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「あんたが見てどう思うかやで!」 まあ、そういう啖呵を切られているえいがですから、見る側も、それ相当の覚悟がいりますが、それが
たまらなくいい! という感じ方もある訳です。
殺すな! そんな言葉も浮かんできました。
奴は「???」だ、「???」は殺せ! 人間の歴史 の中で繰り返し使われてきた論理です。日常的な法の中にあっても、まだ、この論理を越えることができない社会にわれわれは生きています。世界に目を向ければ、複数の戦争を、起こったことは仕方がない、それぞれに、それぞれの 「正義」 があるかのような、中立的客観性を装ったかのニュースが公共の名によって蔓延しています。
殺すな!」ただちに「戦争行為」をやめよ! おそらく、それをいうために ロズニツァ はこの映画を作ったと思いました。彼は、ナチは悪だけど、人民裁判は正義だというような楽観主義者ではありません。これは 「殺すな!」 を貫くための映画でした。まあ。それが、ボクの実感でした。
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