予習をしておく事をお勧めする。内容的には、架空の国を舞台にしているだけに自由度が高く、宝塚らしいファンシーな世界観が思う存分に表現されている。まあ、前半に情報や小ネタを詰め込み過ぎて、話の整理が追い付かない箇所もあるが、主要キャストだけでなく脇役にまできちんと見せ場があり、小柳奈穂子の組子に対する愛情を感じた。そして、これは僕の推察通りだったが、後半はそこはかとなく月組【All for One】を意識した流れになっている。(だから「壁」なのかな、と思った…笑)宝塚らしさ全開の作品だからか、組子達も実に楽しそうに芝居をしている。また、前回【柳生忍法帖】という宝塚らしくない作品を経験したからだろうか、全員の芝居に深みが増しているように感じた。特に、会津七本槍を演じた面々の成長は目に見えて著しい。【柳生忍法帖】は、ファンからすれば観たい舞台ではなかったかも知れないし、組子達にとっても共感し難く、また演じ難い内容だったかも知れないが、礼真琴が文化庁芸術祭賞の演劇部門新人賞を受賞した事に鑑みても、今まで自分の中に無かった感情を表現するという点で、演者としては実りのある作品だったと言えるのではないかと思う。(人生はいつだって何が功を奏し、何が裏目に出るか分からないものだ)スペインを題材にした【Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!】も、礼真琴の魅力を思う存分に活かした情熱的なレビューとなっている。組子達の表情も自信に満ちており、頼もしい限りだ。まこっつあんは、芝居と合わせて演じるとかなり体力を消耗するのではないかと思うが、まだまだ幕を開けたばかりだし、無理の無いようペース配分を考えながら公演を続けて欲しい。そして、今公演で初舞台を踏む108期生の初々しくも熱の入ったロケットも素晴らしかった。こんな時代だからこそ、夢と希望を抱いた若者達の溌剌とした笑顔は救いになる。彼らの中からどんな個性が飛び出して来るのか、楽しみにしながら見守りたい。ありがとう!!キャスト別の感想は、後日改めて。そして、今日は……■抽選結果お申し込みをいただいた中から厳正に抽選させていただいた結果、誠に残念ですが、以下の公演につきましてチケットをご用意することができませんでした。申し訳ございません。・宝塚歌劇 宙組公演 ミュージカル・プレイ『カルト・ワイン』ARIに続いて、ずんにも嫌われた!!エェーーーーーン!!。。゚・(((つД`)))・゚。
2022.04.27

普通の漫画とは違い、縦に読み進めて行くWEB漫画ならではの発想が斬新だった『タテの国』。公式PVが発表されて「まさかアニメ化!?」とすわ興奮したが、そういう訳ではなさそうだ(笑)。でも、できればアニメ化して欲しい作品だ。【少年ジャンプ+】公式サイトで、「全話無料」掲載中 →『タテの国』
2022.04.23

詳しい経歴は知らないが、ベルギー出身のエレクトロ系ヒップホップ歌手、「ストロマエ」。ヒップホップには疎いので今まで全く知らなかったが、このリズム感とどこか愁いを帯びた曲調が堪らなく心地良い。歌詞がフランス語と言うのも関係しているのかも知れない。因みに、ストロマエは巨匠を意味するマエストロの倒語だとか。
2022.04.21

財布を拾った男が親切で届けに行くと、持ち主から「俺の懐にいるのが嫌で出て行った金なんざ、もう俺のじゃねぇ!」と突き返されてしまう。お互い江戸っ子という事で「受け取れ」「要らねぇ」で喧嘩が始まり、最後は大家まで巻き込んで町奉行・大岡越前の裁きを受ける事に…。江戸っ子の屁理屈が面白いだけでなく、大岡越前の裁量が見事な落語の演目『三方一両損』。『週刊少年ジャンプ』で連載中の落語を題材にした漫画『あかね噺』の今週号で取り上げられており、気になってYouTubeで探して聴いてみたら爆笑してしまった。『あかね噺』も面白いし、これからどんな演目が紹介されるのか楽しみだ。
2022.04.18

アニメ『CITY HUNTER』の主題歌としても有名なTM NETWORKの代表曲『Get Wild』が、今年で発売35周年になる事を記念して、再びメンバーの3人が集まり同曲を演奏する動画が公開された。普段、こういう事にタイミングを合わせて演目を決めているはずの宝塚にしては、今回は珍しくフライングになってしまったようだ。それとも、宝塚での上演が呼び水となって、3人の再集結が実現したのだろうか。新作「劇場版シティーハンター」の制作も決定したようだし、もしかすると宝塚歌劇団の影響力って思った以上に凄いのかも知れない…(笑)。
2022.04.16
つい先日、とあるブログに「演目の決定に、ファンの希望はどれくらい反映されるのか?」といった疑問が書いてあるのを見付け、ちょっと考えてみた。宝塚ファン歴の浅い僕に、「誰を主演にどの演目が観たい」という希望が全く無いからだ。とは言え、「演目選びは大切だ」という意見にも一理ある。ただ、僕の感触で言わせてもらえば、「人事」「番手」「演目」に関してファンの希望が通る事は殆ど無いと思う。こう書くと「じゃあ、お前のジョージアはどうなるんだ!?」と非難されそうだが(笑)、ここで勘違いしてはいけないのは、僕は別に「『斜陽の国のルスダン』を舞台化して欲しい」とも「ジョージアを舞台にした作品を観たい」とも発言していない、という事である。僕はただ一人で勝手にジョージアに親近感を覚えて、ブログで話題にしていただけなのだ。ただし、僕が紹介したジョージアン・ダンスや民族衣装が劇団なり演出家の興味を引いた、という事実はあるだろうと思う。僕がこのブログに宝塚以外の話題を積極的に載せるのは、(まあ、そもそも宝塚ブログではないという理由もあるが…笑)演出家諸氏に何かヒントやアイデアになれば良いという狙いもあるからだ。そして、若いジェンヌ達には「君達が考えているより世界はずっと広く、人生はずっと奥深いよ」という事を知ってもらいたいからである。また、僕の独特の感性と価値観は、作品に新たな視点を加える事ができる(と自負している)。逆に言えば、それ以外の事は特に何もしていない。普通に舞台を観て、感想を書いているだけだ。僕は「人事」「番手」「演目」に関しては、一切の口を挟まない事を信条にしている。基本、劇団に対しては「やってみなはれ」という姿勢だ。恐らく、たいていの宝塚ファンはこう考えているだろう。「ファンあっての宝塚なのだから、劇団はもっとファンの意見に耳を傾けるべきだ」これに対して、僕は全く逆の立場を取っている。「宝塚あってのファンなのだから、ファンはもっと劇団やタカラジェンヌを尊重すべきだ」(「ファンあっての宝塚」とは劇団やジェンヌが言う台詞であり、ファン自らが言うべきではない)これは決して「劇団の言いなりになれ」という意味ではない。「敬意を払え」という意味である。どんな関係でもそうだが、「自分を受け入れて欲しいなら、先ず相手を受け入れよ」という事だ。「気に入ったものは褒めて、気に入らないものは貶す」だけでは本当の信頼は生まれない。また、いつだったか忘れたが「僕は飽くまでもタカラジェンヌの味方であって、宝塚ファンの味方ではない」という意思表示も、このブログで明確にしている。だから、僕がジェンヌ達の人事や番手、演目に口を挟む事は無いし、他のファンと徒党を組んで劇団や演出家を批判する事も無い。恐らく、そうした姿勢が劇団やタカラジェンヌから一定の支持を得ている、或いは安心感を与えているのだろうと思う。勿論、僕にも人事や番手に関して希望が無い訳ではない。しかし、劇団には劇団の事情があり、全てのファンの希望を満たすのは絶対に不可能だという事も充分に承知している。ならば、無理難題を言って劇団やタカラジェンヌからの信頼を失うよりは、余計な事は言わない方が良いという立場を選んだ。何も言わない事で、却って劇団やタカラジェンヌ達の信頼を得られるのなら、その方が良いに決まっている(笑)。そういう姿勢を貫いているからこそ、たまの一言が「この人の意見なら検討してみよう」と、劇団の心に届くのだろうと思う。「ファンの利益」ではなく、「タカラジェンヌの利益」を考えての発言だと受け取ってもらえるからだ。まあ、たまに調子に乗って余計な事を言ってしまう時もあるが(笑)、それで信頼を失うならそれは僕自身の落ち度なので仕方が無いと覚悟している。自分のブログだから自分の希望を書くのは自由だ。ファン同士で盛り上がるのも構わない。しかし「人事、番手、演目に関して自分の意見が通る事はない」という事実を大前提にしておく必要がある。そうでなければ、結局最後は、劇団に対する不信感と不平不満しか残らなくなってしまうだろう。(実際、そういう人達がブログ村にはたくさんいる)せっかくブログという便利なツールを使っているのだから、先ずは劇団と信頼関係を築く努力をしてみてはどうだろうか。いくら会社組織とは言え、そこで働いているのはあなたと同じ心を持った人間である。あなたが劇団に対して度量の大きさ、愛情の深さを示せれば、必ずしもあなたが望む形ではないにせよ、きっと何らかの形で劇団も応えてくれるようになるはずだ。(実際、僕も別に「ジョージア」を望んでいた訳ではないが、やはり嬉しい…笑)もしかすると、今回の「ジョージア推し」は、劇団が僕を出汁にして、分かりやすい形でその事をファンに示そうとしたのかも知れない。(あれ、そうなると僕はただのピエロって事じゃないか…笑)そうした関係性を喜び楽しめる余裕ができれば、少なくとも今より面白い宝塚ファン生活が送れるのではないかと思う。これが、僕が約6年に渡って宝塚歌劇団と関わって来て、自分なりに出した結論だ。と、今回は他のファンの疑問に真面目に答えてみたが、僕は人事考察はしないので「○○さんはトップになると思いますか?」とか「添い遂げ退団すると思いますか?」といった疑問には一切反応しない。質問されても「さあ、分かりません」としか答えないだろう。(実際、本当に分からないし…笑)僕はただタカラジェンヌ達を見守り、叱咤激励し、受け止めるだけである。70億人を愛する事に比べたら、たかが400人の女性を愛するなんて、俺には朝飯前だぜ。よし、どんと来い!!
2022.04.15

12日(火)は雪組【夢介千両みやげ】の2度目の観劇。予定を忘れないように、いつもスマホのスケジュール機能を使い、「明日 ○組△時~」と前日に通知が届くように設定しているのだが、今回は「雪組13時」と通知が来てちょっと慌てた。いつものように15時30分公演だと思い違いをしていたのだ。予定を忘れる事は滅多に無いとは言え、こういう間違いがあるからこそ、やはりスケジュール機能は必要だと改めて思った。あの日の俺、ナイス判断!!(笑)そして、チケットを買った時には気付かなかったが、僕が観劇した4月12日は彩風咲奈と朝月希和がトップに就任して1周年記念日だった。きっと、これも運命だと思おう。あの日の俺、ナイス判断!!(何でも都合の良い方に考える男…笑)そのせいかどうかは分からないが、この日のショー【Sensational!】では普段よりも拍手や手拍子の音が大きかったように感じた。加えて、直前に宝塚受験スクール『クラレス』の動画を観たせいか、感動も何割増しかになり、「宝塚に出会えて良かった」と改めて思う公演となった。ありがとう!!いや、違う。まだ感想の途中だった(笑)。前回公演のショー【Fire Fever!】を僕は「チームプレー」と評したが、今公演の【Sensational!】では組子一人ひとりの個性に更に磨きが掛かり、それが構成の上手さと相まってずっと見せ場が続く濃厚なショーとなっている。また、彩風の個性に合わせてダンス中心ではあるが、一人でも多くの組子にソロを歌わせようという意図も感じさせるショーだった。(それに応えるように、組として歌唱力が上がっている)そのおかげで、いつも以上に個々に目を向ける機会が増えた。まあ、その分ずっと双眼鏡を構えていないといけないので落ち着かないが(笑)、これも贅沢な悩みとして喜ぼう。打線と打率が見事に噛み合った結果と言えるだろう。退団する綾凰華はソロだけでなく、彩風咲奈と銀橋で絡む場面もあり、芝居と同様に最大限の配慮がなされている。綾にとっては、これ以上無い餞(はなむけ)だろう。最後の日まで、思う存分に舞台を楽しんで欲しい。黒燕尾の群舞も素晴らしく、今の雪組が持つ魅力を余す事なく引き出したショーと言える。芝居ではボーッとした役柄だった彩風も、ショーでは思い切り攻めており、スタイルの良さも相まって惚れ惚れする格好良さだった。つまり、彩風咲奈に岡惚れしちゃうという訳だ(笑)。【夢介千両みやげ】は改めて観ると、別々だったエピソードや登場人物達が夢介を中心にだんだん繋がって行く様子が面白い。そのおかげで、若手からベテランまできちんと見せ場がある良い作品だと思う。コメディなので、組子達もちょっとオーバーに芝居したりして楽しそうだ。ありがとう!!
2022.04.14

グローバル・シチズンが主催するチャリティ・キャンペーン【スタンド・アップ・フォー・ウクライナ】で、故ジョン・レノンの息子であるジュリアン・レノンがウクライナ難民支援のために『イマジン』を初めて公の場で演奏した。これまで彼は、「僕が『イマジン』を歌う時があるとすれば、それは世界が終わる時だ」と語り、亡き父の代表曲を歌う事を拒否し続けて来たが、ウクライナの惨状を目の当たりにして「この曲が少しでも希望の光になれば」と、チャリティに最も相応しい形で参加する事を決意した。ギタリストがヌーノ・ベッテンコートというのも、HR/HMファンとしては注目したい点だろう。それにしても、今のプーチン大統領を見ていると、まるで第三次世界大戦が始まるのを狙っているかのように感じてしまう。キューバ危機(1962年)やノルウェー・インシデント(1995年)など、ロシア(旧ソ連)絡みであわや核戦争かという状況を、これまでにも何度か世界は経験して来た。(約30年毎に起きているのが不気味だ)今回も単なる杞憂で終わる事を願わずにいられない。一応、知らない人達のために説明しておくと、ジュリアン・レノンとはジョン・レノンと彼の最初の妻シンシア・パウエルとの間に生まれた息子である。ジョンとシンシアはリヴァプールの美術専門学校時代から交際しており、THE BEATLESがデビューする1962年に結婚、その翌年にジュリアンが誕生している。シンシアは学生時代の恋人が瞬く間に世界のアイドルになる渦中に巻き込まれた女性であり、ジュリアンはオノ・ヨーコとの運命の出会いによって父親を奪われた、日陰の母子と言える。(世間一般に、オノ・ヨーコはTHE BEATLESを解散させた悪女のイメージがあるかも知れないが、解散の原因はもっと複合的であり、ファンの間ではヨーコに責任は無いと受け止められている)THE BEATLESの代表曲『ヘイ・ジュード』は、ポール・マッカートニーがジュリアンに「君がお母さんを支えてあげるんだ」と励ますために贈った曲である。この時、ジュリアンはまだ5歳で、両親の離婚が不可避となり精神的に不安定な状態にあった。歌詞に出て来る「Jude(ジュード)」はジュリアンを、「her(彼女)」は母親のシンシアを、「a fool who plays it cool(クールを気取った馬鹿な男)」は父親のジョンを指している。(『ヘイ・ジュード』は、間違っても恋愛ソングではない)離婚後にジュリアンがジョンと会える機会は殆ど無く、ジュリアンはずっと疎外感を抱きながら寂しい子供時代を過ごしたようである。そんな彼が父親の曲を歌う事に抵抗を感じたとしても、無理からぬ話だろう。(かく言うジョン自身も、幼少期に父親が失踪、母親は別の男性と同棲していたため伯母の家に預けられ、両親の愛情をきちんと受けられないまま育っている)それでも、やはり親子だろうか、ジュリアンもやがて音楽の才能を開花させ、1984年にアルバム『ヴァロッテ』でデビューし、現在も断続的にではあるが音楽活動を続けている。僕も『ヴァロッテ』から3作目『イン・ヘヴン』(1989年)までは買って聴いていたのだが、その後はHR/HMに嵌まった影響で全く聴かなくなってしまった(失礼…)。こうして改めてMVを観ると、やはり若い頃の父親にそっくりだ。因みに、ジョンとヨーコの息子ショーン・レノンもミュージシャンとして活動している。日本のCMにも出演した事があるので、覚えている人もいるかも知れない。
2022.04.13
参道の途中に、裏山に掲げた旗がよく見える場所があり、数人の僧侶が旗の方を見上げて何やら議論している。「風があるから旗が動いたのだ。旗があるから風が動いたのではない」「いや、いや、あそこで実際に動いているのは旗ではないか。それに旗が動かなければ風のある事も証明されぬ」「何を言う。風があっての旗の動きではないか。動いたのは風だ」互いに言い争っているものだから、他の僧侶達も集まって来てだんだん騒ぎになった。中には「風が動いたか旗が動いたかなど、どちらでも良い話ではないか。坊さん達も暇なものだ」と興味本位で眺めている者もある。そこへ一人の男が来て、彼らに向かってこう言った。 「風が動いたのでもなければ、旗が動いたのでもない。 あなた達の心が動いたのだ」「風が動いた」と見るのも人の「心」ならば、「旗が動いた」と見るのも人の「心」である。「風だ」「旗だ」と論じるのは、我々の一つ心が動いたからに他ならない。その同じ一つ心の動きを、どんなに二つに分けて論じ合っても、本質を捉えていなければ、そこに意味など無いのである。― 形山睡峰 著『「無心」という生き方』より参照 ―
2022.04.11

たまたまネットで見付けて、思わず吹き出した(笑)。4コマ漫画『たぶん そのぶん ふたりぶん』
2022.04.09
先日の山田五郎に続き、何と宝塚歌劇団までがジョージアを推して来た(笑)。これこそ本当に「よもやよもやだ」。12日(火)の雪組観劇までブログを更新しないつもりでいたのに、これでは書かない訳にはいかなくなってしまった。だから「ジョージアを出されたらジョージア贔屓としては無視できない」って、この前書いたばかりでしょ!!(笑)とは言え、先ずはこちらの話題から。上田久美子が宝塚歌劇団を退団した。「濃密な人間ドラマを敢えて宝塚という制約の中で描く所に、彼女の作品の妙味がある」と思っていた僕としては残念という気持ちがある一方で、「このまま宝塚ファンを相手にしているより、もっとちゃんとした演劇ファンを相手に勝負した方が彼女の可能性は広がるだろう」という想いもあり、退団には賛成だ。それに、退団すると言っても、フリーの演出家としていつか再び宝塚の作品を手掛ける機会があるかも知れない。ファンとしては寧ろその日を楽しみにして、今は彼女の新しい門出を見送ろうと思う。そして、できればMEGADETHのファンであってくれたら、もの凄く嬉しい(笑)。今までありがとう!!でも、またいつか再会できる事を願って、サヨナラは言わないぞ!!さて、ジョージア。いや、違う。2022年11月~2023年2月の星組公演ラインナップ【斜陽の国のルスダン(仮)】の話だ。ARIが星組に組替えして初の公演が、よもやジョージアを舞台にした作品とは…。一体、何のご褒美なのだろうか?(いや、もしかして月組【ブエノスアイレスの風】が抽選に外れた穴埋めか…笑)星組と言えば、前回公演のレビュー【モアー・ダンディズム!】でもジョージアン・ダンスを披露してくれたり、ジョージアと縁が生まれている。この作品を通じて、組子達が少しでもジョージアに親しみを持ってくれると嬉しい。(お前はどこの回し者だ…笑)かく言う僕も、原作小説『斜陽の国のルスダン』を読んだ事も無ければ、ジョージアの歴史についてもほとんど知識が無いので、この公演を機会にちゃんと勉強してみようと思う。そんな切っ掛けを作ってくれた、演出の生田大和に感謝だ。今月23日(土)に幕を開ける【めぐり会いは再び next generation】の考察は既に全て終わり、観劇後の答え合わせを残すだけとなった。「ラブコメディだから悪人は出て来ないだろう」と踏んでいたら、綺城ひか理がキャストボイスで「“めぐり会い史上”最大の悪人・宰相オンブル」と爆弾発言をするなど(笑)、多少の軌道修正はあったものの、その経緯もしっかり書いてある。さて、運命や如何に…。それにしても、今年に入ってから、やけにジョージアと繋がるのは何故だろう。いつかも書いたように、僕のブログには「繋ぐ」能力があるが、何と何が繋がるかは僕にも全く分からない。単に、自分の興味に従って書いているだけなのだ。……………あれ?もしかして、宝塚歌劇団と山田五郎って知り合いなのか?それとも、ワダさんが僕のファンなのか…。だから、違うってッ!!お粗末様でした(笑)。
2022.04.08

南米ペルーにある世界的に有名な遺跡「マチュピチュ」。しかし、最近の研究報告によるとこの名称は間違いで、実際は「ワイナピチュ」だった可能性が出て来たらしい。「ワイナ(Huayna)」とは、先住民ケチュアの言葉で「新しい」という意味だ。一方の「マチュ(Machu)」は「古い」という意味で、「ピチュ(Picchu)」は「山頂」だ。「新しい」と「古い」では、意味が真逆になってしまう…。とは言え「マチュピチュ」の名称はあまりに有名で、ペルーの国民や政府にも親しまれている事から、正式な名称が分かったからと言って「マチュピチュ」の呼称に変更は無いだろうとの事だ。雑学として覚えておくと、話のネタになるかも知れない(笑)。という事で、ようやくこの動画を紹介できる。数か月前に観てブログに載せたいと思いながら、特に話題も無くタイミングを見失ってのだ。名称がどうであろうと、これだけの都市を建設機械も工具も無い時代に造り上げてしまうインカ帝国の知恵と技術に驚嘆してしまう。上の動画でエジプト「王家の谷」が紹介されたので、せっかくだしツタンカーメンに関するこちらの動画も載せておこう。今年は、ツタンカーメンの墓と黄金のマスクが発見されて100年目に当たるらしい。
2022.04.07
朝月希和が【夢介千両みやげ】で演じるオランダお銀も、【CITY HUNTER】で演じた槙村香と似ている部分が多い。自分の恋心を素直に言えない香と、惚れたら一直線のお銀という違いはあるが、2人とも直情的でもの凄くやきもち焼きだ。そして、意外(?)に尽くすタイプでもある。そんなお銀と香、夢介と獠が互いに出会って話をしたらどんな会話になるのだろうと想像すると楽しくなるが(笑)、朝月のイメージからしても香よりお銀の方がしっくり来る。(香は、寧ろ男役が演じた方が面白くなるだろう)夢介に見せるいじらしさと、周りに見せる素の部分との演じ分けも上手い。汝鳥伶が演じる嘉平(夢介の爺や)とお銀のやり取りを聞いていて気付いたが、本作はステレオタイプの登場人物が多い。皆、普通なのだ。誰もが「このキャラクターならこんな事を言う(する)だろう」という範疇の言動をしている。そんな普通(=当たり前)の人達の中に、当たり前じゃない価値観で動く夢介が入る事で、皆がペースを乱されて笑いが生まれる、というのが本作の特徴だろう。今公演で卒業する綾凰華は、念願(?)の悪役を体当たりで演じていた。コメディなので冷血非道な男という訳ではなく、無為徒食なごく潰しといった感じの役柄だが、啖呵の切り方もいかにも江戸っ子といった格好良さがあり、綺麗な顔からは想像できないほど自然で驚いた。前作の槙村秀幸に続き、本作でも役者としての器用さを見せ付けている。それだけに、退団はやはり勿体無い。(言わないつもりだったが、芝居を観たらやはり言いたくなってしまった…笑)退団後の予定は知らないが、できれば舞台を続けて欲しい役者である。ありがとう!!名前だけかと思ったらそのまま「遠山の金さん」だった(笑)、金の字役の縣千は最後の最後に主役級の見せ場があり、本当に楽しそうに演じていた。あれは絶対に演じていて楽しいはずだ(笑)。しかし、遠山の金さんと言えば、高橋英樹など名うての俳優達が演じて来た有名な役どころ。ただ楽しいだけでなく、縣なりに色々と研究し試行錯誤したであろう努力の跡をしっかり感じさせる芝居だった。まだまだフレッシュ満載の彼女だが、これからどんな男役に成長して行くのか楽しみだ。個人的には、哀愁を漂わせた影のある役も似合うと思うのだが、まだ暫くは元気溌溂なキャラクターで押して行くのだろうか。それ以外では、三太(和希そら)の妹弟役を演じた花束ゆめと莉奈くるみ(で間違ってないよね…?)のコンビにも笑わせてもらった。また、本作は夢介(彩風咲奈)と総太郎(朝美絢)の「モテ勝負」的な要素もあるせいか、女性陣に纏わるエピソードも色々あって面白かった。来週12日(火)の観劇では、もっと細かく観て行きたい。ありがとう!!因みに、史実の遠山景元(かげもと)は「金四郎」と呼ばれていた若い時に家を出て、放蕩無頼の暮らしを実際にしていたらしい。その頃に彫ったかどうかは不明だが、幕府が刺青禁止令を出した時代に、当の町奉行役人が刺青を入れていたのは遠山の金さんそのままのエピソードだ。ただし、金四郎が入れていた刺青は「桜吹雪」ではなく、「髪を振り乱して巻紙を咥えている女の生首」だったらしいが…。
2022.04.05

昨日は、山田五郎の解説動画が絵画に歌に映画にと予想以上に面白くて後回しにしてしまったが、雪組【夢介千両みやげ】のキャスト別感想を。前回の感想で、僕は「夢介はお金に執着していない」と書いたが、改めて考えると「お金に対する意識が僕達とはそもそも逆なのではないか?」という気になった。つまり、現代人の僕達は食べ物はお金で「買う」ものだと思っているが、毎日田畑に出て働く夢介にとって食べ物は「育てる」ものであり、そうして丹精を込めて育てた米や農作物が売れるからお金が手に入ると思っている。(「庄屋」とは現代でいう村長のような立場だが、士農工商の身分としては農民・百姓である)僕達と夢介では、入口と出口が逆なのだ。夢介の心根は「買う人」ではなく、「育てる人」なのである。この意識の差を克服しないと、本作は正しく理解できないのかも知れない。演目が発表された時から感じていたが、彩風咲奈のお披露目公演は【CITY HUNTER】より【夢介千両みやげ】の方が良かったのではないかと、観劇して改めて感じた。それくらい、夢介のおおらかさと度量の大きさは彩風のイメージに上手く嵌まっている。(ただ、前作で冴羽獠を演じたからこそ、本作の夢介をあれだけナチュラルに演じられた可能性もあるので、一概にどちらが良かったとは言えないが…)キャラクター的には真逆ながら、2人の主人公にはどこか似通った部分がある。夢介は周りから「牛のようにボーッとしている」と馬鹿にされているが、観察眼はかなり鋭いし、終盤に見せる機転と運動神経の良さはとてもただの馬鹿には見えない。一方、裏社会でNo.1スイーパーの異名をとる冴羽獠も、世間(表社会)での認識はただのスケベ男「新宿の種馬」である。2人とも常人には測り切れないスケールや才覚を持ちながら、普段は決して表に出さないため、誰もそれに気付かない。そして、どちらもお金ではなく心で動く。そんな彼らを違和感無く演じ分けられる彩風咲奈もまた、想像以上に大きな包容力を持った人なのだろうと思う。特に、本人が「男役の枠に嵌めないで演じてみた」と語るように、本作では彩風自身の人柄がダイレクトに反映された事で、夢介の人柄に芝居以上の温かみを感じる。それと同時に、千両箱を担いだ時の背中や啖呵を切る姿には男役の逞しさと頼もしさが漂い、男の僕が見ても惚れ惚れする格好良さだった。彩風咲奈は男役を超えて、遂に役者として開眼したようだ。個人的には嵌まり役だと思うし、良い役に巡り合ったと思う。そんな彩風と阿吽の呼吸を見せる朝美絢も、前作のミック・エンジェルを超える嵌まり役で客席の爆笑をさらっていた。正直、ここまで器用にコメディができる役者だとは思わなかった。ミック・エンジェルの時も感じたが、とにかく間の取り方が絶妙だし、多少ふざけて演じても若旦那のキャラクターはしっかり保っている。同期の柚香光と共に、もはや芝居に見えない上手さだ。「なんせこの顔 この器量」という総太郎の自惚れも、本当に美形の朝美が言うと嫌味に聞こえないから凄い(笑)。彩風と朝美のコンビが、ここまで僕の感性に嵌まるとは想像していなかった。いやはや脱帽である。そして、この2人が進化・深化する誘発材となったのが、宙組から組替えして来た和希そらだろう。これまでに比べ、彩風も朝美も芝居に対する視野が格段に広がっている。お披露目公演を経て、少し余裕が生まれたタイミングでの和希の組替えは大成功だったようだ。周りを的確にアシストするだけでなく、自分でもゴールを量産できるオールラウンダーは、「一家に一台」ならぬ「一組に一人」欲しいと思わせる逸材に成長した。しかし、劇団よ。だからと言って「じゃあ、和希は専科に異動させよう」などとは、間違っても思うなよ。仮に思っても、口にはするな。(あれ、この流れって前にもやったな…笑)和希そらは、もう雪組のものだからなッ!!(お前はどこの回し者だ)ありがとう!!朝月希和や綾凰華らの感想はまた後日に。それにしても、今の雪組の充実ぶりはどうした事だろう。組子達の個性に磨きがかかり、押し出しが強くなっただけでなく、何よりも皆が舞台に立てる事を心から楽しんでいるのが観ていて伝わって来る。望海風斗や彩凪翔が退団する時、僕は「組としてパワーダウンしてしまうのではないか…?」と将来を不安視する発言をしたが、あの日の自分に言ってやりたい。 もう手遅れだと思います…(笑)。
2022.04.02

雪組公演の感想を更新しようとパソコンを開いたら、いつかのレッサー・ユリィに続き、今度は『山田五郎 オトナの教養講座』でジョージアの国民的画家ニコ・ピロスマニが紹介されており、ジョージア贔屓の僕としては無視する訳にはいかなくなってしまった(笑)。最近はジョージアが話題になっているのか、それともワダさんが僕のファンなのか…。(そんな訳あるかいッ!!)ピロスマニに関しては何の知識も無く、何気なく再生したら加藤登紀子の代表曲『百万本のバラ』のモデルになった画家だと説明され驚いた。この曲が元々は旧ソ連の歌謡曲だというのは知っていたが、まさかジョージアが舞台とは…。その後は、超天然で有名な画家アンリ・ルソーと比べながら和やかな雰囲気で解説が進むのだが、ピロスマニの晩年に話が及ぶと急に悲しい展開に…。最後は、彼を題材にした映画まで教えてもらい、もの凄く面白かった。(「ジョージアの名産は何か知ってる?」と訊かれて、「コーヒー?」と答えるワダさんにも爆笑)ありがとう!!加藤登紀子『百万本のバラ』映画【放浪の画家ピロスマニ】の予告動画。宝塚ファンとシャーロック・ホームズ好きには、こちらがお薦め。僕が好きな画家ターナーの考察も鋭くて勉強になった。
2022.04.01
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