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台風の過ぎた後、柔らかくなった庭で草抜きをしていたらこんな草が!スマホのカメラなのでマクロ並みにはいきませんが、白いのと茶色のとアブラムシが茎にぎっしり!湿気と温度とが適合したのか、まるで養成機関。梅もこれがもとで枯れちゃいましたが、ともかくスミチオンをかけて捨てました。名前が泡からないのですが、アザミのように見えてトゲのない、柔らかい草で折ると白い液が出てきます。昔はウサギがこれを好んで食べていました。漫然とやっていてはいけません。
2017年07月05日
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特に珍しいことではないようだが茄子の苗は台木に接ぎ木して売られている。台木のほうから芽が伸びてくることもある。茄子とは似ても似つかぬ、カボチャのような形の実がなっている。葉からもトゲがでており、非常に痛い。けがのもとなので根元から切ってしまう。もちろん食べようなんて思わない。午後から台風の雨になるというので朝のうちに草取りやら施肥やらしてしまおうと作業を始めたが、日は照ってくるし蒸し暑いし、大汗かきの作業になってしまった。11時頃になってやっと降り始めたのでこれ幸いと浴室でシャワー。午後2時頃からかなりの雨になったが、3時頃にはあがってしまった。台風は無事通過。
2017年07月04日
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たぶんこれが一番美味いものの食べ方ではないかと思う。流通を隅から隅まで知っている訳ではないが、流通の間に成熟する食品は確かにある。キウイなんかはエチレンガスで成熟を促進するという。家に木があるというのはなりものを一番良い状態で食べられるということで、実に贅沢で幸せである。知人が枇杷の傷についた天然酵母でパンを焼いたと言っていたが、ラズベリーも貴腐状態のものが手に入る。但し、結構ぐちゃぐちゃなのであまり口に入れようとは思わないが、たぶん酵母も生えている筈だ。酵母にも、パン酵母のような専ら二酸化炭素を出すものと、アルコール発酵をするものがある。これは食用に限ったことで、中にはカンディダのような病原性を持つものもいる。(これも正確ではないな。カンディダだからといってすべて病原性があるとも言えない)一般的には酵母は比較的低温で死滅するので簡単にやっつけられる。が、自然界には何がいるか分からない、と言うのが一番正確。「天然酵母」と言う言葉には惑わされない方がいいと思う。天然とは身元不明とも言えるのだ。話がそれた。木で熟させると柿もイチジクもラズベリーも非常に甘くなる。トマトもそうだ。キウリや茄子は収穫のタイミングが難しい。大きさ、数、メニューと突き合わせた上で収穫はいつにしようかなと迷う。茄子ならばぬか漬けにするか、焼くか、煮付けにするか。10cmほどのもの、20cmになったものではあつかいがかわる。そのくらいになるのは2日後か、4日後か。畑に日参しないと答えは分からない。茄子よりはキウリのほうが成長は早い。これで盗まれでもしたら如何に腹立たしいか。幸いにも盗難はまだないが、昔は結構あったものだ。祖父なんかはそれを見張るための小屋を造っていたほどだった。麦わらの屋根と壁で、結構面白かったものだ。
2017年06月22日
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四国から本州南岸は相当の雨量になったようだが、瀬戸内になると午後から晴れ間が出てきて、夏の強烈な太陽も顔を出した。それでもまだ北の高気圧は結構な強さのようで朝は少し肌寒いくらいだ。ともかく入梅してから雨らしい雨がなく、毎日畑に水をまく始末。畝以外はかちかちになっていて、草を抜くのも厳しい状態だったが、一転してやりやすくなった。夜のうちにかなりの雨量があったようだ。それでも朝には雨が残っていたので、このところ日課になっているラズベリー摘みはパス。夕方になって少し乾いてきたので摘みに行ったら、蚊が待ち伏せていた。やっぱりこの作業は朝に限る。トマトも少し赤くなってきたので食べてみたらかなり甘くなってきている。少し古い葉を取って、日当たりをよくしてやろう。自分で作った野菜はことのほか美味い。明日は何がとれるだろうかと楽しみである。まさに「大地の恵み」何日か前のFBに烏賊をしめるのが可哀想とか残酷だとか言う投稿に、水産高校の生徒が「食べ物がぽっと出てくるとでも思っているのか」と反論していたが、その言やよし。孫には何でも収穫させて、食べ物を自給する意味を伝えなければと思っている。買い食いが蔓延した社会に微力な反抗。
2017年06月21日
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イチジクが結実してきた。まだ小さいが、同時にカミキリムシの被害を受ける時期だ。ダニとかアブラムシの類いは殺虫剤で始末できるが、カミキリムシは飛来して卵を産みつけるので捕殺するしかないのが実情だ。実際、昨日と今日だけでも10匹以上殺した。交尾中のやつを見つけて殺したら100倍くらい報われた気がする。卵だけでそのくらいは持っていると思う。畑は害虫・害獣がたくさんいて、また夏は雑草との戦いにもなる。よく見るのがこの毛虫、見つけるたびに鎌で切ってしまうが、成虫が何なのか分からない。たぶん鱗翅目の幼虫だろう。また、収穫した根菜は地上部は廃棄するが、近頃は野焼きできないので専ら防水の色の濃いシートをかぶせておいて、熱処理と枯草菌で分解し、対比として再利用しているが、どうしてもそういったものを堆積しておくと生えるものも出てくる。こちらは去年のじゃがいもらしい。花の色が違うのも。花の後にトマトのような実が生ることもあり、複雑に交配しているのかと思う。思えばこの時期に作っているのはトマト、茄子、ピーマン、キウリなど親戚ばかりである。旬の野菜が美味しい時期だ。収穫はトマトなどはもう少し先か。農学部出身のくせに畑をやるのは初心。農芸化学でなく農学科に行ってたらもう少しマシだったかも知れないが、それはそれで人生が変わっていただろう。それでも、この世は生物同士の共存でバランスが保たれているのだと思う。病原菌に人間が殺されても、それはそれで自然の摂理のように思え、輪廻転生の宗教哲学にうなずく部分もある。こんな考え方と核分裂のような本来この世にないものを作り出す発想とは相容れないな。
2017年06月20日
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山茶花の木にこういうのがいましたチャドクガの毛虫です。すぐにスミチオンで殺しましたが・・・・1日たってこの始末。毒の毛がどこかでとんできたか、触れたのでしょう。二の腕なので直接触ったとは思えませんが・・・とにかくかゆい。ムヒEXで何とか凌いでいます。今が活動期のようです。山茶花は3本あるのですが、3本ともいました。ツバキの仲間を剪定する時にはよく注意しましょう。重症の時はお医者さんへ!
2017年06月16日
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カサブランカ、開花しました。去年まで必ずと言っていいほどやられていた。花を丸ごと食べるのだからたまらない。今年は天候不順の所為か、あるいはオルトランが効いたか、見事に咲いてくれました。まわりはラズベリー。やっぱり花より団子?今日のはiphone5で撮ったけれど、画質はPENにはかなわない。やはりデジカメですな。
2017年06月14日
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ずいぶん葉が繁ってきて、すす病の蔓延も見られるので少し枝を透かそうと思って登ってみると、蟻が登ってきている。そして胴ぶきのところに群がっている。どうもアブラムシがいるような感じだ。かなり切り落としたが、どうも薬剤の方がよさそうなのでまた風を読んで散布しようと思う。また去年は柿もヘタムシの被害を受けた。そろそろ防除した方がよさそうだ。ヘタムシは柿の皮を残して、中身を食べてしまうという厄介者。去年は8割方落果してしまった。富有は比較的ヘタムシに強いと聞いていたが、去年は覿面にやられたので、今年は敵討ちで臨む。毎年若い芽が出ると柔らかいのでそれを狙ってくるのだろう。それにしてもやられているところは優に地上3mはある。よく蟻が登ってくるものだ。数年前、カイガラムシの知識がなく、梅を枯らせてしまった。これもアリが根に巣を作ったのが直接の原因になった。アリはシロアリほど悪くは言われないが、どうして立派な害虫だ。樹の中を食い荒らす。
2017年06月12日
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「ピンクのユリあったんやな」「今ごろ何言うてんの」もっとも黄色いのに比べると少し小さい。ひょっとしたら隣の大きいのもピンクかも。つぼみが少し赤い。そしてこちらは収穫したラズベリー。いっぺんにとれる訳ではないので冷凍してからジャムにするが、ペクチンが少ないのか、粘度が出ないことがある。原料から自作だ。
2017年06月11日
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今年最高の暑さを記録した今日、じゃがいもを掘ってしまうことにした。メークインと男爵を植え間違えたか、のっぺらぼうとごつごつしたのが交互に出てくる。メークインはどうもやや広範囲で深いところに芋が出来るのに比べ、男爵は比較的浅いように思う。だからスコップで起こすとき、メークインの方がやや手がかかり、スコップで芋を切ってしまうこともあった。男爵は起こして地上部を持って振ると芋が外れて、これを拾い集めるような感じになる。男爵の方がとれた!感が大きいように感じるが、これこそ気のせいだろう。中にはスーパーで売っているのよりも立派なのがある。握りこぶしよりも遥かに大きい。じゃがいもの保存は、光が当たると緑色になり、お腹を壊すという。いわゆる冷暗所がよいとされているが、これからの時期、段ボールに新聞紙でくるんで保存、と言うのが実際的だろう。盛夏までに食べてしまうかも知れないが、今年は結構よくできたと思う。感じではみかん箱2杯くらいかと思う。殺虫剤はテントウムシダマシがでた時にスミチオンを撒いた。農薬を極端に嫌う人もいるが、基本的に昆虫にしか効かない。哺乳動物には関係なく、また残留性も低い。正直、農薬無しには農家はやってられないと思う。
2017年06月10日
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入梅宣言が出るとだいたい晴れる。湿度も気温も上がって植物は元気になる。ラズベリーも収穫色になる。防除のおかげでユリも元気!今年は虫害なし。
2017年06月09日
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じゃがいもがだいぶ黄色くなって倒れてきたので順に掘り起こしている。そうしたら見事なまでにモグラにやられていた。イモが育ってくると地面が割れてくるが、モグラが通っても割れる。この辺の修業がまだ甘い。おまけにこの芋の辺りには蟻が巣を作って、イモに取りついていた。ひょっとしたらモグラの排泄物に蟻の誘引効果でもあるのだろうか?息で吹き飛ばせるほどの状態なのでじゃがいもに好んで取りついているのではないと思われる。もちろん食されてもいない。これは人間と害獣の綱引きなのである。それにしても大粒の芋ばかりがやられて、悔しい限り。モグラには里芋をやられたこともある。秋のサツマイモには注意しよう。昔ながらの駆除器、どこにやったかしら。こちらはモッコクハマキ。モッコクの大好きな虫だ。ほっておくと丸坊主にされてしまう。葉が茶色くなっているところにはクモの巣のような糸でくっつけられ、卵が産み付けられている。樹が大きいので飛び出している新芽ごときって落とす。風が吹いて快適だけれども、大きさゆえとにかく処理に時間がかかる。ものの本には切り取って焼くように書いてあるが、この頃は野焼きが禁じられ、麦や稲の刈り入れシーズン以外はゴミに出すしかない。野焼きをむやみにやっちゃいけないが、これだけ酸素を供給し、二酸化炭素を吸収したんだから少し大目に見てもらえないかな?
2017年06月04日
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今日も暑い1日だったがどうも30℃到達は免れたようだ。あまり手入れの良くない畑だが収穫できたもの。まずは茄子。苗の植え付けから1ヶ月くらいでとれはじめる。「親の意見とナスビの花は千にひとつもムダがない」というが、親の意見はともかく、確かに花をつけたらだいたい稔る。しかし中途で変異し、花はつけるが実をつけないものも確かに存在する。これは初生りでぬか床に漬けた。こちらはニンニク。匂いの所為か病気にも害虫にも強い。花をつけはじめたので掘り起こした。少し乾かしてから茎を切り、更に乾燥する予定。根っこの玉がニンニクの集合体。ちなみに暗いところに置くと発芽するらしい。この中からいくつかは次年の種にする。というか、芽を出すようになったらそのまま植える。廃品利用?じゃがいもも芽を出したものは食べない方が良いので種芋にする。農作業中は間食もないのでダイエットにも良いかも知れない。ひょろひょろのじゃがいもが葉の色が変わっていたので掘ってみたら梅干しくらいのが出来ていた。秋どりの種にでもしようかな。たいした量ではないが、出自の履歴は自分で分かっているので安心して食べられるのが良い。
2017年05月30日
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じゃがいもの一部がこんな状態になってきた。葉にこういう斑点が出来、黄色くなってくるのはそろそろ収穫の出来るサインである。ちょうど孫が来ているので明日にでも掘り上げてみようかと思う。家に来るとエンドウやイチゴの収穫があるし、じゃがいもも掘ってみる。いろんな経験をさせてやろうと思っている。夏には茄子やキウリ、トマトも控えており、もう実を付けはじめているのもある。楽しみだが、草引きも忙しくなる季節だ。
2017年05月27日
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少し花が見えてきたアジサイそろそろ本調子か ツルバラこちらは実生から育てたメロンの苗。もう少し本葉が大きくならないと植え替えられません。これは地場のメロンなんですが、甘くて美味しいので夏の楽しみです。
2017年05月23日
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このところの暑さの背ではないだろうが、さすがにエンドウのさやも硬くなってきたのでこういう商品形態になる。さやつきでなく、豆のほうが多くなっている。ゆでてから冷凍保存して青みのない時に使うそうです。今年もご苦労様でした。植物体は引き抜いて燃やすことになります。
2017年05月22日
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うちの庭には5mほどにもなる大きなモッコクがある。新芽が伸びてきて少し込んできたところがあるのですかしてやろうと思い、登ってみたらモッコクハマキが始動していて、既に筒状になっている葉っぱがある。既に葉の一部が食われている。これをクモの巣のような糸を吐いてくっつけてその中に卵を産む。写真は石の上において撮ったので影が出て少し見にくい。使われた葉は枯れて落下する。葉をくっつけられてしまうとその中には農薬も入りにくい。折り取って捨てるしかない。木の上まで出てみるとこんな感じでそばに樫の木がある。ちょっとけんか気味。世話はかかるが、自分とこの木なので遠慮なく失敗できる。ざくざく切って内部に光が通り、飛び出している枝がないように見えたらまあよしとしている。私にとっては演習林みたいなものだ。結構高くまで登るので安全帯も用意してある。今日は太陽も強烈だったが渡る風は涼しい。若芽特有の赤っぽい緑が気持ちいい。ナントカとナントカは高いところに上りたがるというが、足場さえしっかりしていれば本当に木の上は楽しいところだ。
2017年05月19日
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近所のイチゴ農園をやっている奥さんから電話が入る。「もうおしまいにするから取りに来ない?」要はシーズンが終わったのでイチゴの株を全部捨ててしまうのだが、まだ食用に堪えるものもあるから取りに来い、と言う訳だ。ハウスイチゴなので色は薄くても結構甘い。収穫も末期になると形がかなりいびつなものも増えてくる。昼食を済ませてからもらいに行った。株を切ってひっくり返してあるが、この通り「取り残し」的なものも多い。砂糖を混ぜてジャムにしてしまうには何の問題もない。そしてまた、株はかなり大きいのでひっくり返しておくだけでもかなり水分が抜ける。これは結構大切なことで、立派な産業廃棄物なのである。1kgいくらの処理費だから、水分が少ないほど良い。そのお手伝いも兼ねている。1時間ほどでスーパーの買い物カゴ1杯分くらいのイチゴを貰った。次は自宅。サンショウが実を付けていたのでこれを収穫。お汁のダシに使った昆布を切って醤油と炊き合わせて佃煮を作る。直径は2mmくらいだが、「山椒は小粒でぴりりと辛い」わけで、上々の香辛料だ。自家の庭でとるので手間だけ。買うと結構高いものらしい。
2017年05月18日
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少しずつ開きはじめました。今年は遅い気がします。昼間は暑いんだけど、朝晩が寒いような。開花と関係があるかは分かりませんが。これも季節の花でしょうね。
2017年05月15日
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エンドウ豆を採るのに必死になっていて、背中側に植えたミニトマトを見ると3本とも一番なりの実が出来ているじゃないか!これは良いことらしい。一番目の花に結実能力があると言うことで、これがないと以下の花が結実しないそうだ。しかし、これをおいておくのか、切ってしまうのかは別問題。常識的にはまだ1mにもならない幼木?なのでもう少し個体成長をさせ、動物で言えば妊娠・出産に耐える体を作るために切り取ってしまうべきだが、念のためにwebで調べてみたら、やっぱりそうだった。今後脇芽もたくさんでるので、取ってしまうこと、とも書いてある。キウリも同じらしい。去年まではなかなか手入れできなかったので脇芽だらけでジャングルみたいになっていたが、今年はしっかり管理しよう。それでもかなりとれた。今年は楽しみだ。出荷じゃないので、たっぷり甘くなるまで成熟させられるのが自家製の一番の強み。あ、折角だから切り取った実はぬか漬けにしてみようかな。
2017年05月14日
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今、家の西側にイヌツゲを植えているが、万年真ん丸でつまらない。来年あたりから茶の木にしようかと思っている。この地方ではお茶なんか作らないが、ツバキ科の木はとにかく生長が旺盛で、丸坊主にしても葉を出してくる。切っても切っても出てくる感じだ。ホットプレートで茶揉みをするのもあるらしい。製法としては蒸したり炒ったりで色が変わってくるというのも楽しみ。蒸すと緑色の茶に、炒ると黄色い茶になる。その他発酵茶もあるのでチャレンジしてみたい。が、西日しか当たらないので何か差し支えがあるかも知れない。静岡で見た茶畑はまさに山の斜面だった。一日陽があたる。注意しなきゃいけないのはチャドクガ。いつだったか、街路樹が全滅したことがある。
2017年05月13日
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桃にスカシバの幼虫を見つけたので、気温も上がってきていることだし1回目の防除をすることにした。マツケムシ、アブラムシもいたし、そろそろイラガもヘタムシも動き始める筈だ。1000倍で十分。農薬は1000倍とか非常に希釈して使うことが多い。1000倍と聞くとどうしたら良いの?と聞く人が良くいるけれど、mlをLにすればいいだけの話だ。私宅の場合は25Lの桶を使うことが多い。だから25mlを測って水を加えて25Lにすればいい。ミリは1000分の1だから。庭が広いのでモーターの動噴を使うが、結構重いので女房との共同作業になる。だからけんかはあまりしない方が良い。散布の効果はてきめんで、あちこちからスカシバの幼虫がぶら下がってきた。去年までは会社勤めでなかなか休みと天気が合わないとこの作業が出来なかったので柿はヘタムシの大被害に遭ったが、今年からはかなり自由にできる。そこそこ食べるものが手に入ると、就職活動にはあまり身がはいらなくなる。家のそばでええやないか!・・・やはり人間、易きに流れる。が、モンシロチョウがじゃがいもの中を飛び回り、ユズの木にカラスアゲハが来るのはいいものだ。幼虫は柑橘が大好きでいささか食害を受けるが、大勢に影響があるほどではない。ならば共生で良いではないかと達観した気分になる。無農薬を謳う食材も多いが、害虫の防除には私は農薬なしでは出来ないと思っている。虫をひとつひとつ見つけて取り除くなんて事実上不可能だ。ましてやそれを産業にしている農家では大変な苦労だ。残留性の少ないスミチオンなどに目くじらを立てる人には「じゃあ、自分で作ってごらん」と言いたい。人間、自分の食いぶちは自分で都合するものなのだから。作れる人は作るだろうが、そう簡単に満足なものが作れるものでもない。
2017年05月12日
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GWの頃には一度急に暑くなるものだが、今日がそれだった。北海道では30度を超えたというから無茶苦茶な暑さだったに違いない。畑の方が一段落したので松のみどり摘みを済ませたが、中には30cmも伸びているのがあった。元の方に新しい芽が見えていれば容赦なく切り落とす。昨年からちょっと元気が無いところがあるなと思っていたら、2本目の松にはマツケムシがたくさんいた。雨を避けて全体に殺虫剤をまいた方がよさそうだ。杏のスカシバも健在みたいだし、柿のヘタムシもまだ残っていると思う。イラガやモッコクハマキもいずれ出てくるだろうからそろそろやっつけ時だ。間近に見るモッコクの新芽。古い葉と比べると「ひよっこ」ぶりがよくわかる。孫の記念樹にもアブラムシが集まっているし、アカガシでも見つけたのでまとめて防除した方がいい。午後からは雲が出てきた。明日は練習なので作業は出来ない。
2017年05月04日
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家計の中で一番大きいのは普通の生活なら食費だろう。これを自給できればかなり助かる筈だが、農業というのは最もリスクの大きな産業だ。投資しただけ還ってこない、天災、獣害、鳥害、病虫害がいくらでもあるのだ。そんな中でも作物が育っていくのは楽しい。収穫は更に楽しい。芽を出した食用のじゃがいもは捨てないで植えるに限る。青々と繁り、今開花している。iphone5のカメラで撮ったものだが、オリンパスpenに劣らない場合もある。ここに虫も飛んでくる。カラスアゲハと言ってるが別名もあるかも知れない。ただ蝶はなかなかじっとしてくれないのでとりにくい対象だ。竹箒にとまってじっとしていたので撮影。次はサヤエンドウ。よく見ると、どうも一番に結実したものよりもその下の方が太り具合がいいように思う。気のせいかも知れないが、根から吸い上げる養分は先に根に近いところにある実に流入するのかな。それにしても雑草、特にスギナとの戦い!気温が上がるとあっという間に草丈は伸びる。
2017年05月03日
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ネギの花が咲くネギ坊主の季節になった。この状態では煮てもなかなか柔らかくならないので根元から切っていく。このシーン、どこかで見たことがあるような気がするなあと思っていたら大阪万博の「太陽の塔」だ。中央に頭がつき、両方に腕が飛びだしている。このまま切っておいても新芽が出てくるので横着者には非常に向いている。再生能力が非常に高い。地下の部屋もあった。モデルはネギだったのか?と考えてしまった。
2017年05月02日
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サヤエンドウが収穫できるようになり、甘い春のみそ汁が楽しみになった。一方ではじゃがいもがよく育っている。しかしよく見ると・・・これはニジュウヤホシテントウ(テントウムシダマシ)と言う害虫である。既に食われているところがある。これはアブラムシを駆逐してくれるナナホシテントウ。正義の味方だ。勢力はと言えば・・・やっぱり悪いやつのほうが多い。が、スミチオンのスプレーで片づく。人間は横暴である。人間ファースト!
2017年04月30日
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松のみどり摘みをしていたらこんなのがいた。マツケムシだ。見事な擬態だが見逃さず一刀(鋏)両断に。そして梅にアブラムシが湧いていたので数日前にスミチオン処理。そこに強力な味方が!フタホシテントウ虫がやってきてる。アブラムシの天敵だ。こいつには増えてもらわないと。それにしても良いタイミングで来てくれた。そういえばこの頃ナナホシテントウをあまり見かけなくなった。あと欲しいのはカイガラムシの天敵なんだが・・・何とか言う蜂の仲間だったかな。
2017年04月24日
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この時期のクロマツは開花の季節。地元では「ロウソクがたつ」と言っているが先端に赤い花が着くのでまさにロウソクだ。これを春にとっておくと秋の手入れが非常に楽になる。秋には木質化してしまい、葉もでてブラシを扱うようなことになる。また風通しも悪いので害虫の発生にもなる。ロウソクの根元を見ると根元に小さな芽が出ている。これがある場合にはこれが育つように、ロウソクは根元から切ってしまう。木が大きくなるのも防げる。中にはこんなのもある。小さな芽が密になっている。2つばかり残して摘み取る。これを1本ずつ作業しないといけないので時間がかかる。切った後にはヤニが出てくるので素手では真っ黒けになる。やってはいけないこと。余分な松葉をむしるのは根元方向に引かないといけない。真横や上に引くと、こういう幼芽を一緒にとってしまうことがある。杉や桧ほど有名でないが松も花粉を飛ばす。マスクはしていた方がいい。吸い込んだら埃よりもたちが悪い。
2017年04月23日
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今日は雨模様なので外の作業はなし。家のまわりの写真です。伽羅木の新芽です。こんなにきれいなら、もう少し強く刈り込んでおくんだったと反省。松の夏芽(ミドリ)。曇りの日にすべて切り落とします。今放っておくと冬の作業が飛躍的に増える。チューリップはさかりですね。早く咲いたピンクはくたびれてきました。こちらは蕗。この間とうの立った蕗を見つけたが撮影せず、ちょっと残念。もうすぐ佃煮になる運命です。
2017年04月21日
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サニーレタスを露地栽培するとスーパーで見るのとは似ても似つかぬ姿になる。光に対する抵抗のためにアントシアニンをため込むんだそうだ。スーパーで売っているのは葉の先端が僅かに着色しているだけだが、レッドレタスというにふさわしい。実際に開発直後はレッドレタスと呼んでいたらしいが、料理研究家の江上トミから「レッドレタスでは語呂が良くない」という助言を受け、「太陽の恵みを全葉に受けて赤色がきれいに出た」というイメージで、名前を「サニーレタス」に変更したとwikipediaにあった。多分水耕栽培が主なんだろうと想像するが、畑から抜いてきて食する幸せ。
2017年04月14日
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雨の後は畑に入ると泥だらけになるので総サボになる。昨日1日降らなかったのでやっと雑草の始末にかかれるが、冬を越したニンジンの花が咲く前に収穫しようということになった。地上部が大きいとだいたい地下も大きいが、地上が小さくてもよく育っているものもある。地下で何かに当たるとまずいようだ。種を蒔いた後、間引きをサボったので密植えになってしまい、太さが5mmもないような不良なのもある。中にはこれは2本がからみあっている。まあ食べられるので構わないけれど、売り物にはならない。実際売ってもいないが。掘り起こした後は葉がついていると水を蒸散するため、急速に乾いてしなしなになるので、葉は切り落としてしまう。土を洗い落としただけで生で食べても甘い。切り落とす作業を土に腰を下ろして遣っていると、お尻が暖かい。太陽のエネルギーは大きい。何よりも、空気と水と土の中に含まれるものでこんな生命を作ってしまうのだ。カロチンであったり、オリゴ糖であったり。植物とは大変な力を持っている。近年、食育という言葉がよく使われるが、他人が作ったものを食べてもこんな感覚は理解できないんじゃないか。「植育」と言うのもちょっと無理がありそうに思うけれど、生命の輪廻のようなものを考えられる子を育てるべきではないかと思う。今は学校田なんてものもなくなってしまったと思うが、種が芽を出して育ち、酸素と栄養を供給してくれ、また腐敗して土になる植物は尊いと思う。何か「雨ニモマケズ」みたいだが。明日からまた別のところの草取りになる。
2017年04月13日
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気温は毎日猫の目のように変わる。この間まで暑いと思っていたら今日は寒い・・・一度暖かくなるとどうも楽な方に体が合わせてしまうみたい。チューリップは次々花を咲かせる。地植えになっているのはラズベリー。今年も元気。一方でシクラメンもまだまだ頑張る。木々も次々に新芽を吹く。
2017年04月12日
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菜の花みたいだが実は水菜。カラスノエンドウがはびこり、土筆が顔を見せている。このくらい手入れが悪かった。こちらが大根。間引くのが遅れて育たず。手抜きのほどが分かる。来年からはがんばろう。
2017年04月07日
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定年退職、女房の入院、法事の準備と後片づけなどでほったらかしになっていた畑は見事に雑草だらけ。カラスノエンドウとスズメノテッポウで植えてある筈のタマネギは全く見えない。こんな有り様だ。さぐりながら草を引いていくとタマネギが顔を出した。風通しが悪かった割にはべと病にならずに育っているようだがもちろん玉はまだできていない。春本番の陽気で大きな帽子をかぶっての作業。除草にはやはり5時間かかった。少し追い肥をやった方がよさそうだ。これから2ヶ月ぐらいで収穫時期になる。労働量からするとスーパーで買う方がもちろん安いとは思うんだが、自分の食いぶちは自分で作れ!が正論だと思う。農作業をしていると、「時間になったから昼食」ではなく、「お腹が空いたから食べる」に変わっている。たぶんこっちのほうが自然なんだろうな、と思う。大地から貰う生命を頂くのが基本かと。畑のくせに土筆も出てくる。だめだなあ〜〜
2017年04月04日
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どうやら杏が花を開きました。その下ではラズベリーの若葉がちらっとそしてドウダンツツジの先端も少し白いものが見えて。花芽はついているけど、この時期に少し剪定した方が良いかも知れない。中がジャングル状態で、落葉している時しか枝の具合が見えないので。
2017年03月28日
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今日は久しぶりに風の弱い晴天だったのでナンテンにつくカイガラムシの防除。カイガラムシはすぐに蝋のシェルターを作ってしまうので、今の時期に油膜を作り窒息死させるんだそうだ。農薬としては異常なまでに希釈度が低い。30倍希釈で使うのは本当に例外的。年末にやられていたところを切り取り、廃棄していたので今のところは比較的被害は少ないが、しぶとく食らいついていた。たっぷりと散布。数日中に油膜が張って、てかてかになるはずだ。ナンテンの株元は福寿草が盛り。福寿草は寄せ植えにでもしないとしようのない、背の低い花だ。1月の花の筈だけど、うちのは少し遅いか。
2017年03月05日
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近所のホームセンターで1000円ほどの広告を見た。前から畑で出来るものがいまいちで、お隣と比べると非常にみすぼらしい。pHがあっていないんじゃないか?と言う漠然とした疑問を前から感じていた。土壌のpHは学生時代に土壌学の実験でやったことがある。蒸留水と土を混ぜてpHメータで測るのだが、蒸留水が家庭にはない。現役時代なら会社でくすねて(というほど大げさでもないが)これるが、いちいち買うほどの熱意にも欠ける。蒸留水でなくても見当はつくので買ってみた。バケツ一杯の水を撒いて30分ほど待ち、土に突き刺すように書いてある。電池不要というから異種金属を組み合わせてそこに電流が流れるようにしてある機械のようだ。一昔前の電気ピンセットみたいなもの?あれでメータが振れるかなと思いますが。はたして表示は7。これはないやろ。そこで一旦電極を洗ってちょっと酢に浸けて見ましたが、6くらいしか表示しません。本当なら3は行く筈。これは使い物になりませんね。1000円捨てちゃいました。(涙やっぱり電源内蔵クラスでないとダメですね。
2017年03月04日
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ほったらかしにしていたカイヅカが大きくなりすぎて隣の田圃に届きそうになったので大幅に刈り込んでいる。刈り込みでは間に合わずノコギリも登場。中に日を入れてやらないと枯れ枝が増え、なお大きくなる。うっそうとなっているところを切り落としたら鳩が飛び出してびっくりした。巣を作っていたのだ。飛び立った後には卵が2個。抱卵中だったらしい。悪いことしたかな?でも糞が臭いのも事実。蛇にやられる季節ではないが、ネズミはいるだろう。この木はこれ以上切らないことにして次のに移動。なかなか思うようにはならないもんだ。
2017年02月28日
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9月は雨が多く、葉物野菜が急騰しているが、この1週間ほどは非常に良く晴れて秋空が戻ってきた。しかし野菜価格の落ち着きには至らないようだ。とにかく朝晩の気温差が大変大きい。一日に半袖と長袖、あるいは上着を用意し、着替えなくちゃならないほどだ。その分、庭の植栽剪定にも早くから取り組んでいる。大きなモッコクは中で動きやすいようにかなり大きな枝を切るようにしたら、全体の通風が良くなって、来年はハマキの発生も抑えられるのではないかと思う。また手提げの噴霧器での農薬散布もしやすくなりそうだ。強い枝から若い芽がボンボン飛び出しているのだけれども、これが樹型を悪くしている、中からの掃除は一応出来たので、明日は外側から切りそろえようと思っている。カイヅカイブキも枝が飛び出し、密生化しているのでこれも少し小さくしなきゃいけないが、いつもは11月に入ってからの作業になっている。今年は例年ほど仕事に注力しなくて良いので年内に松の手入れも出来るかな?と考えている。だいたい松は年明けにやっていたので、今年はずいぶん繰り上がっていることになる。
2016年10月15日
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昨日切り倒したイチジクをゴミ処分するために刻んでいたら急に大きな羽音。前を見るとスズメバチが目の前でホバリングしているではないか。確か黒いものに反応するんだったが、逃げるか?うずくまるか?動くか?動かないか?こういう時にはそんな冷静な判断は出来ない。結局じっとしていたらどこかに消えてくれたのだが、学生時代に下宿で大きな蜂の巣が見つかり、応戦したことがある。この時はバドミントンのラケットを持っていたので襲ってくるやつに対抗できたが、剪定ばさみ1丁ではどうにもならない。逃げるが勝ちと言う訳でもない。それにしても間近に見るスズメバチは不気味だった。女房も遭遇したそうで彼女は殺虫剤を取りに戻り、追っ払ったと言う。やつのほうが怖い。農業をやろうとしたらこういうリスクもあると言うことだ。
2016年10月02日
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葉枯れを起こしていたので殺菌剤を撒いたら途端に立派な実を付けはじめた。それから1ヶ月ほど経ったが、今度は実が生らないまま枯れてしまう枝が出はじめた。表現は悪いが、まるでミイラだ。普段ほったらかし、実だけ持って行くのは栽培しているものとして失格なのだが、まあ目の前カネになるのは会社のほうなので・・・見てみると同じ株から分かれたものだ。株元には木くずが一杯ある。どうやらカミキリムシの仕業らしい。カミキリムシは私の小さい頃には子供が夏休みにたくさんとっていたものだが、近頃はそんな子供も見かけない。まあ子供がとってどれだけ減るかは疑問だけれども、カミキリムシも天敵が減っているのでは?と思う。雀の大群を少しも見かけなくなった。カラスはいる筈なのだが、どうも生ゴミの方が楽に取れると思うのか、集積場のほうがよく見かける。さて、枯れたやつは仕方ないので切り倒した。あとをどうするか。これからは涼しくなるので虫の活動は収まってくる。卵になったら農薬も効かない。収穫時期がすぎたらMEPでも撒いて春先に株元に塗るかしてみようと思う。隣の家はうちの10倍は取っているので(まあ木も多いが)手入れが良いんだろうと思う。農業は1年の長丁場。1日や2日で結果を出す今の仕事よりも平生往生がためされる。う〜ん、こっちのほうが面白いかも。定年退職が待ち遠しい気もする。あと4ヶ月ばかり。
2016年10月01日
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グリホサートという除草剤がある。学生時代、農薬化学の教官から「除草剤ではなく殺草剤と呼ぶべきだ」と言われてなるほどと思ったものだが、こういうものがなければ日本の農業は成り立たないなと思う。日本の農家のほとんどは二種兼業農家である。会社勤めをしながら農業をやるタイプだ。私の村でもほとんどがこれである。農業の何がしんどいと言って、害虫の駆除と雑草の処理だ。無農薬を崇め奉る人もいるけれど、野菜に付く害虫を手で除いていたりしたらこれは大変な労力だ。いわゆる「三ちゃん農業」なんてとてもじゃないが対応できない。青虫1匹いればクレームの対象。青虫もつかないキャベツなんて何?とも思うが。うちは自家用の野菜を作っているだけなのだが、勤めをしながらの農業は雨が降ったら中止。1週間もあれば畑の雑草は伸び放題になる。草引きで対応するが、根が張ってしまうと草抜きは容易ではない。ところが除草剤を使えば1週間ほどで葉を枯らし、その根も殺してくれるので簡単に抜けてしまう。労力は1/10位じゃないかと思う。残留性もなく、土に落ちれば土壌微生物が代謝してしまう。タマネギのべと病も殺菌剤のダイセンが見事に効く。春先に葉枯れが起きる病気だが殺菌してやれば元気になる。生物の世界、まさに食うか食われるかなんだが、確かに有機水銀やスズなんかは非常に問題なんだけれども、一緒に考えられると生産が進まない。高レベル放射性廃棄物を何万年も管理すると言う方がよほど無茶だと思うんだが。
2016年09月11日
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半年ほど前になるか、耕耘機が壊れたのをきっかけに「不起耕栽培と言うのがあるらしい」と女房が言い出した。じゃあ実際にやってみるか、とじゃがいもを植え付けたが、どうも小さなものばかりでカレー2回ばかりの儲け物位にしかならなかった。雑草の繁茂はすごい。農地の栄養があれば生命力の強い雑草、それこそ瞬く間に茂ってしまう。結局のところ天地返しでまめに雑草にダメージを与え、土壌中の気相を確保する普通の方法の方が良いんじゃないかと考える。暑くなる前に草取りをして放置していると雑草は乾くがその下の土はあまり水分を失っていない。耕耘の邪魔になるので取り除いたら、下からコオロギがたくさん飛び出してきた。こういう昆虫に雑草の種を食わせるのも良いのかも知れない。もっとも種まで消化してくれるかどうかは知らないが。確か鳥が食べて糞と一緒に排泄しないと発芽しないものはある。農作業をするたび思う。もうすぐリタイヤの身だが、細々と食っていけたら良い、いや、食は国の大本なりと言った榎本武揚の言う通りじゃないかと思うのである。ところでこの書き込み、firefoxにはできるがChromeはできない。きちんと対応して欲しいものだ。
2016年08月06日
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今日も今日で畑の掃除。一角にミョウガがにょきにょきと生えていて如何にもむさくるしい。また季節ではないがフキも同じところに植わっている。フキが完全に負けているので間引きで引っこ抜くことにした。そうしたら根元に花が咲いている。白いへなへなの花だが、これが咲くと風味は落ちるのだそうだ。で、一緒にとってクックパッドで調べたらラッキョウ漬けにした汁で丁度漬けられると言う。ということでこの通り。 ほうろう引きの容器に入れて1週間くらいで食べられるかな?いちおう消毒のために湯通しして酢漬けにしました。原生動物みたいなのがいたら嫌ですからね。 後、レモンバームもはびこってます。生でお湯で抽出しても良いらしいけど、ちょっと芸がないなあと思う。オリブ油につけ込んで精油成分を引っ張り出すとか・・・パンにでもつけて食べる?
2016年07月23日
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畑で夏草は茂ってくるし、ほっとけば荒れ地化してしまう。草を取りながら少しずつ機械を入れていけば畑らしくなるのだが、肝心の耕耘機のエンジンが燃料ダダ漏れで動かない。もうかなり古いホンダの「こまめ」だ。見たら最古の型である。買った農機屋に持って行き、「ちょっと見てくれへんか」「預からしてもらうわ。部品さえあればどうにかなると思うけど」さすがに30年超となるとこうなるらしい。エンジンオイルは何度か交換したし、エアフィルタも1度交換した。症状から見て燃料パイプの破れかキャブレターだろうと思っていたが、ダメなら買い替えも仕方ないと思っていた。1週間連絡がないので電話してみたら「ああ、出来てまっせ」おいおい、見積もりなしでやっちゃったのかよ・・「で、いくらかかった?」「まだ計算してまへんのや」もしキャブだったら2万円くらいはかかるだろうなと思っていたのでそうなると新品に替えた方が今後のためかとも考える。が、やっちまったものは仕方がない。 「ほな取りに行くから計算できたら電話してよ」ほどなく電話が掛かってきた。「8300円です」よかった、それなら修理でもいいや。行って見るとローター周りにも注油してあり、きれいに掃除されている。油に汚れていたオイル交換のドレーンもきれいになっていた。「ちょっとエンジンかけてみて」紐を引っ張ると簡単にかかった。「このひも、もうないんで、大事につこてください。ガソリンも新しいの入れて」ガソリン容器に入れたまま何ヶ月か放っているのでワックスでも析出したか? 分子量の大きいものほど残る筈だが、「ガソリンが腐っている」と機械屋さんは言うけれど生化学屋にしてみれば腐ると言うのはおかしい。ガソリンに微生物など生えるものか。ともあれ、買い替えはしなくて良くなった。
2016年07月21日
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夏休み2日目。盛夏の作業はこれに限ると思う。曇って涼しい時に働き、晴れてきたら昼寝。少し暑いが、熱中症で具合が悪くなるよりは良い。時あたかもモッコクハマキ発生の最中。本体を見たことはないがモッコクの葉がクモの糸みたいなもので貼り付いて枯れてしまうと言うもの。 新芽の先っぽがこのざまだ。モッコクはツバキの仲間だそうで、枝を好きなようにのばし、ややこしく絡み合うのでどこを切れば良いのかが非常に分かりにくい。枯れたのは切り落として燃やしてしまえと言うことになっている。(この中には幼虫と卵が入っていると言う) が、既に枯れているのですぐに取れてしまう。落ちて他の葉に引っかかればそこでまた広がると言う実に良くできた害虫だ。そして隣のツバキには全く被害がない。燃やせと言うがこの頃は農地の雑草焼却にも文句が出るご時世。「前が見えなくて危険」と運転者は言うが「視界の悪い時は停止か徐行」と言うのも鉄則だ。実際雑草の始末は焼くのが一番。種も害虫の卵もいっぺんに始末できる。私も車を運転するが、地球温暖化を憂う前に酸素を何が作っているのか、食料さえも提供してくれる植物にもっと感謝すべきだと思う。ウランも含め化石燃料消費者からは炭素税を取り、農林業従事者には炭素税を交付すべきだ。
2016年07月21日
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まあ色々な花や木が好きな人だったが、野草を持ち帰って植えると言う悪癖には閉口した。農地に山野でとってきたのを植える訳だから、しぶとい生命力だ。あっという間に増え、しかも多年草と来ているので根は深い。柿の木や杏子にツルを延ばす。切っても切っても出てくる始末の悪さに、抜根することにした。チェーンブロックと ワイヤを使い、引っこ抜いたのがこれ。 キリンオレンジの空き箱はおまけだが50cm近い根が掘り出された。こんなのがまだ3本はある。天気に恵まれて暑い中の作業だが、達成感はいっぱい。生き物を受け継ぐのは子供にとっては迷惑なこともある。処分法も伝えて行く必要がある。
2016年05月22日
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2代の梅。後ろの大きいのが100年以上の紅梅、前の小さいのが雲竜の白梅で孫の誕生記念に植えたもの。古い方は最近とみに傷みが激しく、半分枯れてヒイロタケが生えている始末だが、2本の枝に葉がでている。息子がやってきて、悪いところを切ってしまえばどうかと言うので 切り落とすことにした。やっぱり男の子、女房とは力が違う。チェーンソーの扱いは「そろそろ教えてもらわないと」と言うことで初めて扱わせたが、こういう道具のこともそろそろ引き継いで行くべき時になったんだな、と実感した。大きな穴が開いているので覗いて見ると蟻がいっぱいいる。木の中に蟻が巣を作り、幹を食って行ったものらしい。殺虫剤を水で薄め、流し込んだら別の穴から泥状のものが流れ出してきた。シロアリの食べカスみたいな感じのものだ。ひょっとしたら再生するかも知れない。そう言えば父は大工仕事には熱心だったが、庭木は植木屋任せで挙げ句裏切られたような形になった。モクセイが枯れ、樅が枯れ、梅も・・・となると普通は駆除剤の使用を考えると思うが 、木の栄養剤と称するものを散布しただけ。専攻ではないが農薬の勉強もした者としては我慢ならず、「自分でやる」と植木屋の首を切ってしまった。幸いというか、息子の嫁のお父さんが庭仕事が好きで梅の剪定をしていたので息子もやる気になったという。 手前の小さいのが息子が仕上げたものだが、胴吹きが少し残っていたので切るように言ってやった。こういうものを遺産にするのは手入れなくしては出来ない。失敗もしながらそろそろ任せて行くつもりだ。
2016年05月15日
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GWは気温が急に上がって雑草の生育にもスピードがつく時期だ。この時期に始末するのとしないのとでは夏の労働に大きく影響する。自閉君を月に3日預けられるようになって共同作業が出来ると庭掃除は大きくはかどる。また一方庭木の、松の冬芽も大きく伸びて、いわゆるローソクになる。これは同じところから複数芽が出るので残したいのを除いてちょん切ってしまう。 木を大きくしないこと、そして松葉の団子を作らないこと。団子になってしまうと冬の剪定が大変なことになる。素人の仕事なのでとりあえずは上にぴんと伸びる枝を作ること。 で、まあこんな感じになる。今小さくても冬には大きくなるし、夏には風通しも悪くなるので少し手入れしてやる方がいい。 長い葉が残っているが不用意にちぎると芽も一緒に取ってしまうので何度か「しまった!」を叫ぶことになる。
2016年04月29日
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例年のようにアンズの花が桜よりも一足先に満開です。桜と違い、枝から直接咲きますが、よく桜と間違えられます。風が寒いけれど、多分春はもうすぐ。10日もすれば桜が咲きはじめるかも。
2016年03月21日
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