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ふわぁり~とした春風を頬にうけての散歩が気持いい季節になってきました。後ひと月すると、しっとりと湿った大地から萌黄色をしたワラビが頭をもたげてきます。そうなったら、次々と山菜のパレードが始まります。その前に保存していた山菜やきのこを食べてしまわないと、山の神様の怒りに触れかねません。そこで今夜は、乾燥ヤマドリタケでシチューを拵えてみました。上の写真のお皿に載っているだけで、上物ヤマドリタケ15本ほど・・・。日本のヤマドリタケはヨーロッパの品に比べると、香りが弱く肉質が柔らかいと言われています。それでも、輸入の乾燥品に負けないぐらいの良い香りがします。この香りを、良い香りとするか、苦手な香りとするかは分かれるところではありますが・・・。戻し汁を使いましたので、クリーム色より濃くなってしまいましたが、その分コク深い味わいになり、食べ過ぎてしまうほどの旨みがありました。こんなに美味しいのだったら、今年もせっせとヤマドリタケを集めましょう。デザートはいつもの林檎ケーキ。コーヒーは、「焙煎専門店マイルス」のブラジルです。冷凍庫をのぞいてみると、湯通ししたフキノトウが出てきました。新物を採りに行く前に、お味噌汁の薬味、饂飩の薬味として使わなくては・・・。自分で採ったものを保存しておいて、後で美味しく調理して食べるという一連の行為には、様々な満足感が伴います。私の中には、先祖から受け継いだ狩猟本能が強く残っているようです。
2010.02.25
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人形を作り始めて数十年。文字通り人を作ってきましたが、今回はこのような猫を手がけております。基本形が出来上がったばかりで、工程としてはこれで半分にも至っていませんが、雰囲気を見るためにどうしても服を着せたくなり、レースのドレスでおめかししてみました。原型ですので、目は入っておりません。これから約10個のパーツに分けて石膏で型どりします。それから陶土を使った焼成の工程です。とにかく磨いて磨いて・・の繰り返し。現在24センチの身長ですが、焼成したら約2割小さくなり、手のひらに乗せて楽しめる大きさになります。もっと小さくて関節がない置物猫も同時進行で作っています。小さいものは可愛いけど、作品展になったら目立たないのですよね。だから人目を惹くように、沢山作って色んな服を着せて並べてみたいと・・・一応考えているのです。実践できるかどうか・・・実践しなきゃ!と自分を鼓舞してります。
2010.02.16
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春のうららの~○○川~~♪梅の蕾もほろりとほどけて、甘くて爽やかな香りを放ちはじめました。爽やかな天気に誘われて、今年初めての里歩きです。4月になると菜の花で一面が黄色に染まるこの辺り・・・。小川に沿った道には、まだ蕾が付いていない菜っ葉がそこここにあります。仲間の皆さんはカラシ菜を摘み取り浅漬けで楽しんでいます。アブラナ科は種類が多いので、ハッキリと同定できませんが、この場所に生えているのは、どちらかというと小松菜に近い品種のようです。芯に近い柔らかい葉を数枚ずつ摘み取り、小川に水浴びに来るセキレイを見るという野遊びは、寒さで縮こまっていた体と心を心地よく解放してくれます。そして今年はじめてのきのこ収穫はキクラゲ。切り株の下の方には、昨日のミゾレで水分を吸収してプリプリになった固体が密集していました。帰宅したら早速調理。キクラゲ、豚肉、菜っ葉のオイスターソース炒め。菜っ葉のお浸し。青菜入りお味噌汁。そして帰りがけに買ってきたいなり寿司で昼食。沢庵も付けて菜っ葉づくしの質素なものですが、春をいただける喜びで満足しました。まだ、ツクシや採り頃のノビルの姿はなくて枯れ草が目立つ野原も、一雨ごとに緑が濃くなります。そして私達の週末もアクティブに変わってきます。これで花粉が飛んでいなければいいのですが・・・。
2010.02.14
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語るべき言葉を持たないほど憔悴した武士が一杯の白湯に癒やされる、なんてシーンを、本の中に見つけたり、映像の中で見たりしていた若い頃。白湯って美味しいもの??と思っておりました。はい、白湯って美味しいのです。夜にコーヒーやお茶を飲むのは胃にもたれます。そこで、夜だけストーブの上の薬缶から白湯を飲むようにしました。ずーっと沸騰していたお湯は味がまろやかで、冷えている喉を通って胃に落ちていくのが心地よくて何杯でも飲めます。そして何だか体によくないものを排除してくれそうな気がするのです。白湯の話題だけでは味気ないのでオマケ・・・。最近描いた絵です。透明水彩の絵を描いていますが、最近は墨絵を描くことが多くなりました。墨の濃淡の魅力は、色彩の全ての美しさを含んでいるような気がして・・・。そう言えば、全ての色を混ぜ合わせると黒になる・・・んじゃなかったかな・・。でもまあ、それは墨絵が好きというのとは関係ないか・・・。ひゃ~~「50代からでも女性は輝く・・」なんていう映画が流行っているのに、私は白湯を飲み、墨絵を描く・・・。もうひと花咲かせなくては。まあ~それは秋の富士山でいいや。
2010.02.08
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春とは名ばかりの、寒さ厳しい日々。そんな時には、『心に音楽を胃の腑にコーヒーを』・・。先月の、コーヒー飲めなかった件・・・を忘れるためではありませんが、いきつけの”珈琲焙煎専門店マイルス”に出かけては、マスターが淹れてくれるコーヒーを楽しみつつ、真空管ステレオから流れるジャズに酔っております。上の写真は、マイルス店内の焙煎機。丁度ローストしている時で、店内にはいい香りが・・・。焙煎が終ったら右側の受け皿様のところにザァーと出てくるので、その様を見たかったのだけど時間がかかるとの事で、次のお楽しみに・・・。さて『縁は異なもの』マイルスにて、ジャズ評論を面白可笑しく・・・いえ、世の事象を面白可笑しく話すギタリスト、T・Kさんと知り合う事ができました。ジャズ理論も評論も出来ない私は、ただただ話が面白くてうなずくだけです。アートブレーキーやマイルスの公演を見に行ったのに、その頃の私は何を聴いて何を見ていたのかしら・・・。広く浅く、という言葉があるけど、私の場合は、狭く浅くいいかげん・・です。そんなT・Kさんのライブが、先日立川のライブハウス”ハーフトーン”であり、聴きに行ってきました。アメリカでジャズマンとして仕事していた彼のギターの音色は、優しく心に沁みてきました。ただ、その後、夜中に食べたラーメンは胃に沁みこまなくて朝までもたれましたが・・・。夜遊びしながらも細々と作品作りにも取り組み、現在『猫』を制作中。3月になったら、珈琲焙煎専門店にて人形の作品展を予定しています。猫は間に合わないので、今まで作り溜めた作品を展示することに・・・。かくして、今年もやはり夜中まで起きている生活が続くのであります・・・。
2010.02.06
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