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2019.05.22
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​鄭義信「焼肉ドラゴン」神戸国際松竹
​​​​ ​​舞台が見たくて見たくて、見られなかった 「焼肉ドラゴン」 の映画版を観ました。舞台は評判になって、漸くTVで見て以来、再演を待っていたら、映画になりました。
​​「 醤油屋からこうた 、というセリフが一番よかったね。」​​
​​​ 一緒に見た同居人の チッチキ夫人 が、しみじみとそういって、それから、ふたりで映画の悪口を、ぼそぼそしゃべりながら、夕暮れの三宮の町をしばらく歩きました。​
  悪口をいいたくなるチグハグで、不器用な映画でした。俳優は一生懸命だし、演出もマジメです。しかし、舞台と映画は違うということを監督の 鄭義信 はこえられなかったように感じました。
 それでも、この映画は心に残るだろうなと思いました。
​​ 「明日はきっとエエ日になる。」 ​​
​  という名セリフが映画では生きなかったですね。それが、とても不思議でした。しかし、子供たちにモヤシをぶつける オンマー(イ・ジョンウン=英順) のやるせない怒りと哀しみの姿と、
​​ 「トキオを返せ!」 ​​
​  と叫ぶ アッパー(キム・サンホ=龍吉) の悲鳴のような怒号は、ぼくには忘れらないシーンになるに違いないと思いました。​​
 二人で、三宮の町中を歩きながら何故だか、無性に哀しくて、 ​しようがないので 太平閣の豚まん を買って帰りました(笑)。  ​
  監督  鄭義信
  原作  鄭義信
  脚本 鄭義信
  撮影 山崎裕
  照明 尾下栄治
  録音 吉田憲義
  美術 磯見俊裕
  編集 洲崎千恵子
  音楽 久米大作
  キャスト
       イ・ジョンウン(英順)
       キム・サンホ(龍吉)
       真木よう子(静花)
       井上真央(梨花)
       大泉洋(哲男)
       桜庭ななみ(美花)
       大谷亮平(長谷川豊)
       ハン・ドンギュ(尹大樹)
       イム・ヒチョル(呉日白)
       大江晋平(時生)
       宇野祥平呉(信吉)
       根岸季衣(美根子)
   2018年 日本 126分   2018・06・30国際松竹no2
追記2019/05/22
​​​​​​​​ 観てから一年が経ちました。ふと、思い出すのは、 キム・サンホ イ・ジョンウン という 二人の 名優の表情です。残念ながら 真木洋子 でも 大泉洋 でもありません。この二人の印象に残る演技は、作中の人間たちが生きている朝鮮と日本の歴史をきちんと思い出させてくれて、やはり忘れられません。
 ぼくはテレビをほとんど見ないから、よくは知らないのですが、「恥知らず」としか思えない嫌韓ヘイトを口にするタレントや、中には作家を名乗るインチキな人たちがいるらしいですね。
 「トキオをかえせ」と叫んだ龍吉が「明日はきっとエエ日になる」と、自らに言い聞かせて暮らした日々を思い浮かべて、ある「責任」のようなものを感じるのは、決して「自虐史観」などというものではないと思います。「まともである」ありたいと考える、普通の人間の感じ方ですね。

追記2020・01・15

 2020年の正月早々に見た 「パラサイト」 ​ですが、 ソン・ガンホ ばかりに気を取られていましたが、この映画 「焼肉ドラゴン」 でモヤシをぶちまけるオッカー、オンマーというべきか(?)を演じた イ・ジョンウン さんが頑張ってました。いい存在感でしたよ。​​​​​​​​

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文庫にもなっているんですね。知らなかった

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最終更新日  2023.07.07 12:09:13
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