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・・・・って、長いタイトルになってしまいましたが、そのままの内容です。保管場所に関する事情で、日本に置いてあるトルコの古い木製のDolap(戸棚、箪笥)、欲しい方がいたらお譲りしたいと思います。(サイズ:表側から見た高さ161×幅76×奥行き32cm)トルコの分厚い土壁に埋め込むタイプのオリジナルで、15、16年ぐらい前にトルコの博物館の鑑定と許可を受けてコンテナにて正規輸出したものです。(じゃないと、こんな大きなもの送れません・・・・)これらの箪笥が使われていた家屋が100年前ぐらいのものでしょうから、今ではおそらく許可のでないものだと思われます。(サイズ:表側から見た高さ153×幅102×奥行き32cm)当時、トルコにこんなに長くいることになるとは思っていませんでしたので、いずれ日本で自分で使うつもりでいいものを選んで送ったのですが、その後、帰国できるチャンスもなく未だトルコにいますので覚悟しました。二度と手にすることはできないものですし、日本に送ることも簡単にはできませんので、気持ち的には惜しく惜しくて、手放したくないというのが本音です。でも保管場所がないんです・・・・。それに今後、持っていても私が日本で使うことも、もうないかな・・・と思います。それなら使ってくれる方にお譲りするのが一番かと・・・・。(サイズ:表側から見た高さ133×幅74×奥行き23cm)棚や扉などに不備はなく、モノを陳列したり、本を並べたりできる丈夫さと状態です。一部、棚の上の装飾部分のパーツが折れて取れています。(4枚目の画像の棚の上の装飾部分の両サイドに角状のものがあったのが折れました。)軽トラかワンボックスカーなどで千葉市内まで引き取りに来てくれる方、もしくは赤帽さんや、美術品などの宅配便などをご自分で手配できる方に限ります。(サイズ:表側から見た高さ136×幅77×奥行き32cm)当時、村の大工さんがそれぞれのお家に合わせて作ったものです。器用な日本人から見たら、また高度な技術を持ってして作られた素晴らしい手工芸品と比較したら・・・モノとしての価値はたいしかことないかもしれません。でも当時の民具として使われていた背景や、実際にそれらが使われてきたこと、そして近代化されるトルコで、古い家屋とともに破壊されることなく今、様々なご縁があって、きれいな状態で日本に運ばれてきて手に入れることができる・・・、そういったことに価値を見出していただける方にぜひお持ちいただきたいと願っています。また民俗学的にも貴重なものであることには変わりありません。できれば大切に保管、お使いいただけると大変うれしいです。お値段は相談の上.。ikumi@mihri.org までお問い合わせください。写真の4台まとめていただける方を優先させていただきます。私の帰国期間の都合上、9月5日ごろまで引き取っていただけると助かります。サイズなどの追加情報を記載しました。正面から見た装飾部分を含めたサイズです。すみません・・・よろしくお願いいたします。ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
August 21, 2016

まだアンタルヤにいます。タイミング的には台風の通過を待っている感じ?って、全く準備もしていないのですけど。さて帰国中の8月のイベントの最終告知です。1.「オヤの旅2016報告会」8月27日(土)15:30~17:30場所は四谷四丁目駅の「四谷ひろば」です。「オヤの旅2016報告会」 ←クリックしてページをご覧いただけます。15:35-16:05「オヤの旅、報告」成原さと子 16:05-16:35「オヤの旅、報告」野中幾美 16:35-17:20 質疑応答、歓談および物品販売 Facebookのページですので、登録されている方はそのままお申込みいただけます。Facebook以外の方は主催の成原さんに直接メールしてください。お問い合わせ・お申込みのメールは → ★トルコのお菓子を食べながら質問や雑談の時間を設けました。2時間という短い時間ですが、ぜひみなさまのお越しをお待ちしております。※ 当日の設営の準備などお手伝いしてくださる方は15:10までに教室前に集合お願いいたします。2.「トルコワインを楽しむ会」9月2日(金)17:00-22:00四ツ谷のアマルフィでトルコ関連のイベントがあります。「トルコワインを楽しむ会」 ←クリックしてページをご覧いただけます。 17:00~ イーネオヤ販売 18:30~ お食事会、セミナー受付 19:00~ お食事開始 19:30~ セミナー開始(1時間予定) 22:00 完全終了私はセミナーでアンタルヤをご案内させていただきます。(写真はアンタルヤの旧市街、カレイチの街並み)Facebookからもお申込みできますが、Facebookをご利用でない方は主催の森りかさんまで直接メールでお問い合わせ・お申込みください。森りかさんの連絡先 → ★日本でみなさまとお会いできるのを楽しみにしております。では~。ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
August 21, 2016

アンタルヤから北上すること、約300km。標高1100mの高原の町アフィヨンカラヒサールに先週から来ています。ここの最高気温がアンタルヤの最低気温と同じ。過ごしやすいので助かります。(アンタルヤの夏がいかに厳しいか改めて思い知らされました)先日のキュタフュヤ(タウシャンル)虎の穴修行は日本から来たお友達の付き添いでしたが、今回はトコトン自分のため。朝から夜遅くまで、終わるとぐったりして何も手がつかない状態ですが、虎の穴は同じ場所でひとつのテーマに集中できるので、それなりに修行効果が高いです。そして上の写真が「虎の穴」です。・・・な、わけない。アフィヨンカラヒサールのアヤジン村にある巨大岩の城塞です。岩の中は人為的にくり抜かれており、部屋や階段などがあります。ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
August 17, 2016

再びイーネオヤツアーの続きです。ムドゥルヌを離れてイズニック方面に向かいます。イズニックは陶器の町としても知られていますが、イズニックの町からクルマで約30分ほど、イズニック湖を望む山腹部にムシュクレ村はあります。この村では、おそらく他の地域ではもう見られなくなっただろう、ある光景を実際に目にすることができます。それは村のあちらこちらで、家の前や道端でイーネオヤを思い思いに作る女性たちの姿。訪問した私たちに対する撮影用の演出でも、女性たちのサービス・パフォーマンスでもなんでもなく極日常の姿です。まさにイーネオヤの「最後の楽園」です。日常生活のなかで、いまだにごく普通に続けられている日々の習慣。朝から晩まで家事や農作業の合間、時間さえあれば、こんな風にイーネオヤを作るのです。町中ではご近所の目があったり、クルマの排気ガスにむせたり、ゆったり座る場所がなかったり・・・でなかなかできないことですね。さて、ここではまたまたラッキーなことに「割礼式のベット」を見ることができました。男の子の割礼の儀式の前後に、ムシュクレ独特の10cmもあるような大きな平面のイーネオヤスカーフをベットの天蓋に装飾するという、素晴らしいものです。ムシュクレの伝統的なイーネオヤが平面で、しかも大きくなければならない理由がここにあるのです。昨年の夏にも2回、見ることができましたが、そのときは「実に2年ぶり」に行われたというものでした。私たちはこの割礼式の披露宴に招待され、参加することになりました・・・・。この続きは8月27日(土)15:30-17:30に都内「四谷ひろば」で開催される「オヤの旅2016報告会」 ← クリックしてください。でお話しさせていただきます。以下、Facebookのイベントページの詳細をコピー・ペーストしました。-----------------------------------------------------------------<オヤの旅2016報告会>2016年7月に催行された「野中幾美さんとイーネオヤのルーツを訪ねる旅」の報告会を、日本に一時帰国中の野中さんをお迎えして開催いたします。 簡単にですが、関連物品の販売をいたします。 開催日時: 8/27(土) 15:30-17:30 開催場所: 四谷ひろば コミュニティールーム6 予定: 15:35-16:05「オヤの旅、報告」成原さと子 16:05-16:35「オヤの旅、報告」野中幾美 16:35-17:20 質疑応答、歓談および物品販売 会費: 2000円 お茶菓子をご提供予定。 ご注意: - 受付は15:10より始めます。コミュニティールーム6に設置する受付にて事前に会費をお支払いください。 - 部屋は土足禁止となっています。スリッパのご用意はありますが、気になる方は室内履きをご持参ください。 facebook以外からのお申し込み、お問い合わせは、お名前、連絡先(メールアドレスまたは携帯電話番号)を記載の上、下記アドレスまでご連絡ください。 oyanotabi@gmail.com-----------------------------------------------------------------会場準備の都合上、事前のお申込みが必要になります。Facebookにアカウントがある方は上の「オヤの旅2016報告会」のページから参加表面していただいてもいいですし、メールにてお申込みもできます。みなさまとお会いできることを楽しみにお待ちしておりまーす。ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
August 12, 2016

「アイロンかけよう」なんて思わなければよかった・・・・と後悔しているところです。アイロンかけなくてもわかる人にはわかるからやめておこうかな、と思いつつ。「アイロンかけたらね」なんて「秘密のオヤ園」に書いてしまったので、暑くて店に来ないアイロン係の代わりに社長自ら朝から奮闘しているわけです。後悔の理由はヤズマの薄さ。広げるだけで神経使ってクタクタです。というのも今回、珍しいデザインの古い工房のものばかり特集しようと思って選んだ都合上、そのほとんどが「キャートヤズマ」と呼ばれるものだからです。「キャートヤズマ」とは紙のように薄いヤズマの意味で、古いものにたまに見られます。それぐらい貴重だし、特殊なものなんです。広げるときは普通に広げたら、破れてしまう薄さですから、息を吹きかけながら丁寧に少しずつ広げていきます。大雑把な私めがそれをするのですから、自分の手つきの危なっかしさにイライラするだけです。「「ヤズマ、ヤズマ」と書いていますが、いったい何のこと? と思う方もいることでしょう。一般的にはヤズマとはプリントのあるコットンスカーフです。最近はコットン製よりも扱いやすい化繊スカーフが普及し、コットン製は以前に比べて見なくなりました。オヤスカーフを未だ作る地域や、専門店でもない限り、置いていない手芸屋もあります。それ以前に端をかがってオヤをつけるヤズマの需要も激減しています。だって端処理済みのステキなデザインのシルク風のスカーフが簡単にしかもお手頃に手に入る時代です。なにも手間暇かけてヤズマ作らなくてもねえ・・・と思うのは私だけじゃないですね。さて、ヤズマのプリントにも年代ごとの違いがあります。私が古いイーネオヤスカーフを手に入れるときに、オヤとともにこだわるのがヤズマの古さです。基本的に「ハンドプリント」が条件です。ハンドプリントというのは1950年代ごろまでに作られていた木製版の手押しプリントのもの。菩提樹などの水を吸収しにくい材質を掘り木版を作ります。それを特殊な染料で布に押していきます。同じように作ったいくつかの木版で色を重ねていくものと、筆で色をつけていくタイプがあります。また布を黒や緑、エンジなどの濃い色に染めるときは、木版でろうけつ染めに似た技法で型を抜いて色を白いまま残し、そこに木版や筆で色をつけていくものもあります。その後は技術の進歩でこれらの手間暇かかる作業から、スカーフ全体に型を抜いた版を重ねていく方法、さらに機械で一気に印刷してしまうものと変わっていきました。(機械プリントすらも最近では探しにくくなりましたけどね)今回、特集しようと思っているのは1950年代以前のハンドプリントの古いヤズマです。しかも良く見るデザインのものではなく、珍しいもの稀少なものばかり選びました。先にも書きましたが、多くがキャートヤズマです。さらに言えば、年代が年代だけについているイーネオヤも、シルクの極細の素晴らしいものが揃っています。今回17点出すつもりでいますが、全部買い占めても損のない内容です。いつか本場トカット県の観光文化局からお声がかかるような(トカットの職人さん個人からは画像送れというわけのわからないお声はよくかかりますが・・・。)コレクションを引っ提げてヤズマのデザインカタログでも・・・なんて思って少しずつ蒐集していたものですから、アイロンかけながら実は「やっぱり、手放すのやめようかな・・・」なんて心が揺らいでしまいます。経済活動のない今年の帰国の経費ねん出のためです。泣く泣く手放します・・・。というわけでアイロンがけ、というかヤズマを広げるのに四苦八苦していますが、少しずつなんとか頑張りたいと思います。ショッピングサイトには写真撮れたものから載せていきますので、どうぞご覧になってください。たぶん二度と揃わない・・・ラインナップです。(ごめんなさい。まとめて引き取っていただくことになりました・・・またそのうち古いヤズマ特集開催します)ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
August 11, 2016

キュタフュヤ虎の穴修行旅から戻ってきましたが、また今週末からアフィヨン・キュタフュヤにお出かけしますので、修行旅のブログはいったん休止して、イーネオヤツアーの話をまずは続けたいと思います。ムドゥルヌで、ツアー開始後、最初の朝が明けました。(厳密にはイスタンブルで前日泊があったからねー)いやあ、知ってはいたけど、寒かった。言われたとおり布団かぶって寝ました。真夏にエアコンいらずで窓も締めて眠れるなんて、ここにずっといたい・・・って思いました。ニワトリの声で目が覚めて。朝食の前にホテルの周囲をみんなでぶらりとお散歩してきました。古いお家。木製のミナレットがあるモスク。カギが開いていたので中にも入ってきました。こちらはトタンのミナレット。もちろん中に入って見てきました。その昔寄贈されただろう、古い絨毯がちゃんと置いてありました。そして朝食は、地元ムドゥルヌで採れたものにこだわったというメニュー。ムドゥルヌって言えば誰もが知っている「玉子」メーカーがあるんでしたっけね。ホテルのオーナーが「この朝食サロンはなんのための部屋だったと思う?」と聞くので「お屋敷定番の客用馬小屋だよね~?」と答えました。なんでも聞いてね。古い道具とか古い家とか、たいていのことは答えられるよ。オヤ旅はいよいよ、イズニックのムシュクレ村へと進みます。ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
August 10, 2016

今回の虎の穴修行の主な目的は、ワイヤーを使ったタウシャンルの独特なモチーフ製作のA to Z。ゼロからモチーフを作り、それをスカーフにする・・・という過程を全て学ぶこと。ワイヤーは電話線を剥き、シルク糸を手で撚り撚りしたり、ピカピカ艶々の人工シルク糸を強力パワーの糸撚り器で10mの長さで撚り撚りして糸を用意する。(糸撚り器に関しては別の機会に言及するけど、タウシャンル風に作ろうと思うと、最終的にはオデミシュの糸撚り工房が使っている片回転の強力バッテリーの撚り器が必要って思う。)あれっ、イーネオヤって針とボビンの糸されあれば作れるんじゃなかったっけ?イーネオヤのイメージを覆す、工作の準備いろいろである・・・・・。タウシャンルのイーネオヤスカーフの作り方は昔から作り方が決まっていて、それが現在まで引き継がれている。もっと簡単な方法あるんじゃないの? と思ったりもするけれど。そう作らなければならない理由というのが実は行程ひとつひとつにあり、それを省略すると、結果、タウシャンルの女性たちが認める素晴らしいイーネオヤスカーフにならないのである。だから女性たちは気も手も抜かずに精進するわけ。それはタウシャンルの女性社会に「イーネオヤの上手い下手に基づいた女性たちのランク付け」がいい意味で残っているからでもある。よくイーネオヤを作る地域で「イーネオヤが上手な娘はいい嫁になれる」と言われてきた、などという逸話を聞くが、現代ではそういう話もあまり現実味がなかったけど、タウシャンルに1週間ほど滞在してその意味がよくわかった気がする。この話は書いたら論文になってしまうので省略。ワイヤー作り。これがまた想像以上に面倒であった。作る順番も想像していたものと違っていたし・・・・。(遊牧民のフェルトのマントであるケペネッキの作り方が想像と思いっきり違ったときと同じぐらいの衝撃でした。← すみません、話がわけわからない上に大げさです。)花芯を含めたモチーフのパーツ作り。そして組み立てると完成するのがこのお花である。(スカーフ1枚にこれを40個付けるわけだけど、これじゃイーネオヤのブローチ40個作るのと同じ労力じゃん。というか縁部分に取り付ける土台もあるからもっと大変か・・・・・。)タウシャンルでは女性たちが競って作る大きなモチーフのひとつで、地元の女性たちがお嫁に行くときに持っていきたいトップ3に入る人気モチーフ。ただね、これは伝統のモチーフではないんです。16年前にある女性が娘の嫁入りのために自ら考えて作り、そのときに娘の名前を付けたのが、今ではタウシャンルで誰もが知る人気のモチーフになっているものです。実際に、タウシャンルやキュタフュヤの別のところでもこのモチーフのスカーフを目にします。これもそう。これも・・・。作り手によって個性を出しているのにも、女性たちのイーネオヤ作りに対するプライドを感じます。実にいいですねえ~。と思ったところで、オヤ修行では恒例の「放置タイム」。(オヤ修行以外にも絨毯織り修行とか、キリム織り修行とか、トルコ料理修行とかでもやってんじゃん・・・と突っ込まないでね)放置している間に、村の中に2000年前の古代都市遺跡が点在する(というよりは古代都市遺跡の中に村が形成されたと言った方が正しい)アイザノイへ。この村もオスマン帝国時代の古い家屋が残り、そそられまくりでした。で、A嬢のモチーフは完成したのでしょうか・・・・・。その後、土台のブレード作りとスカーフへの取り付け方と続きます。ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
August 9, 2016

タウシャンルのイーネオヤの最大の特長はワイヤーで作った茎と葉の部分。古いものでは、アイドゥンやブルサでも大きなお花を支えるために、ワイヤーを使っているものはあります。ナウルハンやムドゥルヌでも花嫁の髪飾りや一輪挿しの立体的なお花と茎や葉の部分には今でもワイヤーが使われています。そしてワイヤーと言っても、今のように手芸用のものが売っていたわけではないので、たいて電気屋で買える電話線などを剥いて使っていたというのは、先日も書いた通りです。そして、それらのワイヤー部分も銅線に糸を手で巻いて、形を作っていくという手作業。一通りの作業を見せてもらいましたが、なかなか手間も時間もかかるものです。こんなの一つ一つにやっていたら大変だなあ・・・と思うわけです。そしたらキュタフュヤの手芸屋さんにこんなものが売っていました。40個で1セットになっているワイヤーパーツです。糸も巻いてあります。40個というのは、スカーフにつけるイーネオヤの数ですね。1辺に10個ずつ、4辺なので40個。既製品と言え、全て地元の女性たちの手作り品です。例えば画像左のタイプではこんなモチーフが作られています。左右が葉で、上にお花がひとつ。右の3つに分かれているタイプだと下のようなモチーフ向け。上の部分にお花と蕾なんて組み合わせも可愛らしいですね。双子のお花でも可能です。これを使えば、面倒で手間のかかるワイヤー部分は省略してタウシャンルのイーネオヤスカーフが作れてしまうと言うわけです。ミフリ&アクチェでの販売価格は40個セットで700円です。数量に限りがありますのでお早目にご注文ください。近日中にサイトに掲載予定です。(今回もフライングありで・・・。)また大量オーダーもお請けできますので、製作時間に少し時間をいただきますが、ご相談ください。さて、画像をご覧になって気が付かれた方もいるかと思いますが、イーネオヤのモチーフと既成のワイヤー部分と作りが異なるのがわかりますか?既成品の方はワイヤーのつなぎ目が土台の部分になっています。それに対してタウシャンルで作られているワイヤーのつなぎ目は・・・・・。そうなんです。ワイヤー部分の本来の作り方は、想像と違うものでした。その話を含めて、タウシャンルの特長的なイーネオヤ作りの作業のAからZについて来年のイーネオヤイベントでワークショップなどでご紹介できたらと思います。(紹介できたらいいなと思っているだけですが・・・・)ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
August 7, 2016

キュタフュヤは基本的につい最近まで「シルク糸」を使っていたわけです。ブルサから運ばれてきたシルク糸をね、自分で撚って使います。未だにシルク糸にこだわって作っている人もいます。でもシルク糸が見つからないのが共通した悩み。手持ちのシルク糸を使い切ってしまったら同じ糸を入手する術がないのです。だって彼女たちが持っているシルクを作っていた工房はとっくの昔に閉鎖してしまっているのだから・・・。あるところにはあるのですが、それが今まで使ってきたシルク糸と同じじゃなかったり、扱いにくかったり・・・・。糸って、日本の人の話からもトルコの人の話からも思うのだけど、みんなにとって絶対的にいいものってないわけで。特にトルコの人にとっては「使い慣れたもの」が一番だったりするので、他の地域でこれがいいと言われていても、その地域では全く受け入れられない例もあります。いろんな糸を試して、自分に合った糸を探せる日本の人たちはまだ恵まれています。意外とトルコの方が糸を選ぶ、ということができないのです。そこに何があるか、何を売っているかが全てだったりします。一見メジャーなアルトゥンバシャックの普通のポリエステル糸がどこの地方でもあるかと言うとそうでもなかったり、アンタルヤではレイラックは扱いにくいからと使っている人も売っている人もいなかったり、人工シルクしか受け入れないところでは手芸屋さんですらよくある普通のポリエステル糸を全く置いていなかったり・・・・。最近、キュタフュヤでシルク糸の代わりに使われているのが人工シルク糸。といってもたぶんディクタシュのじゃないかと思います。束ねてあるだけのもので、普通にマッドな色のシリーズです。その横で主流ではないけれど、タウシャンルの女性たちが好んで使っている人工シルク糸がパール系のピカピカ、艶々しているもの。この糸もボビンだけが異なるけど、どっかで見たことのある糸だなあ・・・と思うわけで。ところでこれらの糸には色番なるものはありません。最近の大きなメーカーには色カタログなるものがあって、ボビンのラベルにも色番がふられていますから、わかりやすいですね。何番が欲しいとか、何番の色を使っているって言えばいいんですから。でも少し前のナイロン糸時代は、メーカーによって色番が付いていないものもたくさんありました。色番なんてないのが普通だと思った方がいいかもしれません。だって色ごとにラベル変えなきゃいけないんですよ。昔のことですから、100種も200種も色ごとにラベルを変えるなんて、コストもかかっただろうし、入ってくる糸の安定供給がないから、毎回生産されるごとに色が変わるなんてこともあったと思います。だから実際問題としてラベルに色番つけるなんて考えもしなかったのだと容易に想像できます。色番がないのに、同じ色の糸を探す・・・・そんなとき女性たちはどうしたんでしょう。糸の現物があればそれを持っていって、手芸屋さんや青空市、移動販売車などで比較しながら同じ色の糸(または最も似た色)を探したわけです。で、必要とされたのがお手製の色見本カタログ。糸を買うと、まずはこんな風に少しずつ取って色見本を作るそうです。今日は長々と書いてしまい、反省。次回からは短く書きます。ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
August 5, 2016

「どうせん」の意味は導線だったり、本当に銅線だからなんだけど・・・・。銅素材が適しています。電気屋さんに行けば新品も売っていますが・・・。電話線です。でも程度が良ければ安く手に入る廃材利用。タウシャンルのイーネオヤの最大の特徴である、茎と葉の部分のワイヤーワーク。このところ、市販のものも売っているけど、タウシャンルじゃ、省略せずに一から自分で作る。・・というか、市販のものを使った場合、どうしても不可能な作業が出てきてしまうから、自分でやるしかないというのが本当の話。調整もしやすいしね。手芸用ワイヤーもブルサから買って行くよ、と話していたけど、なかなかお気に召すピッタリサイズがないもので、結局、電話線剥くわ・・・で落ち着いてしまう。電話線の外側を剥く作業。これは力仕事なのでお父さんの役目。銅線が切れたり、折れたりしないように、気をつけながら・・・・。ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
August 4, 2016
全10件 (10件中 1-10件目)
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