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医療技術が進歩して病気の治る確率がどんなに高くなっても、それで救われるのは半分で、後の半分は心によって救われる、と中央福祉医療専門学校の寺沼幸子元校長は言う。患者がどんな困難な状況であろうとも、医者だけでなく看護婦も他のスタッフも一様に与えることができる良薬があります。それは、「希望」という名の妙薬です。希望という薬には禁忌がなく、すべての病気のあらゆる経過中に処方できます。薬の効用を増すと同時に、患者の自然治癒力を高めます。過剰投与の危険性もありません。それどころか、患者の持つ希望は、たいてい治療者の抱く希望よりも大きいものであり、治療者はどんなに大量の希望を投与しても、投与しすぎることはありません。本当の希望は、心の底に真の希望を持った治療者から出てきます。100%の希望などないが、1カ月もつまいと思っていた患者が1年間生存したケースもあります。希望は患者だけでなく、総ての人をイキイキとさせる妙薬です。希望というのは、大きなものである必要はありません。チューリップの球根を植え、水をやり、せめて花が咲くまで生きていたいというような、明日に何らかの希望を抱かせる小さな種を自分の心の中に発見していけばいいのです。
2014.04.30
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末期ガンで医者から余命いくばくもないことを宣告された人の中にも、治る人がいます。そんな末期ガンを克服した人たちを九州大学医学部心療内科で調査したところ、医学的な共通事項は何もありませんでした。ただ一つ共通していたのは、「私はガンなんかに負けるはずがない」「良くなったらあれをするのだ、これをするのだ」と、将来に向かって夢と希望を抱いていたということでした。心の持ち方一つで、人間の生死さえ変わってきます。Bさんは、58歳の時に脳溢血で倒れて重い言語障害を負った。物の名前はまったく出てこないし、手もほとんど効かなくなり、無表情で過ごす日々が続いた。そんなBさんが、言語治療士の指導の下、○と×を書く練習から始めた。のたくった○でさえ、最初は書けなかった。自分の名前の模写、先生が描いたリンゴの略画を真似る。長く厳しいそうした段階を経て、今では巧みな筆遣いでニュースを素材にした戯画的な絵日記を書くようになった。どんな病気に掛かっても、悲観することもありません。いろんな例が報告されているが、人間の可能性は無限大だと信じることです。もっと、人間の偉大な自然治癒力を信用して、任せきってみてはいかがですか?
2014.04.29
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病気というのはメンタルな要素が強く、患者の治りたいという気持ちや医者を信頼する気持ちだけで治ることもあれば、逆に患者に医者に対する不信感や治ろうとする意欲がないといくら手を尽くしても治らないことがあります。ヨガの聖者に出会って死病から回復した中村天風は、「病のとき、心配すればするほど回復が遅くなる。ああでもない、こうでもないと心配を重ねるほど、生きる力を自分で衰えさせることになる。まさに自殺行為と同じである。また、不運のとき、悲観すればするほど、より一層よくない事実が現実にやってくる。心配や悲観をする癖がつくと、何を考えるときでも、やたらと取り越し苦労したり、消極的に大げさに考えがちになりやすい。そうすると、惨めな気持ちになるだけでなく、その心配や悲観をしていることが現実の事実となって現れるから怖い。だから、長く生きたいとか、生き甲斐のある人生を送ろうと思ったら、心配や悲観することを一番戒めなければならない」と言いました。若い頃から多病を抱えて修行に励み、84歳の長寿を保たれた白隠禅師も、「病気が人間を殺すのではなく、妄想が人間を食い殺すのだ」と喝破しています。あれこれと妄想して、身体だけでなく心まで病むのが人間です。アメリカでの報告では、現代医学が自信を持って治せる病気は2割にも満たず、後の8割は医者もよくわからないうちに治ったり治らなかったりしているそうです。心と体の深い係わりの不思議で、「何としても生きよう」「病気なんかに負けてなるものか」という強い情念がある限り、どんな重い病からも立ち直ることができるのが人間です。「病気を忘れるとき病気が治る」という言葉を地でいったような話があります。一向に家庭を顧みない夫に代わって、家族の面倒は元より家計さえ支えていた奥さんが、進行性のガンで余命3カ月と診断された。それを契機に、今までのぐうたらな生き方を後悔して、妻の看病に精を出していた夫も、ある日、体の不調を感じて看てもらったところ、妻よりも重いガンに罹っていました。医者から事実を告げられた夫は、自分の病状よりも、遺される妻子のことを心底から悩み、思いつきで手を広めて未回収になっている手形の決済のために、絶対安静が必要な体で全国を駆け回り始めた。それは鬼気迫る勢いであったという。そうしているうちに、不思議なことに、それまでエコーにハッキリ映っていた腫瘍が少しずつ小さくなり、影も薄くなってきた。妻も夫の病状を知り、またそれを押して家族のために体にムチ打って走り回る夫を見て、夫の身を案ずるあまり、まったく自分の体の不調を訴えなくなった。そして、検査をしてみると、妻もまたなぜだか説明のつかないガンの自然退縮が発見された。2人ともガンが小さくなり、2年たっても元気だという。医学博士の篠原佳年さんは『意識の扉を開けて』の中に、「病気になって、家族の愛を改めて認識したり、働きすぎでいたのを反省したり、ものの考え方が180度変わるなど、病気になっていろんなことに気づいた人は早く治り、また病気をしなくなる。でも、病気を恨んだり、自分のことを嘆いたりしている人は、なかなか治らなかったり、治っても再発するか、さらに悪くなっているように思われる。病気の原因が、心の歪みにあったということに気づいて、心と調和を図って生きようとしたとき、病気は内から癒される」と書いている。サイコセラピストの近藤裕さんも、「大半の病気は、自分の体や心を大事にしない生き方によって起き、病というのはいろいろなメッセージを持っているわけだから、そのメッセージを理解せずに症状だけ取り除いても本当の癒しにはならない」と言ってみえます。
2014.04.28
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お釈迦様は「賢い人は、病気になっても心の病が少ないから肉体の苦痛だけで済む。愚かな人は、心と肉体の二重の苦しみを背負う」と言ったが、私たちはチョット食欲がなくなるとガンではないかと妄想して落ち込んだり、何かの病気にかかるとそれこそ千々に心が乱れてせんないことを色々と考えて、二重の苦しみに落ち込みがちです。肉体が病んでも、心まで病んではなりません。「病気は何回しようが、死に至る病気というものは一回きりであり、それ以外の病気の時は、これを一つの試練ということもできる。そう思って病気に立ち向かえば、心も開け、苦痛も緩和されるし、薬の効果も一層生かされ、回復への道を早めることにもなるはずである。それが病を大事に養うことに通じる」というのが、若い頃から病弱だった松下幸之助さんの病気哲学でした。老いて病気になると、死ぬのではないかと焦るのが人間です。自暴自棄になったり、病苦に呻吟する人も多いが、それでは精神的な作用も加わって苦しみは余計に大きなものになります。いくら焦ってみたところで、いま病気である事実は変わりません。焦れば焦るほど、病気の治りも遅くなります。病気も生きている証、任せきって治療に専心すればいいのです。
2014.04.27
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定年を間近に奥さんが末期ガンと診断された佐藤さんは、奥さんが夜になると寂しがるので個室を取って24時間付き添い、ソファをベッドに並べ、手すりを外して手を握って添い寝した。「いいわね」と看護師に言われて照れた。医者に「お正月は自宅で楽しんでください」と勧められ、注射の打ち方をはじめ入浴や排泄時の介護の仕方を学び、自宅のトイレや浴室に手すりもつけた。 家ではゆったりと時を過ごした。昼頃に起きて一緒に風呂に入り、縁側に面した部屋で西日を浴びながら好きなシューベルトを聴いた。思い描いた定年後の生活に少し近づいた気がした。「幸せってこういうことなのかしらね。今まで気付かなかった」と漏らし、奥さんは2月のある日そっと旅立っていきました。乳ガンを手術した樹木希林さんも、「ガンになったとき、死ぬと思った。だから、その前に夫との関係だけは修復しておきたいと考えた。夫婦の仲違いなんて両方が悪い訳なんだけど、私はもう死ぬんだから、今までのことはすべて自分が悪いと思ってみたんです。それで、結果的にお互いが通じるようになり、その時初めて、これは相手の心を癒やすだけでなく、自分自身が癒やされたんだなと実感したわけです」と語ってみえました。
2014.04.26
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お釈迦様は「心が沈みそうなとき、心が沈んではいけない。明るく清らかに心を持って、暗い淀みにするな」と、何事も明るく受け取る大切さを説いてみえます。持ち越し苦労や取り越し苦労をすることなく、「いま、ここ」を楽天的に楽しむことです。そうすれば、空海も目指したように「美しく笑いつつ死ぬ」ことができるはずです。あなたは、思い通りにいかなかった過去を悔やみ(持ち越し苦労)、どうなるか分からない未来を思い患って(取り越し苦労)いませんか。それでは、苦しくて惨めで不幸なだけです。どうしようもない過去や未来にこだわらず、あなたが「いま、ここ」に精一杯生きていれば、きっと幸せが永遠に続くはずです。私たちは、「今、ここ」に集中することがなかなかできなくて、過去や未来を行ったり来たりしがちです。そして、「気づいてみれば、あっという間に60年が過ぎたわ」、「もう70年が過ぎたわ」などと嘆いています。お釈迦様は、「人生は”今、只今”、”今日”しかない。過去や明日のことは考えずに、いま目の前のことに全力投球をしろ」と説くが、では、「今」という時間を十分に受けとめるためには、どうしたらいいのでしょうか?この世のことは『一寸先は闇』ではないが、誰にも分かりません。未来はどうなるかわからないのだから、喜びや期待に胸を膨らませばいいはずなのに、なかなかそうはいきません。多くの人は、まだ起こらない先のことを憂い心配する傾向があります。心配とは、「未来に対するマイナスの先取り」です。「大丈夫だろうか」、「死にはしないだろうか」と心配すればするほど、物事は心配した通りの方向に導かれていきます。(先日もガン検診者10万人の追跡調査では、ガンと宣告された人の1年以内の自殺率は、そうでなかった人の23,5倍もあると報告されていました)イエスも、「明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である」と言っています。「一夜賢者経」は、「過去を追うな。未来を願うな。過去はすでに捨てられた。未来はまだやってこない。現在の事柄を、それがあるところにおいて観察し、揺らぐことなく動ずることなく、よく見極めて実践せよ。ただ今日なすべきことを熱心になせ」と諭します。どうしようもない妄想に取り憑かれて取り越し苦労などせず、目の前のことを目標比して精一杯生きればいいのです。食事の時は食事を、リハビリの時はリハビリを楽しむ、そうしたらもっと気楽になれるのではないでしょうか?
2014.04.25
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秋田、長野、沖縄など8県に住む40~69歳の男女8万8175人に、「自身の生活を楽しんでいるか」というアンケートを実施し、意識の高さを「高・中・低」の3グループに分けて、約12年間にわたり循環器病との関係について調べた。その結果、女性では顕著な関連がみられなかったが、男性では「楽しんでいる意識が低い」グループは、「楽しんでいる意識が高い」グループに比べて脳卒中の発症リスクが1.28倍、狭心症や心筋梗塞の発症は1.22倍と高くなった。死亡者は、脳卒中で1.75倍、狭心症や心筋梗塞が1.91倍だった。楽しんでいる意識が高いグループでは、週1回以上の運動習慣がある人が多く、喫煙者も少なく、健康的な生活をしている傾向が強かった。 アメリカで50~79歳の米国女性約十万人を対象にした約8年の追跡調査の結果では、楽天的な点数が上位25%のグループでは、下位25%の悲観家と比べて、心筋梗塞などの心臓病の発生率が9%低く、癌なども含めた総死亡率では14%低かった。逆に、「他者に対して冷笑的で敵対的」な態度の点数が上位25%のグループは、下位25%と比べて心臓病の頻度には関係ないが、癌死亡率は23%高く、総死亡率は16%高かった
2014.04.23
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病気に罹らないように普段から注意することは大切だが、あまり神経質になり過ぎると緊張が高まり、かえって病気に罹りやすくなるそうです。心理学者J・ブラディが2匹のサルを使った実験をしました。赤ランプを、ピカッと光らせて予告したうえで電気ショックを与えます。Aのサルにはボタンを持たせ、ピカッと光った直後にこのボタンを押すと、電気ショックを避けることができます。Bにはボタンを持たせない。避けようがなく、電気ショックを受け続けることになります。さて、どちらが先にダウンしたと思いますか?Aのサルは、胃に潰瘍ができて喀血して死んでしまいました。いつ赤ランプがつくか、光ったらボタンを押さなければと緊張し続けた結果、神経性の胃潰瘍を起こしたのです。Bの方は、初めのうちこそ電気ショックに悩まされたが、諦めるうちに慣れて抵抗力をつけて平気になったのだと思われます。電気ショックを病気と考えれば、病気を気にしないことこそ健康法の秘訣といえそうですね。◆生老病死の四苦のうち前半二つの克服法を終わり、今日から病苦を克服して「健やかに生きる」智恵を書いていきます。死病は1回だけ。その日が来るまで、健やかに生きたいものです。
2014.04.23
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「病気になっても病人になるな」を合い言葉に、『生き甲斐療法』学習会を続けているグループがあります。癌や難病患者などに生き甲斐を持たせることによって,不安や死の恐怖を克服し,自然治癒力を高めようという療法です。病気そのものの治療だけでなく、心に目を向けて生きる意欲、ひいては免疫力を高めて病状を改善しようというわけです。医療現場で笑いの効用を説いてきた倉敷の伊丹仁朗医師が始めた試みの一つに、参加者が2分間のユーモア・スピーチを披露する療法があります。病気のことばかり考えがちな患者に、外の世界に目を向けてもらう意味もあります。笑いは、ガン細胞の殺し屋、ナチュラル・キラー細胞の働きを活性化させ、免疫力を高めます。逆に、悲しみや不安はNK細胞の活性を低下させます。伊丹さんが、鏡だけを置いた個室で、6人の被験者に作り笑いを2時間続けてもらったところ、このうち4人が実験の前よりもNK細胞が活性化していた。自然な笑顔だけでなく、作り笑いでもNK細胞が元気になるという例です。「男は3年に1度笑う」などと昔は言われたが、これからは自分の健康のためでだけではなく、周りを活性化させるためにも笑顔を大切にしたいものです。この章は、これで終わりたいと思います。あなたは、60歳からの20年余何をして若々しく過ごしますか。外部から与えてくれる人はいず、楽しく暮らすか虚しく暮らすかは総て自分の意志次第です。
2014.04.22
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人生の三大栄養素は、「愛と笑いと感動」であると言った人がいるが、よく笑う人は健康で長生きできることがわかっています。「1日100回から200回笑うと、ボートを10分漕ぐのと同じ効果を心臓の働きに与え、血液の循環が良くなり、新陳代謝を促進する」と筑波大学の小田晋先生は言われ、「笑いは内側からのジョギング」であると結論づけられます。笑いはガン細胞の殺し屋、ナチュラル・キラー(NK)細胞の働きを活性化させ、免疫力を高めます。日本医科大学の高柳和江さんの実験によると、ただ笑うだけでも9人中6人のNK細胞が平均27%活性化し、ゲームなどで心から笑った後は9人中8人が平均52%も活性化した。楽しく笑えば自然治癒力も高まり、病気の予防や回復にも役立ちます。腹を立てず平常心で人に接すれば、相手も気分がよくなり、物事もうまく運び良い結果が得られるはずです。逆に、悲しみや不安はNK細胞の活性を低下させます。怒ったり、腹を立てたり、心配ごとでクヨクヨしたりすると、必要以上に心臓の鼓動に負担をかけ寿命を縮めることになります。病気になっても病人にならないためには、病気のことばかり考えずに外の世界に目を向けて無理にでも笑ってみることです。私もこの三大栄養素を大切にしてきた結果、毎日大酒を飲んでいるのに病院に行ったこともありません。
2014.04.21
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免疫力が強いと、風邪やインフルエンザ、生活習慣病、ガンなどを予防することにつながります。この免疫力を高めるには、運動、睡眠、ストレスをためないなど生活のしかたが重要です。1.喫煙をひかえる タバコ喫煙により、タバコ煙は直接肺に吸入されるため、肺に存在する免疫細胞や肺組織に影響があります。2.飲酒をひかえる 常習飲酒家は発がん率や呼吸器系感染率が高いことが分かっています。 アルコール性肝障害では、C型肝炎ウイルスの感染がよく見られることなどから、アルコールが免疫力を弱める事例と考えられています。3.質の良い睡眠をとる 睡眠の乱れによって免疫力が低下するので、たとえ心労があって眠れなくても、体を横にして休めているだけで免疫力は高まると言われています。 20分ぐらいの昼寝でも、免疫力を高めます。4.ムリのない適度な運動をする 免疫力を高めるには、適度な運動がとても効果的です。 体内にウイルスが侵入してきたときに戦う免疫細胞(特にNK細胞)が、運動することによってより活発に働くようになるからです。 ウォーキングやジョギングなど、軽めの有酸素運動の継続が免疫力を高めます。5.皮膚に気持ちのよいことをする 昔から手当てというように、体の痛むところに手を当てたりさすったりすると気持ちが良くなるのは誰もが経験しているはずです。 そのほか、天日に干した下着を身につけたり、シャワーを浴びたり、風呂や温泉に入ることなども気持ちのよいものです。 でも、風呂に15分間はいるのは、千メートルを走ったのと同じくらいのエネルギーを消耗することを忘れないで下さい。6.腹の底から笑う イライラするとアドレナインが出て血管を凝縮させて血流を乱れさせ、血小板を刺激して凝固させるので血栓症を起こしたりします。 そんな時は笑い飛ばすことです。 笑うことで人間の体の中の13本の神経が働き、免疫力を高めるホルモンがつくられます。 笑う真似をするだけでも効果があるそうです。 でも、一番いいのは腹の底から大笑いすることです。 よく笑う人は、いつまでも若々しい容姿と心を保つことができます。7.大袈裟に感謝する 「ありがとうございます。本当にありがとうございます。本当に、本当にありがとうございます」と普通の3倍ぐらい感謝するだけで免疫力がどんどん高まります。 いい音楽を聴くと気持ちがよくなるように、「ありがとう」という言葉には人間を気持ちよくさせるエネルギーが含まれています。 どんな些細なことにも、感謝する気持ちを持ちたいものです。8.希望はあらゆる人をイキイキさせる妙薬です アウシュビッツの記録を読んでも分かるように、人間というものは、ぎりぎりの極限状態の中でさえ、些細なことに希望を持つだけでも生きていく上でのエネルギーを得ることができ、こわばった心を解きほぐすことができます。 いつも、明日に希望を持ちたいものです。9.聞いてもらうだけで病気も治る 人は、話を聞いてもらうだけで心が癒されます。だから、心のお風呂とも言います。 人の話を聞く方は人の苦をもらうことになって大変なので、紙に書きなぐって、それをポイと屑籠に捨てるのが良いかもしれません。
2014.04.20
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NK活性が落ちる要因の1つには加齢もあり、50~60代になるとNK活性が下がってきて、発がん率が上がり、ウイルス感染にも弱くなります。 NK活性にはリズムがあって、昼は高くて夜は低い。その周期が乱れると、NK活性は下がってしまいます。海外旅行で時差ボケになると風邪をひきやすいのは、そのためです。なるべく徹夜などはしないで、規則正しい生活をすることです。40代を過ぎたら、徹夜などは気をつけたほうがいいそうです。 激しい運動によるストレスも、NK活性を下げます。運動中にいったん上がるが、終わるとストンと下がる。そのため、激しい運動を毎日続けるトップアスリートは、よく風邪をひくといいます。ロンドンオリンピック金メダリストの吉田沙保里選手や、銅メダルをとった女子バレーボールチームは、激しいトレーニングによるNK活性低下を防ぐために、R-1乳酸菌を使ったヨーグルトを飲んでいました。 ただ、まったく運動しないというのもよくありません。軽い運動をすると、まったくやらないときよりもNK活性が上がります。NK活性を上げるためには、ゆるやかな運動が一番です。 福岡大学スポーツ科学部運動生理学研究室教授の田中宏暁氏によれば、健康や体力づくりが目的なら、息を切らして走る必要はまったくないという。ただ、普通の体力の人にとって、ぶらぶら歩くだけでは運動としては弱すぎるので、お勧めは、息が切れず、ニコニコ笑顔を保てる速さで走るスロージョギングです。田中氏らは、血液中に乳酸が増えず、息が切れず笑顔を保てる速度をニコニコペースと呼んで、長年にわたってその効果を研究してきました。その結果、ニコニコペースで走ると、どんどん体力がつき、血圧も血糖値も下がって内臓脂肪が燃え、良いことずくめだということがわかってきています。 長年運動不足だった中高年なら、最初はゆっくりと時速4~5kmくらいの速さで始めます。それで全然息切れしなければ、少しずつペースを上げていけばよく、トレーニングを続けていれば自然に速くなって、時速7~8kmでもニコニコしながら何時間も走り続けられるようになるそうです。そうなれば、6~7時間で楽々フルマラソンを完走できるようにもなります。スロージョギングは、体力にそこそこ自信がある人にもお勧めできる安全で効果的な走法です。 スロージョギングのコツは、まず自分にあった速度で走るためには、歩幅を思いっきり狭くすること。歩幅が広いまま動作をゆっくりするのでは、不安定で上手く走れません。その場で足踏みするくらいのつもりでちょこちょこ走れば、楽にゆっくり走ることができる。足を動かす速さは、1分間に180~200歩くらいがお勧め。 次に踵ではなく、足の前の方(フォアフット)で着地すること。足の指の付け根あたりが最初に地面につけばよく、あまりむずかしく考える必要はない。裸足になってその場でジャンプしてみれば、自然に指の付け根あたりで着地するはずで、小刻みな歩幅でそのまま前に進めばフォアフット着地で走ることになります。 靴に慣れた都会人はかかとから着地するようになったために、脚にかかる衝撃が大きくなり、故障をするようになった。かかと着地では、例え衝撃吸収力がすぐれたシューズを履いても、フォアフット着地の3倍の衝撃が脚にかかるという。フォアフット着地であれば、アキレス腱がバネになって衝撃を吸収するので、膝などへの負担はぐんと減ります。 後は、姿勢を真っ直ぐにして、顎は上げ気味に、視線は遠方を見ながら、前に進んでいくだけ。腕は軽く脇につける程度で、それほど気にすることはない。
2014.04.19
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「最近よく風邪をひくけど仕事は休めない」などと考える真面目な人は要注意で、風邪をよくひくのは免疫力低下のシグナルです。オリンピックに触発されて「メタボ解消のために、がしがしジョギングするぞ!」と燃える人も気をつける必要があります。激しすぎる運動は、免疫力低下をまねくと言います。 免疫力が低下すると、感染症に罹りやすいだけでなく、ガンにもなりやすい。真面目に頑張っているつもりが、健康に悪いことをしていたのではたまりません。 免疫は、身体の中に入ったウイルスや細菌のような異物を排除するシステムです。免疫力が落ちるとウイルスが侵入しやすくなり、風邪にかかりやすくなります。空気中には、さまざまなウイルスや病原菌があふれているので、もし免疫システムが破壊されると、人間は2週間と生きていられないそうです。 免疫のもう一つの大切な働きに、がん細胞の排除があります。その免疫システムを担っているのが白血球で、重要なのがリンパ球です。獲得免疫に関わるT細胞とB細胞、それに自然免疫を行うナチュラル・キラー(NK)細胞があり、名前の通り生まれついての殺し屋で、ウイルスに感染した細胞やがん細胞を見つけ出しては殺してくれます。NK細胞は状況に応じてその活性は上がったり下がったりし、活性が下がると風邪をひきやすくなったり、ガンになりやすくなります。 NK活性が最も影響を受けるのはストレスで、1960年代から80年代にかけて英国の研究者が旧ユーゴスラビアで行った追跡調査では、「真面目な人は強い精神的ストレスを受けるので、長生きしない。性格と死亡率には明らかに関係があった」という。目的意識を持ち、それが達せられないときに自分が全部背負ってしまうような真面目な人は、一番死亡率が高かった。逆に、上手くいかないと他人のせいにする人や、さっさと別のことに乗り換える移り気な人は、逆に死亡率が低かったそうです。 健康のためには、何事も真面目に考えすぎずに、少々悪になるくらいのほうがいいようです。 一番影響が強いのは、子どもなど大切な人を亡くしたときのストレスです。阪神淡路大震災後に行われた調査では、大事な人を亡くした人のNK活性は、そうでない人に比べて圧倒的に低かった。大切な人を喪った悲しみは簡単に埋められないが、NK活性を上げて健康に生きていくためには、様々なストレスを何とかして解消していくことが大切です。そのためには、一時でもいいから、頭の中を真っ白にしてリセットするようなことをするといい。音楽が好きな人なら、思いっきり音楽を聴くのもいいだろう。一番効果的なのは、声を上げて笑うことです。特に、友達と楽しくおしゃべりしながらが良く、ともかく声を出して大笑いするのがお勧めです。 NK活性を上げるには、栄養をしっかりとる必要があります。必要な栄養をしっかりとるには牛乳がお薦めです。牛乳を飲んでいる人には、長生きの人が多い。栄養面では、乳製品は牛乳と同じ効果があるので、牛乳が苦手な人はヨーグルトなどもいいでしょう。それにヨーグルトなどに含まれる乳酸菌によっては、栄養面とは別にNK活性を上げる働きがあります。牛乳またはR―1乳酸菌という菌株を使ったヨーグルトを健康な高齢者に一定期間毎日摂取してもらった試験では、牛乳でもヨーグルトでも摂取後にNK活性が上がり、特にヨーグルトではNK活性が元々低かった人の上昇がはっきりと確認された。また同時に、この試験では牛乳よりもヨーグルトを摂取した人のほうが、風邪をひくリスクが低かったそうです。
2014.04.18
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歳をとるにつれて、あちこちが痛んだり弱ったりしてくるが、体の病気だけが病気ではありません。怒りもそうだが、さまざまな心の病気があります。私たちは、体の病気には注意して人間ドックに入ったりするが、心の病気には気をつかいません。時には、心の人間ドックに入ってみてはいかがでしょうか。「自分は絶対に正しい」と思うのも、よく罹る心の病気の一つです。人は良いのだが、お節介で人を見たら意見をして、敬遠されたり嫌われたりしている人がよくいます。そんな人は、たいていこの病気にかかっています。その道の長老とか地位の高い人ほど、自分のやってきたことに自信を持っていて、何事も自分が正しいように思って、自分の価値観を押し付けがちです。企業でも政治でも、長寿社会になって老害が目立つようにもなっています。「早く、早く」と、何でも早くしないと気が休まらない病気もあります。子供に、「早く食べなさい」「早く寝なさい」「早く勉強しなさい」などと、「早く、早く」とせわしく言う人はこの病気です。「そんなに急いでどこへ行く」ではないが、人混みを縫って急ぎ足で歩いたり、エスカレータを小走りに昇っていく人。旅をするときも、飛行機や新幹線「のぞみ」、高速道路などを使って、単に目的地と目的地を移動するだけで、昔のように鈍行列車で旅の行程を楽しむことがない人。そんな人もこの病気です。いつも話していないと不安になる病気もあります。若い人たちを見ていると、何時間も電話をしている人がいます。居酒屋や喫茶店でも、周りの人の迷惑顔にもおかまいなく、大きな声で話し続ける大人もいます。ただでさえ騒々しい社会です。少しは静寂を楽しみたいものです。「皆と同じならいい」というのも病気です。「皆がそうだから、人間として当たり前のことなんだ、自然なんだ。だから私もやっていいのだ」と、「赤信号、皆で渡れば怖くない」式のことがよくあります。つい「人もそうだから」と、深く考えることなく追随するのも、私たちのかかりやすい心の病気の一つです。何かに流されそうになったり、つまらないことに腹がたったりしたときなどに、自分の中のもう一人の覚めた私の心の声に耳を傾けてみることです。このささやきかける自己こそが、自分を正しい路に導く拠り所です。そんな自己を、荒馬を調教するように飼い馴らすことです。
2014.04.17
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「健康で長生き」は誰もが願う生き方の一つだが、身体の健康だけではなく心の健康も大切です。医学関係者や心理学者が口をそろえていうのは「寛大で穏やかな心」でいること、つまりあまり腹を立てないように生きることです。人間の心臓自体は、約40億回も鼓動する力を持っているそうです。心拍数は70位だから、上手く使えば110歳まで生きられる勘定になります。ところが、怒ったり、腹を立てたり、心配事などがあって悲しんだり、急いだりすると必要以上に心臓の鼓動を早めて負担をかけ、寿命を縮めることになります。徳川家康は、天海大僧正から「長寿の秘けつは腹を立てないことだ」と言われ、腹が立ったときは、心の中で「腹を立つるは人の道にあらず候」と繰り返したそうです。それでも腹の虫が収まらないときには、席を外して便所に行き、声を出して「腹を立つるは人の道にあらず候」と三度繰り返したそうです。昔から、一つ笑えば一つ若返る、一つ怒れば一つ歳をとると言います。気分よく幸せに長生きするには、毎日朝から晩までニコニコ笑って過ごすことです。微笑みはフェロモンではないが、にこやかな人の周りには人も集まってきて、物事もうまく運び良い結果も得られるはずです。
2014.04.16
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人間は楽しいことが無くても、笑顔を作るだけで、脳が欺されて、本当に楽しくなってくることも分かっています。神経回路は一方通行で、ごきげんだから笑顔になるだけでなく、笑顔にしているとご機嫌になるという双方向通行だったのです。毎日、いろんなことが起きるが、どんな時でも笑顔を作っていれば、自分の力で「ごきげん」や「幸せ」を引き寄せることができるのです。また、同じ環境で暮らす教会の尼さんによる調査では、最もごきげんな尼さんは、最も不機嫌な尼さんよりも、9歳も長生きしていた。同じ環境であれば、「ごきげん」に生きる人の方が、不平不満を抱えながら生きる人よりも長生きする傾向があるといいます。国立ガンセンターの津金昌一郎先生の09年論文によれば、「あなたは生活を楽しんでいますか」という質問に「たくさん」「まあまあ」「ぜんぜん」と答えた人を12年間追跡した結果、生活を楽しんでいる人の方が心血管病をおこす確率が少なく、死ぬ確率も低かったそうです。生活を楽しむと言うことが、病気の予防や長生きに結びついていることが段々と証明されてきています。「ごきげん」に生きようではないですか!
2014.04.15
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長生きするには、食事や運動の他に、第3の要素として「ごきげん」という要素もあります。100歳以上の方には、戦争や困難な戦後を経験しているにもかかわらず、明るく、前向きで、ごきげんに生きてこられた人が多い。あるご婦人は、朝起きたら「ありがとう」、世話してくれるお嫁さんにも「ありがとう」と、とにかく何にでも感謝し、とても朗らかで、いいお顔をしているそうです。長生きだからごきげんなのではなく、ごきげんだから長生きするように思われます。では、人はどんな時に「ごきげん」で「幸せ」なのか?カーネマンの研究によれば、年収が5万ドル位までは、収入と幸福感に相関が見られるが、それ以上になるとあまり関係が無くなる。国際的な調査では、一人当たりの国内総生産が1万2千ドルまではGDPと幸福感の相関が見られるが、それ以上になるとGDPが伸びてもあまり幸福感は増えないという。また、社会学者のクリスタキスと政治学者のファウラーが08年に発表した論文では、幸せな人達は自然と集まって、つながっているという。逆に、不機嫌な人も集まります。だから、「ごきげん」になるためには、不機嫌な人達をなるべく避けて、まず「ごきげん」な人の周りに率先して行くことです。
2014.04.14
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肥満と病気、運動との関係がいろいろと取り沙汰されています。アメリカのブレア博士の研究によると、1.肥満でもよく運動していたグループ2.たまに運動していたグループ3.運動不足のグループの三つを比較した場合、生活習慣病による死亡率では、男性では約1対2対4、女性では1対2対7の割合になるといいます。また、生前の運動習慣だけで、交通事故死と自殺者を除いた死亡率を調べたところ、よく運動していた男性群では、死亡率が非運動群に比べて3分の1だった。さらに、週3回程度の散歩のグループでも同じくらいに死亡率が低かった。つまり、生活習慣病などの予防には、そんなに毎日ハードな運動をしなくても、散歩か速歩程度の運動で十分に効果があるということです。心臓病や脳血管系の病気でも、よく運動していた群、散歩程度の群、非運動群では、1対3対8にもなり、ガンの死亡率の差もこれと同じくらいです。アメリカの歴代首相のジョギング風景などがよく見られるが、海外ではエグゼクティブほど健康管理が徹底しています。あなたも、今日から如何ですか。無為に歩くよりも、街中を交通機関を使わずに歩けばいいのです。私は、歩いて1時間ばかりの所ならバスを使わずに歩くようにしています。
2014.04.13
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素足で托鉢行脚を続けている禅僧は、高齢になってもボケないそうです。手ぶらで歩くことは理想的な全身運動であり、下半身から始まることの多い老化防止にも最適です。私は足が蒸れるのが嫌で年中素足に雪駄で有名だが(冬は霜焼けになることも)、せめて家の中くらいは素足でいたいものです。素足で皮膚を鍛えると、自律神経を刺激して内蔵の機能や免疫力が高まるそうです。足の裏には汗腺が密集しているが、裸足で皮膚を露出することで足裏の皮膚呼吸が旺盛になって新陳代謝が活性化するからです。また、足裏のツボは脳や内臓器官と繋がっていて、裸足による足裏への直接刺激によってツボが刺激され、脳や内臓器官が活性化します。寒いからといって靴下を重ねて履いたりすると、暖かいけれども身体を怠けさせることになります。素足になることによって、体自身が「体温を上げなければ」と判断して活性化します。長時間イスに座り続ける宇宙飛行士が、いくら摂取してもカルシウム不足に悩まされるように、骨を丈夫にするには骨や筋肉を動かすことが必要です。でも、歩くといっても、楽しくやらなければ養生にはなりません。苦しいのを我慢してジョギングをするのは、かえって精神的によくないと思います。
2014.04.12
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お茶の水クリニックの森下敬一医学博士が18年間にわたって世界の長寿郷を調査した結果、長寿郷ではほとんどの人が主食中心主義の生活をしていた。野菜が採れるときには野菜を食べ、果物が採れるときには果物を食べるが、そういうものがないときは穀類の主食だけで生活しているということです。1977年「マクガバン・レポート(アメリカの医療費削減のために世界規模で食事(栄養)と健康・慢性疾患の関係について調べられた研究報告書)では、「高エネルギー・高脂肪の食品、つまり肉・乳製品・卵といった動物性食品を減らし、できるだけ精製しない穀物や野菜・果物を多く摂るように」と勧告し、「世界で一ヶ所だけ理想的な食生活の国がある。それは日本で、彼らの食習慣を見習うべきである」と紹介しています。さらに、最も理想的な食事と定義したのは、元禄時代以前(玄米を主食)の日本の食事、つまり伝統的な日本人の食事であることが明記されています。それ以来、「日本型食生活」が栄養バランスのとれた食事として、世界中で注目されるようになりました。 主食の穀類を増やし、豆・野菜・海草などの植物性の食品を多くして、動物性の脂肪やタンパク質を多く取り過ぎないことが、長生きの秘訣です。
2014.04.11
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九州大学医学部心療内科の久保千春さんは、平均寿命10カ月のネズミを二群に分けて、一方には高カロリーの食事を好きなだけ食べさせ、もう一方にはその60%のカロリーの食事を与える実験をした。高カロリー群は、生後7カ月から死に始め、1年以内にすべてが死んでしまった。一方腹六分目群はみな1年以上生き、平均すると2倍の寿命を保った。とりわけ腹六分目の中でも、炭水化物を中心にして脂肪を制限したグループは、すべてが21カ月以上生きて平均寿命は3倍に伸びたそうです。カロリー総量は減らなくても、飢えを繰り返し経験すると寿命が延びることを、京大の西田栄介教授チームが線虫の実験で見つけ、この仕組みに係わる遺伝子も突き止めました。エサを減らしてカロリー制限をすると約1.2倍寿命が延びた。2日間断食させて継続的に飢えさせると寿命は1.5倍も延び、しかも活発に動いていることを見つけました。この遺伝子は人も持っており、老化に係わる疾病の発症を遅らせることができるかもしれないと教授は言う。食事制限にはガンや糖尿病など老化に係わる病気を抑えるという報告もあるが、普段から断食をしている友人は膵臓ガンの症状が消え医者も驚いています。
2014.04.10
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外国の格言に「タバコ吸いの肺、酒飲みの肝臓、怠け者の心臓は病気になりやすい」とあるが、心臓の筋肉は腕や脚と同じ横紋筋で、動かさないとすぐに細くなる。そのために心臓の機能が低下し、冠状動脈の弾力性も落ちて、必要な量の血液が心臓に送られなくなる。これが虚血性心疾患の代表といえる狭心症です、と予防医学協会の小澤勝美氏は言う。一日中、机に向かったままで、心臓に運動をさせない人は狭心症の予備軍といえます。これを防止するには、ハードな運動する必要はなく、1日1回時速6キロ(早足程度)の速さで30分歩くだけでいい。この速さだと、ちょっと息が弾み、軽く汗ばんできます。この程度で、心臓の鍛錬には十分だそうです。体重の55~60%は水分なので、水を1日に1800~2000ミリリットル飲むのも健康と若さを保つ秘訣だそうです。日本茶やウーロン茶でもいいが、ジュース類などはカロリー過多になりやすいし、アルコールをかえって水分を奪います。水分が不足すると、さまざまな病気の元にもなるそうです。90歳で現役の日野原重明聖路加国際病院院長は、シワもシミもなくピカピカしている秘訣として小食を上げ、特に植物油を摂るようにしてみえます。
2014.04.09
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アンチエイジングに効果有りと考えられるものに、次の二点があります。一つにはバランスのとれたカロリー70%の食生活と、血糖値を上げない生活習慣です。血糖値を上げないためには、糖質・炭水化物(白飯・白いパン・白い砂糖など;玄米は良い)を控え、野菜・蛋白質・食物繊維をしっかりと採る。もし、「食べ過ぎたな」と思ったら、食後の運動が血糖値を下げます。トランポリンを5分間跳ぶだけでも血糖値が20~50程度も下がるそうだが、運動後に沢山食べるのでは効果がありません。もう一つは、酸化ストレス仮説です。老化とは細胞が酸化することだそうです。酸化が進むのは、活性酸素が体内で多く発生するときです。そこで、活性酸素が出にくい生活や、酸化ストレスをなるべく避ける生活、さらには抗酸化力を高める生活をすることです。紫外線、タバコ、化学物質などの酸化ストレスを引き起こす要因を避け、水をよく飲んで酸化物質を体外に積極的に排出する、果物や野菜などに含まれるビタミン、ミネラルなどの抗酸化物質を多く摂取することです。運動は活性酸素を発生させるが、結果的には酸化ストレスと戦う機能を高めます。イメージとしては、燃費の良いエンジンと思えばいい。
2014.04.08
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ピンクの花やカーテンを眺めながら、「ピンクの空気を吸い込んでいる」と意識して、起床時、日中、就寝時の3回、深呼吸を繰り返すと、数カ月から数年で若返り効果が期待できる、と色彩学に造詣が深い東洋大学の野村順一教授は言われます。欧米の実験でも、50歳の女性が35歳くらいに見えるようになった例が報告され、医者も25歳の若さになっていると診断したそうです。話半分にしても、なぜピンク色にそのような効果があるのでしょうか?色彩は視覚で認知されるが、五感のうち脳と直接つながっているのは視覚だけで、いわば脳の出張所です。この出張所が受け取った色や光は、直ちに脳に送られて内分泌系を刺激してホルモンの分泌を促します。その場合、赤系統の色の波長が性ホルモンの分泌を一番よく促進するそうです。日本人は、歳をとるにつれて淡い色の物を着がちだが、あれは老いを急いでいるようなものです。目から刺激を受けるため、お互いにピンクや赤系統のものを着るようにすることです。緑や青も、も呼吸を楽にするそうです。欧米人などは、歳をとった人ほど派手なものを着ています。私たちも見習って、歳をとればとるほど明るいものを着たいものです。
2014.04.07
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日本人の平均寿命は男80歳、女86歳で女性の方が長いが、その原因について医学博士の松原英多さんは、「女性の方がお洒落で、歳をとっても派手な色や柄のものを着ます。その明るさ大胆さが、目から入って自立神経に働きかけてホルモンの分泌を盛んにする。それが健康によく、長生きにつながる」と言う。女性は、お出かけともなれば見栄とか羞恥心から、「変な格好は見せられない」と着飾って出かけます。人間にしかない、この高等な感情を失ったらお終いです。見栄と羞恥心を長く持ち続け、身なりに気を配ることが若さの源になります。また、お洒落をすれば自然と背筋を伸ばし、胸を張って歩くようにもなります。それが、歳を取れば丸くなりがちな脊髄神経を真っ直ぐにし、脳から身体への情報伝達スピードが速くなります。それだけ身体も早く反応でき、若々しい動作を保てるというわけです。ところが男性は、どこへ出かけるにもドブネズミ色の背広や渋い色のものが多い。それでは、脳が刺激されることもなく、ホルモンを出さないから老化していく一方です。男も、歳を取れば取るほど、明るい色物や大胆な柄のものを着たいものです。私など、女性モノのピンクのシャツを着ることもよくあります。
2014.04.06
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60歳、70歳になっても女性にもてる男性になるには、「一番が心、二番が金、三番が体」だと米長邦生永世棋聖は言います。この三つをやりきることはなかなか難しいが、一つぐらいなら何とかできるのではないでしょうか?心とは、気遣い、思いやりです。女性に久しぶりに会って、「相変わらずお美しいですね」と言うのと、「ババアになったなあ」と言うのでは、前者がもてるのは疑う余地がありません。相手の良いところを見るようにすれば、相手もこちらに好意を持ってくれます。金とは、デートに誘ったときにコーヒー代を出すとか、妻の誕生日に花をプレゼントするといった、ちょっとした心遣いをしてお金を使うことです。異性との付き合いで、お金にケチではだめです。体とは、身も心もすべて女性に捧げるということです。女性のために、奴隷のように尽くすことです。そこまでは無理でも、こまめさは大切です。そうやって、女性のために心も金も体も総て捧げたとき、今度は相手の女性の方が「私の方こそ、あなたが忘れられない女になりました」と言うことになります。これが、もてる男、妻に尊敬される夫の条件であるというわけです。
2014.04.05
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英国の医師C・M・バークスらは、55歳以上の男やもめ4,448人を対象に、配偶者の死後9年間の健康を調べたところ、妻の死後6カ月間の死亡率が非常に高かったそうです。だから、何時までも恋する心を持つことです。58歳のときに愛する夫人を乳ガンで亡くした上に、一人娘も遠方に嫁いでしまったAさんは、酒だけが彼の孤独を癒やしてくれるようになり酒量も増えた。1年後、胃のあたりにしこりができたので検査を受けると、胃ガンで膵臓や周囲のリンパ節に転移していて、手術しても早晩再発するのは避けられないと宣告された。彼には、夫人が入退院を繰り返す状態だったので、数年前から家事一切を任せている親娘ほども年齢の離れた女性がいた。手術時の看病をしてもらうためにも信頼できる人だったので、その女性に結婚を申し込んだところ、余命幾ばくかもしれないのに受けてくれた。手術後、数々の症状に苦しみながらも、再婚した夫人の愛に支えられ、彼の前向きな生への姿勢が命の息吹を吹き込み、ガンの再発を断ち切って88歳で天寿を全うした。辛く悲しい思いは人間の免疫性を急激に低下させるが、逆に一人の人間との出会いと愛が一人の人間を再生させた例です。
2014.04.04
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漫才育ての親、秋田実は「洒落というのは言葉の化粧」と言ったが、化粧を施すのは言葉だけではありません。人間の立ち振る舞いもまた化粧して、粋な生き方をしたいものです。幾つになっても、「お洒落」と「張り」と「ときめき」で生き方を化粧すると、若々しく生きていくことができます。1.お洒落 その人らしさの演出であり、ユニークな何気ない装いで、流行にとらわれない気の利いた演出、そんな装いの化粧をお洒落といいます。2.張り 好奇心を持って、何事にでも挑戦することです。趣味の習い事や学習、スポーツなど、いわゆる生涯学習などというものも、年ごとの上達を願う研鑽が張りを持たしてくれます。ボランティアもいいでしょう。3.ときめき男も女も、幾つになっても恋心を失わないことです。煩わしいことを避けたければ、心でときめくだけでもいい。恋心を抱くのは、何も異性だけではなく、花や絵画、焼き物、孫にでも、ときめきを抱くときのワクワク感でもよい。
2014.04.03
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身体の若さはそのまま肌に出るが、身体の健康がそのまま肌に出ることは、女性の方なら実感としてお分かりのことと思います。デンマークでの双子2千組近くの追跡調査によれば、見かけ上の年齢が高いと死亡率も高くなることがわかりました。対象者の顔写真を撮影し、老年科の看護士10人に推測してもらい、その平均値を見かけ上の年齢としました。約7年の追跡調査では、実年齢が同じでも、見かけ上の年齢が1歳高くなるごとに死亡率が8%ずつ高くなったそうです。さらに、見かけ上の年齢が高いと、階段を上るなどの身体機能が低く、記憶力などの認知機能も低かった。これらの結果は、見かけ上の年齢を推測するのが、老年科の看護士ではなく、高齢女性(70~87歳)や若年男性(22~37歳)でも変わらなかった。今回の研究は、70歳以上の高齢者が対象なので、より若い集団にも結果が当てはまるとは限らないが、高齢者の長寿については「人は見かけによる」可能性を示しました。年齢も健康を気にしてのことなら、実年齢ではなく見かけ年齢を重視する必要がありそうです。笑顔一つで、見かけ年齢は若々しくなります。いつも笑顔を絶やさないことです。
2014.04.02
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地位や肩書きが上がれば上がるほど、仕事以外の付き合いが少なくなりがちです。その結果、退職とともに年賀状も訪れてくれる人も少なくなり、話し相手も少なくなってしまいます。特に若い人たちとの交わりが少なくなると、話題も乏しくなって老けが目立つようになります。そうならないように、仕事とは関係のない色々な分野や年代の人と親交を結んでおくことです。色々な分野や年代の人がいると、折々の話題が違って退屈することがありません。そのときに大切なのは、聞き役に徹することです。何かと説教したり体験談を話したくなる気持ちを制して、若い人たちの話を笑顔で「うん、うん」とうなずいたり、「ほう」「それでどうしたの」「へぇー、すごいね」「結構大変なんだ」・・・などと相槌を打って興味を示すことです。ある独り身の女性は、お金は腐るほど有り人もいいのだが、いつも他人の悪口や不平不満が口をついて出ます。そのため、誰も長居しようとしません。それとは逆に、年金だけでつましい生活をしているあるご夫婦は、いつも簡単な手料理を大皿に盛って出し、後は若い人たちの話していることをニコニコと楽しそうに聞くだけです。こちらは、若い人たちのにぎわいが絶えません。
2014.04.01
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