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長かった断食月も来週の月曜日で終わります。私は断食はしていないのですが、周囲に断食している人がいると、全く気を遣わないというわけにはいきません。しかもこの暑さと、夏至前後の日の長さ。断食が解禁されてその日の食事がとれるのが(イフタルといいます)、今年は夏場のためアンタルヤで20:30前後。冬場でしたら16:30頃にイフタル時間になるので、断食している人に合わせて一緒に食事をすることはできますけど、夏場は無理です。20:30に夕食取っていたら、私の場合はさらにさらにコロンコロンになってしまいますから。ということで、今年は各家庭から招待されましたが、夜遅いし、訪問した以上、食べないわけにはいかなくなるので全てお断りして、断食する人のイフタルにお付き合いすることができませんでした。それでも一度は身内を招待しよう・・と、コンヤアルトゥの屋外のお店へみんなでイフタルに行きました。来た人の半分は断食している人、半分は断食していない人。だけどこういうのは交流会、親睦会みたいなものですから、理由はなんでもいいんです、こうして断食月に集まって、みんなで食事をして近況報告・・・・。っていつも顔を合わせている人たちばかりなので、たわいもないおしゃべりでみんなでわいわい。食事の後は道路を挟んで反対側にあるコンヤアルトゥビーチで夕涼みしようと思ったのですが、23時過ぎてもビーチは人でいっぱい。公園をお散歩して解散しました。食後のスイーツに、その近所にある有名なキュネフェ屋さんに行こうと思ったのですが、考えることはみな同じでクルマの置き場もないし、店内満席。であきらめました。キュネフェって何? シリア国境のハタイの名物で、そうめん状の細い小麦粉生地を固めた中にチーズが入っていて、火でじっくり焼いて、アツアツのシロップとピスタチオの粉末を掛けた甘いデザートです。上にアイスクリームか生クリームを載せることもできます。ところでこのキュネフェ。日本語で書いてあるのを見ると、人によってはキュネフェだったり、クネフェだったし。カタカナ表記はいろいろです。カタカナ表記と言えば、アンタルヤも同じです。人によって「アンタルヤ」、もしくは「アンタリヤ」。トルコ語表記で母音のない部分にどの日本語の母音を当てはめるかで変わりますが、どちらも正解でどちらも正解じゃないと思います。直前の母音がAなので、母音調和でI(イの口でウと発音する)を当てはめて「アンタルヤ」と私は書いていますが、別に正しいわけじゃない。正しくは「ANTALYA」なんですからね。他に地名ではイーネオヤのナウルハン。ナルルハンと書いてもいいんですけど、LLと母音が間に入らず2つLが並びますので、私は耳で聴こえる通り「ナウルハン」。これはイーネオヤで通い始めたころに、カタカナ表記をどうしようかと迷ったときに、最初は文字通り「ナルルハン」って書いたんですけど、ルル二つ並べると、日本人は最初のルを強く発音してしまうので、トルコ人に伝わらないという話を聞いて、和らげるために発音に一番近い「ウ」にしちゃいました。これはよく人に聞かれるんですけど、別にどちらでもいいんです。自分が正しいと思うもの使ってください。どちらも正解じゃないですから。これはトルコ語から日本語の「訳」ではなく、固有名詞ですから「カタカナ表記」の問題ですね。発音するときは「NALLIHAN]でお願いします。犠牲になった方のご冥福を心からお祈りいたします。私にできること。今まで通りの生活をこれからも続けていきます。ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
June 29, 2016
日本に留学中のトルコ人男性のFacebookの公開グループページに、トルコの各地の手芸関連を中心とした写真と短文記事のミニ投稿をしています。私の場合、「一人で勝手にインターネット」派なので、グループを作るとか参加するとか、積極的な友達申請とかページへの招待とか、コメントもほとんどしませんが、このページに投稿されている写真家の江口氏のトルコ各地の写真がとても美しく、またトルコへの愛情が伝わってくるもので、刺激されました。私は私にできることで、少しでもトルコに興味を持ってもらえるきっかけになればと思います。これぐらいマメに自分のブログに書けばいいんですけどねえ・・・・。写真の整理とかしないのはみなさまご存知の通り。数量だけは膨大ですので、どの外付けハードディスクのどこに何を保管しているかすらわかりませんが、とりあえず出てきたものから、写真と、短い紹介文、そのトルコ語バージョンを載せています。文章の冒頭にある3ケタの数字が通し番号です。まだ001~007ですけど・・・。トルコ観光地と料理最近のものから、デジタル画像では2006年以降のものは保存してありますので、さらに時間が出来たら、1992年からの古いトルコの紙焼き写真も自分用にデータ取りつつ、ご紹介できたら・・・なんて思っています。(※2006年以前のものは壊れたパソコンの中で、日本でもいろいろ見てもらったのですが、画像データを取り出すことができません。あれから10年経っていますので、何か方法とかご存知でしたら教えてください。それからポジを簡単に経済的にデジタル化する方法とかあるのでしょうか。実はネガや紙焼きよりポジが多くて・・・・)---------------------------------------旅工房さんの「イーネオヤツアー」催行決定いたしました。出発までもう1か月切りましたね。とても楽しみにしています。お迷い中の方、まだお申込みできますのでお早目にどうぞ~。お待ちしております。→ ツアーは期日が近づきましたので、募集は締め切られました。今回、参加できなかった方も、ぜひ次の機会にお待ちしております。【 野中幾美と巡る 】トルコの伝統手工芸<イーネオヤ>のルーツを辿る旅 7日間 ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
June 20, 2016
旅工房さんの「イーネオヤツアー」催行決定いたしました。出発までもう1か月切りましたね。とても楽しみにしています。お迷い中の方、まだお申込みできますのでお早目にどうぞ~。お待ちしております。【 野中幾美と巡る 】トルコの伝統手工芸<イーネオヤ>のルーツを辿る旅 7日間 さて、現地での準備も整えて、何ができるか、何かおもしろいことがあるかな・・・といろいろ手配中です。ナウルハンではアクセサリー制作に使用されている人工シルク糸の撚り方1本から3本撚りまで。実際に作ってもらったり、一緒に作ったりして過ごします。またいつもの文化センター以外に新たにイーネオヤの展示室が出来たということですので、そちらも当日開いているかどうかチェック。見に行けるといいですね。もちろんナウルハンのアクセサリーに興味があれば、当然ですがトルコで一番安く購入できる場所ですから、お土産にご購入いただけます。ムドゥルヌでは市の古い家屋を使用した展示場と販売所があります。夏休みで市民講座はお休みになってしまいますが、地元の手芸屋さんにも行きましょうね。ボル県独特のモチーフのヤズマがいろいろあります。一緒に見に行きましょう。イズニックの村では村探訪、いろいろお家を回ったり、お家にあるイーネオヤを見せてもらったり、運が良ければ割礼式や結婚式の展示が見られるかもしれないです。涼しくなったら道端に座って一緒に糸をより、オヤを作ります。トルコ発行のイズニックのオヤ本ありましたよね。あそこに掲載されているものは、いずれもこの村の女性たちの誰かの所有品です。モチーフ名なども教えてくれますよ。ここには2日間滞在しますので、イーネオヤのことはもちろんですが、隔離された村の女性たちがどんな暮らしをしているのか、何を食べて何を飲んで日々どんなこと考えているのか・・・なんてことも体験したり、見たり、聞いたり、普通の旅ではできない貴重な体験になることと思います。そして郷に入っては郷に従え。今回のツアーからのプレゼント、トルコ式モンペを履いて村の女性たちと同化しちゃいましょう。地べたに座ったりする生活なので、このモンペとっても実用的でラクでいいですよ。宿泊は村からクルマで30分ほどのイズニック市内。日が長い時期ですので、まるで海のような大きなイズニック湖に沈む夕日を眺めながらお茶でもビールでも。ブルサでは骨董イーネオヤやその他のオリジナルの手芸品が見られるバザール、シルク製品のコザハン、もし余裕があれば半地下にあるヤズマの問屋街とか、時間が許される限り、いろいろ見てまわります。夜は温泉ホテルらしい? ですので、水着の用意をお忘れなく。(時間が遅かったら入れないかもしれないけど・・)そして夜は夜で自由時間に個人的に秘密の会合をやる予定です。イーネオヤやパラケセはもちろん、衣装をトータルでいろいろ見られる貴重な博物館、ウルウマイ氏の民族衣装博物館を見学し、ギョネンに向かう途中にアポリオン王国、ギョルヤズ村に立ち寄ります。湖の中にある島のような半島。古い民家とローマ遺跡、周囲は1本の道を除いてぐるりと湖という不思議な景色が楽しめます。ギョネンではイーネオヤバザールを見に行きます。到着が午後になるので売り手は少なくなってしまいますが、オヤル、レイラックのオヤ糸、イーネオヤのスカーフ、ダンテル、オヤのパーツなど、とてもお買い得な価格で購入できます。特にダンテルの種類と数が豊富。シルク糸は使っていませんが、大きなものでもお値段が安いのでいろいろ欲しくなってしまうかもしれません。お土産にできる可愛いレース編みやスカーフもたくさんあります。そこからオヤルという糸メーカーさんの工場を見学に行きます。みなさんがオヤ制作で使っている糸ってこんな風に用意されているんですよ。もちろん倉庫から直接糸を購入することもできます。工場のある近くにある村にはイーネオヤを作っている女性たちが暮らしています。お家にお邪魔して、製作中のイーネオヤを見せてもらったり、もしかしたら購入できるものもあるかもしれません。村で直接買う醍醐味は、作った人がわかることですね。目の前の人が作ったものです。最終日はフェリーでマルマラ海を渡りイスタンブルへ。絨毯工房を訪れたあとは基本的に自由行動ですが、エブル体験が別料金でできるそうです。もちろんイスタンブルの問屋街で手芸材料をお買い物したいという方には私が個人的に一緒に行きますからね。ガラスビーズ、金属パーツなど種類も豊富です。チズメリのメーカー本店もあります。人数少ないので、一人歩きは不安・・という方でも、おそらく誰かと一緒に行動することになると思いますのでご安心ください。ツアーは食事付きですが、最終日の自由時間のランチだけは自分で食べます。これも不安材料かもしれませんが、私がいますからね。・・・って実は、私はこの年齢になっても日本でもトルコでも一人で喫茶店にも入れません。だから自分のこと言っているんですけど、どなたかランチはお付き合いしてくださいね。食べ歩きでもいいです。事前に行きたいところや見たいものがあったら、連絡しておいてくだされば、効率良くまわれるルートを調べておきます。時間的に難しい場合もありますので、そのときはごめんなさい。・・・・と私の頭の中にある旅の行程のイメージをお話ししました。時間的に問題なければ、いろんなことを体験して、日本に持ち帰ってもらいたいと思っています。少人数の融通の利く旅になりますので、現地でもみなさまのご希望を可能な限り叶えられるよう、私もいろいろ準備をしてお待ちしております。普通の旅ではできないこと、見れないもの、体験できないこと。来てよかったー。っと思ってもらえますように。また何かご質問ありましたら、ツアー行程は旅工房さんへ、また訪問先は私が何度も訪れているところですので現地の様子や何が見れるかなどの具体的なお話しのご質問でしたら私へメールくださってもお返事します。なんでもご質問くださいね。野中幾美のメールみなさまのご参加をお待ちしております。--------------------------------------------------------さて、アンタルヤの女性たちが作ったオヤアクセサリーをショッピングサイトに出しています。自分で作ったトゥーオヤと天然石のネックレスやラリエットです。夏用のアクセサリーとして、また何かの装飾、パーツ取りにもお使いいただけます。全部で50点ほどあります。毎度のことですみませんが、私の写真が適当でわかりにくいですが、実物はとても可愛らしいです。お値段も手ごろですので、販売などにも向いています。たくさん並んでいると見ていて楽しいです。ここからお入りください。↓アンタルヤ発オヤのアクセサリーミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
June 17, 2016
オリジナルのエフェオヤをコレクションしていると、エフェが何かということに自然と興味を持つ。たぶん古いものが欲しいという私の収集癖は、モノ自体の魅力もあるけど、そこに込められている誰かの気持ちや作られた背景なども含めて知りたいからだと思う。エフェオヤ自体の収集は最後の段階に入っていて、売らずに隠し持っていたエフェの子孫の家から、最後の思い出の品が出てくる・・・という状態である。その1つ。アイドゥンのエフェ(またはチェテ)・アイシェという女性のエフェの子孫が数点のエフェオヤを売りに出した。〇〇家の財産の分配という繊細な話なので、深く立ち入ることはできないが、いろいろあって、これまで人目に付かなかったものが、その子孫であるアイドゥン市内に暮らす女性から私の手に入ってきたのである。そもそもエフェって戦士だから男性じゃないの? って疑問。戦う人なら男性でも女性でももちろんエフェの称号が与えられる可能性はあります。それに戦時中は男性に混じって戦ったり、黒海地方では軍事物質を牛車で険しい道を命がけで運んだりした女性の英雄たちもいる。エフェ・アイシェはアイドゥンに1894年に生まれ、16歳の時に結婚をして生まれた村を出た。夫はチャナッカレの戦いで戦死し、アイシェはわずか20歳で二人の娘を抱えた未亡人となる。その後、生まれた村に戻るものの、度重なるギリシャ軍のアイドゥン地方への攻撃に、1919年に偉大なるエフェ、ユルック・アリのグループに加わりギリシャ軍と戦った。後にその功績に対して政府から勲章をもらっている。アイシェの生まれた村には彼女の痕跡をたどれるものは残っていなく、子孫たちも廃墟だった家を売り、もうだいぶ前から町で暮らしているそう。あるものと言えば村の中心の小さなスペースに銅像があること、子孫たちも年に1回ある儀式の際に村に姿を見せる程度とのこと。村の出口にある墓地に彼女と、彼女の娘の一人でやはり戦士となったヒュリエが眠るお墓がある。そしてアイシェの子孫から譲り受けたエフェオヤには、実はまだその後・・があるのです。-----------------------------------------------------------------------------------旅工房さんの7月8日出発のイーネオヤツアー、先週の時点で催行が決定したそうです。お申込みをされていたみなさま、よかったですね。そしてありがとうございます。実は度重なるトルコの不運にキャンセルされるお客様も当然ですがいらっしゃいましたので、正直なところ今回は催行は難しいかな・・・と思っていましたが、最後までキャンセルされずに参加の意思を示してくださったみなさまには、このツアーに限らず、トルコ観光業の元気や希望にもつながる素晴らしい出来事だと心より感謝しております。もちろんツアー催行が決定したので、募集も続きます。まだ迷っている方がいらっしゃいましたら、この機会にぜひお申込みをお願いいたします。少人数の融通の利く旅になりますので、現地でもみなさまのご希望を可能な限り叶えられるよう、私もいろいろ準備をしてお待ちしております。普通の旅ではできないこと、見れないもの、体験できないこと。来てよかったー。っと思ってもらえますように。行く場所は、普段、私が国内出張しているときにコソコソ何をやっているのか・・・というのを、一緒に体験してもらうというのが基本です。誰と話をして、何を見て、何を聞いて、何をして、どこで何を買っているのか・・・とか。もちろん現地の女性たちと交流、彼女たちと一緒にオヤを作ったり、習ったりの時間もたっぷりありますので、それに関しては参加される方にお任せして、私は横で通訳しますね。詳しくは下のバナーをクリックして旅工房さんのサイトをご覧ください。サイトのフォームから、または電話でお申込みいただけます。【 野中幾美と巡る 】トルコの伝統手工芸<イーネオヤ>のルーツを辿る旅 7日間 また何かご質問ありましたら、ツアー行程は旅工房さんへ、また訪問先は私が何度も訪れているところですので現地の様子や何が見れるかなどの具体的なお話しのご質問でしたら私へメールくださってもお返事します。なんでもご質問くださいね。野中幾美のメールみなさまのご参加をお待ちしております。ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
June 12, 2016
平日にちょっとだけアンタルヤのEXPO会場に行ってきました。シンボルであるタワーも今なら上れます。この前に行ったのが4月末日で、あれから1か月ほどで会場内のほとんどが完成していました。まだまばらだった表面のグリーンもしっかりのびて、ライオンさんもお手入れ中。日中は日焼け防止クリームとかローションをたっぷり塗って、UV対策が必要です。日傘はなかったけど、普通の傘さして歩きました。日本のブース頑張ってます。-----------------------------------------------------------------------------------旅工房さんのイーネオヤツアー、引き続いて参加者募集中です。7月8日の深夜便で出発。もうソロソロ締め切りも近いですので、お申込みお忘れなくよろしくお願いいたします。詳しくは下のバナーをクリックして旅工房さんのサイトをご覧ください。サイトのフォームから、または電話でお申込みいただけます。【 野中幾美と巡る 】トルコの伝統手工芸<イーネオヤ>のルーツを辿る旅 7日間 また何かご質問ありましたら、ツアー行程は旅工房さんへ、また訪問先は私が何度も訪れているところですので現地の様子や何が見れるかなどの具体的なお話しのご質問でしたら私へメールくださってもお返事します。なんでもご質問くださいね。野中幾美のメールみなさまのご参加をお待ちしております。ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェ今、ナウルハンのイーネオヤアクセサリー処分中です。期間限定(たぶん来週金曜日ごろまで)ですのでお見逃しなく。→ ★ナウルハンのイーネオヤアクセサリー★にほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ
June 4, 2016
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