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一言で言うと最高でした。戦場キャラの日常的側面が見られたようで嬉しい。ここまでやってくれるとは……!flowers2017年10月号、7SEEDS番外編前編の感想です。概ね箇条書きネタバレ、安居話多めです。今回安居と涼の新生活がツボで何度読むのを中断したか分かりません。少し離れたところで見守ってるってそういう……!え…大丈夫…?ここまで安居・涼推しに優しい展開で大丈夫…?と逆に心配になる。安居はごんぎつねし過ぎだし涼はそんな安居を見たやきもきとうきうきを隠さなすぎだ。相変わらず周囲の目は厳しめだけど、好きな時に自由にしがらみなく助けられる方がいい安居にとっては今の立ち位置がある意味動きやすいのかも、という点ではいい続き方なんじゃないかな。源五郎主導の、水・植物・動物…といったチーム分けでの新生活と、二人で抜け出して離れたところに話に行くナツ・まつりちゃんと、その離れたところでの安居・涼達の新生活ネタバレ、以下感想。・しょっぱなから安居と涼の言い争いでスタート・言い争うだけなら15歳の時の喧嘩の如く微笑ましいが内容のスケールが大きすぎる・牡丹「どうして必要なの」 牡丹「借りっぱなしになるのなら貸せないわ」・調査したことがない場所を調査する為と言って数日間借りる等理由によっては貸せるということか・あやしげな薪・どう考えてもあの人(達)しか居ないであろうフラグぷんぷんの薪 ・名前を告げずに善行 ・早起き ・多分体力仕事 に、初めに言及してるのが花という・そして予想通り・涼との言い争い内容を牡丹さんに相談しにいく安定の安居(そして素直に従う安居)・だから勝手にやればよかったと言う安定の涼・そんな涼に「涼くん」という頑張ってるまつり・まつりちゃんに対して特に心配そうな牡丹さん・まつりちゃんと安居両方が心配なナツ・ナツ「いいんだと思う」 →一緒に会いに行く夏B女子高生組が可愛い・<<突然のToらぶる>>・まつり(ヒィィ・・・) 安居「?」 涼「?」 まつり(ホッ) ナツ(なにがヒィでなにがホッなんだろう…)・多分分からない方が幸せ・ナツに相談された時、嵐の様な返しは出来ないが非常に実用的な世話を焼く安居・口ベタというか愛想が使えないだけなのでは安居・あゆとナツはいじめられっ子同士だけど方向性が全然違う・そのことを相談されてふむ…となる安居・あゆ:きびしい(特にできない奴には)けど真っ直ぐなのでうまく味方につければ強力・バラキャベツが繋ぐ縁で情報共有の大事さが分かる涼「俺たちの飯はどうなんだよ」・これが食べられることをこの二人がどう発見していたのか考えると面白い・ナツ(安居くんにできないから面倒見てやらなくちゃって思われないようにしないと) 対等なナツ+安居も見てみたい・謝らない理由について一人ごちる安居・なんのために未来に来たのか一人考え続ける安居・誰にも相談せずやれることをただやっていく安居・悔やんでも詫びてもなかったことにはできないし赦されもしない・償いのように、祈るように今日も頑張る安居・芸術的な趣味が特にないが安居の場合の趣味=他の人の世話を焼くこと・それに付き合わされるたび「あ?」と返す(でも付き合う)涼・ごん、お前だったのか を素でやる安居(正直今のやり方の方が世話焼きが押しつけがましくならなくていいような…)・これを目撃しているのが ・要さんの遺物(?)を目撃した苅田 ・一瞬にしてデレとツンと勝手な期待を受けた不憫桃太 というのがなかなか面白い・おそらく毎朝早く起きて見回り+ ナツ・まつりちゃんの報告、パイプ役の牡丹さんの話で他チーム現状を把握している安居・涼・家が出来る場所を知って小瑠璃が飛びやすそうと嬉しそうに言う安居「涼」「橋を架ける」「手伝え」「あ!?」「ここと ここに どこへ出るにも動きやすくする」・海、上への交通の便を良くし、川底も深くするといった大掛かりな開拓を始めようとする安居。「安居」「こっそりな」「木材が…かなりいる」「蔓がいるな」「それと例のクモの糸…」「涼」「クモ一匹飼おう」「獲ってきてくれ」「あ!?」「当然食い物も探す」「道も通す」「やることは多いぞ」・植物班と水と家班など、安居とそりの合わない人の多い所と特に裏で地味に繋がる活動・安居がいつもの安居やってるのみてからかいだす涼「なんだよ」「優等生に戻るのかよ」・と言いつつ嬉しそうな涼「それはもう」「永久に」「なれない」・困ったような、懐かしむような、立ち位置に困っているような、それでも涼が居るからどうにかやっていけているような顔で笑う安居・必死な顔でまた木材を作りはじめる安居(そしておそらく余ったものはまた薪にする)・そんな安居に対しクールぶってる癖にとてもウキウキしてることが見て取れる涼これ涼にとってはあらゆる意味で幸せの極みなんじゃないの……?・しかし。最終頁で……<<突然の涼>>ターミネーターの如く現れる涼アオリ:身の置き所に逡巡する安居を見ていた涼が…!?これちょっとサービス過剰すぎないですか……? 素 晴 ら し い。 取り敢えず安居好きな人、涼好きな人、ナツ好きな人、テンション浮き沈みしてるまつりちゃん好きな人、安居が源五郎・あゆ・小瑠璃について言及している様子が気になる人には本当これ嬉しいのきわみだと思う。 ……私が安居好きなので全員の生活の地味な活動の下に安居の支えがあるということでフィーバーしただけなので、他にも沢山推しどころあります。サバイバル環境下では見られなかった、あるいは一瞬で終わっていたり縁の下の力持ち的な特徴だった部分が強調されてる。特に面白かったのは、チーム分けと芸術組の関わり方。ハル→好きだとか考えずにやってきたちまき→誰かのためとか考えずにやってきたお互いここに来て、誰かの命や心の救いになったことで考え方を進化させていくのが感慨深い。ここで他に芸術系といったら蝉丸…………いや、確実に合わない(確信)でも夏Bの隠し芸大会をもしこの大人数でやったらどうなるのかとても気になる。あと音繋がりで行くとナツも音や三半規管が敏感っぽい(というか見落としにくい、色々なことが気になるタイプ)ので少し素質あるのではと勝手に期待している。 最近ハルのために楽器っぽいものを作りつつある小瑠璃といい、芸術・文芸系の人たちの部分が専門学校ものみたいで微笑まし可愛い。 ただ、専門学校もののように競い合ったりということはなく、代わりに「使命」として伝えていかないといけないという違いがあるんだろうけれど。あとくりくり同盟小瑠璃・ちまきちゃんの縁も可愛かった。雹くん・あかざ・草矢に少しちまきが似ているというのもあるかな。ハルはジェラってたり「えっ」ってなってたり余裕がない方が面白いのでいいぞもっとやれ。そして、夏A(特に源五郎・小瑠璃)が「もらいます」って言って他チームの人をスカウトするくだりが今回本当に面白かった。途中まで百舌さんのいつもの緊張顔(`・ω・‘;)オォ・・・という表情をしていたのに中盤から「意外と気持ちいいね」になるちまき、さすがちまきである。鷹さんと角っち両手に花(?)状態の強欲源五郎も良かった。そういえばこの人こういう人だった。普段何気ないことでは人と絶対ぶつからないのにその分譲れない所では有無を言わせないタイプ。ぶすくれるあゆ。良い。子供たちの評価や動きも良かった。桃太の影は薄かったけど。螢ちゃんと洞窟で一緒に行動していたのにちょっと残念。ひばりちゃんとの衝突には口を出せないということかな。でも仕事をやってる人とは馬が合わなかろうと協調し、仕事をやらない人には仕事をやらないからこそのツッコミをいれるお蘭さんはお蘭さんらしくてよかった。そして嵐に泣きつくひばりちゃんをぺいっとする花も。短期的な、クエスト的なサバイバルをやっている時よりも色々な人の面が見えてきてとてもいいなあと思う。まるで夏Aでガス・水道が止められた時の生活や、RPGの野宿話のよう。チームを越えたスカウトで「もらう」と表現してるのもいいなあ。借りるじゃなくて。さて、チームをまとめると、・海:海女茜ーもらう→安定の嵐 ←ついてくー流星(スポーツ万能) ※泳ぐとは言ってない ゲルが佐渡の研究員・施設の子供たちの遺物みたい。・空:風の小瑠璃ーもらう→ちまき・地上探索:突撃隊長花ーもらう→ナビ朔也・動物:リーダー源五郎ーもらう→新巻さんと犬、角又・植物:ご立腹あゆ←えっ…-ハル ←えっ…-ナツ ←じゃあオレも!ー蝉丸 源五郎と嵐の普段は優しいけどたまに容赦ない部分が牙を剥く!! そういえば蝉丸もダーティだけど考えてることむき出しだし(あゆもだけど) 笑えば勝ち的な所がある。自分の膿も他人の弱点も笑いに変えるのは評価分かれる所だけど。 だからこその蝉ナツなのかなと思うとなんとなくこれまでの二人の話を読み返してみたくなった。最終回の蝉丸さんがハイテンションでないと、笑ってないと落ち着かないナツとも繋がっているんだろうな。・水と家:お蘭と虹子 「どっちがリーダー?」「どっち どっちなの」 この二人が安定過ぎて和む。・畑:農家の子まつりちゃん、倉庫シェルターで色々見ていた牡丹さん・医療:鷭ちゃん、藤子ちゃん 治療を受けているくるみさんも治ったら医療寄りで活動しそうな気がする。・生活全般、在庫管理、情報まとめ:秋ヲーつけてほしい→万能ちさ あんたしかいないでしょ社長とお蘭さんに言われてるのが秋ヲ・蘭の関係らしくて良い。 秋のチームも初期はこんな感じだったのかな。 秋ヲ・ちさの「よろしくおねがいいたします」「はいよろしく」も和やかでいい。・全員(家畜含め)の危機管理→苅田桃太「僕らは!」 ←塩の係螢「わたしは」 ←一番しっかりしてそうなので水時計の管理・時報ー藤子 しっかり者繋がりでこの二人仲良くなれそうひばり「わたしは働かないわよ」 「あんたがいい子する分こっちがダメだと思われるんだから」 ←「うらやましいならそう言えば」ー蘭 この二人の今後がとても気になる。 螢ちゃんにはある意味蟻から身を守った時の恩返しでもあるんだろうな。桃太・ひばりで塩の係、浜で火の係やってる間に色々話してちゃっかり・ひねくれ者同士独特の会話して少しずつ変わっていくのを期待してる。いくつかのチームで自分も行く!と手を挙げてるのが可愛い。あと花と藤子ちゃんが女子高生らしく「好きー!」とやってるのも可愛い。ほんと和む。良い。元気のないまつりちゃんに、唯一そういった話を振れるナツも良い。^皿^ ←ナツのこの表情が珍しくて可愛い…可愛い……・二人の世界:涼と安居そしてそんな土台を勝手にこっそり支える安居(と文句言いつつ付き合わされる涼)。「こっそりな」安定の安居。ずるい。ずるいぞお前。可愛すぎるぞお前。「源五郎は 真面目で優秀なヤツだ」「安心だな」「お前もそうだったんだけどな」「言うな」まつりちゃんに仕切り役を頑張る源五郎のことを伝えられ、嬉しそうに言う安居。……に、からかいなんだか皮肉なんだかフォローなんだか口惜しいんだかなことを言う涼。でもぶっちゃけ何かあったら真っ先に自分を頼る安居が少しうれしいだろお前。時々8巻当初の茂みたいな顔してるぞお前。そして7巻といい13巻といいお前ちょっと源五郎に微妙にライバル心に近い歯がゆさみたいなの燃やしてるだろお前。それなのに。頑張ってるけど認められることのない安居の状態に我慢ができなくなったのか、それとも橋建造の連絡をしに来たのか、ネコ集めならぬクモ集めをするためか、石油を活かしに来たのか、船を借りに来たのか唐突にみんなの前に姿を現す涼。……安居が勝手にみんなの手助けしてるから自分も勝手に使者をするつもりの可能性が高そうだけど……。なんにしても不穏過ぎる。花目線だからより一層そう見えるんだろうけど。……安居が居ない時は安居の「涼」という突っ込みが入らない分自制しそうな気もするが…。ナツに「安居くんたちが支えてくれていることを言おうと思います」と安居が言われたことで箍が外れたのか。ナツの意を決した発言に、安居なら「別にいい」とか「ダメだ」とか「嫌われてるから」とか返しそうだけど。実際「安居の手は借りない」と言う人も居るかもしれない。こっそり善行積んでる人のことを苅田は敵意持って伝えたりしなさそうだけど…ナツは相談する、安居は相談をされる、この二人に限ってはwinwinの関係だけど、他はどう転ぶのか分からない。ナツも、あゆや源五郎について懐かしむような、若干デレの入った言い方で語る様子を見て少し楽観的になっているというのもあるだろうし、蝉丸が十六夜さん殺しについて言及して「勘違いで殺したわけではない」ということを聴いた後になんとも言えない空しい表情をしていて、まだ把握しきれていないというものあるだろうけど。……どうなるんだろうな。決着がついてほしいような、このままでもいいかもしれない、ような。なお7種ファン友Cには「安居がきれいになっててつまんない(‘・ω・`)」と言われる。このヒール萌えめ。……でも本当、どこかに向かって収束してない、自由、という状況の描写面白い。次回も気になる…!安居と涼はある意味自由過ぎるのでどこまでいけるか気になるところ。夏Aの社畜成分と天性(というか茂と一緒に居て育った部分?)の兄貴分気質がある以上、仲間に対する悪く言えば未練、良く言えば温情は海外に行ってもあるんだろうし。海外に行って誰かと会っても相変わらず世話焼いてそう。可愛い。……15(+2)年間、一緒に居た茂への世話焼き習性が発散されなくなったら逆にフラストレーションたまりそうでもある。「茂と混同してるんじゃないぞ」と涼にむすっとした顔で涼からしたら言訳がましく言う安居。可愛い。それと。海チームと協力するとかならまだしも、あの大きな船を借りて二人旅ってどっちが言い出したのかも気になる。安居「……本当はもっと離れたところで行動した方がいいんだろうな」涼「完全には無理だろ。この近辺で暮らしてる限りな。 ……それこそ船を借りるでもしないと、そう遠くへは行けないだろうし」安居「……生活が落ち着いたら訊いてみるのもいいかもな」涼(!)「……別に今からでもいいが?問題はどうやって借りるかだが…まあ、なんとかなるだろう」安居「ちょっと待て、急過ぎる」涼「お前はモタモタしすぎなんだよ」サクサク安居「ぐ…だから待てって」みたいな感じで冒頭に繋がったと思われる。安居絡みでテンション上がり過ぎる(そして安居に頼られると絆される)涼と自分のことを想ってくれる仲間兼理解者に対して流されやすい安居。危なっかしかわいいなオイ。糸についても、蜘蛛から採ってくるんじゃなく蜘蛛を飼い始めるという発想なのが夏Aらしいというかなんというか。安居はタランチュラと源五郎のこと思い出してもいそう。問題は餌をどうするかだな。虫か魚か…。次回どんな展開になってても蜘蛛を飼う安居と涼は絶対見たい。お願いします何でもしますから。
2017.08.31
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夏Aは壊されている。夏Bは社会不適合者。夏のチームは欠けている。だからこそ、鬱くしい。だから、春(中盤)と違い人間関係が危なっかしい。だから、「一般人」である秋との衝突があった。だから、冬のチームのように自然の脅威、獣たちよりも人間と闘う・対立することが多い。そうして彼女・彼らは過去の世界でのトラウマを思い出す。外の世界に共感できないことを再度確認してしまう。夏Aの7人、夏Bの8人は、それぞれ元の世界で生きづらかった記憶を宿している。隕石が落ちる前の世界では生きづらい人たち。自分の属する小さなコミュニティの中でどうにか息をしていた人たち。だけど、だからこそ、隕石が落ちた後に元の世界を懐かしんだり、諦めつつも愛おしんだり、落ちた後の世界で生き方を探しあぐねていたりもする。そして、だからこそその目線が、そのかつての追憶が、次のページを捲らせる。不幸なら幸福になるだろう。忘れているなら想い出すだろう。失ってしまったなら取り戻すだろう。欠けているなら誰かが穴を埋めるだろう。蹲っているなら、再び立ち上がるだろうと。それは鬱くしさの次にある、全てを捧げるかのような覚悟の美しさだと思う。持っていないから強くなる。背負っていないから強くなる。どちらも、とても魅力的。そんな両チームの視点役と言えば、夏Bの語り部・ナツと、夏Aのアンチヒーロー染みた安居。……二人とも、別の意味で腫物。ナツは「ダメダメ」安居は「壊れてる」として、特徴を強調されることが多く、不憫な目に遭ったり、見方や考え方を押し付けられることも多い。無知な、欠けた、病んだ、忌々しいものとして扱われることも多々ある。だけど、むしろそこから生まれる不憫っぷりとものの見方を逆転させる力と、ドSホイホイっぷりと、リョナ成分、ダーク・アンチヒーロー染みたところが魅力でもあるんじゃないだろうか。……その中では、嫌悪の声を受けること、理解されないこと、虐げられること、見下されること、憎悪の怨嗟も執拗な「美しさ」……「鬱くしさ」のための描写の一つなのかもしれない。なんて言ったら怒られるかもしれないけど。色々な読み方があると思う。夏A・夏B双方と関わりの深い要先輩もその鬱くしさを持つ一人なんだろうとも思う。だからこそ田村先生が34巻の4コマでああいった描写をしたのかも?あと個人的には秋の5巻の外に何も期待しようとしてない所とか11巻のほかに脅威があるのにそれどころじゃない!と思ってる・ある程度安全安心になっても以前の人間不信の記憶や行動原理が消えない秋の鬱くしさも推したい。どうしようもない支配隷属関係になっていてもまだ規律という美徳は消えていない。3年間、必死で生き抜き、夏Aほど未来専属で学んできたわけでないのに仲間を守り抜いた。麻薬などの暗さと鬱っぷり、それと相反するしっかりした生き方のギャップがいい。メインヒロインもう一人である花は一見正義漢、それもサバイバルではほぼ無敵。だからこそ嵐以外の弱点をどう描くか……あるいは、どう鬱くしく描くか、田村先生は「花は難しい」と評したのでは?新巻さんは、自虐的だったり前向きな発言が少ない。だけど概ねヒーロー。汚い気持ちや言葉を曝け出すことはなきに等しい。だからこそ憧れられる。だけどその鬱っぷりと儚さと病みを具体化してしまうと、「加害者でない」新巻さんに対しては、酷い行いになってしまう。だからああいった形で花廃の嵐がエゴでもって介入して傷口を曝け出したのでは?と考えてみると、なかなか面白い。壊れた夏A、社会不適合な夏B。夏だけ二つある理由。夏Bで始まって、夏Aで終わった訳。それは、人のどうしようもなさ、醜さ、哀しさを描こうとしたからなんじゃないか。そうして、人はどうしようもなくて、醜くて、哀しくて、儚いからこそ、同じ傷を持って同じ悲鳴を上げている人と共鳴することもできる。病んでいるからこそ治せる。欠けているからこそ補い合える。それを田村先生は「癒し」と表現したんじゃないかな、とも思う。*************身も蓋もない言い方をすると。夏、田村先生の描写傾向が不憫萌え・特殊性癖持ち・ヤンデル推しホイホイだなあという話。同情票というのではなく、そういう特徴を持っているからこそキャラ立ちしているというか。日陰でしか生きられないというような条件付き、満月の下だと暴走してしまうといった加害者の後悔、不安定で憎悪と思慕で体をもたせる想い出のハンデ、これら理不尽で救われなくてエゴイスティックで、場合によってはバッドエンド、デッドエンド、メリーバッドエンドが似合う話って、暗くて惨めで醜悪で歪で陰惨で異常で異様な執着を持って描かれているほど話の魅力を増すことがある。で、戦争ものの場合、倫理観が「平和な日常」と異なるのが当たり前だから、減らさないといけないから、それら反社会的な言動・心理描写を織り込む事が自然に出来る。閉鎖空間でのデスゲームも然り。だけど7種の場合殖えないといけない。ほかに誰も居ないから、嫌いでもうまくやっていかないといけない。反社会しようにも元々の社会はとっくに滅んでいるし、その世界で一人で生きようとしたら死ぬか病む。徹底的に削られた、限られた、広すぎるのに住めるところは狭い世界で、やっていくしかない。そのジレンマが主題、かつ後悔やハンデやエゴの描写に繋がった展開があれらきつい場面なんじゃないだろうか。*************さて番外編を今日こそ買いたい…。番外編は苦難の連続だけど、デッドエンドやバッドエンドにはならないことが確定している分今までよりも気楽に読めるかな。ーだからこそ、スリル、緊張感、ほのかな闇成分を純粋に見ることができるかもしれない。(人間同士の衝突や海外話、解凍話、コネ話とか未解決な問題とか)BASARAで血が噴き出し死ぬ病の血を飲まされる番外編、未来に負けて歯がゆい思いをすることが決まっている敵・蜂也の空しくてどこか悲しい番外編は、とても印象に残ってる。
2017.08.30
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10年前のナツ、今のナツ。10年前の安居、今の安居。セピア時々泣いて、時々笑って、もう一度懐かしい夏を。清書パステルカラー版こちらのトレス素材様からお借りしました。
2017.08.29
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思った以上に生け捕りで労力を消費する涼ここまで大蜘蛛飼うのがヘビーモードヘビーモード書いたけど源五郎あたりが既に小規模な飼育・蜘蛛牧場成功してる可能性があり得なくもない件。今の所、蜘蛛のスペックは高め。だけど皆の攻略力が上がったことで対応できている状態だと思われる。・幻覚と手を組んで気付いたら取り付かれてた状態だとまずい →引き寄せられた花やぐるぐる巻き新巻さんのような状態になる・水中から出てくる、結構早い、囲まれるとヤバい・少数なら倒そうとすれば倒せる・そこそこ脅威な害獣・本拠地に乗り込むのはNGと、蜘蛛は羊の群れに対する狼くらいの危険度の様子。しかし丈夫な糸も吐けるし食用にもなるし水陸両用となると結構色々な使い道ありそう。特に源五郎や角又やあゆが蜘蛛の力を活かすことに興味を示して様々な開発をしていくんじゃないかな。蜘蛛の経糸を使った布とか、ねばつきを処理して使うとか夢が広がる。そして百年後、そこには蜘蛛使いとして世界に名を馳せるSEEDSの子孫が!!!
2017.08.28
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HELLSINGジェネレータこちらからお借りしました。偉そうで口が悪いです。ネタですよろしくおねがいします。諸君、私は安居が好きだ諸君、私は安居が好きだ諸君、私は安居が大好きだ仲間愛が好きだいい奴が好きだ兄貴分が好きだ迅速さが好きだ闇落ちが好きだ悲壮さが好きだ苛烈さが好きだ愚直さが好きだ排他性が好きだ芋虫状も好きだ大空の下で 二段ベッドの下で教室で 森の中で山中で 洞窟で砂漠で 水中で船上で 故郷でこの地上に存在するありとあらゆる安居が大好きだプライドと絆と感情がせめぎ合っている所が好きだ絞り出すように後悔している場面など心が高ぶる喜怒哀楽が激しい所が好きだ31巻で身を滅ぼすほどの想いに決着を着ける所など胸がすくような気持ちだった当たり前のように世話を焼く所が好きだ9巻のように今まで助けてきた相手に逆に助けられる所など感動すらおぼえる常に前進し続け、全てを背負って進む所などもうたまらないたまに仲間へ気の緩んだ笑みを向けるのは最高だ要先輩が救いようのない安居の幻覚を見て処刑を決めたのを仲間や元仲間達があらゆる方向で説得しきった時など絶頂すら覚える闇落ちするほどに何でもかんでも素直に吸収する所が好きだ過去の因果、覚悟が軽視された時はとてもとても悲しいものだ様々な場所で色々な見解を呈されているのが好きだ一つの場面だけで判断されているのは屈辱の極みだ諸君 私は安居を 天国も地獄も裏表の安居を望んでいる諸君 私に付き従う安居好きの諸君 君たちは一体何を望んでいる?更なる安居を望むか 糞の様な安居を望むか?理想のリーダーであるべく最善を尽くした結果が自虐と自制と自責の嵐の様な安居を望むか?安居!! 安居!! 安居!!よろしい ならば安居だ我々は満身の力をこめて今まさに振り降ろさんとする握り拳だだが施設編の絶望、そして未来編でのモノローグ減少に耐え続けて来た我々にはただの安居ではもはや足りない!!大安居を!! 一心不乱の大安居を!!我々はわずかに小数マニアでない人々に比べれば物の数ではないだが諸君は一騎当千の古強者だと私は信じているならば我らは諸君と私で総兵力100万と1人の安居推しとなる我らを忘却の彼方へと追いやり、ひとくくりにする者達を叩きのめそう髪の毛をつかんで引きずり下ろし 眼まなこをあけて思い出させよう連中に優しさや真っ直ぐさが仇になる安居を思い出させてやる連中に仲間がピンチだと喜々として世話を焼く安居を思い出させてやる安居には奴らの哲学では思いもよらない痛々しいほどのひた向きさがある事を思い出させてやる1000人の安居推しの集団で 世界を言語を越えた解釈で埋め尽くしてやる目標 田村先生番外編全力待機作戦 状況を開始せよ征くぞ 諸君とはいえ庇われても罵られても安居だな!!と思えるので、今となっては安居への言及・解釈があるだけで軽率に喜ぶ私もいます。同情されてたりうわ安居最低だなと言われてたりモンペられていたり腐った目で見ざるを得ないと言われていたり茂大好き過ぎと言われていたりお互いによりかかっていると言われていたり涼とある意味での相互依存関係になっている様子を突っ込まれていたりありとあらゆる行動を解釈されていたり昔今で比較されていたり他キャラとの絆を見守られていたり冷たいなと言われていたり暑苦しいと言われていたり狭量と言われていたり必死な様子が心に残っていたりなんだかんだで夏Aらしく視野広くもあったり要先輩との関わりを戦々恐々と見守られていたり嵐との関わりに意外性を感じられていたり蝉丸wwwwwと言われていたりナツとの全く色気がない近過ぎるやり取りが面白がられたり良いと言われていたり抱え込み過ぎと言われていたりもっと後悔すべきこと他にあるだろと言われていたり螢ちゃんや牡丹さんとの接触について言及されていたりちまきとのやり取りがとぼけた印象だけど重要じゃないかと言われていたり、0から∞まで善悪好き嫌い飛び越えて語られている感が面白いです。(某巻以降リタイアされている感想も多いけど)7seeds Ango Ryo などの単語で検索して海外読者さんの感想を読むのも最近気になっています。サイトは少ないですが…。国によって夏Aの制度や夏Bの立ち位置、春のコネ、秋の変化、冬の行き着いた理念については違うとらえ方なのかも気になっています。最終更新日 2017年08月31日 14時15分05秒
2017.08.27
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ーあのこをころしたくなかったんだ。だから私は、私を忘れた。ーあなたをころしたくなかったんだ。だから俺は、再び会ったあなたがそうなっていることに絶望した。み゛ぃん、と声がした。俺達の暦ではもう11月だが、未だ異常気象に見舞われているここでは季節と暦が合う筈もない。じわじわとその声は大きくなる、段々と高ぶる蟲の声に俺は、俺達は、置き去りにされていた。「…かなめ、さん」先輩と呼ばなかったのはせめてもの意地。それなのに呼んだ相手は呼ばれたことなど認識していないかのようにきょとんとしている。顔が半分崩れている。左手の先はない。ほかにも色々な場所がぼろぼろで、けれど残った片目は奇妙に澄んでいた。何故だか、遠い昔、初めて会った頃よりなお幼い気がした。「要さん…生きていたんですか」「どうして何も言わないんですか」「喋れないんですか」茂みから現れ、俺と遭遇してのちぴくりとも動かない要さんに恐る恐る近付く。油断したら、以前のようにナイフを構えられるかもしれない。銃の弾がまだ残っているかもしれない。そう警戒して近づいたが、予想に反して要さんはびくりと肩を震わせ、勢いよく反対方向に逃げていってしまった。「!?ま…っ要さん、待って!待ってください!!」叫ぶと、その声と同時、近くの鳥たちが一斉に羽ばたいて、それに驚いたのか要さんが転んだ。「要さん!?」用心深い要さんらしくもない失態。駆け寄ったところ、要さんは気絶していた。「……」頭に水筒の水をかけたり、軽く頬に手を当てたりもしたが、要さんは目を覚まさなかった。だから俺は、住処に連れ帰ることにした。*「お前なあ…」「悪い、涼」「いつもそうやって軽く済ませやがって」反対しても無駄だと思っているようだ。当然と言えば当然かもしれない。こういう他人が関わる時、俺は意見を基本曲げない。涼はあきれた顔でいつもの溜息をついた。「……要さんが起きてお前がまた殺されかけたら困るからな、俺もここで見張ってる」「涼…」「……おーい、ナッちゃんが来たよー!……って、あれ?百舌さん!?」「……百舌さん…!?」にわかに小屋の中が騒がしくなる。けれど要さんは未だに目を覚まさず、濡れ布巾の下でわずかに眉を顰めるだけだった。*……誰が分かるだろう。要さんが、4歳以降の記憶を失っていると。
2017.08.26
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夏A全員(+要先輩)がタイムスリップとか謎のきのこの影響でショタロリ化とか幻覚・SFで昔の自分及び他夏Aが会いに来たりとか施設時代の先生達が会いに来たりだとかその他色々な妄想をしてみたけど、萌え尽くした頃にやっぱり夏Aの中で一番ミッシングリンクが大きいのって安居だよなあ…という気持ちに行き着いた。変わってない所も多い。わんこ気質な割に国の狗ではない所とか。クソ真面目で傲慢だけど感情表現豊かで素直な愛嬌がある所とか。からかうと面白そうで、味方だと基本心強いけど敵に回すと面倒な所とか。鬱陶しいほどのお節介焼きで眼光鋭いけどちょくちょくちょろい所とか。排他的で仲間廃で一人になると風声鶴唳になる所は変わってない所とか。言訳するのがドヘタで、実力主義故に言葉で何かを解決することが下手な所とか。だから、昔の夏A施設メンツがもし番外編の安居と顔合わせたら、その瞬間は「あぁ…」と思いそう。だけど、これまでの安居の辿った道を他キャラか安居に聞いた瞬間「え!?」と思うこと請け合いな気がする。元気いっぱいの笑顔から、鋭い眼光まで見届けてきた身近な人達なんて特に。……そういった、15巻の安居及び夏Aの「何であんなことをしたんだろう」という頭の中から悪魔の声的な部分、「お前そういう奴だったか?」と前後の繋がりが成り立てられない部分、「キャr」「話のt」「つz」とか思う、納得しづらい部分、認めづらい部分をどう捉えたものか、と思っていたけど、燃え尽くしたところで見方をちょっと変えてみた。・乗っ取られもの・先生達の亡霊・敵堕ち洗脳もの・操り人形もの・ロボトミーもの・マインドコントロールもの・宗教もの・ペルソナとして見ることにしたら、結構スッキリしてきたような気がする。・目的は国家的使命というかもはや人類的使命。進撃の●人とかテラフォー●ーのような・段階的・操った側がこの世に居ない・SF要素が薄い・安居の心理描写が口下手ながらも一応あることはある・そして、それと要先輩の自立支援、安居の素直さが歪んだ形で組み合わさった結果 『異物をも自分のものと認識してしまった』 まるで、巣の中のあらゆる生物を仲間として誤認しうる、あの蟻達のように・光堕ちしても急激に戻ることはできない・仲間愛は据え置きそれがきっと、よく見る悪堕ち・敵洗脳ものとの違い。結果、『自分の意志で』堕ちていったかのように、周囲から、世界から、そして安居自身も思ってしまっていることが、事態をややこしくしている。田村先生はこういう、ともすれば「悪食」にさえなる素直さ、真面目さゆえの危うさを安居を通して描写したのかもしれないと思う。そしてこういう理不尽かつ絶対的な力に掌握されているのも夏Aらしさなのかもしれない。そう思うことでいくつかハテナマークの浮かんでいる所を自己保管したいと思う。「こういうものなんだ」「その枠の中で考えるしかない」その理不尽さ。春は親の因果の理不尽。夏Aは世界を続ける為の理不尽。夏Bは社会の常識の理不尽。秋は日々過ぎる時の理不尽。冬は自然の脅威の理不尽。龍宮は閉ざされた空間の理不尽。あの世界で、あの人たちがその理不尽性にどう立ち向かうかという目線で見ていくと、また違った楽しみ方をできるように思う。追記:番外編前編の牡丹さんによる「どうして」の言葉がそのキーワードになってくれるんじゃないかなと思ってやまない。何の為に未来に来たのか、今どうするべきかという想いに繋がっているけれど、遡ってどうしてあんなことをしたのか、あのことをどうすればどう捉えればいいのかという気持ちにも繋がっているように見える。そして過去と未来を繋ぐ、今の贖罪に繋がっている。安居の謝罪って正直他キャラへの贖罪や禊の意味もあるけど、牧師にするような「告解」「懺悔」をして、鎧を脱いでいくことに意味があるんじゃないかな…?と思う。ほどほどに鎧を脱いで、夏A(と夏B)以外に接する安居を見てみたい。そして、贖罪、禊。貴士先生や要先輩は、死の覚悟をしてその禊を果たした描写をされている。被害者の側面も強い安居の場合の禊とは何だろう。言葉だけで謝罪することや、その命を、身を捧げるものはなんだか違うように思う。経験を活かして、集団の役に立つこと。優等生のままではできなかったフォローをできるようになったら、……安居の被害者にとっても納得できる形で、辿った道が色々な意味で昇華されるなら、それは凄いことだと思う。もう優等生には二度となれないけど、代わりに優等生も劣等生もどちらも知っていて、どちらとの付き合い方も心得ているような大人に安居がなっていたらいいなあと安居厨の私は想う。
2017.08.25
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поздоровлення день народження!
2017.08.24
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物心ついた時、僕のそばにはいつも父さんとおにいさんとおねえさんが居た。お母さんは居なかった。外国で僕を生んで、そのまま亡くなったらしい。父さんはいつも仕事で忙しい。おねえさんはいつも僕の顔を見ない。隣同士でキャンプの準備や料理や裁縫をしてても、目が合うことはほとんどない。目が合っても無表情になって顔を反らすだけだ。だから僕の方から、最近は顔を先に反らす。代わりとでもいうように、おにいさんは目が合うとにっこりと笑う。とても嬉しそうに笑う。僕の硬い髪や、きついと言われる顔をおにいさんは撫でる。お父さんとそっくりだと言って笑う。昔はそれが嬉しかった。だけどこの頃はそれが怖い。もし似ていなかったらどうなっていたんだろう。もし顔にけがをしたらどうなっちゃうんだろう。父さんにはあって僕にはない黒子、父さんにはなくて僕にはある怪我、その位置を見る度に顔を顰めるおにいさんを見てそう思う。僕はこれから父さんと似た人生を歩むのか。それとも、おにいさんが父さんにあげたくてあげられなかったものを、僕は受け取り続けるのか。……どっちの方が、僕は幸せなのか。まだ僕には分からない。……父さんが母さんと出会った年齢……18歳に追いつく頃には、分かってるといいんだけどな。
2017.08.23
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○格付けでvs専門外分野:・安居→地道に真面目に推理考察し無駄に全問正解 /顔合わせるとちょっと喜ばれるが混合にはその後露骨に嫌そうな顔をされる/ 夏Bと顔合わせると無表情ぶってるけどちょっと嬉しそう/ ナツ(ほっとけない…)・涼→考える気が全くない為勝手に覚えてしまったもの以外は勘・蝉→自信満々で間違える/顔合わせると絶望される/夏Bと顔合わせると子供みたいに嬉しそうな顔をする/ ナツ(ほっとけない…!)・ナツ→正解不正解よりも安居と蝉丸の様子が気になってどうしよう状態・ここまで考えたけど涼が中盤から本気だしそう・そして余計にうわぁ…という扱いをされる正解部屋○まつり「誰でもいいから飲みに行こうよ」←誰でも良くない 蝉丸「誰でもいいからそばに居てほしい」←誰でも良くない 牡丹「誰でもいいから話し相手になって」←誰でも良くない 安居「誰でもいいから評価して欲しい」←誰でも良くない ??「誰でもいいから毒見して!」←誰でも良い!!○パール「小指の一本くらいくれてやる」瀬々「アウトレイジかな」
2017.08.22
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歯車と臓物と花カイワレ補水使命の残骸一部構図お借りしました▼
2017.08.21
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2017.08.20
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https://twitter.com/karasugitabasco/status/855420453606662151とても可愛い構図お借りしました。まだ平和だった繭ちゃあん<ポコポコの辺りの6人です。例によって例の如く自動着色。2枚目は着色前です。着色前。あかざの能天気愛おしい。凛々しい中に姉みをたたえた繭ちゃんも何度読み返しても好き。
2017.08.19
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※脳内補完話・冬休みの話→*******蝉「そういえば、お前らの故郷に夏休みってあったのか?」安「なつやすみ?」蝉「そう、その間は自由時間多くて」ま「いつもは行かない遠出したりとか」嵐「大規模なイベントがあったりとか」ナ「宿題が…出たりとか」涼「……ああ、夏季の自主練期間ならあったな」安「教師が盆休みとかでよく休暇を取ってたから、自然とこっちの自由時間も増えるんだよな」小「卯浪とかとあまり顔合わせなくなるのはよかったなあ。テレビで、科学番組とか工作教室とかのビデオ見せてもらえたし」あ「暑いからってのと教師が見てないからって当番サボる馬鹿が増えるのは困りものだったけどね…」源「ずるいっていうより勿体ないよね。生態を学ぶ機会なのに」小「8月終わったら振り落とし試験もあるのにね」蝉「……訓練以外はしてねえのか?虫取りとかプールとか」安「虫?食うのか?」蝉「食わねーよ!」源「ああ、飼育して」蝉「おう」源「増やして」蝉「……?おう…?」あ「磨り潰して薬に」蝉「やめろやめてください」嵐「お願いします」牡「そろそろ克服なさい」嵐「無理です!!」蝉「克服してたまるか!!!」蘭「自由時間が増えるのはいいわね」虹「そうだね。個人行動しやすくなるし」涼「課題も自由課題が増えるしな。よくミニ風車作りが流行ってた」小「川の近くに水車小屋作ったりもしたよ」鷭「そのおかげかな…日射病で倒れる人、あの期間は少なかった……気が…する」蝉「楽しそうだな」ナ「ですね」
2017.08.18
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初めに読んだ時と、少し違う読み方をするのは楽しい。巨船の中に入った夏チームが脱出できるかどうかヒヤヒヤしたり、茂と安居の再会のような何かに本当に良かったと思ったり、「何がだ」「大丈夫だ」で安居復活を確信し、これから安居(とモンペ)がどう変わっていくのかが非常に楽しみになったり、ナツがお手柄だったり、少しずつ成長していることが表されていたり、まつりちゃんが可愛かったり、弱みやよく見て考えていることが分かっていったり、蝉丸とまつりちゃんの明るさが涼に対して非常にシュールに作用していたり、皆が外の人に向ける想いに複雑になったり、要先輩の教えを生かす安居に凄いなあと思ったり……安居が涼のモールス信号で冷静を取り戻すシーンの後に、巨船潜入編・涼&まつりを見直したら案の定パイプ強度確認の打診音が徹頭徹尾あんごあんごあんごあんごあんご(ryだったり…精神的に不安定で心配だから声がけをし続けているのは分かるけど涼自身の精神安定剤も兼ねてるよねこのモールスと思ったり。錆の動き、広がり方に非常に魅せられたり。それが初めに巨船編を読んでいて思ったこと。だけど、先日嵐の発言や流れを解釈するにあたって20巻を通して読んだ時……はじめに読んだ当時は気が向かなかったことが、いくつかあった。ということで、以下シーン・台詞抜粋箇条書き。・食えれば何でもいい涼 対 食に拘りのある蝉丸(虫はNO)これ嵐と安居の水泳対決と同様番外編でやると信じてる。・安居…「何も見えてなかった」「ここは人が暮らしてた」「どこも通れるようになってる」どこか、BASARAの更紗が入った罠・虫・蛇・死体だらけの洞窟を思い出す台詞。「何も見えてなかった」については、生か死かの二者択一を迫られ続け茂の考えが見えなかった過去、自分や夏Aの痛みでいっぱいで秋、混合、花の痛みや不満を見られなかった過去、サバイバル技術以外での夏Bの特徴に目が行かなかった現在…のことをも示唆しているのかも。安居は全方向を見ることはできるし、経験から生命に関わる大事なことには気付けるけど、誰かさんと同じく目の前1mしか見えない状態に陥ることも多い。・嵐…「このブースはこんなにぼろぼろで」錆びやすい場所だった。死体が沢山ある場所だった。壁に銃弾の跡が沢山ある場所だった。かつては皆が一緒に遊んでいた場所だった。何があったのかは、もう分からない。……個人的に、この巨船の4人の最期、そのモノローグを外伝で読みたい。・「普通の人が殺しあったんだ」まるで、元々は普通だった、闇0だったのにいつにか人を殺す方法を教えられ、いつにか何が自分の気持ちかも分からなくなった安居や涼を示唆しているよう。・涼…「リーダー仕事や面倒なことはあいつがやってくれるだろうってな」『面倒なこと』=お節介・べらべら喋る・何かを背負う?しかし安居の場合これらを半ば本能的にやっているためむしろ苦労症なのは涼の方かもしれない。そんな火水コンビが好き。・安居…「時間をムダにしたな」「あの施設で学んだことは全てムダだったのか」ムダという言葉に拘りがあり、意図せず他人にも自分にもきつい言い方になる安居・機械に弱い安居17年台詞といいまるで急速に普及してきたパソコンやインターネットに馴染めない世代発言のようで可愛いとはいえ、実際重火器の扱いをやっている以上(特に安居は射撃訓練する時毎回撃った前後に分解点検していたし)バネや化学、ピタゴラスイッチ的なものの作り方は学べば分かるようになりそうな気もする・涼(船体のバランスが崩れると何が起こるか)←貴士先生のテストの賜物涼(爆破や沈没はできれば避けたい)←貴士先生のテストの賜物・涼「嫌いじゃない」 まつり(…)一緒に船に入った:前回→小瑠璃 今回→まつり外の船で待っている:前回→虹子 今回→ちまき小瑠璃とまつりは気が合いそうだし虹子とちまきも気が合いそうな気が…………お互い隣に居ても苦じゃない・土や泥・鉱石についてだととても盛り上がりそうだけどプライベートの話は一切しなさそう。研究員仲間っぽい。・涼の安居と花が似てる発言多分イノシシも要さんも安居と花に似てる。真意はともかくとして、これを安居以外が聞いたらどういう反応をするか非常に気になる。一部除いた夏Bはともかく、秋、春、新巻さんはとてつもないしかめっつらをしそうなところ。これも番外編でどう出るか分からないところ。・涼と安居は次にすることをさっと決めてさっと動けるただし答えがない問いには弱い。そこでこの夏B。・蝉「バクじゃねえの!?」「バクがいたら面白いだけじゃないかアホウ」これ蝉丸の自分ツッコミかと思ってたけどねえの←→ないので口調が若干違うという。このツッコミ安居が言ってたら面白いだけじゃないかアホウ。・結び方を何度も一日で教えている安居その光景絶対可愛い。ナツも一緒に教わっているのかな…・それまで殆ど冷静だったのに銃声(安居の)でΣ(▽_▽ 状態になる涼・要「未来に行ったら必要なのは何だと思う?」「注意力と判断力」「決断力と実行力」「君たちはもう 持っている」 さてこの台詞は、茂と同様頭の中の なにか が言ったのかーーーー それとも、かつて言われた言葉なのか。・嵐「ありがとう ……」「でも生きた心地がしませんでした」ぽこぽこ「ふん」ある意味鵜飼と間違われて撃たれた時の気持ちも重ねている……のかも?・安居・涼よりも先にお礼を言っとこと思われている蝉丸・大体の性格を把握されている蝉丸「安居と涼に言いな」・入る前と心持が変わっている蝉丸・「ぼーっとしている間にどれだけの動作をこなしたか」 要さんたちが最も安居たちに与えたギフトは、トラウマでなく”習慣”なのかもしれない・「ムダじゃねえ」31巻でのフォローも勿論大事なんだけど、ここでいつも人も自分も茶化してるような蝉丸が「ムダじゃねえ」と言うことが、安居にとって何かの支えになってたんじゃないかと思う・「誰に頼むんだ」神頼みはムダ派の夏A・牡丹「涼が一人で外に出ることは避けたかった」「何をされるか分からないから」1巻からの牡丹さんの変化も結構見どころなんじゃないかと思ってる。憧れ人気投票でランクインしただけあって、誇りと警戒と心得とブラフとが相まっている牡丹さんはかなり面白いキャラだと思うんだけど、同時にあらゆる仲間に対して涼以上に本心が悟られることを気を付ける人でもあると思う。・螢ちゃんが管制室で待機してたり案内してる所。鍵島編でのひばりちゃん案内との違いが気になる。今回はここまで。7種は人間模様や心情描写の限界への挑戦、人工物のメカニズム、サバイバル、自然の力、とテーマが色々あるけれど、最終回まで全て読んだ後、田村先生が何をメインにしているのか何となく伝えられた後だと、気楽に読める分色々な読み方ができる気がする。「完璧なものより」「何か欠けているものの方が美しいってね」それぞれのキャラの、欠けている、そして美しいとして描写されるのは何だろう。何か読み方を変えるようなことがあるたびに読み返すと面白いのは、まさしく広い範囲の年代向けの面目躍如。読み返して、解釈色々してみて、もう一度苦手なシーンも楽しめるようになるといいなあ…
2017.08.17
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「好奇心につられてこんな所まで身に来るとは」「考えなしの阿呆よ…」Q.この時の番犬の心情を述べよ. ∧ーー∧ |▽ ▽| √ ∟ ーーーーー| |<<突然の被り物系番犬敵キャラ・犬塚(自称)登場>>・無口でクールで黄山番長にだけ従う(番長の下に居るとは言ってない)番犬の攻撃! ・めっちゃ喋る犬塚(ややおかしな声) ・番長に途轍もなく持て余されている犬塚 ・謎な犬塚 ・黄山・緑ヶ丘喧嘩事件の解決をしようとしている犬塚 ・犬塚「俺にとっては意味ある邂逅だった」・まふまふ(やだ…この人ツンデレ…!?)トゥンク まふまふは 乙女脳 を作動させた!・まふまふの「いくら私がツンデレ好きでも限度があるのよ!」 の 攻撃!・まふまふはぶん殴られた!・まふまふに200のダメージ!・「そのゴミ引きずってこい」・まふまふの脳裏に某ぞんざいに扱われた記憶が過る(かもしれない)!!・ページを捲ると拉致されているメガネ・いつの間にか敵の用心棒(※敵の番長押しのけて王様の椅子に座す人)の手先として働いているメガネ・流石元スパイ・まふまふ→受験期裏切り者トリオに引きずり込まれる・渋谷→入会の経緯・元顧問→某所でまふまふの恋模様に頭を悩ませる(潜入なう)・現顧問→正体不明(潜入なう?)<<素性が怪しげな人達に囲まれ一人天然炸裂する早坂君>><<香ちゃんまじ天使>><<ピュア>>・唐突に明かされる番犬の素性・その後惜しげもなく素顔を晒す番犬・まふまふの手紙を読んでちょっと嬉しそうな番犬<<KAWAII>>・困った時に鷹臣くんの家のドアをホラー映画の如く叩きヘルプを求める真冬 ※居ないことは承知 ※ストレス発散の道具:鷹臣くんちの玄関ドア ※最早山びこを返す山や雄大な海と同じ扱い:鷹臣くんちの玄関ドア ※ばれたら大変なことになりそう・「ちゃんと綺麗にしないと」フキフキ・まふ(そんな事まで知っているなんて…もしかしてこの人…犬塚さん…!?)・唐突な性別逆転人魚姫的展開 ※なお人魚姫で言う海での救助は顔への落書き・病の深い真木先生 悪気はあるが情けもあり自分がヤバいことを存分に自覚かつその風評さえ悪用する鷹臣 VS 悪気はなさそうだが情けは唐突に雲散霧消し自分がヤバいことに無自覚 かつ、その風評さえ悪用する真木・「生徒想い」とは一体何なのか・鷹臣のカリスマ性にひれ伏し野上の苦労度を察し忍者のHSN(ハイスペック忍者)っぷりに見惚れ真木先生の底知れない元ヤンっぷりにぞくりとするターン:潜入編・元ヤンなのに戦闘直後も笑っている・穏やかな雰囲気を絶やさない辺りが不気味な真木・元ヤン消えた過去持ちにっこり黒い長めの髪高身長……どこかでこんな人見たな… そう…どこかのス●ビの敦●蓮さ・鷹臣・忍者と並んで黄山校7不思議の3つを埋めるレベルで不穏・不穏といえばクリスマス編以降闇しか表に出していない妹様再登場の兆しも不穏 偽ウサちゃんマンによりある程度弱点克服した生徒会役員との更なる絡みが気になるところ。 失うものがない女子高生になった理由とは……! ・といっても闇が深そうかつ仲がこじれてそうな雅様家族だから何があっても驚かない 百池さんとはまた違った闇の予感・足のクソ遅い敵「べったらべったら」←かわいい・足のクソ速いまふまふ「ギュンッ」←かっこいい・いじられいじめられつつも愛されたり頼りにされている(?)様子にジェラシーを抱かれ困惑するまふまふ←かわいい・足のクソ遅い敵「この…泥棒猫っ!!」←かわいそう・足のクソ速いまふまふ「ち…違うんだ…違うんだ……」←かわいそう・口のうまい渋谷←GJ・怪しげな教師・真木の判明しはじめる素性 故郷:埼玉 真冬「えっ」 忍者「よし行こう」 真冬「えっ」 忍者「大丈夫だ、俺は行ったことがある」 ※スパイとして真冬の弱味握る為頑張った結果肝試しを満喫した人 真冬「」<<地元編ファン待望の埼玉編>>・離脱する渋谷・友達の多い渋谷・恋敵も多い渋谷・そういえばこいつ初登場時パッと見喧嘩慣れしてない女の子(※元番長)に自分の敵全員押し付けたよなあ…・そんなまふまふも早坂くんの前では常に弱形態・真冬「私は地元高校ではアイドルのようだったのよ…」・早坂(あの痛々しい言動は素だったって訳か…)・噛合わない会話と想い・全力で真冬の(隠蔽したい)想いに応える子分たち・遂に出会う真冬さんの子分かつ現番長親衛隊隊長と親友…!・親衛隊長「ヤンキーじゃねえか!」※初対面・親衛隊長「どうしてこんな奴に…俺がお守りします!」・まふまふ「舐めてんのか?」ガッシ・親衛隊長「!」トゥンク<<やはりまふまふは埼玉にて最強>>・親衛隊長(こんな…こんな弱そうな奴に…!!!何でそんなにウキウキしてるんですか真冬さん!!)・まふまふ「…私と早坂君はね…お互い小動物のように想っている仲なの…」 ※お互い癒しかつ守る対象でありそんな仲初めてと言いたいと思われる・親衛隊長「お互い下に見てるってことっスね!!」 ※この脳筋である ※しかし子分に生意気な言動が見られる度に逐一丁寧に〆る真冬さんも同類である ※本人は半分じゃれてるつもり ※鷹臣君直伝・親衛隊長(本当はずっと守られたかったのか…?)・半分正解で半分間違い・普通の女の子真冬=守られる 元ヤン真冬=守れるものは守る 学園でもほっとける喧嘩をほっとかないで守ってるうちにウサちゃんマンとして早坂に懐かれたり夏男として番長達との絆が深まったりしてるからね、仕方ないね・早坂君に強バレ(強者ということがバレる)した場合真冬は一体どうするのか・それは早坂君のリアクションにかかっている1・ウサバレ→概ね照れて崇拝状態になる2・ウサちゃんマンの絡まないバレ→夏男との友情のようになる3・前置きしてからのウサバレ→寒川と並ぶアイドル応援モード(4コマ参照)になる・今後が楽しみ~一方早坂(アンドメガネ)が埼玉に降り立った理由とは~・メガネ「真木先生の故郷が黒崎の実家の近く……? やはり黒崎の地元に行くしかないな!」・M「俺の実家泊まります?」・メガネ「やはりこれだけ広い日本家屋だと天井に侵入するしかないな!」・早坂「降りてこい!!!!」・メガネ「古風な箱だ!!!古風な箱だ!!!!」<<突然のM園先輩秘密道具>>・メガネ「…」シュッ<<メガネの暴走癖を抑えるのは更にやんちゃしている人だけ!>>・メガネ「俺達を捕縛する気だろう!鬼平犯科帳みたいに!里見八犬伝みたいに!」シュルッ<<突然の逆捕縛>><<当然歓喜するドM>>・ドン引きする由井が見られるのは風紀部と生徒会とM園の前だけ!・ドMの舞園先輩が見られるのはリアル舞園先輩の居場所と写真と黒崎さんの噂話の中だけ!・ぶりっ子まふまふが見られるのは大抵どこでもだけど大抵メッキがすぐに剥がれる・不良グループのアホな戦いが見られるのは東校と用心棒部(元)と西校と過去の東校だけ!真冬「こいつのコードネームは『ハート』…早坂君のコードネームは『チェック』と名乗るといいわ」早坂「いやハードル上がってんだろ」・桜田の名前がハートパンツなのは真冬の周知により羞恥の事実!・ 天然かつ真冬=弱いと思っている早坂くんの「危ないだろ」「俺なら大丈夫だぜ」とキュートなの~ 天然かつ真冬=強いと思っている寒川の「やあやあここにおわすお方を誰と心得る」キュートなの~ どっちが好きなの☆→真冬ジャッジ(対早坂)「あの意味のない自信!かわいいでしょ!!」真冬ジャッジ(対寒川)「寒川なら隠す必要ない」<<どっちも素晴らしい>>・今:まったり東高校VS西高校の血みどろ喧嘩 過去:真冬の記憶を失わせるほどの激しい血で血を争う抗争 過去と今の間に何が……!? 待て次巻!!次巻予告:次巻!飾り●●と思い出ツアー! ~破れやすいそれでやさしく白い肌を包んで~ ~早坂君の知らない世界に全風紀部が涙~*********ということで今回の巻もカオスで面白かったです。本当まふまふは鷹臣君に影響受けすぎだし早坂君の事好きすぎだし寒川のこと安定の寒川と思い過ぎだよね。たまらん。あと今回はメガネこと不法侵入常連忍者こと由井忍がいつも以上に忍者活動していた上いつも以上に痛い目に遭っていつものカッとした目を見せていたので面白かったです。俺Tはもう読むと体が熱くなると面白かったしか言えない。新手の運動。主に腹筋の。ドラマCD2枚はこれから聴くところです!!!!!こまりんのキラキラしたドヤ顔にとても楽しみ度が募っています!!!!!!!
2017.08.16
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※絵本「たべてあげる」のパロです。SF入ってます。※メリーハッピーエンド(本人だけが不幸)****************************「……痛い」そう、黒い安居はいいました。「僕ばかり殴られる」 正義漢の強い黒い安居は、傲慢で常に怒っているような卯浪にとって標的にしやすい行動を取っているのでしたが、安居はそれを改める気はありませんでした。「でも、仲間が殴られるのよりはいい」 そこに髪が全部白くなった安居があらわれて言いました。「その痛みをオレが負ってやる」安居が「アンタはだれだ?」と訊ねると、小さな白髪の大人は「大人の安居」だと名乗りました。 白い安居は黒い安居が嫌いなものを代わりに経験してあげると言います。その宣言通り、白い安居は代わりに殴られ、代わりに赤い部屋に入り、代わりに茂の鬱憤を訊いて、代わりに先生に仕組まれた罠を止めていきます。 白い安居を黒い安居はすごいと思い、自分もそんな風に強くなりたいと言い出しました。 ですが白い安居くんは目を細め、お前は知らなくていいと言います。 一方で要先輩ー白い安居くんは要さんと呼ぶのですがーは、黒い安居が自分の思った通りには成長していないので焦りを感じはじめていました。 痛みを食べる度に大きくなり、そして更に目が死んでいく白い安居。 黒い安居は、白い安居に嫌いなもの以外も見せてあげたいと思いました。 けれど白い安居は自虐の如く、痛い目にばかり遭いたがります。 茂がそんなことをしていたら止められるのに、黒い安居には白い安居の止め方が分かりません。 そんな奇妙な、どこかずれた関係でしたが、黒い安居はリーダーとして人望を保ち続け、白い安居は危機管理を担当し、と彼らは一見危なげなく日々を渡っていきました。 ーしかし、最終試験前に、痛い目にあまり遭っていない黒い安居は、白い安居が眼を離した隙に先生の仕組んだ罠に引っかかって死んでしまいました。 この状況に白い安居は、「いやだいやだ」と泣き叫びました。 しかし、周りの皆は、強い白い安居を新たなリーダーに据えようとします。 その泣きそうな声は彼らにとって聞き覚えのあるものだったからです。 髪は白くとも、顔が若干心労で老けていても、日々暗闇や、すっと通り抜ける時などに忠告された時に確かにその声を聴いたのです。 その記憶がいつにか混ざって、安居くんの変化を自然なものとして受け入れていたのです。「何が嫌なの?」 そう言う茂の目には、安居への疑いはありません。 だって、黒い安居は銃をまだ人の的に向けて撃てないのですから。 すり替わってしまった白い安居は撃てるのに。 白い安居。 未来からやってきた、安居のかけら。 彼は、黒い安居を仲間とともに未来に送り出したら、自分はどこかに身を消すつもりでした。 夏Bや秋の言ったように、外を知り、外の人間と一緒に滅ぶのも悪くないと思っていました。 それなのに、こんなことになってしまいました。 要さんは何でもできるこの時代の外からやってきた白い安居くんを手放しで褒めます。「これでいいのか」白い安居くんは要さんがかつて言ったせりふを踏襲しましたが、誰も答える人は居ませんでした。
2017.08.15
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夢も見ないくらいに疲れる為に、体と頭を動かした。眠りたい、苦しい、もう嫌だ、ごめんなさい、そんな安居の寝言を聞かない為に。ずっと待ってた。それなのに安居は、その辛い経験をちっとも話してくれない。あいつには話した癖に。だから僕はもっと離れることにした。そうすれば寄りかかることはない。面倒を見ることもない。待っていてもやってこない安居を待つこともない。たまに廊下ですれ違う安居は日々たくましくなって、だけどそれと反比例するようにぎらぎらと悲しいほどに鋭い目を持つようになっていって。僕はきっとそれに追いつけないと思った。そうして、気力が切れて、勉強のさなか眠りに落ちた。どぼんと、水の中に落とされたようなとろけるような感覚。乾いた体に水がしみこむような、待ち望んでいたものが得られる感覚。その水底に、安居が居た。沈んでくる僕を見上げて意外そうに、だけど待ち遠しそうに笑った。ここ数年見てない安居の笑顔。それだけで全てがはじけとんで、僕の体は軽い子供のものになっていて、安居の手に手を伸ばして、重ねて、そうして。ばちりと強い痛みが走った。……目が覚めた時、部屋は炎に包まれていた。あのまま眠っていたらどうなっていたんだろう、なんて思いながら必死で避難訓練を思い出しながら脱出する。荷物なんて持って出る余裕ない。必死で覚えた辞書、覚える途中の図鑑、安居のくれた要点ノート、全部置き去りに、僕は脱出した。さっき痛みが走ったところを握りしめる。火の粉が飛んだらしいそこは痛いけれど傷は大したことない。むしろ眠気覚ましに丁度いい。「……生きなくちゃ」なんのためかわからない。だれのためかわからない。だけど、まだ、死ねない。やるべきことを、やるまで、死ねない。……それが何なのか、分かる保証もないけど。
2017.08.14
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adobeが2020年以降、flashサポートしなくなると今更知った。何でもセキュリティが脆弱で、重くて、スマホ操作しづらいことなどが原因らしい。……え、ちょっと待って。ありとあらゆるflashゲームはどうなるの?flashでページ、データ作成していた人たちはどうなるの……?古き良き2chのflash倉庫やブロック崩しや脱出ゲームやアラーム系プログラム達は死んでしまうの…?聞いた話とまとめによると、セキュリティパッチや互換性を進化させていくから、新しいもの、ライセンスのあるものなどは一応一安心らしい。ただし古いバージョンやライセンスなしのものには本当に容赦なく優先的に潰していくらしい。古いけど作者さんが今まだ活動してらっしゃるゲームは、作者さんがバージョンを新しくするなどしてくだされば大丈夫……なんだろうか。……ということで、2020年までにやり収めたいなあというゲームを想い出ついでに書いていきたい。いくつかflashでないのもあります。 時の神殿、とうとうすいか勇者の過去編でセーブデータなくして無事死亡したのが数年前。 小学生の時から少しずつ進めていたので挫折感は計り知れなかった。うなに道を通してもらえなかったり、変な所に道があったり、うなが初恋したり、果物と化した町を頑張ってさまよったり、うなの肉の進化を見守ったり、どんどん凶悪になっていく猿たちと戦ったり、うなの発言がいちいち可愛かったり、物知り用クイズと戦って有利な問題が出るまで粘ったり、うなが常にかるびに後ろから狙われていたり、青い岩を押す工夫を考えたり、うながハンバーガーに進化したり、本の化石をゲットしたり、うなが不憫だったり、かるびの過去が結構壮絶だったりと感慨深いゲーム。いつかまた進めたい。○他に挫折しているゲーム:・メイプルタワー←ラスボス強すぎ(たまねぎを90%集めた・レベル50ほど)・チョコットランド←マップ広すぎ、滝の奥のドラゴンや夢龍を倒せるか倒せないか・かけ合わせたり育てたりで種を改良して売るゲーム←売れ筋を見抜けず無事死亡ここに書いて遊びたい欲求を発散したい。○クリアした思い出深いゲーム:・ドキドキプロポーズ←○年越しに再開したら奇跡的にクリア・villigian Room←展開が好きで何度もプレイしてしまう。成仏させる脱出ゲームってなかなかない。・魔法機械ミズキ?←最後の選択肢がいまだに選択肢分からん。あそこで日常が続いてしまったのもよく分からずしばらくLV上げしていたけど終わりが見えなくておしまいに。 ※追記:-と思ったら、あれでエンディングでいい様子。・テンミリオン←自分対自分volがやる度に結果変わって面白い。レベル差やHPの状態すら反映されるから回復役を先にどうにかして…というネチネチプレイも(ry あれってキャラの性格も関係してるのかな。前にやった時は妖精が回復役ほっぽり出して画面の隅の方に逃げ出したことがあって罪悪感に苛まれながらゲームクリアしてしまった…。 -と思ったら、それが正解のよう。→魔法機械ミズキネタバレ(他サイト様考察)・BABARAGEO・ゼノレイダー←価値観が狂いまくってる所好き。人を剣で脅してアイテムを奪い取るってお前はアイスソード欲しがってる人か。 定番だけど、色々な手順で出来上がるものが変わるのもいい。不可逆的だからミスったことに気付いた時はやり直さなくちゃいけないけど。 (基本的に)死なないのにやり直しが必要になりまくるゲーム。 一旦ダンジョンの外に出なくちゃいけないのにキーボードの設定のせいか出られないで詰んだときはorz状態になった。・エステするゲーム・魔女が薬の調合によっていろいろな変身をするゲーム・ブロック崩し・GROW 特に時を色々操作するやつが好き。色々な奇妙な生き物たちを味方につけるも、殺すも自分次第。時の操り方によって生き物が敵になったり味方になったり、生かせたり殺せたりするから何とも面白い。帰宅エンドを見て、石になるvolのendを見てわーい!と思ってしまったけどそのあとのおいしいパンケーキエンドを見て自省。こんな風に和解も出来るんだなあ…。・pandemic←名前うろ覚えだけど全世界に疫病を流行らせるゲーム。某エクストリーム自殺を止めるゲームと同様相当不謹慎。Plague Inc. -伝染病株式会社-の元? ・検疫によって一部の国は守られる ・治療薬が作られ、世界が救われる これを徹底的に阻止すべく自分(バクテリアか寄生虫かウイルスだった筈)を進化させる。 ・初期症状を咳など軽いものにする→ ・進化ポイントを感染媒体の増加……そこらじゅうに生息している生き物に割り振りまくる→ ・全世界汚染後、一気に悪性として覚醒。 するとたとえ出発がガラパゴス諸島だろうとクリアできたのだけど、それはベータ版時代の話のようで。新しい方は結構凝ってらっしゃるということで気になってる。 自己進化の過程はRPGとも似てるかも。嫌なRPGだけど。 しかし全世界感染&死亡って、それはそれで敗北では……。 宇宙人に取り付けるとか、殺しても死にきらない他の無数に居るバクテリア達に取り付くとか……?・雪隠詰められ→ユニークかつ通常は使わないものを利用した脱出ゲーム・ブロック崩し○タイトル覚えてないやつ:・棒人間が頑張って部屋を脱出しようとするけど最終的にとてもシュールなオチになるやつ・最後に青い魔法陣が出てくるABCDの液体を合成するやつ・ブラックライトを活用する脱出ゲーム・スカートめくり番長・ウサギみたいな生き物に肉を与えるゲーム・yahooのミニゲームだったか、バーテンダーになってちょうどいい力加減でお客様にΣ旦ーーーーーーーーーーーーーーーーとグラスを送るゲーム。割れると大惨事になる。○ほぼ見るだけ:・青鬼・ハンサム学園・ときメモ・刀らぶ・刀剣女子妹がやってるものなど。たまに手伝うことになる。○やりたかったもの・ヘタ鬼・ヘタロマ
2017.08.13
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2017.08.12
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*******************************************ワンクッション。以下「もし夏Aが他チームガイドサイドに分割・配属されていたら」IF箇条書き。各チームの7人+ガイド1人+夏A(卯浪含む)2人構成でのIF妄想。この2人の全組み合わせを考えるべく8つほどパターンを書いている為薄くて長い内容となっています。※元ネタを某所から引っ張ってきています。※安居やあゆが色々危なっかしいです。※安居の話多め。※接点のないキャラ同士の話もあります。*******************************************●もし他チームと一緒に夏Aが目覚めたら*pattern1-春+小瑠璃・鷭/夏B+安居・涼/秋+虹子・卯浪/冬+あゆ・源五郎→平和・夏/初めは支配に近い保護をするものの、その内本編通り振り回される安居と涼。安居・涼「「これでいいのか…」」 その姿某先輩の如し。 初めの内、事情知ってる組を怪しみ離脱した嵐・ナツ。心配(逆効果)し追いかける安居と、安居が危なっかしいのでついていく涼。百舌が嵐・ナツを助けるのを見て一安心。百舌の正体にはまだ気付かない…? 初期のまつり・涼の関係はやや距離がある。安居が茂・小瑠璃を重ねてナツにガンガン行こうぜし過ぎて止めている内に仲良く(?)なる。そして安居に対する反発心からより一層露悪・偽悪的になる蝉丸は、逆に元ヤンチャ坊主だった嵐と早めに仲良くなり始める。・秋/蘭と張り合いながらも村を築き上げていく虹子。卯浪はガン無視。秋ヲ・朔也・流星は感心、くるみ・茜は安心、苅田・十六夜はたじたじ。鬱らない。・春/藤子と医療の話で盛り上がる鷭。花に対し安居をどこか重ねる小瑠璃。・冬/最初からハードモードだが、生存・生活の基本を抑える源五郎、アグレッシブに薬造りをチャレンジしていくあゆ、それに付き合う熊川さん、何でも食べられないことはないわよねな美鶴さん、毒見隊とキャッチャーを鷹を巻き込んで頑張る吹雪、そんな皆に元気づけられていく睦月。→生存。 そしてなんだかんだで鷹あゆ√。 他夏Aと15年ずれていても特に気にしない夏Aいきものがかり。 ただ源五郎辺りは15年間で出会ってきた動物語りを楽し気にするかもしれない。*pattern2-春+虹子・あゆ/夏B+安居・小瑠璃/秋+源五郎・卯浪/冬+涼・鷭→一部殺伐・秋/未来で動物を捕まえる度に、この子達でなく卯浪の首を絞めることが出来たらと思う源五郎。心配そうな目で見ている茜。・春/元の場所で地道な作業をしている時、ふいに角又と掛け合い漫才を始めうっかり素が出てしまうあゆ。探索が終わって帰って来た桃太達に対して取り繕うあゆ。動けないが生きている状態のひばりがどうなるかが謎。夏Aの二人って謎…と話す藤子・花、そうかしらと思うちさ。焼き物にちょうどいい土を探して捏ねている内に独特の絆が出来るちさと虹子。 月に影響されるあゆに、角又が月に関する詩を教えたりする。「小瑠璃ちゃんなら興味を持ったかもね」・夏/安居と小瑠璃が兄妹のように見え、身内同士来られてるなんていいなと言われる。螢ちゃんと星の話で少し盛り上がる小瑠璃。まつり達から少しずつ、少しずつ外の世界の文化を知って嬉しそうにし始める小瑠璃と、それが少し不本意で不機嫌な安居。そんな安居に、親のように声を掛ける牡丹さん。 譫言、寝言、熱は頻繁に出すものの、夢遊病は落ち着いている安居。 心配していたほどではなかったかと思う百舌。・冬/危機管理のエキスパート+医療のエキスパート。生存。 夏Bが遅い目覚めした時は内心尻尾ぶんぶんだった涼。それまで馴れ合わず吹雪が野球やりたがっても下らないと一蹴していた為冬チームには新鮮と弄られる。*pattern3-春+虹子・涼/夏B+安居・卯浪/秋+源五郎・小瑠璃/冬+あゆ・鷭→一部殺伐・夏/一番不安だった安居を卯浪と百舌の2人で見守る体(という名の地獄)。 ナツを茂や小瑠璃と重ね、卯浪から守りたいと思う安居。日毎に体に傷が増えていく。夢遊病どころじゃなく、常に見張りを勝手に買って出る為睡眠不足。隈が凄いが眼だけ爛々としている。その気持ちも分かると思ってしまう嵐。卯浪の暴走を止めている内にまともになってくる蝉丸。嵐にお前も熱い男だったんだなと思われて悪い奴ぶるが、卯浪とだけは一緒にされたくねえと思うジレンマに陥る蝉丸。 本当に洒落にならない卯浪は一応止める百舌。これでも未来に来る前は卯浪ガイド化を止めようとしていた。そして安居に正体を気付かれる。要先輩はやっぱりいい人だ、こいつ(卯浪)とは違うと思う安居。卯浪を共通の敵として、そこには、どこかかつての施設のような平穏が戻りつつあった。 それは良い傾向か、……それとも。・春/涼「……」虹子「安居くんが気になるの?それか小瑠璃ちゃん」涼「……まあな」 やたら遠くへ探索へ出ようとする涼と、しょうがないという顔でサポートをしようとする虹子。 存外外へ外へ向かう花と相性が良い。・秋/流星と小瑠璃のパラグライダー制作教室、源五郎と茜の海の生物探求。源五郎が水泳の話題で安居を出す。秋が鬱らない。・冬/鷹と鷭が二人そろって女性陣にからかわれる。*pattern4-春+安居・源五郎/夏B+小瑠璃・虹子/秋+鷭・あゆ/冬+涼・卯浪→一部殺伐・春/源五郎と安居の恐竜あっさり退治組でカマキリ退治を頑張る。 柳をリーダーとして試す安居、そして花の持っているナイフへの警戒を強める安居。安居の殺意に気付いた柳が、花を庇うという奇妙な構図になっていく。副リーダーとして適性を持っている源五郎は、安居を抑える。ただし桃太辺りに時折辛辣。 角又に墓や死の概念についての話をされるが、いまいちピンと来ない安居。古典の動物の扱いについて気になり、少しずつ色々と話すようになっていく源五郎。安居の夢遊病をどうやって止めるか医療・PTSDについて見識のありそうな藤子に源五郎は相談するかもしれない。・卯浪をサーベルタイガーの囮として置き去りにし、途中まで冬を利用兼保護しながら進む涼との再会やいかに。/冬・夏/クール小瑠璃、通常からしてクール虹子に面食らう蝉。少し怖いと思いながらも、小瑠璃に対しては身長で親近感を感じ始めるナツ。・秋/秋ヲに温室育ちと言われ、地味にイラついているが笑顔の奥にそれを隠すあゆ。他の男陣がその迫力にヒヤヒヤし始める。仕事面で別分野の人からアドバイスを貰う為としてあゆと積極的に話し始めるお蘭。やがてノルマ組・noノルマ組として、あゆと鷭は決裂するー。*pattern5-春+安居・虹子/夏B+涼・あゆ/秋+小瑠璃・卯浪/冬+源五郎・鷭→一部殺伐・秋/小瑠璃を卯浪から庇ってくれた茜、心のフォローをしてくれたくるみに、小瑠璃は繭とのばらを重ねる。また、喧嘩の強くない人を庇って殴られた苅田にかつての安居をも重ねる。この人達と安居達は案外気が合うんじゃないかな…と思う小瑠璃だったが、果たして。・春/涼の話題しか話すことがない安居と虹子の微妙な距離感が、花たち春との軋轢を奇妙に止めていた。涼がここに居たらどうするだろう、と思うが互いにそれは口に出さない。安居は小瑠璃や源五郎、虹子は涼と合流してから決めようと色々な事を保留する。「チームは7人じゃないのか?」安居の夢遊病に顔をしかめるが、自分ではどうにかすることも出来ないしどうにかするつもりもない虹子。・夏/馬鹿ばっかりと蔭で吐き捨てるあゆ、同感と嗤う涼。他のチームとさっさと合流するか、それとも夏Bを奴隷にするか、”テスト”するかーーーそれはまだ分からない。百舌は淡々と観察している。・冬/源五郎・鷭と言った夏Aナチュラル紳士組(?)と美鶴に比較される吹雪。ムキになる吹雪。ツンデレ。鷹は微笑ましく見ている。*pattern6-春+虹子・卯浪/夏B+源五郎・涼/秋+安居・鷭/冬+小瑠璃・あゆ→平和?・春/卯浪に対し、淡々と反応を返す虹子。春女子トリオはそれに倣おうと思う。・秋/チームの統率を取ろうとする安居、お蘭・秋ヲ達と衝突し兼ねない雰囲気、絶妙なタイミングでそれを遮る鷭。漫才状態になる。優柔不断な十六夜に対しちゃっかり4銃士と茂を思い浮かべながら、他チームガイドの話を訊きだそうとする安居だったが…。夢遊病は麻薬的な薬で落ち着く。・冬/美鶴さんに繭ちゃんを重ねる小瑠璃。鵜飼君と外見がちょっと似てるけど性格全然似てない…と思われる睦月。15年間でくりくり同盟に参入させられる睦月。外伝のちまきよりやや常識人的反応。あゆの故郷への執着の薄さが気になる鷹・吹雪・美鶴達。・夏/ひたすら効率的に、そして無表情で威圧的に接し続ける涼。…に比べ、当初はマトモと思われていたが、徐々に動物への対応でヤバさが露呈していく源五郎。と分析するあまり悪い奴ぶる余裕のない蝉。*pattern7-春+鷭・卯浪/夏B+安居・あゆ/秋+涼・小瑠璃/冬+源五郎・虹子→一部殺伐・春/卯浪の傲慢に対し、意見しきれない鷭。卯浪と柳の関係はどうなるか。・夏/未来に来てから夏Bを見下す事でまとまってしまった安居とあゆ。少し距離を取って見守る百舌だったが…。 夢遊病状態の安居が例の食虫植物に食われ、助けはしたものの頭を抱え始める百舌。・秋/秋のチームの壊れて行く様に、ここに安居が居たらどうしていたろうと思う涼と小瑠璃。・冬/冬のチームで淡々と生物や無機物への興味を示す二人に、君らは元気やなぁと言う睦月。*pattern8-春+小瑠璃・源五郎/夏+鷭・虹子/秋+あゆ・卯浪/冬+安居・涼→一部殺伐・冬/獣に対し、涼に見せたことのない顔をする安居。15年過ぎ、果たしてそこにはー。・秋/卯浪を人のいない所で始末できたらと思うも、ひたすらあの笑みで距離を取り続けることしかできないあゆ。未来には綺麗なものがある筈じゃなかったのか。その過剰なまでの『綺麗なもの』への執着は、秋のチームに向かう……?・夏/マイペースな者同士仲良く(?)なる鷭とちまき。微笑ましく見守る牡丹さん。百舌に対し死神としての警戒を強める虹子。・春/ハルに影響を受け始める小瑠璃。角又の死生観を面白いと思い始める源五郎。柳に対し卯浪を思い返しつつ、あいつよりはマシだと思う小瑠璃・源五郎。よく耐えられるねと思う花。*pattern9-冬+安居・源五郎dddddddddddddddddddddddddddd*pattern10-春+安居・小瑠璃●以下気になったけどうまく組み合わせられなかった組:●夏A個人から見た組分けバランスはこんな感じ↓安居・涼1/夏 8/冬 >二人揃って行動か、それとも途中で決裂するか。安居・小瑠璃2/夏 >保護者と被保護者。安居・源五郎4/春 >仲は良すぎず悪すぎず。恐らく一番安全な組。安居・あゆ7/夏 >過去の世界の関係がどう持ち込まれるかが問題。安居・鷭6/秋 >場所によっては鷭ちゃんが頑張る。安居・虹子5/春 >お互いに距離を取っている。安居・卯浪3/夏 >地獄。涼・安居1/夏 8/冬 >相変わらず目線は涼→安居→何か。涼・小瑠璃7/秋 >くりくり坊主呼び健在かもしれない。涼・源五郎6/夏 >距離感が微妙。涼・あゆ5/夏 >お互いにかけらも感傷を抱いていない。しかし割と気は合う。涼・鷭2/冬 >地味に振り回される涼。涼・虹子3/春 >やっぱり名コンビ。涼・卯浪4/冬 >「そういうキャラのオレがやってやるよ」小瑠璃・安居2/夏 >元の世界の関係が随所に滲み出る。小瑠璃・涼7/秋 >時々だけど笑顔を出せる。小瑠璃・源五郎3/秋 8/春 >狩りの相性が存外良い。小瑠璃・あゆ6/冬 >距離感が微妙。小瑠璃・鷭1/春 >医療面でナイスコンビ。どちらもふわふわしている為春は警戒心をあまり持たない。柳がどう出るかが問題。小瑠璃・虹子4/夏 >距離感が微妙。小瑠璃・卯浪5/秋 >地獄。源五郎・安居4/春 >虫を食べる事にあまり頓着しないメンバーが多い。食事が楽しい。源五郎・涼6/夏 >距離感が微妙だけど源五郎はそんなに気にしてない。源五郎・小瑠璃3/秋 8/春 >一番安定感がある。源五郎・あゆ1/冬 >生物の話で盛り上がる。源五郎・鷭5/冬 >動物の話で盛り上がる。源五郎・虹子7/冬 >非常に業務的だが足りないものを補いあえる。源五郎・卯浪2/秋 >地獄。あゆ・安居7/夏 >夏Bに頭を痛めてお互いどころじゃない。あゆ・涼5/夏 >すらっとしてさらっとしてるどころじゃない。あゆ・小瑠璃6/冬 >結構落ち着く。あゆ・源五郎1/冬 >快適。あゆ・鷭4/秋 3/冬 >快調。あゆ・虹子2/春 >割と似た者同士?と角又・ハルに言われる。あゆ・卯浪8/秋 >あの教師どもに騙された鷭・安居6/秋 >一見危なっかしいが案外安定している。鷭・涼2/冬 >安定している。鷭・小瑠璃1/春 >ほのぼの。鷭・源五郎5/冬 >ほのぼの。鷭・あゆ4/秋 3/冬 >やや危ない。鷭・虹子8/夏 >お互い仕事を果たす。鷭・卯浪7/春 >困惑。鷭ちゃん踏ん張りどころ。虹子・安居5/春 >組分けをする基準が謎だとお互い思う。虹子・涼3/春 >花にいいなと思われる。虹子・小瑠璃4/夏 >互いにそこまで仲良くはないが…。蝉丸の行動を最初は警戒するが、その内に割と見せかけだけだと看破する。虹子・源五郎7/冬 >仕事をする。動物に対する仕掛けの話で盛り上がるかもしれない。虹子・あゆ2/春 >淡々と仕事をする。建築の話で盛り上がるかもしれない。虹子・鷭8/夏 >普通に仕事をする。虹子・卯浪6/春 1/秋 >無視。卯浪・安居3/夏 >百舌の存在がどう出るか。卯浪・涼4/冬 >行方不明。卯浪・小瑠璃5/秋 >卯浪・源五郎2/秋 >卯浪・あゆ8/秋 >卯浪・鷭7/春 >生存するかもしれない。卯浪・虹子6/春 1/秋 >生存するかもしれない。終更新日 2017年09月25日 17時41分48秒
2017.08.11
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7種の中でも解釈に迷う20巻「逃げられたんです」について嵐の過去、嵐の行動理念と併せて意図を考察・解釈した二次創作SSを先日投稿致しました。原作の言葉・モノローグを引用していますが、勝手に解釈している部分も多いです。そして嵐が傲慢です。『いいから黙って救わせろ』嵐独白SS※→long ver(前半長め/別サイトに飛びます)以下、書いていて思った安居達、価値観殺し嵐達に関する事。深読みし過ぎでぐだぐだしています。長いです。●「逃げられなかった」から今も一歩も踏み出せない→「逃げられた」と認識を捻じ曲げる「逃げられたんです」この言葉、何度見ても勝手。知らないからと言って、もっと言い方は選べただろうともやもやすることが幾度もあった。同時にそれで納得する安居にちょろいな…そんなんだから要先輩や先生達に翻弄されるんだよ…モンペのやり過ぎを止められないんだよ…とも思っていた。逃げられないって。監視カメラだらけなのに。逃げられないって。国家の極秘プロジェクト生贄なのに。逃げられないって。恐らく殺されるか連れ戻されるのに。逃げられないって。そこしか生き方も夢も知らないのに。逃げられないって。大事なものは全て箱庭の中にあるのに。逃げられないって。温室育ちの植物も、放牧されている牛も、皆人間の命の為消費される為に産まれているのに。逃げられないって。それに似たことを夏のAチームは使命と思っているのに。ーだけど、あの言葉を嵐は世の中の絶対正義として言っているわけでない。田村先生もきっとそうした万能の言葉や真理としては描写していない。では、何の為か。あの言葉は、嵐の自己満足の為の言葉。嵐の為の言葉でも、嵐の青臭くエゴイスティックな言葉でも、半端に共感と理解を示しているからこその言葉でもある。そして、それ以外に手を差し伸べる方法を知らないからこその言葉でもある。実際に逃げるのが可能か否かはこの時点では(嵐・展開の為には)重要性の低いこと。(それを実現する術はもうどこにもない。それを確かめる術も、百舌に対応策を訊く位しかない)過去安居が「逃げられなかった」から、今の安居も「どうすればいいか分からない」事が重要。過去安居は「逃げられた」と事実認識を捻じ曲げることで、今の安居を解放することが先決。「逃げないで闘う=生」「闘うことから逃げる=死」という安居の二元論を壊すことが第一。過去の世界の安居には手が届かない。救えない。だから、安居のインナーチャイルドの境遇を疑似的に変化させた。過去のトラウマの前提を捻じ曲げることで価値観をぶち壊して心の家を一部更地にした。……この言葉は理詰めなんかじゃない。やり方が少し違えば逆洗脳にさえ近い。これまでの"常識""大前提"を混乱させることで新たな観念、視点を植え付けているのだから。また、それが成功するかも賭け。安居への絶対的な切り札でもなく、ある種の押し付けであり、賭けでもある言葉。あの言葉は、一度沈んだ安居を、周りの声がきこえるところまで引きずり出す、ただそれだけの言葉。そして安居もきっとそれ以外に取れる手が見付からなかった。心のどこかでは、このままでは駄目だと、教えてと、「俺は何をやってるんだろう」と思いながらも、蹲る事しかできなかったから。動いたらもっと酷い事になるかもしれない迷子の状態だったから。だけど、安居はやっと手を取れた。声が聴こえて、視野が拓けて、一歩だけでも歩みだす力を得る事ができた。だから、涼の話を聴けた。茂の想いが伝わった。ナツに今までと違う声をかけられるようになった。…喩え思い込みだとしても、『7人に残らなければ生きてここを出られない』と思ったことで未来への片道切符を手に出来たあの時の安居のように、新しい世界に辿り着く前に足切りされることはなかった。それが幸か不幸かは別として。●安居のジレンマと矜持ここで、後々特に問題になってくるのが『逃げられた』と事実認識を捻じ曲げることで、茂達の死を『避けられた』=『自分でそれに気付けていたら逃げられたかもしれない』こととして認識してしまうこと。「オレたち皆馬鹿みたいだ」「受けなくていいテストで死んだって」「オレのせいで死んだ茂は」といった安居の自戒と自虐と自責。これを昇華しきることは喩え大前提にショックを与えたとしても、茂が喩え安居を助けて死ぬことに誇りを持っていたとしても、難しいと思う。実際要先輩との再会で再び思考の地獄巡り再発してしまったし。だから、まず地獄巡りだらけのあのシーンでは、整理する為の一手目として「そもそも誰のせいなのか?」が問われたんだろう。最終的に責任を取ろうとしたのは百舌。原因の原因とされたのは恐らく先生及び上層部、計画担当した人。彼らがほぼ100%悪いし、愚かで、弱い。その中で夏Aは、安居は、茂は、涼は、精一杯やった。結果は最悪だったとしても、過程に醜い想いがあったとしても。因果の中に安居達の決断も含まれてしまっているとしても。だけど、夏A施設について責められる人が、責任を負うべきと思い当たる人が、中盤の安居にとっては一人しか居なかった。皆死んでしまったから。その責める人さえ死んだ(と思った)時、そして安居への混合チームの恨みが爆発した時、恨みも怒りも悲しみも燻った。だけど消すことも安居には出来なかった。不完全燃焼を続けていた。だから、この責任の話で一つ安居の肩の荷が下りた。鎖が一つ外れた。そして恨み続ける事で維持していた身体を、ナツ達の為そして105人の為に使うことで、いくつかの思考回路をそちらに移動することで、少なくとも何をやってるんだろう状態にはならずに済んだ。(因みに安居の過去にもしこうしていたらと想うことも事実認識の迷路になってしまうし、 現在にうまく生かすまでは単なる夢物語なので涼が止めたということだと思われる)他にも当然まだまだ解消されていない想いはある。誤魔化した思いも、誤魔化された思いもある。あの時は絆されたけどよくよく考えてみると…と後々思うかもしれない部分はあるだろう。後になって後悔と自責とどうしようもなく鬱な想いが湧いてくることもあるだろう。本人の与り知らぬ所で勝手に膿んで暴発する部分も。だけどそうした複雑な想いを助けるのは、まずは連れ出してから、傷を曝け出せる環境ができてから……なんだろうと思う。嵐の「いつか」と花の「いつか」はその後の可能性で、希望という描写なんだろう。番外編でその描写、フラグが消化されるとは限らないけれど…。……番外編の中で安居に関して与えられたページで100%それが解ききれるほど簡単なものでもないと思うし、ここまでえぐいと実際の似た例と同様簡単に語り終えてしまうのもなあ、と想うし。それでも、何とか昇華しつつあって、過去の色々な事を今までと違った視点で見直せるようになった安居の姿は見たい。●群れるから弱いのか、弱いから群れるのか安居への暗示が解けたのは、安居が途轍もない素直さを持っていて、涼がナイスオブザーバーをやってのけて、茂が昔のように何気なくさりげなく安居の隣で声をかけることが出来たからこそ成功したこと。そのきっかけを作ったのがきっと、「ナツが一度落ちたけどもう一度登り切ったこと」と、嵐の言葉のナイフだった。……安居が、そうしたきっかけ、ある種のレールに似たものがなくてもどうすれば最善か分かるような、あるいは選んだ道イコール正解だと主張するメンタリティを持っていれば。……安居達がそうした育ち方をしていなければ。……涼がまつり・蝉達により影響を受けていなければ。……右手の動かない理由が、勝手に出てくる言葉や涙の正体がはっきりしていれば。もしかしたら、彼らは自力で「強く」解決することができたのかもしれない。あるいは、もっとチームワーク然とした、嵐が滔々と語る必要のない展開になっていたのかもしれない。けれど、自分で決めて自分で責任を取るーそれが必ずしも正解とは限らない。「そんな状況で起きたことに責任なんかない」ーというように。あれは、安居の弱い部分への赦しでもあるんじゃないだろうか。ずっと強くあらねばならないと思ってきた安居の為の、「自分で決めて自分で責任を取る」ことさえ、命の存続と引き換えに押し付けられてきた安居の為の言葉なんじゃないだろうか。誰かに勝手に押し付けられた苦しみが、誰かに勝手に押し付けられる救いによって消化される。だからこそ生まれる絆も、20巻では描かれていた…のかもしれない。……それと、そうやってとてつもなく素直で弱くて仲間依存でヒントさえあれば強くて頼もしくなる(※ただし肝心な所が迂闊)安居じゃなければここまで読み続けたり読み解いたり、応援したりなんて続けていなかったかもしれない。●田村先生の意図とは?ナツの過去思い返しでも安居の闇落ちでも花のモノローグでも34巻要さんでも貴士先生でも思ったけど田村先生は7種で、成熟した文明社会を奪われた人間の弱い所、駄目な所、醜い所を描こうとされていたのかな……。成長過程にある社会で、強く、見事な人間の様子、そして自然環境よりも人間の罠や悪意、そして知恵や決意が勝る様子を描かれてきたBASARAとは趣旨が違うのかもしれない。成長しているようで、またぶり返すようで、不条理な神様に振り回されるようなちっぽけな人間を。どこかのとらうま町に居るような、エゴ剥き出しで、優しく、同じ失敗を繰り返し、狡くて、都合のいい、優しくない人間たちを。どこかのセンサーに反応するような、ありとあらゆる恨みや怒り、蔑視や害意、その手段を。それら悪徳や毒たちを経て、どう変わって行くのか、どう生きて行くのかを。田村先生は描こうとしていたのかもしれない。そんな人の欠点を、作品内の人々が完全に乗り越えられているのかは分からない。ずっと乗り越えられないままかもしれないし、乗り越えた所も根治できていなくてまた再発するのかもしれない。だけど、そうしたところを含めて愛せるようなーあるいは、慣れることのできるようなー読み方が、望ましいのかもしれない。そういう特徴は、ほとんどが各々が歩んできた道、人と関わって来た歴史を体現してもいるから。35巻のカバー下の泣きも笑いもせず強がりも弱い所を見せてもおらずどの仲間にも目を向けてない安居に若干居心地の悪さを覚えたのも多分そのせい**********************……でもそれはそれとしてヘイトぎりぎりの感想や二次創作は書くかもしれない。新たな特徴・思考回路が出るごとに考察厨の血が疼くし。喩えそれが欠点であっても。安居相手だと普段秘めてるダークな部分が表出するキャラもある意味面白いし。そのポジションが安居含む夏Aにとっての卯浪で貴士で要なのは皮肉…なんだろうなぁ嫌われと違って安居に安居らしい非もある。だけど、安居の背負う必要のない責も安居が背負ってる。一般猟奇と違って肉体的な拷問はしてない。だけど精神的に共有できない外傷を負っている。よくあるデスゲームと違ってある程度育ってから閉鎖空間に閉じ込められたわけじゃない。だけど、子供の頃から施設しか生きる場所を知らなかった。ディストピアものと違って幼い頃に抱く夢や気持ちは読者と近しい。だけど、外の人に言われるまで未来以外に道を見出せなかった心理状態。だからこうした作品に出てくる人の駄目な部分、暗い部分、どうしようもない部分と重なるようで、重ならない。独特。考察や深読み、IF展開を考える甲斐がある。
2017.08.10
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長兄と若葉と110の痴話喧嘩がまた見られるだけで卒業制作ゾンビ期間も頑張れそうですどうぞよろしくお願い申し上げます。なんかね…・長兄のお互い兄弟というもののプライド入り混じった喧嘩&肝心な所でタッグ組んでくるやつ・若葉のお互い兄弟中の提言の自己認識含めた喧嘩&ディストピア松だと最凶の敵コンビになってくるやつ・110のお互い兄弟の外に向けた目を元にした煽り合い&同情のような素直じゃない差し伸べる手みたいなのもう本当好きなんよ…ヤムチャになって救急台車で運ばれるレベルでたまらんのよ…材木数字速度だと許せる部分が許せない感じとか年中末松水陸だと案外素直に行くやり取りがいつまでもかかってる感じとか筋肉紅パカ馬鹿サイバーだと似た者同士としてお互い認識してるのをこっちだと絶対に認めようとしない所とか色のように殺伐としてはいるもののどっちも絶対譲ろうとしない所とかほん・・・すき・・・・・・
2017.08.09
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4コマ6本目タイトル俺「の」馬鹿犬俺「の」ってなんだ「の」って。・ままごとに付き合ってる様子を誤魔化すこともなく・子分に敢えてくっつかせ・子分の肩から自分に手を伸ばしてる様子を見ながら「俺にだけ懐いてるのは悪い気しない」 と宣う・あめちゃんくれる優しい子分に懐く真冬・降りなさいと言われいやいやする真冬・「帰るから降りなさい真冬!」「オラこの尻軽!」なにこれ超かわいい・・・年下尻軽(仮)に振り回されるヤンキー高校生かわいすぎか・・・しかしこの頃の真冬はやはり最強である。&この頃は・ままごとに普通に付き合う・蝉を真冬にあげた時(やべっこいつ虫苦手だったか…!)と思う気遣い ・なおこの後の真冬の反応はままごとである・子分たちの喧嘩する姿は恐らく見てない(喧嘩後皆が死屍累々状態になってる所は見た)・プールでVIP待遇(先生に呼び出される)ということで鷹臣君のスパルタが始まる前と思われる。この辺りで・真冬、鷹臣君に誕生日プレゼントにカツラを所望する →鷹臣君、教頭からカツラを盗み真冬に渡すがリリースすることに →東高の宝箱という名のタイムカプセルに入れ『返しといてくれ』 →時を経て真冬(転校後)とアッキー達が発見・非情なるままごと(なお再現に早坂君が付き合わされる)(可愛い)などがあったと思われる。この後に前後関係がまだ不明だけど、・西高と東高の今と違ってまったくまったりしてない喧嘩→真木・鷹臣ぼろぼろになる・真冬、恐らく一人で居る時真木(西高副番長 → 番長)に頭を撫でられる・真冬、鷹臣君たちが喧嘩する所を目撃して恐怖心が勝つ →鷹臣君を避けるようになる・真冬、あっくんにうさちゃんを取られ鷹臣君に泣きつく →真冬、あっくんに喧嘩を挑まされる →真冬、ぼろぼろで男子5人に勝つ(最後のワンピース姿回想) →真冬、鷹臣君のスパルタ特訓に付き合わされる羽目になる(ここからTシャツ&短パン姿)・鷹臣の祖父、学園と土地を騙し取られる →騙し取った側は学校経営ド素人→学園荒れる →鷹臣、教師になり、学園の復興と取り戻すことを決意 →鷹臣、引っ越しする・鷹臣が五条から佐伯になる・真冬、薄々自分の立場がやばいものだと気付き始める →真冬、最強伝説への一歩を踏み出し始める・・・・「すごく強い女の子が居る」という噂が立つ・中学真冬、土管のある空き地でM園先輩を舎弟にする・真冬、寒川を舎弟にする・大久保、山下ほかも舎弟になる・真冬、東高番長になる・真冬、埼玉最強伝説・ついでに真冬、ドMによって理想のドSとしての噂を立てられる・真冬、髪を金髪にする・真冬、西高番長桜田旭のハートパンツを笑い飛ばし以降目の敵にされる・真冬達、割りばし鉄砲を作ったり土手を転がったり西高と喧嘩したりと荒れながらも充実・真冬、警察のお世話になり退学 →緑ヶ丘学園に転校という展開だったと思われる。ついに1巻からずっとフラグ立てっぱなしだった鷹臣&真冬の番長物語が明らかになるのかと思うとわくわくが止まらんたまらん。M園先輩サイドから真冬が番長になるまでの話も語られそうなので楽しみ。多分早坂君の耳はまた塞がれる。M園先輩・寒川親衛隊長による真冬語りのキラキラした目がとても好きなのでそれも楽しみです。
2017.08.08
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けれど彼らはその旅路を知っている乗り越え方を知っている喪った痛みを知っているそしてようやく癒し方を知りつつあるあの人達を肯定などできないし過去の己を肯定などできない否定し続けるには歩き続けああはならぬよう注意をはらってあの人達の歩めなかった道を己にあの時見えなかった道を歩き続けるほかないのだ帰る家は未だにない形も影も定まらない未来こそが彼等の対の棲家なのだから
2017.08.07
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7種34巻買いました。35巻もはじめは通常でいいやと思っていたけれど要先輩と蝉ナツと4巻新巻さん要素、あと小冊子が気になって注文した私です…。amazonでは1.5倍の値段になっていますがわたしの場合は本屋さんで注文すればまだ元値の1070円で買えたので、気になる方は是非お近くの本屋さんで訊いてみてください。34巻本編は雑誌の方で読んだ為、今回は4コマについての感想を書きたいと思います。***********わたしの考えていた要パイセン:・要先輩ひどいけど強いし頼りになるのも事実・育てた者として、作り上げた者として責任取りたい気持ちも分かる(マッドサイエンティストものにありがちな展開)・くるみ背負ったあたりかっこよかったしサポートの役割は十分に果たしてる・狂気的とはいえど自分の産んだ脅威(安居)を倒そうとするってフランケン博士みたいやなあ…・茂に会って止まって罪悪感がぶり返す…だと……? 要先輩も人間の心をまだ持っていたんだな…!・基本無言(※訊けば何でも答えてくれる)だけど安居の心を粉々に砕く時だけ饒舌なのって怖いけど執着しまくっている人としては非常にリアル・もし以前から要さんに幻覚を見る機会があったらどの段階で安居がサイコキラーになっている幻覚を見ていたのか気になる・思想犯系ヒールの、思い込みで自分の弱音も自分への疑いも押し殺す感じってある意味徹しててかっこいいかも(ヒロアカ某ヒーロー殺しさんの影響)34巻4コマ:カナメゎ走った…… アンゴは殺さないと…… でも……もぅつかれちゃった… でも…… 貴士先輩にも言われたしあきらめるのょくなぃって…… カナメゎ……ぉもって……がんばった…… でも……ネイル…われて……イタイょ……ダレも……心配してくれない…… でも……カナメゎ……責任とってがんばるょ……!!…………アリにやられてる時もずっと安居殺すで脳内麻薬ドバドバ状態だと思ってた…強くて周りのことと使命感でいっぱいいっぱいの要さんは……居ないのか…?いや、多分大人な強くて痛みを感じないようにしてる要さんも居るけど幼い頃の要さんもまだ心の中に居る…ってこと…なんだろうな…多分…でそういう要さんを抑えつけてるのがわたしたちの知る大人な要さんなんだろうな。安居達に山の中で強くなるようにした残酷めの要さんの、動け! もっと素早く(技を)なるんだ! もっと強く(磨け)持つんだ! 冷たい心 裏をかく戦術 知恵(最終試験の)時は迫る 戦え!死にたくなければ命令聞くな!お前など要らない すぐに出て行けしてるような要さんの、反動で多分そういう要さんが居る…んだろう……うん…安居も基本クソ強ヒール染みてるのにクソ弱メンタルでアダルトチルドレンな所あるしその育ての親なんだから……順当……なんだろうな…自分は痛い心配されたいという気持ちがどこかにあるのに子育てすることでセルフセラピーするなんていう無茶をかさねたから夏Aが揃いも揃って問題を抱える羽目になったのかも、と考えると納得。特に安居との相互影響、育てる←→育てられる関係による変化の考察なんてもっと深めてできそうかも…かも……(まだのみ込めていない)
2017.08.07
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「二人とも俺が居ないと駄目なんだから」「あの人は俺が居ないと泣くか怒ってる」 そんな思いが今日も俺を支えている。 お蔭で今日も道に迷った時、俺はどうすればいいか分かる。 どこに行けばいい? 迷っている人の後ろについていけばいい。 あるいは、立ち止まっている人の傍に一緒に座っていればいい。 それが今の俺の生き甲斐だ。 他人の人生に介入する。 相手が自分に依存していることを心地よく思う。 自分に依存している相手、自分が依存している相手の為、俺は生きる。 そんな大義名分の為ならどこまでも突っ切れる。ーーそれがきっと俺の欠陥だ。***********************************+++前置き+++これは嵐視点の独白多めのSSです。巨船編、特に20巻の辺りの台詞引用しています。7種の中でも解釈に迷う20巻「逃げられたんです」について嵐の過去、嵐の行動理念と併せて意図を考察していたらこうなりました。・あの言葉を嵐は世の中の絶対正義として言っているわけでなく、田村先生もきっとそうした万能の言葉としては描写されてない。・嵐の為の言葉で、嵐の青臭くエゴで半端に共感と理解した様子を示した言葉。・安居への絶対的な切り札でもなく、ある種の押し付けであり、賭けの言葉。・……(解釈続き→)……といった解釈を前提とした話です。さて、前置きと御託はこれくらいにして。ー以下、悪夢の中で不定の狂気状態な安居に対するいいから黙って救われろマン嵐の独白SS。友情のような、喧嘩腰のような。********************* 人の世話を焼く事で心を保つその足を俺はどこかで見た事があった。 俺の足と同じだった。 背負わなくていいものを背負いつづけるその人の背中を俺はどこかで見たことがあった。 自分の欠点や、向けられる蔑視の目を自覚するあまり露悪に走る蝉丸。 真面目すぎて、要領が悪くて後悔や危険への怯えに囚われるナツ。「先頭で風を受けるタイプに見える」 ー踏み込まなくていい場所に、火の粉を被ってまで突き進む、あの人。 だからきっと苦労の多い人生を歩んできたんだろうと思った。 隣に誰も居ない、誇り高く驕り高く、強く居ることで自分を保つような人生を。 そんな相手と同じ辛い目になんて遭うことはできない。下手に共感するのも失礼だ。 体の怪我ならともかく、心の傷までは。 だからせめて、逃げ出す痛みなら共感できるようになるだろうからー叫んだんだ。「あなたは逃げられたんです」 あの人の言葉が、「お前には絶対救えない」と言っているみたいだったから。『お前らには分からない』 まるで、母さんを喪った時の親父のようなその声を止めたかった。「分からないなんて」 どうせ分からないなんて、言うな。 …秋の村の後に出会ったあの人の話を、あの時の俺は碌に聴けなかった。 だからちゃんと今度こそは。「一緒に」 一緒に、行く。 助けて、一緒にあそこに帰るんだ。 これは当たり前のことだから、押し付けるように俺が好きでやってることだからありがとうは言わなくていい。 誤魔化しで構わない。三文芝居で構わない。 目の前で蹲ってるままじゃ何も見えない。 …安居さんがこれまで居た場がどんな所だったのかは知らない。 何に価値を置いて、何を理解できる場で育ってきたのかは知らない。 それこそ、俺の言葉の真意だってどう言えば伝わるのかが分からない。 どうすれば貴方を助けられるかもわからない。 貴方は詳細を語らない。 貴方の傷口が膿み過ぎて、自傷のような形でしか扱い方が分からないのかもしれない。 貴方が声を、心を伝えたい相手が耳を塞いだからなのかもしれない。 聴かれても、酷い反応しか得られなかったからなのかもしれない。 だけど、ここに居るのはその相手じゃない。俺とナツだ。 俺は聴きたい。ナツも、耳を塞ぐような子じゃない。 貴方が何に今までも、そして今この時も支配されているのかも具体的には分からないからー 今は、押し付けるように、DVから助けだされた被害者に「幸せになるのが最高の復讐」と似たようなことを言うしかないけれど。「そのテストは受けなくてよかったんです」 俺に言われたからだと、『逃げ』る理由にしていいから。「でも」 ここは譲れない。「今」 安居さんは素直すぎる。だから過去に縛られ続ける。 誰かが鎖を砕かないといけない。 ー喩え、それが安居さんを傷付けるとしても。「俺らは」 安居さんはそして、行動力がありすぎる。だから俺達を助けられる。 だけど、そのままじゃー上下関係のままじゃ、この言葉はきっと安居さんには届かない。 ーだから、「自由です」 どうか、出てきてください。 貴方達の為にも ー俺らの為にも。 貴方が蹲る、想い出の洞窟に何があるのか。 何故貴方がそこに縛られているのか。 貴方が悲痛な声で叫ぶ茂さんは、どんな人だったのか。 ーここを出てから、教えてください。* それなのに、どうして。 ーどうして、心地いい潮風の中貴方が口にした人がー「花は死んだ」『俺達が 殺した』 俺が、助けたいと望んだ、安居さんの口にした人がーーーーーーーよりにもよってなんであの人なんだ。これは、裏切りだ。***********安居のお節介はエゴ。嵐のお説教もエゴ。花の先頭切って行くところもエゴ。ナツの気を使い過ぎる所だってエゴ。安居の告白が嵐に秘密にし続ける(そして嵐にとって大事な人を傷付けた)罪悪感を解消するためのものと考えるとそれもまたエゴ。だけど、エゴは必ずしも悪いものばかりではない。
2017.08.06
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モデルプレスさんのまとめ、「デート中に男性が可愛くて仕方ないと思う女性の行動5つ」パロ。何人かの周りの人にアドバイスをもらっている早坂くんという体の早→ウサですまふまふがウサちゃんマンなんじゃないかと疑ってかかる早坂君が乙女すぎて可愛い最高。同巻の東西北デート入り乱れが全くラブと縁遠いようで遠くなくてカオスだったので余計にこの胸キュンが捗るね!!でも寒川はやっぱり寒川だったね!!女男に喜んで振り回される北、男女に勝手に振り回される東とあの回は番長が可愛い回だった。何であの話の番長はそろいもそろって可愛いんだ。話がずれましたが以下ヤンキー由来の仁義を貫くウサちゃんマンとウサちゃんマンの前では乙女になる早坂くんで勝手にパロです。*************大好きなヒーローとのデート。たくさん自分のことを可愛いと思ってもらいたいですよね。デート中に見せるちょっとした仕草や行動が、相手の心をキュンとさせ「こいつ可愛いなぁ」と思わせるもの。そこで今回は、ウサちゃんマンがデート中に可愛くて仕方ないと思うかもしれない早坂の行動をアンケートから導きます。5つご紹介していきます。これを真似れば、あなたもヒーローにたくさん可愛いと思ってもらえるはずですよ。・自分を見つけた瞬間に満面の笑み「デートの待ち合わせで、俺を見つけた瞬間に満面の笑みでダッシュ&タックル、心地よい痛み。あー、今日一日幸せに過ごせるなって確信したよ」(19歳/緊縛業M)やっぱりデートの始まりは大切ですよね。自分を見つけた瞬間に大好きなファンが満面の笑みで駆けて来たら、ヒーローは幸せな気分でデートを始まることが出来るでしょう。もちろん、待ち合わせでウサちゃんマンに会った瞬間に笑顔にならない早坂なんていないはず。ですが、控えめに笑うよりもここは大袈裟なくらい飛び切りの笑顔を心がけましょう。会えて嬉しい、これからのデートが楽しみという気持ちを最大限の笑顔で表すのです。そうすることできっとヒーローに気持ちも伝わるはず。デートの始まりから、ヒーローを虜にしちゃいましょう。・ヒーローだって愛されている実感が欲しい手を繋ぎたがる「デートが始まってすぐに手を差し出してきた先輩。やっぱり手を繋いで欲しいってされると、可愛いなぁってなっちゃうよね」(16歳/風紀部A)まだ付き合いが浅いと手を繋ぐのも勇気がいることですよね。ですが、ヒーローだって手を繋ぎたいと思っているはず。思い切って手を差し出してみたり、「手、繋ぎませんか?」なんて聞いてみたりしましょう。ファンの方から手を繋ぎたがれば、ヒーローの心はもうキュンキュン。可愛いなぁと思って、思わず笑顔になってしまいますよ。そのままギュッと手を繋いで、距離を縮めながらデートを楽しんでいきましょうね。・デートで子どものようにはしゃぐ「一生懸命考えた訓練プラン。それをはしゃいで楽しんでくれる姿を見ると、可愛いなって思うし、頑張ってよかったなって思うよ」(24歳/教師S)ヒーローがデートのプランを考えてくれたのであれば、楽しんでくれているか不安を抱いているもの。そんな不安をすべて拭ってしまうくらい、楽しそうにはしゃぎましょう。その天真爛漫な姿は、ウサちゃんマンの目にはとても可愛く映りますよ。全身で楽しいという気持ちをウサちゃんマンに伝えましょうね。・言葉だけでなく行動でも好きを伝えよう一生懸命話を聞いてくれる「やっぱり、僕の話を一生懸命に聞いてくれると、愛されてるなぁ、可愛いなぁって思いますね」(18歳/さどる大根O)ウサちゃんマンだって自分の話を聞いてもらいたいのは当たり前のこと。その相手がファンであれば尚更です。そんな自分の話を、聞き漏らさないように一生懸命聞いてくれていたら、ウサちゃんマンはたまらなくあなたのことを愛しいと思うでしょう。その姿勢を見せてくれるだけで、ウサちゃんマンは嬉しく思うはずです。ヒーローが話をしている時は、一生懸命聞いて、きちんと反応してくださいね。見えなくなるまで手を振ってくれる「で…デートではないが、先日少し立ち話をしてから、別れて振り返っても振り返っても、ずっと手を振り続けてくれた同級生の男が居てな…。不覚にも可愛い、これまで話してきてよかったと思った」(17歳/女クラN)始まりが大切なら、終わりだって大切。デート終わりは、ヒーローの姿が見えなくなるまで、手を振り続けて見送りましょう。別れを惜しむその姿に、ウサちゃんマンは付き合ってよかったな、デートしてよかったなと思うはずですよ。たとえヒーローが振り返らなかったとしても、最後までヒーローの姿を見送りましょうね。いかがでしたか?ウサちゃんマンだって愛されている実感が欲しいもの。好きな気持ちが全面に現れた行動や仕草に、ウサちゃんマンは可愛くて仕方ないと思うでしょう。少し恥ずかしい気持ちがあっても、行動にきちんと示すことが大切。あなたも次のデートでは、ご紹介した5つを参考に、好きな思いを行動で示して、ヒーローにもっと好きになってもらいましょうね。(編集部)
2017.08.05
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ブログの認証ついでに5~7月の面接帰りの写真色々。東京や東北や中部で写真をやたら撮ってるリクルートスーツを見掛けたらそれはきっと私です。
2017.08.04
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大人は嘘つきではないのです。間違いをするだけなのです。********『おとなしくよごれろ』※下衆の勘繰り注意※下衆キャラ注意※胸糞注意********僕は間違ってない。八つ当たりではない。これは、正当な、教化だ。「未来に行ったらそういう判断を間違うなよ」 信じられないような目付きで、僕のお気に入りと後輩のお気に入りが僕を見ている。 ああ、心の奥底から笑みが湧いてくる。 僕は狂っているのかもしれない。後輩よりも。 後輩のお気に入りが目の光を喪っていく。 同僚に引きずられるままだ。 思考停止ーもしくは気絶したのかもしれない。『いいですね』『幸せそうで』 そうだな、幸せなのかもしれない。 自分よりも幸せなものは壊せばいいから。 彼らの後を追って僕のお気に入りは、ぎこちないながらも歩き出した。 そうだ、それでこそお前だ。 光がある限りついていく影。 お前は未来でどう動くのかな。 僕には関係のないことだが。 未来でもきっと素直でないながらも助言をするのだろう。 それが届かなくとも。 そうして、邪魔者は殺すようになるのだろう。 大義名分の為に。 それが喩え一時的な邪魔者であっても。 望ましい変化だ。『だから言ったんだよ』 こう言う時がとても待ち遠しかった。 常に冷静さを崩さないお前が、ムキになる時。 いつも隣の青年が絡んでいたな。 青年を意識し過ぎて隙だらけ。 他の事に注意し過ぎて隙だらけ。 それなのに踏み込む愚かさ。 年相応で可愛いと思ったよ。 同時に未来に行けると信じる不遜さが僕の傲慢さと重なって懐かしくて憎らしくてね。 どうだい? 目の前で、喪うはずがないと思っていた光を喪うのは。 それでも前に進まねばならない気分は。 それが、唐突に滅ぶと伝えられた、未来に行けないと教えられた、僕達の気持ちだ。 きっとお前達の行ける未来でも、お前達の前に光は存在しない。 ざまあみろ。 ……ああ、駄目だな。 私情は抑えねば。 抑えて、利用せねば。 後輩が自信をもって語る、僕達の、子供の行けない未来の為に。 これは、洗礼だ。 これは、餞別だ。 どうでもいい子供達と君は違う。 守られるべき子供達と君は違う。 だから君達には極大の悪意を捧げよう。 僕は君達に恨まれる。 君達は僕らを憎むことで、獣になれる。 悪を知り、悪を行えるようになる。ー17年前思ったその考えは未だに変わらない。 我が子を未来に送ることが出来た今でも。 シェルターに入り、他人の血と泥に塗れ生き残った今でも。 獣でないと出来ないことがある。 皆美しく死んでいきましょうでは出来ないことが。 だから、人間臭い、外の世界と隔絶されているにも関わらず、奇妙に外の世界と似た部分を持った彼らに、後を託したのだ。 未来で彼らはどうするだろう。 僕の娘と顔を合わせてどうするだろう。 ちゃんと「判断」をできるだろうか。 ー間違わずに生きろ。 間違わずに、切り捨てろ。 倫理も枷も視線も全てを。 間違わずに、汚れろ。 他の奴らが出来ないことをしろ。 「教師」になれ。 僕が君達にとっての絶対的な悪であるように、僕の後に続いて、掃き溜めになれ。 汚い大人として、絶対的な敵として、「反面」教師になれ。 他の奴らを子供たちで居られるようにしろ。 勧善懲悪の倫理を綺麗に保ってやれ。 粉々になりながら、反吐の出るものたちと混ざりながら、断片的に思う。その役は、必要。集団の為。未来永劫。死んだ後も、絶やすな。
2017.08.03
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かなりバッサリとした辛口就活ブログさん、「転職・就活のまどサラリーマン」にてhttp://nomad-salaryman.com/post-4229大企業だと体育会系枠があるというお話を拝見。・意識しなくても敬語が使える、礼儀正しい・ストレスに強い、投げ出さない・体力がある・Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)こうした要素を求めている、とのこと。たしかに考えてみれば、「勉強する時間を運動と人間関係にまわしていた」ともとれるわけで、体力と人間関係が大事な体育会系って一足先に社会勉強をしていると言えるんだよなあ…。そういえば早くに就活で内定決まっていた友人達は・バスケのa(スルメ系・沸点がタングステン並に高い)→実験系・剣道マネのOちゃん(言いづらい事を言える・上げるのがうまい)→ゼネ・テニスのどるちゃん(どんな相手とも話せる・付き合いの継続がスッポン並)→デベ・バレーの桜くん(謙虚・ツッコミのタイミングが抜群)→医療系と体育会系が多かったような気もする。体育会系として変わっていったのか、本人が体育会系で耐えることのできる力を持っていたのか。あと、一番食いついてもらえた私の部活経験も体力系文化部・工芸部だったりする。not体育会系でも、生物・化学・構造など実験をたくさんやっている研究室出の人は好まれるらしい。汚れ仕事体力仕事鬼教授のもと頑張ってる真っ只中なのでこれを推したらいけると思いたい…………今進める道が4つあるのも悩みどころ。●進める道(行き止まりでないとは言ってない)・今内定貰えている所(入った人の半分が辞めると有名)・今進んでいる所(叩き上げとして頑張って来た人が多いそう)・公務員(仲のいい教授と友達にお前の優柔不断は役所向きだと言われまくる)・院(準備遅い)テスト勉強なら目の前の範囲だけ考えていればいい。受験勉強ならこれまで受かった人達の話や本という道がある。就活に向けた勉強なら、コースにおいて実験や資料を作る時にどの知識が求められたかを考えて、それに沿った勉強をしていくことが大事。就活とその先は……どう考えて行けばいいのかな……これまで歩んできた道は狭くはあったけど、比較的楽な道だったんだなあと今更ながら実感。
2017.08.02
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田村先生の話について、うまく語れないけど最近思ったこと。田村先生の話は、「言いなりになるな」というレジスタンス系の話が多いと思っていた。box系しかり、踊る教室しかり、basaraしかり。それはとてもわくわくするし、革命自体が山場と最後で、後の管理とか敗走は途中の展開とか番外編ならではで、後味が悪いのは長く続かないか、自己補完可能な範囲で表現されてると感じていた。だけど昨今の7種を読んでいるとどうも信念をもってずるいことをする貴士・コネ論ちさ・代々のプレッシャー要と「大人なんだからしかたない」系の話が多くて、ずれを感じることが多くなっていた。レジスタンスして、俺達の戦いはこれからだーをした後を見てみたら、後味の悪い話になっていたRPGのように、それでいいわけじゃないけどそれしかなかった、大人だって子供な部分を日々誤魔化しながら生きているんだとでもいうように。ただ、この間女王の教室を10何年ぶりに見て、7種って少年小女がメインだから勘違いしがちだけど、実の所7種のテーマは阿久津麻耶@女王の教室の言うような「いい加減目覚めなさい」とかに近いのかもな、とも思えてきた。「大人がかっこ良くないから子供がぐれる」とかもろに夏Aである。子供ははじめ大人の言いなりだけど、大人がかっこ悪かったり、合わないから、関わり方が嫌だからと反抗をして独立する。そしてその後は?「大人」として、日々を送るようになる。その「大人」のサンプルがあんまりにもあんまりだったからこじれた部分が多いわけだけど、大人のずるくて弱くて情けなくて残酷でエゴだらけで汚い世界、前時代の遺物を知っていることは、これからはそれを反面教師にしていくことができるかもしれないということが本当のテーマだったんじゃないかと思うようになった。タイトルからして家族作り、一族繁栄がテーマなわけだから、そのためなら何でもするような大人の姿を知っておくことがある種の抗体になるということなんじゃないかなと。他人が怖くてよく分からなかったナツ、気付いたらエゴで守られていた花、人に揉まれず体だけ育った鷹、大事なものを削り落としながら育てられた安居。皆失敗はしているけれど、この年齢だからこその失敗もあるんじゃないかと思う。特に大人のサンプルに乏しかったナツや安居は、その分伸びしろも大きいんじゃないかな。この子たちがどういった大人になっていくのか、とても気になる。<<ということで番外編で要さん以上の年になった主人公たちが!!! 見たいです先生!!!!!>>
2017.08.01
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