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日曜日、ABTの「海賊」大阪公演を観て来ました。いや~、本当に本当に、信じられないくらい素晴らしい舞台でした!夢のような、至福と涙のひと時を過ごさせて頂きました。本当に素晴らしかった。舞台を素晴らしいものとしてくれた、最大の功労者は、やはりメドーラ役のニーナだと思いますが、コンラッドを演じたゴメスもこれまた、予想以上の素晴らしさ。ゴメスがこんなにも素敵なダンサーだということを全く知らなかったものですから、本当に嬉しい驚きでした。量感のある逞しい身体は、ニーナを美しく見せることに与って大いに力があったばかりでなく、踊りも本当にダイナミックで、それでいてノーブルで美しい。逞しい海賊の頭領である、ということがすんなり納得できるのは勿論、仕草のひとつひとつが丁寧で美しいのには本当に感心させられました。踊りもダイナミックで、でも「バレエ」としての美しさは少しも損なわれてはいない。いや~、今回最大の収穫は、マルセロ・ゴメスというダンサーをしっかと認識出来たことかも知れないなぁ、なんて思ってしまったくらいです。本当に素晴らしいコンラッドでした。ビルバントのサッシャ・ラデツキー、ランケデムのサヴェリエフ、二人ともこれまた素晴らしくって、物語を盛り上げてくれる大きな存在として、とても良かったと思います。サヴェリエフはギュリナーラとの「奴隷のパ・ド・ドゥ」ではとんでもない超絶技巧を披露して、会場は大盛り上がりでした。しかししかし、何と言ってもこの日の一番の主役は当然というべきでしょうが、やはりニーナでしょう!本当に美しくて、見惚れてしまいました。ABTの女性ダンサーの中で観ると、彼女は素晴らしく優雅に見えますね。そして、殆ど「女神」にも見える。大輪のバラの花のような華やかさは、昔からのものなのでしょうが、天性の華に加えてしっとりとした情感、叙情性も見事で、女らしく艶やか。とても45歳?とは信じられない!今が盛りの「旬」のダンサーだと言っても、誰も疑わないでしょう。テクニックに関して言えば、そりゃあ若い頃と同じようにはいかないのは当然でしょうが、ほんと、そんなことど~だっていい、ですよね。あんなにも美しく魅力的なんですから。優雅な女神の舞、に私には観えました。っていうか、ほんとに「女神」です、ニーナのメドーラは。2幕、洞窟での有名なパ・ド・トロワを観ながら、私はなんだか涙が溢れてきてしまいました。このときなんで泣けてきてしまったのか、説明に窮するのですが(普通、このシーン観て泣く人はいないと思う・笑)、とにかく涙が溢れてきて困りました。私は02年にバレエを観始めたので、ニーナの全盛期は知りませんし、彼女の生の舞台を観るのも、今回の「海賊」で4度目でしかありません。なのでニーナ個人に対する思い入れというのがそんなにあるとは言えませんし、また私は「物語」、作品中の登場人物に感情移入してバレエを観る観客でもありません。なので、この場面で泣けてくる理由が全く見当たらないのです。この場面自体、幸せな、作品中で最も光輝く場面ですしね。正直今でも、私自身もよく分からないのです。けど、メドーラ、というかニーナの、世界の頂点に君臨してきた彼女の、バレエに全てを捧げて生きてきた彼女の、バレエに懸ける想い、そして舞台を観ている観客への想い、そんなニーナの「心」が、ダイレクトに伝わってきた、まさに文字通り「心に響いた」のです。響いたどころじゃないかも知れません。とにかくあまりに感激して(感激って言うのもちょっと違うような気がする・・あ~、全然上手く説明出来ない!)私は涙ぼろぼろ。いや~、「海賊」観に行ってこんなに感極まることになろうなんて、全く予想だにしていませんでしたわ(笑)。その後の寝室(と言うほどのものか?)でのコンラッドとメドーラのデュエットでも、またまた涙腺が緩み泣きそうになりましたが、ここはまぁ、なんとか我慢することが出来ました。この場面でのデュエットも、本当に素敵でしたね~。ニーナがゴメスに向かって走って行って空中で半回転して?ゴメスに抱きかかえられる、というアクロバティックな振りが何回か繰り替えされましたが、二人の燃え上がる恋心を表すのにはぴったりの振付で、とってもすばらしかった。二人のパートナリングも最高で、ニーナは勿論ここでも、ゴメスはいいダンサーだなぁ、と心から感心。バレリーナも躊躇無く、彼の腕の中に飛び込んで行けることでしょうね。あ~、とにかく幸せで、本当に泣けてくるくらいに幸せでした。ニーナとゴメスには、本当に心から感謝感謝です。続きは次回に~。
2008年07月28日
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「オマージュ・トゥ・ザ・クイーン」の感想を書こうと思ったのですが、公演から2週間が経ち、またその間遊びに行ってしまった為に、記憶が大分薄らいでしまっています・・それはまぁ、いつものことではあるのですが、今回の「ロイヤル・ガラ」は、何度も言うようですが、第一部の方が私的には本当に大感激!だったので(こんなに自分好みの演目ばかり踊って貰えるなんて、夢みたい!と思ってしまいました)、第二部の方はその分割を食ったという感は否めません。これ、一部と二部を逆にしてもらった方が、私的には多分絶対良かったと思います。勿論、「オマージュ・トゥ・ザ・クイーン」は最後に持ってこなくちゃならない演目であることは、分かってはいますけどね。え~、要するに私は、第一部のあまりにも美しいパ・ド・ドゥ集に魂を奪われてしまったので、直後に観たこの作品については、何と言うか、申し訳ないけれど、あんまり心惹かれるところはありませんでした。ダンサーが悪いとか、振付が悪いとかいう問題では全く無く、単に私自身の精神状態が、どうもこの作品を楽しめる状態では無かったのだと思います。ので、本当に一言感想のみ書かせて頂きます。個人的には、「水」のパートが一番良かったと思います。8日に水の女王を踊った崔由姫さん、9日の吉田都さん、お二方ともとても素晴らしかった。舞踊的にも多分一番難しいパートなんじゃないかな?素人目にはそう思えたのですが、お二人とも見事に踊りこなしておられました。けど8日は、崔さんはほんとに素晴らしくお上手なのだけれど、あ~、本当だったら、ここはコジョカルで観られる筈だったのにな・・という思いが頭をよぎってしまって。コジョカルで観たかったな~、という思いを払拭することが出来ませんでした。コジョカルに目茶苦茶向いてそうな踊りだったから、尚のことそんな風に思ったのかも知れません。パートナーもコボーだったし。イメージ的には勢い良く流れる山間の清流といったところで、細かいステップが多く、とても難しそうなのですが、観る側からすればとても見ごたえがあって良かったです。予測の付かない水の流れというものを、とても上手く表現した振付。一番印象に残ったパートでした。次に「空気」のパートなのですが、う~ん、ロホは悪くはなかったと思うのですが、この役はロホには向いていないんじゃ?なんて思ってしまいました。「水」に比べると踊りはずっと静的で、踊りらしい踊りはあまり無かったように感じたのですが?どちらかというと、ラインの美しさで魅せるタイプのパートのように思ったので、ここはヌニェスとかの方がよかったんじゃないかな~?けど、このパートはほぼアシュトンの原振付が再現されたパートで、しかもフォンテインの為に創られたパートとのことですので、4人の女王の中でも一番の女王様が踊らなければならないのでしょう。個人的にロホには、「水」か「火」の女王を踊って貰いたいように思いました。全体のイメージとしては、北国英国のひんやりした空気、冷たい空気といった印象で、イギリス人が「空気」を思い浮かべるとこんななんだ~、という感じでした(勿論、あくまで私個人の想像に過ぎませんが)。日本人が「空気」と聞いて、こういう冷気漂う感じにはしないだろうな~、という印象。日本人なら、ほわっとした、どちらかというと暖かみのある雰囲気に創ると思うんですが。すみません、最初の印象的なリフト以外、あまり覚えていなくてこれ以上書けない・・最後、コール・ドの間を女王が夫にリフトされたまま駆け抜けて行く場面は、これはとても良かったと思いましたが。え~、「大地」と「火」についてはまた次回に(なんて言ってる間にABTの「海賊」が始まっちゃって、益々記憶が薄らいでしまいそうですが)。キャスト 水の女王 崔由姫(8日) 吉田都(9日) その夫 ヨハン・コボー(8日) ヴァレリー・ヒリストフ(9日) パ・ド・トロワ リカルド・セルヴェラ、ラウラ・モレーラ、 ローレン・カスバートソン 空気の女王 タマラ・ロホ その夫 デヴィッド・マッカテリ(8日) ルパート・ぺネファーザー(9日) その他 英国ロイヤル・バレエ団
2008年07月22日
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いや~、それにしても暑い!ですね。今週は八ヶ岳山麓に避暑に行ってきたのですが、高原の涼しい風に吹かれてきた身には、この蒸し暑さは本当にこたえます・・あ~、もう何をしている訳でもないのにじっとりと滲んでくる汗。ほんまに不快やわ~。と、家を留守にしている間に、ABTの来日公演も始まっていましたが、あらま~、コレーラは来られなくなっちゃったんですね。う~ん、残念!大阪での「海賊」、楽しみにしてたのにな・・とは言えこればかりは仕方の無いことだから、頭を切り替えて、とにかく楽しむことにしましょう。ニーナのメドーラ、本当に楽しみです!「ロイヤル・ガラ」で上演された「オマージュ・トゥ・ザ・クイーン」についての感想も、まだ書けてないのですが・・というか、第一部のパ・ド・ドゥ集が、あまりにも自分好みで素晴らしい作品&ダンサーばかりだったものだから、記憶により残ってるのって、第一部の方なんだよね。観に行く前は、どちらかと言うと「オマージュ~」の方をより期待していたのだけど、パ・ド・ドゥ集の方が私的にはずっと良かった。純クラシックの演目が、最後の「ドン・キ」だけだった、というのも、なんか新鮮で凄く良かったと思う。お陰で「ドン・キ」はより一層輝いて観えたと思うし。こういう演目選定は、ロシア系のバレエ団では観られないものだよね。心配していた御客さんの入りも、私が見た限り一階席は両日ともほぼ満席状態だったと思う(2階、3階の様子は全く分かりません)。観客の反応も良かったし、とても良いガラ公演になったようで、本当に何よりでした。私が予想していた以上に、首都圏方面からご覧に来られた方も多かったようだし。これが土、日の公演だったらきっともっと沢山の方が遠方からもお出でになること出来たんでしょうね。私的に今回一番の収穫だと思ったのは、マリアネラ・ヌニェスというダンサーを、しっかり認識できたことです。8日の「チャイコフスキー~」、9日の「オマージュ~」での火の女王と、両日とも本当に素晴らしかった。火の女王は、それ程踊りまくる役でもなかったと思いますが?彼女の伸びやかな肢体と美しく正確な踊りには引き付けられました。プログラムによると彼女、02年には既にプリンシパルになっているそうですから、まぁ上手いのは当たり前なんでしょうが、上手い「だけ」じゃあない、それを超えるものを持っていますよね。観客を魅了してやまない何かを。パートナーが婚約者のソアレスだったというのも大きいのでしょうが。次回来日時には、是非とも全幕で観てみたいダンサーです。
2008年07月20日
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その他の演目&ダンサーも、皆素晴らしくって、思っていた以上に素晴らしい公演でした。本当に観に行くことが出来てよかったです。以下、特に印象深かった演目の一言感想。「コンチェルト」パ・ド・ドゥ マーラ・ガレアッツィ&ルパート・ペネファーザー ピアノによる生演奏付き。いやもう、とにかく美しかったです! この演目は、バレリーナの脚線美を見せる為の作品なのか?と思ってしまう程、「脚」の 美しさが物を言う作品。ガレアッツィは脚が長く、そして甲のラインがとても 美しい。この演目を踊るにはうってつけのダンサーだと思いました。ただポワントに 立っているだ けで、本当に美しい。トゥシューズを履いたバレリーナの足というのは、それだけで、こ んなにも美しいものなのか・・とため息が出ました。「クローマ」 サラ・ラム&フェデリコ・ボネッリ リアム・スカーレット ヨハネス・ステパネク ジョナサン・ワトキンス 前にも書きましたが、とにかく凄い作品でした。サラ・ラムの驚異の身体能力には 本当に眼が釘付けになりました。新体操を思わせるような驚異の柔軟性。本当に あの人の関節はどうなっちゃってるんだろう・・としか思えませんでした。でも、それ でいて美しいんですよね。男性三人による踊りも良かったな~。プログラムの解説には 「この振付は、ダンサーをその身体的限界にまで追い込むものであり・・」と書かれて いますが、正に実感させられました。是非、全部通して観てみたいです!「ラプソディ」パ・ド・ドゥ ラウラ・モレーラ&イヴァン・プトロフ これまたピアノの生演奏付き。そしてこれまた心に沁みるような、美しい作品でした。 特に派手な動き等は無いものの、美しいリフトあり、すごく素敵な作品でした。眼福♪「タイス」パ・ド・ドゥ リャーン・ベンジャミン&デヴィド・マッカテリ ベンジャミンの細か~いパ・ド・ヴーレがやけに印象に残った作品。これまた派手さは ないものの、美し~い作品。マスネの有名な曲に乗って踊られる、一編の詩を観ている ような気持ちにさせられました。しかし、ベンジャミンって、本当に小柄な方なんです ね。マッカテリが長身だから、余計にそう見えたのかも知れませんが。「白鳥の湖」パ・ド・カトル イザベル・マクミーカン ラウラ・モレーラ ベネット・ガートサイド 蔵健太 「白鳥」第3幕、オディールや客人達が登場するトランペットのファンファーレに 乗って登場。女性二人は白いチュチュ姿。とにかく難しそうなアシュトンの振りが続く。 特に一人の方(女性)のソロパートでは、グリゴローヴィチ版「白鳥」、オディールの ヴァリアシオンで流れるあの独特のメロディーが流れ出して、それに乗っての難しそうな 振りがてんこ盛り!って感じだった。特に足技というか足さばきというか、本当に大変 そう。アントルシャ・カトル?の連続なんかもありました。 この4人は、舞踏会にロットバルトが送り込んだ手下たちなんでしょうかね?「ロミオとジュリエット」バルコニーのシーンより 吉田都&エドワード・ワトソン 幕が上がって一瞬呆然となってしまった。だってだって、なんとバルコニーが無いんです もん!当然都さんはバルコニーにいる、と思い込んでいた為に、何も無い舞台上に一人 立ち尽くす都さんの姿を見て、正直かなり白けてしまった。都さんのせいでは全然ない のだけどね。このシーンで、バルコニーが無いというのはちょっと・・というか私は 許せません(笑)。まぁ、それでも二人は上手くまとめていたと思いますが。けどな~・・ どうも最初に受けたショックが大きすぎて、いまいち乗り切れませんでした。都さんの ジュリエット自体は良かったと思います。品があって、ちょっとお茶目なところのある 少女といった風情で、フェリのような「濃さ」←良くも悪くも、は無かったと思うけど、 ジュリエットが良家のお嬢様であることを考えれば、本来なら私は都さんのようなジュ リエットの方が好みです。初めての恋に心をときめかせている少女としてのジュリエット を、都さんは実に上手く演じておられたかと。 対するワトソンのロミオも、なんというか、節度のあるロミオで、盲目的に恋心を爆発 させたりすることはない、上品系ロミオ。まぁ、この二人のようなロミオ&ジュリエット の方が本来の姿なのかも知れないですけどね(って、本来の姿ってどんなだよ、って感じ ですが・笑)。私はここ数年ロミオと言えばコレーラしか観てはいなかったので、まぁ コレーラと比べちゃあダメだよね、と思いながらも、マクミラン版のロミオはやっぱり 彼だよなぁ、なんて思ってしまう気持ちは如何ともしがたく・・けど、こういう節度ある 男の子がジュリエットと踊り続けて行くうちにどんどん恋心を増して行き、遂にはこの 恋に全てを懸ける決意をするまでに至る・・という、ロミオの気持ちの高まり行く過程、 というものを初めて見せてくれたロミオであるような気がするなぁ。最初は正直、 「そこまで」とは思っていなかったんじゃあないだろうか?ワトソンのロミオは。それが どうも舞踏会で出会った少女のことが忘れられなくて、自分でもこの気持ちが恋なのか、 そこまではよく分からない。けど彼女のことが気になる・・そこでもう一度、彼女の姿が 見られないかと、彼女の家まで行ってみた。彼女はいた!彼は彼女に近づいていく。近 づかずにはいられなかった。そして彼女と踊り続けていく過程で、彼の心には完全に火が 付く。踊り終えた時、彼はもうこの恋の、この運命の虜になっていた・・・ とまぁ、私的にはこんな印象でした。妄想100%ですみません。
2008年07月13日
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さてさて昨夜は「ロイヤル・ガラ」二日目の公演を観に行って来ました。昨夜もと~っても良かったです!特に「ドン・キ」と「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」は、前日があまりに素晴らしかった為、今夜はそれ程感動は出来ないだろうな~、なんて思っていたのですが、失礼致しました。昨夜の二組とも、これまた素晴らしかった。昨夜の「ドン・キ」はマルケス&コボー。ロホ&ボネッリは出てきただけで会場中が拍手に包まれましたけど、昨夜は随分控えめな拍手で(笑)。ロホとマルケスとでは、日本での人気というか知名度には、かなりの差があるようですね。けど、マルケスはその後のパフォーマンスですっかり観客の心を掴んだと思います。私も彼女が予想以上に素敵だったのにはビックリ。ロホのようなかっこよさというのはありませんでしたが、艶っぽくてちょっと色気があって(って同じことか・笑)、でも女王然としてるの。堂々たる、素晴らしいキトリ。プロポーションもすらりとして綺麗で、華がある!(と私には思えた)。またあの衣装がほんとに素敵で。ロイヤルのこの場面におけるキトリの衣装って変わったんですね?以前は黄色系の衣装だったように思うけど、黒を基調とした、すごくシックな素敵な衣装で、ほんとに見目麗しかった~。アダージオでは、ロホ&ボネッリ、マルケス&コボーとも、片手リフトを披露。マルケス&コボーの2回目の片手リフトはキトリの滞空時間?もかなり長くて会場もどよめいていました。マルケスは扇子を持ってのヴァリアシオンもとても綺麗に踊っていて、あのステップ(エシャぺ・ルルヴェ?)はほんとに可愛いですよね~。しかし驚いたのは何と言ってもコーダでのグラン・フェッテです。マルケスは軸足が右足?普段見慣れたフェッテとは逆回転(だったと思う)で、いや~、珍しいものを見せて頂けました。ああいう回り方する人もいるんだ~。コボーもなかなか良かったと思うし(私的にはボネッリの方が良かったと思ったけど)、うん、第一部の締めくくりに相応しい、素敵なパフォーマンスだったと思う。マルケス明日から大変だろうと思うけど、頑張ってね!コジョカルの代役というのは正直ちょっとびみょ~な心境なんじゃないかと思うけど、コジョカルのファンを全部私のファンにしてみせるわ!くらいの心意気で、是非とも頑張って頂きたいものです。いや実は、昨日のマルケスを観て、東京まで彼女の「眠り」観に行きたいな~、なんて思ってしまったのですよね。財政的に無理なので諦めましたが・・マルケス、大阪ではこの「ドン・キ」しか観られなかったのが残念でした。もっと一杯観たかったな~。東京での「眠り」のご報告を楽しみに待つことにします。まぁ勿論、私の主観でキトリが良かったと感じたからと言って、「眠り」全幕が良いだろうとは全然言えないと思うけど、私的には結構好きかも、マルケス。あと、またまた「チャイコフスキー~」が良かった!カスバートソン&マルティンが踊ったのですが、二人とも良かったです~。アダージオが始まって暫くは、う~ん、やっぱり昨日のヌニェスの方が・・なんて思ってしまっていたのですが、観ているうちにどんどん引き込まれて行ってしまいました。踊りの正確さなどは、多分ヌニェスの方がずっと上、みたいに感じたのですが、何と言うか、生命の迸り、漲る若さ、溢れんばかりのバレエへの想い(カスバートソンの、です)、みたいなものをすごく感じ取ることが出来たんですよね。今、この踊りを踊れることが嬉しくてならないの!そんなカスバートソンの想い(勿論、実際に彼女がそんなふうに思っていたかどうかなんて全然分かりませんが)に、この「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」の振付は、見事なまでに呼応して、振付と彼女が一体となり、更には音楽とも一体となって・・というなんとも幸福な循環が生まれていたように思います。なんか、若いっていいな~、素晴らしいな~、なんて思ってしまいました(笑)。あ、勿論マルティンも良かったですよ。しかし今回、二日続けて「チャイコフスキー~」を観て改めて思ったこと。本当にこの作品は素晴らしいですよね~。傑作と言っていい作品ですよね。そして、人を得た時の、この作品の輝きようと言ったら!あ~、なんという幸福感を与えてくれる作品なんでしょう。本当に幸せでした~。
2008年07月10日
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素晴らしかったです!昨夜の「ロイヤル・ガラ」。本当に久しぶりに幸福感に包まれて劇場を後にすることが出来ました。本当に観に行けて良かった!もう大満足♪どの演目も良かったのですが、特に印象に残ったのは、「クローマ」「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」でしょうか。「クローマ」ではサラ・ラムの、驚異の身体能力に眼が釘付け。一体あの人の関節はどうなっちゃってるの?ちょっと新体操みたいな凄い振付でした。男性三人によるパ・ド・トロワ?も良かったな~。ヌニェス&ソアレスによる「チャイコフスキー~」は本当に素晴らしくって、この演目観てこんなに満足したのって、ものすごい久しぶりのような気がする。ヌニェスの踊りは正確で、観ていて気持ちが良かった。「チャイコフスキー~」ってそれにしてもこんなに幸福感を感じさせてくれる音楽だったんですね(って今更何を、って感じですが)。いやもうヌニェスは流石に、東京であれだけキャスティングされるだけのことはありますね~。ロホ&ボネッリの「ドン・キ」も良かった。ロホのかっこいいことかっこいいこと。ほんとに惚れますわ(笑)。相変わらず凄い回転。最後なんて6回転くらいしてたんじゃ?完璧な形では終れなかったとはいえ、あれだけのものを見せられたらもう本当に感動してしまう)。バランスも凄かった~。多分10秒以上は止まってたよね?けど、テクニックがどうこうじゃなくって(勿論それも大きいですけど)、アダージョからの彼女のかっこよさにはほんとに惚れ惚れさせられましたわ。何だかんだ言って、彼女はやっぱり凄いダンサーですよね。ボネッリもとっても素敵で大満足でした。まぁ、今夜も観に行くので楽しみです。「ドン・キ」や「チャイコフスキー~」はロホやヌニェスを観てしまっているのでちょっとどう感じるのかびみょ~ではあるのですが、とにかく楽しんでこようと思います。しか~し、昨夜の唯一の残念賞?は「ロミジュリ」でした。なんとバルコニーが無かったんですよ~。バルコニーのないこのシーンってあり?マクミラン版でバルコニーが無いなんて悲しすぎる・・都さん&ワトソンは良かったんですけどね・・
2008年07月09日
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