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早くも明日から師走です。本当にまだついこの間お正月に入り、今年はと思うことが色々ありましたが、それが叶わず、年の暮れを迎えてしまいました。後、一ヶ月精一杯頑張ります。普段、なにげなく使っている言葉ですが、一文字違うだけで、相手に与える印象が、全く変わってきます。そのことについて書きます。取引先の会社を訪問した時、「コーヒーとお茶、どちらがよろしいでしょうか?」と聞かれましたら、みなさんは、どのように答えますか。例えば、コーヒーを頼む場合、「コーヒーでいいです」「コーヒーがいいです」と二つの答え方があります。「で」 と 「が」 の一文字の違いとはいえ、「コーヒーでいいです」は、「満足しているわけではないが我慢しておこう」という印象を与えかねません。また、喫茶店でコーヒーを注文した時、単に「少々お待ちください」といわる場合がよくありますが、「挽きたてを用意しますので、少々お待ちください」と説明されると、待つ時間も楽しくなります。このように普段、何気なく使用している言葉を、意識して変えてみると、周囲に与える印象も変わってくるものです。相手はどのように言われたらうれしく感じるかを考えることで、言葉の使い方や選び方は自ずから変わってくると思います。まずは、家庭や職場において、身近な人たちがうれしくなる言葉を、使っていきたいものです。合掌
2021/11/30
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私たちは、そこそこ仕事に慣れてくると、周囲への自己顕示欲が出てくるのか、それなりの仕事の成果を出して、みんなに認められたいと思うようになります。 しかし、ベテランから見れば、まだまだ研修期間中の身であり、社内でもそのように見られていることが、自分自身でもわかり、そのことが余計気になり、そのうちに不満を抱くようになります。 さて、そのような時にどうするかですが、それは、古来から言い伝えれていることですが、「守破離(しゅはり)」の「守」の段階を、大切にすることに尽きると、私は思っています。 「守破離」とは、武道や茶道などで、修行におけるその人の成長段階を表し、昔から用いられてきた言葉です。「守」とは基本、「破」とは応用、「離」は独自性といわれております。 まだまだ基本が足りず、何かがあれば基本の「守」に立ち返り、それでいろんなケースでも対応できるようになれば、「破」・応用が利くようになるということです。 先輩から見れば、まだまだ経験が足りないということです。周囲や先輩が、どんなことでも対応できるようになれば、それなりに認められるようになり、それなりの役割が与えられます。 そうなるまでは、「守破離」の「守」という言葉を胸に、目の前の業務に懸命に精励することです。 合掌
2021/11/29
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日常の業務で、約束の時間に遅れて相手に迷惑をかけたり、締切りの日が迫ってから慌てて取りかかったため、失敗した経験を持つ人は多いものです。 それを防ぐには、「約束の時間より早めに到着する」「できる限り早めに取りかかる」など、何事も時間に追われることがないように、先手で行動することが肝要です。 そうすることで時間だけでなく、心のゆとりも生まれます。心にゆとりがあれ、不測の事態が生じた際も対応がしやすくなります。時間に追われていては、咄嗟に対応するのは難しいでしょう。 また、チームで一つの仕事を進める場合は、一人の遅れが全体に影響を及ぼします。そうならないためには、「締め切りを厳守する」という自覚を、各人が持つことが必要だといえます。 日頃から早めの行動を意識し、時間と気持ちにゆとりをもって、仕事に臨みたいものです。 合掌
2021/11/28
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厚労省によると、昨年の日本人の平均寿命は、女性が87.74歳、男性が81.64歳となり、ともに過去最高を更新し、前年に比べ女性が0.30歳、男性が0.22歳延び、9年連続のプラスだそうです。 平均寿命を後1年に控え、これまでの人生を振り返ることが多くなりました。1992~1993年と51~52歳の後半の人生を迎えた時、2年連続で売上が、3割ずつダウンし半減となりました。 振り返れば振りかえるほど、この時の苦心惨憺のお陰で、今の自分がいると感謝しています。要するに、区切りのいい日に、しっかりと自分自身を見直すことが大切です。 この時に気がついたことは、<多くの人のお陰で今の自分がおり、自分が誰かに何かをしたことよりも、してもらったことのほうが、圧倒的に多い人生であった>ことに気付きました。 こんなことを自分から言うのも恥ずかしいことですが、<後半の人生は、これまでに受けた恩を返していこう。そして様々な人の役に立つ人間でありたい>、そんなことを固く決意しました。 これを機に、年初には経営方針発表会を全社員で開き、一年の中間地点では、下半期決起大会と称し、前半の出来高を振り返り、後半の目標を明確にして、新年を迎えたいと思ったのです。 売上半減を機に、会社も個人も、年初や年度の中間点地点など、区切りのいい日に自身を振り返る機会を持ち、掲げた目標がどこまで達成できているかを見直すようにしたのです。 短い人生、その区切りは、一日は午前・午後であり、週初め終末、月初月末、年初、年中、年末であると思います。再三言いますが、いずれにしても、区切りのいい日に、目標を見直したいものです。 合掌
2021/11/27
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昨日は、「人は見た目が9割」ということで、身振りや手振り、表情など、体の動きによって、自分の意図を伝える「ボディーランゲージ(身体言語)」の話を書きました。 その時に、このコロナ禍で、もっと大変なことが起きていることを思い出しました。それは、特に小学生の学習面が遅れたり、幼児の発達にも影響しているということです。 今の小学2年生は、入学した時から休校になり、ひらがなの習得などが不十分なまま、休校明けの早い授業についていけない子が現れたり、学習の遅れで、荒れている子もいるといいます。 入学当初は学習の姿勢や、鉛筆の正しい持ち方等を身につける時期で、それが不十分だと、後に影響します。3~4年生も学習の難易度が上がる時期に休校になり、うまく対応できない子が出ています。 そのことが数字にハッキリ表れています。小学校教員によるアンケート調査で、64.5%が、「休校後に学力差が広がった」ということです。 さらに問題は、マスク生活が続く中、幼児の発達に大きな影響が出ているそうです。乳幼児は、親や保育士の顔を見ながら表情を学びます。保育士がマスクをつけているとそれが分からないのです。 要するに、非言語コミュニケーションの不足に伴い、そのことが幼児の発達にも影響が出ているということです。 それと屋外活動の減少、ゲームやスマートフォンを夜遅くまで見ることで、夜行性になったり、視力の低下も問題です。スクリーンを長く見続けることにより、体力や視力への影響は当然です。 ウイズコロナで子供生活をどう取り戻すのか。さらに「第6波」も懸念される中、小さい子を、お持ちのご家庭を思い、懸念するばかりで、私にはその解決策が見つかりません。 合掌
2021/11/26
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「人は見た目が9割」といいます。確かに、人を外見で判断する人は、少なくないようで、私も、会合やゴルフ場で、初めての人と付き合いますが、どうしても見た目で判断しています。 仕事でも、笑顔の多い人を「明るい人」と判断したり、声が大きな人は「元気な人」という判断をし、逆に、眉間にしわを寄せていると、「不機嫌な人」や「怖い人」と思われると思います。 身振りや手振り、表情など、体の動きによって、自分の意図を伝えることを「ボディーランゲージ(身体言語)」といいます。 それと同じように、見た目などの資格情報も、メッセージとなって、相手に様々な情報を伝えているのです。 特に互いをよく知らない間柄では、外見が相手の情報のほとんどとなります。 日頃から、清潔感のある服装や明るい表情、ていねいな挨拶や元気な返事など、他者を意識しながら、自分の外見や姿勢を整えたいものです。 「心は形に従う」という言葉があるように、外見を整えていくと、それに呼応して、内面も磨かれていくと思います。 写真を楽しむのなら、Risanのブログです。 https://ameblo.jp/risan-photo/合掌
2021/11/25
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アクテックは経営者が、諸々の状況をすべて判断し経営していくのでなく、そこで働くみんなが経営に参画し、組織でシステム経営していくために、「アメーバ経営」を導入しました。 アメーバ経営を勉強し始めて、一番最初に気がついたことは、「人間として正しいことをするというフィロソフィ」や、「社会人・企業人としての倫理・道徳観」の必要性を痛感しました。 そこで2年後には、文部省の外郭団体・倫理研究所に入会し、なんとか、社員も倫理・道徳観を養うことができないものかと考えたのです。 倫理・道徳観というと大変難しいことで、まず、私自身が勉強する必要がありました。秩序を守り、好ましい人間関係を築いて、お互いが仲良く生活していくためには、倫理・道徳が必要です。 そのポイントになるのが、「思いやり」です。ある日の「職場の教養」ですが、下記をご覧ください。 会社員のAさんは、同僚のBさんから辛辣な言葉をかけられ、原因が思い当たらず困惑していました。その様子をみていた友人は、「Bさんは、何か辛いことがあって悩んでいるのかもしれないね」というのです。 翌日、半信半疑でBさんを食事に誘いました。すると、「昨日は嫌なことを言ってごめんなさい」と謝られたのです。 そして、親の介護が大変な中、兄弟が協力してくれず、Bさんの負担が大きくなり、余裕がなくなっていたことを話してくれました。 「思いやり」とは、自分に向かいがちな目を相手に向け、相手の立場になって考えることです。人を思いやることは、人間関係を円満にするだけではありません。自分本位な心を抑える自己鍛錬にもなります。 その後二人は、お互いを思いやり、心から信頼できる間柄になったのです。 追伸写真を楽しむのなら、Risanのブログです。 https://ameblo.jp/risan-photo/ 合掌
2021/11/24
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この会長日記は、多くの人の支えからできております。まず、冒頭の写真ですが、「芦田さん!毎日、<会長日記の素晴らしい写真>に感動しています。ありがとう!」とよく言われます。その度に、いい訳をしなければならないのですが、「この写真は、実は、銀塩写真(フイルムカメラ)時代の「フルメカ一眼レフ」の設計者・田中理さんという人が撮られた写真です。」と言い訳をしています。写真には「タイトル」と撮影者「Risan」を入れていますが、その「Risan」のブログのリンクです。https://ameblo.jp/risan-photo/ 一度覗いてみて下さい。写真の素晴らしさにビックリされると思います。その写真をアップしてくれているのは、当社の開発・設計課・水谷 烈君です。彼は、<月・水・金>に、田中さんのアルバムの中から、季節やブログ内容やその時期に応じてアップしてくれます。彼は写真撮影も得意ですが、京都市立芸術大学卆の優秀なデザイナーであると共に、難しい3D設計を自在に操り、これからお客様と共に、創ろうとする商品の「プレゼーション資料」も作成します。お客様の考えておられることや、営業が創ろうとしているモノを、現実の姿形のイラストにして、我々に示してくれるのです。そこで初めて、もっとここをこうすることができないかと、イメージすることができるのです。それだけでなく、私は、ブラインドタッチで文章を書くものですが、変換間違いがしょっちゅうです。家内をはじめ、多くの社員が変換間違いを指摘してくれます。勿論、読者の皆さんにも助けてもらっています。毎日、つたない文章を綴ることにより、多くの人に迷惑をかけています。しかし、私は、そのお陰で、毎日、貴重な勉強をさせてもらっています。合掌
2021/11/23
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某生命保険会社が、毎年、新社会人となる学生を対象に実施する「理想の上司」アンケートでは、「親しみやすさ」に共感が集まり、男性・女性共、上司として、第一位に選ばれたということです。後輩や部下が小さなミスをしただけでも、厳しく注意するようでは、「親しみやすい上司」とは言い難いと思いますが、先輩・上司としては、そんなミスを繰り返さないようにすることは大切なことだと思います。では、どうするか?職場には、様々な役職や役割があります。先輩や役職の役割としては、ミスは注意しなければなりませんが、どうすればそのミスを減らすことができるかを、一緒になって考えることです。そして、自身の言動を戒めて、上から目線ではなく、話しやすい環境をつくることだと思います。そうすれば、親しみやすい上司を越して、部下から頼られる上司へと進化するのではないでしょうか。まず、相手の意見を真摯に受けとめ、アドバイスは、わかりやすく、実践を交えて、明確に伝えることです。さらにこのことを常に心掛け、上司としてのスキルを磨くことです。合掌
2021/11/22
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私たち夫婦は、先の大阪万博が開催された1970年10月に結婚しました。そして、1979年には三男が誕生し、その時に、初めて子供達だけでの年賀状の写真に切り替えました。それまでの年賀状は、小学校の時から、その歳の干支の版画を、一年掛けて彫り、子供の頃は、「賀正」の文字から、住所、名前まで木工版画にしましたので、5色になり、五版の版画になりました。その内に、みんなが楽しみにしてくれますので、それこそ、一年かけて、年賀状の版画づくりでした。子供達だけの写真から、三男の七五三をきっかけに家族写真になり、その内に両親と同居することになり、7人家族の写真になり、玄関前で、庭で、家の中に入り床の間での写真を、一年毎に繰り返しました。その内に、子供も、中学、高校、大学と大きくなるにつけ、年賀状写真に参加するのを嫌うようになりましたが、毎年、11月3日の朝10時は、年賀状の撮影と決め、父権で、参加を強制しました。申し訳なかったのは、次男は鳥取大学に進学しましたが、11月3日は学園祭にも拘らず、朝10時には、鳥取から車で参加してくれ、お昼ごろに終われば、すぐ鳥取にとんぼ返りの状況でした。しかし、その年賀状写真も、1993年には、父親が天国の召され、続いて母親、その内に息子たちも社会人となり、順番に、年賀状から消えていきました。一時は、家内と二人だけでしたが、次男が結婚し、会社に入社してくれたのをきっかけに、年賀状写真に参加、その内に長男、長女が生まれ、今日の写真撮りは、6人に増えました。私の生存中は、年賀状は、家族写真でご挨拶できればと考えています。合掌
2021/11/21
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日本企業の人事制度といえば、終身雇用を前提とし、年功序列的な部分が強く見られ、つまり、そこで働く人達の努力や仕事の成果よりも、勤続年数や年齢の方が給与に大きく影響する仕組みでした。アクテックでは、1994年のアメーバ経営導入をきっかけに、新制度を通じて発揮された<能力や仕事の成果を正しく評価>し、<給与や賞与などの人事処遇に繋げる>実力型の人事制度に変更しました。今日は、その人事制度の一環で、直属上司を中心に複数人で相対評価されたものを、アクテック(株)として、公平な評価になっているかどうかを、評価基準と摺り合わせ、調整・検討する会議です。アクテックでは、家庭を守るのが主で、その空いている時間に、一緒に仕事をしているパートの方もおられますので、5月と11月の年・2回の人事評価を行っています。当然、この調整会議も年2回行われます。話は変わりますが、時代の変化と共に、これまでの新卒一括採用や年功序列、終身雇用の日本式雇用制を「メンバーシップ型雇用」と呼び、今後は、職務内容をベースする「ジョブ型雇用」が主になりそうです。スキルに応じて採用され給与が決まるジョブ型は、海外では古くから一般的です。しかし、日本では浸透しておらず、コロナ禍で大企業が導入を始めるなど、議論はごく最近始まったばかりです。ダイバーシティ(多様性社会)や、イノベーション(刷新・革新)の観点からも、日本はここに来て、一気にジョブ型雇用を基本とする社会に、変わるかもしれません。海外のジョブ型では、すべてのポストの業務内容が職務記述書に明記され、採用時には開示して公募を行う。新卒ではなく中途採用で、業務に即した経験やスキルを持つ人材が世界中から応募する。よって、育児や介護で仕事を中断した女性でも、復職・転職して活躍しやすい。国際機関では、年功序列の文化はなく、同じポストに30代も50代も対等に挑戦でき、若くても能力さえあれば抜擢される。逆に中高年の経験も尊重され、役職定年制もなく、窓際に追いやられることも少ない。移動や転勤は、組織内の流動性や、キャリア形成のためであり、推奨されるが強制でなく、個人の希望で決まる。無駄な残業もなく、テレワークや時間差勤務もしやすいので、仕事と家庭の両立も十分可能。人事評価制度や育休、休職制度も確立されており、スキルアップやリーダー育成のための研修も充実している。書き出したらきりがありませんが、どうやら、日本企業も、遅ればせながら、この「ジョブ型雇用」を、採用せざるを得ないのではないかと思います。合掌
2021/11/20
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日常生活の様々な場面で、私たちは「これは良い」「あれはダメ」などと、物事の良し悪しを、自分の都合・判断で、決めてしまうことがよくあります。例えば食事をする時に、空腹であれば「美味しい」と感じ、満腹であればそう感じないことがあります。食べるものは同じであっても、食べるときの自分の心境や状態によって、その物の評価が変わるのです。同じようなことは、ほかの場面でも生じます。晴れの日は、「今日の仕事は順調に行きそうだ」と気分を良くし、雨の日は、「こんな日はうまくいかないかも」と消極的なることもあるでしょう。しかし、仕事の成果を大きく左右するのは、天候や気候の状態などではなく、その日一日の仕事に向かう、私たちの<心のあり方>や<働く姿勢>なのです。自分の体調や、変えられない周囲の状況によって気持ちがブレていては、何事もうまくいきません。苦手なことに直面しても「打つ手は無限だ」という心で、進んで取り組める自分でありたいものです。合掌
2021/11/19
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私は、昭和16年(西暦1941年)の生まれですが、その頃は、小学校に入るなり、全員が知能テストを受けさせられ、そのIQの結果で、男・女共、クラスの級長が決まりました。以来、高校まで何かにつけ、級長的な役割がついてまわり、各年代で、みんなとのコミュニケーションをとるというか、それぞれの人との意思の疎通をはかるのに、悩み苦労し続けました。ところが、今思うと、それは実にシンプルなことで、<相手の話を、徹底的に聴く>ということに、尽きるのではないかと思うようになりました。※「聞く」と「聴く」の違いは、「聞く」は、一般的に「うわさを聞く」、聞くに堪えない話。「聴く」は、{限定的}身を入れてきく、名曲を聴く、国民の声を聴く、事情を聴く。私は、お寺さんが好きで、多くのお坊さんとお話しますが、彼らは実に聴くのが上手です。私の話すことに頷き、相槌を打ち、じっくりと聴きながら、時にはもっと詳しく聴かれます。しかし、思い・考えの違いがあっても、私の立場を理解した上で、こういう考えもあるということを教えて頂きます。そして、大方の場合は、そのお坊さんの言われることに従うと思います。それは、<この人は、自分の私の話を聴いてくれる>という安心感が、いつの間にか信頼感につながり、相手の言われることが、素直に受け入れられるようになるからだと思います。若い頃の私は、報告や相談を受けても、結論を急ぐあまり口を挟むことが多々あったと反省しています。それだけでなく、「要するに」と、勝手にまとめてしまうこともありました。この歳になって、ようやく、人の話が素直に聴けるようになりました。これまでのお詫びの意味でも、目と目を合わせじっくりと相手の話を聴くようにしています。合掌
2021/11/18
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80歳になり、そろそろ運転免許証の返上も考えましたが、今年の免許書換で高齢者講習の隣りの人が、94歳で「免許証を返上することはできない!」と言われ、私もまだかなと思いました。これまでに、「書換え年度」が替わったりして、2度程、免許を取り直しています。しかし、もう、新規に受け直すことは無理です。それは使う言葉や表示が、変わっているから試験にパスするとは思えません。例えば、昔は、漢字の「丁(てい)字路」であり、十干(じっかん)の甲・乙・丙・丁の「丁(てい)」でしたが、今はアルファベットの「T」の字を使い、「T(ティー)字路」になっています。若かりし頃は、製図の「T定規」も、「丁(てい)定規」と言い、間違いなく「T字路」も、「丁(てい)字路」でした。しかし、今は製図の「丁(てい)定規」も、「T(ティー)定規」に替わっています。執念深く、「丁(てい)字路」を辞書で引いてみると、 <丁(てい)字型に交差している道路。現在は 「T(ティー)字路」 と書くことが多い> とありました。さらに詳しく調べてみると、日本では漢字の「丁」の字は、形を表す字形として、伝統的に使われてきたことが分かりました。それなら、日本では、「丁(てい)字路」を、続けるべきだと思います。しかし、若者の間で、年寄りには理解できない「省略した言葉」が流行ったり、時代の変遷と共に、「Tシャツ」など、アルファベットの字形や、変な英語も浸透するようになりました。ようするに「言葉は生き物」といわれ、時代と共に変化するようです。ただ、よく調べると、それぞれの言葉にも、歴史や背景を持っています。調べるといろいろ勉強になります。「Tシャツ」も、米軍のトレーニングシャツであり、下着であったものが、ロック歌手などが、上着として着るようになり、若者のファッションとして流行したようです。今日は、ややこしい、つまらない話で失礼しました。合掌
2021/11/17
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普段、ちょっと気になることがあり、声をかけるべきか、そのままにしておくかで、悩みに悩み、そのままにして置いたことで、大きな事件になることがあります。みなさんもそんな記憶があるのではないでしょうか。新幹線を利用する機会が多いMさん。数年前、新幹線の自由席車両に乗った際での出来事です。ある駅で、母親と子供の親子二人連れが乘ってきました。しかし、込み合った車内には二人横並びで座れる席がなく、前後の席に座ることになったのです。前の席に座ることになった子供が、後ろの席の母親を振り返りながら会話をしていました。すると、二人の様子を不便そうに感じたのか、母親の隣に座っていた男性が「もしよかったら、お子さんと私が席を替わりましょうか?」と伝えました。母親は「ご親切にありがとうございます。それではお言葉に甘えて替わらせていただきます」と丁重にお礼を言って席を替わったのです。両者のやり取りを見たMさんは、サッと気の利いた提案ができる男性を感心すると共に、知らない人に声をかけるのを億劫がっていた自分を反省しました。この出来事がきっかけで、Mさんは困っている人を見かけた時には、率先して声をかけるようになったのです。このようなことは誰しもが経験するのではないでしょうか。気がついたことは、サッと行動する。肝に命じて実践したいと思います。合掌
2021/11/16
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一昨日に続き健康的な体づくりの話しです。私は、10歳~18歳位の8年間は、普通の人の2~3倍は走り、これが肺活量6,800の健康な体つくりのもとだったと思います。ふくらはぎは、「第二の心臓」と呼ばれています。足の筋肉を収縮させることで、心臓のように、血液を循環させるポンプの働きをするからです。しかし、一日中デスクワークをしていたり、乗り物に長時間座ったままでいると、足の血流が悪くなります。時に、体に変調をきたす場合もあります。同じように、歩く機会が少なくなると、血の巡りが悪くなって手足が冷たくなったり、疲れやすくなったりもします。80歳の私は寝る時に靴下を履いて寝るようになりました。運動する時間をなかなか設けられない場合は、座ったままでも、踵を挙げたり、つま先を上げたりして、ふくらはぎの筋肉を動かしてみましょう。事務所も身近なトレーニング場です。その他にも、昼休みに散歩する、エスカレーターやエレベーターを使わずに階段を利用するなど、日常生活にほんの少し工夫を取り入れるだけで、血の巡りは改善できるはずです。仕事をするには、日頃の健康管理が重要です。両親からもらった大切な体であると自覚し、生活習慣を見直して、簡単な運動から取り組んでみましょう。バブル経済崩壊までは、接待を理由に暴飲暴食、ぶさいくな巨体で運動不足、さらに高血圧症の私が、今は適正体重まで減量し、毎日、7,000~10,000歩を目標に歩いています。お陰様で、朝7時から夕方18時迄、毎日、元気に働いております。合掌
2021/11/15
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今日は丸一日、徹底的に遊びました。朝は7時過ぎから、所属ゴルフクラブの研修会に参加し、ゴルフを満喫し、夜は、昭和35年(1960年)、61年前の高校の卒業生の同窓会です。実は、この年の卒業生はなぜか集まりが好きで、40歳の頃からゴルフの同好会をしたり、仲良し軍団で同窓会を開きました。今日はその一つ、<26回目のサンゴの会>という同窓会です。しかし、このコロナ禍で、昨年は中止となり、今年は80歳、卒寿を迎えることになり、どうしてもというメンバーが、56名集まりました。当然、初めてという人もお見えになりました。会場は尼崎のホテルで行われ、コロナ対策は充分で、いつもは6人掛けのテーブルが十文字に仕切られたテーブルで、食べる以外はマスクを着用、食べ物はすべて席に運ばれました。毎回のことですが、会の始まりは、同窓生の酒蔵寄贈の「たる酒」で鏡開きをし、その樽酒で乾杯です。そして一転、今度はこの2年間の物故者が呼び上げられ、1分間の黙祷です。物故者の名前が知らされる度に、その人の元気な姿が、ついこの間のように、思い出されます。会場では、徹底的にマスクが要求され、他人にお酒を注ぐことも禁止です。しかし、懐かしいメンバーが集い、マスクをしたまま記念写真を撮り、コロナ禍での集会を行いました。ご指名により、物故者に哀悼の意を表しながら、多くの人の支援のお陰で、ここに参加している人は、率寿を迎えられたことを感謝し、「万歳三唱」をしました。合掌
2021/11/14
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このコロナ禍の影響で、在宅ワークなどにより家に居ることが増え、その結果、運動不足となり、体重が増えた人が、たくさんおられると思います。日常の活動による基礎代謝や、運動によって消費するカロリーが、食事で摂取するカロリーよりも少なければ、体重は増加傾向になります。だからといって、体重を減らすために無理なダイエットをすれば、こんどは、体に支障をきたします。食事で摂取するカロリー量と消耗するカロリー量はバランスが必要なのです。それと我々年寄りが、気をつけなければならないのは、「心臓を動かしたり、呼吸をしたり、体温を保つ」など、生命を維持するためである基礎代謝は、<加齢によって減少>します。その基礎代謝の中で筋肉は、多くのエネルギーを必要とします。筋肉量の減少は代謝が落ちる一因となります。故に、適切な体重を維持するには、筋肉をつける必要があるのです。そこで大切になるのが、よく言われる<健康的な食事と適度な運動量>です。私は、健康的な食事は、家内に任せ、後は適度な運動量ですが、やはり「歩くこと・散歩」しかありません。しかし、これも私は1万歩としていますが、7,000~8,000歩が正しいのか分かりません。自分の身体に聞きながら、試行錯誤しているというのが、現実です。さらに、毎朝、タニタの体重計に乗り、それぞれの数字を正しい数字になるようにしています。その正しい数字とは、BMI指数が22で計算された最も健康的といわれる適正体重=(身長m)2×22です。結果、適正体重は65㎏なのですが、今朝は少し多めの○○㎏です。私の最大の悩みは、適正体重を維持するには、「美味しくて止められない日本酒の晩酌」を止めることなのです。合掌
2021/11/13
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アクテックは2001年1月に品質、2004年1月に環境マネジメントシステムを、認証取得しました。しかし、環境が形骸化しましたので、2008年6月に品質・環境を統合して再認証を受けました。サーベイランス審査とは、維持審査・定期審査とも言われ、ISO9001:2015及びISO14001:2015が、その後も適切に運用されているかを、定期的に審査するものです。昨日・今日は、その継続審査がありました。3年目には、更新審査があり、ISOの仕組みが適正に運用され、規格に合っているかを審査した上で、継続できるかどうかが判断されます。アクテックは、アメーバ経営を導入し、全員で経営するシステムを構築すると共に、ソニーからセル生産を学んだり、企業に倫理と道徳観をという倫理法人会に入会したり、27年間、経営改革・改善を続けています。それが、ここに来てSDGs(持続可能な開発目標)や、DX(デジタルトランスフォーメーション)、さらにこのコロナ禍と、大きく世の中が変化しています。その中でも維持すべきことはたくさんあります。「維持すべきことはさらに磨きをかけ、改善・改革すべきことは果敢に挑戦する」という、誠に難しい時代に入りました。会長に退いたとはいえ、今しばらく精進しなければと思う昨今です。合掌
2021/11/12
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本日は「亥(い)の子(こ)の日」です。イノシシを表す十二支の「亥」は、年だけでなく、月と、日にも、割り振られており、旧暦10月の最初の亥の日が本日にあたります。イノシシは多くの子を産むことから、「亥の子の日」に子孫繁栄や無病息災を祈って、「亥の子餅」を食べる習慣があります。その歴史は古く、平安時代の『源氏物語』にもその様子が描かれています。また「亥」は火を免れる力があるとされ、火事などが起きないようにと、囲炉裏(いろり)やコタツに初めて火を入れる「炉(ろ)開き」「炬燵(こたつ)開き」の日とされていました。現代社会に生きる私たちにとって、このような「習俗」は、あまり身近ではなくってしまい、時には、ただの迷信に、思うこともあるかもしれません。しかし、これらの文化は、病気、災害、貧苦(ひんく)、飢餓など、様々な苦難の中を、何とか生き抜こうとして取り組んだ、先人の足跡ともいえるでしょう。先人たちの残してきた文化に込められた思いに、意識を向け、今日を無事過ごせていることへの感謝を深める日としたいものです。これは今朝の職場の教養ですが、昭和16年生まれの私は、第二次世界大戦開始の年に生まれ、4歳で終戦となり、母親の実家が大阪の大空襲に合い、私は戸籍喪失となります。15歳の時に、戸籍は裁判により復籍しますが、食べるものもなかった時代を、みんなが助け合って生き延び、このような行事の時が、唯一、家族・親戚・縁者で、幸せを感じる時でした。そんなことを思い出し、無性に皆さんに紹介したくなりました。合掌
2021/11/11
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シミュレーションとは、「模擬実験」と訳するのでしょうか、これからは自分がしなければならない仕事を、頭の中で、しっかりシミュレーションすることが大切です。当社は、100%受注生産が仕事です。営業は、お客様が考えておられることを、聞き取りながら、頭の中で現物をイメージし、それを図面化し、品質・価格・納期を示し、そこで納得してもらえれば<受注>に繋がります。お客様とのやり取りは、営業×設計間でもやり取りされ、作図・原価計算となりますが、その間も、お客様の「イメージ・思い」がベースとなります。そこでシミュレーションが違えば受注にはなりません。さらに、設計×製造間でも、図面を現物の形にしていくわけですが、ここでも、お互いのシミュレーションが行き違えば、その商談は没となります。まことに厳しいビジネスが日々行われています。“思い・考え”を“カタチ”にする。さらにその現物は、お客様の“思い・考え”より、良くできていないといけません。性別や年齢、立場によって物事の捉え方は異なることが多いです。価値観の違いは誤解やすれ違いを生み、それが人間関係にも影響を及ぼします。他人の心は、目に見えません。だからこそ、相手が何を考えているかを意識しながら接することが大切になります。「相手の言動の背景を読む」。言動の背景にまで思いを馳せることができれば、相手への理解は深まっていくでしょう。誤解は理解によって解け、理解が深まれば良き連帯感が生まれると思います。合掌
2021/11/10
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職場での他者への配慮や気遣いは、働く上で欠かせません。「気遣い」は、言葉や行動となって現れます。さりげない気遣いができる人の働きは、職場に良い雰囲気を醸し出してくれます。福島県でフルーツ販売、ジュースやケーキを提供するA社の社内報・「お客様より」のコーナーで、感謝の言葉と共に、次のような出来事が紹介されていました。「別の店で買ったレジ袋の底が破れているのに気づかず、貴社でケーキの会計をしていたところ、店員さんがそれに気づいて紙袋を差し出してくれました。知らずに帰っていたら、途中で底が抜けて大変なことになっていたと思います」A社の店員さんの良き気遣いが、お客様の心に響いたのです。その出来事を社内報に掲載することで、全社員にも「気遣い」の意識が深まったのです。チョットした配慮や気遣いは、職場内外に広がります。日々、他者に対して、<気持ちよく過ごせるように>と勤めることが大切です。日頃から、「気遣い」の心を行動に移していきたいものです。合掌
2021/11/09
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私は、自分の人生は、自分で事業を起こし、独立する以外に道はないと決め、31歳で創業し、何もできないのに“恐いもの知らず”.ただ、自分の思いだけで突き進みました。人間の思い・考えというものは恐いもので、“たまたま”だと思いますが、本当にそれが思う通りに実現するのです。ところが、これで安心と慢心したところで、真っ逆さまに突き落とされました。<成功もまた人生の試練>とは、よくいったもので、先日(11/5)も書きましたように「2年で売上が半減」してしまうのです。しかし、このことがあってこそ、今の自分があり、私の人生は、ここから始まります。それまでを振り返ると、折々に、その時に必要な人が、突然現れ、自分の実力ではなく、その人の働きが合って、物事がうまく運び、成功したのだと気がつきます。さらに、売上半減の中でも、リストラなしに、事業再興を目指しますが、自分のことではなく、まず、一緒に仕事をしている従業員がどう思っているか? さらにお客様が必要としているのは何か?それよりも、何のために、会社を経営しているのか? 誰のために経営するのか? 安いアルミケースを作るために経営しているのか? 一部の人間だけが幸せになるために、経営しているのか?出てきた結論が現在の経営理念です。アクテック株式会社は、全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類・社会の発展に寄与することを目的とする企業体です。私達が目指す物心両面の幸福とは、経済的な安定や豊かさを求めていくと共に、仕事の場での自己実現を通じて、生きがいや、働きがいといった人間としての心の豊かさを求めていくものです。合掌
2021/11/08
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昨日の続きですが、「酒蔵見学」や「利き酒体験教室」の後、明治・大正・昭和の3代にわたる俳人・高浜虚子や、画家の綿貫宏介が滞在したという、その酒蔵の離れに宿泊しました。実は、この建物は、兵庫県丹波市市島町竹田1171の西山酒造場の敷地内にあり、国の登録有形文化財なのです。一日一組限定、一棟貸し、「酒蔵宿 西山酒造 三々庵」です。来年3月グランドオープンを前にし、知り合いのお客様を対象にした特別価格で案内があったのを機会に、兄妹会で利用させて頂きました。お酒が飲めない3人の女性と酒好きの二人の男性です。しかし、料理好きの3人の女性は、発酵食品やそのプロセスに深く興味あり、大変盛り上がりました。そしてその発酵食品を、現実に体験できる場が、その「三々庵」の宿泊体験なのです。説明書を見ながら、登録有形文化財の宿泊所案内や、酒蔵見学、利き酒体験教室でしたが、そのすべてが新鮮で、大変みんなが喜び、盛り上がった一泊二日の兄妹会でした。三人三様、昔話が持ち上がりました。さらにその後、“郷里・福知山市”を訪れ、久し振りの妹達は、大きく変わった福知山市を確認し、驚くばかりでなく、昔話に花が咲きました。これぞ兄妹会、呼び掛け本人としても大満足でした。さらに帰る途中では、嫁ぎ先の先祖のお墓や、両親のお墓詣りを済ませ、大変意義のある一泊二日の旅でした。合掌
2021/11/07
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両親と兄、私、妹2人の6人が、我が芦田家の家族でした。幸い兄妹4人ともそれぞれ伴侶に恵まれ、子供も2人ずつ、我が家だけ3人の息子に恵まれ、一時は23人家族となり大変幸せでした。それが、現在は、両親と兄夫婦、すぐ下の妹の主人が亡くなり、孫を含めて、すべてで25人になりますが、実の兄妹は、私と妹2人の3人、その連れ合いを含めて5人だけとなりました。この2年間、コロナ禍で全く会うこともできませんでしたので、私が号令をかけ、今回、ふるさとの酒蔵に、全員集合しました。女性3人は、まったくお酒が飲ませんが、すべて私の都合です。今は、丁度、新酒の時期です。お店のコーナーでは、あらゆるお酒の試飲ができます。酒蔵見学と酒づくり体験もできます。暮れの忙しい時期に、まさに夢のような時間でした。 感謝・感謝です。合掌
2021/11/06
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私は、手紙や葉書・メールを始め、文章の締めの言葉として「合掌」としております。それは、自らの心をほぐして、新たな考え方を吸収することにより、全ての人に感謝するようになったからです。当初、小学校の先生や、お世話になった人、尊敬する人に、感謝の気持ちを伝えていましたが、成長するにつれ、物の見方や考え方、充実した生き方などについて学んだ時に感謝の念を伝えていました。それが、年々倍々の売上を記録し、有頂天になっている時、バブル崩壊により、2年で売上半減していまいます。売上半減となれば、社長としては、当然、リストラを決断しなくていけませんでした。ところが、生活圏が一緒の人達に、半分辞めてもらって、残りの人でやって行くという決断は、どうしてもできませんでした。どの人にも、意見の合わないこともあれば、お世話になったことが浮かんできます。よく考えれば、その人を、前から見るか、後ろから見るかの違いで、いい面とそうでない面が半々なのです。それと、その売上半減の直前、1990年から精神障がい者の就労支援を始めたのです。さらに彼らの仕事ミスで大きな損害を被るのですが、よくよく考えると、誰でも起こす「うっかりミス」でした。故に、仕事の仕方を変え、例え、ミスを犯したとしても、事前にチェックできるシステムにしました。そして、彼等から多くの学びを得るのです。私は、このこと以来、目の前の出来事すべてに、感謝できるように変わりました。以来、文章の終わりには、手を合わせ「合掌」としています。何でもないことのようですが、“感謝についての考え方”が、変わるだけで、“私の人生がすっかり変わった”ように思います。 常に“柔軟な心”を保ちたいと思います。合掌
2021/11/05
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非常事態宣言が解除されたとはいえ、コロナ禍以前の社会とは全く違います。先行きが見えないのは、昔から変わりませんが、これまでとはまったく様子が違うように思うのです。数ヶ月先のことは誰にもわかりません。しかし、過去を知ることで、今、とるべき行動が見えてきます。先人たちも、こうして、未来を切り開いてきたのではないでしょうか。仕事において「過去を知る」とは、いつ、誰が、どの様な働きをして、会社や事業の基盤が、積み重ねられたのかを、知ることから始まります。時には、創業の原点や、過去の実績を確認することで、現状を打破するヒントが、出てくるかもしれません。また、歴史をたどると、時の人に感謝の念も湧いてきます。そして、<今日も、自分の働く場と仕事があるのは、先人のお陰だ!>と思いが至り、勤労意欲も湧いてくるのではないでしょうか。どんなに心配しても、未来は変わりません。それならば、<誰にもわからないからこそ、面白いことになりそうだ!>と受け止め、未来を憂えるのではなく、過去から謙虚に学び、今なすべきことに心を注ぎたいものです。合掌
2021/11/04
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春夏秋冬、日本には四季があり、その季節季節に、旬を迎える食材があります。昔からの言い伝えで、初物は縁起が良いとされ、「初物を食べると、寿命が七十五日延びる」といわれてきました。今、私は減量中で、大好きな日本酒をほどほどにし、野菜中心の食事をしております。勿論、それぞれの旬の食材は、貴重な自然の恵みですので、ありがたく頂戴しています。この時期、今年の獲れ立ての酒米で、新酒が醸造されます。いわゆる“初しぼり”です。お酒を控えているとはいえ、これだけは外す訳にはいきません。それが昨日届いたのです。もうこれ以上、お話することはありません。しかし、旬の食材についてはもう少し捕捉します。旬の食材は、本来安価で手に入りやすく、ビタミンやミネラルなどの含有量が多いのです。何よりも、旬の食材は、農耕民族の日本人が大切にしてきた、その時期に体が欲している、必要としている栄養素を、取ることができるのです。これを、しっかり継承していきたいものです。しかし、現代は、食材が食卓に上るまでには、食材を育んだ大地や海などの自然をはじめ、生産市場、運搬、販売、調理などにかかわる多くに人々の働きがあります。それらの人々の働きに感謝しながら、旬の食材を頂き、心身と共に健やかに過ごしていきたいものです。合掌
2021/11/03
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「光陰矢の如し」という諺がありますが、「年を取るほど時間が過ぎるのが早い!」というのは、それなりの年齢の人は、皆感じられるのではないでしょうか?80歳の私は、実感しています。これは、なんとなく自分が感じる感覚的なものかと思っていたのですが、驚いたことに、「年を取るほど時間が経つのが早く感じられる」という現象は、「ジャネーの法則」により、数式化されていました。簡単にいうと、「生涯のある時期における時間の心理的長さは、年齢に反比例する」というのです。生きてきた年数によって、1年の相対的な長さがどんどん小さくなるにつれ、時間が早く感じるという訳です。繰り返しますが、「主観的に記憶される年月の長さは、年少者には長く、年長者には短く感じられる」という現象は、50歳にとっては人生の50分の1ですが、5歳の子供にとっては5分の1に相当します。つまり、生きてきた年数によって1年の相対的な長さがどんどん短くなって歳月の経過が早く感じられるわけです。また、日々の生活に新鮮味が少なくなり、マンネリ化で時間経過を早く感じるのかもしれません。いずれにしても、年を取れば、時間が早く過ぎ、一年が早く過ぎるというのは分かりました。そんなことより、では、私たちは一体、普段どれ程目の前の出来事に意識を向け、対応しているでしょうか。「時の刻みは命の刻み」と言われます。二度と訪れない今日のこの一瞬一瞬を大切にし、充実させていきましょう。合掌
2021/11/02
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当社は、アメーバ経営導入後、朝の4時半頃から出社する者がいるかと思えば、終業も納得するまで仕事をする人がいて、始業・終業のけじめがつかない程、仕事熱心な集団になりました。これは、アメーバ経営を導入し、あらゆる仕事で「誰かがやるだろう!」ではなく、自分の役割と責任を意識した人達が、率先して自分が処理するような会社になったことが大きな理由だと思います。しかし、これは労基法違反にもなりますので、総務部のリードの下、朝の出勤は7時以降、退社は、残業申請し許可がない限り、定刻に退社することが、徹底されました。改めて想い起すのですが、仕事の場では、「誰かがやるだろう」は、よくあることではないでしょうか。「誰かがやるだろう」と人任せが始まると、それがみんなに蔓延し、その会社は、結局、何もできません。気がついた人が、「気がついた時」にすぐ処理できる会社でなければなりません。「気がついた時」が、それを処理する最も良いタイミングなのです。後回しにせず、人任せにせず、気がついた時に、すぐ、行動に移しましょう。合掌
2021/11/01
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