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もろもろが(事務処理とか)すべて終わりとっとと時は流れるので(汗)夏にむけてのいろいろだとか吟遊詩人見習いの修行(笑)だとかおろおろと、手をつけ始めております。そんな中、ごくふつうに家事だとか生徒ちゃんだとかは「通常営業」なわけですが(アタリマエですね・・ははは)茜紫さんちに「生徒ちゃんといっしょ写真」がUPされちゃったりして(汗)私ってば・・・本当に子供といっしょだと、後アタマに「♪♪~~」が出てるわ・・・・(たははは)そしてブログの中の「レッスンでもアップライトだった」という処で自分がいかに恵まれていたのか、いまさら自覚したりしております。(茜紫さんちはブックマークから飛べまする)で、通常営業といえば、鍵盤屋は(いや音楽屋はことごとく同じ?)一仕事終えると、いつだって♪では、はじめからもう一度♪ということになります。(・・・こんなことを○十年も営々やっておりますな・・・)ここしばらくロマン派にかたよっていたのでまずはバロック~古典を弾いたり・・・たり・・・という中で、「?」となるところがあって、少々参考書を調べ・・・ バロック~古典の曲は、もともとクラヴィーア(ピアノ)用ではないものも多数。特に「装飾音」は、習慣的・即興的につけられていたものも多くて「良い趣味を身につける」「良い趣味の音楽を耳にする」という訓練法しかないわけですが、この本はちょっと便利だったりします。が・・・まぁ専門書なので、そんなにおもしろいものでもなく・・・読み進んでいたら、途中にこんなものが!(わっはははは) 丁度エマニュエル=バッハ(バロック~古典の過渡期)のあたりなんですがいつかのいつかの私(何歳くらいなんだ?笑)は、どうやら、このあたりで、「ふぅ・・・お茶にしよう・・うんうん」とティーブレイクに入ったらしい(わははは)それにしても、いつの時代?という壮丁のダージリンのティーバッグ(爆)そしてティーバッグの袋を「しおり」に使うという、適当さ・・・。私ってホントに・・・・変わってないわ~(苦笑)そして、現代(というか民族音楽系統?)としてはやはり、やはり「吟遊詩人見習い」としての修行もかねたいなと(まだ言ってる 笑)某SV@チェロさまより、いただいたこちらとか (譜読み終了しました。目下弾きこみ中です。冒頭の全音の保持を研究中)バスク地方&コルドバ関係(どんな関係?笑)についてこちらとか で、↑をざざっと譜読みしていたら、「ソルツィーコ(バスク地方のダンス)」という8分の5拍子のダンスを発見!(弾いていたはずなのに、忘れてた?・・・あらら)これでやっと「バスク語:アグール(アデュ:もう一度会える時の別れの言葉)」「バスクのダンス:ソルツィーコ:スキップ苦手な姫は踊れない(笑)」というふたつが結びつきました(やった~~♪)なので「夏至祭りのダンス」のリズムセクションを変えましょう(うんうん)それにしても、弾くのはいいけれど8分の5(しかも付点のリズム)で踊るってバスクの人って器用なのね~~~(尊敬!)↑の中には、当然「アストゥリアス(ソレレレミ♭ドレシ♭の印象的なギターラで始まる曲)」やら「コルドバ(甘やかなセレナーデ)」やら民族色豊かな曲たちが満載でございます。弾いていると、セニョール&セニョリータ&セニョーラが舞い踊りまするサパテアード(手拍子・足拍子)も聞こえてくるよう・・・に・・弾きたいですね(笑)ちなみにコルドバのみ、楽譜上に詩が載っておりまする。夜の静けさがジャスミンの木々の香りに遮られるグスラはセレナーデを伴奏しながら夢を見ている燃えるような歌が空に響き天に高く舞い上がる時椰子の木々は甘い音を奏でる↑は作曲者による「コルドバの背景(ムード)を表現した詩」だそうで。ふむ・・・・・。このあたりから、ラヴェルなどに戻ってみるのも興味深い?(誰に聞いている 笑)ではでは、この辺で(弾き籠り人 音夢鈴)こちらは、「あんまりほうっておくと、引き籠っちゃうから!」というM氏・・・ですが・・・・育ちすぎて鳥かごからはみ出している模様(笑)
2009.05.30
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雨ですね。昨日からの気温&気圧変化で世界がナナメになっている皆様~(お仲間っ!)実はジェニーリンドもフェリックスもお仲間でしたのよ~~♪と、妙なネタをも、ちょびっと投入しつつ置き去りにした、コンサート第2部&いただいたご感想の続編ちょっぴり、書いてみたいと思います。まずは、いただいたご感想の数々を、ご紹介させていただきたく。電話でのご感想やら「メール内容の転用お願い」をしていないものやらもありますので語り手の出自を明らかにしない方法で書きますね。「姫の一語一語が、音(オン)として、曲にのせられているのがありありとわかり、 楽譜のこのここで、この一語、そして、ここで…… しかも、言葉と音楽の関係性といったら! 音楽が音楽で完結していて、そこを侵してはならないのは、お立場としては当然ですよね。 それが、これか!! と すごい試みをしているのだと、感嘆しました しかも、言葉を音に変換できるのは、この姫あってこそ。 この会場で、こういったことに気づいている人はいったい何人いるのだろう??? (解説してるわけじゃないよ!! みたいな) いや、こんなこと、日本中でやっている人、いるのか? とも思いました。 BGMとはわけが違うぞ……。」このご感想には、本当に涙しました。深いご理解に感謝します。あの手法・物語の内容ならば「クラシック曲を解説をしている」という理解をいただくのが当然なのです。「クラシック初心者向け」と言われることもあたりまえにとらえています。もっともそれを「狙って」いるわけではなく。良く知られている曲目を選ぶことに恐怖心こそあれ、手抜きのできるわけもなく。おっしゃるとおり、「ある試み」をしておりました。日本語のオンをクラシック曲に乗せること。それは「和声が語る言葉を同時通訳しております。」ということにひとしく、言葉選び、語り出しの方法、弾き方の工夫など私としては「音楽と日本語の二ヶ国語放送」をお届けしている状態で(苦笑)それに、「まるで白百合のような・・・」とか「美しい音色が・・・」と、語った後に、自分の音を出すのは(いえ、ホン書いたのも自分なんですけど)「ものすごい美人で、素晴らしい姫君が、うんぬん」と、言われたあとに舞台に登場するようなプレッシャー(おろおろ)こちらの姫は美人ですけどね 「うわ~~~・・・こんなこと書かなきゃよかった・・・」というところもたくさんあったり(冷や汗)おかげ様で、行きと帰りではドレスの重さが2倍くらいになっておりました(冷や汗たっぷり吸収・・・ずっしり重い・・・・とほほほ)こういったご感想をいただくことを「心底見て下さる(聴いて下さる)」というのだと、感謝に堪えません。そしてもうひとつ「なつかしい曲の数々に、ふっと昔を思い出して、思わず泣いておりました。音楽に進みたかったのだけれど、家庭が許さなかったのであきらめてお嫁にいった姉がおりまして・・・その昔の姉のピアノの音を思い出しました。」これはロンドカプリチオーソ~ショパン(別れ)の部分のことのようです。また、第2部について「もうちょっと、ピアノソロを聴きたかった」ともおっしゃっていただきまして(照れ・・・・ありがたいお言葉!)そちらについても、反省をまじえながら語りたいと思います。第2部プログラム(結果として・・・笑)「炎の氷~ナレーションとテーマ~ テーマ群をパラフレーズして」 こちらは「新作発表」でした。 朗読などに現場で「音をつける(インプロヴィゼーション:即興)」ことや 子供向けのミュージカルもどき(あくまで「もどき」)は作ったことがありますが このような形式は「初」でしたし、この曲はその後の展開も、ちょっとがんばる予定。 (本当ですね?←どこかから、プレッシャー 汗) が・・・・がんばります! リクエストより 「初恋」「からたちの花」 「初恋」は、H姫定番?というくらいよく歌ってますね。 でも「もう一度聞きたい」とおっしゃっていただくこと。ありがたいです。 「からたちの花」はひさしぶりだったかも? この後、語りましたが丁度H姫が山田耕筰作品に取り組んでいたので ありがたいリクエストでした。 レア曲の紹介 ーピアノ編ー 「コドモノソナタ」 山田耕筰 ふだんあまり耳にしない、でも「ちょっと良いのでは?」という曲を 必ず一曲はご紹介しているわけですが、今回はこちら。 山田耕作氏がご自身のお子様のために作曲されたソナタでした。 こちらに対して「音が木の温かさを表現」といっていただけて とてもとても、うれしかったです。 レア曲の紹介 -歌曲編ー 「来るか来るか」 山田耕筰 日本古謡(長唄)をソプラノ歌唱用にアレンジしたもの。 伴奏部分も三味線のような音形をとっていましたね。 粋な感じで、良い意味で遊びのある歌となりました。 こちらへのご感想も絶賛受付中(祈願懇願) オリジナルアレンジ曲紹介 -ピアノ編ー 「白鳥」 サンサーンス@音夢鈴 あえて「和声の楽器」としてのピアノにこだわったほかは ほとんど手を加えていません。 ですが、メロディーラインの歌い方は、ピアノならではにしたつもり。 ピアノちゃんの弱点「長い音苦手・弾いた後クレッシェンドできない」 という(わがままな子です、本当に)ところをがんばって、かくしたつもり。 さて、どうでしたでしょう???(どきどき) ・・・・で・・・・? 実はここで「エオリアンハープ」と呼ばれるショパンのエチュードを弾く予定でした。 が・・・・(反省点で語りますね) 再びリクエストより 「ゴンドラの唄」 こちらも時間の都合から、1番→4番 となりました。 アレンジの変化もあまりできず、要練り直しと反省。・・・で、実はここもショパンタイム(たぶん幻想即興曲)でした。 一口オペラ講座(笑) オペラ「ラ・ボエーム」より ドレッタのアリア 「わたしを見て!Quand menvo」 「客席を誘惑する姫」をご覧いただければ幸い(わはは) この曲と「来るか来るか」のための2部の衣装でしたがいかが?というわけで、2部の写真はこちら(クリック拡大できません~♪) さてここからが、反省点です。 実は「写真・録音不可」を当然としていた私・・・姫地元ゆえのお客様の対応に四苦八苦。 「ツーショット写真」「花束」は当然だったのですね。(わかったのは開演直前) で・・どうしよう・・・と。 とても響くホールなので、あそこでシャッターを切られてしまうと(悩み)というわけで、休憩時間が長い(写真ご自由にどうぞ~♪)自分だけのことで、なんとかなっちゃう「ソロ」を削除~♪ラスト、アンコールなし→花束~♪(冷や汗)と、なりました。それが「アットホーム」と映ってくださったら成功なのですが(汗)発表会形式のコンサート以外、あまり経験のない土地らしいのでお許しください。本当にコンサートとは、お客様も含め全体なのだと、再度実感した次第。なにしろ場所が場所ですので(リゾート=田舎=交通の便が悪い)これで「レトロバス」にお客様が乗り遅れたらどうしようと、ひやひやしました。そして、「企画だおれ」だったことが、もうひとつ「赤とんぼ」を送り出しに使うこと・・・・。ひとつには「夕焼け」には、まだ早い時間だったこと(ダメじゃん)そして、「私たちが皆様をお見送りしながら歌う」という形にしつつ前もって楽譜をお配りしていたので、皆様もいっしょに口づさみつつ御帰りに~♪などと・・・(滝汗)優しい皆様は、しっかり立ち止まって合唱してくださって(滝汗)しかも拍手までしてくださって(感涙)楽譜など配らなければ良かったかな?と反省点でした。本当のサプライズにしておけばよかった~~(しくしく)でも皆様の声、とても暖かかったです。そしておひとりおひとりの笑顔に救われました。重ねますが、本当にありがとうございました。さてさて、「雨後のたけのこ」と、申しますが、音の棲む場所入口のしゅろ竹にも「タケノコちゃん」が誕生(困)あまりに伸びすぎて出入りに邪魔なので、ちょっきん!さっそく「なあに?なあに?」とM氏チェックが入っておりました。こちら「たけのこ捜査官(笑)M氏」でございます。背景に特別出演はお嬢です。」 やっぱり「親バカ」で締めくくったところで本日も長くなっちゃった(滝汗)これまでといたします~♪ ではでは♪
2009.05.28
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コンサート話も一段落つきまして(え?第2部はどうしたのかって?)(そ・・それは・・また今度ね?ね?←だれに聴いている)かねてよりの宿題・・・・と申しましょうか夢見がちな子たちにご紹介したい本のことなど。こちらです。 「木苺通信」の方は残念ながら「復刊ドットコム」さまのお世話にならなければいけない本。図書館などで、みつけていただくか、それとも?さきほどのぞきましたら、A○azonでも 古いものを扱っているときもあるらしいです。(ないときもありそうですが)風町通信は楽天さんにもありました(画像はありませんが、こちら↓です)木苺通信も、風町通信も、きっと「とってもふつうの生活をしているふつうの町」のお話なのだと思います。(作者さまがお読みになるかもしれないのに大胆発言・・・)でも、そんな「ふつうの日常」のものたちがひとたび「優しい人が紡ぐやさしい言葉」をもらった時・・・。私たちの周りは、こんなにも美しい世界になれるのでしょうか。この本を最初に手にしたのはお嬢@小学生(たぶん5~6年?)でしたが、今では、どちらの持ち物ということもなく、お互いに折にふれ手に取ります。お気に入りの箇所を、さらさらと読んで。ぱたんと本をとじて。それだけで、ひととき、ちょっぴりやさしい時間がやってきます。タイトルの「プリズムさん」とは、あの「プリズム」のことです。光を屈折させて、虹をつくるあの道具。(他になにか役にたつことも出来るのかな?)えぇ・・・こういうことをしている人のことをきっと世間様は妄想族と、呼ぶのだわ・・・と、開き直りつつ(わはは)今、見えている風景、現実という景色・・・そのちょっと無味乾燥かも?な情景を「心のプリズム」を透過させてから、見なおしてみる。↑の二冊は、きっとそんな物語なのではないでしょうか。限りなくやさしく。限りなくファンタジーで。そして、ちょっとつまらない日常のとなりでちょこりんとすわって、にこにこしているような。私の大好きな箇所をちょびっとご紹介すると。「木苺通信」より「たんぽぽの綿毛は夢の中へも飛んでゆける」~銀色たんぽぽの夢~「どこかにピアノがある。風がそう告げる。」~秋のソナタ~「パイプオルガンってあるでしょう? 風を音にかえる。 〈夕焼け窓〉は、光を音にかえるんだ」 ~夕焼けのむこうの国~「風町通信」より「その町へ 行くのに 特別な切符や 旅券は いらない」~冒頭のことば~「月があかるいので 眠る前にこっそり外を歩きたくなる」~月の光~「彼女はじぶんのことを不器用な子だと思っている」~彼女の青空~などなど、小さな宝石箱にしまったまま忘れていたような世界。手のひらにつつむと、ほっこりとあたたかくなるような。そんな2冊なのでございます。作者さまは、敬愛する竹下文子センセでございます。こちらは、小学校中学年以上かなぁ・・・あんまり「~年生用」というカテゴライズが好きではないので、ごめんなさい。同じ作者さまで、同じテイスト(そうかな?ほんとうかな?ちがうかも?どきどき)でもうちょっと小さい子でも楽しめるかな?というのはこちら「雨ふりマウス」と「窓のそばで」です。 楽天さんはこちら、「窓のそばで」は画像がないようです。 ・・・つまり(苦笑)竹下文子センセの本はいかが???という(うふふ)なんともわかりやすいお話なのでした。お知り合いだから、お勧めしているのかって?それは違いますので!(きっぱり)知人が作家さまになった・・とか、作家さまとお知り合いになった・・のではないのです。偶然の出会いで「サンゴロウファンの小さい読者」だった娘は、たいへん幸せななりゆきから「サンゴロウの作者さま」を知ることとなりその後も、たくさんの作品を拝読し、何年も「次回作」を心待ちするファンとなりました。その後の彼女の多くの場面で、センセのご本の言葉・登場人物(猫さん?)たちにたくさんのことを学ばせていただき、励まされ、夢と勇気をいただきました。そういった「読者の保護者」だった立場の人間としてそして、「横から読んでいたら自分が夢中になっていて、気がついたら涙していた」経験をもつ一人として、声を大にして、ご推薦申し上げます。ついこの間も、先日のコンサート直前で、ナーヴァスの極みにあったとき木苺通信の、一言にすくわれました。「そして、何のようにでもなく、私のように、私は踊る」~鳥のように~木苺通信には「トプ」という銀色のオオカミくんがおりますがうちの「銀色猫さん」も、たいへんにおしゃべりをいたします。(えぇもちろん、私がそう思っているだけかもですが)さきほども、「これはボクへのプレゼントでしょう?」といっていそいそと、戴き物の「ひもひも(命名?)」を運んでおりましたっけ。どうやら、たいへんご満足な模様(笑) そして、M氏が「おしゃべり銀色猫さん」になれるようにセンセのご本を読んだあとは、ちょいと夢見ごこちで、幼い時間に帰った気がしたりします。そうそう、こんな時代?(イトコどの、友情出演感謝!)ふたりはふたご? さて(うふふ)私はいったいどっちの子でしょう?イトコと私、ちょうどひとつちがいの6月生まれ・・・。でもいつも身長体重同じくらいで、「ふたご?」と言われておりました。そんな時代・・・遠い眼・・・・。夢見がちな子(おとなもこどもも~♪)に、読んでいただきたい本のご紹介でした~♪ではでは~♪
2009.05.26
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昨日は雨・・・風・・・と、少々不安定だったので(とはいえ、本日もちょっと不穏になってきました 汗)ただいま、ドレスを陰干し中(夢がない? 笑)・・・って・・これこれM氏よ。そこで爪とぎしちゃダメです。 というわけで、コンサートも終了し、日常が帰ってまいりましたが・・・(こらこら・・・・)(はい?なんでしょう?)(コンサートの詳細を書くとか言ってませんでしたか?)え?なにかおっしゃいまして?(笑) ・・・・てへっすみません、↑の写真を使いたくてかなり無理やりこじつけて始まりましたが(す・・すべったかも? 苦笑)予告しちゃいましたので、コンサートの詳細やら、いただいたご感想やらを語ってみたいと思います。まずは、あたたかいお言葉満載のメールをいただきました皆様本当にありがとうございます。自分自身は、演奏終了直後から「大反省大会」に入りますのでとっても救われました。「え?そ・・そ・・・そうかな? 大丈夫だったかな?」と、ほっこりさせていただくことができました。で、まずはメールのご感想を、抜粋してご紹介させていただきます。♪某Sさまより♪「こどものソナタ」を聴いているときだったかなその時の音夢鈴さまのピアノの音の温かさが布の温かさというより木の温かさを感じてそれが印象的でしたピクシーちゃん、意外に素朴な音でしたギターにはホールがあるから響くのでしょうけれどハープはどうなのでしょう。 あの木の厚みとかで違うのかな~ライヤーとは大きさは似ていますがまた全然違う音なのですねお花のドレス、とてもとてもお似合いでしたよ髪型も凄く合っていて可愛かったですH嬢の品の良い朗読と歌声が心地良かったです毎回オペラのアリアも歌って下さってその時に少し解説して下さるのがとても嬉しいですオペラってけっこう敷居が高いのですがああいう風にしていただくとその曲だけでも身近になりますね朗読と、という形がとても素敵だなと毎回思いますタイムスリップする空間の前後の間合いの絶妙さってきっと難しいと思いますが余韻をという意味では今回ホールの雰囲気と相まって自然な感じで素敵でした。ありがとうございます(照れ)で、「お花のドレス」ですが、化けてみましたの・・・こちらです クリックしても大きくなりませんので(笑)化けているのですから、オペラグラスは禁止させていただきます(笑)とはいえ、当日はサロンなので至近距離(滝汗)化け切れたのか?(←前世はキツネさんかタヌキさんなのか? 爆笑)♪某S・Vさまより♪(←わかりすぎ?笑)音夢鈴さんのお心のこもったコンサート本当に感心しました。手抜きをされない方だというのはうすうす感じていましたが、あのプログラムを構成されて、物語があって、あそこまで仕上げられて、おまけにあのおもてなしでお客様との距離を縮めてリラックスした雰囲気作りまでされて、ただピアノが弾ける若い人にはできないことで、音夢鈴さんにしかできない素敵なコンサートだったと思います。クラシックをベースにしながらも、自作の曲やアレンジがあってそれもとても自然で魅力的でよかったです。白鳥も(私、白鳥超初心者です)。ピクシーちゃんにも会えたし。すごく満足です。・・・てへへへ(照れ。。。)シルヴァンスさんからも3名も派遣していただき(これはサプライズ)ついでに御大調律師様まで、ホールスタッフみたいに働いてくれて(汗)皆様の御助けにささえられて、なんとか・・・という状況でした。御満足いただけたなら、とてもうれしいです(喜!)だからね・・(うふふ)・・・楽譜お待ちしておりまする~♪♪某Aさまより♪素敵なサロンコンサートにお誘いいただき、本当に有難うございました。炎の氷の曲が素晴らしくて本当に感動しました。あの文章からこんな躍動感あって哀切あふれるメロディが生み出されるなんて・・・。荒れ狂う波がどんどんうねり、そして王子が引きずり込まれていく、そこで・・という情景がそのまま浮かんでくるような曲でした。演奏も素晴らしかったですね。朗読も、ああいう風に声に出されるとまた別のイメージがあって、とても素晴らしかったです。ぴくしーはーぷの曲もまさに!イメージ通り!という感じでしたのでこれがどう使われるか本当に楽しみです。1部は、物語構成で有名な曲を聞かせてくださるという構成が良かったですね。1本の舞台を見ているようでした。これならクラッシック初心者も楽しみながら、クラッシックの世界に浸れるな、と感心しました。音夢鈴さんのピアノが雄弁なので驚きました。Hさんは、やはりオペラ歌手ですね。オペラが聞かせましたね。とても素晴らしい1日を本当にありがとうございました。ありがとうございますっ!(うるうるうる)もうね・・・ドキドキしておりましたの。原作者さまを前にして、初!生演奏での披露・・・(うげげげ・・・)いったいどういうご感想をお持ちになるかと、心配しておりましたがありがたいお言葉感謝いたします。当日の録音がライヴ音源として使用できるかどうかは今チェック中です。あれはあの時だけの演奏(テーマのみ決定していた即興演奏でした)のでできるだけ残したいとは思うのですが、音割れしていなければ(祈)ブログお友達の茜紫さまwith娘ちゃまもご来場、そしてご感想メールもいただきましたが、そちらでもご紹介くださっているので興味をもってくださる方はブックマークより「あかねさす」さまにもうかがってみてくださいませ。本日の最後に、第1部の曲目紹介をいたしましょう。ウチのサロン、理由あってプログラム配布をいたしません。ここをご訪問くださる方のみの「特典←偉そうに 笑」ということで♪想ひ出は歌の翼に乗りて♪演奏曲目結婚行進曲(夏の夜の夢) メンデルスゾーン甘い思い出(無言歌集) メンデルスゾーンヴェニスのゴンドラの歌(無言歌集) メンデルスゾーン春の歌(無言歌集) メンデルスゾーンアヴェ=マリア バッハ=グノー歌の翼に メンデルスゾーンためいき(演奏会用練習曲集) リスト子守り歌 ブラームスロンド=カプリチオーソ メンデルスゾーン歌の翼に(リプライズ) メンデルスゾーン別れの曲(練習曲集) ショパン以上10曲(リプライズで11演目)を、まるで今生まれた曲のように物語に織り込めていたら、成功・・・なのですがどうでしたでしょうか?曲名をご紹介しないスタイルには「まだ名前をつけていない、できたての曲のようにたのしんでいただきたい」そんな思いもあってのことなのでした。さてさて、いつも以上に長くなっておりますので(滝汗)本日はこのへんで~♪まだ終わらないんですか!(怒!)と、♪M氏(王女さま?)は、おいかり~~~(byアイーダ)♪なので~(困)
2009.05.25
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遠路はるばる足をはこんでくださった皆様!皆様のお気持ちが通じたのか!(えぇ絶対に!)富士山もたいへんにゴキゲンさんで サロンコンサート無事終了することができました。これも皆様の御蔭でございます。ほんとうにありがとうございました。さてさて(うっふふふ)さわやかな朝、フジサン特急にて るん・るるるん~♪と駅を降りたら終点の河口湖まで向かう、御来場くださる方々にばったり!(展望車にいらっしゃるんですもの!びっくり!)わ~~い!と手をぶんぶん振ってしまいました(あとで考えたら恥ずかしいかも?←年を忘れている人)さてさて、リハ時間でございます。マダムのサロン(今は市に寄贈されておりますが)おひさしぶりです!ただいま! こちらがマダムの名前を取ってFUJI ○○●○スタジオと呼ばれていた時代から幾星霜。ひさしぶりに帰ってまいりました。室内のあしらいはそのまま。ただ「公共施設」という立ち場から、お手洗いなどなど、いろいろ完備されたりしてちょっと雰囲気は変わりましたが。なにより変わらないのはお庭でした。御庭はこちら ピクシーちゃんをひなたぼっこさせております。これで場所の温度にちょっと慣れさせてこのあと調弦いたしました。そしてこちらがウワサのベーゼンドルファーヨハンシュトラウスモデル 透かし模様になった譜面台などなど「開けたときの姿」は、足を運んでくださった方のみの公開ということで(笑)こちらもマダムの持ち物でした。三鷹から来てもらったなじみの調律さんも(コンサート調律で忙しい人をやっと捕まえました~♪)「よく管理してある、いい時代のいいピアノだね」と喜んでおりました。今回、本当にこのピアノちゃんに助けられました。コンサートの詳細公開やら自分自身の反省やら今後、考えていかなければいけないことは多々あるのですが、まずは皆様へ、御礼を!(御泊りにて本日まだ富士五湖にご滞在の方もたくさんですけれど)あとのことは、ゆるゆるとまた書き連ねていこうと思います。ともあれ、とてもとてもお天気にめぐまれてたくさんのお客様にご来場いただきシルヴァンスさまのご協力を得てビール&軽食もお楽しみいただきウワサのシルヴァンスさまはこちら御庭を散策なさるお客様に「お時間ですよ」とお声かけをするというマダムがいらした時代そのままのスタイルでサロンを開催できたこと。なによりの喜びでございます。皆様、楽しんでいただけましたでしょうか?ではでは、まずは取り急ぎ御礼まで!で、いつもの「おまけ」です(うふふ)こちらが、出かける直前の忙しい時なのに「ふん。また置いていく気なんでしょ!(ぷんぷん)」と、テーブルの上に陣取って動かないM氏でございます。こんな調子なので、帰ってきてからの「付きまとい」がたいへんでした(苦笑)
2009.05.24
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取り散らかしていた楽譜を折りたたみ、そろえてまとめているものいらないものすべてのものを「その時に必要なもの」だけにしていく作業さてと、戦闘服(笑)の用意もいたしましてこちら(さて、どっちを着るんだ? 笑) 楽譜製本を終え、段取りのチェックをし身の回りのすべてが、その時に向かって動き出しております。(ときどき、迷子になっておりますが 汗)昨年のシューマン・アンソロジーを皆様に喜んでいただき今回もフェリックスの声を聴いちゃったから、ついつい・・・と、企画・練習・上演の運びとなっているわけですがやはり、心のふるえは止められず(小心者!)生粋のクラシック屋です(でした?笑)からまるで美術館・博物館にかざるようにこれらの曲を、あるべきスタイル・あるべき場所でガラス細工のような静寂の中から立ち上らせることが本来あるべき姿なのだということを、よく理解しております。そのうえで音の隙間から聞こえてくる声作曲者の・・・いや、もしかしたら、私の?いえいえ、ひょっとしたら「にんげん」が誰でも持っている「魂のゆらぎ」だとか「思いのさまよう姿」とか「そっと届けたい贈り物」とかそんなものに気づいてしまって(勝手な思いすごしかもだけれど 汗)それを、どうしてもどうしても、伝えたくてサロンという小さな場所、ひとの呼吸が伝わる場所で「ナマの声」にこだわって、朗唱人(うたひびと)・奏琴人(かなでびと)としてお届けしたいものが、あるのです。喜んでくださるだろうか。美しいものを、美しいままに伝えられるだろうか?楽譜の整理をしながら自分の心も整えていくような気がしています。ともあれお客様の呼吸や、その場の空気も「わたしたちの音楽」の一部なのですから今、どうこう悩んでもムダなわけです(うふふ)物語は1820年 2月アメリカはボストンの教会の結婚式から始まります。だって・・・世界でいちばん有名なメンデルスゾーン作品といえば?(うふふ)これはチラシには載せていない「隠し玉」でございます。そして結婚式の場面で終わった、前回のシューマン・アンソロジーにさりげな~~くリンクさせてみました。さて、このカップルはいったい誰?そして、この二人の行く末はいかに?(火曜サスペンス風味?笑)皆様がよくご存じの曲をたくさん使っています。ということは?どの曲にも皆様それぞれにいろいろな思い出があり、すでにイメージもお持ちなのだ、ということ。題名をもっている曲なら、なおさらその曲のイメージは、一般的に固定しております。それをあえて、物語世界に織り込んでいくこと音に隠された物語を、こっそりお伝えすることそれが、今回の「もくろみ」です(←やっぱり目論んでいるひと)もちろん、作曲年を含め背景・音列などなど、音のもつ本来の意味などは、深く吟味したつもり・・・。いうなればたいへん上等なフレンチの材料を使ってあえて和食をつくったような?(うふふ~♪)シェフ音夢鈴・・・心をこめてお届けします。皆様のお口に(お耳に?)合うといいのですが(どきどきどき)そして、せっかくの湖のほとりのサロンなのですからお天気さんにはがんばってもらいましょう!(きっぱり!)うまくいったら(?笑)こんな感じ?というイメージ画像でございます(私はともかく、姫は花のよう~♪) さてさて、というわけで譜面台の上は楽譜でいっぱいなのでその隙間から、じろりん?と見ているM氏はこちらです。 ではでは、本日はこのへんで~♪
2009.05.21
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なんか、タイトルからして、「とりとめもない話」となっております。徒然語りということで・・・。連休もあけて一週間。中学生(3期制)は中間テスト?小6、中2または中3の一部はもうすぐ修学旅行?(インフルが納まりますように・・・祈願懇願)そんな季節に突入しましたね。いよいよ本格的に「年度の開始」ですね(遅い?笑)さてさて、23日本番に向けてダッシュ・・・する前に、今年度の生徒ちゃんのために楽譜だなを入れ替え~♪(別名、気分転換ともいう・・・)今年の楽譜事情はこんな感じです。 え?見えない?ごめんなさい。一応企業秘密もあったりするので。この中から、エチュード類は楽譜ごと渡します。練習曲は基本4期(バロック・古典・ロマン・現在)をぐるぐると。本来は4期同時進行がベストなんでしょうが、なかなか・・・ね?(誰に聞いている 笑)ウチは御月謝の中にテキスト代金を含んでいただいているので(つまり、いくら高い楽譜を使ってもお月謝はいっしょです)楽譜がどんなに高かろうが、全然へっちゃらな人です。(仕事人にあるまじき態度?)同じ曲をいくつかの版で持っていたりしますのでその子の目線・感性にあったサイズ・指使いを選んで使います。そうすると、イラストとかはないことが多いので「絵は自分で描いてね~~♪」と、とっても能天気な先生なのです。(わはは)さてさて、お話は変わって(もどって?)タイトルの「音屋の聴きなし」のお話。「聴きなし」とは野鳥の声をおはなしのように聴くことですよね。音屋は、これをピアノ曲でもやってたりします(良い子はマネしないでね 笑)なので、ときどき・・・「むむ・・・さては、おぬし音屋だな?(苦笑)」という場面も良くあるわけです。実はこの前のポリーニコンサートの折、例によって(私をご存じの方は「またか」とお思いでしょうが 笑)休憩時間は「お耳がダンボちゃん」になる私。あちらこちらの御話にお耳がぴくぴくぴく(だって皆様のご意見は参考になるの)で、おいしいコーヒーを口に入れた、まさしくその時!「ほら、あの『愛ってなに?』のテーマがもどるところのさぁ・・」・・・もしもし?可愛いお嬢さん?(にっこり)あやうくコーヒー吹きそうになりましたがな(げほんげほん)「愛ってなに?のテーマ」って・・・・(うくくく)アナタ・・・間違いなく音屋さんですね?(あぁオナカ痛い)「愛ってなに(レ♭シ♭・ドレ♭シ♭・・・)」とはソナタ(葬送付き)のテーマです。さあ、ごいっしょに歌ってみませう~~♪愛ってなに?愛って何?愛ってナニ?(←3度目にはアクセントが大阪弁になりまする)あ~~それにしても、スケルツォとか、木枯らしエチュードじゃなくてよかったわ。え?↑はどんな「聴きなし」かって?・・・(げふんげふん)そ・・それはお近くの「音屋」にお尋ねくださいませ。でも、それによって名曲が迷曲となっても、責任は持ちませんが(うふふ)さてさて、「気分転換」はこれくらいにしていよいよ23日へのダッシュです。ジェニー・リンド物語の方のオーダー&調性が完了。歌曲の調整はすべてフルート編曲ヴァージョンでソプラノ仕様です。メンデルスゾーン(3曲)バッハ=グノー → メンデルスゾーンリスト → ブラームスメンデルスゾーン → ショパンジェニーリンドとその周辺の物語をたどるためにすべての曲を、お話の中にすっかり織り込んでしまっています。和声が広がる・閉じる瞬間に。テーマがうつろうタイミングを逃さずに。絶妙に語りをいれてくれるH姫の麗しい声をお楽しみに。もちろん「ピアノ曲を美しい日本語で完璧に歌う」ということを技術をひけらかすことなく軽々とやってのける素晴らしさも御聞き逃しなきよう!こうご期待でございます!(H姫自慢 笑)何度も語っておりますが歌う声・語る声があれほど自然に紡ぎだせる人は、そうたくさんはおりません。前回同様、朗唱人(うたひびと)の立場として動きは最小限に抑えられています。ホンを朗読・朗唱する形ですので、立つ、座る、振りむく、みあげる、目線を落とす。それぞれに意味を持たせようと、考えてくれております。今回は、メンデルスゾーンという人の「在り方」を尊重して言葉はあえて一般的な(うっかりすると陳腐な)ものを選びました。これは、音の持つ力を信じてのこと。朗唱・朗読で発せられる「ひとの声=言葉」が消えていく瞬間そこから生まれていく「音」の意味が、皆様に伝わりますように。そして、オリジナル作品のためにロマ音楽などなどを、聴きまくっているわけですがフル稼働させている、「お年寄りスピーカー」はこちら 「OTTO NRB」と刻印があります。(サンヨーの前身?古っ!)少々立ち上がりが「ま~~~ったり」しておりますがなかなか温かみのあるやわらかい音を再現してくれます。こちらもある意味で長年の相棒ですね。はじっこがぼろぼろしているのは経年もありますが前代ねこちゃんが「ば~りばりばり」してくれたからです(苦笑)そんな歴史もしっているスピーカーさんは楽譜棚↓の壁に組み込まれております。で、PC前にもうちょっと新しい(笑)スピーカーたちTechnics SB-3AとPioneerのチビくんのセットがおりまして「あっちだけ」「こっちだけ」「りょうほう」と音を飛ばしてあれこれ聴くわけです。なかなか楽しいです~♪というわけで(ぽりぽり)本当に本当に、「とりとめもないお話」となりました。本日はこれまで~~♪え?そうなの?こんなんでいいの?というM氏はこちら
2009.05.18
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まるでひょっこり友人の家を訪ねる人のようにその人は登場した。じんわりとひろがる やわらかな拍手のさざなみの中その足の運びに人生という名の旅の疲れを少しだけにじませてふっと・・・帽子をぬぐようにさりげない会釈をするとその人はするりと椅子に腰をかけたなつかしい音色が昔話を紡ぎだす遠いあの日と、今が間違いなく続いているとあの日からずっと、一日たりともその歌を忘れてはいなかったのだとその人の音楽は、しなやかに、そして完全なたしかさで私たちをつつんでいくやさしく肩をだかれるようにそっと、髪をなでられるようにあの日から今日まであちらこちらさまよっていた 私の心はゆるゆると やわらかく ほどけていく「ねぇ、ぼくを覚えていてくれたかい?」照れたように肩をすくめる マエストロの上に拍手の嵐と、熱狂が降り注いだ。ーマウリツォ・ポリーニ2009ジャパンツアーによせてーおかえりなさい! ミスター・パーフェクト! ピアノ好き・音楽屋の方でも、(音楽学生でも?)もはやマウリツィオ・ポリーニの名前を御存じない世代もいるかしら?今年、御ん年69歳?かな?登場した瞬間は、「あ・・・、巨匠老いたり・・・」と、ちょっとした灌漑を持ちましたが、それも一瞬。↑のように、そして「いつものように」本当にさりげなく、コンサートは始まりました。私が聴いたのは、オールショパンです(会場はないしょ)18歳でショパンコンクールに入賞するも、「再度修行を」と数年の隠遁生活を経てデビュー。膨大なレパートリーをひっさげて登場。ショパン練習曲集の完璧さ、テンポたるや、発売当時は「440で録音して、442まで回転数を上げたに違いない」と、悪い噂がたつほどの超絶技巧。くわえての、透明なリリシズム・趣味の良いルバート(あこがれたなぁ・・・)常に、目標は「ポリーニテンポ」でした(自滅することも多かったけど)あの「ミスター・パーフェクト」があえて、ショパンソナタを「再録」したというので20世紀の金字塔であるポリーニショパンアルバムがあるのに、いまさら?と思いつつもうもうもうもうも~~~う(うしさん?笑)感服のきわみ!さすがっ!!!!と言葉もなく!ショパン本人は、一般的に行われている、ニュアンスのためにテンポをゆらすことを極度にきらっていた、自分の曲を甘ったるいメロドラマのように語られると席を立った。ということは皆様ご承知でしょうが、やはり、それはとても難しいことで。テンポルバート(テンポをぬすむ)と書いてあることを、テンポをゆるめるまたは急ぐとカンチガイしやすいのですよね。本来は歴時(音が正しく伸びる長さ)と曲そのものの早さは完全にそのままでルバート(ぬすむ)ことをしたのと、同じフレーズ内で、ぬすんだものは返す必要がある。つまり、ひとつのフレーズが終わるまでに、聴衆に気付かれないようにもどしておく。言うのは簡単。そして、なんのニュアンスもつけないなら、それも簡単。でも、ショパンのあのメロディーを味気ないものにしてしまう恐れと、アジア辺境(あえての表現:ヨーロッパ音楽から見たら・・・です)で音楽を勉強しているちんまりと音屋を営むものにとっては、溜息のでるような問題点なのです。それを・・・・言葉をなくすほど、完璧にやって見せたのが↑の20世紀後半に録音された、ポリーニのショパン集なのでした。そこはそれ・・・ほら・・「にっぽん」ですから・・・(苦笑)「感情表現のない」とか「テクニック重視の」とかまぁ当時から今日までいろんな「ひょーろんか」がおりましたが、(そういう人って、うにょら~~ん と歌いあげる人を妙に持ち上げるし・・・)くやしかったら、同じように弾いてみなさいよ!!!・・・・・こほんっ・・・こ、興奮のあまり失礼な発言を・・・(恐縮)あまりに完璧なものの前に立って、負け犬の遠吠えを放つあさましさ・・・と、若き日の私は、それらの「ひょーろんか」に心の中で反駁しておりました。こちらがそれをCD化したものです。 それにしても、本当に「さりげない」人です。マズルカ数曲~ソナタ(葬送行進曲付き)というプログラムを(これでも、プログラムの「後半の半分」です・・)ほぼ、アタッカ(つなげて)状態で演奏!!!!!(おめめがぐるぐるぐる)でも、そうすることでショパンという作曲家の、またはその時代の中のそれらの曲の持つ意味だったり、曲同士の持つかくれた関連性だったりがクリアに見えてくる瞬間があり、もうもうもう(また、うしさん?笑)私の目には、こんなに山盛りの「うろこ」があったの?と思うほどぽろぽろぽろぽろ、うろこが落ちました((あ~~すっきり! 笑)今回は「半ズボンのジェントルメン」をひきつれて(笑)行ったのですが英雄の例の場所(ミレドシ・ミレドシ・・・)で、変ロ調からロ調へ(ミ♭からミへ)転調するときぶわっと世界が近寄ってくるように思われる瞬間がおとづれて彼らが、どんどん前のめりになって、目がキラキラ輝いていったことをここに申し添えておきます。(決して、ピアニストをめざしている若者ではありません。ただの小中学生です)ポリーニを聴く・・・という幸せな時間は、これで3回目。3回目にして、ようやくショパンを聴きました。(1回目はシューベルト&リスト 2回目はドビュッシー&シェーンベルク)で、学生時代ほんとうに擦り減るほど聴いて、絶対届くはずはないけれど、一生懸命めざしていた「そこ」がまだ、確実にあるのだということ。彼の手の中に、いえ彼の存在そのものが、くっきりと「そこ」を示してくれていることがたまらなく、うれしかったのでした。ショパンスキーな皆様~~~~!(かなたこなたにお手々ふりふりふり~~)ミスターパーフェクトは顕在です!(興奮のるつぼ!!)アンコールに!です。アンコールにバラード1番!革命!エチュード12-4 などなどなど~~~~(いつも4~6曲弾くらしい)なんという「Prest(とても速く)」でしょうかっ!!(絶句)「おいおい、まだ弾かせるのかい?」と、肩をすくめて、さらりと座って次々と弾いてくれたわけですがテンポも、完璧っぷりも、音質のクリアなことも、なにもかも、あの頃と変わっておりません。あえて・・・なにか変化が?と、一言語るとすれば趣味の良い紳士にただようやさしさ、やわらかさが加わりました。さて・・・と・・・(興奮しすぎっ! ちょっと落ち着きましょう)ここまで語ってから、ナンですが(ちょと照れ・・・ぽりぽりぽり)小学生時代からコルトー サンソン・フランソワ アルゲリッチ ルービンシュタインなどなど、いわゆる「うにょら~~ん」と歌いあげるタイプの巨匠たちももちろんもちろん、愛聴しております。尊敬もしております。でも・・・これは弾いた人しかわからないけど・・・。そして、「そこ」に行こうとした人しか、気付かないけど・・・。「あれ」は人がたどりつく、最高峰のひとつです。間違いなく。あこがれが、若き日のあこがれのまま、そこにいてくれる。本当にしあわせでした。そして、その幸せな時間を若きジェントルメンと共有できたこともしあわせなことでした。さてと・・・・・(重い腰をあげて・・・ うふふ)私は、私の音を、私の信じる方向に向かって紡いでいこうと思います。いつか、たどりつけるところまで・・・・。さぁ!今日も「私の」ピアノを弾きましょう。この平和そのものみたいな「相棒」といっしょに・・・ね?M氏よ・・。
2009.05.17
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唐突にヤボ用にてイトコ宅へ~♪久しぶりに、イトコの子どもたちと遊んでもらいました(えぇ、決して遊んであげたのではなく 笑)ゲーム苦手(しょせん一人っ子&ピアノしかできない人)な私に「じゃぁ、チームになろうよ」といってくれた2年生女子に感涙したり~♪「デザート作ってあげる」と・・・こんなものをお相伴したり~♪ ロボコン入賞経験のある中学生男子の作品に驚いたりこちら(152cmの私の肩ぐらいある高さの力作。) なんかね、ピタゴラスイッチみたいでした。すご~~い!!小学生男子に小学校まで案内してもらったり(楽しかった~♪)途中に池がありまして、撮影失敗したんですがかめさんやらこいさんやらにまじって「雷魚(たぶん)」がいてびっくりしました。で、これだけが撮影成功!・・・でもなんていう鳥でしょうね。こちら 鳥さんの名前も気になるところでしたが大小さまざまなサイズのかめさんがたくさんいたのに撮影できなかったのが悔やまれます。かめさんなのに・・・なのに・・・すばやい!(←私の反応がニブイのか?)中学校も見に行ったのですが、さすが、思春期男子・・・。「いっしょに歩くとさぁ、誰?とか思われるかなぁ」というので、「じゃぁ、すこし後ろをついていくね」といったら、「じゃあさ!マスクしてサングラスしてったら?←by小学生男子」・・・・・いやいや・・・あの・・・それって、かえってアヤシクないかい?などなど、なんだかわいわいと過ごした、あっという間の2泊三日。イトコどの・・・お世話になり申した~~(ぺこり)しかし・・・イトコどのと私、ひとつしか違わずなので彼女は私を「音夢鈴(本名)ちゃん」と「ちゃん付け」でよびますが子どもたちに私のことを、「音夢鈴(本名)お姉ちゃん」と呼ばせるのは・・・・どうでせうね・・・(えと・・・おろおろ)私がその呼び方を要求したんじゃないですからね!(真顔)イトコどのが、そう教えたらしいのです。うれしいのですが・・・(えへへへ 照れ笑い)えと・・・小学校2年生に「お姉ちゃん」と呼ばれる・・・・あははははは(とりあえず、笑っとこ。笑っとこ。)今度はお下げ髪にでもしていこうかしらん?(←怖いですからっ)で、実はイトコ宅とOHAGI画伯宅が非常に近いことが判明。デートしていただきましたん。(るんるん)こちらが、デザートデートの現場です(←人聞きの悪い 笑) え?いきなりデザート?・・・いえいえ、このティーサロンの前にランチもごいっしょしました。が・・・またまた写真撮影を忘れて、食べちゃいました(あはは)そして、お土産までいただき~♪黒船のどらやき~♪ こどもたちとみんなでいただきました。ごちそうさまでした。夜はなつかしきイトコどののピアノ(マホガニーで象牙鍵盤)にて「なんだかいつのまにかリサイタル?」という状態になり(ぜえはあ)「じゃ、次はスケルツォ?」とか、のたまうイトコどの・・・「カ・・・カンベンしてください」でした。(だって、その前もず~~っと、速い曲ばっかりリクするんだもの)階下からは叔母が伝令(小学生女子)を飛ばして「エリーゼのためにを弾いてだって~~」というし(おろおろ)なんですかね、子供のころに帰ったみたいでした。夏休みとか、冬休みとか、まるまるイトコ宅に滞在。宿題&楽譜持参で、このピアノもたくさん弾きましたっけ。なつかしいピアノの音は二人を子どもに帰してくれてこうして横に立って聴いてくれる人がいたから今があるなぁと思いつつこの音に浸れることができたことがしあわせでした。イトコどのに感謝!(見てる?~♪)さてさて、というわけで2泊3日留守をしたのでM氏はやっぱりこんな感じです・・・。 いえあの・・・・燃えるゴミを捨てにいくだけなんですが?(おろおろ)あぁあ・・しばらくぷんぷんされそうですわ(困)ではでは、本日はこれまで~♪
2009.05.14
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昨日は、たくさんの川と橋それから、虹の橋を超えて そのまま、電車で虹を追いかけて 御友達に会いに行きました。あのシモキタの雑然とした町から(ご存じの方は想像してくださいませ)ほぼまっすぐに立ち上っていた虹はものすごい明るさで、満員の電車だし実は靴が足に合ってなくて(去年は平気だったのに、なぜ?←たぶん外反母趾の悪化)なかなかに「人魚姫気分(←足が痛いだけです)」だったのに♪うわ~~ぜったいいいことありそう~~♪と、るんるんしてしまいました。で・・・その時にふと。「あ・・・私、傘忘れてきたみたい・・・たははは・・」と思いだしたり(某様、たいへんご迷惑をば・・・)その後は、お久しぶりのお友達とロシア&グルジア料理でおしゃべりで・・相変わらず食べちゃってから「あ・・・私、写真撮るの忘れたみたい・・・にゃははは・・」と、なんとも忘れんぼな一日でございました。帰りますと、玄関で待機中のM氏に。「こんなに遅くまでどこいってたんですか?(ぷんぷん)」 いえ・・あの・・・わはははは(しらんふり~)で、その後ちまちまと音作りをしまして。そうするとPCから、ピアノの音がするわけですがピアノちゃんの上にいるM氏にとってはピアノちゃんはふるふるしていない(振動がない)のにピアノの音がする、というのは釈然としないらしくこんなお顔でございました。「なんか、納得しません・・・・」 う~む・・・M氏も納得する音作り・・がんばってみませう(ほんとか?)ではでは、本日はこれまで
2009.05.09
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雨があがりました@関東はじっこ カクタスさんもゴキゲンな様子です。朝は雷さま♪ご~~ろごろ~~ろろろrrr~~と大空さまはハードなスーパーセッション~♪でしたがこれで本日はゴキゲンなお出かけになりそうです。・・・と言いましても、結局いつもの中央線の旅なわけですが(わはは)さてさて、表題の「ブログ的目論見(もくろみ)」ですが(最近もくろんでばかり?)なにやら、このような辺境ブログとしてはたくさんの方がおいでになっており思っているよりカンターがくるくると回っております(汗)なので、早めに告知を・・・・と思いましていつものキリ番のお知らせでございます。今回のキリ版は25252・25254およびニアピンの方ということでえぇ・・・「25252←にこにこにっこり」「25254←にこにこよ」という、相変わらずのダジャレキリ番でございます。そしていつもの通りプレゼントは基本リクエストでもちろんお答えできないことも多々ありますがそこはそれ、ご相談ということで。で、その時に「音夢鈴の演奏」をリクしてくださった方のためにも便利かな?と、この前よりブログ的目論見を実行しておりまして試運転をOHAGIさまに聴いていただいた、というわけでした。ものすごいアナログ人間である音夢鈴・・・・PCのツールに慣れることは、たいへんにカメさんの歩みでしての~~ろ~~の~~ろ~~「ぷちっ(クリック)」「ぐじゃ・・・(えっ?汗)」(おろおろおろおろ)お~~そ~る~~お~~そ~~~る~~~「ぷちっ(クリック)」「どしゅっ!!!(およっ?滝汗)」(おろおろおろおろ)と、なんとも心細い状態の現状でございますが、キリ番になるころまでには(えぇ絶対に!)もうちょっとそのツールに慣れているかな?と思います(ガンバレ私)ではでは、予告というかお知らせというかハンパなご報告ですみません。M氏ですか?お嬢のベッドにてお昼寝中です。こちら このおふとんカバーにすると、なんだか雲の中で寝てるみたい?なんとも気持ちよさそうですね。ではでは、そろそろ出かける準備をば~(しゅたたた)
2009.05.08
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五月雨・・・・植物たちが夏に向けて根をはるためでしょうか。さわさわさわと、あたりをなでていくようなやさしい雨の音がしておりますね。さてさて、タイトルの「目論見」ですが、密かにある意味での完了をみたりしております(うっふふふ)若き音響仲間の力を借りまして、アナログ人間、がんばっております。こんなにも、音楽が「外へ出たい」ということもめずらしいのでなんとかしてあげたいという思いに動かされております。結果は「目論見仲間」にのみ配信。気に行っていただけたようで、なによりでした。OHAGIさま「聴いていると空気が透き通っていくような気がしました」とのお言葉、感涙しております。鍵盤屋やっててよかった・・(うれし泣き)↓でも申し上げましたが、実はあこがれの職業(笑)が「吟遊詩人」という鍵盤屋♪音夢鈴。ピアノという楽器、大好きなのですが「持ち出せない」「外で弾けない」「調律できない」という3重苦(笑)には、常に悩まされるところでしてそういった意味で膝のりピクシーちゃんは「かわいい子」なわけですがマレット(たたく棒ですね)の先が羽・・・というハンマーダルシマーにはことのほか、あこがれがあるのです。で、そうそうたしか、あそこに「ハンマーダルシマー」の話題が。と、思いまして、またまた登場しました。猫十字社さんの「小さなお茶会」です。(原作だとたしか1巻?)こちらに(いっしょのカップはご近所アーチスト作です♪) ハンマーダルシマー奏者の「ウッドじいさん」のレコードを買ってきたもっぷさん。敬意を表して、「歓迎のお茶会」を開くことにしたぷりんさん。バラのエッセンスをいれた紅茶を飲みながら、鑑賞会(お茶会)となります。最後に(ネタばれごめんなさい)「いつもと同じ場所なのに、違った味・違った場所にみえる」という、ぷりんさんに、もっぷさんの「名言」が(このもっぷさん、職業詩人だけあって、名言多いです)「うっどじいさんのハンマーダルシマーの世界だからだよ。音楽の世界では、お茶に招待するのと招待されるのはおんなじなのかもしれないね」そうそう。と、心から思います。お茶に招待した(お聴かせした)つもりでも逆に聴いていただいた方の存在に助けられこちらが招待していただいている、と聴きたいと言って下さる方がいてはじめて勇気がでるのだ、と。OHAGIさまありがとう。やっと、一歩踏み出せます。ピアノは多彩に見えて、実は演奏者によっての音色の違いがわかりにくいある意味では、とても器械的に発展してしまった楽器なのです。だから、音を作るところで苦労しないで手軽に演奏できてしまう。だからこそ、とある段階を超えるのがとても難しかったりします。そんなとき、「私でなくても、だれでも良いのよ」「子どもが弾いても、いっしょなのよ」などという、マイナススパイラルに陥りやすいのです。そのくせ、「Ideal tone(理想音)」という実態のない、夢のようなものにむかって心のかぎり全力をつくしてみたり(苦笑)そんな中で時として、ピアノ以外の楽器に思いをはせます。なかでも、ロマ(ジプシー)音楽にはいつも心ひかれます。たとえば、こちら 下手(シモテ)上方の「神業ヴァイオリン」・・看板に偽りなし!です。そして農民ロマ(定着民になった人々)の音楽には、どこかなつかしい響きが。上手下方にあるパンフルートのザンフィルさんは比較的有名かな?実はパンフルートも持ってます(おもちゃレベルですけど)さて、↑の目論見の結果ですが皆様にお披露目できるのは、サロン以降かと思われます。まずは自分がもうちょっとこのツールに慣れないといけません。でも、その前にサロンの準備・練習をしないといけません(おろおろ)麗しのヨハンシュトラウスモデルに敬意を表してなにか?と思いシュトラウスのピアノアレンジを模索中。なので、雨の音を通奏低音にワルツ・ポルカ三昧しております。こちら ニューイヤーの方は「LPレコード」のボックス(古い~♪)ジルベスターの方は「LD(レーザーディスク)」これまた古い~♪古い~~のですが、これらを聴いているとウィーンの森を渡る風の音・鳥の声・ドナウのせせらぎそういった「音の風景」が見えてくる気がします。(えぇ妄想家です。もはやしっかり自覚してみたり 笑)うしろアタマに♪~~をたくさん浮かべながらるんたった~♪ るんたった~♪と、ピアノに向かっている私に「ま・・・気楽にやったらえぇやん・・・」と流し眼&ウィンクのM氏でございます。ではでは、また~♪(るんたった♪ るんたった♪←ワルツステップ踏みながら退場~♪)
2009.05.06
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またまた、日付変更日記になりそう(汗)本日は、こいのぼりがかわいそうなお天気@関東はじっこ でした。五月雨の一日「雨の日対策」の折り紙絵本をつかってこんなことしてみました。TANGOの節句の流し眼王子でございます。 水遊びは大好きなんですが湯船につかる・・・という趣味はないようで(苦笑)なので、せっかくの菖蒲湯にもつかっておりません。で、TANGOの節句(←漢字で書きましょう)ですが本日の音の棲む場所は、「ワルツで絶句・・」でした(あ~ぁ)サロンで使うピアノ、ヨハン・シュトラウスモデルに敬意を表して、なにかシュトラウスの曲を?と企画中(演奏時間の関係で、無理かもですが 汗)で、基本に立ち返って、谷川俊太郎さんの「生きる」に歌われた「生きているということ、 ・・・・(略)・・・ それはヨハンシュトラウス」その、生への喜びをお伝えできる曲・アレンジを模索中。・・・していたら、某Yさまのブログにて上野のストリートパフォーマーの中にハンマーダルシマー(チターの仲間)の方が!という情報を発見!思わず、「聴きたいです」コメントをしてしまいましたが。(Yさま唐突に失礼をいたしました)シュトラウスで最も好きな「ウィーン気質」の冒頭テーマをチターで演奏するところが、とても好き・・・で、それをピアノで再現しようと四苦八苦・・・。あげく、「でもこの曲、皆様はお好きなのだろうか?」と悩んだりして。(う~~むむむ)こちら、友人がおみやげに買ってきてくれたアンティーク楽譜です。どうやら19世紀のものらしい。 愛好家向けアレンジ版らしく、簡単楽譜となっています。ワルツも有名なフレーズを飛び飛びにしていたりしてなかなか、おもしろいです。・・・と・・・なにやら楽天さんが混雑しているのか?ウチのPCまたはサーバーがへんなのか?ちょっと「待ち」の具合が妙なので、本日はこのへんで、送信してしまいましょう。でないと、また日付変更日記になってしまう(笑)ではでは~♪
2009.05.05
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↓のコメント欄にていただいた「お題」で、思いついたことがありまして「そっくりさん?」いやいや、ひょっとして盗作かも?という疑惑の2曲のことなどなどをば・・・。まず↓でコメントいただいた。♪楽しや5月・・・ですが。「春へのあこがれ:Sehnsucht nach dem Frulinge 」(モーツァルト作曲)楽しや五月 草木は萌え小川の岸に すみれにおうやさしき花を 見つつ行けば心もかろし そぞろ歩きうれしや五月 光は映え若葉の森に 小鳥うたうそよ風わたる こかげ行けば心もすずし そぞろ歩き(日本語の訳詞は青柳善吾 という方のようです。)で・・・ですね(うふふ)このでだしを♪おいでよ~5月~と、覚えておいでの方もあるかと・・・(うっふふふ)これで年代がバレたりして(わははは)ところで、これと同じのが 「春の小川」「村のかじや」です。 は~るの小川は、さらさら 流る~ (さらさら~ ゆくよ~)♪ おやじは なだいの いっこくものよ (まじめな はたらきものよ~♪)↑の修正(改正?改悪?)は「唱歌」ゆえでしょう(←文○省管轄で著作権ぐだぐだ)さて、もうひとつ↑のモーツァルトの歌曲(春へのあこがれ)は3拍子で♪ファ ファ~ラ ド~ファ ド~ラ~ファ ♪ シ♭~シ♭ シ♭ドシ♭ ラ~と。歌われますが、同じ「春の歌」である「早春譜」が異常に似ているのは有名。実はこの2曲、アタマから終わりまでず~~っといっしょに歌うと「斉唱ときどきハモリ付き」というおもしろいことになります。おためしあれ~♪(盗作かどうかは、ナゾです・・・結論はでないでしょう、きっと)で、その早春譜に、これまた「そっくりさん」がありまして。御存じの方も多いかと思いますが「知床旅情」でございます。で、そっくりさん・・・というほどでもありませんが、よく似てるのが「琵琶湖周航の歌」もうね・・・・立て続けに演奏すると、なにがなんだか・・・(苦笑)さてさて、コメントでいただいた「お題」といえば、もうひとつ。↓の↓で、書きっぱなしにしてしまった「個性派の子供たち」のこと。早期教育とか、天才肌の子とか、ひとつのことに集中しがちなタイプについて興味深い本2冊を、ご紹介しようかと。(ごそごそ) 前にあるのは、大江健三郎さんの「自分の木の下で」です。この本、大江さんの自伝的エッセイなのですが、この中に「10歳のときに架空のアザラシを飼っていた」という場面があります。本気で飼っていると思い、話しかけたりしていたと。そして「犬のように子アザラシを連れて歩いているつもりの子」として友達や先生にからかわれていたと。さて、そしてこの後ろにある絵本(英語版)もちょっと似たところがある子が主人公です。(女の子ですが)実はこの絵本、いつも拝読させていただいているKazさまブログにて「生物の資料が大洪水」というお話[日記?)を読んだ時に(たいへんな事態ですのに、妙なことを思いついてしまって、すみません!)そ~いえば、そんな絵本があったわ~(だから違っ)と探したのでした。で、後の絵本です。開いてあるページでは、たこさんが教室中にうようよ(笑)生物が大洪水となっております(だから、そういう意味じゃないってば)題名は「One small fish(小さなお魚がいっぴき)」です。One Friday afternoon(金曜日の午後のひととき)We file into the science room(私たちはみんな 理科室に閉じこめられる)like rows of ants(まるで、アリの行列みたいに並んで)・・・中略・・・One Friday afternoon(金曜日の午後のひととき)in science class(理科室の中では)time moves slow(時間はゆっくりと流れる)・・・中略・・・I listen to the sea (そこで、私は海の音を聴く)that beats and beats quietly (それは、静かによせてはかえす)inside me(私の胸の中で)・・・中略・・・と・・・相変わらずの音夢鈴迷訳にて失礼いたします。この女の子だけにみえる、海の生き物たちで理科室はいっぱいになります。(これが、KAZさまのたいへんな状態を拝読したときに思い出した絵です)最後に、チャイムがなると、みんな壁に消えていってしまうのだけれど。(ネタばれごめんなさいね)I leave the sea behind(私は海をあとにする)waiting till next week(来週まで、まっててね・・と)But in the distance I know・・・(でもね。ほらあそこに・・私にはわかるの)One small fish(いっぴきのちっちゃなお魚が)follows me home.(私といっしょに、おうちまでついてきている)この絵本はTo the dearest of sea dreamers(海を夢見る親愛なる~へ)(献呈されたお子さんたちの名前入り)and to all of you who daydream too(そしてすべての夢見る人へ)とあります。daydream(白昼夢)・・・。さてさて、白昼夢と想像と妄想の違いは???(う~~むむむ)「生物の『資料』が大洪水」という文章を読んで「生物が室内にうようよ」という妄想から「あ~~そういえば!」とこの絵本を思いつく私はいったい?(ただのアホです・・・自己解決・・・)大江さんの本(御子息、光さんのことも触れています)も興味深くこの絵本もたいへん美しく、そしてキラキラと個性が輝いています。・・・が・・・反対側(先生側)から見ると・・・「ぼ~~~~っとして、お話を聞いていない人」になってしまうという。あれもこれもたぶん・・きっと・・・そう・・(困)さてさて、どうしたもんでしょうねぇ(深く悩み)この絵本の中で「カニさんがプリントをちぎっている絵」があります。こういうタイプの子・・・プリント類とか、なくしちゃうのよね・・・。それはきっと、カニさんがやぶいちゃったのね・・・困るね・・・。と・・そんな言い訳をするわけにもいかず。学校というところは、「ちゃんとしなくちゃ」が鉄則なわけで・・。とまぁ・・こんな風にさまざまな「目立ち方」で「めだってんじゃね~よ」になる子がおります。前にお話した、いわゆる「出来すぎて浮きこぼれ」の子も自分ワールドにはまってしまって、浮いている子もみんなについていけなくて、ついつい悪目立ちしてしまう子も目立ちたくて、めだってるんじゃないやい!と、大声で言い返せたら・・・・無理よね・・。いいオトナなのに。「ここは海なんだからね。落ちたらサメにくわれるんだからね」と、言いながら、ソファから突き落としごっこをしている。そんなオトナ(誰?・・笑)と・・・それに3歳児レベルの反応で、しっかり付き合うオトナも(だから誰?・・・笑)なかなか、かわいいじゃないか、と思うわけですが。と、こんな感じでコメントの「お題」について考えてみました。ではでは、今日(あれ?また日付変わっちゃった)はここまで~♪いいかげんにドアを開けてくださいっ!ととっても自己主張の強いM氏でございます。さすがにこのドアは自力では開けられない模様(笑)引き戸ならね。あけちゃいます。小笠原流で(笑) 追記:20時です。↑の絵本、ジョアンヌ・ライダー作・キャロル・シュワルツ絵なのですが、A○azonで調べましたら(楽天になかったので)中古でどびっくり!のお値段&新品1冊・中古1冊という希少品でたおれそうになりました。 新品1点¥ 12,585より 中古商品1点¥ 4,422より 新品10000円超?うそ~~?ちなみに、ウチの本についている値段(たぶん15年くらい前紀伊国屋)800円で、ございます。古本の値段って・・・わからないわ~~(首ふりふり退場)
2009.05.03
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フリーページUPのお知らせです。ハイネの詩による歌曲「ローレライ」の原詩と一般的な日本語歌詞。加えて(蛇足?笑)音夢鈴迷訳をUPしました。歌の本の項に「美しい5月」の原詩も加えました。やはりフリーページはウムラウトOKなのね?不思議。さて、目下ローレライ伝説(セイレーン伝説)にどっぷりはまっております。37歳(数え方では38歳)で亡くなったフェリックス。最後まで取り組んでいた「はず」なのが、オペラ「ローレライ」ジェニーリンドの存在にインスパイアされて、「オペラは苦手」「その分野には手を出さない」主義だった彼が作曲意欲に燃えていたはずの作品。未完成でも、バガテル(試演の小品)くらいはあったろうにかけらも残っておりません。どうしてだろう????偶然にも(本当に偶然なのです)敬愛するお友達が(・・・とお呼びするのもはばかられる方ですが)「ほんの筆遊びなの」と、おっしゃりつつ書かれたファンタジーがセイレーンを通奏低音とする物語。その物語を語るとき、ひっそりと奏でたい音楽を作っています。この音楽・・・物語の冒頭を読ませていただいた時に、本当に自然に耳に響いてきました。私のしたことは、どこかから響いてきたその音楽をたどること。そして、その音を楽器で再生することだけでした。で、まずはセイレーンといえば竪琴。なので、ピクシーちゃんで弾いてみて。その後の発展形として、ピアノでアレンジしてみて。さて・・・。5月サロンでは、冒頭をH姫が読んで下さることになりました。私のアタマに浮かんだのと、まったく同じ状況で皆様にお聞かせできると思います。その後、もしかして・・・・・あとに残していける形にできるかも?と只今、お友達(巨匠お二人)をまきこんで模索中~♪それでは、おのおのがた(←忠臣蔵? 笑)夏至祭りまでに!(誓い!)こちら、テーブルクロスを衣替えしましたら早速、「ボクがいちば~~ん!」と飛び乗ってきたというたいへんに迷惑なM氏でございます。 これこれ・・・シワシワになっちゃうでしょう~~~(困)そして、生徒ちゃんのお父様出張お土産(感謝)のハンガリー製テーブルセンターにも興味津々くんくんくん・・・(←外国のにほひ?)とりあえず、ぺたっと踏んでおこう・・・という。 もうね・・・よくわかりました。キミが一番だから・・・(苦笑)エ~イヤン(←ハンリー語で「バンザイ」)M氏!・・・というわけで、最後は親バカブログらしく終了でございます(苦笑)
2009.05.02
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いよいよ!5月になりました。(こう書きながら、自分を鼓舞しておりますが 汗)さて、5月といへば・・・。ハインリッヒ・ハイネの詩による詩をひとつ。原詩を載せようとしたら、このブログではウムラウト表示がNGなようなので(エラーになるの・・しくしく・・?もひとつ解ってない?)なので、音夢鈴の迷訳にて失礼・・・(笑)「美しき5月に」こんなにも美しい 5月につぼみというつぼみ すべてが ほころぶときにわたしの この胸の中にも 恋が めばえたのだよこんなにも美しい5月に鳥という鳥 すべてが歌いかわす そのときにわたしのあこがれと秘めた思いをあの人にうちあけたのだよ直訳に近い意訳・・・でもこれでは曲に乗りませんが(汗)詩人の恋・・・という歌曲集があります。ロベルト・シューマン作曲です。この中のメロディーが、もっとも有名かも?シューマンに限らず、数多くの作曲家がこぞってメロディーをつけた詩人のひとりです。後期ロマン派について勉強すると避けて通れない詩人ですね。このハイネさん・・・実はメンデルスゾーン家の下の娘(これまた情熱的な黒髪美人)レベッカに熱愛。ところが、ここに、あと二人もの求婚者が・・・。数学者のディリクレ&ベルリン大学教授(哲学)のガンスこの二人、なんととっくみあいのケンカまでしたとか。あ~~なんと罪深き美しきレベッカちゃん~♪で・・・レベッカが選んだのは数学者ディリクレ。残念ながら、ハイネは失恋(あらら~~)もっとも、その後すぐに美しい奥方をゲット。その後も、晩年まで、歌に生き、恋に生き(←トスカ?笑)その他のハイネの逸話としてはやはり、ミュージカルエリザベートの中のトートのモデルだということ。2幕(ここはCDにはないことが多いです)別荘の渡り廊下で「魔術」をつかって、死者を蘇らせようと歌いかける皇后エリザベート。♪そう・・・ハインリッヒ・ハイネ・・・そこに、いるのね・・・ (このメロディーが、1幕♪パパみたいに・・と同じなのが、恐怖をあおる)シシィ(エリザベート)にとって、ハイネ=黄泉の国(楽になれる場所)の象徴?と思わせるような場面ですね。さて、そんな、うっかりすると「耽美主義?」と言われそうなハイネさん。一方では、夢を夢見るような詩も、多数。その中のひとつが、「歌の翼に」です。こちらも「歌の本」のなかから・・ですね。この歌、5月サロンの重要なキーワードとなります。その時は、あえて非常に古典的な和訳でうたいますがFreePageに、音夢鈴迷訳を載せてみました。興味を持ってくださる方は「歌の本」の項をポチっとして覗いてみてくださいませ。FreePageはウムラウトOKなのに、なぜここはNG????(↑たぶん全然わかってない人・・・困)さて、業務連絡?なことをもうひとつ。チラシに乗っております「ベーゼンドルファー:ヨハンシュトラウスモデル」こちらのピアノでござりまする~~♪ ステキなピアノでしょう?当日は長年のお付き合いの調律さんにも東京から飛んでもらう予定です。さてさて、日差しがキラキラしているので、どうにもお外が気になるM氏。今日は「な~ご・・・ みやぁ~~~ご」とおともだち(?)の声が・・・。気になる・・・絶対気になってる・・・のだけれど、なんだか後ろ頭に(・・・・汗)の文字が見える気が(笑)おしっぽをふかふかにしつつ、気にしつつ、でもなぜか腰がひけております(爆笑) そこらへんは、やっぱり・・・「施術完了」のオネエマンだからなのでせうか?(真顔)ではでは、本日はこれまで~♪
2009.05.01
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