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〇衿野未矢著『恋は強気が勝つ!』を簡単にまとめると、恋の良き指南書になること請合い。(ご注意)本文はこの著作を熟読せぬ儘、私の私的な説明を入れています。<捨てるには惜しい男>ながら、女友だちに羨ましがられる男、貴女の成功を祝福しない男、腐れ縁の男、元カノにこだわる男などは、早々に縁を切って、新しい恋に邁進しよう。<どこから見てもダメ男>貢がせる男、ほかに本命のいる男、束縛する男、女から女へと渡り歩く男、暴力をふるう男なんかさっさと見切りをつけて、捨てちゃおう。<結果を貴女次第にするグレーゾーンの男>マメな男、一途な男、過去にこだわる男、堅実な男、女性経験の多い男、身勝手な男たちは、一緒に生活するや、幸福感を味わえなくなりそう。<不倫する既婚男性がダメな理由>妻子のある男、シングル女性に近づく既婚男、人妻やバツイチに近づく男たちは、結局自己中心型で、優しさのかけらもないことが多い。<弱気体質は変えられる!>見捨てられ不安型、恋愛最優先型、先を急ぎすぎ型、いつまでも引きずり型、決断できない型、過剰防衛型それぞれにアドバイス。<終章、その男は毒か、それとも薬か>この項、字数より略。
2024.12.03
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〇永山久夫著『たべもの日本史』はイラスト入りの本で、どの頁を開けても興味深い内容で埋められています。 土器を持たず野生動物の肉への依存度の高かった旧石器時代から、煮炊き用の土器を使った縄文時代への様変り。 魚や貝類、鳥・猪・鹿などの肉にアミノ酸の溶けだした旨味をも知ることになりました。 縄文期の後期から弥生時代にかけて稲作が渡来し、胡麻蕎麦、黍、里いもの栽培など、食は多様化して来ます。 それが証拠に、古事記には、稲、栗、小豆、麦、大豆の五穀が記載されています。 20世紀末に発掘されたのは、幅40m、長さ1Kmにもわたる東京都北区の中里貝塚で、カキが養殖されて居たことがわかりました。乾燥させて物々交換用の商品にしていたようです。
2024.12.02
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〇’73年再版発行の別冊「太陽」百人一首のランダムに開いた頁には27番目、中納言兼輔の みかの原わきてながるるいづみ川 いつ見きとてか恋しかるらむが掲載されていました。『新古今集』恋の部に題不知として挙げられているようです。しかし古今六帖、川の題に見当たり、この歌の数首前からの作者を兼輔としていたので、新古今の撰者たちは同一人物の作と考えたようですが兼輔自身の歌集には入っておらず、読人しらずとすべき歌。みかの原は山城・相楽郡の地名で、聖武帝の恭仁京、国分寺址があり、棺つまり甕(みか)を埋めた場所から水が湧いた言い伝えに由来するとか。兼輔は藤原冬嗣の曾孫にあたり、世に堤中納言と称された従兄・定方と共に延喜歌壇の中心人物、三十六歌仙の一人でした。
2024.12.01
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