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2020.06.03
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ジュゼッペ・トルナトーレ「ニュー・シネマ・パラダイス」元町映画館​

​​​​​​ ​​​​ まず、 ​シネ・リーブル​ が閉まりました。それから、 ​元町映画館​ ​パルシネマ​ が閉まりました。 2020年 4 10 ごろだったと思います。ぼくはその日から 50 日の間、 垂水 より東には移動しませんでした。マジメな 「自粛」 生活をしていたとアピールしたいわけではありません。 「行くところ」 がなくなってしまっただけなのです。考えてみれば、これは結構哀しいことかもしれません。​​​​
​​​  5月 も末になって、映画館が 「復活」 し始めました。それでも、土・日に動く気持ちにはなれせんでした。で、今日は月曜日、月も変わって 6月1日 です。​​​
​​ というわけで 元町映画館 「復活の日」 に馳せ参ずることはできませんでしたが、気持ちは高揚していました。​​

「こんにちは。久しぶり。今日は、久しぶりに客やで。」
「いらっしゃい。そろそろかなあって、お待ちしてましたよ。」

 顔見知りの受付嬢、ベンチャラでもうれしい一言。抱きしめたい気分ですが、ビーニールのカーテンが二人の間を遮っておりました。
​​​ 座席は一つ置きにシートで区切られて、おしゃべりとかお食事の 「自粛」 がスクリーンに流れていました。そこそこのお客さんで埋まっていましたが、いつもの指定席は空いていて、 「ヨシっ!」 って掛け声が出そうでした。​​
 映画は
ジュゼッペ・トルナトーレ監督 ​「ニュー・シネマ・パラダイス」​ 、映画ファンならどなたもご存知というべき名画でした。​
 二日ほど前に、愉快な仲間の一人、 ピーチ姫 からメールがありました。

​ 元町映画館で ニューシネマパラダイス しとるやん! ​
余裕があったらみてください!80年代のイタリア映画です。  ​わたしは寝ぼけ眼でしたが、そっちの家で観た映画です。なんかとてもよいものを見た覚えがあるので。

 ね、何を観ようかを、あれこれ考える必要がなかったんです。見終わってつくづく、映画館の暗闇が好きでよかったと思いました。こんなに気持ちよく泣いたのは久しぶりでした。
​  元町映画館 の、以前からのプログラムなのか、再開にあたってのそれなのか、あれこれ詮索する前に、神様がこの日のためにこの映画をお創りになったに違いないと、素直に思いました。(キリスト教とか信じていませんが。)​

ベランダに置かれた鉢植えと海。
​​ 少年トトとアルフレッドの表情。​​
​ アルフレッドのパクリの名セリフ。​
 何十本と出てくる懐かしい映画の断片。
 パラダイス映画館に集まった人々の百態。

​​​ ここで、漸く、 「ああ、見たことがある」 と気付かせてくれた愉快で、でも、ちょっと哀しい ​​ ​​

​​ カンニング! ​​
初恋。
 出発。
​​ 死んでしまったアルフレッドが友達トトに残した「捨てられたはずのフィルム」。

​​  そして、何よりも映画に木霊し続ける叫び。​​​​​​​

​​ ​この広場は俺の広場だ!​ ​​

​とてもよいもの! ​​

を見せていただきました。ここは ぼくたちの広場 ​元町映画館​ です。ふふふ。​​  さて、明日は何を観ようかな?

​​監督・脚本 ジュゼッペ・トルナトーレ
​製作:フランコ・クリスタルディ
音楽:エンニオ・モリコーネ
キャスト
サルヴァトーレ・カシオ:通称トト サルヴァトーレ・ディ・ヴィータ ( 少年期 )
マルコ・レオナルディ: ( 青年期 )
ジャック・ペラン: ( 中年期 )
アルフレード:フィリップ・ノワレ
1989 124 分 イタリア・フランス合作
原題: Nuovo Cinema Paradiso
2020 06 01  元町映画館no44

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最終更新日  2023.12.22 10:03:24
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