あなたがくれた刹那の時間

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せりか０５１４

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パパが死んだ意味

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2005/06/05

読書で徹夜。
初めてのことです。読書で徹夜したのなんて。。。
私は映画（ビデオやＤＶＤ）は好んで相当数みているけど
本はあまり読まない。読んでいると眠くなるし(-_-;)
たまに、読もうかな～と買っても数ページ読んでそのままになることや
買ったこことで満足して読んでないものもあったりする(^_^;)
読むとするなら短くて内容も簡単に理解できるような字の大きな本（笑）

新聞の下のほうによく載っている。新刊のお知らせ？のレビューをみて
すぐに買おうと思ってネットで検索して注文した。
数日後在庫が確保できずいつ入荷になるかわからないということで
キャンセル扱いとなった。

そうなると俄然欲しくなる。本屋でも数日前に見かけたはずが
何処の本屋に行っても売り切れ・・
やっとのことで1冊あったので速攻で購入。
（今はネットにも在庫あるみたいです）

その本が　桐野夏生の【魂萌え！】

夫が突然の心臓麻痺で、急死してしまう。
相続問題でバラバラになる親子。
夫の遺した衝撃的な「秘密」
平穏だった人生は一変してしまった。
世間と格闘しながら、変貌を遂げていく主人公。

この主人公は59歳。亡くなった夫は６０代。

私とはそういった年齢の差もあり、理解しにくい部分もあるけど
自分の老後を想像してしまったり、
突然夫を亡くして翻弄される自分と重ね合わせてみたり・・・

単行本ではなく大きい本（なんと言うの？）で私的には結構長い本だったけど
夜11時半に殿の喘息で目が覚め読み始めて一気に読み終えた。
そしたらもう外は明るく朝を迎えていた。
読書で徹夜。人生始まって以来の出来事だった。

いろんなことを考えた1冊だった。

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