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何でも「時代が変わった」せいにして、世の中がメチャメチャになってきていると感じています。何でも個性と受け止めてダメなことをダメと言えなくなっていること、人を思いやる謙虚さが減り、昔は感じなかった人の傲慢さが目立つようになりました。現実社会の職場や学校、コミュニティではなかなか腹を割って話すことができず、その吐け口となるのがTwitterなのだろうと思います。他のSNSは現実社会に近いコミュニティが存在するため批判的なことは書けず、面と向かっては言いにくい「リア充」による自己アピールが中心です。その中にあって個の人格を持たないメディアが世の中の出来事にとても批判的で、新しい価値観を強硬に出すうえに同調圧力が強いのです。また、定かではないことに対して是非を言ってしまうことが特に良くありません。結果的に「この前はいいと言っていたのに今はよくないと言っている」ような、整合性の合わないことを平気で言っています。面と向かってNOと言えないこと現実社会や、道理に合わない同調圧力に対して唯一反攻できるのがTwitterであり、言いたいことを言える対象に対して炎上させたり、それが高じると著名人や誹謗中傷に繋がるのだと思います。ただ、真摯な意見は正義感から発言していることも多く、宣伝行為よりも遥かに反響があるため達成感も得られてしまいます。これらのことを裏付ける一例が神奈川県が880万円をかけて制作したという、新型コロナウイルス対策を啓蒙するための動画です。費用が高すぎることから今テレビでも問題視され取り上げられています。以前に東京の同様の動画について問題点を書きましたが、この動画はさらにいろいろと考えさせられます。登場している二人は人気YouTuberということです。まず、真面目なコンセプトを発信する場合に合っていたのかということが疑われます。始まってすぐに感じるのは街頭シーンでは2台以上の手持ちカメラで撮っていて、それらをたくさんカット割りして繋いでいます。カメラが2台以上なのはうまく撮れていなかった時の安全策からの発想があると思います。カットを増やすことによって編集の作業が多く独自のスタイルと主張することとはできます。また多くの字幕と見出しを短時間にたくさん入れることによって手間はかかっています。しかし、それらは短時間に転換が多いため見る側は目が疲れ、13分を見続けられるでしょうか。前半、登場する店を「ぐるなび」で調べたことが耳につくこと、また選ばれたお店の宣伝効果が強く感じられます。そして、この動画の対象が12'10"頃に飲食店に対する感染症対策だったことがわかります。つまり、YouTubeを見る若者と言うよりも飲食店に見て欲しい動画だったのです。一般人へのメッセージは主に最後の12'50"に登場する、神奈川県のLINEコロナお知らせシステムのお知らせがあること、それともう一箇所は6'50"に唯一左上に出る字幕で「食事中でもマスクしてね」です。なぜ、ここだけ他にはないこの表示をしたのかがとても気になります。食事中に一口食べてはマスクをするグループを見たことがありません。今日テレビでこの動画のことが扱われましたので再生回数が10万件を突破しました。今現在「いいね」が120件に対して下方評価が1,100件あります。全体の印象としては、感染対策をテーマにしたものの登場したYouTuberのスタイルが強く、この動画から目新しい対策の必要性が感じられないことが問題です。また、ここに挙げられたことは理想かもしれませんが全てが実際的とは言えません。動画のコンセプトが表現方法と合っているとは考えにくいうえ、880万円と言われる制作費用はあまりにも高すぎです。動画の中で飲食料金は11'50"で18,240円と言っていますから、あとは出演者、スタッフ数名のギャラと動画編集で、それ以外に何があるのでしょうか。この動画を見たプロの映画制作関係者、映像関係スタッフや俳優の気持ちを察すると、これがいいと思われている世の中に憤りと落胆を感じずにはいられないと思うのです。
2020.08.31
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安倍首相が辞意を表明しました。記者会見では他のあらゆる政治家や代表者にはない上品さが感じられました。驕りが感じられない、だから直接的に国民に刺さってこないのかもしれません。ただ、話していることのひとつひとつは重いのだと思います。注目していたのは、新型コロナウイルス対策についての質疑です。安倍首相はマスクの配布も含めてネガティヴではありませんでした。政府は世論やメディアの論調を敏感に感じ取っていたと思われますが、政府の考えや知りえている情報と本音が国民に伝わりにくいのかもしれません。でも、それは仕方のないことにも思えるのです。物事にはさまざまな意見があっていいのが一般ですが、さまざまな状況を克明に識ることができれば解決法が導き出せることがあります。それがまさに新型コロナウイルスで、知識と現場の状況で解決法は決まります。しかし、現代の医学や科学、またマンパワーでできないことはないかのごとく夢を言ったり、異なる立場の人の心情や実情がわからないために利己主義なことを言ったり、本来の目的とは異なり自分のメディア露出を増やすためや、政治批判をして権力を握りたいがために無責任なことを言ったりする人がいます。それが不安を煽動しながら世の中を洗脳していく専門家やコメンテーターです。そして世論が影響を受け、政府はその意見に応えなければならなくなるのです。それらを表す記事があります。医師や専門家が意見する「岡田晴恵さんはもう退場されてはどうか」新型コロナウイルスについて大きなことを言ってそれが外れてきたこと、一方的に不安説をばら撒いてきた人として紹介されています。SNSによれば、この不安を煽る番組「モーニングショー(テレビ朝日)」の、社員コメンテーター・玉川徹氏と岡田晴恵氏に対して長島一茂氏が、「餅を喉に詰まらせてなくなるお年寄りは新型コロナウイルスで亡くなる方より多い」と言ったことが話題となり、「餅を喉に詰まらせる、交通事故などは注意すれば防げるけど、新型コロナウイルスは防ぎようがない」と反論したりしていますが、防げるのに亡くなってしまうことのほうが問題ではないでしょうか。また、モーニングショーの羽鳥慎一アナが岡田晴恵氏の予想が外れていることに、今日はっきりダメ出ししたことにSNS上で大きく反応しています。何度も書いていますが、インフルエンザはワクチンや治療薬があるにも関わらず、コロナウイルスよりもはるかに多くの人が感染、死者も多いのです。今の風潮でいけば次はインフルエンザの感染者数も同様の扱いになるかもしれません。今回、首相の辞任と共に新型コロナウイルスの第2類を見直したことと共に、何とかして世の中に蔓延している不安を払拭し正しい知見を広めることです。それがなければ次へ進めないのですが、反論も多いとは思います。以前に書きましたが、今の世論では首相が職を賭して是正するくらいでなければ変わらないことなのです。これを変えること、それが全ての道を切り拓くことに繋がります。公には言えないとしても、ぜひ今までの日本を取り戻してもらいたいと願っています。
2020.08.28
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持病の不整脈(発作性上室性頻拍 PSVT)が昨日出ました。3年前までは例え発作が授業中に起きても我慢しながら話し、20〜30分くらい経つと治っていましたが、今ははぁはぁ言ってしまって横にならないとしんどくなってきました。食べ合わせが悪いのか、水分を取りすぎたのか、夜になることが多いです。昨日は座っていた時に、立ちくらみのような脳貧血から始まりました。ただ昨日は鰹のお刺身を食べたので鉄分は摂取したところでした。最近は我慢せずにすぐ薬を飲みます。薬を飲んで治まるまでの間の不安な時間が続きます。1時間経っても治らないと救急車を呼ぶしかなくなるので本当に不安です。体温が1度ほど下がり血圧がかなり下がり気持ち悪い感じが続きます。そして薬が効くと突然心拍数が落ちて普通に戻ります。その戻った時の安堵感はかなり幸せです。血圧が上がり、手足に徐々に血が行き渡るのがわかり、その感じが気持ち良くちょっとくせになります。(笑)いきなり今のは何だったのかくらい普通に戻りました。今日、近くの病院に検査の予約を取りに行きました。血液検査と心電図はいちばん気になるところで、肺の検査も入りました。大腸癌検診は便を提出するのであえてしたくないのと、大丈夫な気がするのでいつもしません。でも、日本では肺癌、胃癌に次いで大腸癌の死者数は多く、年間では44,000人ほどで新型コロナウイルスの1,230人(今現在)より圧倒的に多く、PCR検査をするよりも癌検診を受けるほうが意味を感じます。でも今回の検査は循環器系の専門の先生がいらっしゃるいつもの日扇会第一病院で、目的は薬がなくなりかけてきたので処方してもらおうと思っています。自分が歳をとったこともあると思いますが、子供の頃のお医者さんはとても優しくて安心できるイメージでしたが、今は残念ながらそんなことはとても思えないことが多い中でも、ここは違うのかなと…。昔ながらにお爺ちゃんお婆ちゃんの常連さんみたいな方がたくさんいて、地元に根付いている感じがとても落ち着きます。近所の循環器系内科を総当たりしてやっと見つけた病院だと今は思っています。新型コロナウイルス関連のポスターやアクリル板もありますが、いつものお医者さん。何も不安なことを感じさせないのが、いいお医者さんの条件だと思っています。
2020.08.27
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京都大学の宮沢孝幸先生がソーシャルディスタンスの見直しを発信しています。感染については距離の問題ではなく意識の問題です。また、指定感染症の第2類相当から格下げされることも検討されました。これは前回書いたオリンピックへの大きな進展でもあり、風邪やインフルエンザと同等の扱いになります。インフルエンザ感染は2019年から2020年にかけて例年よりも大幅に減っています。これはインフルエンザと新型コロナウイルスは干渉し合い、同時に流行しないという考えと、マスクと消毒によりあらゆる感染症にかかりにくいという考えがあります。テレビ朝日でも唯一TVタックルは収束を推進している節があり、京大教授陣が続けて出演、これはビートたけし氏の功績とも言えます。「日本はほぼ収束」「集団免疫獲得」「死者、重傷者の定義は基礎疾患に考慮するべき」こういった論述がはっきりある中で、いかんせん怖い病気として拡散されてしまっている状況があり、何かと不安を煽る人が出てくることが心配です。ところで、次期大統領選でトランプ大統領が盛り返してきたという報道があります。トランプ大統領や中国のイメージは日本で決して良くないのではないでしょうか。なぜあんな人が大統領とか、モラルがない中国人とか感じることがあっても、それは彼らを日本のメディアを通して識っているからです。実際はトランプ大統領は支持されるだけのことがあり、中国人もテレビで見るなかりではなく当然ながらいろいろな人がいるのです。よくない発信が米国や中国からあるからそれを日本のメディアが取り上げることもありますが、そんなことよりも、もっともっと日本の良いことを世界に発信するべきではないでしょうか。例えば、日本はお風呂に毎日入ることや衛生面においては世界随一ですから、ウイルスに感染したりすることは少なくて当然だと思います。今でこそ海外の仰天ニューズだのモラルを批判していますが、四半世紀前に留学していた頃に、フランス人に日本人と韓国人はコミュニケーションが取れないと言われたことがあります。これは、日本人ほど態度がはっきりしない、反応がわからない気質はないという意味でした。つい最近まで日本人も世界の人の前では奇行と思われる行為を繰り返したわけですから、今。他の国の人のことをそれほど批判できるものでもないと思います。新型コロナウイルス感染についても、日本のような対策を講じなかった国として、ブラジルは酷く言われていますが、スウェーデンはそれほど言われていない気がします。しかし、それよりもそもそも国民性や生活習慣の全く異なる国のことを、人口や国土面積と関係なく日本と比べたり、批判したりすること自体意味がなく、それを参考にしようとすること自体が、日本の日本人への同調圧力だと思います。
2020.08.26
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新型コロナウイルスの一連の成り行きを見て、世の中の成り立ちや人それぞれの気質について考える機会になりました。国や政府はこれまで出遅れや無策と言われてきましたがそうではないと思います。当初から反対勢力にうまくいっていないように演出されてきた印象です。このところテレビでは医師や学者がよくコメントをみられますが、たとえば、「第2派の感染拡大はピークアウトしたかもしれないけど、秋冬にはインフルエンザと同時にもっと大きな流行が来る」と言えば、たとえそれが取り越し苦労に終わったとしても気のまわる人として好感度が上がり、「感染拡大は減少に転じており、医療機関や保健所などへの支援を充実させたい」と言えば、そんなことがなぜ言えるのかと責められる風潮があります。前者の常に現在のみならず先々の不安要素のみを発言しているのが、ジャーナリストの後藤謙次氏と同じ栃木県にある白鴎大学の岡田晴恵氏です。岡田氏は最近芸能事務所への所属が話題になりましたが、普通のタレントとして活動するとは思えませんから、当面は新型コロナウイルスの話題でテレビに出るのだろうと想像すると、新型コロナウイルスの応援(笑)をする側で出演チャンスを増やしていると思われます。後者は日本感染症学会の尾身会長の見解です。岡田晴恵氏などは、流行がピークに達したエビデンスはないとすぐに言いましたが、それは実効再生算数から割り出したエビデンスのある話なのです。テレビの場合は、司会者やキャスターが解説者やコメンテーターに、番組ディレクターの意図する答えを誘導するような質問をする誘導質問が多く、その質問にいい答えをする人が番組として好まれると思われます。しかし、時にそうではない答えを出す人をわざと起用していることも考えられます。それには山口真由氏、古市憲寿氏などが挙げられると思います。(参照)コロナ「第2波パニック」を煽るワイドショーさらに、情報として真実ではない、一部分が極度に切り取られた報道もあります。スウェーデンが集団免疫を獲得するために何の策も講じなかったことについて、それは間違いで医療を守り経済を止めないようにしたということを、スウェーデン在住の吉澤智哉氏がYouTubeで話しています。 スウェーデンについて考えてみた場合、面積は日本の約1.2倍ですが、人口は日本の10分の1で、感染者数が約8万6千人、死者数が5,810人で、日本の感染者数は約6万2千人、死者数が1,200人ですから事は深刻です。この数字から考えられることは、日本において岡田晴恵氏がよく口にする市中感染、つまり街中で他人同士がすれ違う程度で感染することはほとんどなく、特定の人と1m以内に15分以上いた場合の濃厚接触が感染要因だと想像できます。それでも、電車の中やクラシックコンサートのように、マスクをしてほぼ無言の状態ならば感染すると思えません。感染者数で今後を推し量ることはもはや意味がないことは知られてきたと思われますが、先の不安を予想ばかりしていては何も踏み出せないことも事実です。しかし、来年のオリンピックを開催するにはどこかで英断が必要です。いちばんの問題点は海外渡航の解禁ですが、どこかで計画されていると思うのです。水面下で粛々かつ綿密に準備されていることは膨大なものがあると思います。安倍首相は健康が疑われ、またこれに乗じて退陣を促す人がいて、今は甘んじて批判を受け民意を尊重していますが、気が熟した善いタイミングでウイルス収束に繋げる大胆な発信があることを期待します。それがなければオリンピックはこのまま中止になりますが、来年の9月までが任期の安倍首相の頭の中に形勢逆転の発想がないはずがないと想像します。その情報をいつ発信するか、それこそが鍵となり、政治の醍醐味でもあります。
2020.08.25
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例年夏はすでに暑いのですが、今年もとても暑いです。毎年熱中症について言われていることはあまり変わっていません。救急搬送され死者もたくさん出ています。熱中症は予防できると言われていますが、それは本当でしょうか。熱中症の詳しい論文で高齢者を対象にした2010年のアンケートでは、 熱中症を認知している人は89.7%、 住宅内で発症することの認知度は65.7%、 寝室、居間、台所が多く、女性では40%が台所で経験しているとのことです。昔言われていた日射病とイメージは大きく異なります。そして今、高齢者のエアコンの不使用が大きな原因であると言われています。最近のワイドショーでもこのことを問題視するかのように取り上げられていました。新型コロナウイルスで逼迫する医療機関の負担を軽減するためにも、高齢者はエアコンをつけなければならないという論調です。しかし、同様の話は2016年にも記事になっていて、すでに知られています。ではなぜエアコンをつけないかと言えば、以前からエアコンの長時間使用は身体に悪影響を及ぼすと言われていたことがあります。今は、就寝中はエアコンをつけっ放しにするよう言われていますが、実はそれは熱中症を防ぐことはできても他の症状が出ることがあります。冷房病と言われる症状は、自律神経に影響し体温調節がうまくいかなくなることで、足腰の冷え、だるさ、肩こり、頭痛、食欲不振、神経痛、下痢、不眠が起こるそうです。エアコンをうまく使いこなせばいいのかもしれませんが、一度辛い思いをすると暑さを我慢するほうを選ぶ気持ちはじゅうぶん理解できます。そして、熱中症を助長することが新型コロナウイルスを怖れる引き篭もりです。マスクとソーシャルディスタンス、消毒などが定着すると、社会不安障害や対人恐怖傾向が顕著になり、他者や自身の行いにデリケートになります。その意味でも不安を煽る論調は、社会の悪循環をつくっていないでしょうか。熱中症を起こしやすいのは弱者であることも多く、エアコンをつけないことが経済的理由であることも考えられます。今のような世の中で、経済的困窮を責めることなどできるわけがありません。仕事の逼迫、リタイヤ、病気がち、社会不安によるストレスなどなど、少しでも切り詰めて生きていこうと考えるのは当然ではないでしょうか。話は変わりますが、3年前大学院の研究修了演奏会を運営していた時に、内輪的な関係者以外に聴衆を集めることに苦労しました。1週間程度毎日朝から夜まで行い専門性に特化した無料のコンサートですが、関係者以外で毎日いらしてくださる方は、クラシック音楽マニアというよりは近隣の高齢の方が多かったと思います。冷暖房の効いた会場で1日中音楽を鑑賞することは想像以上に有意義な過ごし方として、存在自体がヨーロッパにも似た地域社会への貢献なのだと感じました。しかし、今はそれもなかなかできなくなりました。過剰に不安を煽ると、皺寄せは弱者にいきます。行き場を失った方が熱中症に陥りやすいのではないか心配です。日本の自殺者は年々減って年間約2万人でG7では最悪だそうです。食品ロスが問題になるこの頃ですが、2016年の日本の餓死は15人(うち10人は40〜50代)、飢餓経験は5.1%いるそうです。同じではありませんが、熱中症もとても気の毒な亡くなり方だと感じています。
2020.08.22
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クラシックコンサートにおける飛沫感染は以前書いた予想どおり、観客がマスクや消毒をしていれば座席をひとつ飛ばしにしなくても問題なし、という実験結果が出されました。通常のコンサートで感染するのであれば、今まで多くの病気にかかっていたはずです。ただ本当に狭かったり換気ができない会場はたくさんあるはずです。クラシックコンサートは会場選びと集客管理が最も重要かと思います。ソーシャルディスタンスについてどこまで守る必要があるのでしょうか。日本は人口密度が高く、部屋の狭さは他の国の比ではありません。ソーシャルディスタンスを守ったら成り立たないお店や住居はたくさんあります。それでも日本の今の事態は西欧に比べてそれほど深刻とは言えません。つまり人同士の距離が問題なのではなく意識や注意力が問題なのです。さて、以前にサイゼリヤがとてもいいと書きました。その際にBGMがいつも同じカンツォネッタの曲だと書きましたが、その後すぐのタイミングでなぜかBGMが変わってしまいました。新型コロナウイルスの騒動で短調の曲は好ましくないと感じたかもしれません(笑)それでも経営手腕がすごいと思うのは最近編み出した食事用マスクです。しかし、先日サイゼリヤに行ったところ、グループで来ている人すらこのマスクをしている人は誰もいませんでした。感染予防には評価されていますが、これをしてまで食べる人はいないようです。海外でマスクをせずに密集している様子がよくテレビで伝えられていますが、マスクをしたほうがいいに決まっていてもしないことはどこでもあるのです。サイゼリヤは以前に感染対策として注文を口頭から注文伝票方式にしたことがあります。また、テーブルをひとつおきに使うようになっていました。ところが最近は客足が戻り客席は元の仕様に戻ったようです。でも、ただ元の状況に戻すわけには気が引けたのかもしれません。そこで何か対策を出す意味でこのマスクが誕生したのではないでしょうか。これと似たものがあります。厚生労働省が出した接触確認アプリCOCOAです。COCOAは1,390万人が現在ダウンロード、陽性登録者数は311件です。しかし、日本の感染者は累計で58,000人、退院者数を除くと現在13,000人です。つまり陽性登録者の311人と出会ったかどうかを調べられるのです。ただし、この陽性登録者は隔離されているのか?すでに退院したのかはわかりません。それでも、このように機能しなくてもあることによって感染防止を促していると言えます。ウイルスを怖れている人の気休めになればいいと思います。では、感染や対策に対して批判ばかりして検査を推奨する人たちが、本人は頻繁にPCR検査を受けているのか?COCOAをダウンロードして頻繁に確認しているのか?サイゼリヤに行ったら食事用マスクをするのか?ということなんですよ。結局、怖がっている割に自分だけは大丈夫、でもうつされるのは絶対嫌だと。そう思っていないでしょうか。普段から風邪の予防をしている意識の高い人(音楽家)が常時マスクと常時消毒をしたら、まず感染することはないと思われるのです。ただ状況によっては感染のリスクを負ってもやらなければならないこともあると思います。それも覚悟を持って行えばよいのであって自由なのです。熱中症やもっと怖い病気もたくさんあり、ひっくるめてもいちいち自粛はしていられません。
2020.08.19
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都知事は再選される直前とされてから少し変わったように思っています。対策が実質的な内容より見た目なのが際立っています。例えば、アラートを表すためにライトアップの色を変えるとか、本当に対策されているかどうかは店任せの意識だけのステッカーです。そのステッカーをなお推進させ、若者に感染する意識を高めさせるためのPR動画ができました。そして、この動画のコンセプトと内容を考えた時に疑問ができました。フワちゃんというキャラクターは敬語を使わない現代的な若者の象徴でしょう。若者がなかなか自粛の言うことを聞いてくれず感染が広がるからでしょうか。都知事から呼ばれ若者のハートを掴むべく、この動画に起用されたのだと思います。都知事の一方的な訓話で全体が構成されていますが、動画の3分頃から、1人だけではあるけど20代の若者が亡くなった話、また、若者が感染しているかもしれない、あっと言う間に重症化するかもしれない、祖父母にも感染させる恐れがあるため帰省や旅行は控えてほしいと、そこまではよくある話で、フワちゃんもわかっていたと思います。そして、5分頃にフワちゃんから質問が出ます。「家族だけではなくて、恋人同士で一緒に住んでいる場合はどう対策すればいいのですか?」これに対して知事は、こまめな手洗い、タオルを別々にする、歯磨き粉、コップを別々にする、そこから家庭内感染の話にすり替えていきます。フワちゃんもそれに合わせて一般論で仕事として自分の対策を話します。フワちゃんの聞きたかったことはそういう意味でしょうか?家族への対処は理解しつつも、恋人との触れ合いについてどうすればいいのかを聞いたわけで、その若者の率直な質問に知事は答えていません。この部分を見て若者ははぐらかされているように思わないでしょうか。結局感染の予防そのものが同居している中では限界があるのです。知事の言う新たな生活様式に変えていかなければならないのかと考えた時、若者の答えはNoではないでしょうか。フワちゃんは意外と状況に合わせてこの動画を成立させていますが、それは知事がそうさせている、すなわち大人からの同調圧力であって、若者がこの動画を見て心地よく思うとは思えないでのす。この動画から感じられることは、そんな知事の強硬なキャラクター、動画としての徹底さの不足であって、成功しているとは思えません。広報として本来の台本やアピールポイントをつくるディレクターが不在なのです。また、これを都民税でつくる必要はあったのかということを感じます。以前に書いたことの繰り返しになりますが、世の中には感染を怖れる人に対して、仕事がなくなり困っている人、どうしても帰省したい人、息詰まって旅行をしたい人などいろいろいて、それのどれがNGであるということはなく人それぞれなのです。ガイドラインと言う名の規制は強制であってはいけないのです。それが日本の大原則ですから都市封鎖できない法律を持っています。最近多いのは「そのはっきりした方針がないから国民がどうしていいかわからない」などと言う人がいますが、それは一人一人が意識すればいいことで、県をまたいで帰省してはいけないとか、旅行業は犠牲になるべきとは誰も言えないはずです。また医療崩壊などと囁かれる一方で、医療従事者はプライドにかけて頑張っている人もたくさんいて、そこにも意見の違いや自由があるわけです。新型コロナウイルスの治療を最優先するのが当然のような思い込みが世の中にはあります。何にせよ基本的人権である自由、平等を侵してはならないと思います。
2020.08.15
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現状は新型コロナウイルスを過度に怖がっている人が多く、真相とは別に民意が出来上がってしまっているように思っています。そう考えると当初から政府の行っていることはこれを見越して、経済優先でできる限り元に戻そうと手を打っているように見えるのです。しかし、感染者数から対策が取れていないとか後手だと言う人も多いようです。では、なぜ感染が広がっても平気なのか。日々まだまだ収束が見えないように報道されていますが、実はかなり現実味を帯びたいくつかの記事があります。政府はすでにだいたいのことを知っていて民意との調整を計っているように思います。例えば、新型コロナウイルス接触アプリ(COCOA)について以前にも書きましたが、かなり宣伝もされ今は延べ1,274万件のダウンロードだそうで、国民の約1割がダウンロードしたことになります。8月11日現在、感染者数は50,302人で回復者数が33,972人ですが、問題は陽性者の登録件数で208件しかないのです。人口1億2千万人の中から208人に出会うことはまずありません。しかも、1m以内で15分以上接触することはさらにありません。また、もし出会ったとして、本当に誰か特定できないでしょうか?名前がわかるかどうかは別として記憶には残るのではないでしょうか。さらに、陽性者は発症して比較的すぐに登録しなければ、もし出会ったとしてもすでに完治後、退院後である可能性が高いです。やはり登録件数が増えるとは考えにくく、結局接触を知らされることなく終わりそうです。つまり、このアプリは実用的と言うよりは一時的な不安解消グッズと言えます。最近はPCR検査が手軽に受けられるようになりましたが、今まで医師の判断があれば受けることができ、すぐには検査を受けられませんでした。また、安心のためだけでは受けられなかったこと、全員検査にしなかったこと、なぜ日本が当初よりクラスター感染を特化してリサーチしていたか、それが記事「介護職員が PCR検査をむやみに受けない方が良い理由」で、陽性率が高くなければ検査の意味がないこともわかります。そして、日本で第1波と呼ばれる頃に出た死者数がその後減ってきた理由は、年末年始からすでに新型コロナウイルスの最初期のものが日本に入り、さらに年始の2番目の型にも60%の日本人が感染、さらに3月の強力な3番目の型でさらに感染した結果集団免疫を獲得したと言うことです。3番目の型で死者を出したもののそれ以降はほとんどの日本人に免疫があり、すでに肺炎を持っている、癌により免疫力が低下している人などが死に至ると言う説です。芸能人の死も新型コロナウイルスが直接的な原因ではなく、そもそも疾患があったためとされています。これらの事柄から経済を回し、新型コロナウイルスを指定感染症から外す、もしくはインフルエンザと同等にすることを推奨している人は多くいます。今、自宅療養者が増えてきているのは事実上指定感染症として扱われていないわけで、国際政治学者の三浦瑠璃さんは自由が剥奪されている現状を憂いています。極端な言い方ですが、三浦さんの言っているように、国民は自由を捨てそれほど強くない新型コロナウイルスとの戦争を選んだのです。しかも、残党一人残らず滅ぼすまで勝利はないといきり立っています。新型コロナウイルスの新しい知見を踏まえて現実のリスクを見直す必要があります。そうしなければ、多くの経済、文化が刻々となくなってしまいます。
2020.08.12
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自分からアクションを起こさなくても新型コロナウイルス情報には事欠かず、どうしてもこの件が今の世の中や人皆に大きな影響を与えていると感じます。今世紀に入ってから、ものごとの価値が短期間で変わってしまい、今までのことが何事もなかったかのようにリセットされることが増えました。これは人の本質的な部分がよくないほうに変わってきているとも思えます。そのひとつとして、社会的な観念が極端に誘導され、それが正義感や思いやりとして誤って刷り込まれていくことが多いのです。たとえば今、閉店廃業したお店、また倒産した会社などいくつもあるわけですが、伝統や知恵、優れた技術が人知れず失われてしまいます。しかも世の中からは「コロナ禍だから仕方ない」とあまり惜しまれません。これは音楽文化においても同じようなことが言え、共通して言えることは商業的なものよりも本当によいものや大事なものが失われるのです。しかし、すでに刷り込まれているコロナ脳を持っている人も多いと思われます。コロナ脳とは、新型コロナウイルスに対して過剰に反応してしまう心理状態、または、そのような状態にある人のことを指す。 すると、新型コロナウイルスを軽視するような発言には胡散臭いと感じ、発言している人に対して反感を持ったり攻撃的になります。それに対して、松田学氏がYouTubeチャンネルで、不安を煽るテレビ番組の問題性、PCR検査の不確実性に触れ、ウイルスはすでに亜種がたくさんあり普通の風邪などへの反応の可能性に言及しています。PCR検査よりも日本ではCTが得意だそうです。新型コロナ対策分科会メンバーの釜萢敏氏の件は少し前のこのブログで紹介しました。モーニングショーについては、今日橋下徹氏が「感染者数ばかりを注目するな!」という記事を出しています。また、次は営業自粛、感染者数や感染者の対処について、重症者、死者数について、テレビが視聴率を取るために恐怖を煽っているということについて語る堀江貴文氏です。キャラクターや話し方がキャスターやコメンテーターとは異なり疑う人もいると思います。先日このブログでドイツの規制やマスク着用反対のデモについて書きましたが、それを日本で行うとSNSで炎上、もしくはまったく相手にされないことになります。都知事選にも立候補した国民主権党の平塚正幸氏は、選挙ポスターにも「コロナはただの風邪」と書きマスク、ソーシャルディスタンス、3密、自粛をすべて否定して、「クラスターフェス」と称し参加者50〜100人で山手線を1周するというデモをしています。やり方がいかにも過激ですが、彼は立候補中にメディアから触れられていませんでした。自由を奪われているという主張は、堀江氏の考えと同じだと思います。「ただの風邪」と言ったブラジルのボルソナロ大統領の批判報道はあっても、都知事選でこれをスローガンとした候補者の真意を聞きもしないのはどうなんでしょう。政府でも民意でもない一方的に誘導する大きな圧力を感じます。ここに挙げた人たちは暴言を吐いているように見えるのかも知れませんが、新型コロナ対策分科会メンバーの釜萢敏氏と同様に、世の中の見方の研究と経験から今の情報社会の真理を解こうとしています。ひと儲けしよう、宣伝する、良い人ぶる、媚びる、威圧する、怯えるとか、裏ががなく、意見を大きな声で言えることがすばらしいと思います。
2020.08.10
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メディアが取り上げることは、そもそも確実にこうだと言う強固な意見が根底にあり、ある側面からの論証が行われるものの、その裏側からの推論が少ないのだとわかりました。別に医学や感染について何ら知識は持ち合わせませんが、いろいろな記事を調べていくと、世の中で言われていることの論理がおかしいと感じたこと、それが世の中にたいへん大きな影響を与えていると思います。新型コロナウイルスはずっとよくわからないウイルスとされているわけですが、その先行きの見えない様子が世の中の不安を助長しています。しかし、これまでの日本での経緯からわかってきていることも多く、対策の再考を求める高橋泰教授の新たな記事に、このブログで書いてきたこと持論そのものがすべて書かれていて、自分の考えたことが正しかったと確信することができました。高橋泰教授「データに合う新型コロナ観を持て」 8/7の記事より国民やマスコミが現在抱いている新型コロナ観は、新型コロナは恐怖のウイルスであり、非常に毒性は強く、かかると重篤化して死亡する可能性が高い。感染することはまれで、これまで非常に限られた人しか感染していない。だからかかると大変なことになる。しかし、そのような病気でないことはすでにわかってきている。現在の新型コロナの過度の抑制政策は、教育・経済など人々の日常の営みにブレーキをかけることによって、国民に大きな代償を強いている。重症者や死者の少なさなどの事実を無視し、コロナは恐怖のウイルスであるというイメージにとらわれている政策や報道を、今一度考え直すべきステージに来ていると思う。西欧では死者数が少なくない中、なぜ日本やアジアでは少ないのかということはまだ解明されていませんが、その条件としていろいろなことが言われています。死亡率が欧米より大幅に低く、持病の少なさが原因高齢者施設の感染拡大抑制が死者数を減らした、行政、企業、個人の信頼関係の構築こそが乗り越えられる鍵日本において、この死亡率が低いということと医療が確かであることは明白です。生命の危機がまったくないということではありませんが、それは高橋泰教授の死亡原因の表から考えても極めて少ないと言えます。自粛要請はもはやしてはいけないのだと思います。自粛は経済的に追い込みウイルスの犠牲者の身代わりを経済的弱者から立てることです。日本において感染して発症して重症化して死に至る確率からすると、経済的に追い込まれるとその長さによって困窮や絶望が確実に訪れます。そして、自殺などの増加につながるのですが、そこはメディアであまり取り上げられません。自粛を個人の判断に委ねているのは政府だけですが、それは手を打っていないと批判されています。また、臨時国会を開いて手を打つべきという野党や専門家の意見もありますが、流石に今回の対処は真理を導くべきものであって多数決で決めるものではありません。政府は感染者数に関わらず全てを戻そうという決意があるのではないかと思っています。ところが各自治体は病床と医療の面で拡大し過ぎると逼迫するため、感染者が増えることに敏感になることがわからないわけではありませんが、高橋泰教授のおっしゃるように要は重症者への対処が重要で、無症状者や軽症者の隔離は自宅でいいのではないかと思います。怖がらず過度に対処しないことが肝要だと感じるのですが、東京都では「最大限の警戒」を呼びかけ「特別な夏」として、旅行・帰省を控えるよう呼びかけています。これは感染のサイドだけに立って言っている話ですが、問題は本当にこの夏だけが特別で終わるかどうかです。なぜ旅行・帰省を控えるかと言うと自分が感染しているかもしれないという疑いからです。以前にも書きましたが、ここに論理として無理があると考えています。無症状にも関わらず感染しているかもしれないという仮定を否定するには、感染者が0になるか日々PCR検査を受けるかしかありません。しかし、その証明はウイルスの現状から乖離し過ぎていないでしょうか。先ほどの死亡原因の表で考えると、交通事故など気をつけるべきことは他にたくさんあり、PCR検査は一時的な安心を得ることはできても30%の偽陽性確率もあります。このことは「逆にコロナ感染を広げてしまう」PCR検査に辛坊治郎が異論という記事も出ました。以前にも書きましたが、無症状でも症状があってもPCR検査を受けるかどうかは本人の問題で、少し安静にしていれば治ってしまうかもしれないと考えると、検査が感染者の全てを示す指標にはなりません。小池知事の呼びかけは、感染者が0になるというロマンを追っているように感じられます。それは皆が自分のいうことに従い夢を実現しようとする教員のようなもので、1,400万人と言われる都民のすべてが言うことを聞くことはありません。日々の感染者数が何人になれば旅行・帰省をしてもいいことになるのでしょうか。メディアや民意に推されやむを得ず出した政府の緊急事態宣言と異なり、知事の判断における自粛の要請には大きな責任が課せられます。あとになって「あの時の自粛要請がなければ倒産(廃業)しなかった」とか、「特別の夏」と言ったのに「特別の冬」がまたやって来ないのでしょうか?数の比較だけで自粛を決めても何の対策にはなりません。今の考え方だと理屈上の終息はないことになります。
2020.08.09
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演奏会実習ゼミを担当した2004年から2018年までコンサートの他に、毎年録音を行い自主制作のCDをコンサートで売っていました。自分が若かった頃には全て合わせれば何百万円もかかっていた録音が、今や大学内で会場も機材も録音技師も揃い、録音の著名な先生がマスタリング(編集)作業をして下さっていたのです。初めは、コンサートではなくレコーディングの貴重な体験をできれば素晴らしい、楽譜に忠実に演奏することの重要性、コンサートの緊張ではない緊張感、残すからには完成度の高さはもとより、その意義や役割など、まだまだ考えや経験の少ない学生相手に気軽に行うことの危険性もありましたが、CDのジャケットまでつくり全てを考えることに意義はあったと思います。その先駆け的なことをクラシック音楽で行なったわけですが、今でこそ誰でもが行うようになり、このコロナ禍においてはリモート演奏と言う、現代的なテクノロジーではあってもお手軽な音楽が増え、あたかもそれが新しい音楽のあり方であるかのような風潮が心配です。クラシックでは、よく知られていて生演奏はされる曲であっても、お手本となるような演奏は有料サービスでなければ聴けないことも多く、YouTubeなどでも楽譜どおりではない、録音が悪いものが散見されます。ゼミの演奏はもともと動画用ではありませんので映像はありませんが、音源としてのクオリティが高く、なぜ録音したかと言うコンセプトも明確です。最近アップしたものに、9年前のダリウス・ミヨー作曲「ルネ王の暖炉」があります。木管五重奏のスタンダードですが、かなり素晴らしい演奏と考えています。当時はゼミ生のベストメンバーでこの編成が組め、この曲を含めてさまざまな会場でこの編成を目玉にコンサートをしていました。楽譜に書かれているコンセプトが見事に再現されていることや、楽器感の音色のバランスや入替などがとてもよく美しいことが特徴です。フルート 千田淑生 オーボエ 久下あずさ クラリネット 安本夏海 ホルン 舟橋有紀 ファゴット 荒木千尋それぞれが卓越した技術を持っていることもありますが、ホルン、ファゴットの的確な発音とバランスが全体的な効果を上げています。もう1曲は、これぞクラリネットというフランス近代の作品、クロード・パスカル作曲「3つの伝説」より第1曲です。クラリネットの多彩な機能性、音色を感じさせる曲ですが、ピアノパートも雄弁で二つの楽器のつくる音楽性が聴きどころです。ちょっとしたリタルダンドや曲調の変化がウイットに富み、フランス音楽のエスプリやお洒落なムードが感じ取れる演奏になりました。この曲の「伝説」の内容が文献を調べても見つからないため、動画に使う画像はシュルレアリスティックなもので構成もシュールにしました。画像と音楽の関連性がなく同時的に別の物語を想像させる試みです。録音から10年が経ちましたが、今も録音物が少なく、この曲のお手本となる演奏になったと思います。クラリネット 安本夏海ピアノ 初鹿早菜クラシック音楽の特徴を音楽の授業程度のことで説明したり、一部分を誇張して知らない人や子供にウケを狙うテレビ番組がある一方、本当のクラシックファンが見ておもしろい番組はFMラジオなのかもしれません。音楽的内容が本当によくわかるようにリードしてくれる番組が望まれるところです。藤井聡太棋聖のニュースが多いこの頃ですが、彼の偉業はわかっても将棋の中味はよくわからず、勝負飯の親しみやすさで人気が出ていく様子は、クラシック音楽の今の状況とよく似ているのではないでしょうか。
2020.08.06
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新型コロナウイルスの流行が言われ出してから、マスクの着用やソーシャルディスタンスは当然のように言われてきましたが、3密を含めてこれらはほとんど日本流で世界に伝わったようです。例えばマスクをしない権利、自由があり、それを拒む人は世界に少なくありません。以前にも書きましたが、これらは確かに感染抑制には繋がりますが、人のコミュニケーションにおいてさまざなま自由を奪うことであり、多くの職業、スポーツ、文化に支障をきたし論理的には成り立たちません。また、家族の世代によって会うことを躊躇わなければならないなどもおかしなことです。都市を封鎖するということは有事、すなわち戦争なわけで、自由を意識するドイツやフランスなどのヨーロッパ諸国の国民が抵抗しないのはおかしい、そんな風にずっと思っていました。そこで勃発したのが8月3日のドイツの2万人デモ「自由の日」です。日本は憲法に守られ要請しか出せないことが本当に救いであったと思います。感染予防も経済活動も結局自主的に行うことであり、人に決めてもらうことではありません。感染した場合、廃業・倒産の責任を政府や自治体なども含め他に求めることはできません。要請されていることは要請ですから、自分の身も経済も判断して守るべきです。その意味では日本はヨーロッパよりも自由が守られています。昨日テレビ朝日のモーニングショーで新型コロナ対策分科会メンバーの釜萢敏さんが、玉川徹氏ほかに吊るし上げのように考えを責められました。少なくとも医療の現場を見て対策を考えている専門家が、想像だけでモノを言う専門家ではない人物から攻撃的な言い方をされることが異常で、上に立ち人を動かしていない人が失礼なことを言っている番組に感じました。何においても検査数を増やすと言っている玉川氏の主張に、他局のワイドショーに出演している橋下徹氏が反対意見を言っています。以上の事柄をまとめたものが医師の中村ゆきつぐ氏の記事です。最近見ると腹が立つからあまり見ていなかったモーニングショー。たまたま見たら、釜萢先生が失礼な玉川氏の質問に大人の対応をされていました。私にはここまでできません。正直尊敬します。 「メディア対メディア」というタイトルですが、これは大きな進展です。世論をメディアがリードしてつくりあげ、世論を受けなければならない政府や自治体は国民から批判を受けます。一部の世論で次の社会のあり方が決まってしまうことに絶望感もあります。ですから反対する国民は、デモをしてでもそのような世論への反対を示すのだと思います。PCR検査を増やすことばかり言っている人は、自分の不安の払拭が大きいのでしょう。無症状でPCR検査を受ける人は、濃厚接触者、医療関係者など証明が必要な人で、自ら受けてみようとする人は殆どいないのではないでしょうか。費用がかかるうえに、社会的にも不利益を受ける可能性が高いです。1日10万人の検査をできるようにしたとしても果たして何人が受けるかです。今の感染者が増えている以上、その対応をしっかりやることでもたいへんなのです。そうでなくても、無症状者の検査を増やしても意味を感じないと、かなりはっきり言及した釜萢先生なのでした。
2020.08.04
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いろいろ世の中が変わる意味で少し楽しみもあります。しかし、歪みのほうにどうしても目がいくのでこの話題になってしまいます。絶対感染はしないようにしていますが、親が基礎疾患を持っているので会うことができません。では、いつまで会わないことになるのかと言うと、それは親が完全に怖れてしまっているのでその不安が払拭されるまでです。自分としては不安に感じていないのでいつでも会えるのですが。昔の感染症であるペストやコレラはもっと怖いイメージがあります。チャイコフスキーは交響曲第6番「悲愴」の初演から10日も経たないうちに、レストランに立ち寄った際に制止を聞かず生水(川の水)を飲んでコレラに感染し、自ら命を絶ったという説が有力で、そんな身近に感染リスクがあったのです。その伝記を知った若い頃はコレラが本当に怖い感染症だと思いました。しかし、調べてみると日本にはないが、今でも世界では年間130万人から400万人が感染し、2万1000人から14万3000人が死亡していると推計されるそうです。しかも、実は感染しても無症状のことが多く、重症化するのは20%だそうです。感染はコレラ菌に汚染された水や食物を口にすることで起きるそうです。これを知ると、以前に考えていたコレラとはイメージが随分変わります。また、万一渡航先がコレラの流行地域であったとしても、防ぐ手立てが考えられ注意さえすれば予防できることが想像できます。つまり正しい知識さえあれば、日常生活の中でも予防できると考えられます。2月20日の時点で政府はクルーズ船批判について、「正確な情報を透明性をもって発信を」と茂木外務大臣が話しています。以前にも書きましたが、最善を尽くしていた対応について国内でも批判していました。政府や関係者、自衛隊、災害派遣医療チームDMATが気の毒です。しかし、その後も政府批判が続き、緊急事態宣言をせざる得なくなりましたが、感染者の受け入れ側や予防の体制を立て直したこともあり安心感も出ました。千葉氏のホームページでは刻々と変わる状況について適切な記事が掲載されています。メディアにも影響を与えた5月18日の記事中最後の部分、「安易な報道から距離を置き、正しい現状理解を」という記事などから、自粛が続くと弱い立場の人から困窮を極めることを千葉市は理解を示しています。最近の感染者数で東京では数日で1,000人規模で増えていますが、重症者はトータルで依然10人代ですから、やはり検査が増えて感染者数も増えてきたと考えられます。検査を増やすと無症状の感染者を洗い出せるかと言えば、私見では感染者が多すぎて感染ルートはすでに追えていないと考えます。また、感染者側も濃厚接触者が家族や見ず知らずの人、一定の場所の人であれば報告できても、個人的な職場仲間や上司、取引先には疑いをかけることは実際難しいのだと思います。検査を増やして感染者数も増えて、受け入れ側が逼迫してしまうのは普通のことです。日本よりも感染者数が多い国で、日本ができないことをできるとはとても考えにくいのです。つまり、無症状者の検査を行って仮に陽性が出ても面倒を見られるかどうかはわからず、治療に急を要している人から対処するのが適切な対応だと思います。さて、仮に感染しても誰かに責任を取ってもらうことができるでしょうか。また、感染したからと言って誹謗中傷されたり罰則を受ける必要はないと思います。高校野球において、部員ではない生徒が感染したため試合を辞退する、それはその感染した生徒がいたたまれません。今の高校生にその措置が理解できるかどうかが心配です。夜の店が営業時間や感染対策を守らないという話がありますが、それでいちばんの迷惑を受けるのは遵守していた同業種のお店です。ただその前に、今までのネガティヴな報道に開き直りを誘発したのではないか、自由を奪われた若者の不満がさまざまに現れているのではないかと考えています。
2020.08.02
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