2012年05月の記事
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如何に生きるか？それが問題……。
前回、何もしないのが一番個性的でユニークな生き方だと書きましたところ、或る女性の方から丁寧な「反論」を頂戴しました。自分は「何もしないことに掛けては人後に落ちない怠け者だけれど、そんな事で本当に個性的でユニークな生き方をしていると言えるのだろうか？納得できない。と言った趣旨の物でした。真正面から、真剣にお答えいたします。取り敢えず二つの側面からこの問題を掘り下げて見ましょうか。先ず、「何もしない怠け者」の内容ですが、平たく言えば世の中の動きに無関心で、自分の周囲の狭い範囲にしか興味が持てずに従って、激動するグロウバルな趨勢と無関係な日常生活を送っている。と言ったような意味合いでしょうか。もしそうだとすれば、個性的とかユニークとかを問題にする以前に、折角非常な幸運に恵まれてこの世に生を享けたにも拘らず、天の配剤という極めつけの幸運を台無しにして、天に唾するような「罰当たりな」生活をしている事になりその事自体に重大な問題がありますね。ご自分の人生ですからそれこそ「好き勝手に生きたとして、誰からも文句は出ない」でしょう。しかし、私・草加の爺に言わせれば「親の心を知らない大馬鹿者」と決め付けなければならない。縁無き衆生は度し難きかな、と仏教のほうでも匙を投げていますね。第一、何もしないで我々小人はこの世に一日たりとも呼吸できない。大体が、小人は閑居して不善を為す、と言うのが世の常というもの。不善ならまだしも悪に走り、挙句には周囲に大迷惑を及ぼす迷惑至極な害毒を撒き散らす。あなたの周囲を一寸だけ見回してみてください。そういう輩がうじゃうじゃいますね、実際。客観的に観れば「何もしない」は皆、この類の不善・害毒の撒き散らし行為。もう一つの側面は、この世に生を享けたからには一人の人間として「当然」行なわなければならない「正義」があるはず。自分自身の才能と、境遇と、その他諸々の制約の中で精一杯の努力をする。そして自分を幸せにする事を通じて、世のため他人の為に尽くす。その「理想」に向けて、日々ベストを尽くす……。個性的とか、ユニークと表現したのは私の意図的な「誤用」ですが、読者にお詫びする心算は毛頭ありませんよ。言葉とは、生きて働く、複雑微妙な内容を持った精妙なる生き物なのですからね。序でながら、言葉について申せば、取り分け私たちにとって、世界で一番大切な日本語を大切に思う心を育てなくてはなりません。申し上げたいことは沢山あって、この様なブログだけでは詳細を尽くすわけにはいきませんのでどうぞ、F Y C の方にご連絡頂きます様お願い申し上げます。無料にて、懇切丁寧にお答えいたします、ご納得がいくまで。
2012年05月30日
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えっ、何もしないのが一番ユニーク！？
激しく日々激動する今日において、もし何も周囲の動きに対して反応せずに、じっと立ち止まっている個人やグループ、地域などがあったと仮定します。彼らは時代との相対関係において極めて個性的・ユニークな行動を取っている事に等しい。― そんなバカな話しがあるのか？信じられない！大多数の人がそう考える。実際、つい最近まで何を隠そう私・草加の爺もその一人でありましたし、そういう意味では世界中の誰にも負けない飛び切り個性的で、奇妙奇天烈な生き方を自覚しないで生きていた。嘘の様な話ですが、本当の話です。イメージし難いかも知れませんので、念のため書き添えますと、先ず、螺旋状に激しく回転している世の中の動き全体を考えてみて下さい。そして虫ピンで固定された一点からその激しい動きを見たと考える。次に逆に激しい動きの螺旋の回転を止めて、個人の側を眺めたときの事を頭の中で思い浮かべて下さい。何もせず静止しているだけの一点が恐ろしく激しくユニークに変動して見える筈ですね。そうなのです世の中の動きと、個人との相対関係とはこのような図式化によって理解できるような不思議な関係にあるのですよ。で、嘗ての私のように社会から孤立して、自分だけの狭い殻に閉じこもっていた人間は世間的に観れば、極めて特異で不思議な行動を取っていたのに等しい。何もせず、動かない事は特別に猛烈な動きをしている事、という現代のパラドックス。現代とはそういう不思議な激動の時代なのでヨーロッパで起きていることや、アメリカ合衆国に進行している現象も勿論、我が日本で起きつつある事柄も全て同じ現象の現われに過ぎない。個人は他者との関係抜きで生きられないのですから、周囲との関係を無視して生きることは許されません。地球が宇宙全体との関係の中で生かされているのと同様に。つまり、何もしないでいることは自殺行為を意味する、特に今日只今は、ですね。地球規模で猛烈に変化しているグローバル戦国時代を生き抜くには、相当な覚悟が必要になる。先ずその厳しい認識が第一に要求されている、今日は。他人の所為にしているような「暢気」な態度は命取りに通じる。他人を責めてみても後の祭りかもしれない。少なくともそういう認識をはっきりと持ち、即座に行動を起こすべき時代なのですよ、現代は。目に見える津波以上に恐ろしい時代の潮流という、目には見えない巨大な津波が全世界を、襲いつつある。間違いなく！後は私たち一人ひとりが行動を起こすべき、他人や、勿論政府になどばかり頼っていては手遅れになってしまうこと間違いありませんね。如何でしょうか？皆さん方、御自身の頭で、体全体でじっくりと考えてみて下さいませ。
2012年05月22日
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人は皆自身の人生を演ずる名優です。
私・草加の爺は或る考えがありまして、もっと端的に申しますと、「私流の天命」を受けまして、最近、金子之男氏率いる演劇グループのお世話に預かっています。そして改めて感じた事、それは役を演ずる事の難しさ、大変さです。以前にも書いた事ですが私達は自覚する、しないに拘わらず自分自身の人生を演じている俳優なのですね。そして人生上で天から振り分けられた自分と言う役柄に関しては十人が十人、皆が驚くほどの名優なので二度吃驚。誰もへぼ役者はいない。所が、例えば素人芝居にしても、一旦「板」の上に立つと、これまた一様に下手な役者に成り下がってしまう。で、プロの役者さんたちは日夜それこそ血のにじむような稽古に精進する。そして、運がよければ観客の支持を得て、有名な俳優、人気者にのし上がることも出来ますが、大半は苦労の割には報われない事が多い。特に今日では芝居に限らず時流に乗るポプュラリティ全盛のご時世ですから、尚のこと。役者さんの世界では日常生活の一挙手一投足が芝居の鍛錬なのですが私に言わせれば、それは何もプロの俳優さんに限らない。私たちも自分自身の人生を表現する一人の俳優だとすれば、全く同様だと言える。もっと自分の役柄に対して自覚的になって、積極的・ポジィティブに毎日を生き、更には本来あるべき理想的な人間の一人を演じて見せようと言う気概を持って欲しいと思うのです。私は幸い、余り無理もしないでとても前向きな生活を営むようになっています。 Do your best！日々、最善を尽くすように心掛けているうちに、気がついてみると思いがけない高みに達している事だってあるのです。 Never give up.人生では、全てについてもう遲いということは無いのです。最後の最後まで、自己を完全燃焼させることこそが大切なので。他人から評価されるされないなどは本当はどうでもよい事。（実のところ、他者の評価もとても大切なのですが自分自身の心構えにおいては、取り敢えず、という意味です、念のため。）俳優修行とは本来、人生修行と同義なのですね。たとえば優れた歌舞伎役者は役を演ずるだけでなく、演出や台本まで自分でやってしまうオールマイティーぶり。西洋でも役者から天才的な戯曲作者になったシェークスピアの例もありますが概して役者・俳優は人間通であり、その前提には限りなく人間に対して魅力を感じ、観察し、どこまでも惹き付けられて止まない人間大好き人間。私のブログの注意深い読者ならお気づきでしょうが、私は舞台ではなく、土間の観客席が見物客が主役であるような本来の「芝居」を、それも本格的なセリフ主体のドラマの実現を夢としている者ですから、今後も有能なそして何処までも直向な役者・俳優の発掘にも、出来る限り努力して行きたいと念願しています。若者達よ、演劇に強い関心を持とう、何よりも自分自身の為に。と訴えたいと考えておりますよ。どうぞご支援下さい。そして、私のこれからの行動に対してどうかご注目くださいませ。
2012年05月18日
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毎日が日曜の筈が……。
連休中に青森県の八戸市に行って来ました。ご存知の方もいらっしゃるので、今更らしく自己紹介をする必要もないのですが私・草加の爺は６０歳で定年退職し、１８０度方針転換して「徹底して自分のため」だけの行き方から、これまた極端に「世のため、人の為」を標榜し、活動する生き方へと、人生に対するスタンスを変化させました。いや、結果としてその様な具合になった。テレビドラマの制作会社に入社した時から、それまでに自分の会社が倒産しなければ定年で業界を去ろうという決心だけはしていたのですが生来のものぐさが災いして、それ以後に備える何の方策も立ててはいなかった。正に私の面目「躍如」（？）たるものがあるのですが、自業自得。会社を退職して、ハローワークに通いだしてから、６０歳を過ぎた何の取り得も無い庶民に再就職の場など簡単に見つからないのだと嫌になるほど骨身に徹して、知らされた。まあ、自業自得ですが。しかし、幸運な事にさる高校の在宅コース（引きこもり専門）の講師として、また同時に某大手学習塾のチューターとして採用され傍ら、キャリア・カウンセラーの資格を取得するなどで、俄かに身辺が騒がしく変化した。毎日が日曜日どころか、現在の私は生涯で一番忙しく、充実した時期を図らずも迎えている。怪我の功名、オーソドックスな幸運には見放されているが、悪運が強い。これが私の自覚している我が人生の唯一の特徴です。八戸駅に到着してすぐ、近くの温泉に入って旅の疲れを癒し、一仕事を終えて迎えに来てくれた義弟妻の弟ですが、地元八戸で数十年間和食の店を経営しているオウナー・シェフ。彼の運転で種差海岸や蕪島の観光地をめぐり、観光客で賑わうお店でうにとイクラ丼をランチとして食べ、これまた有名な魚市場を見物。特別に岩牡蠣をその場で開けて賞味させてもらうなどした後、市内の居酒屋をハシゴして酩酊。その日は義弟はお店を休んでいますからパートナーの奥さんも途中から飲み仲間に加わり、愉しい時を過ごす。昨年の震災の影響で町はまだ以前の様な活気は見られないが、皆一生懸命に頑張っている由。私も及ばずながら何か協力できる事があれば努力を惜しまないつもりでいるが、東北人の暖かいハートに触れる事ができ思いがけなく元気を頂戴した一日となった。愚息、長男が生まれ故郷の青森を、取り分け祖父母の住む野辺地町を全国に宣伝したい、もっとよく知って貰いたいと意気込んでいるので、私も超多忙（？）にも拘らず一肌脱ごうと決意を固めている。日本が元気を出せるよう、銘々がその立場や境遇に応じて、応分の働きをしていきたい物。そんな風に考え、行動している今日この頃の私ですが、更に欲張った行動をその新しい第一歩を既に踏み出している。自慢話として言うのではありませんが、６８歳も精一杯に頑張っています。皆して、我が祖国日本を盛り上げて行こうではありませんか。行動を、積極的なアクションを起こそうではありませんか。国や、行政や、その他の何であれ、人様を当てにしていては埒が明きません。ご自身を奮い立たせて精一杯の努力を出し切って見ましょう。何より、あなた様ご自身の為に！私も、今と言う瞬間を完全燃焼させるべく、日夜、奮闘努力をフウテンの寅さん宜しく致しておりますよ、最高の死を迎えるべく……。
2012年05月08日
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子供の日に思うこと、あれこれ。
子供と言う存在は無条件に可愛い！人間の子供は無論ですが、動物の子供もむやみやたらに愛らしい、可愛い。駅前などで子猫をケージに入れて里親を募集している光景などを目にする時、私は思わず意識的に視線を逸らしてしまう。何故か？子猫がとても可愛いのをよく知っているから、その可愛さにチャームされてしまう自分が怖いから。と、言っても事情をご存じない方には意味が通じないでしょね。実は以前に家で雑種の猫を飼っていたことがあるのです。数年前に癌で死んでしまった。このメスの真っ黒な雑種が、色々な経緯があって家族の中でも取り分け私に懐いていた。それだけに可愛さはひとしおでした。今でも真っ黒な猫を見かけると「カンナ」と呼びかけそうになる。本音を言うとまた可愛らしい猫を飼いたいのですが、悲しい死別を考えると断念するのが、賢いのだと思うのです。所で、子供は、動物の子供でさえ無条件に可愛らしい。神がその様にお作りになられた。そうでないと面倒な、とても手間隙かかる子育てなど、とても「身勝手な」大人が一所懸命にならないだろうから。ふと、そんな不埒な考えに捉われたりする。子育てと一口に言うが、とても大変で、忍耐や辛抱、根気、時間、お金その他、いちいち数え上げていたらきりが無いくらいに大変な仕事の連続。それを、親という者はあり難い事に文句も言わず、愚痴もこぼさずに長い年月にわたって手塩にかけて養育してくれる。本当にありがたくまた尊い行為だと神仏に感謝したい気持ちになる。これは偽らざる気持ちです、本当に。しかしながら、翻って世の中を見渡してみると子供たちは本当に「大切に」されているのか疑わしくなる事が多々ある。幼時の虐待。家庭内暴力。無配慮な、乃至は考えの無い妊娠中絶。またそこに至る無軌道な行為、不注意。教育ママや過干渉ママの氾濫。無責任な養育放棄。念のために申し添えておきますが、子供を大切にするとは決して彼らを甘やかす事を言うのではありませんね、断じて。天から有難くも授かった大切な宝物を、それに相応しく大切に育て上げる。この困難至極な難事業は、それに相応しい能力を有している大人にのみ許されている「特権」であり「義務」なのですね、本来は。しかし、現実は残念ながらその様には運んでいないらしい。本当に悔しい限りです。大きな話をすれば、今後の日本を考えた場合に一番に可哀相だと思われるのが、子供たちの事。大人たちも何も悪意があって今日の様な状況を招き寄せたわけではありませんが結果としては「無責任極まりない未来」を確実に作り出してしまった。その重い重い責任の一端は、斯く言う私・草加の爺めも大人の一員として担わなくてはならない。それを承知の上で、偉そうにではありませんがそれぞれの立場で、出来る範囲内で、能力の及ぶ範囲で、仮に微小であろうとも力を惜しまずに努力しよう。そういう呼びかけをしているつもりです、今現在。可愛い宝物の子供たちに、大人として出来る真の愛情表現としての行為。ただ可愛い、可愛いと口で唱えるだけでなく、本当に彼らの為になる行動を、責任ある大人の一人としてとりたい。それには一体どうするのが良いのか。各自が、真剣に考え、行動するべきなのですが、如何お考えでしょう。ご意見等お気軽にお聞かせ下さい、お願い申し上げます。
2012年05月04日
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憲法に関心を持ちましょう、皆さん。
今日は「国民の祝日・憲法記念日」ですが、大型連休の旅行などで家族奉仕にお忙しい模範的なパパなどもいらっしゃるでしょうから私のように、かつて仕事中毒のように「家庭を全く顧みず」に過ごしていたダメ亭主が、今更らしく偉そうな、また上から目線の様な物言いをする資格は無いのかも、本当は、知れませんが……。しかし、地球が狭くなり、地球村が現実のものとなりつつある今日私たち日本人は一個の「村民」としての自覚を強固にして村の平和と安定に対しても一定の責任を果たさなくては成りません。その場合に、一番の基本的スタンスを決めているのが日本国憲法ですからこれは、村民が強く意識しなければならない最低限の義務。憲法改正が必要であるとかないとか、の議論以前の問題として私たちの平和憲法を愛し、強い関心を抱き、若い人たちにも大いに関心を持ってもらおうではありませんか。またその様に自他を仕向ける必要がありますね、如何でしょう。単なる祝日、休みの日、では無く、憲法記念日の今日、改めてありがたい基本法である憲法に大なる関心と興味を示したいものです。如何でしょう、賛同していただけますか？大勢のお年寄りの幸せの為に私たち自身の為に、また、未来ある若者・子供・乳幼児の為に！草加の爺の心からなる、お願いです、どうぞ宜しく。
2012年05月03日
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