全2件 (2件中 1-2件目)
1

野生動物は、病気やげがをすると食を絶ち、たとえ発熱してもじっと体を横たえ、自然に治るのを待つといいます。「発熱と食断ち」、これが何よりの名医といいますが、野生の動物はまさにそれを日常的に行って、病から身を守っています。人間は、文明の発達とともに、この自然治癒力の素晴らしさを忘れ、ついつい食べすぎて、出す(排泄)ことよりも入れる(食べる)ほうに熱心で、余分な老廃物が積もりつもって、汚れたどろどろ血(酸性血)が体内にあふれ、さまざまな病気の元凶になっている状況です。それが生活習慣病という、毎日の食習慣が発生源となる病気です。しかし、意図的に飢餓状態(断食)を作ると、眠っていた脳の排泄機能が一斉に目覚めるといいます。断食中は、新鮮なビタミンと、ミネラルだけのジュースと、生姜湯くらいしか摂らないのに吐く息が臭くなるそうです。舌に苔が生える。目脂もでる。加えて、小便の色が濃くなる。黒褐色の便が出る。アトピー性皮膚炎の人は、湿疹がどんどんひどくなる。一見大変なことになったようですが、実はこれは断食中に、排泄機能がフル稼働し、老廃物が一斉に体外にでてくる現象で、むしろ喜ばしい症状だといいます。 凝り固まった背中や腰の筋肉の血流を良くするには、吸い玉(カッピング)がいちばんです 。疲労度が高いと吸引跡が濃くなるが、お風呂に入ったり体操などで筋肉を動かしてやると早く消える。もちろん、断食をしなくとも、人の体には「血が汚れる」のを防ぐ機能が備わっています。たとえぱ、ヒ素のようた毒物を飲むと、すぐに嘔吐します。明らかに毒物であると体が認識すると、血液に吸収される前に胃でストップし、体外に出す反応が起こります。これが胃を通り越してして十二指腸までいってしまうと、口から吐くことができないため、体は腸液、胃液、膵液を激しく分泌して、毒物をドロドロに包み込み下から出す。これが下痢です。食中毒を起こしたときによく下痢をするのは、このメカニズムが働いているからです。したがって、束洋医学や自然療法では、発熱、嘔吐、下痢、発疹は、「血を汚さない」ための防御反応だと考えます。ところが、現代医学は、抗生物質や解熱剤、点滴などを駆使しこの反応を抑えてしまいます。発熱するのは本当はいいことなのです。これを無理に薬でおさえてしまうと、老廃物は不完全燃焼を起こし、体内から老廃物は出ない八方塞がりとなります。こうなると、血液が浄化されず、汚れた血が体の中をいつまでもぐるぐる回りまわってしまいます。 医師による瀉血(しゃけつ)の様子漢方医学では、「万病一元、淤血(おけつ)より生ず」、ということを言います。淤血(おけつ)とは、汚れた血液のことです。血の汚れを改善するには、運動や入浴によって体を温め、血流を促進するのがいちばん簡単な方法です。普段から食べ過ぎに注意し、腹八分目でよく噛む。きれいな血をつくる食べ物を心がけることが大事です。体の血液が酸性化(どろどろ)してくると、何となく体がだるくなったり、頭がぼぉっとして記憶力が低下、そうなると体の後ろ側、首肩、背中、腰の筋肉が硬くなり、こわ張りの症状を感じてきます。そんなときに、もっと手っ取り早い解決法が、「瀉血(血抜き)」という療法です。瀉血は、首肩腰などのツボに、専用の鍼を刺し、吸い玉で血液を吸い出す療法です。凝り固まったツボからは、ドロドロした古血(ふるち=淤血)が沢山でます。古血をとってやると、こりや痛みが嘘のように軽くなります。沢山出たからといって心配することはありません。うっ血状態の古血は、体にとっては何の役にも立ちません。むしろ体にとっては毒素のようなものです。ただし、瀉血によらず、普通に吸い玉をやるだけでも同様の効果はあります。終わったあとの爽快感は、背中の思い荷物をおろしたときのような、スッキリと体が軽くなるのを体感できます。 参考資料 石原結實著 「体を温めれば病気は治る」
January 24, 2013
コメント(0)

寒さが続く正月明けの今頃は、腰が痛くなったり、首が急に回らなくなったといった患者さんが多く来院される時期でもあります。一昨日も、かなりの重症で、支えていないと立っていることが出来ず、両脇を抱えられてきた、70代の男性患者がいました。本来ならこれほどの重症の腰痛は、下手に手を出すとよけい悪化して、治療中に動けなくなることもあり、家での安静をお願いするところだが、以前に掛かったことのある人ということで、診るだけ見てみましょうということに。幸い、今日まで3日続けて治療した結果、意外と回復が早く、一回目の治療ですでに人の手を借りずに一人で歩けるようになった。若いころから力仕事をしてきた職人だけに体のつくりが違うのか、筋力がしっかりしているので治りも早いのかも。普段の生活サイクルと違って、年末年始にかけての連休、そのうえ連日の飽食生活、おまけにこの時期は、ただでさえ体を動かすことが少なくなる。年の始めは、体調をくずす三大要件がきっちり揃い、思いがけなく大風邪をひいたりする季節でもあります。普段と違う生活リズムで、仕事がはかどらない、体がだるい。こんな症状であっても、単なる疲れがたまり首肩がこっているだけなら、首のストレッチをやってみてください疲れているときの首や肩は思いの外硬くなっているものです。そのために脳への血流が悪くなり、そのために全身的な疲労感が起こることさえあります。 首をすくめた状態で両肩を力一杯持ち上げる 痛みのある肩関節(50肩.肩関節周囲炎など)を回すときは肘を90度に曲げてやると痛みが出にくい 図左・首と肩の筋肉が同時に引っ張り合うことで、頸椎全体のストレッチ効果にもなる。要領は、肩と首でボールをギュッと挟み込むような感じで5秒数える。頸椎が上下に引き延ばされて気持ちよく感じたらストンと力を抜く。3.4回やれば首周りがスッと楽になるはず。特に首周辺の血管は、脳に血液を送る大事な部分で、首周辺の血液循環が悪くなると、脳への酸素がとどこおり、気が散る集中できない、イライラ、頭痛、などの症状が出やすくなります。こうなるといくら頑張っても、仕事がはかどりません。それどころか、無理がたたって脳梗塞、くも膜下出血、心筋梗塞など、思いもよらない病気になりかねません。寒い季節の過労状態は命取りです。ストレッチ効果を高めるには深呼吸と組み合わせてやると効果倍増です。息を吸って止める。止めると同時にギュッと首と肩を力一杯すくめる。5秒数えて息を吐きながらストンと肩の力を抜く。これを2.3回繰り返すだけで、フレッシュアップできます。首をグキっとひねる癖のある人あれは百害あって一利なし。絶対やめてください。専門の治療師に矯正してもらうのと違って、自分でやるといつも同じところが動いてしまうので(過可動)、ますます頚椎が変形し重苦しくなってしまいます。 グキっと鳴らすと一瞬気持ちがいいのも事実ですが、後がもっと悪くなります。グッと我慢しましょう。首をひねる癖はやればやるほど、頸椎の変形を増長させ、偏頭痛や肩こり、手指のしびれ握力低下などの原因になり、後々苦労することになります。★イラストで紹介したストレッチ法(左)をぜひ試してみて下さい。 首をボキボキやらなくてもちゃんと楽になります。
January 12, 2013
コメント(2)
全2件 (2件中 1-2件目)
1

![]()
