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A紙が朝刊で91歳になる元関西電力の副社長Nさんの、 独白記を連載し始めた、 1972年から18年間にわたって、 歴代の総理大臣7人に、 盆暮れに1千万円ずつ渡していたらしい、 その7人の元首相が1千万円貰ったときの、 言葉がイヤハヤなのです、 僕の事務所のある麻布十番には、 麻布かりんと、という人気のスイーツがある、 手頃な値段なので手土産にもうってつけだ、 それを渡すとみなニコッとして、 有り難う、 という返事が戻ってくる、 1千万円貰うときの元首相たちは、 もっともっとお気軽だ、 有り難う、 いやあ、お疲れさん、 おーい、頂いたよ(と秘書に)、 いいなあ、 1972年と言えば、 僕32歳、 このとき、このことを知っていれば、 政治家を目指したかな、 でも、そんな裏金貰っても、 こっそりの使い道がないなあ、 電話のコメント料の1万円にも、 きちっと源泉徴収されるけど、 自分で稼いだカネで飲むと気分いいよ、 でも、 盆暮れの2千万円何に使うんだろ、 総理大臣て結構いい給料とってるだろ、 現職の首相なら落選の心配はないし、 党費で選挙活動するし、 何に使うんだろ、 今もその悪しき慣習は続いているのかな、 社会党の元首相の人も貰ったんだろうか、 民主党の元首相三羽烏も貰ったんだろうか、 今の総理大臣も九州電力のトップとの食事会で、 大丈夫ですよ、 みたいなことを言ってるけど、 何でそんなことを口にしたんだろ、 関電以外の電力会社も、 おカネのつけとどけをやってるのかな、 いろんな疑問が渦巻いてきりがないよ、 せめて総理大臣ぐらい、 大きなガラス箱の中で政治をしてほしい、 子どもたちを連れてきて、 ほら、日本の総理大臣は、 大変だろ、 国民すべての模範にならなければいけないから、 麻布かりんとのお土産さえ受け取らないだろ、 と言ってみたい。
2014.07.29
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大きなかぶを、 みんなで抜くお話をやるとね、 こどもたちは、 自然に大声を出してくれる、 うんとこしょ、 どっこいしょ、 終わって子どもの1人が、 「これ、平和の掛け声なんだよ」 と、誰ににともなく言った、 何だかはっとして、 どうして、 と訊いてみた、 「だって、普段、敵味方のネズミもネコも、 うんとこしょ どっこいしょ で仲よくなるもの」 なるほど、 とその子の感性に感心して強くうなずいた、 「大きなかぶを抜いちゃうと、 分け前のことで争うんだよ」 大きなかぶのお話は、 メデタシメデタシのハッピーエンドで終わる、 でも、リアル世界では、 うんとこしょ どっこいしょ で平和だったのに、 資源をめぐり対立が起きて、 戦争になるのかなあ、 大きなかぶがいつまでも抜けなければ、 いつまでも、 うんとこしょ どっこいしょ が続く、 子どもの知恵に、 戦争をなくすヒントをもらえるかな。
2014.07.26
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とにかく暑い、 35度を超えていて蒸しているから、 ああたまらない、 清水の舞台から南極海に飛び込みたい、 南北両極の氷も溶けているんだろうな、 この星の温暖化は加速していく一方のようだ、 温暖化というより、 一部地域を除いて暑熱化と言いたい、 地球は海と、 陸の緑豊かな自然で、 適当に冷やされ、 マグマの噴出活動を抑えることができた、 と僕は見ている、 やがて陸の暑熱化が進み、 海が温水化して、 それが呼ぶ水になり、 地底のマグマが刺激されて、 未曾有のマグマの噴出が起こるのではないか、 海水は一挙に蒸発し、 地上のすべては灼き尽くされる、 この星は炎に覆われ小太陽化する、 そのときまで人類がいるかどうかは知らないが、 マグマを怒らせた元凶は人類だ、 35度を超えると、 人間の頭はこんな妄想を抱き始める。、
2014.07.24
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一昨日、 日本小児看護学会の第24回学術集会で、 「子どもと看護師が元気になるカゲキの檄文」と題して、 特別講演を行いました、 タワーホール船堀の大ホールを満席にして、 約1600人の看護師さんが耳を傾けてくれました、 1999年8月に「よい子に読み聞かせ隊」を結成してから、 それまでの講演、イベント活動に、 読み聞かせ活動が加わりました、 幼稚園、保育園、小学校を訪れることが多くなり、 老人養護、介護施設、各種障害者の施設での、 読み聞かせ会開催も増えました、 この日の講演は小児科の看護師さんが対象なので、 難病の子どもや、 障害を持っている子どもに、 読み聞かせを行った体験を通して、 そういう子どもたちが見せる、 キラっと輝くような感受性のシャープさを、 1話、読み聞かせを実演しながら話しましたが、 この講演を終えて、 読み聞かせ活動を続けてきてよかった、 と改めて思い知らされました、 「よい子に読み聞かせ隊」を結成して、 まだ2年目の頃だったでしょうか、 関西方面の身障者施設を訪れました、 重度の身障者の利用者が多いところでした、 車椅子の人に、 何人かベッドに横になって参加された人もいました、 ご家族の方も大勢参加されていました、 1つ目の物語でクライマックスの場面に、 さしかかったときのことです、 突然、絶叫があがりました、 怪鳥の叫びのようでした、 その叫びは断続して2,3回上がりました、 何ごとが起きたのか、 と僕はびっくりしましたが、 心を鎮めて読み聞かせを続けました、 終わって職員の方が、 1人の重度身障者の少年のところへ案内してくれました、 本当は青年だったかもしれません、 彼は叫ぶような口調で、 顔は泣き崩れたような表情で何か言いましたが、 僕にはよく聞きとれませんでした。 「とても喜んでいます。先ほど、 大きな叫び声があがったでしょう。 この人が感極まって号泣したのです」 そうだったのか、 と僕は衝撃を受けながら納得し、 彼が大変不自由な体をくにゃくにゃ動かして、 手を差し伸べてくる気配に、 思わず両手を差し出し、 その手を強く握りしめていました、 突き上げてくるような感動に揺さぶられての、 咄嗟の体の反応でした、 読み聞かせ活動をする前、 街で車椅子に乗っている身障者の人を見ると、 可哀想に、と思いました、 松葉杖を使い、 不自然に四肢を動かしながら、 歩道を歩いてくる人とすれ違うと、 痛ましいと思いました、 目が合うと逸らすこともありました、 可哀想に、 はただの憐憫じゃないですか、 自分は不自由でなくてよかった、 という優越した立場からの傍観に過ぎません、 痛ましい、 は正視に耐えないという感情が入って、 差別の意識ではないですか、 読み聞かせ活動を続けているうちに、 車椅子の身障者と行き合うと、 こんにちは、 と笑顔で声をかけることが多くなりました、 目が合うと、 こちらから握手を求めるようになりました、 「お互い今日も元気でやりましょう」 とか声をかけて、 読み聞かせ活動を始めなかったら、 今でも「可哀想に」だったに違いありません。 http://www.kageki.jp/
2014.07.22
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どんな盾もこの矛を防ぐことはできない、 どんな矛もこの盾を貫くことはできない、 この矛盾は解りやすい、 同時期にその矛と、 その盾があれば、 なるほど矛盾だ、 でも、どんな盾もこの矛を防げないが、 やがて、 その矛を防ぐ盾が登場する、 今度はその盾を刺し貫く矛が誕生する、 交互なら矛盾にならない、 人類は戦争と平和を繰り返してきた、 同時期に、 どんな戦争も崩せない平和があり、 どんな平和も防げない戦争があれば、 これは矛盾だろう、 でも、戦争と平和はかわるがわるだから、 どちらも存在できた、 ウクライナや、ガザでは、 戦争が行なわれている、 どうやら、 世界は戦争モードに突入していく気配がある、 このモードに制御をかけなければならない、 かけることができるだろうか、 さっき、戦争と平和は、 かわるがわるだから矛盾しない、 と言ったが、 いや、人類は戦争と平和を、 ともに背負っている、 これは人類の永遠の矛盾ではないだろうか、 かわいそうな人類、 矛盾の清算はどこでするのだろう。
2014.07.19
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察するところ、 貴方は恋人がうつ病を発症する以前よりも、 今のほうがもっと恋人への愛を深めているようだね、 不憫に思う気持ちもあるのかもしれないが、 貴方の恋人に対する愛は本物だ、 ということだろう、 貴方の親が反対する気持ちは、 貴方のためを思ってのことで、 世のほとんどの親にある親心だ、 恋人が別れてほしいと懇願しているのは、 貴方の重荷になりたくないという気遣いからだろう、 もともとそういう性格だったはずだ、 実は貴方とよく似たケースの人を知っているのだよ、 その人も結婚を考えていた恋人がうつ病になった、 親には知らせていなかったから、 親からは別れるように言われなかったが、 1の親友に別れるよう忠告された、 その親友は先輩がうつ病の恋人と結婚したが、 2年ぐらいで離婚したので、 貴方が同じ憂き目を見ると思ったのだね、 恋人からも別れてほしいと言われた、 その人は恋人を心の底から好きだったから、 早く一緒になろう、 とはっきり強くプロポーズした、 しかし、それ以来恋人は、 その人を避けるようになった、 恋人はうつ病と診断されてから、 休職している、 その人は恋人が通院している病院名を知っていた、 その病院の最寄駅で恋人を待った、 勤めを休んだり早退して3日目に、 彼女が改札口を出てきた、 その人は一緒に病院に行き、 待合室で診療を終えるのを待ち、 自宅近くまで送った、 その別れ際に、 恋人は自分がいちばん悩み、 不安に思っていることを打ち明けた、 恋人は両親がカルト的と言われている、 新興宗教の熱心な信者だった、 彼女も名前だけの信者だった、 両親は結婚する相手は信者か、 そうでなければ信者になってもらう、 と常々愛娘である恋人に言い聞かせていた、 それが心の重石になっていたのだろう、 その人はこう言った、 その新興宗教は嫌いだ、 ご両親がいくら熱心な信者であろう、 ときみとは関係ない、 僕はきみと結婚してきみを幸せにする、 そのことをはっきりとご両親に言う、 その人はそれから数日後、 恋人の両親と会い、 結婚を承諾させることに成功した、 両親は自分の娘を真剣に愛している、 その人の熱意に負けたのだよ、 その人は結婚して、 先頃、1児の親になった、 奥さんは結婚前にうつ病を克服し、 今は活発に育児に励んでいる、 貴方は恋人を愛している、 恋人も貴方が恋人を想う以上に、 貴方のことを愛しているかもしれない、 別れたいといったのは、 恋人が貴方のために、 そう判断しなければならない、 深い家庭の事情があるためだと思う、 それが何かは知らない、 しかし、 貴方の恋人に対する深い愛で、 必ず乗り越えられるはずだ、 そのとき、 恋人は健康回復への、 大きなきっかけを掴むことになるにはずだ。
2014.07.18
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若い女性の貴方にとって、 静岡地検トップの検事正が、 セクハラ行為をした疑いで更迭される、 という不祥事は、 検事志望を抜きにしても、 許されない思いだろうね、 高校生のときに、 女性検事が活躍するドラマを見て、 検事になろうと決めたのだもの、 難関の司法試験を突破して、 その後は能力がものを言う世界だ、 と信じていたのだもの、 正義感の強い貴方は、 不正を糺す道を選ぶことで、 自分の人生をかけがえのないものにしよう、 と考えた、 いい志だ、 それで今回の事件だ、 こんな賤しい人間性の人が、 検事正だなんて、 太陽が2つに割れたぐらいの驚きだったろう、 でも、貴方が知らなかっただけで、 検事や、判事が起こす不祥事は、 ちょいちょいあるよ、 聖人君子じゃないからね、 貴方だって蛇蝎のように嫌いな人間はいるだろう、 激しい恋をして熱いくキスも交わすだろう、 検事も判事も只の人間なんだよ、 ただ、 日本の法曹界には、 その仕事にあまり適していない人間が、 関門をくぐり抜けて、 検事、判事に収まっていることも確かだ、 ドラマでは女性検事、判事の活躍は、 華々しいけど、 現実の法曹界は男の上から目線が、 まだまだ幅をきかせている、 一般人がなかなか窺うことのできない世界で、 大変保守的な特権社会とも言える、 だから、必要なのだよ、 貴方のような年若い血と知がね、 社会を明るくして、 検察内部も明るくして、 女性初の検事総長を目指してほしい。
2014.07.17
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貴方はエリートなのに、 新上司の部長は課長になるまでは、 お局様で三流女子大出身なのだね、 別に学歴は関係ない、 有能ならいいんだけれどね、 貴方の先輩の課長は、 誰がどこから見ても新上司より能力がある、 つまり、 自他共に認める実力派ということだね、 おたくの会社は準大手と言っても、 創業家3代目のワンマン社長だろ、 きっと経団連が女性の登用を促したので、 その魁になろうと張り切ったのじゃないかな、 経団連の役員企業は47社あるけれど、 そのうちの27社が女性登用の数値目標を掲げた、 トヨタ自動車なんかは、 オリンピックの年の2020年には、 女性管理職を現在の3倍にするらしい、 世界のトヨタだから世界の流れに遅れまいぞ、 ということなのだろうね、 でも、 世界にそんな流れがあったろうか、 あったとしても昔々のことだよ、 欧米では、というか、 議会制民主主義の国では、 女性が普通に様々な分野に進出をはたしている、 能力優先、人材登用、 適材適所の原則に則ってね、 結果として女性大統領や、女性首相が生まれる、 内閣などで女性閣僚の占める率も大変高い、 まだ日本は男女同権というから、 1人2人は雛壇に置かなきゃあかんやろ、 という意識が支配している、 ホンネは男上位目線なのに、 そうか、そういう流れか、 ほならやらにゃあかん、 と霞ヶ関で女性局長を4,5人、 いっぺんに誕生させた、 これは首相官邸の意思だよね、 つまり、 それだけ今の日本の為政者層は、 男上位目線を是正できないでいる、 世界に笑われないように、 という流れは自分達で作っている、 法曹界の人や、国家公務員は、 難関の試験を突破している、 男も女も関係ないからね、 判事や、検事になれば、 また入省すれば、 それからは能力がものを言う、 難関の試験を突破する女性数が、 多くなればなるほど、 管理職も増えていくのは道理だろう、 それなのに流れに沿った抜擢人事に頼り、 一挙に女性局長を増やしたのは、 それだけそれまでが、 事務次官や、局長人事に対し、 女性蔑視が意識の核にあって、 それに根ざす男上位目線を外せなかった、 せいではないか、 各省庁の上級職の資格を有する女性の数に対し、 女性局長の数は比率で言えばどのくらいだろう、 それはともかく、 貴方の会社に話を戻そう、 正社員数約3000人で、 そのうち、女性社員は1200人か、 結婚したら退社するが、 暗黙の了解事項になっているってね、 部長・部長級は70人弱で、 初の女性部長なんだね、 会社自体が男上位社会そのものだよね、 ワンマンのお声がかりで誕生しただけで、 能力的に受け入れられない気持ちだろうけれど、 一粒種じゃないか、 貴方が支えてやる、 そうしてその人が能力をつけて、 実績を積んでいけば、 ほんとうの意味での、 女性登用の道が拓ける、 貴方がおたくの会社の男上位目線を変えていく、 牽引車になったらどうだろう、 今だからこそ、 やり甲斐があることだと思うよ。
2014.07.15
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初めて現れたとき、 僕は左の掌に100個ぐらいの白い錠剤を載せて、 こんなもんかなあ、 とぼんやりつぶやいた、 別にそれを飲もうってことじゃなかったんだ、 ただ載せてみたかっただけ、 眺めてみたかっただけ、 ハハハーッ、 荒く息を吐く音だった、 振り返ると、 ベッドで真っ黒い猫が背中の毛を逆立てて、 威嚇の体勢をとっていた、 お前、どこから入ってきたの、 黙って訊いた途端、 黒猫はふわっと舞いあがるように飛びかかってきた、 僕の左の掌で跳ねて天井へ飛び、 身を翻して壁に飛んで、 ヒルのように張りついて、 ぐりっと首をねじって僕をにらんだ、 口を大きく開けて、 真っ赤な舌をうねらせてね、 左の掌から飛び散った約100個の錠剤が、 まだ宙に浮いてフワフワしていた、 黒猫はハーアーフゥーと大きく息を吸い込んだ、 すると、 約100個の白い錠剤は、 つむじ風のように渦巻いて、 一筋の白い煙に変化して、 黒猫の口に吸い込まれていった、 おい、こら、 叫んだときは消えていた、 どこへ消えたんだろう、あいつ、 ぶら下がり器にね、 紐をかけて輪を作り、 少し離れて見て、 床に足ついちゃうよな、 と首を傾げたの、 別に首吊りするつもりはないんだよ、 輪を作ってみたかっただけ、 眺めてね、 吊ってもカッコ悪いやね、 シューッ、 黒猫が輪をくぐり、 床や壁や天井を角度を変えて飛び跳ねて、 また輪をくぐり、 同じように飛び跳ねて、 またまた… またまたまた… 何回くぐったかなあ、 今度は前足で輪につかまり、 大きく漕いで前足を離し、 宙で2回転して、 僕の頭につかまったの、 ギャッ、 僕は叫んで両手で黒猫を払おうとしたけれど、 そのときはもういなかった、 何だか髪の毛が増えてたよ、 ずっと凄い抜け毛が続いて、 気になっていたのに、 遺書を書いていたの、 別れたばかりの彼女に、 恨みつらみを書いて、 では、お幸せに… 何だか変だろ文脈が、 って自分につぶやいた、 別に書いているだけで、 無論、 出すつもりもなかった、 何だ、 って誰か言ったんだ、 えっ、 顔を上げると、 机の上の白い壁から、 黒猫が首だけ出している、 ニャン、 何だじゃなくてニャンかよ、 僕は苦笑した、 出てこいよ、 3度目だから親近感も芽生えている、 は~っ、 黒猫は遺書に向かって赤い息を吐いた、 遺書だけがメラメラ燃えたの、 黒猫は消えた、 それ以来、 彼は現れなくなった、 何だったんだろう、あいつ、 僕の鬱を餌にしていたのかなあ、 また会いたくても、 鬱になろうと思っても、 都合よくなれるわけじゃないしね。
2014.07.14
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居酒屋行けば解ります、 数人のおじさんたちが、 「女はやっぱり駄目だな。 目に余ることがあったので注意したら、 シクシク泣きだした。参ったよ。 いじめたみたいで」 「うちの課の女の子だってひどい。月の決算で残業頼んだら、 その日は先約があります、だって言いやがる。 だから、女には何かを頼めない。 責任感に欠けるもんな」 などと気炎を上げています、 女性も混じって、 猥談まがいの噂話に夢中のグループもいます、 「総務のN子ってY経理部長のペットだってな」 「違いますよ、課長。 あの子はT執行役員の側室です」 と、お局様風が口を挟む。 「でも、課長が言ったのは間違いじゃない。 あの子は一昨年までY経理部長と不倫をやってましたから」 「要するに女の武器を使って、 いい目を見たくて入社してきたんだろ」 別に昼間の社内風景を観察しなくても、 どんな雰囲気かは想像がつきます、 議会よりひどいのは、 それがまだ今の働き盛りの男たちのホンネだからです、 昼間はそれを抑えていますが、 職場にいるときの貴方にはお解りですね、 言動の端々にホンネがちらつくので、 余計耐えられない雰囲気になっている、 あっ、まずかったかな、 と自分の言動に女性蔑視が滲んだのを察した上司が、 急に女性におもねる態度をとることもよくあるかな、 内心の男尊女卑思想が透けて見えてなお嫌ですよね、 でも、男性がその意識を変えるのは、 世の潮流の変化をいち早く感じとった、 女性の意識の変化を悟ってのことです、 今から40年前、 会社の慰安旅行に参加するのは、 仕事のうちでした、 温泉ホテルの大宴会では、 男も女も浴衣姿になり、 酔うほどに座は乱れ、 上司上役で女子社員の体に触れるのは、 役得のようなものでした、 部下は見て見ぬふりでした、 社員旅行だから宴会だから、 大目に見ようという空気が一般的だったのです、 それは日頃、社内で女性蔑視がまかり通り、 社員旅行の大宴会は、 その極限的行事で、 女性蔑視の無礼講だったのです、 この社員慰安旅行を、 一部の意識の高い女性たちが批判して、 徐々に若い女性が参加しなくなり、 若い男性も行かなくなって、 社員旅行を廃止するところが増えていきました、 宴会型社員旅行が影をひそめた頃から、 女性の管理職の人が増えてきましたね、 世の中の流れはそのように変わってきており、 それによって遅れて男性の意識が変わってきました、 しかし、まだまだ男性の意識は表面だけで、 深層では女性蔑視の意識が渦巻いています、 その深層の意識から女性蔑視の意識を、 完全に拭い去っていく力は、 社会の枢要な分野に、 陸続と進出を果たしていく女性たちの、 先見の明に裏づけられた、 進取の意識から生まれる、 のではないでしょうか、 まだかなりの時間がかかるはずですが、 いつか日本社会は欧米社会を超える、 21世紀にふさわしい男女同権社会に進化していく、 と思います、 貴方もその先駆けになるよう、 言うべきことは言って、 職場の雰囲気を変えていきましょう。
2014.07.13
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人類はよくも飽きずに、 戦争と平和を繰り返してきたなあ、 モグラ叩きみたいな面白さがあるのだろうか、 戦争が出てりゃ戦争を、 平和が出てりゃ平和を、 槌でトンと叩く、 戦争が凹んで、 ほかの穴から平和が躍り出る、 平和を叩けば、 戦争が躍り出る、 モグラ叩きなら、 凹むにしろと飛びだすにしろ、 モグラに変わりはない、 それじゃ高等動物の人類は飽きる、 それで神様は戦争と平和にして、 刺激的にした、 いや麻薬を超える遊びだ、 神様、 このままでは人類は目覚めません、 戦争&平和叩きを取り上げて下さい、 あかんね、 と神様は首を振られた、 槌を持つものは民、 槌が何を叩くかは民意、 権力は民意を代行しているだけやねん、 戦争を叩いてね、 平和が出たらそのままでいいの、 でも、 人類は平和に倦んで、 諍いして奪いあって戦争を欲するのや、 すぐに平和を叩いて戦争にするで、 戦争でお互い痛い目を見て、 早くやってらんなくなったほうが、 白旗掲げて、 戦争は終わるのや、 ほっとして穏やかな気になって、 癒しあって助けあって、 この平和がいつまでも続いてほしい、 とおのれら思うたくせに、 またぞろ戦争の刺激が恋しくなる、 神様、 それじゃ救いがありません、 どうか戦争&平和叩きから、 人類をお救い下さい、 ほなら、 ニッポンの平和にヒントがあるで、 70年も続いているやろ、 100年続いたらな、 すべての穴から平和が飛びだして、 そのとき、戦争中のところも平和になんのや、 あと30年ですか、 自信ないやろ無理やろな、 戦争と平和を際限なく繰り返したらな、 第2次大戦終了後100年目で、 すべての穴から戦争が飛びだすのや、 すると、どうなりますか? 決まっとるがな、 人類が滅ぶ最終戦争やがな、 神様、 人類が生き残る策のご教示を、 もうあかんわ、 身から出た錆やろ、 わしゃ知らんで、 プッ… 何ですか、その音は? 神の最後っ屁や。 、 、
2014.07.11
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お腹の中ってね、 いろんな音を聞けるんだよ、 ママがスリッパを鳴らして走る音、 電気掃除機を使っている音、 間食を食べてる音、 まだ胎児のときからママ友いるんだよね、 ママ友たちとケーキを食べているときの、 そのときの音は、 フッフッフッ… と含み笑いをしているように穏やかで上品なの でも、 誰もいないときにスイーツを食べているときは、 ガッガッガッ… とカラスがハトを威嚇しているみたいな音なんだよ、 聞いていて不快な音もあるよ、 ゴキブリが現れたときの悲鳴、 ギャーッ…だもの、 気持ちいい音もある、 心を弾ませてね、 ファレル・ウィリアムスのHAPPYなんか歌ってるときは、 フィフィフィフィフィ… ってとても気持ちいいの、 ブラームスの子守唄なんか聴いているときも、 体でリズムとって、 ときにハミングで合わせて、 お腹の中に平和な音が広がる、 気持よく眠くなる、 あっ、僕らはよく眠るんだよ、 でもねっ、 5ヶ月目に入って、 ママの音を聞き分けられるようになった僕にとって、 いちばんの癒しは、 ママがしてくれる絵本の読み聞かせなの、 だって声帯から一気にお腹に降りてきて、 羊水に馴染んで僕に届くんだもの、 5ヶ月の頃ってママも動揺する、 気持ちが揺れやすいんだよ、 そのママの精神安定にもなるんだ、 幸福感に包まれたママの声は、 愛情をいっぱい含んで、 僕を愛のバリアで保護してくれる、 うれしいよ、 だから、どんどん育つ、 ああ早く光の世界に出て、 ママの顔を見たいなあ。
2014.07.10
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メディアの仕事をしている人には、 すぐピンとくる数字だろう、 1996年、 書籍と雑誌の総売上額が、 2兆6253億円に達した、 過去最高となったが、 マイナス成長の出発点でもあった、 それから17年経った2013年、 その総売上額は、 1兆7711億円まで落ち込んだ、 約35%ものの売上額が消えた、 電子書籍雑誌の売上げが伸びており、 数年後に2800億円規模になる、 という予測もある、 紙の書籍雑誌の市場は、 電子書籍の追撃もあって、 ますます縮小するだろう、 かと言って、 電子出版が紙の出版の縮小を埋めるか、 というとそうでもない、 紙の出版が失ったものを埋めるには、 1兆円規模の売上げになって、 初めて現実味を帯びるだろう、 つまり、 電子出版の伸びに関係なく、 紙の本が雑誌がパッパッと消えていくのだ、 これは日本人から知が喪失されていく、 ことではないか、 これは怖いことだ、 文は武より強し、 知に裏づけられた理性が、 戦争抑止の力として働いた例は、 古今東西には多いのではないか、 戦争より怖い怖い事態が、 歯止めもなく深刻化していく、 神風よ吹け!
2014.07.09
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福島で警部と軽視が相次いで自殺した、 警部は中央からきた年下警視の上司にパワハラを受け、 追い詰められたはての自殺という、 いくつも年下の上司に、 小学生のような文章書いてんじゃねえ、 などと罵倒されれば、 誰だって死にたくなる、 警視はその警部により添えず、 そのことを苦にしての自死のようだ、 以上は福島県警での事件、 お隣の宮城県警でも、 警官がアパートで首を吊って自殺した、 複数の上司からパワハラを受けていたという、 世の中が息苦しくなってくると、 人の心はストレスを溜めて強張る、 発散できるところで発散しようとする、 上司は部下に、 部下は後輩に、 後輩は外で、 居酒屋で発散する、 上司・先輩をこき下ろして解消できればいい、 しかし、酒に逃避しただけだから、 路上で行きずりの酔っぱらいと喧嘩になることもある、 会社団体はもともと階級社会、 社員職員のストレス発散は、 ババ抜き式に下へ下へと下りていく、 組織そのものがストレス組織になる、 警察や、自衛隊は、 階級が組織の規律を厳しく維持している、 その組織が極度にストレス組織化すると、 外部に対してストレスの発散を行う傾向になる、 おい、こら、ほどではなくても強圧的になる、 日本全体がストレス社会化すると、 そのストレスを外に対し発散したくなる、 外の国々も同じ傾向にあるとしたら、 どういうことになるだろう、 考えると、 地球はストレスに覆われつつある。
2014.07.08
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高校で同じ学年のM君と、 クラスが一緒になったことはない、 彼は陸上競技部に所属していた、 放課後、 グラウンドで走る彼を、 2階の教室の窓から見下ろすのが、 僕の密かな楽しみだった、 図書室から借りてきた、 トルストイの小説のページから目を離して、 彼は僕らの高校では、 かなり大柄だった、 しかも、筋肉の発達がよかった、 100メートルも200メートルも、 400メートルも800メートルも、 ダッシュですでに他の部員に大差をつけ、 走るに従いさらに差をつけ、 ラストスパートで韋駄天になる、 まるで大人と子供の差だった、 それでも都大会クラスで入賞がやっとだった、 僕らの高校は、 後年、都立高で初の甲子園出場をはたしたが、 陸上のレベルは低かった、 M君はやり投げでも砲丸投げでも、 突出していちばんだった、 僕の世界で彼は超人だった、 彼の下肢の筋肉の躍動に恍惚とした、 彼とは接点がなく話す機会はなかった、 駅前の道ですれ違えば、 顎で軽く頷きあう程度だった、 彼の家庭が在日であることは、 3年の夏休み前に知った、 僕らの高校の最寄り駅の次の駅は、 米軍の基地がある街の、 繁華な地区の玄関口のようだった、 クラスメートと映画を観にいって、 そこのキャバレーも、 隣のパチンコ屋も、 Mのお父さんがやってるんだぜ、 と教えられた、 駅前だけではなく、 基地の街の要所要所に、 キャバレーや、 パチンコ屋を構えている、 のだという、 戦後にあっという間に成り上がったらしい、 大学に通っている頃、 電車の中で彼に会った、 よおっ、今、帰りか、 彼は気軽に声をかけてきて、 僕が掴まっている吊り革の、 隣の吊り革に掴まった、 スパイクシューズを背負っていた、 「親の故郷へ帰還することが決まったよ、 父は残ると言ったけど、俺が帰るほうに賛成したからな」 彼は弾んだ声で言った。 北朝鮮帰還事業が始まっていた、 家族会議で帰還することに決まった、 ということを彼は言ったのである、 「いずれは祖国と日本の親善に関わる仕事に就きたいんだ」 彼の目は輝いていた、 「これやるよ」 僕の下車駅に着くと、 彼はいきなりスパイクシューズを、 押しつけるように渡してきた、 「ぶかぶかかもしれないけどな、貰ってくれよ」 彼は電車がホームを出ていくとき、 窓ガラスを叩いて満面に笑みを浮かべた、 貰ったスパイクシューズは、 かなりの使い古しで、 足を入れてみるとぶかぶかだった、 6,7年はとってあったが、 「これ、いつまでとっとくの?」 と、母に言われて棄てた、 それから何年か経って、 彼の同級生筋の情報で、 彼が一酸化炭素か何かの中毒で死んだことを知った、 オンドルを使う北朝鮮では、 冬季によくある事故だという、 彼の死はそれを僕が知る何年も前のことだったらしい、 スパイクを棄てた頃かなあ、 と棄てたことを束の間悔やんだ、 今年の秋、 拉致被害者が帰還するかもしれない、 被害者の全員が帰ってきてほしい、 M君はお父さんもお母さんも在日の人だった、 何しろ断片的な情報なので、 彼1人が事故死したのか、 両親などの家族にも犠牲が出たのか、 さっぱり解らない、 日本人でなくても、 帰還事業で祖国へ帰った人たちで、 知りたい人の情報が、 早く詳しく解るようになってほしい。 、
2014.07.07
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結いの党、 癒しにとても近い、 結ばれるのかなあ。 つながるんじゃないの、 などと心を優しく膨らませてくれそうだ、 85点、 みんなの党は、 何となくお互い仲好く気分よくやろうよ、 みんながいい気持ちになれればいいだろ、 とハートに呼びかけられる、 75点、 新党大地、 この大地を肥沃にしていけばいいんだな、 今は荒漠たる広がりに見えても夢を抱かせてくれる、 60点、 日本維新の党、 坂本竜馬と明治維新を連想させて、 これからだぞ、 変わるぞという期待のイメージがある、 55点、 自由民主党、 自由と民主という政党名としては、 永遠の定番が入っており、 無難好みの中高年には、 飽きないイメージがある、 45点、 民主党、 定番過ぎて新味を感じさせない、 おれたちの頃もあったよなあ、 このサークル、 今もあるんだ、 というイメージ、 40点、 社会民主党、 イギリスの産業革命と石炭を連想させる、 35点、 公明党、 こういう党名を掲げられると、 その反対の言葉を連想させる、 公明とか正義は党名にはよくない、 嘘っぽくなる、 30点、 日本共産党、 軍部ファッショ時代の仇花を連想させて、 古色蒼然という熟語が浮かぶ、 この党は党名を癒し系の平仮名に変えれば、 議席を倍増できる、 25点、 生活の党、 息苦しい暮らしを連想させる、 日常をほうふつさせる党名は逆効果、 夢がない、 20点、 次世代の党、 機器類、 特に次世代デジタル機器を連想させ、 電子音が脳に響く、 癒しの対極に押しやられるイメージあり、 直ちに党名を変えたほうがいい、 15点、 さて、リアル総選挙の結果はどう出るか。
2014.07.06
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新聞各紙が報じたように、 2013年度の電子出版市場は、 前年度を250億円も上回り、 初めて1000億円の大台を突破した、 1013億円、 この数字は何を物語るだろうか、 紙の書籍出版市場は、 長期低落の傾向が続いて歯止めがかからない、 パイは成長がプラスマイナスゼロになったときから、 右肩下がりで縮小している、 電子書籍が新たな読者を獲得して、 その読者の多くを紙の書籍に送り込めたら、 電子書籍は福の神になり得る、 しかし、 その逆の兆候が見え隠れしている、 紙の書籍ではコミックの落ち込みが顕著だ、 雑誌も低迷している、 2013年度の電子書籍の売上げジャンルでは、 コミックが70%台で、 断然トップだ、 小さな画面でもコミックは、 くっきり表示されるから、 若い世代が牽引車になって売上げを伸ばしてきた、 早い時期から紙のコミックを、 追い立ててきたかもしれない、 紙の雑誌の低迷は、 電子雑誌というよりも、 ネット世界で情報がより早く簡易にカネもかからず、 入手できることの影響と見るべきだろう、 知りたい情報だけを知り得る、 それが紙の雑誌をより重くさせたのだろう、 読みたい記事を読むためには、 1冊買う必要があるのだから、 電子雑誌は紙の雑誌にない機能を持たせて、 どんどん楽しめるように進化している、 電子雑誌の需要が伸びていけば、 紙の雑誌は窮地に立たされる、 いずれにしろ、 スマホとタブレットの需要が飛躍的に伸び、 プラットホームが充実して、 これからは紙の小説や、 実用書が電子のそれに蚕食されそうだ、 2018年度の電子書籍市場は、 2800億円と予測されている、 僕はもっと高い数字になると思う、 高齢者がタブレットのほうが読みやすい、 と思い始めたからだ、 高齢者には紙の本の活字は、 小さくて読みづらい、 紙の本にとっての救いは、 電子書籍は絶対読まないという、 コアの層の存在だ、 電子書籍から小説、 実用書を読む楽しさを知った人たちが、 紙の書籍の魅力に取り憑かれて、 陸続と紙の書籍市場に雪崩れてくると、 日本は出版文化の黄金期を築くと思うのだが。
2014.07.05
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わあ、恥ずかしい、 とどこへ行っても女性が笑って話題にした、 国際港コウベを擁する兵庫県の県議さんだもの、 忽ち号泣画像は紳士淑女の国イギリスへ伝わり、 珍獣でも見るように拡散また拡散で、 集団的自衛権云々のニュースより、 巷の話題をさらっただろう、 彼の国はゴシップが好き、 政務活動費の不正使用疑惑で、 記者たちに突っ込まれ、 窮鼠猫を噛む的な反撃に出た、 と知ったら紳士は失笑するしかなく、 淑女は眉をひそめて、 ニッポンの男は女々しい、 と侮蔑するしかなかったろう、 これ、逆性差別になりそうだ、 号泣画像はジェット気流に乗ったかのように、 全世界に拡散中だ、 でも、窮鼠に噛まれた記者たちは、 びっくり仰天して追及が疎かになり、 このときの記者会見に限っては、 ウヤムヤに終わった、 真珠湾攻撃を食らったアメリカ国民の茫然自失、 いやただただ呆れはてただけだろう、 窮鼠は窮鼠でしかなく、 いくら真珠湾攻撃並みの不意打ちを食らわせようと、 徹底した反撃を食らうだけだろう、 女性都議さんを泣かせたヤジ事件は、 これで影を薄くさせられたかもしれない、 日本に関する外国の報道は、 意外とこんな事件が面白おかしく書かれて、 広く読まれる、 慰安婦問題もフランスでは、 偏った資料の展示により、 日本が笑いものになっている気がする、 わが日本は国差別の的になりやすいのかしら、 政府は外国に対し大啓蒙活動をすべきだろう、 それにしても、 涙の流し過ぎは逆効果、 ウソっぽいもの、 10倍返しじゃすみませんぞ。
2014.07.04
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まだ明治後期生まれの人たちが、社会で影響力を持っていた昭和30年代時代には、「女が涙を見せたらもう勝てないぞ」、といった声がよく聞かれた、無論、この言葉は裏に意味がある、女はか弱い存在だから、保護しなければならない、女を泣かせるやつは、男の風上にも置けない、といった男性上位の意識だ、女は家事育児に精を出し、しっかり家庭を守る、女のくせに酒を飲む喫煙する、などもその意識からきている、と言っていいだろう、平成に入って性差別に厳しい目を向ける意識は、男女を問わず大きな広がりを見せてきた、ここ数年、自治体がらみの講演依頼が増えているが、テーマは男女共同参画、次いで人権擁護である、人権も性差別や、子供は親のものという意識が強い、と侵害されることが少なくない、女性の人権、子供の人権の侵害である、今回のヤジ問題は、全容を解明し、あるがままに有権者に示してほしい、議会でのヤジは100害あって、1利ぐらいはあるのかもしれないが、禁止に持っていってほしいと思う、ところで、僕のブログに、こんなコメントが寄せられた、 こんばんは。 署名集めという手段は強かだと思いますが、そうでもしなければ泣き寝入りは確実だったでしょう。 しかし、野次で激昂するならまだしも、泣く(女としての弱さを見せる)と言うのは男女が対等であるとはとても思 えないですね。 ヤジを浴びた女性は、性差別を露わに見せた男性都議の低劣な意識に、悲しみをこらえきれなかったのかもしれない、しかし、女性が置かれた負担の多い環境を改善しよう、という大きな使命感を胸に、毅然と堂々と主張を続けて欲しかった、そういう女性が増えれば増えるほど、性差別の男性は影を薄くしていくからである。
2014.07.01
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