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水銀系の農薬が禁止になったのは有吉佐和子氏の「複合汚染」がベストセラーになった頃だと思う。私はまだ高校生だったと思うが、その頃に農芸化学を志したと思う。そんな前時代的な農薬をまだ使っていたとは、役人養成所の東大にふさわしいと言ったら不謹慎だろうか。多分学生時代にもスズ系の農薬とかと一緒に勉強はしたと思うが、その頃でももう使用禁止になっていたんじゃなかろうか。水溶性の水銀塩らしいから、致死量にならなければ体にはいってもすぐに排泄されるだけだろう。殺菌剤として使うのもごくうすい液だと思う。水銀は、多くの酵素の阻害剤として実に有効に働く。実害はあまりないだろうが、それにしてもよく今までおいていたなあと、そちらの方にむしろ感心する。
2008年10月03日
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5時過ぎに雨音で目が覚めた。樋はあふれてるし、雷鳴も。だいたい、朝から雷の鳴る時って、ろくな思い出がない。高校の頃だったか、海べりで土砂崩れがあったし、その後電話線への落雷で不通、停電もとひどい目に遭った。その頃は携帯電話もなかったし、情報的孤立、唯一トランジスタラジオだけが情報源みたいなものだった。そう言えば朝から涼しいから、結構寒気がおりてきているのだろう。雨のおかげで、イチゴの苗の植え付けも出来ない。ブラックベリーは花盛りで、ちょっと摘んだ方が良いかも知れない。こいつが細かいトゲがあって、摘果にちょっと往生するのだが。ま、今日は雨で外の作業は無し。
2008年09月21日
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老化はまず視力と歯に出てくるというが、このとこと食事をおいしくするのにも老眼鏡がいるようになってきた。まず自分の箸を探す事。家族のが箸立てにみんな放り込んであって、しかも息子たちのとそっくりだ。よくよく見なければ間違えてしまうし、おかずとご飯の差は分かるが、やはりきれいに見えた方が美味い。老眼になってから遠視があった事が分かり、近くも遠くも見にくい。娘が眼科勤務で、見事なまでに冷酷な?説明もしてくれる。ちなみに、老眼とは言わず老視というんだそうだ。右上の小臼歯が何か変なので、歯医者に見てもらったら少し欠けているという。盆明けにきちんと見ましょう、と言う事で昨日行ったら、クラウンをかぶせるべく突っつき回している内にとれてしまったという。 幸い、口を開けてもそうは目立たないのでこのままかぶせるようにしましょうという事になった。根っこはまだしっかりしているが、虫歯でボロボロになっていたそうだ。情けないものだ。まあ、既に子も生まれて、一人前に育っているから、 生物としての私や女房はいつ片づいても不思議はないわけだ。ところが人間は予測というものをするから、死後どうなるかなどと余計な事も考える。なるようにしかならないし、おそらく寝るようなもんじゃないかと思うのだが、「死んだらそれまでやん」と父に言って、えらく叱られた事がある。本人はぽっくりといってしまったが、やっぱりそれまでだった。余生とはこのような状態を言うのかも知れない。でも、仕事はしなきゃいけないし、障害児の生きる道筋もつけてやりたい。 コーラスも続けたいし、もっと美味くもなりたい。たいたい尽くしの余生は最高?しかし生きるためには目も歯も健康である事が何より大事だ。何より、母親よりも先に逝くわけにはいかない。
2008年08月21日
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今朝は6時集合で村の墓地掃除。共有部分は草ぼうぼう(それでも6月ごろに一度刈り取りしてくれているのでまだましだ)なので盆の前に村総出で草刈りをやるのだ。村の共有地というか、霊園の分譲などというものは全く無関係だが、もうそろそろ敷地は一杯。管理費などというものはないので維持費は要らないが、このような労働提供がある。このごろは、個人の墓も簡易舗装で、草が生えなくしてあるし、玉砂利もきれいなものが使ってある。 昔は「草葉の陰から・・」などという言葉もあったけれど、今、草葉が無くなっていて、あるのはうちの墓くらいなものだ。玉砂利も川原から拾ってきたものがそのままなのでこれも昔のまま。今に有形文化財になったりして・・・「昔の埋葬を今に伝えている」とか。ちなみに、もっと前は土を盛っただけのものが川原にあり、増水の度にそれが流され、水が最終の始末をしてくれていたらしい。「水に流す」と言うのは案外そういう意味だったのかも。
2008年08月10日
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夕立のあとの涼しい時。ツクツクボーシがひと鳴きした。ただし、まだ下手。明日は立秋だ。
2008年08月06日
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1週間後に祖母の25回忌をするので家の周りを掃除しなきゃいけない。ということで、隣接する畑の草取りだ。農業の最大の敵は雑草。そして、手入れを手抜きしているとアリは巣を作るわ、ゲジゲジは出てくるわ、しっかりと作物にダメージを与えるのである。普段は女房任せにしているので、雑草と作物の区別も怪しい。何も作っていないところの草引きが私の仕事だ。少し陰ってからでないと作業は暑くてたまらない。折よく風が吹いてくるが、 汗を止めるまでにはならない。そしてそろそろやめようかとなったのが、スイカの周りの除草がすんだこと。四国の梅雨明けが発表されたが、もうこちらも近そうだ。スイカも太り始めた。早生のイチジクも大きくなっている。夏だ~1週間後の法事を済ませて、やっと夏休み。
2008年07月05日
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今年の入梅は2週間も早かったそうだ。昨日は朝晴れていて、昼間は大雨、夕方はまた晴れると言う目まぐるしい天気だった。この間鍬を持って麦わら帽子をかぶった人が行き来していると思ったら、もう水路に水がきている。農家の庭先では苗箱に水をまいているなと思っていたら、もう青い芽がのびて、明日、明後日は田植えのようだ。うちの周りは田圃ばかりなので、水がはいったら一斉にげこげこと蛙が鳴き始める。昨日までどこにいたのだろうかと思うほど。そして、もう一つは朝早くからの代かきや田植え機のエンジンの音。今は早起きなのでそう苦痛ではないが、若い時には朝寝坊が出来なかった。この時期、来週だが兵庫県合唱祭。田植えシーズンのためか、西部から参加する団体は非常に少ない。もう少し遅かったらみんなを誘っていけるんだが・・・今年は凶作だったら大変なことになりそうだ。
2008年06月06日
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今日、杏が開花した。桜は木から軸が出て、その先に花がつくが、杏は色はっそっくりなんだけれども、木から直接花が咲く。聞けば、アーモンドも同じような花が咲くらしい。よくよくみると、いわゆる徒長枝には花があまり着かない。 上へ上へと伸びるので、後の始末も大変。早いうちに根元を少し残して切ってしまう方が良い。切り戻したところから、細い枝が横に出れば、これには花がつく。梅もそうだが、何度か失敗しているうちにコツが分かってくるようだ。梅の方は去年の切り込みが遅かったので花はあまり着いていない。夏の間に切っておかないと、木が大きくなるばかりで手がつけられなくなる。樹齢100年くらいと思うので、木に体重をかけるのはちょっとはばかられる。それでも元気と言うか、毎年徒長枝を延ばしている。亡くなった父が子供のころからあった梅らしいので、祖父母の代にさかのぼる。祖父が生きていれば120才くらいだから、まあそんなものだろう。ユズの木は30年くらいと思うが、鳥が実をつついて種を落とし、何本か芽が出ている。ユズは成長が遅いのと、手入れがほとんど要らないので私のような無精者には非常に適している。カラタチの因子が混じっているので枝にはトゲもあり、生け垣作りには最適である。今、無粋な金網を張っているので、もう少し大きくなったら、これに変えようと思っている。桃栗3年柿8年、ユズの大馬鹿13年と聞く。
2008年03月23日
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朝から快晴、気温はどんどん上がる。昼にはセーターなんか着ていたら汗ばむほどになった。今日から甲子園では春の高校選抜だ。杏や柿を切り込みはしたものの、寒肥をまだやっていなかったので慌てて(これが泥縄、の見本みたいなものだ) やる。暖かくならないと動く気にならないし、今日みたいな日は(でなくても)春眠暁を覚えず、だ。出るとちょっと寒くて、仕事が休みの日と言うのは布団の中でもぞもぞとやっている。杏の蕾も膨らんで、もう開花間近。明日にも咲くかも知れない。土筆を摘んできた女房は一生懸命か、推理ドラマを見ながらか、はかまを取っている。これが夕べも手伝ったのだけれど、なかなかはかどらない。3月ももう1週間ほど。全く、三月までは早いと思っていたが、4月になってもやっぱり早いと言う気が、年ごとに増している。
2008年03月22日
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口にするだけでも寒くなってくるような1週間だが、梅の蕾は大分大きくなったし、春は確実に近づいている。年が明けてから植木屋がはいって、密になりすぎていたカイヅカイブキを切ってもらった後始末、今日までできなかったが、今日は時間ができたので片づけた。近ごろは規制で燃やせないので、とりあえずはトラックに積めるような状態まで持っていく。3年ほど前に虫で壊滅状態になったイチジクも大分太くなってきたので少し間引くことにした。もともと雑草並の強さを持っているのであまり気にせずに邪魔になりそうなところを切っていく。女房が渋柿を買ってきていたので、これも植える。実がなり出すまでに2-4年と書いてある80cmばかりの苗だ。富有はもう35年くらいだから、今が青年期と言うところだろうか。この苗木が干し柿を作れるほどになるにはまだ大分かかるだろう。その頃には私はもうこの世にいない可能性だってある。農業と言うのはまことにスパンの長い仕事だ。しかも短期的には収穫がないリスクもある。しかし、食糧と酸素を生み出すという人間にとって欠くことのできない産業。工業化社会になってからは取り残されている感があるが、自前の食糧供給はガソリンどころの話ではない。 まさに命にかかわること。明日は富有柿の手入れ。少し切り込まないと、消毒ができない。
2008年01月26日
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朝7時過ぎ、寝ぼけ眼に突然の放送。「とんど焼きの準備をしますから5、6,7組の方はお集まりください。」普通なら事前に何らかの連絡はあるのだが、今年は何もなかったので驚いた。コンビニはあるがともかく田舎のことなので今週一杯は一斉休暇だ。集まって見ると竹を切りに行く班、こもあみの班に分かれて作業する。もう随分前になるが、英会話の教師として日本に来ているオーストラリアの女性が通りがかり、「これは何か」と尋ねられて”the last event of new Year's”と説明したことがある。火をつける1週間前に立てて、2日ばかり前から近所の人が正月の飾り物やら縁起物を持ち寄ってくる。当日6時に小学生が火をつけ、竹のはぜる音を聞きながら餅を持参して、焼いて食べる。この時期、ともかく強風が吹かないことを祈るのみだ。ちなみに、ここいらあたりでもうちの村がいちばん基本に忠実にやっており、最も美しいとんどと言われている。
2008年01月05日
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ちょっと寒かったが、夕方漬け込むことにした。1年に2度しかやらない沢庵の漬け込みだ。今回のはお正月あたりを狙って付ける、水分の多い新漬けと呼んでいるやつだ。食塩が低いので長持ちはしないし、いくらか生っぽい。寒い時だからこそできる漬け物だ。大根を軽く干して、10本に対して塩300g,糠600gだそうだ。渋柿の皮を干したのやら、昆布やらを放り込んだが、ついでにユズがたくさんなっているので霜焼けして黒くなったやつも放り込んでみた。香りはいいが、見かけが悪い。正月が楽しみだ。今年はまじめにユズを摘果しなかったので、なりすぎて粒も小さい。ユズ湯くらいなら使えます。ご希望の方があれば差し上げます。送料はご負担いただきたいですが。メッセージを入れていただければ結構です。
2007年12月09日
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昨夜、夕食が済んで、一休みしてから女房が実家でもらってきた渋柿を2人でむいた。子供たちはそれぞれに出かけてしまい(夜遊びするな!が通じない)、結局2人。高枝切りのハサミを持っていったが、それでも取れないのがあったそうだ。昔から渋柿向きは手が真っ黒けになる。柿の糖分と渋、それにほこりが一緒くたになって手に付き、見るも無残な色になる。剥き終わった柿はロープに挟み、皮はたくあん漬けに入れるためにこれも干しておく。 「この渋柿は種が少なくていい。挿し木してみようかな」と女房。「その柿からとれた種を蒔いたらどうなんやろ。やっぱり種は少ないのかな。それとも種は増えるんやろか」などとたわいもない話。作業が終わり、一風呂浴びている間に女房はロープにはさみ終わり、「ほなほそか」ちょっと寒くなったこの季節、早いところ表面が乾いて、カビが生えなければいいのだが。ガレージの物干しにとりあえずかけておいた。
2007年11月04日
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TBの尊農攘夷と言うのが面白いが、あまりにも食糧を軽んじすぎていると常々私も考えている。食糧庁がそのままで防衛庁が省に昇格と言うのは、食糧よりも戦争を重視すると言うことの象徴ではないか。人間は、どこが統治しようが、食べ物さえあれば生きていけるのだ。存亡にかかわるのは防衛よりも食糧だ。小さい頃、「買い食いをしてはいけない」と教えられた筈だが、今や買い食いの時代。それは家庭だけでなく、国家がそうなのだ。世界中から食糧を輸入し、捨てている。私も偉そうにはいえないが、メタボリックシンドロームは基本的に過食なのだ。 多分、日本が輸入している食糧のかなりの部分が捨てられている筈。もうずいぶん前だが、農芸化学会に出席するのに新幹線で東京に行ったことがある。隣に偶然座った人は地質学者で、地質学会に行くとのことだった。「土壌学と地質学はだいぶ異なりますか」と質問したところ「土壌と言うのは岩石が風化したものと有機物、微生物が混じりあってできたものです。私がやっているのはその下の層ですね。しかし人間が生かされているのは土壌のおかげです。」氏の言葉を借りれば土壌は地球の垢みたいなもの。それを利用して生きている人間はほとんどダニ」印象的な言葉だった。このところ、不作やバイオエタノール生産のための転作が進み、小麦、食用油などが値上がりしている。相場の世界だから、いつまでも日本に供給してくれる保証はない。より高く買う方にモノは流れる。輸入がストップしたら日本は飢える。自分で作るのが基本。別に懐古趣味はないが、明治初期まで国民の9割は農民だった筈。化学肥料もなかった。それでうまくリサイクルされていたのだ。江戸時代は鎖国だったから食糧輸入もなし。過去にできていたのだ。買い食いがいつまでも続けられないのは明白。防衛省よりも食糧省だろう。酸素も一杯作ってくれるよ。ジェットエンジンで二酸化炭素を作るか、作物で二酸化炭素を減らすか。しかも温暖化は害虫の質まで変える。今までなかった害虫・病害が北上し、作物に影響するだろう。戦闘機なんかで遊んでいる場合じゃないよ。
2007年09月24日
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先に農学部のことを書いたが、日本の教育システムで複数の大学の同じ学部を知るようなことはまずない。だから学科のことも自分の大学の、自分の学科しか知識はないわけだ。私が農学部を選んだ理由を振り返ってみると、(まあ理由ぐらいあとからでもくっつくものだが)高校生の頃は日本は超高度成長の入り口、今の中国のように空気も水も食品も汚染だらけの時だった。「複合汚染」が流行語になった時である。それまでは工学部を希望していたのだが、いかんせん、数学と物理の成績が悪すぎた。化学と生物と、古典が好きと言う変わった高校生だったのだ。で、口に入るものなら食いはぐれもあるまいと農芸化学を志したと言うか、そこくらいしか合格しそうにないと言うか、で進学したわけだ。農学部と言うと、私立大学は圧倒的に少ない。国立大学がほとんどだ。戦後の食料難の時期に、おそらく食糧増産を目指して農学部や農大を作ったのだろう。その後統合が進み、農学部を持たない国立大学がある県はいくらもないはずだ。神奈川、滋賀、奈良、徳島、大分くらいではなかっただろうか。で、私が足を運んだことがあるのは、受験だけの東京農工大学、コーラスの交流があった鳥取大学、そして母校である高知大学。これだけだ。これで「農学部とは・・」などとよくほざいたものだが。付属農場が近くに有る大学も、実は多くないらしい。東京農工大に行った時は、キャンパスに入ると田舎特有の堆肥の匂いがしてくる。「東京にもまだこんなとこがあったんや・・・」と妙な感心をした。確か府中市だった。(と思うが、このあたり日野市とも接していたように思うのでさだかでない)鳥取大学農学部は、建物だけしか知らないが、どうも近くに農場があるような感じではなかった。緑の芝生にチョコレート色の回廊型のビルだ。高知大学は本館の目の前が農場。校門をくぐり、右に校舎、左に農場と言う配置だ。高知空港に隣接し、とんでもない広さに思えたが、農学科の付属であり、化学の学生にはあまり縁がない。もともと高知航空隊の敷地を農学部と空港で分けたと聞いている。私の在学した頃は、小型の格納庫とおぼしきコンクリートの塊がまだ田圃の中のあちこちに点在していた。 二期作で有名な香長平野のどまんなかである。ただ、栽培学原論の教授は、「高知の米は雀がまたいで通る」程まずいと言っていた。別に農家の責任ではない。稲は、日較差の大きなところほどいい味になる。日中十分に日を浴び、夜冷え込むと、一生懸命合成したデンプンをため込む、いわば危機対応型なのであるが、高知は夜になってもなかなか気温が下がらないので、危機意識が低いのだと言う。金を持たせれば飲んでしまうと言う県民性と関連があるかどうかは知らない。
2007年09月15日
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近ごろ菌をデフォルメした漫画や、ビッグコミックには最近「玄米せんせいの弁当箱」が掲載されている。一方、「牛に願いを」だったか、テレビドラマもある。自分が農学部出身なもので、やはり興味をそそられるのだが、農学部って何をする?と考えてみると、これは「家庭科」が一番近いかなと思う。農学部と言うが、学科によって勉強することは大きく異なる。ただ共通しているのは「衣食住」である。私の場合は農芸化学だったので単位の中に栄養化学もあれば、化学工学もあった。1文字の学部は歴史が古いと言うが、確かに衣食住というのは人間から切り離せない。農学科が一番農業に近いだろう。剪定やら施肥など、いかにも農業だ。林学科は治山、治水、木材利用。当然「家の造りようは・・・」である。農業工学は利水、耕耘などが含まれる。農芸化学は加工食品、発酵、農薬、土壌化学など。繊維化学も含まれる。農業経済になってくると少し毛色が変わる。まあ、たぶん、だが農地の利用効率など話題にするのだろう。畜産科は文字通り家畜の利用、繁殖、育成など。実に泥臭い道だ。スマートさには欠けるだろうが、生活の基本を生み出すことだ。それが話題にされると言うことは、意外と知られていない世界と言うことだろう。モノづくりとはちょっとちがう物作り。軽視され、衰退して、風前の灯みたいになっているが、輸入物は基本的にアテにできない。自分の食べるものは自分で調達しないと本当に大変なことになる。作物って二酸化炭素は吸収するし、食糧に換えてくれるし、すごいもんだよ。
2007年09月11日
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バザーに出ていた女房が帰ってきたと思ったら、今年初めてなんじゃないかと思うのだが、夕立。見事に涼しい風が吹いてくる。そして遠くで雷鳴。やっぱり夏の涼はこれが一番だ。エアコン何するものぞ。しかし夕立を連れて帰ってくる女房って・・やっぱり角が生えている?雷様とお友達か。雨と風が同時にやってきた。この状態、結構鬱陶しい。日よけのすだれを下げ、網戸を閉めているが、雨滴が飛んで入ってくる。といってガラス戸を閉めてしまうと暑い。少しだけ隙間をあけて涼を取る。見る間にガラスが濡れていく。こうしてみると、よろい戸ってよくできているなあと感心もする。そういえば、昔の国鉄の客車って、よろい戸を備えているのがあった。もちろん外の景色は見えないけれど、窓を開けて下ろしておけば雨が降っても通風はあり、それなりに涼しかったのだろう。あっという間に去っていく夕立もあるが、今日のはゆっくりと陣取っている。今が一番近いようだ。稲妻と雷鳴がほとんど同時。迫力ある音だ。
2007年08月19日
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暑い暑い毎日だが、今朝、わが家の庭でツクツクボーシが鳴いていた。すぐに日が昇って暑くなってしまったが、これだけでも盆が過ぎたなと言う気持ちになる。昨日の日本新記録(気温)で、今日はどうかなと思っていたが、洗い水が昨日よりもずっと温度が低かったから、多分昨日よりは涼しかったのだろう。赤外分光分析と言う、ものの構造を推定する装置(手法)がある。これを動作させるのに、食塩のようなものと資料を混ぜて圧縮し、錠剤のようなものを作って機械にかけるのだが、昨日はこれを洗い流すのがまさにお湯だった。水道の水が拝観の中で温まってしまっているのだ。今日はぬるま湯。分析屋の仕事、半分は水仕事かも知れない。器具をきれいにし、手をきれいにし汚染を防ぐわけだ。ものが紛れ込んだら何を測っているのかわからなくなることもあるからだ。学生時代、部屋をきれいにしていなくて、(だいたいそうだが)当時の助教授にしかられた。「おまえら、ゴミでも測ってるのか!」今日窓から吹き込む風は昨日よりも涼しい。
2007年08月17日
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今日からアブラゼミの出番らしいが、何か順番が逆なような・・・クマゼミの方がかっこいいし、(羽が透明で緑がかって)アブラゼミはどうも田舎のおっちゃんと言う感じでスマートさにかける。小型で、羽も茶色であまりかっこよくない。杏の木に巣くっているようで、時折抜け殻も見える。これからヒグラシやツクツクボーシが増えてきて、夏が去っていくと言う流れだ。ところで、会社ではなぜかアオスジアゲハをよく見かける。キアゲハやカラスアゲハにない、あの独特のライトグリーンが昔から好き。おりあらば写真を・・・と思っているのだが、なかなか止まってくれない。もうすぐお盆、あっという間にお正月?
2007年08月05日
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今日四国の梅雨明けが発表された。当地も西日の強さが厳しいので明日にも宣言がでるのだろう。夏休みの連休で、本当は職場の方が涼しいのだが。今日はちょっと出かけて、帰ってみたら洗濯機の槽の壁に小物が張り付いている。女房の干し忘れらしい。遅い時間からでも、この日射なら十分乾くだろう。ニュースによれば今年は93年以来の日照時間不足らしい。これから取り返してもらいたいものだ。このあたりはまだいいが、東北の米どころが心配。寒いといったらとことん寒いはずだ。温暖化の影響かどうかはいざ知らず、食糧の自給率が40%を切るようでは国策としてもまずいと思う。食糧で自立せずに、兵糧攻めにあったらどうする?干ばつ・洪水の両極端が毎年報告されるが、そうなったら輸入する先もない。自動車のガソリンどころの話ではなくなる。
2007年07月23日
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夏休みで昨日から5連休となる。庭木の手入れで、冬まで待つと杏の枝が育ちすぎ、はさみで切れないほどになるのでその前にのこぎりで落とすことにした。この間防除をしたところなのだが、まだイラガの生き残りがいたようで、手首に激痛が走る。実は女房がこの間ハサミで切った後枝を片づけていてイラガに刺され、「ちゃんと長袖着とかんからや」と笑ったところだったのだが、自分も一緒。どうもイラガの毒針は簡単に抜けて皮膚に刺さるようだ。白い点が見えたのでそれを引き抜き、すぐに水で洗って薬を塗ったら、すぐに収まった。改めて長袖の服に着替え、作業続行。考えてみれば、このくらい風通し(薬液通しか?)をよくしておいてから農薬を散布しないと効果半減だ。まだ3日休みがあるのでどこかでやろう。ところで、枝を切り落としておくと、表面にイラガが出てくる。重力を感じて、上に上にとはい上がっているのだろうか。かなり大きくなっているので農薬散布をくぐり抜けてきたヤツのようだ。踏みつぶして始末。昔は雀が食べてくれていたのだが、この頃は大群を見なくなった。「沈黙の春」か?カラスでもいいのだが、カラスはゴミ袋の方がいいようだ。
2007年07月22日
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農業は害虫や雑草との戦い。雨が降ったり、用があったりで瞬く間に庭は草だらけ。今日は5月に亡くなった叔父の49日だった。昨今酒気帯び運転は取り締まりが厳しいので娘に送り迎えを頼んでいたら、なんと元警察官だった叔父らしいというか、ノンアルコールの食事である。これでは酔いようがない。で、帰ってきたら雨も降ってなく、程よい風が吹いている。「これはやるしかないでしょ」と女房の声に押され、草取り開始。敵は主にツユクサだが、ハーブのレモンバウムが種が落ちて増えに増え、その下は草が生えていない。レモンバウムが邪魔になるので引っこ抜いたが、下はきれいなものだ。下草が生えない。で、レモンバウムの根っこも割と頑丈。どちらがいいのか悪いのか、判断に困っている。しかしまあ、植物の世界も淘汰の世界だ。 勝つものと負けるもの。でも負けていてもなんとか生きている。この間女房が植えたというゴーヤも細いながらツルを伸ばしている。そろそろネットを張ってやらねば。さて、氷水を一杯のみ、後半の戦闘開始!庭が広いので「スモールライト!」がほしい。
2007年07月08日
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空梅雨との前評判だったが、どうしてどうして、今日も立派な梅雨空だ。昼間はなんとか持ったが、夜になりまた雨。
2007年07月06日
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梅雨の時期に入ってしまうと、なかなか防除はやりにくいが、晴れて朝吹いていた風も収まったのでやっとできた。スミチオンとダコニールを混ぜて・・と思っていたらダコニールがない。かわりのトップジンを入れて散布開始。この時期、必ずモッコクハマキとの戦い?新芽に合わせて葉と葉をくっつけて中に潜むやつをやっつける。毎年根絶やしにはできないが、まあ自然の摂理との妥協点だ。樫の木のすす病もなかなか治らないし、ハナミズキのうどん粉病も毎年のことだ。最も根絶やしにしてしまったら農薬メーカーがたまらないだろう。たかだか100g程入って特売の時は200円ほど。ちょっと気の毒な気もしないではない。柿の木に廻ると、今年は毛虫が多い。イラガと棲み分けているのだろうか。椿は毛虫のおかげでほぼ丸裸だが、まだこれから回復するだろう。ユズからは蝶が逃げていくのでかわいそうな気もするのだが、これは仕方ない。かなり遠慮してやっているつもりだが・・・もう豆粒ほどの実ができている。高い空にヒバリの鳴き声。今ごろまで鳴いていたんだなあと変な感心をしている。農薬をまき終わったのが10時。また風が吹き始めた。「風と坊主は十時のたち」とはよく言ったものだ。
2007年06月17日
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朝からにわか雨が降ったりやんだりで気をもんだが、式の間はどうにか晴れてくれ、無事終了した。一連の行事が終わってからふと見ると、去年の秋にだったか、主幹がかれてしまって棒1本に切り取ってしまったバラに見事な花がついている、今7輪で、ツボミもたくさん。植物って本当に強いんだなあと思う。人間の最後が誰しもあっけないというが、植物はなかなか降参しない。考えてみれば植物の方が動物よりかずっと歴史が長いわけで、数億年の単位だ。もちろん植物相はどんどんと変化したが、酸素を作ってくれるのは全く変わりがない。その一輪の中にアマガエルが潜んでいた。両棲類も哺乳類よりも先輩。ツバメが低く飛び、蛙が鳴いて雨模様の予感はさらに強い。そういえばもう6月、もう少しで梅雨の季節がやって来る。1年の半分が過ぎて行く。早いなあ・・・
2007年06月03日
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近所のハウスではイチゴの出荷も盛りだが、(そろそろ終わりかもしれない)うちの露地イチゴはこの有り様だ。まだまだ食べられそうにない。こちらは去年虫にやられてしまったので掘り起こそうかと思ったが、面倒になってほうっておいたら若い木がどんどん出てきたイチジクだ。はや小さな実がついているが、こっちの方は今年は期待できそうにない。若いやつは大味なので大きくなっても今一つだ。初夏の天気になって、これから成長も加速するが害虫も出てくる。農薬のお世話になる。カミキリムシも、子供の時は標本とか学習の対象だったが、今ではただの害虫。子供って何でもおもちゃにするから、ある意味うらやましい。
2007年05月04日
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長い連休ですることに困る・・・事は絶対ない。あんずの実はピンポン玉くらいに大きくなってきたし、今年は梅もいくつか実がなっている。柿の木の葉のついてない枝を落とし、蘭の鉢を日なたに引っ張り出す。今日は夏日を記録したと報じているが。それほどかな?という感覚も。結構涼しい風が吹いていた。去年の夏、下水工事をして埋め戻した後を、煉瓦で飾ろうと思って買うだけ買い、ほったらかしにしていたので今日は土木作業。明日から雨だというので、余計に 義務感に駆られる。砂だけ10kg程買ってきて、後はモザイク様に(要するに適当に)埋めて行く。半分ばかりすんだところで日没、休業だ。明日の雨で表面の泥が流されるだろう、などと横着な見込みも踏んでいる。ガレージの前なので毎日自動車で踏み固めてあるので固いこと。厚さ5cmばかりのれんがを埋めるのも結構な作業だ。
2007年04月30日
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朝から北風が強く、昨日親戚の葬式に出席した女房は腰が痛いと言っている。おとといの娘の卒業式、葬式と慌ただしかった上に冷え込んだのだろう。とはいえ、杏の花は日々開いて行く。これはこれで、日差しも軟らかくなってきていていいのだが、困り者も動き出す。お分かりだろうか。モグラの走ったあとである。これのお陰で、菊の苗がやられる。ミミズなどえさにしているらしいが、枯れ葉を焼いたり、(特に上は柿の木だ)農薬などあまり撒かないのでしっかりと育っているのだろう。生ゴミを埋める穴を掘っても、ミミズは顔を出す。 食物連鎖とはいえ、腹の立つ動物だ。
2007年03月17日
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このところの暖かさで一気につぼみが大きくなってきた。うちの畑を真っ先ににぎわせてくれる杏だ。サクラよりも早いタイミングで開花し、サクラ気分。ちょっと見にはサクラそっくり。この写真は昨日とったもの。春はそこまで来ています~ 春です春です 誰かとお話ししています 作詞を忘れてしまった。風のいざない・大中恩 のはず。( 楽譜調べよ)
2007年03月05日
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新年になって初めての土日休みだ。年間の会社専用カレンダーなので、祝日の出勤やら、訳の分からない休みもある。朝は寒かったけれど、昼間は結構気温が上がり、手袋なしの自転車も苦にならないほど。こんな日は正月に出来なかった植木の手入れ。本当はカイガラムシの薬もまきたいのだが、女房出勤のため(と言って、そろそろ帰ってくるはずだ)梅の木の中をすかせるだけ。ところが、既に花芽が膨らんでいる。百年からする老木だが、やはり花を付け出すと切りにくい。まあ少しは仕方あるまいと切っていったが、徒長枝の中にもつけているやつがいる。5mmくらいにもなっていると、つい「花が終わってからでもいいか」となり、年々大きくなってしまう。それでも数年前のジャングル状態は脱した。サザンカもこれから咲き始めるのもあり、しばらく楽しめる。『沈黙の春』ではないが、例年南天やセンリョウなどの赤い実は鳥たちのえさになってしまうのだが、今年は不自由していないのか、よく残っている。
2007年01月20日
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昨日植えたブロッコリやエンドウには恵みの雨(ちょっと寒いが)だが、柿の実の収穫もできないし、伸びすぎた梅の手入れもできない。「柿取ってしまわんのか」「取ったら熟するしなあ 」過熟になってゼリーみたいになるのを「熟する」と当地では言う。こうなると鳥のえさになってしまう。取り込んでおいた方がなお早いように思うので、できるだけ長く木でおいているのだが。「木の上でも熟するやろが」「まあ、人間が食うか、鳥が食うかやわな」「鳥に食わすことはないやろ」81になる母との会話。昔から「熟まし柿とおば姑は食えそうで食えん」という。いとこ同士の結婚はなかなか難しいものらしい。柿の方は、ヨーロッパではむしろそんな食べ方をするものらしく、私自身もそう言うほどまずくはないのではないかと思うのだが。ただ、柿と言うのは結構腹持ちもよく、体を冷やすのか利尿作用もあるようだ。ダイエットにはいいかも知れない。柿の甘味は、単なる糖ではなく、糖アルコールだと聞いたことがある。糖尿で甘いものを止められていても柿やイチヂクは構わないのだそうだが、食べる本人から聞いたことなので本当かどうかは分からない。雨になるとブログはかける。1週間を見ると、やはり水曜日のアクセスが異常に少ない。コーラスの練習から帰って寝る前なので簡単にしかかけず、また時間も短いからだろう。一日、寒い雨だった。
2006年11月26日
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雨にも負けず、風にも負けず、上から降ってきた壁土にも負けなかったバラの主幹というか、太い方が枯れてしまった。2階をリフォームする前に植えていて、植え替える間もなく落とした壁土に埋まったのだが、見事によみがえってもう15年くらいだろうか。今年は小さな朝顔に絡まれてはいたが、夏にも勢いを取り戻せなかったが、、その下から若い枝が出てきて花を咲かせている。女房になんとかしようよ、と言われて枯れたところを切ってしまった。 背丈は半分以下になった。バラを切るのは実に物騒だ。あのトゲは触るまいと思ってもつい力を入れると当たってしまう。 着衣は引っかかるし、誠に始末が悪い。この後は大根の漬け物作製。こちらの方は写真を撮れなかった。あまり乾燥せずに漬け込む大根だが、値崩れでなんと1本25円でわけてもらった。所によってはトラクターでつぶしてしまうところもあるそうだ。何とももったいない話。
2006年11月25日
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考えてみれば兵庫国体の10月初めからほとんど雨らしい雨がなかったが、今日は夕暮れとともに派手に降り出した。雷までなって、四国の南を低気圧が通過しているらしい。これから気温が下がるだろう。1月生まれのくせに寒いのは苦手。神経痛が出やすくなるから。座骨神経痛はもう長い付き合いだが、やはり嫌なもの。意外に冷えやすいとはいえ、夏の方がまだ辛抱しやすい。 昔叔父がくれた鉢植えの観音竹がどうも調子が悪く、半分ほど枯れてしまったので鉢を新しくした。抜いてみると、どうも石と腐葉土が混じって硬くなってしまい、根ぐされをおこしたようだ。深い鉢だったので根をほどいて通気をよくし、少し浅めの大きな鉢に移した。今日の雨は恵みの雨か。明日の朝にはやんでいてほしいが。
2006年11月19日
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試しに柿をとってみた。3つばかりもいで、というよりは高枝切りばさみでとるのだが、それでも1個落としてしまった。なかなかの甘さ。色のいいのを選んでとったが、既に鳥の餌食になっているものもある。今年も楽しみだ。このところ、あげる対象がめまぐるしく変わる。去年は派遣だったので機械屋さん、その前は社員だったなあ。今年は職場の仲間になるだろう。たわわに実っているが、ちょっと派手にイラガにやられているところもあるので、ちょっと心配。この冬は思い切って木を小さくした方が良さそうだ。今年は大きな台風にも遭わず、ちょっとなり過ぎかも。
2006年10月22日
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稲わらをもらって小屋に放り込んでおいたら、このごろ野良猫(真っ白で多分元飼い猫なのだろう)が居候をしている。そこで猫の忌避剤を買ってきた。どんなにおいがするのかと少しかいでみたら、フェノールだ。いわゆるクレオソート。分包で入っているが、こんなもの、人間でも逃げ出したくなる。どうも逃げ出したらしいが、あとの稲わら、使えるかどうかが心配。
2006年09月24日
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またイラガの発生。手抜きしたつもりはないのだが一部分に薬液がかかっていなかったのか、ちょっと悲惨になっているので防除した。柿の木の葉は、イラガが発生すると何ともひどい状態になる。すべて食い尽くしてしまうのだ。確か父が亡くなった年は7月まで放っていたら、雨の降るような音がして、バリバリと葉を食べているのだ。木は丸坊主、ところが防除してやったら、新芽が吹き始めた。そして柿の実が5個なったのだ。嬉しいと言うより、植物の底力をみた思いだった。そうだ、生物の力はすごいのだと。それからは毎年数回やっているが、今年は発生がちょっとひどい。手を入れてやれば1本の木から100kgちかく取れる。隔年結果も起こさず、非常にいい子だ。うちの柿は奥手なので比較的遅くまで散布は出来るのだが、こんなに発生しているわりには鳥がやってこない。イラガは痛いので鳥も嫌なのかも知れないが、不思議なほど来ない。防除の時は蜘蛛も追っ払って出来るだけ死なないようにしているのだが。心ならず殺してしまっているのもあるだろう。もう少し日が落ちたら、杏を少し切り込もう。上に上に伸びて、管理のしにくいこと。これは鋸でないと手に合わない。盆を過ぎても暑いが、クマゼミからツクツクボウシに主役は変わった。秋近し。杏を切っていて毛虫にふれたらしい。ぴりっと来たので石鹸で洗い、ムヒを塗ったらすぐに収まった。女房がいうには、液体は軽いのに、軟膏はムカデにも大丈夫だという。ほんまかしらん?
2006年08月20日
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7月に咲くだろうと思っていたバラ、まだ花芽が3つ。雨こそ多いものの気温が上がらぬ所為か。あと30日あるからまだまだ期待は出来るが・・・柚子の実、目下直径1cmくらい。そろそろ摘果をしなければ。
2006年07月01日
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早朝から墓掃除。お盆までにはまだ大分あるけれど、ここらでやっとかないと盆前が大変になる。これは老人会の仕事なのだが、80才を超えた母にはちょっと激務。と言うことで息子に役が回ってくるわけだ。公民館と同じく、村の持ち物なので管理費とかは要らないが、その分労働奉仕な訳だ。都会の生活を私は知らないが、墓地は不動産屋が用意して、管理費を払ってきれいにしてもらい、石屋に墓を作ってもらい、年に何度か墓参する・・・なのだろうか。月に二回は墓参して花を取り替え、盆正月、彼岸と参るのはこのあたりの習慣。関係ないかも知れないけど、近頃の変な事件というのは、「みんなで一緒に何かをする」事がなくなってきてから増えたんじゃないだろうか。そう言えば、お墓に業者の銘版みたいなものが入り出したのも近頃の特徴のようだ。このお墓、元々は川原にあって、水がでるたびに流されて、石だけが(それも自然石)目印に残る程度のものだったらしい。水防の関係から護岸工事がされるので堤防の内側に引っ越し、立派なお墓が作られるようになったのはその頃から、との父の話だった。名もないものが名もない石屋に頼み、先祖を弔う・・それで良いじゃないかと思うのだが、実際にはどうみても「商売!」になっている。でも墓に金をかけてもなあ・・・
2006年06月24日
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ゲコゲコとカエルの鳴き声が響いてくる。田圃に水が入り、田植えも早い家はもう始めている。本格的にやるのは来週だが、うちは田圃は作っていないものの排水路の整備はして置かねばならない。浄化槽の排水も兼ねているので汚泥らしいものもたまっている。ただ、この近所では浄化槽を設置しているのはうちだけなので汚染と言うほどのものではない。離れるに従ってアオミドロの繁殖が見られる。これのおかげでリンや窒素が同化されているのだが、配水のじゃまになっては困るのですべてすくい上げた。一応きれいになった。田舎の我が町でも、下水道が整備されて、集中処理が行われている。しかし、私はこの方法にいささか懐疑的だ。派遣で屎尿処理の仕事をしていたときに、これだけの金をかけて土壌の処理能力に追いつかないのは自然の偉大さというか、人間の技術の限界だと思ったのだ。それに、各自の家である程度きれいにしておけば大規模な処理場の負荷が大いに軽くなり、コストが減らせると思うのだ。しかし現実は個人所有の浄化槽は破壊するよう指導されている。うちは、失業でその改修が出来なくなったからそのままにしているのだ。現実には旧来の汲み取りも全廃は出来ないのだという。狭い路地の奥では配管の埋設さえ出来ないのだそうだ。業者も言っている。「いつ地震が起こるかわからないから、家に1カ所くらい汲み取りを置いて置いた方が良い」阪神の時は現実にそうなった。 昔、農芸化学会に出席する為に新幹線に乗ったとき、たまたま隣に乗り合わせたのが地質学の先生だった。学生時代に土壌の研究をしてました、と言うと「土壌は地質の垢みたいなものだ」と言われたのが強く心に残っている。私たちは地球の垢を利用して食べているのだと。いわば地球のダニ?そうかもしれない、地球に有害な事もたくさんやっている。人体の皮膚にもダニがいる。時々悪さもするが、人を殺したら自分も死なねばならないからか、適当な平衡状態にある。でも、人間は地球を殺しかねない。いっそ現実に原油が枯渇したら平和になるのかな、と悲観的な考えもする。本当に枯渇したら、兵器が動かないもの。まあ。それを手をこまねいてみているアメリカではないが。
2006年06月11日
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この白い花、柿の花。へたはあまり大きさが変わらないので目下は花なのかへたなのかわからないくらいのものだ。そろそろ柔らかい若芽を狙ってイラガが這い出してくる頃だ。モッコクハマキの兆候、ハナミズキのウドンコ病ときっかけがいくつも並んだので今朝は天気がよく、風も弱かったので風邪を引いてはいたが今年初めての防除をした。殺虫剤と殺菌剤を混合してまくので(良いのかどうかわからないがともかく効いている)家のまわりの木全部にまく。そんな中でまだ柿の花が残っていた。受粉のあとは見る影もなく茶色になる。もう一枚は柚子の赤ん坊。花の一部がまだ残っていて、いかにも子房が膨らんだのがわかる。もう少しすると摘果作業をするが、これが台木にカラタチを使っているせいか、トゲがあちこちにでてくる。北原白秋は「あおいあおい針のトゲ」などとのんきな事を言っているが、作業には始末が悪い。私なら「痛い痛い針のトゲ」と書きそう。
2006年06月03日
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この白い花、柿の花。へたはあまり大きさが変わらないので目下は花なのかへたなのかわからないくらいのものだ。そろそろ柔らかい若芽を狙ってイラガが這い出してくる頃だ。モッコクハマキの兆候、ハナミズキのウドンコ病ときっかけがいくつも並んだので今朝は天気がよく、風も弱かったので風邪を引いてはいたが今年初めての防除をした。殺虫剤と殺菌剤を混合してまくので(良いのかどうかわからないがともかく効いている)家のまわりの木全部にまく。そんな中でまだ柿の花が残っていた。受粉のあとは見る影もなく茶色になる。もう一枚は柚子の赤ん坊。花の一部がまだ残っていて、いかにも子房が膨らんだのがわかる。もう少しすると摘果作業をするが、これが台木にカラタチを使っているせいか、トゲがあちこちにでてくる。北原白秋は「あおいあおい針のトゲ」などとのんきな事を言っているが、作業には始末が悪い。私なら「痛い痛い針のトゲ」と書きそう。
2006年06月03日
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柚子が沢山蕾を持ってきた。「みかんの花が咲いている・・・」ではないが、同じ柑橘で白い花。もう少しすると開き、天敵のアゲハがやってくる。それにしてもみかんは本当に強い木だ。ほとんどほったらかしでも実をつけてくれる。パチンコ玉ほどの実でもいい匂い。一方でバラも蕾を沢山つけている。春先に炭の混じった肥料を横着に与えているが、それが効いているみたいだ。
2006年05月21日
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背景がちょっと問題だが、元気に咲いている。蕾や予備軍も健在。いつまでも携帯で撮っていないで、まともなデジカメ買わなきゃ・・と思い、この間から物色している。が、やっぱり結構高いものだ。息子のように弁当を忘れてもカメラは忘れない、位の根性がなきゃ仕方ないか。
2006年05月14日
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連休だからと言うわけではないが叔父がやってきた。この人は果樹のベテランで、桃の木を見て「今年はアカンな」木が傷んでしもうとる、というわけだ。確かに虫が付いたときだけスミチオンをまいているが、桃の場合はもっとややこしいんだそうだ。冬の手入れがすべてだそうで、その年の収穫が決まってしまうと言う。桃っていうのはもらっても当たりはずれが大きいし、カブトムシがすぐやってきて食べる。それからすると売価が高いのもうなずける。が、高いものはやはり高く・・・
2006年05月05日
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