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昨日、茨城県稲敷市浮島にシギ・チドリを探索にでかけ、アオアシシギなどを観察してきました。近似種のコアオアシシギとの違いを復習してみました。一枚目から三枚目はアオアシシギです。長い嘴がやや上に反っていて、成鳥冬羽では上面が灰褐色で羽縁は白くて丸みがあります。四枚目から六枚目は、コアオアシシギです。嘴は細長い点がアオアシシギとの違いです。四枚目の個体は、コアオアシシギ幼鳥で頭頂から後頭が白く、上面に黒褐色となった部分が少し出ています。五枚目、六枚目と比べても別な種類ではとの印象も受けます。また、現地で録音したアオアシシギとコアオアシシギの声を比較してみると、コアオアシシギは飛んでいるときにはピョピョピョと3音で鳴いていてアオアシシギより小さい声です。また、降りているときの声はピョッと鋭い声です。これに対してアオアシシギは飛んでいるときにチョーチョーチョーとゆっくりと3音で鳴いています。(写真)2020年8月29日、2016年9月10日、2017年9月3日、2018年10月6日、2019年9月15日撮影(いずれも浮島で撮影)
2020.08.30
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暑さにも負けず、シギ・チドリの探索にでかけました。現地に到着した昼頃には外気温38度超えの酷暑となりました。広大な蓮田エリアから探索をスタートし、丁寧に探索していくとシギ・チドリが羽を休めている箇所が何箇所かありました。コチドリ、タカブシギ、アオアシシギ、クサシギの姿を発見。その後、先週、ツバメチドリと出会ったポイントに移動すると、ツバメチドリの姿はなかったものの稲刈りをしている田んぼの一角にムナグロ10羽が草の中を移動している姿を見つけました。帰路、もう一度蓮田エリアに立ち寄ったところ、アオアシシギが餌を探して蓮田の中を移動している姿や蓮田の中で採餌していたサギが大挙して飛び立ち、浮島大橋下の巣立てに移動していく姿を観察しました。(写真)2020年8月29日撮影
2020.08.29
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昨日、千葉県香取市でツバメチドリに出会いました。帰宅してから同行した拙宅の亭主とツバメチドリの出会いの思い出を語り合いました。拙宅の亭主いわく、僕が鳥を見始めた1972年当時は、ツバメチドリに出会えるなんて思っていなくて、当時(財)山階鳥類研究所の標識室長だった吉井さんから1974年に宮崎県で国内初の繁殖記録があったことを聞いたり、飛びながら餌の昆虫を食べると話しを聞かせてもらい胸を踊らせた記憶があるとのこと。また、高野伸二さんと亭主が野鳥の会の全国大会で、鳥取県での観察報告では成鳥が換羽して幼鳥のような羽色になることを聞いたことがあるんだと目を輝かせて話しを披露。この内容は、高野さんの著書、野鳥識別ハンドブックに確かに掲載されていました。昨日、観察したツバメチドリ亜成鳥は、稲刈りの済んだ田んぼの中で歩きながらイナゴを捕獲して食べていました。習性が変化したのか、飛びながら採食もするし、歩きながらも餌を捕獲していたが片一方の観察記録しかなかったのかと話しは盛り上がりました。また、昨日、観察した若鳥とブログにアップした写真の個体は、成鳥が若鳥のように換羽している可能性はないのかと、飲みながら盛り上がりました。(写真)一枚目から三枚目は2020年8月24日撮影、四枚目は2014年西の洲で撮影した成鳥(こちらは、嘴基部が赤くなっています)五枚目は2015年8月に西の洲で撮影した若鳥
2020.08.25
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16日に立ち寄った千葉県香取市の水田地帯にシギ・チドリの姿を求めて再び訪ねました。稲刈りはかなり進行していてあちにちにコンバインが入って収穫作業が進んでいました。先週、ムナグロが羽を休めていた水田では、もう二番穂が出始めていました。作業の邪魔にならないように、水田に羽を休めている鳥に負荷とならないようにそっと探索。先週、ウォッチャーが自動車をとめて注視していた畦のポイントの脇の水田をそっと見ると、なんとすぐそばにツバメチドリの若鳥の姿がありました。くわえて、もう一羽が飛び立ち水田北側に移動。腰が白くみえたのでクサシギかと思ったらこちらはツバメチドリの亜成鳥でした。上面の羽縁が淡色の若鳥、眼の下から喉を縁取るような黒線がある亜成鳥の姿をじっと観察できました。しばらく時間が経過して亜成鳥が飛翔し田んぼに降り立ったと思ったらイナゴをゲット。私の方に嘴で持ち上げて見せてくれて感激。(写真)2020年8月24日撮影
2020.08.24
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今朝は雨降りとなり、フィールドに出かけるのを断念し、一昨日、三番瀬で出会ったオバシギの復習をしていました。一枚目と二枚目の写真は一昨日出会ったオバシギの夏羽です。胸の黒色斑が密で黒い帯になっています。また、横方向から見ると肩羽に赤褐色の斑が見えています。三枚目の写真は2014年9月に同地で撮影した幼羽個体です。胸の黒色斑は密で上面の黒褐色の軸斑が目立ち、嘴基部に褐色味があります。四枚目の個体は、2017年8月に同地で撮影した個体で、三枚目と同様に幼羽個体と思われますが、嘴基部の褐色味はありません。五枚目の写真も幼羽個体と思われます。黒褐色の軸斑が目立ち、喉から胸にかけて褐色がかり、胸に褐色の帯が見えています。六枚目は、2015年9月に同地で撮影したコオバシギです。上面の各羽にサブターミナルバンドがあり、胸から腹はバフ色で写真ではわかりにくいと思われますが黄色味を帯びていました。オバシギより体が小さく、嘴は短かく、上面はオバシギがザクザクとした印象があるのに。コオバシギはぬめっとした感じで違いがあります。比較の参考としてアップします。
2020.08.23
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昼過ぎにかなり潮がひき広大にな干潟があらわれる絶好の日でしたので、平日の三番瀬に立ち寄りました。胸に黒斑の濃いオバシギ夏羽、幼羽から冬羽に換羽中のオバシギ、10日にも見かけましたが、広大な干潟を走り回って餌を探していたオオメダイチドリの姿をじっくりと観察しました。このほか、ダイゼン、メダイチドリ、オオソリハシシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、ミユビシギ、トウネン、セグロカモメ、コアジサシが羽を休めていました。(写真)2020年8月21日撮影
2020.08.21
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本格的なシギ・チドリのシーズンを迎えるにあたり、その餌のとり方の違いについてこれまで撮影した画像を見ながら復習していました。本当は、鳥仲間とわいわい話しながら復習したかったのですが、新型コロナウィルス感染防止の観点からかなわないのでせめてもの復習・予習です。(1)嘴で餌を探すシギシギの仲間は、嘴を巧みに使いながら餌を探します。アップした画像はホウロクシギ、オオソリハシシギ、オバシギです。(2)目線で餌を探すチドリチドリの仲間は、歩きながら目で餌を探します。アップした画像は、メダイチドリ、ハジロコチドリです。(3)伏せた姿勢で餌を探すシギトウネンやオバシギは伏せた姿勢で餌を探します。(4)走り回って餌を探すシギソリハシシギやキアシシギは、干潟をところ狭しと走り回り餌を探します。(5)水面でくるくる回って餌を探すシギ・チドリアカエリヒレアシシギ、ハイイロヒレアシシギは海洋上などの水面でくるくる回り、水面で餌をとります。
2020.08.19
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茨城県稲敷市周辺の蓮田エリアは、シギ・チドリが降り立つスポットがないので、隣接する千葉県香取市の水田地帯にシギ・チドリの姿を求めて探索。潮来からJR鹿島線十二橋駅周辺、水郷大橋北側の広大な水田をただひたすら双眼鏡を片手に愛車のなかから探しました。水郷大橋に近いエリアで新米の稲刈が終了したばかりのエリアで、ムナグロの群れが羽を休めているのを発見。夏羽から冬羽に換羽中の個体や若鳥、いろいろな羽色のものを観察できました。帰り道、稲敷市の甘田干拓に立ち寄り、複数のオオセッカが鳴きながら移動している姿、複数のコジュリンが囀っているのを観察しました。(写真)2020年8月16日撮影
2020.08.16
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外気温が38度をこえる酷暑となりました。そろそろ、ツツドリの渡りがスタートするので野田市のいつものフィールドを訪ね、その後コウノトリの里に立ち寄りました。しかし、ツツドリもコウノトリの姿もなく、柏の葉キャンパス駅近くの湿地帯まで足を伸ばしました。2日に訪ねた折は、草が伸び放題でサギ以外の鳥は見当たらなかったのですが、きれいに草刈りがされており、湿地にサギの群れ、コチドリ、クサシギ、ハクセキレイ、ツバメの姿がありました。アイリングと目先の白色、上面の暗褐色で小さな白斑のあるクサシギの姿、素敵でした。(写真)2020年8月15日撮影
2020.08.15
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昨日、出かけてきた船橋市三番瀬でこれまで出会ったシギ・チドリの水浴びシーンを復習していました。日焼けが気になるフィールドですが、水浴びシーンに出会うとそんなことはすっかり忘れて、いつも後悔。暑い夏、どうか皆様、ご無事で。(アップした写真)2012年9月撮影のトウネン2枚、2019年7月撮影のホウロクシギ、2019年8月撮影のメダイチドリとミユビシギ
2020.08.11
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中潮で干潮が14時すぎなのでそれに合わせて三番瀬の干潟に出かけました。帰省しないで近場で磯遊びを楽しむファミリーで大賑わい。でもシギ・チドリが羽を休めているポイントは浦安側の干潟のためあまり影響はなく、待機しているとシギ・チドリのほうから接近してくれるという恵まれた条件でした。ダイゼン、メダイチドリ、オオメダイチドリ、オオソリハシシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、キョウジョシギ、ミユビシギ、トウネン、ハマシギ、セグロカモメ、ウミネコの姿がありました。オオメダイチドリの頭頂部に丸みがあること、脚と嘴が長い特徴をしっかりと観察できました。また、ミユビシギの夏羽と冬羽の個体の両方を観察できてよかったです。(写真)2020年8月10日撮影
2020.08.10
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真夏の手賀沼沿岸は、繁殖した鳥たちも旅立ち、鳥影が最も少ない時期です。しかし、近年は、夏でも水面の杭にクロハラアジサシが羽をやすめるようになり、暑さに負けず探索する価値があります。印西市との境にある谷津田、下手賀川からスタートし、手賀沼の東端のエリアを訪ねるとクロハラアジサシの姿を見つけました。嘴と足の赤色が目立ち、体下面の黒色などの特徴から成鳥の夏羽でした。このほか、今シーズン生まれのカワセミの若様、ダイサギ、遊歩道下の葦原でチョウトンボの姿を見つけたり、心地よい汗をかいた時間でした。(写真)2020年8月09日撮影
2020.08.09
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k_tsuminetさんのホームグランドに暮らすツミを見に立ち寄りました。3羽のツミの若様は相変わらず活発で林の中を飛び回っていました。3羽のうち、一番体の小さい若様が、自力で林の中でセミを捕獲し、無心で食べていました。とうとう、自力で餌をゲットできるまで成長してくれました。来週には若様3羽が近くにある高圧線にとまり、林を見下ろすように周囲を観察する姿が見られるのではと思います。(写真)2020年8月9日撮影
2020.08.09
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浮島周辺を探索した後、隣接する印旛沼北部の水田地帯に立ち寄りました。こちらも、ほとんど稲作が行われていてシギ・チドリが降り立つポイントがないのですが、何枚か降り立つ場所があり、待機していたらイソシギ、クサシギを発見。このほか、畦に座り込んで休んでいたトビ、今年生まれのハクセキレイが餌を自力で探す光景などを観察し帰路につきました。(写真)2020年8月07日撮影
2020.08.07
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今シーズン、はじめて浮島周辺の田んぼ地帯を訪ねました。蓮が植えてある田んぼが多く、例年のような休耕田がほとんどない状況でした。そのため、シギ・チドリの姿がほとんどなく、コチドリの若様を確認しただけでした。それでも、水田の脇の杭にとまり、獲物を狙っていたオオタカ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギが田んぼで餌を探している光景に出会いました。(写真)2020年8月07日撮影
2020.08.07
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朝一番にメールで鳥見の恩師k_tsuminetさんから取り急ぎツミの林に立ち寄って欲しいと連絡をいただき、現地に向かいました。コナラの木が次々に立ち枯れており、「カシノナガキクイムシ」の甲虫が大量に木の幹に孔をあけてもぐりこみ、体に付いていた「ナラ菌」に木が感染してと樹液を運ぶ導管が目詰まりし、水不足であっという間に枯れたものと思われる旨でした。手分けをして、林全体の点検をしてみると、ほとんどが立ち枯れ伐採となる模様です。ツミの若様たちが羽づくろいをしたりする時にコナラの木の枝にいることが多いのでその枝が消失することになります。林の点検を終えて、ツミの若様の様子を記録したのがアップした画像です。いつもどおり、親鳥から餌をもらってすくすくと成長中でした。(写真)2020年8月4日撮影
2020.08.04
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昨日訪ねた柏の葉キャンパス駅近郊で生息しているヒメアマツバメ4羽が上空を活発に飛び回っていました。そのうち1羽が中に入って休憩していた巣と羽だけを集めて作った休憩場所とも思えるものがもう一箇所ありました。抱卵していた光景を確かめていませんが、地元の方のブログを拝見していると産卵し孵化し巣立ちをしたのではと思います。このほか、池ではバンの親子づれの姿があったり、ハクセキレイのいろいろな羽色の個体が見られたり、アオサギがずっと池の水面に入り餌を捕獲しようと水面を凝視していたり、ダイサギとチュウサギが餌探しに余念がなかったり、いろいろな出会いのある素敵なエリアです。なお、ハクセキレイの写真では最初のものが耳羽が黒色で頭頂から上面が真っ黒な成鳥雄、二枚目のものが背と肩羽は成鳥雌に似ていますが黒色の羽が多い成鳥冬羽、三枚目は上面に黒色部分がない若鳥です。(写真)2020年8月2日撮影、ヒメアマツバメの姿は2018年8月撮影
2020.08.03
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ツミの若様の様子を見に鳥友k_tsuminetさんのホームグランドに立ち寄りました。若鳥3羽は、綿羽はすっかりなくなり若鳥の羽となっていました。飛翔力もかなり上達し、林全体を飛び回っていました。それでも、自力で餌を捕獲するのは無理で、成鳥雌が外にでかけて捕獲してくる小鳥を巣で受領し、我先にと食べていました。若鳥が止まっていた枝の下で次列風切の羽を見つけました。成鳥ですと次列風切10枚でもセンチ程度ありますが、拾った羽は7センチ程度でした。(写真)2020年8月2日撮影
2020.08.02
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千葉県佐倉市のアオバズクに会いに出かけました。30日に巣穴を出て枝に移動したと地元の面々から連絡をもらい、3年ぶりに若様の出会いに胸踊らせて愛車を飛ばして現地へ。その姿は、営巣木のとなりの木の枝にありました。成鳥雌雄が両端にガードする格好で、巣立ち雛3羽の姿を発見。ずっとお尻を私共の方にむけていたので画像記録は無理かなと思っていたら、体の向きをかえて、こちらを向いてくれたのがアップした画像です。時折、目をつぶって風を楽しむような表情をしていたり、時間を忘れて過ごしました。なお、これまでの観察した記録を振り返ってみると、雛が成長するにつれ見張りは雌だけになったり変化していきます。(写真)2020年8月1日撮影
2020.08.01
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