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さて大好評を戴いております 「株式投資本オールタイムベストシリーズ」 ですが、今日は「日記3000件達成」を記念してその ベスト30 をまとめておきます。
私が投資家としての生を受けて今年で16年。今までに寝る間を惜しんで読み倒してきた数百冊の投資本の中のまさに「ベスト・オブ・ベスト」であり、今この日記を書いている机から3秒以内に手が届くところに全てがある、投資家としての「全幅の信頼を寄せている」本たちです。
そして同時にこの記事は、 私の投資家としての 「ある意味での集大成」 とも言える内容でもあります。このベスト30には私がどのような投資家であり、何を大切にしているのか、そしてどういうことを考えて毎日を戦っているのか、の全てが表出していると思っています。
読めば実力UP間違いなし、まさに「永久保存版」
絶対の自信を持って皆様にお届けする渾身の3000件目の日記を、それでは始めましょう。
なお未読の方は「持てる筆力の全てを尽くした」完全燃焼の上記のベスト20を是非今すぐに御覧下さい。
第21位 賭けの考え方 (イアンテイラー・マシューヒルガー著、パンローリング社)
これは ポーカーの本ですが我々投資家にとっても歴史的名作間違いなしのとんでもない神本 です。以前に紹介した 第9位の ゾーン (マーク・ダグラス著、パンローリング社) と合わせて読むと合計で1位になる、というレベルですね。(笑) ちなみにその ウイスキー好きと激辛評論で知られる強面経済評論家の山崎元さんが激賞 したことでもこの本は有名です。
「バリュー投資」に並ぶ素晴らしい手法である「モメンタム投資」の実際のやり方、過去にそれを利用して成功した投資家達の高いレベルからの概説、有効性についての科学的でエヴィデンスレベルの高い分析、人間の行動バイアスに根ざしているから優位性が永続するのだという説得力のある考察。。。
モメンタム投資の教科書であり同時に決定版とも言える、まさに新たな金字塔となる歴史的名作 ですね。
2. なぜモメンタム投資は有効であり続けているのか? お勧め
4. モメンタム投資とは何か? お勧め
第23位 ウォール街で勝つ法則(ジェームズ・P・オショーネシー著、パンローリング社)
この本の良さは、豊富なデータから市場で勝てる指標が何かを解析し、その結果として、 効率的市場仮説(ランダムウォーク)という学説が明白に誤っていることを証明してくれている ことです。私はこのブログで以前から何度も何度も繰り返し述べていますが、 株式市場は決してランダムではない んですね。
第24位 テンプルトン卿の流儀(ローレン・C・テンプルトン&スコット・フィリップス著、パンローリング社)
強気相場は悲観のなかで生まれ、懐疑のなかで育ち、楽観とともに成熟し、陶酔のなかで消えていく。悲観の極みは最高の買い時であり、楽観の極みは最高の売り時である との名言であまりにも有名な 「逆張り投資の伝道師&国際分散投資の始祖」 であり 「逆張り系優待族」を自認する私にとっては最も尊敬する投資家の1人 でもある、テンプルトン卿の投資の真髄に迫った極上の1冊ですね。
1. 総論
2. 悲観の極みの中で
3. 優れた投資家と並みの投資家を分ける大きな溝
4. テンプルトン「1ドル以下のボロ株バルク買い戦法」の実際
5. 日出ずる国に最初に注目
6. 2001年9月11日の同時多発テロを受けて、「世紀の逆張り」
7. 和製テンプルトンになろうと思って、顔面血だらけ
第25位 敗者のゲーム (チャールズ・エリス著、日本経済新聞社)
「大半のプロは市場平均に負けている。だが成功する秘訣はある。それはインデックスファンドを買うことであり、アメリカ最高の投資家のウォーレン・バフェットも個人投資家にはインデックスファンドを推奨している。」というエヴィデンスレベルの高い考察とシンプルで力強いメッセージで、 インデックス系の投資家の方達の「聖書」
となっている
珠玉の1冊ですね。
1. 原著第3版
2. 原著第6版総論
3. アクティブファンドはインデックスに勝てない
お勧め
4. マーケットタイミングに賭けてはいけない
お勧め
5. インデックスに勝つには?
超お勧め
第26位 タートル流投資の魔術(カーティス・フェイス著、徳間書店)
タートルズの中で 「最年少にして最優秀」 の成績をおさめたカーティス・フェイスが、沈黙を破りその技法の全てを驚くほど率直に正直に書いた驚愕の一冊ですね。
第27位 バフェットの教訓 (メアリー・バフェット&デビッド・クラーク著、徳間書店)
バフェット学(バフェットロジー)の第一人者で、我々バリュー株投資家にとっては名著 「億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術」 の著者としても知られる両者の、集大成となる1冊ですね。
2. 潮の流れが止まって初めて、誰が裸で泳いでいたのかがわかる
3. 自分の純資産の10%を注ぎ込む勇気と確信を持てないなら、その銘柄に投資するべきではない
5. 頭を回転させて考えを整理したいとき、文字にしてみるほど効果的な方法はない
第28位 バリュー投資アイデアマニュアル (ジョン・ミハルジェビック著、パンローリング社)
100人を超える世界の名だたる投資家にインタビューを行ってきたバリュー投資の専門家である著者が、その貴重な知見をまとめ、世界のスーパースターたちの様々な投資法を体系的にまとめ上げた一冊です。率直に言って、 「バリュー投資家」を名乗る方は決してこの本を未読であってはならないだろうと思います し、 我々バリュー投資家にとっての「最高峰の名著」であり、同時に「奇跡の1冊」でもありますね。
3. パクリュー投資のススメ お勧め
4. 小型株効果が利益の源泉 超お勧め
第29位 ケン・フィッシャーのPSR株分析 (ケン・フィッシャー著、パンローリング社)
私がこの本から得た最大の宝物は、 グリッチ(成長企業が初期の頃に経験する経営上の挫折)という概念 でした。 ケン・フィッシャーは真の、そして孤高の天才ですね。
第30位 勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語 (ガイ・スピア著、パンローリング社)
この本は、ADD(注意欠陥障害)や自らの高い学歴を自慢し鼻にかけ、生意気で非常に自己中心的な性格であると言う多くの欠点を持つスピアが、自らの弱さと欠点を克服しバリュー投資家として成長していくという「魂の救済」の物語です。 そして スピアは、「極めて視点が高く同時に特異的な物の見方が出来る人間」 であり、それがこの本を 突出したネクストレベルの至高の次元 へ と引き上げています。
以上、 みきまるの優待バリュー株日誌特別編、株式投資本オールタイムベスト30
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