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A嬢と一緒に、あれっ? ちょっと・・・今日でいったい何日目? と思うようなイーネオヤ体験をしています。楽しいオヤ旅と虎の穴修行の違いでしょうか。とにかく情報量が半端なく多くて、さすがの私もノートを一生懸命とっているつもりですが、興奮している時間の方が長くて、全く追いついていません。そして普段はこだわりがあって自分じゃ絶対撮らない動画を撮るはめなる・・・・ほどです。この地に結婚にまつわる伝統的な風習、慣習が根強く残っているおかげで、昔のオヤの作り方を知っている人が未だにいるということ。中途半端な知識や情報でなく、生きている知識や情報、そしてたしかな技術。頭がいっぱいいっぱいです。現在使われる「ペップ」。町の商店街のおもちゃ屋さんで買うことができます。手芸材料屋さんじゃなくて、おもちゃ屋さん?この地では手芸材料に関しては、糸もパーツも製造している業者はないので、すべてブルサを中心に外から入手しているものだそうです。これは昔からそうだったそうです。だからおもちゃ屋さんが人々の需要を察知して、ブルサからペップを仕入れたから、というのがおもちゃ屋さんで売っている最大の理由です。話が横道にそれましたが。古いイーネオヤに使われているペップはこれではありません。古いものを観察してみるとわかるかと思いますが、花粉の部分が砕けていたり、なくなって糸だけが残っていたりします。これは花粉部分が「小麦粉」を練ったもので作られているからだそうです。小麦粉粘土のペップ。ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
July 31, 2016

某地方の虎の穴に本格修業に出かけしてしまいますので、慌ててイーネオヤツアーの続きを・・・。(虎の穴イーネオヤ修業:言っておきますけど、針に糸を通すとか、そんなレベルの話ではないですよ)ムドゥルヌの旧商店街・・・とい言ってもそこしかないので、新も旧もないんですが・・・・。まるで昭和を思い浮かべるレトロな建物が並んでいて、魅力的です。町歩き(商店街歩き)をしていると道端の葡萄棚の下で女性たちがなにやら作業をしていました。挽き割麦を葡萄の葉で包む「ヤプラック・サルマ」作りです。ヤプラック・サルマはトルコ全土にありますが、ムドゥルヌでも有名です。この近辺は葡萄に適した土壌で、そのために葡萄作りが古くから行われていたそうです。(そういえばナウルハンやムドゥルヌのイーネオヤスカーフにもわかりやすい「葡萄」のモチーフがありますね。)どこに行ってもこれが必ずと言っていいぐらい出てきます。中央の白いのはヨーグルトです。指でひょいとつまんでヨーグルトをつけて食べちゃいましょう。余談ですが、このサルマを作っていた女性たち、私たちの姿を見て、作業の手をとめて、わざわざどこかに行って食べるものを買ってきてごちそうしてくれました。いったい何を食べたのか記憶にないのですが、気持ちがうれしいです。← イルミック・ヘルワス でした。そしてムドゥルヌのもっとも有名な郷土料理は「カシュック・サプ」。カシュックとはスプーンのこと。カシュック・サプでスプーンの柄の部分のこと。これもムドゥルヌでどこに行っても出てきます。市民講座のイーネオヤクラスに参加したときも、お昼に生徒さんたちが作ったコレが山盛り出てきました。ホテルの夕食にも出てきました。ムドゥルヌで食べるべきものは? と尋ねると全員揃って「カシュック・サプ」と答えます。スプーンの柄の大きさの厚めの幅広のパスタに、バター、ケシュと呼ばれるチーズっぽいんですけど、ドライヨーグルトをおろしたもの、砕いたクルミをかけて食べます。ケシュ自体がボル県と近郊の名産品で、他地方ではあまり馴染みがないものです。ムドゥルヌの料理は、特徴的であって、毎度、何を食べても日本のみなさんには好評です。ああ、やっぱりイーネオヤツアーじゃなくて古い建物見学ツアーとおいしいものツアーになりつつある・・・・。旅は続く。----------------------------------------事情があって、instagramの私のコレクションの一般公開をやめています。連動しているFacebookの方もinstagramは「お友達」のみご覧いただけるようになっています。掲載自体は継続していますので、続けてご覧になりたい方は instagram で「mihri193」を探してフォローしてくださるか、Facebookで「野中幾美」にお友達申請してください。特にお断りする理由がない限りは承認します。イーネオヤの掲載は続けていきます。コレクションまだまだ終わりません。以前も言いましたが、これは近く行われるだろう大放出前の下見会だと思ってください。まとめて購入してくださる方、大歓迎です。さらに冬に向けて、トルコ各地の伝統靴下と手袋を。モチーフとか色遣いが独特で面白いです。地方色もあって製作目的がイーネオヤスカーフと同じというのも興味をひきます。今、靴下を地方や村ごとに分類をしているのですが、実はとても難航しています・・・・量も多いのですが、それよりも私ウールアレルギーでごさいます。ふふふ。ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
July 28, 2016

今まで古いヤズマのモチーフまで手が回らなかったのですけど、とある機会がありましたので、今後、(飽きるまで)いろいろ調べて行きたいと思います。といっても毎度のことですが、面倒なのでメモを取りませんので・・・・取っても乱雑でどこにあるどのノートに書いてあるのか全くもってわかりませんので、せめてブログに残しておけば、記録として引っ張り出せるかと思い、ここにしたためます。さて、みなさんが「けし」として言われているヤズマの代表的モチーフがあります。これはどなたかが「けし」と断定して言っていたので、そうなのか・・・とそのままにしておりましたが、これらのハンドプリントのオリジナルのかの地での名称は「葡萄の葉」なのだそうです。しかもお花の部分の形から「腎臓付き」と呼ばれているそうです。葉を見れば確かに「葡萄」って思います。でも年代ごとのこのモチーフを比較すると、茎のトゲトゲを表現しているだろう箇所は「けし」にも思えます。全体を見ると「けし」ですよね。上二つは私が持っているヤズマからの画像ですが、こちらは新作ですが、かの地の古いオリジナルから再現した「葡萄の葉・腎臓付き」のモチーフです。どう見ても同じものですよね?名称と言うのは実際の植物を指すものと、辞典や図鑑のない時代にそれを見た人がそう呼んだものとか、いろいろありますので、本当は何であるかは実は重要ではないのだと思います。それを作る人たち、それを手に取る人たち、それが作られた時代の背景を知る上で、ヒントになるのはそれが人々の間でなんと呼ばれていたのか・・・・なぜ、そう呼んだのだろう・・・。名称にはその裏に秘められた意味や背景がかならずある、というのが私の持論です。この「葡萄の葉・腎臓付き」のモチーフのヤズマは各年代、各工房ごとに比較的たくさん作られているもののひとつです。私のコレクションからだけでも、探せばおそらく多少ずつ異なりながら、たくさんの「葡萄の葉・腎臓付き」が出てくることかと思います。さきほど、さっと見ただけでも茎のトゲトゲがあるもの、ないもの、葉の形が葡萄のようなもの、けしの葉のようなもの、いろいろです。もちろん木製版の製作者によりデザインが異なってきたこと、それを何だと思って作ったか・・などにより、形も実態も変わっていったのだろうと想像します。キリがないです。この世界。イーネオヤツアーのレポートもまだ初日のみしか書いていないのに、そして新たなオヤ旅も報告していないのに、会社の仕事もたまりまくっているのに、興味あることがあちらこちらに枝葉をのばし、脱線してばかりです。(そして途中で面倒になるので報告は全部尻切れトンボです・・・・)そう言えばエフェオヤのことを聞きに、エフェの子孫たちに会いに行った話も途中でしたね。ショッピングサイトに少しですが、かの地、ことトカットのハンドプリントヤズマの復刻版を出しています。最近良く見る復刻版風機械プリントではなく、全て手作業で行うものです。興味のある方はご覧になってください。ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
July 28, 2016

ブログで「イーネオヤツアー」のレポート継続中ですが、実はまだ到着初日の話です。宿泊ホテルのご案内はしたものの、まだ一夜明けていません。それぐらい充実して、楽しいことがいろいろあったツアーでした。オチは最後まで残していますが、豪華でわがままで自由過ぎ!?。日々が息つく暇なく過ぎていきました。でも私を始めとした参加者の年齢と体力に合わせた、まったりタイムも実はたくさんあって、それはそれで楽しくて楽しくて・・・・。というわけで8月27日(土)に「オヤの旅2016報告会」が開催されます。「オヤの旅2016報告会」 ←クリックしてページをご覧いただけます。Facebookのページですので、登録されている方はそのままお申込みいただけます。Facebook以外の方は主催の成原さんに直接メールしてください。お問い合わせ・お申込みのメールは → ★1部屋で定員30名ほどの募集です。人数に達し次第、締め切らせていただきますので早めのお申込みお待ちしております。トルコのお菓子を食べながら質問や雑談の時間を設けました。その間、旅先と関連したオヤ関連のお買い物もしていただけます。2時間という短い時間ですが、ぜひみなさまのお越しをお待ちしております。ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
July 24, 2016

イーネオヤツアーの続きです。ムドゥルヌにも市民講座があり、町の中心に近い公共の歴史的な建物内でイーネオヤなどの講習が行われています。昨年、訪ねたときは庭にある大きな木の木陰で生徒さんたちとイーネオヤについて歓談しました。でも今回はちょうど断食明けのお休み中です。事前にお尋ねしたら翌週から再開するとのことでしたので、市民講座訪問は諦めて、ペルテブ・ナイリ・ボラタイ伝統文化の家の見学に行くことにしました。入口わかりにくいのですが、商店街の通りにあります。町の伝統文化関連協会の施設で、古い家屋の中に、ムドゥルヌから出た民具や歴史資料などを展示しています。もちろんムドゥルヌ特有の衣装やイーネオヤのモデルなども少しだけですが、見ることができます。私たちが階段をあがると、責任者の男性が迎えてくれ、館内を説明してくれます。ここの楽しいところは、展示物を手に取り見ることができること。・・というか、館長さん自ら手に載せてくれます。触らせてくれます。ツアー参加者は服を着たり、帽子を被ったり・・・罪人の足枷まではめられていました。民具も博物館にあるようなものから、本当に身近なものまでいろいろあります。ケースのカギまで開けて触らせてくれたイーネオヤのついたパラケセ。ここで顔馴染みの市民講座の先生に偶然会いました。10年ほど前にムドゥルヌに来たときに、自分のお家の長持ちを開けて、嫁入り持参品をひとつひとつ見せてくれた女性です。その息子さんも同席していて、私を見て「以前もお会いしましたよね」と思い出してくれて、町の案内を買って出てくれました。聞けば町の職員さんだそうです。お休み中なのに「町を案内するのは私の役目ですから」と、15分ほどの予定が結局、3時間以上もお付き合いさせてしまいました。モスクから古い家屋をいくつか、古い家屋をレストアしてホテルにした公共の宿にも行き、お部屋も見学。詳しい方に説明してもらうと、よりわかりやすく、楽しかったです。途中、女性陣は「お買い物しなきゃいけない場所」があったので、そこに寄りました。ガイドさんと息子さんには退屈だろうと、外でお茶でも飲んでもらっていたのですが、時間も忘れて没頭する危険な地帯でした。ココについてはまた後ほど・・・・。最後に日曜日のため閉館中の町役場へ立ち寄り、トルコで最後に出版されたイーネオヤ・シリーズ本のムドゥルヌ編を全員にプレゼントしてくれました。小さな町っていいですね。旅はまだまだ続きます。----------------------------------------------------------------イーネオヤツアーのお話しはまだ始まったばかりなのですが、次のオヤ旅がもうすぐ始まります。・・・ってことは、また話が尻切れトンボか・・・とお思いの方、どうぞご安心ください。8月27日(土)15:30-17:30に都内で今回のイーネオヤツアーに関する「オヤ旅報告会」が開催されます。詳細が決まり次第、告知させていただきますので、まずはその日のスケジュールを空けておいてくださいね。----------------------------------------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
July 24, 2016

イーネオヤツアーの続きです。ナウルハンを離れ、ムドゥルヌに向かいます。2つの町は隣り合わせでクルマで40分ほどの場所にあります。ナウルハンがアンカラ県なのに対して、ムドゥルヌは黒海地方のボル県。ほぼ同じようなイーネオヤ文化があるのですけど、現在の行政区分によって分けられてしまうんですね。さて、ムドゥルヌはナウルハン以上に小さな町です。人口約19000人。でも訪れる人は多く、ホテルやペンションが何軒かあります。というのも高原の避暑地で、真夏でもエアコンいらず。都会から避暑に訪れるのです。夜は布団を被っても寒いぐらい・・・。エアコンかけずに寝られないアンタルヤ暮らしの身には理想の地です。かといって、ざわついた観光地ではなく、隠れ里的な地で、静かに過ごすには最高です。ホテルやペンションも家族経営が中心で、アットホームなもてなしが基本。ただいわゆる一般的なホテルではなく、私もムドゥルヌのホテルに何度か泊まっていますが、いずれも部屋の設備も近代的でないし、日本の人大丈夫かなー? と思っていたのですが、意外と喜んでもらえたのでよかったです。今回泊まったホテル。ホテルは町の中心地に集中しているのですが、私たちが泊まった宿はそこから少し離れた静かな住宅地にボツンとありました。ご夫婦で運営していて、「うちはカギなんかないから、好きな部屋使って」と言われましたが、実際に部屋にはカギもなく、私の部屋など内側からかけるロックもフックもなかったぐらいです。でも、それだけ安全で安心して泊まれるってことなんです。実際、部屋のドア開けっぱなし状態でしたが、なんの不安もありませんでした。そうそう、例外もありますが、多くのホテルが土足厳禁で上がるときに、まるでお家に上がるように(元々お家だったところですからね)土間で靴を脱いであがります。もちろんエレベーターなどありませんから、狭い階段でお部屋のある階へ。スーツケースを部屋に運ぶのがちょっと大変ですけど、スポーツマンの日本語ガイドさんが軽ーく上げ下げしてくれたので助かりました。ホテル自体が古いお屋敷なのですが、中庭にもこの辺りのお家から出た古い民具などが飾られていて、まるで資料館のようです。ムドゥルヌはこのホテルを見てもわかるように、実はオスマン帝国時代に作られたお屋敷、モスク、ハマムなど歴史的建造物が残る地なのです。資料によると約170軒のオスマン家屋などが残っているそうです。旅は続く。ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
July 22, 2016

イーネオヤツアーの続きです。万国共通、どの時代でもいえること。手芸は材料ありき、の一言につきます。その地で何が手にはいるかで使われるものが異なり、発展の仕方、普及の仕方も変わります。現代のようにインターネットでオーダーできるようになっても、年配のインターネット世代でない女性たちや送料を負担できない立場の人もいます。手芸屋さんが町で何を仕入れてきたか、またその手芸屋さんが商材を求めてどこまで行けたか、または手芸問屋がこの町に営業に来たか・・・・など大きく影響します。私たちはトルコ国内を回って、どこでどんなものが売っていて、何を使っていたか、または何を使っているか、知ることもできますし、それらを手に入れることもできます。むしろ素材に関する情報は、日本にいるみなさんの方がよく知っているぐらいです。現代ものにしても同じポリエステル糸でもメーカーごとの比較、特徴を語れるのも実は日本人ぐらいで、地元の女性たちは使っているものがALLでBEST だったりします。堅い話は抜きにして・・・・。ナウルハンで売っているのが、ブルサのメーカーの黒ボビンの人工シルク糸。これはアクセサリー作るようになったころからのこと。ナウルハンとブルサは実はつながりが深く、なんのつながりかというと「シルク糸」でです。ナウルハンにはかつて養蚕業とシルク製糸工場がありました。工場は何十年か前(適当です。正確にはかつてのブログ内に書いてありますが、探すのが面倒で・・・)に閉鎖してしまいましたが、その糸はブルサに運ばれていたそうです。・・・・って、堅い話は置いておいて。黒ボビンの人工シルク糸、本当はブルサのメーカーから直接購入するのが一番安い方法なんですけど、手近なところではナウルハンのこのお店でしか買えない仕様のものがあります。パール系です。白とか、赤とか、ピンクとか、他に何色かありました。お店に来ていた可愛らしいおばあちゃん。身に纏っているのは、ムドゥルヌやベイパザルなどでも女性が被る独特のモチーフのスカーフです。そして別の手芸材料屋さん、以前はシルク糸の在庫を持っていたので時々買っていたのですが(使わないのにね)、今回も聞いてみたら少し残っていました。でも新しく作られているものではなく、昔ナウルハンで作られたオヤ用シルク糸の家庭から回収したものです。糸の老化の程度とか強度とかわかりませんが、とりあえず、引っ張ってみてもプチンと切れることはありませんから、使えるかな。伝統的なイーネオヤスカーフに使われていたシルク糸。他にはありませんでしたので、コレっ切りです。資料に、または試し編みしてみたい方、いたらご連絡ください。色は限られています。旅は続きます。ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
July 20, 2016

イーネオヤツアーの続きです。ナウルハンと言えば、イーネオヤのアクセサリーが有名ですね。これは10年ほど前にスタートした試みで、みごと大成功。立体的なモチーフと、当時、他ではマネできない高度なイーネオヤ技術を持って、トルコ国内はもちろんですが、世界各地に販売されるようになりました。このアクセサリーに使用されているのが「シルク」となっていますが、これについても、もうみなさんご存知ですね。ポリエステル由来のブルサの糸メーカー・ムズの人工シルクが使われています。黒ボビンのやつです。それをナウルハンの女性たちは、地元のおもちゃ屋さんが中国製のおもちゃのリモコンを改造して作った電池式の糸撚り器で細く、硬めに撚って使っています。最近はコンセント用の新型器も出ました。まずは、糸撚り器での糸の撚り方を教えてもらいます。これは難しい作業でなく、慣れてしまえば、さらに長く、1本、2本、3本撚りと自由自在。できあがりも硬く、かっちり細く撚れます。ただ最近はナウルハンに「糸撚り専門業者」も登場。ナウルハンのアクセサリー作りをする女性たちも利用しているそうです。1メートルあたり、いくらで撚ってもらいます。そしてナウルハンといえば、アクセサリーだけではありません。この地、独特の伝統的なイーネオヤスカーフもあります。土台になる芝生はトゥーで作られるというのも特徴的です。以前は糸掛け用にアイスの棒やUピンが使われていましたが、最近の流行は安全ピン。大きい安全ピンを使っているのは見ましたが、お手本を見せてくれた女性はごく小さな安全ピンを使って、器用に芝生を作っていました。もしかしたら小さい方が使いやすいのかな。町の再開発で、商店街にバラバラとあったイーネオヤ関連のお店や市民講座などの作業場はコジャハンと呼ばれる古い隊商宿兼商業取引場に移されていました。見やすくなっていいですね。でも暑い時期は年配の方たちは高原に避暑に出かけてしまう人が多いので、お店も開いていたりいなかったり。私の10年来のお友達も、顔馴染みのおばあちゃんたちも、今年は断食月が暑い時期に重なったため、6月から高原の別荘に移ってしまい、今回は見事に誰にも会えなくて残念でした。年金もらってゆったり生活している人が多いせいか、商売もあまりガツガツしていないのもここの特長かな。旅は続く・・・・。上の糸撚り器は弊社のショッピングサイト ↓ で発売中。ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
July 19, 2016

イーネオヤツアーのレポートの続きです。朝早かったので、少し早めにランチをとることにしました。ナウルハンの高台にある郷土料理のレストランです。レストランと言っても民家の間にあり、知る人ぞ知る・・・というお店。地元の人が集まりなどで使うらしいですが、観光で来たら、ちょっと見つけにくいかな・・・という場所にあります。レストランの庭からの眺め。ナウルハンの町が一望できます。そして近くにある木には、桑の実を始め、いろんな実がなっていて、近所の住人たちが私たちの姿を見て、「食え、食え」というものですから、みんなで木からもいで食べていたら、お腹がいっぱいになってしまいました。さて、お待ちかねのランチ。タルハナのスープ、ホームメイドの牛乳から作ったヨーグルト、サラダ。前回のイーネオヤツアーでもここを利用しましたが、欲のないレストランで、飲み物は無料の水のみ。食後にチャイ。普通は別料金のビールやコーラでお金を儲けるものなのに・・・・いいですね。トルコの田舎。葡萄の葉のサルマ。トルコ全土で作られますが、この辺りもいたるところに葡萄の樹があり、食卓にかかせないそうです。メインはエトゥリ・カパマ。鍋に作った牛肉と玉ねぎの炒め物とピラフを、逆さにして皿に盛ったものです。牛肉はとても柔らかく、味は汁気のない牛丼みたいで、日本人の口に合います。おいしいのですが、何せ1人当たりの分量が多すぎて・・・・。これも家庭で作ったバクラワ。お店で売っているものと皮の感じがちょっと異なります。素朴です。パンは薪の釜で焼いたバズラマ。ちょっと厚めの平たいパンです。まったりとした時間が過ぎています。ああ、おいしかった・・・今日も一日お疲れさまでした・・・・って、気持ちになってしまうけど、いやいや本番はこれからです。おいしいものツアーじゃなくて、イーネオヤツアーなんですから。旅は続く。ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
July 18, 2016

旅工房さんのイーネオヤツアー「野中幾美と巡るトルコ伝統手芸イーネオヤのルーツを辿る旅7日間」。おかげさまで無事、終了しました。参加されたみなさまにはとても楽しんでいただけたようで、笑顔での帰国。心から幸せな気持ちになりました。昨年から企画されていたツアーでしたが、今だから言えますが、トルコの度重なる情勢に、さすがの私も今回は人が集まるとも、催行されるとも正直思っていませんでした。そんな状況下での募集告知と催行決定。一番驚いていたのは私自身かもしれません。これが実現したのも、ひとえに参加されたみなさまの最初から最後まで迷うことなかった参加意思表明、そして催行の決断をしてくださった旅工房さん、および関係者各位のおかげだと思っています。ありがとうございました。いろいろ口にしない複雑な思いはありますが、トルコへの日本人ツアーが激減している現状で、今後の希望にもつながる、とても意味のあるツアー催行でした。スタートはイスタンブル・アタチュルク国際空港からです。日本からの早朝到着のトルコ航空便をERGUVANツーリズムの日本語ガイドさんとお出迎え。朝早いということもありましたが、断食明けの連休中ということでイスタンブル市内はいつもの混雑が嘘のように、道路も空いていて、ボスポラス大橋もすんなり渡りました。高層ビル群を眺めながら、マルマラ海沿いに東に向かいます。最初の目的地はアンカラ県の「ナウルハン」。標高630m、人口約29000人の山間の町です。言わずと知れた現役イーネオヤの聖地のひとつです。黒海側から南下し、町に入り、まずは文化センターにあるイーネオヤ展示室を見学。普段は誰かに声をかけてカギを開けてもらいますが、会食があるとかで開いていました。ナウルハンの本来のイーネオヤの展示、現行のイーネオヤアクセサリーの代表的なモチーフが並んでいます。モチーフ名や意味の由来などがひとつひとつに付いていますので、勉強にもなりますね。町の広場に並んで座っていたおじいちゃんやおじさんたち・・・・。旅はまだまだ続きます。ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
July 17, 2016

ご心配おかけしております。アンタルヤは騒動もなく、いつも通りの昨日と今日です。何事もありません、平穏に過ごしております。むしろ日本の報道をご覧になられて、家族やお友達が心配しているだろうな・・・・という心配をしておりました。まずは自分自身と周囲の無事のご報告まで。さて、こんな可愛らしいコットン製のヤズマを見つけてきました。昔からある伝統柄を再現したもので、椿のモチーフです。2パターンあり、1つは小花とチーリュップ柄の細ボーダーに中が椿。もう1つは椿柄のボーダーに中が椿です。そしてなんといってもうれしいのが、端処理済み。面倒な端かがりをすることなく、オヤをすぐに付けていただけます。サイズは約80×80cm。ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
July 16, 2016

おかげさまでイーネオヤツアー「野中幾美と巡るトルコ伝統手工芸イーネオヤのルーツを辿る旅7日間」が無事、終了しましたー。ご参加してくださったみなさまには想像以上に楽しんでいただけたようで、心よりうれしく思います。度重なるトルコの情勢の中、ブレることなく参加表明してくださったみなさま、催行を決断してくれた旅行会社の旅工房さん、その他、関係者各位様に厚く御礼を申し上げます。私はと言えば、年齢に勝てませんね。それまで元気だったのですが、ツアーが終わったとたん、気が抜けたのかガックリ来てしまいました。アンタルヤへ戻る飛行機の中では涎を垂らしながら爆睡、どこかにケイタイの充電器置いてきてしまったぐらいですから、ああ、他にも忘れ物してきましたけど・・・。旅の報告はまたいずれ。中身が濃い上に、新しい発見もありましたので、じっくりゆっくりレポートさせていただきたいと思います。さて、話は変わります・・・。9月2日(金)の17:00-22:00に四ツ谷のアマルフィでトルコ関連のイベントがあります。「トルコワインを楽しむ会」内容は 17:00~ イーネオヤ販売 18:30~ お食事会、セミナー受付 19:00~ お食事開始 19:30~ セミナー開始(1時間予定) 22:00 完全終了私はセミナーでアンタルヤをご案内させていただきます。(写真はアンタルヤの旧市街、カレイチの街並み)Facebookからもお申込みできますが、Facebookをご利用でない方は主催の森りかさんまで直接メールでお問い合わせ・お申込みください。森りかさんの連絡先 → ★ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
July 14, 2016

アンタルヤからの飛行機は断食明けの休暇が終わってイスタンブルへ戻る人たちでいっぱいでした。そうじゃなくてもトルコの国内線はいつも満席ですけどね。でも休暇からの帰宅というのが子供連れの家族や若いカップルの多さから覗えます。こんな構図はいかがでしょう。ちょっと気に入ってしまったのでブログにしてみました。2016年度のキリム用ウール糸が届いています。エシメの双糸です。在庫は12色です。カセ単位での販売を予定しています。一部、巻にして出しますがカセ、巻とも数量限定です。ショッピングサイトにはまだ出していませんが、興味ある方はメールください。→ ikumi@mihri.orgミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
July 8, 2016

マニサのとある村にチメンオヤがありました。あまりにも可愛いらしいので手に入れてきました。新しいものではなく、1970-80年頃に作られて、お家の長持ちで保管されてきたものです。チメンとは「芝生」のこと。芝生オヤと呼ばれているものです。イーネオヤではアイドゥンやコンヤのものがありますが、これはトゥーで作ってあるもので、マニサのシェケルオヤのひとつです。シェケルオヤとは直訳すると「砂糖」オヤなんですが、トゥーで作った立体オヤは構造上、イーネと違ってくたっとしてしまいますので、それを砂糖水で固めたことから、そう呼ばれています。実際は板ゼラチンや糊、セメンダインなどを使っているものが多いのですが、その昔は砂糖水で固めたというのがなんだかたまらなくキュートです。カビは生えなかったのか・・・というのは余計な心配ですね。気候や風土がちゃんとそれ用にできているってことです。画像のものはお花の部分のみがシェケルオヤです。芝生の部分は糊付けする必要がありませんから。ちなみに同じテクニックで芝生のみのオヤスカーフも存在します。オデミシュ、マニサのお買い物からオヤツアーのお買い物まで、戻ってきたらまとめで出しますので、お待たせして申し訳ありませんが、少しばかり時間の猶予をお願いいたします。ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
July 7, 2016

トルコは広くて、行っても行っても各地を制覇するのは難しいです。都市遺跡ひとつをとっても、ガイドブックに載っているような有名どころはほとんど行ったにしても、知らないところや名もないところを含めたら全く先が見えないほどたくさんあります。サルデス都市遺跡。サルトとも言います。ちょうど、私がいつも通るルートから外れるポイントで、行ったことがなかったのですが、今回、エーゲ海地方を目的地を経由しながら北上するため、見学してきました。サーリヒリの中心地からそう遠くないイズミルへの幹線道路沿いにあります。結構広範囲に広がっていますが、ジムナジウムとアルテミス神殿は発掘・修復中ではありますが、一般開放されていて見学することができます。紀元前1300年に建設されて、1200年に破壊した都市で、リディアの首都。修復され終わったジムナジウム、高い壁に囲まれた市民のためのスポーツ施設だったようですが、その迫力に圧倒されます。裏手には水槽跡があり、商店街なども続いています。もうひとつ少し離れた場所にアルテミス神殿跡があります。西アナドルに7つある、アルテミス神殿の1つだそうです。修復中だったため、ほとんどに覆いがかけられていて、女性たちが石のお掃除をしていました。調べると、いろんな謎が残る都市遺跡のようです。巨額の財宝(金塊)が隠された場所でもあったそうです。ギザギザの石の円盤がたくさんあって、「これは古代都市の巨人を動かす歯車だったんだよー」なんて冗談で言っていたら、同行者たちに「それはあり得ないよー」と一笑されましたが、それも遠からずらしいので、なんだか面白い場所でした。歴史のこととか、古代遺跡のこととか、実はまったくわからないし、知りたいという興味もないですが、ただ、その場所に行くと、その時代の空気やそこに生きた人たちのことを思い浮かべて楽しみます。色カタログとか、パザールの商品とかご連絡と発送が少し遅れます。トルコの断食明けの祭日が公休で9連休、そのあとオヤツアーがあり、出勤できるのが来週の週末になってしまいます。パソコンは持参しますので、連絡を取るのは不自由しませんが、お留守番の二人には細かいことができませんので、申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。その代わり、各所で何か面白いものをみつけたら買ってきますのでお楽しみにー。ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
July 5, 2016

エーゲ海地方にお出かけしていました。まだ続きます。断食明けの祭日の一日目にアンタルヤで用事があるので、一度戻ってきましたが、その途中で見つけた変わりモノオヤスカーフ。マニサのとある村で、噂には聞いていた「シュンゲルオヤ」の現物を手に入れました。シュンゲルとはスポンジのこと。元々がなにだったかは不明ですが、スポンジをカットして結び付けたものをオヤとして使っています。ボリュームはあるのですが、手仕事として難しいのか簡単なのか・・・・作るところを見ていないので判断がつきかねるものです。ものとしては素朴過ぎて価値の付け方が難しいですが、数量的にたくさん出るものではないのは確かだと思います。稀少さとか珍しさ・・・。そして「チャプットオヤ」。以前もムーラの村でのチャプットオヤを紹介しましたが、「端切れ布を使ったオヤ」の意味です。トルコの食べ物「マントゥ」に形状が似ているところから、「マントゥオヤ」と言ったり、布製のため「クマシュオヤ」とも言います。最近、お土産ものとして新しく作られているものが出回っていますが、これは長持ちに入っていたオリジナルのオールド品。これも手間暇や手仕事の価値というよりは、稀少性の問題かな・・・。さて、いよいよ旅工房さんのイーネオヤツアーの出発が近づきました。持ってくるものとか(旅工房さんからすでに持ち物などのご案内が届いているかと思いますが)のご質問もあるかと思いますので、ここでまとめてみました。まずお天気ですが、晴ときどき曇が続きそうです。でも高原のナウルハンでも30~35度の予測ですから、帽子など日よけグッズは必需品。日傘とかでもいいですけど、やはり両手があく帽子ですかね。あと、一時的に雨が降る・・・ということもありえますので、日傘にするつもりで傘あってもいいかも。両替はイスタンブルの空港の国際線ターミナルの出口の銀行で両替ができます。日本円をそのまま持ってきていただいて、両替するのが一番レートがいいかな。国際線の両替所は24時間営業(のはず)ですので、早朝到着でも両替できます。もちろん各銀行のATMはありますので、そこでキャッシングもできます。イスタンブールを離れたあとは、日本円の両替はブルサのパザール内で可能ですが、時間の余裕があるかどうかがわかりませんので、イスタンブルである程度両替した方が無難かもしれません。最後のイスタンブルでは両替できるところあります。ナウルハン、ムドゥルヌ、イズニック、ギョネンなどでは基本的に(オヤ、手芸関連の)お買い物は現金ですので、お店などではカードは使えない場合もありますのでお気をつけください。イズニックの村は除いて、銀行はありますので、キャッシングは可能です。小さな町では場合によっては引き出せないATMもあるかもしれません。場所によっては近くに銀行がなくて、時間的に寄れないこともあります。ケイタイやカメラなどの充電器とトルコ用のコンセント口もお忘れなく。ホテルではお部屋などで無料インターネットつなげます。他にわからないことなどありましたらメールくださいね。ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
July 4, 2016
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