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本日快晴。向かい風の中を自転車をぐいぐいこいで道場へ向かう。「今日は天地投げをしましょう」(おっ、知らない技だ・・・)ぼくはワクワクしながら先生に促されて前に出た。いつもながら教科書のように丁寧に指導していただき、(なるほど・・・)と一応分かったような気がしているが、自分がやってみるとやはり簡単には入ってないのだ。組み合わせを変えて、2級の女性と同じ技を練習するが、お互いによく飲み込めていないので、「シャル・ウィ・ダンス」みたいになってしまう。表も裏もシャル・ウィ・ダンス・・・。有段者の方もよく分からないようで、とまどいつつ稽古されているので、ぼくがダンスになっても何らおかしくはない。見かねた先生がもう一度、噛んで含めるように指導してくれる。「!!」今度は飲み込めた。(やぁっ!!)胸の内で叫びつつ、天地投げ。シャル・ウィ・ダンス、卒業なり。
2005年03月30日
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先週は子供を連れてのスキー旅行だった。長男はもう放っておいてもいいほど滑れるが、5歳の娘はぼくがついていなければならない。滑るペースが違うので、息子を同行した友人家族に任せて、娘と二人で一日中過ごした。今シーズン2回目の娘は、どれほど滑れるか心配したが、滑り始めだけスキーのトップを支えてやり、ぼくが後ろ向きで滑ってついてやったら、すぐにコツを覚えたらしい。「もう、だいじょうぶ!」彼女はそういって、ボーゲンのまま真っ直ぐ初級者コースを滑り出した。そうして半日も滑れば、後ろから安心して見てられるくらいまでになった。リフトを降り、「じゃ、行ってくるね!」という言葉を残して娘は颯爽と一人で滑っていく。ぼくはしばらく上から娘を見守る。100メートルくらい下で転んだときは、こちらも彼女のところまで自分の滑りを楽しみながら風を切って急行する。そんな繰り返しだ。途中でターンの仕方も復習したので、人にぶつかりそうになったときは自分で上手くスキーを操作して、止まるなり避けるなりするようになった。もう安心。来シーズンは息子と三人でビュンビュン楽しめそうだ。
2005年03月28日
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昨夜の月は見事に輝いていた。上空に明るみを感じたので見上げると、それは鮮やかに夜を照らしており、思わず笑みが漏れた。(あぁ、いい月だなぁ・・・)月をみて、ちょっと嬉しいような気持ちになっている自分も悪くない。・・・と都合のいい考え方だ。そして今朝は気持ちのいい日本晴れ。玄関を出ると、オジサンでも「光合成」したくなり、両腕をいっぱいに伸ばした。お天道様もありがたい。
2005年03月24日
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ついに40歳になった。まさに「ついに・・・」という感じだ。「とうとう」といってもいい。いずれにせよ、誰がなんと言おうと「良識ある大人」であり、「オジサン」であり、体力の下り坂は急傾斜であるに違いない。これを機に、キッパリと白髪を染めよう・・・って、そんなくだらない決意をしている年齢でもない。大樹のようにどっしりと、風雪に揺らがず、泰然自若でありたい。
2005年03月22日
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息子と娘はよく白髪を抜いてくれる。息子は専用ピンセットでじつに軽快にプチプチと手馴れたものだ。娘は気が向いたときだけだが、歯で噛んでぼくの白髪を引っこ抜いてくれる。でも自分でも思っているのだが、すでに白髪を抜いて「どうにかなる」という量ではなくなっているのだ。昨日、息子がぼくの白髪を抜きながらこう言った。「そろそろ染めたら?」やはり子供の目にも「無駄な抵抗」に映るようだ。子供に白髪を抜いてもらうのは結構快感だったりするが、そろそろあきらめて染めてみるか・・・と思っている。
2005年03月21日
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昨日、子供たちとキリンビール工場見学に行った。あいにく土曜日は生産ラインが止まっていて、実際に稼動している様子は見られなかったが、初めて内部を目にするのでそこそこ面白い。ビールが完成する前段階の「麦汁」なるものを試飲したのだが、アルコールが入っていないとやはりうまいものではない。「ビールのできそこない」という中途半端な味覚が口いっぱいに広がってしまった。(飲まなきゃよかった・・・)息子と娘は、ビールの材料となる麦やホップを触れるコーナーでワシワシ握って遊んでいた。見学コースはゆっくり回っても20分くらいだろうか。最後はできたてビールの試飲コーナーがある。ぼくは車を運転して来ているので、子供たちと三人でキリンのジュースを飲む。おつまみ付きだ。「おかわり券」も付いている。連休ということもあって家族連れが多いようだが、中には一人でテーブルに腰掛けているオッチャンもいる。どうも全体的に「常連」の雰囲気を漂わせており、タダ酒をしょっちゅうあおりにきているのが想像できる。でも近所なら自分だって毎週来たくなるかも・・・。自転車で来れば出来立てビールをぐいぐい飲んで、ほろ酔い気分で気持ちよく帰れそうだ。おみやげにもらったミニ缶は明日の楽しみにしよう。
2005年03月20日
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前回の稽古で、正面打ち五教をはじめて習った。先生の話しによれば、五教は黒帯の人にもあまり教えたことがないということで、ちょっとラッキー?ということだろうか。昨年秋からはじめた合気道だが、だんだん実用的になってくる。片手取りや両手取りも実用的だが、横面打ちや正面打ちまで覚えると、本当にいろいろ対応できそうな気がする。木刀の素振り一つとっても様々な稽古があって面白く、マイ木刀が早く欲しいな・・・とこの頃思ったりしている。きっと黒帯に至る今この時にしか味わえない面白さがあると思うので、大きな怪我をしないように頑張ろうと思うのだ。
2005年03月15日
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ある日、人と話していて、「ストレスないの?」と訊かれ、「ストレスはない」とキッパリ答えている自分がいた。この現代社会に生きていて、ストレスがないなんて、ちょっと神経が足りないんじゃないかと思われそうだが、本当にない。離婚して一人になってみると、失うものが何一つ無くなって、気付くとストレスも一緒に無くなっていた。人生のふりだしに立っている感じだ。再スタート地点だ。前途洋洋とはいえないが、この先どう生きていくんだろうという、かすかな期待を伴って鳥瞰するような気持ちがある。ときどき晴れ渡った空を仰いでは、いい気持ちになっている。・・・離婚時にストレスの針が振り切れていたから今があるのかも。
2005年03月14日
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はじめて宝くじの5等に当たった。当選金額・三千円だ。これまでは10枚買えば誰でも当たる6等・300円しか縁がなかったので、とても嬉しい。グリーンジャンボは10枚三千円なので、買ったお金が戻ってきただけのようなものだけど・・・。でも嬉しい。株で3千円もうけても、こんなには嬉しくない。感覚として株で1万円儲けるより嬉しいかもしれない。不思議だ・・・。
2005年03月13日
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気がつけば離婚記念日を過ぎていた。昨年の三月一日付けで離婚が成立したのだった。翌日だったか、当時暮らしていた市役所から離婚届を受理しましたという内容の文書がぼく宛に届いた。悩んだ末に判を押したそれは、元妻がすぐさま役所に提出したらしい。去っていく方も決心がいっただろうが、残される方もけっこうしんどかった。子供と別れるのが本当に辛かった。でもあれから一年。ちゃんと生きているし、そのときに比べれば随分元気になった。天に謝す・・・という気持ちを常に持つよう心がけている。
2005年03月12日
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昨日は色帯をいただいて初めての稽古だった。合気道は、一教、二教、三教と技が進むごとにその痛みが増していく。二教、三教で腕を締め上げられると思わず「うぅっ・・・」とうめき声が出てしまうのだ。そして四教になると、技が入った瞬間に、「いててて・・・!」という悲鳴を上げた上、腰砕けになる。五教になるとその痛みは筆舌に尽くしがたい。「もう堪忍して~っ!」・・・とまぁ、現実にこんな痛みがあることを知ったことにさえ感動してしまう。人がその技をかけられているのを見ても「何もそこまでしなくても・・・」なんて気持ちになったりする。でも暴力に対する護身術なので、いざというときには役に立つ。とにかく新しい技を学ぶ度に「そんなのあり?!」という発見があり、とても面白いのだ。
2005年03月10日
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昨今、自己啓発系の書籍がじつに多い。書店の平積みは百家争鳴をあらわしている。ぼくは「○十万部突破!」というポップがあちこちに踊っている書棚を見ただけで、引き気味になってしまう。何十万人、何百万人という人が、同じ本を読み「幸せになりたい」「お金持ちになりたい」「成功したい」と願っているのが窺えるが、正直なところ恐ろしい。啓発本の内容通りに行動したところで、成功する人、幸せになれる人は限られるだろう。でなければ今ごろ世の中、幸せな人ばかり、金持ちばかりになっているはず。ふたを開ければ、成功している(金持ちになっている)のは著者だけだったりしないか?・・・と穿った見方もしてしまう。俯瞰すれば、新興宗教が書籍という形で世間に広がっているように思われるのだ。教祖である著者は、印税という「お布施」でますます成功?し、同じ内容で言葉を変えただけの新刊を続々と出版し、「信者」を増やしていく。ぼくは松下幸之助氏の著書は読んだことがある。彼は日本を代表する企業を起こし、日本経済のけん引役にもなった人なので、氏の言葉には真実をともなった重みがある。経済人の著書は、常に現実に即した生き方・処世術しか書かれていないので、信用できる気がするのだ。
2005年03月07日
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今日、合気道の昇級審査だった。えーい、出たとこ勝負だ!・・・と開き直ったつもりが、壁際に居並ぶ有段者の方々の目と、水を打ったように静まり返った道場の雰囲気が、否応なくぼくを緊張の谷底へ落としていった。正直なところ、その審査を受けているときの記憶の大半を失っている。それくらい緊張していた。スキーのバッチテスト(技術試験)の時も緊張したが、この道場の緊張感は比べ物にならないくらい段違いのものだった。できることなら、もう二度と受けたくない・・・。でも合気道は続けたい。続けていれば「そろそろ審査を受けましょう」と肩をたたかれる。うー・・・結果は飛び級で五級をいただけた。(六級が一番下なので、ぼくの努力を道場長は見抜いていただいたのか?)そして初めて色帯をもらった。もう「白帯ですから・・・」と手加減してもらえない予感・・・。中年武道の道・・・がんばるぞ!
2005年03月06日
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久々に宝くじを買った。窓口のおばちゃんが「当たりますように・・・」と飛び切りの笑顔で手渡してくれた。こんな気持ちの良い対応は初めてだったので、なんだかそれだけで嬉しくなった。(当たらなくてもいいや・・・)そう思えるほど、たった一言にぼくは満足していた。
2005年03月03日
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昨年秋から始めた合気道の先生に「昇級試験を受けてください」と言われた。試験と名のつくものはこれまでいくつも受けたけれど、武道の試験は初体験だ。ちょっと嬉しい。失敗しても、落第があるわけじゃないので、不安より興味が勝っている。試験は今度の日曜日なので、楽しみだ。
2005年03月02日
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空が青けりゃ、洗濯乾く・・・こりゃこりゃ。一週間に一、二度の割合で洗濯する。まとめて洗って、まとめて乾かし、まとめてたたむ。箪笥に洗い立ての下着類がぎっしり詰まると安心する。(これで当分、だいじょうぶだ・・・)些細なことで安心し、些細なことで満足する。
2005年03月01日
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