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今日はアンタルヤで開催中の、緑と子供たちをテーマにした「EXPO 2016 ANTALYA」に行ってきました。期間中フリーチケットを買ったので、とりあえず夏休みに入って混雑する前に様子見です。会場まで直通の路面電車も含めて、まだ完成していません。一部工事中のところもあり、参加国でもまだこれから・・・というブースがありました。それでも全部を見て歩くことができないくらい広いです。本番は6月から9月の夏休み期間中ですね。それまでにはさらに賑やかになっていることでしょう。ただ、4月の今日でもアンタルヤは十分暑く、晴天日の日中に歩き回るのには限界があります。深夜2時まで開園しているそうですので、日が落ちるころに来るのもいいかなと思いました。4月23日~10月末日までの開催です。詳しいレポートは近日中にしますね。日本ではゴールデンウイークのお休みの真っ最中ですね。この機会に旅行やイベントなどにお出かけするのもよし、充電として家でまったりするのもよし、集中して何かに取り組むのもよし、みんながお休みしている間に働くのもよし、いろいろな過ごされ方があるかと思います。九州の被災された方たちはそれどころではないですね。一日も早く安心して普段通りに暮らせる日が来ますようにお祈り申し上げています。私も何も考えていないようで、トルコでいろいろ考えています。気が付かれている方もいるかもしれませんが、政治、宗教、民族問題(伝統文化、芸術などは除く)に関する話題は一切触れない、発信しないようにしています。それはあくまで外国籍である私の滞在目的にないことだからです。私が伝えたいのは、私が興味を持っているこの国の素晴らしい伝統文化、慣習。最初のトルコ旅行で感じたトルコの人たちの温かさや親近感。そしてトルコ、特に私が暮らすアンタルヤの紹介と誘いです。いろいろ心配もしていただきますが、実際、何事もなく普通に日常を過ごさせてもらっています。お出かけもするし、移動するのに飛行機も乗るし、イベント会場にも繁華街にもショッピングセンターにも行きます。ただ、現在は国境沿いに用事もないのにわざわざ出かけることがないぐらいです。だから安全です、大丈夫です・・・という話ではありません。どこにも「絶対」安全で大丈夫な場所はないです。自然災害、事件、事故、いつどこで何に遭遇するかはわかりません。だからと言って何もしないでいられない・・・って最近思っています。そして今のところ日常をごく普通に過ごせていることへの感謝。そんな気持ちもあって、春になったから・・・というわけではありませんが、いろいろ出かけています。主に最近はオヤ関連で伝統文化、慣習が残る村々へ行ったり、昔の話を聞きに行ったり、自分の興味を満足させること、本当のことを見て聞いて知りたい・・・。知って何になる、っていつも思うのですが、それは実は誰のためでもありません。自分が知りたい、見たいだけ。そしてもし私と同じように興味を持ってくれる人がいるのなら、私にできることであれば様々な手段、方法で共有していきたいって思います。導入部分が長かったですね・・・・。---------------------------------------------------------旅工房さんからのトルコ・イーネオヤツアーの募集です。詳しくは下のバナーをクリックして旅工房さんのサイトをご覧ください。(旅工房さんがこんな可愛いバナーを作ってくださいました)【 野中幾美と巡る 】トルコの伝統手工芸<イーネオヤ>のルーツを辿る旅 7日間 前回、6月半ばごろまで人数が集まれば催行確定になる、とお知らせしましたが、それは変わりなしですが、ちょっと事情があって取り急ぎご案内させていただきます。4月13日付けのブログから「トルコ・イーネオヤツアーのお知らせ」今回はトルコ航空さん利用でのツアーになります。トルコ航空のイスタンブルー成田便、私も最低年に2回は利用していますが、結構満席でとりにくいことがあります。世界各国を網羅している便利なトルコ航空ですから、トルコへ来るお客さんだけではなく、イスタンブルから乗り換えで各国への便の接続するトランジットのお客さんもとても多いようです。そのためこれからのサマーシーズンに向けて席の確保が難しくなってきます。現在、ツアーのお申込みされている方はいらっしゃいますが、まだ催行は決まっていません。ゴールデンウイーク明けにある程度、お申込みの意思表示をされる方がいない場合は席の確保の都合もありツアーそのものが出来なくなってしまう可能性があるそうです。6月まで様子を見ようと思われている方もいるかと思いますが、ツアーそのものがなくなってしまってはお申込みもできなくなってしまいます。当該ツアーではキャンセルは出発日の30日前まで無料です。もしご希望されている方、考え中の方、職場やご家族に許可申請中の方がいらっしゃいましたら、ゴールデンウイーク明けの5月8日ごろまでにぜひお申込みいただけると催行の可能性が高まりますので、よろしくお願いいたします。 以下のバナーをクリックして、サイトのフォームから、または電話でお申込みください。また何かご質問ありましたら、ツアー行程は旅工房さんへ、また訪問先は私が何度も訪れているところですので現地の様子や何が見れるかなどの具体的なお話しのご質問でしたら私へメールくださってもお返事します。野中幾美のメールみなさまのご参加をお待ちしております。ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
April 30, 2016
つい最近の話なんだけど、ネット上でイーネオヤを作って生業としているトルコの女性たちの間で、ちょっとした討論が繰り広げられていた。簡単に説明するとネット上にイーネオヤのステキな写真を掲載して、「イーネオヤの注文を請けています。」と記載している多数の女性たちに対して、ある女性が言ったわけ。「どこかから拾ってきた他人の画像を載せてオーダー請けているけど、本当に同じもの作れるの?。私は同じものを提供できる自信はないし、こういうやり方には賛同できない。どうして自分の作品の画像を載せないの?」。コレは私も常日ごろ思っていたこと。その人の「手」を見ないでオーダーなんてできないです。画像をイメージしてオーダーして、全く異なるものができてきたりする。そりゃ売り手にしたら見栄えの良い写真を載せた方が買い手もつくしね。でも出来てからじゃどんなに現物と違っても返品もできないし、そのあたりの事情は日本と違うから、オーダーしたのに金払わないわけにはいかない。だからオーダー怖いの。こういうトラブルはイーネオヤに限らず、いままで商売上で何度もあった。私は日本とトルコの間に挟まれて、日本サイドの言い分もわかる、トルコサイドの言い分もわかるから、可能な限りトラブル抱えたくない。で、考えたのが本人にイーネオヤのオルネッキ・メンデル(サンプル・ハンカチ)を作ってもらうこと。そしてオーダーするならそこから選べば、現物見れるし、本人の手の綺麗さもわかるから間違いない。そのメンデル作ったの本人だからね。このオルネッキ・メンデル。手芸店で売っている25×25cm大の白いハンカチに付けたもの。ハンカチ、昔はよくあったんだけど、最近は需要がないせいか、都市部の手芸屋さんとかではめっきりみなくなった。地方や田舎の手芸屋さんの在庫にあれば手に入るかな。で、このオルネッキ・メンデルを作ってってお願いしているんだけど、どうも女性たちの方が理解してくれない。というのもオルネッキは誰かのために製作するものではなく、自分が新たに見つけたオヤモチーフをそこに作っていくものだからね。いわば自分で作る自分のための「オヤ本」。だからいくら説明しても「このオルネッキからスカーフ作ればいいのね」と言われる。オルネッキ自体を欲しがる意味がわかってもらえないのである。不思議そうな顔をされるだけで話が終わることも多い。中には「そうやって人のデザイン盗むんでしょ」と思っている人もいると思う。でも今どき、デザイン自体はネット上にあふれているし、わざわざそこまでして盗む必要もない。(※オルネッキを元にご自分で制作を楽しむ方には何も問題ありませんし、オルネッキを作った本人が承知の上、代金が発生しているものですのでオヤ本を購入された感覚でご利用くださるのは構いません)それよりオルネッキを作ってくれれば、その人の技術レベルもわかるし、オーダーしやすいという利点がある。製作したオルネッキに対してもスカーフ1枚分以上のお金を支払うわけだしね。(スカーフはモチーフが基本1種40個、私がお願いしているオルネッキは50種50個だから必然とスカーフより多めに支払うことになる)そしてオーダーは当然だけど、そのオルネッキを作ってくれた本人にいくわけだから一石二鳥だと思うんだけど・・・。というわけで、オヤでビジネスしているやり手の女性たちではなく、村で細々と身内に作ったりしている隠れたイーネオヤの匠たちを探して、彼女たちの精神的、経済的自立を応援したい気持ちだけ。もしイーネオヤスカーフの需要がありましたらどうぞご連絡ください。上のようなオルネッキからモチーフを選んでいただいて、スカーフも無地のもの、柄のあるもので色指定、個数指定していただければ村の女性たちにオーダーします。スカーフは無地の場合、以下のような色があります。オルネッキが欲しいと言う方もぜひオーダーよろしくお願いいたします。オルネッキは1枚のハンカチに約50モチーフ。例えばある女性のオルネッキにはイーネオヤだけで1000モチーフあります。トゥーオヤも数えていませんが、同じぐらいあるかと思います。今までそういう地場がなかったために埋もれていた、隠れたイーネオヤの作り手たちを探して、アンタルヤでもイーネオヤ熱を盛り上げてみたいと思います。とりあえず私のエネルギーが切れるまでですが・・・ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
April 26, 2016
布を使ったオヤのことを総括して「クマシュオヤ」という。拙著「トルコのちいさなレース編みオヤ」P122にも載せてあるからぜひ見てくださいね。「クマシュ」はそのものズバリ「布」のこと。クマシュオヤとして、細長く裂いた布をオヤの土台の上に結び付けたものなどがある。主にエーゲ海地方、ムーラ、イズミールからバルケシールなど遊牧系の村で見られた。クマシュオヤの代表的なもののひとつに「マントゥオヤ」と呼ばれるものがある。マントゥとはトルコの郷土料理のひとつで、小麦粉で作った薄い皮を小さくカットし、中にひき肉などを詰めたもの。指先で摘まんで作るラビオリに似たものを想像してもらうとわかりやすいかな。このマントゥに形がいていることから「マントゥオヤ」。ほら、同じでしょ!?画像のものは私のコレクションからの1枚。もちろん古いものである。古いマントゥオヤはいくつか持っているけれど、これは普通のサイズよりかなり小さい。さて、話は変わるけど、先日行った遊牧民系の住人が暮らす村でもクマシュオヤとか、マントゥオヤが作られていた。マントゥオヤは移動お盆販売のおばちゃんたちに追いかけられて現物は手に取ってみたものの、買うことも写真も撮れなかったのだけど、結構きれいなマントゥ型だった。で、上の画像が現行品のクマシュオヤなんだけど、村の女性たちに、なんて呼んでいるのか聞いてみた。多くの女性が「チャルセ」と言う。なんの意味だろうと思っていたら、そのうち何人かの人は言い直してくれた。「チャプットのことよ。このあたりではチャルセと呼んでいるからね・・・」それで納得。「チャプット」とは、捨てるような布の端切れの意味。元々、布の端切れを小さくカットして、畳んで縫い付けたのがクマシュオヤだし。上の画像の右側の布の端切れがチャプット。でもここではチャルセって言うんだって。田舎に行くと方言とか言い方がいろいろで頭がこんがらがることがある。一番簡単な例でいうとスカーフのことを地方や人により「ヤズマ」「バシュオルトゥス」「イエメニ」「エシャーフ」「ヤシュマック」「トゥルベント」「チェンベル」・・・・と言う。全て同じものを指しての言い方である。この村では「チェリッキ」と言い、カナビチェ(本来の意味は異なるが寝具のカバーセット)のことを指してホメンと言うし、クラフ(カバー)をトルバ(袋)と言った。意味するところや使い方の違いもあるので、一概に「方言」として片づけられないのがややこしいところ。そういえば広義ではクマシュオヤに分類されるだろう「クルデレオヤ」。「リボン」のことだけど、普通には「クルデレ」という。人によって「クルデラ」と言うし、それも間違いではないらしい。で村で聞けばさらに「コルテレ」とか「コルデレ」とかも言われるし・・・・・。話がそれたけれど。結論はね。布を使ったオヤのことを「クマシュオヤ」と全般的に名付けたとして、マントゥオヤもその中のひとつであり、特異な形から「マントゥオヤ」と呼ばれることがある。さらにミラス近郊の村では切れ端を使っていることから特に「チャプットオヤ」と呼ぶ。だからマントゥオヤはクマシュオヤであり、チャプットオヤであり、チャルセオヤでもあったりするわけで・・・・。あれっ? 単にややこしくなっただけ?ミフリ&アクチェにほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
April 23, 2016
自分で作ったクルデラオヤ(リボンオヤ)を頭に重ねた、おちゃめなおばあちゃん。--------------------------------------------------------ここは有名な古代都市遺跡があり、観光に訪れる人も多い。近郊のトルコ人たちが湖畔にピクニックにやってくる。湖畔で写真を撮っていたら羊の群れ。羊って寄っていくと逃げられちゃうのに、ここの羊さんたちは全然逃げもしない。それどころか草をハミながらどんどん寄ってくる。牧羊犬も必要ないぐらいだから、たぶんそこらに天敵がいないので、何に対しても怖がらないのかも・・・って思った。さて村とその周辺に点在するヘラクリア遺跡の散策は面白かった。しっかり見ようとしたらたぶん一日では終わらない。足回りしっかりしてハイキングするつもりで来ないとね。しかもこの日は暑かった。4月半ばで27度。太陽がギラギラだから体感温度はもっと高い。本題。もちろんオヤの話。ここでは現在、クマシュ(布)オヤとクルデラ(リボン)オヤを作っている。※リボンはトルコ語でクルデレ。人によってクルデリエとか、クルデラとかいろいろ言う。この村では「クルデラ」と言っていたのであえてそれで統一します。スカーフもあるけど、たいていはフラルって呼んでいたけど実際は「額バンド」。額バンドって何?って思うでしょう。遊牧系の女性たちがスカーフを付けるときにまず顎紐のあるヘルメットのような半球型の布帽子を被り、スパンコールやビーズなどの細工で飾られた細長いベルト状のバンドを額につける。その上にスカーフを被る。その細長いバンドのこと。(スカーフを細長く畳んで使うこともある)そのバンドの土台の布の縁に、残った布の端切れを丸くカットし畳んだものをつける。それがクマシュオヤ。マントゥオヤの簡単なものと思ったらわかるかな? マントゥオヤもちゃんとあったけど。もうひとつはリボンを重ねて留めて花に見立てて取り付けるクルデラオヤ。これは比較的新しいものだから各地で見られる。それらを手作りして、家の前に広げたり、公園やら道端で布に包んだお盆に乗せて売っているわけ。このお盆はとっても便利だと思った。さっと包んで運んで、どこでも広げられる。私も「移動お盆販売」のおばちゃんたちに囲まれました。というか自ら囲まれに行ったというのが正解か・・・・。村の女性、ほぼ全員がこうやって何かを作って売っているそう。ライバル多いから縄張り争いとか、客争奪戦とかいろいろ大変である・・・・。(どこの村でも同じようなことを見てきたから面白がってみていられるけど、内情は実にリアルでシビアかも)話を聞いていて、女性同士の嫉妬や攻防戦はどこの世界でも一緒だなあ・・・と。結論、ここには伝統としてのイーネオヤはありませんでした。自分でどこかで習って作っている人はいるかもしれないけど、年配の人でもトゥーオヤしかしたことないって言っていました。イーネ? ない、ない。ある女性の家で嫁入り持参品の残っているものとか、目が悪くなる2年前までに作ったトゥーオヤのスカーフがあったので見せてもらった。で、遊牧民風のスカーフの被り方を教わっていたというわけ。なぜかというと、しばらくはエーゲ海地方の遊牧系の村を攻めるつもりなので、それならいっそのこと、遊牧民の恰好をして行こうと思っているから・・・。にほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
April 17, 2016
朝、庭で摘んだ花を頭に飾る、村の女性。-------------------------------------------------------気候もよくなってきたことだし、そろそろフィールドワークの虫がうずいてきた。このところアンタルヤでの本来の仕事が予想外に忙しい上に余計な用事まで抱えてしまったので、まじめに家と店の往復の繰り返しの日々だったけど、我慢も限界。で、以前から名前だけは聞いていて、まだ行ったことのなかったムーラ方面の村に出かけることにした。ムーラというのはエーゲ海地方、イズミールより南に位置する。エフェオヤのアイドゥンと接し、今回目指した場所は、それこそ県境が引かれて他県ではあるけれど、アイドゥン・チネ近郊のイーネオヤ天国と背中合わせである。いろいろ説明することはあるけど、詳細はまた別の機会にすることにして、ブログではこの村での大切な2つのポイントを紹介。1つめは村の古い家屋の作り。村で採取される岩で作った石造りの家。そして色鮮やかなドアを開けて、部屋の中に入ると・・・・。作り付けの押し入れ兼戸棚。天井にも窓にも他の壁面にも木製細工。トルコ各地で同様の造りが見られるのだけど、ここのは1966年製というのだから意外と古くない。近年まで続いていたということを意味する。でもこれを作れる村の大工さんがいなくなってしまったし、重要がなくなったので消えゆく伝統。2つめは女性たちの頭飾り。この村はカラケチリ系の遊牧民の村である。女性たちの服装は遊牧民の伝統を引き継ぐ。スカーフの被り方もしかり。かぎ針やイーネオヤもあるけれど、遊牧民系はスパンコールを好むし、彼女たちの頭飾りは繊細さよりもキラキラ系が似合う。(本題からズレるがムーラ地方の古いイーネオヤを探すと、イーネ+スパンコールというものが多いのも納得できる)そして他の地域との大きな違いはスカーフの上に「その日に摘んだ生花を飾る」こと。「昔はパフュームなんて手に入らなかったからね、花を飾ってその香りをまとったんだよ」と年配の女性たちが話してくれる。あくまで昔の風習であって、現在はそういうこともなく、対外的な村のPR戦略じゃないの? なんて思っていたから念を押してきいちゃった。娘時代ももちろんやっていたし、途中でその習慣を捨てたこともなく、そのまま今でも朝、庭の花を摘んで頭に飾るんだそう。伝統的な民族衣装も独特のスパンコールの飾りも現代でも続いている。それは日常でも垣間見ることができるが、2日間に渡る結婚の儀式のさいには、村全体がまるでタイムスリップをしたかのように女性たちが古い衣装に身を包み、伝統的な頭飾りで思い思いに飾り立てた姿を見ることができるのである。・・・・その話はまた後日。にほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
April 17, 2016
旅工房さんからのツアーの募集です。詳しくは下のバナーをクリックして旅工房さんのサイトをご覧ください。(旅工房さんがこんな可愛いバナーを作ってくださいました)【 野中幾美と巡る 】トルコの伝統手工芸<イーネオヤ>のルーツを辿る旅 7日間 7日間と短いようですが、詳細をご覧になるとわかるかと思いますが、観光ほとんどありません。カッパドキアもパムッカレもイスタンブル観光もないです。オヤ、オヤ、オヤ、オヤ、オヤ・・・とオヤにまみれる日々です。オヤを見たくて、知りたくてトルコに来る人にとっては最高のオヤ旅。詰まりに詰まっています。2012年秋に催行されたユーラシア旅行社「毛糸だま」ツアー」とはナウルハン以外は異なるルートです。以前、参加された方も楽しめるツアーになっています。ナウルハンはもう行ったからなあ・・・と思っても、前回はアンカラ空港からの道でしたが、今回はイスタンブールから黒海側を通ってナウルハンへ。そして隣のボル県ムドゥルヌへも行きます。ムドゥルヌは行政上、別の県になっていますが、クルマで40分ほどの隣町。似たような手芸文化が残っていても不思議はないですね。最近トルコのイーネオヤ本シリーズで「ムドゥルヌ」が出ましたが、そのムドゥルヌです。小さな避暑地です。ナウルハン同様、花嫁のティアラが作られていた土地です。昔から続く伝統柄でとても可愛らしいヤズマも手に入ります。(というかここでしか手に入らないものもあります)ムドゥルヌ以降は今回のツアーのメインイベント、ムシュクレ村で日帰り滞在しながら、村の路地でおばちゃんたちと村娘姿でイーネオヤを編んだり、お母さんたちの手料理をいただきます。村の女性たちがどんな生活をしながら、どんな風にイーネオヤを作っていたのか、そしてイーネオヤと女性たちの関係が、この2日間の滞在の間に感じられる、貴重な体験になると思います。その後はブルサ、ギョネンのオヤバザール、ハサンベイ村。 嫌でも毎日、村の女性たちの交流の中でのイーネオヤワークショップと、私、野中幾美のセミナー !?です。私の方はもういいです、って言われたら黙ります。 催行はまだ決定していません。 サイトのフォームから、または電話でお申込みください。ご家族に許可申請中?の方も申し込みの意思を伝えておいてくださると催行の可能性が高くなりますのでよろしくお願いします。6月中旬ぐらいまでに催行人数に達したら催行されるそうです。毛糸だまのイーネオヤのツアーのときのブログは以下です。参考までにご覧いただけたら幸いです。また以降、今回のツアーで行く場所についても追々説明していきたいと思います。イーネオヤツアー・レポート1イーネオヤツアー・レポート2イーネオヤツアー・レポート3イーネオヤツアー・レポート4イーネオヤツアー・レポート5イーネオヤツアー・レポート6イーネオヤツアー・レポート7イーネオヤツアー・レポート8イーネオヤツアー・レポート9イーネオヤツアー・レポート10イーネオヤツアー・レポート11イーネオヤツアー・レポート12イーネオヤツアー・レポート13イーネオヤツアー・レポート14また何かご質問ありましたら、ツアー行程は旅工房さんへ、また訪問先は私が何度も訪れているところですので現地の様子や何が見れるかなどの具体的なお話しのご質問でしたら私へメールくださってもお返事します。野中幾美のメールみなさまのご参加をお待ちしております。トルコでお会いできることを楽しみにしています。にほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
April 13, 2016
移民局のお役人さんや、元外国人課のOGから、条件的に無期限の居住許可(イキャーメット)をもらえるよって聞いて、それなら・・・って書類揃えて慌て勇み足で移民局に予約をとって出かけてきたわけだけど、よく考えたら必要ないってことがわかったのよ。今までだって、就労ビザを取得してそれを外国人課で居住許可証に上書きしてもらっていたわけだし、しかも今回のシステム変更により、就労ビザをもらった時点でイキャメーットを獲得したことになり、かつてのように移民局にイキャーメットの申請をしにくる必要もないとのこと。以前は紙の就労許可証が届いて、そこに「外国人課でこの就労許可証にて申請し、イキャーメットに記載してもらって初めて就労ビザが有効になる」と書かれていた。でも今回からは必要ないって。すごく心配だったから何度も何度も確認したから確かなはず。ってことは会社がある限り、移民局のお世話になることはないってことなのか・・・ってふと思ったわけで。ちなみに今日の時点での無期限居住許可の条件は。間を開けず、コンスタントに8年以上、何らかの形で居住許可を取得していること。最後の5年間に、トルコ以外の国に6か月以上滞在していないこと。年金など定期的な収入、または十分な預貯金があること。自分名義の不動産を所持していることなど。金銭的に就労せずとも滞在できる証明ができること。トルコの検察から無犯罪証明書を発行してもらえること。保険に加入していること。家族ビザで無期限のイキャーメット取得する場合は配偶者や親権者の収入証明書や上記に沿った証明書が提出できれば自分名義でなくても構わないはずです。でもその場合はもし離婚したりしたら無効になって、通常の滞在ビザを申請するか、トルコ国籍の子がいればその保護者として家族ビザが取れるってことですね。ってことは、私自身はこのまま会社の就労ビザで滞在して、60歳で退職してトルコの年金もらえるようになったら一般の滞在で無期限イキャーメットをもらえばいいわけ。ああ、公務員である○○の存在が影も形もないわ。にほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
April 7, 2016
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