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「お、やっぱり 井上ひさし やないか!」
もう、文句はありません。原作者なわけですから、当たり前なのですが、映画が 井上ひさし
のテンポでした。微妙に、「人間的」であることから離れられないニュアンスも、 井上ひさし節
というべき展開でした。
もちろん、嬉しかったのは、それだけではありません。最近ひいきの 戸田恵梨香さん
も、映画の 「焼肉ドラゴン」
では鼻白んだ 大泉洋君
も、へたくそなりに一生懸命でした。
そして何よりも、 30
年ほども昔のことでしょうか、小劇場の舞台でひいきだった 木場克己
が番頭さんで登場しいて、思わず拍手しそうでした。ぼくは 劇団「弘前劇場」
の 「家には高い木があった」
という舞台に出ていた彼を印象深く覚えています。
彼とか、出てくるだけでおかしい 麿赤兒
、達者な キムラ緑子
、それに 樹木希林
、 山崎努
と懐かしい顔ぶれが揃っているわけですから、まあ、ぼくとしては大喜びの映画鑑賞だったわけです。
それにしても、若い俳優さんは大変だったでしょうが、よく頑張っていらっしゃったと思いましたね。久しぶりに、楽しい邦画鑑賞でした。
早川千絵「プラン75」パルシネマno56 2023.04.12
中江功「Dr.コトー診療所」109ハットno18 2022.12.21
平川雄一朗「耳をすませば」109ハットno16 2022.11.06