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料理と言えるほどのメニューではありませんが、初物ハナビラタケを使ってみました。夏野菜とハナビラタケを先にバターソテーしておいて、ご飯と炒め合わせた『ピラフもどき』。他に入っている具材は、インゲン豆、甘唐辛子、ベーコンです。そして、下茹でしたハナビラタケと、友人から貰った大ぶりキュウリを使った『酢の物』。ピラフは美味しかったのですが、酢の物は、食感がクラゲのようではありますが、酢が利きすぎていてハナビラタケの風味が損なわれてしまいました。香りが豊かなハナビラタケですが、私の場合、虫出しのために塩水に漬ける時間が長すぎてせっかくの風味が台無しになります。分かってはいるのですが、こればかりは仕方ありません。それでもほのかな森の香りは濃緑の樹林を思い起こさせて、食べてて幸せ~~でした。梅干しは買うものだと思っていた私が、自分で作り始めて3年目・・。今年も、先週漬けこみました。里山さんをはじめとして仲間の皆さんの的確なアドバイスで、妹達に評判がいいのです。なんといっても塩分が少ないのが自慢。今年は10パーセントにしました。和歌山産南高梅を3キロで、数えてみましたら113個・・・。少ないようですが、散策の時のお弁当と体調が悪い時のお粥の友として食べるには十分です。今年の御山には昨年の梅を持って行きますので、これは来年からの消費分。一昨年も昨年も、味はともかく皮が固かったので、そこが課題・・・。梅雨明け後干しあがった梅干しの仕上がりが楽しみです。
2010.06.29
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ヤッホゥーやっと今日御山に出張ることができました。昨夜はライブ後の打ち上げで、帰宅したのが23時。疲れが残っている体に、『今を逃したら後悔するよ・・』と言い聞かせて早朝に出発しました。山は霧雨にぬれて空気までしっとり・・・昨日のイベントで疲れた肺に、優しい酸素をタップリ与えてくれました。私達が散策する場所で、ベニバナヤマシャクヤクの開花が見られるのは、経験から考えると6月下旬のほんの5日間ほどです。毎年儚げな美しさを見せてくれる5本ほどの群生に向かって一目散に歩きました。が・・・悲しい~~ほんの一本も残っていませんでした。心無い人が、根こそぎ持っていったようです。山のきのこを頂いている私ですので、大きな声では言えませんが、山にあってこそ美しい草花は採らないでほしいものです。落胆してハナビラタケを探していましたら、写真のベニバナヤマシャクヤクに出会いました。毎年同じ事を書いているけど、曇天で薄暗い樹林にあってこの一角だけポワッと明るく、今年も会えた喜びで、私の心にも灯りがともりました。この蕾の様態だと、開花は今日・・・たぶん明日の午前中には、ハラリ、ハラリと花びらが落ちていきます。開花を待ちたかったけどハナビラタケも気になるので、『来年も会いましょうね』と約束してその場を離れました。午前8時過ぎになると、夏ゼミの合唱とカッコウの声が賑やかになり、それは蒸し暑さを倍増させます。梅雨時期の樹林帯を心地よく歩けるのは、早朝~午前10時ぐらいまで。それまでには何としても見つけたかったハナビラタケ・・・。このように魅力的な姿を今年も見せてくれました。他の場所でも数箇所見つけましたが、小さい固体ばかり・・・気候のせいか?はたまた毎年沢山の人々が採り歩くためでしょうか?えっ、ということは私のせい・・・否定はできません。4時間にも満たない散策でしたが、濃密な空気と木々や草花の香気は、私を色んなものから開放してくれました。雨の為にD80が使えず、私のデジカメだけの写真になってしまったのは、ちと残念ではありますが・・・。初物のハナビラタケ、どう調理しましょうか・・・。
2010.06.27
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野にも出ず山散策もなかった先週末。きのこに会えない週末は寂しいものがあります。食菌でなくてもいいのです。きのこの姿をしていたら・・・・。そんな時は、きのこの姿を探して仲間達のブログをサーフィン・・・中国のきのこや奥日光のきのこ等を眺めて『会いたい病』を治めています。せめて草花に接したくて、ベランダミニ菜園でレタスを摘み、真っ赤に熟したトマトを収穫(6個ほどなので、収穫ってオーバーかな・・)。植えた記憶が無い鉢から芽をだした鹿の子百合が、こんな可憐な花を咲かせてくれました。昨年同じ鉢から芽を出して、花が咲くことなく枯れていった百合。今年花が一個付いたということは、三年ほど前に飛んできた種が育ったものだと思います。どんな花かしら?・・と楽しみにしていました。でも、植物の世界も面白いものです。山百合や鹿の子百合が好きだという私の気持を知って、ブログ仲間の「花菖蒲さん」が昨年種を贈ってくださいました。ネットで調べて昨年種蒔きしたのですが、手順が悪かったのか、環境が合わなかった為か発芽は見られなかたのです。そんな時にすくすく伸びた百合に一個の花・・・花の精からの贈り物でしょうか。香りや姿を愛でる為に、今は部屋の中です。こちらは、前にもアップしたセントポーリア。四季咲きなのかどうか分かりませんが、冬の二ヶ月間沢山の花を咲かせたのに、半年もしないうちに二回目の開花です。百合の花が、立ち姿が美しく香しい女性なら、セントポーリアは大きなリボンをつけたレースの服を着て野に遊ぶ少女でしょうか・・・。どちらも魅力的です。この季節山に咲く朴の木の白い花、人知れず一日だけ透けるような美しさを見せてくれるヤマシャクヤクの花・・・・これらの花を見に今週末は、散策できたらいいのですが・・・。でも、梅雨真っ只中、雨だろうなぁ~~
2010.06.21
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『まるでポルチーニのような太い柄のきのこがボコボコ出ているの・・・』というきのこ仲間であるモリちゃんの誘いに、喜び勇んで出向きました。正確には、迎えにきてもらったのですが・・・。住宅地の中にある雑木林。近辺の迷惑にならないようにと、3年ほど前にクヌギの上半分を切り倒し、それをチップにして廻りに撒いたそうです。そうしたら、昨年からこのきのこが出てきたそうで、鑑定して欲しいと・・・。これが幼菌です。御山の麓にある公園でサケツバタケを採ったことはあるのですが、カサの色は環境によって微妙に違いがあります。名前の謂れとなった、柄に残るツバが星型に裂けているかどうか、カサ裏の色合いはどうか等・・・いくつかの観点から、一応サケツバタケでしょうと・・・。幼菌のカサに付いているツバは、柄に残るはずのツバが何らかの影響でカサに付いたものと判断しました。(成菌は、ちゃんと柄に残っていました。)毒キノコとしてのカテゴリーにはないので、ちょっと食べてみましょう・・・ということで、大きな幼菌を一本ソテーしてみました。私はまだ死にたくないのでほんの一切れ、相方は、「少しにしたら・・」という私に「うん、旨い。これは大丈夫だ。」と言いながら残りを全部食べてしまいました。コリコリした食感と、マッシュルームをソテーしたような味と香りで美味しい。その後体調に変化はなくて・・・この時点で『サケツバタケ』だと私達の中では同定したのです。その数日後採れたサケツバタケは、一応私達が毒見をしていましたので、きのこ好きな知り合いに一本お分けしたのですが、食したかどうかは確認していません。誘ってくれたモリちゃんは、農地の一角を借りて家庭菜園を楽しんでおり、珍しいトマト、茄子、胡瓜、甘唐辛子、ルッコラ、季節の花々を育てています。『よかったら持っていって』と、こんなに沢山の野菜と花を持たせてくれました。花の名前を一応聞いてきたけど、帰り着いたら覚えているのは、スイートピーと薔薇(隠れていて見えませんが)だけ。頭の中のメモ帳は、使い物にならなくなりました。この夜は、新鮮な野菜を使って、早速「焼肉の野菜巻き」をしました。モリちゃん、ありがとうね・・・。
2010.06.15
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やっと、やっと、時間が取れ仲間二人と連れだって昨日山菜採りにいきました。写真の場所は、新潟にあるスキー場跡です。今までのワラビ採りは云わば見通しのいい平原でしたが、今回は、この笹藪の中に入って採りました。鉛筆のように太くて、茶色く柔らかいワラビを採っている人に会うと、「一体どこにこんないいワラビが出ているのかしら・・」と思っていました。それが今回解決したわけで、歩きにくい場所には背丈程もある笹が茂っています。その中に、太くて柔らかい50センチほどのワラビがにゅーっと立っていました。採れたての、ワラビ、タラの芽、油揚げを入れた山菜汁です。一回茹でこぼしてから再度作り直したらよかったのですが、「採りたてはアクが少ないから・・」とそのまま味噌を入れました。アクが気になりましたが、涼やかな木陰でしかも清流を聴きながら食べる山菜汁は、ダイナミックなお味でした。可愛いでしょ。山の神様、カモシカさんです。狭い道で出会って暫しお見合いをしました。あまりにも逃げる様子が無かったので「おかしい??」と思った矢先、くるりと背を向けたカモシカさん・・・。後ろ右足があらぬ方向に曲がってブラブラしているではありませんか・・・。少し血の滲みも見受けられました。たぶん、交通事故だと・・・私達にはどうすることも出来ず、ゆっくりゆっくり山中に戻っていく姿を見送るだけでした。その後、あの目を何度思い出すことか・・・標高がある山中でしか出会えない植物「アカモノ」。コケモモに似た可愛い花を咲かせていました。実は甘みがあり美味しいそうですが、まだ食べた事はありません。梅雨前とは思えない晴天で、斜面を歩きながら立ったりしゃがんだりしていると暑いこと・・・。クラクラとめまいがしそうでしたが、アカモノの花を見つけたら一瞬暑さを忘れてしまいました。今回の収穫は、極太ワラビ、山ウド、フキ、イタドリでした。写真担当の相方がいなかったので、収穫物の写真はありません。今日は、知り合いから電話があり真竹採りに・・・。暫くは山の幸が続き、これを食べ終えたら今年の山菜はおしまいになりそうです。久しぶりの山散策は、暑さとあいまってとても疲れましたが、締めとして楽しめたので次の目標に進めそう・・・。次は、ヤマシャクヤクの花に会いに行きたいので、つき末の週末に時間のやりくりをしなくては・・・ついでにきのこがとれたら、いいな。。。誰ですか・・・きのこが先でついではヤマシャクヤクでしょ!・・と言うのは。。。
2010.06.12
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先週末土曜日。足を延ばしたらまだ山菜が採れるけど、夕方から外出のため遠出せずに近場の人造湖の周りを散歩。もう20年ほど訪れているけど、鵜を見たのは初めて。写真のように、この湖は釣り人が多いのです。よく分かりませんが、たぶんヘラブナ釣りだと・・・。放流されるフナもこれではたまったものではありません・・厳密に言うとフナではなくて漁協の方々ですが。。湖岸に咲いているアヤメや植栽の花々を見ながらゆっくり歩いても一周40分ほど。いい散歩になりました。さて日曜日。午前10時~15時まで出かけたので、またまた遠出できず・・・。せめて人工的な自然にでも親しみたいと、欲しいと思っていたトマトの苗を買いに行きました。20センチほどに成長した弱弱しい苗から実がたわわに付いているものまでと種類が豊富。ついつい水を与えすぎてしまうためかいつも枯らしてしまうので、今回は実が付いているミニトマトの苗を購入。ここまで実がついていると、もはや苗とはいえないけど・・・。新種の野菜が沢山出回っていて、その中で食べてみたいと思っていたひとつが「食用ほおずき」。昨年デパートでみたら6個ほど入っていて500円。「う~ん・・・魚の切り身が買えるわ・・」と諦めて眺めて帰ってきたことがありました。それが苗売り場にあったのです。名前は「オレンジチェリー」。説明書の写真で見ると、黄色に熟した500円玉大の実はオレンジのようでありチェリーのようでもあります。でも、まさか全然違う種類の果物ふたつの名前がついているとは想像だにしませんでした。これがその花で、ナス科の花そのものです。成長すると1メートルになるとかで支柱も買ってきましたが、はたして過酷な環境のベランダで何個の実が生るでしょうか。レタスを育てたり、椎茸やヒラタケが成長している様を見るのはとても良い心の栄養になります。夏場にかけてはレタスには虫が付きますし、きのこのホダ木も眠りに付くので、これからはミニトマトとオレンジチェリーを朝晩の楽しみとします。でも、どちらも手を掛けすぎると良くない・・・過保護にしないように注意しなくては、できるかなぁ~~
2010.06.07
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