投資逍遥

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2006/06/10
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テーマ: 本日の1冊(3712)
カテゴリ: 読書
この本は、1997年に発行されました。
本の形式は、マザー・テレサが折々に語った言葉を、ホセ・ルイス・ゴンザレスバラドというジャーナリストが編集し、それを渡辺和子が訳すという形になっています。

マザー・テレサについては 5月14日の日記 で少々触れた程度ですが、それによると、マザー・テレサは福者という称号を与えられているとのこと。
福者とは、カトリック教会において、死後その徳と聖性を認められた信徒に与えられる称号です。
なお、マザー・テレサの生涯は、 こちら がよくまとまっています。

「神の愛の宣教者会」という女子修道会がありますが、マザー・テレサは設立当初から活動されておりました。
ウィキペディアには、次のように書かれています。

神の愛の宣教者会 (かみのあいのせんきょうしゃかい) は、1950年10月7日に聖座の認可を受けて設立されたカトリックの女子修道会。「もっとも貧しい人々のために働くこと」を使命とする。現在、133の国と地域で活動し、4500人以上の修道女がいる。(ウィキペディアより)

以下に、この本を読んで感銘を受けたマザー・テレサの言葉を、いくつか抜粋してみます。

「大切なことは、たくさんのことをし遂げることでも、何もかもすることでもありません。大切なことは、いつでも何に対しても喜んでする気持ちがあるかどうかなのです。貧しい人々に奉仕している時、私たちは神に仕えているのだと確信していることなのです。」(66ページより)

「執着心から、捨てられないものの何と多いことでしょう。すべてをイエスに差し出すためには、所有物は少ない方がよいのです。」(136ページより)

「男女を問わず、自分のお金をいかに貯めるかに悩んでいる人々は、真の貧者です。もし自分の手許にあるお金を他人に与えようとするなら、その時、その人は富者、真の意味で豊かな人になれるのです。」(137ページより)





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Last updated  2006/06/10 06:54:10 AM
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Re:『マザー・テレサ 愛と祈りのことば』マザー・テレサ/渡辺和子・訳(PHP)(06/10)  
キロリ さん
マザーテレサは、インドの下層階級の民衆のためにカトリック教徒という枠を超えて、すべてを投げ打って無償の奉仕をした尊敬すべき女性ですね。
彼女の奉仕にインドのカトリック教区の司祭h (2006/06/10 11:28:52 AM)

Re:『マザー・テレサ 愛と祈りのことば』マザー・テレサ/渡辺和子・訳(PHP)(06/10)  
キロリ さん
マザーテレサは、インドの下層階級の民衆のために、すべてを投げ打って無償の奉仕をした尊敬すべき女性ですね。
彼女の奉仕にインドのカトリック教区の司祭は難色をしめたと聞いております。カトリックなのになぜヒンズー教徒の為に働くのかと。
彼女の意識の中に、今自分を必要としている人達に寄り添うことは、宗教の枠を超えた愛があったからだと思います。
根底にあるのはイエスの教えですが、イエスも福音書の中で、すべてから見放された人に寄り添っていくことが神からの召命という記述があります。
死を急ぐ者の側では静かに見守り、飢えを覚える者には言葉をかけ、あなたは一人ではなく私が共にいることを示し、その行為がどんなに癒されるかを知りつくした女性でした。

(2006/06/10 12:06:19 PM)

こんにちは  
ルルララ  さん
<執着心から、捨てられないものの何と多いことでしょう。

 *私は子供時代引越しの連続でしたので、もともと人や土地とか物とかというものに執着心が無くなったような思いがします
人と離れることの寂しさを沢山経験してきたので逆に無理にそういう気持ちを捨ててきたのかもしれませんが・・

 それだけにいま住んでいる場所や傍にいる相手は大事にしようと思っています・・

 ふるさとが欲しいです (2006/06/11 11:20:45 AM)

Re[1]:『マザー・テレサ 愛と祈りのことば』マザー・テレサ/渡辺和子・訳(PHP)(06/10)  
征野三朗  さん
キロリさん、こんばんは。
>マザーテレサは、インドの下層階級の民衆のためにカトリック教徒という枠を超えて、すべてを投げ打って無償の奉仕をした尊敬すべき女性ですね。
>彼女の奉仕にインドのカトリック教区の司祭h
-----
もう一つのコメントにレスを書きます。 (2006/06/11 10:33:14 PM)

Re[1]:『マザー・テレサ 愛と祈りのことば』マザー・テレサ/渡辺和子・訳(PHP)(06/10)  
征野三朗  さん
キロリさん、こんばんは。
>マザーテレサは、インドの下層階級の民衆のために、すべてを投げ打って無償の奉仕をした尊敬すべき女性ですね。
>彼女の奉仕にインドのカトリック教区の司祭は難色をしめたと聞いております。カトリックなのになぜヒンズー教徒の為に働くのかと。
>彼女の意識の中に、今自分を必要としている人達に寄り添うことは、宗教の枠を超えた愛があったからだと思います。
>根底にあるのはイエスの教えですが、イエスも福音書の中で、すべてから見放された人に寄り添っていくことが神からの召命という記述があります。
>死を急ぐ者の側では静かに見守り、飢えを覚える者には言葉をかけ、あなたは一人ではなく私が共にいることを示し、その行為がどんなに癒されるかを知りつくした女性でした。
-----
いつもコメント、ありがとうございます。
マザー・テレサについては、聖書に興味をもつようになるまでは、キリスト教に関係した心優しい女性位の認識しかありませんでした。
今回の読書で、いろいろとマザー・テレサの素晴らしさを、深く考えさせられました。
本当に素晴らしい方です。 (2006/06/11 10:41:55 PM)

Re:こんにちは(06/10)  
征野三朗  さん
ルルララさん、こんばんは。
><執着心から、捨てられないものの何と多いことでしょう。

> *私は子供時代引越しの連続でしたので、もともと人や土地とか物とかというものに執着心が無くなったような思いがします
>人と離れることの寂しさを沢山経験してきたので逆に無理にそういう気持ちを捨ててきたのかもしれませんが・・

> それだけにいま住んでいる場所や傍にいる相手は大事にしようと思っています・・

> ふるさとが欲しいです
-----
ふるさとがほしいという言葉には、実感がこもっているように思いました。
私は20歳までは千葉市から出ることはなく、小学校にあがってからは、同じ家に住まわせてもらったので、ふるさとがあると言えます。
あればあるで、あることが当然のことと考えてしまうので、これではいけませんね(^。^ゞ (2006/06/11 10:53:00 PM)

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