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「あのさ、明日、あのベルギー映画行くやろ。」 というわけで、 レニー・ハーリン監督 の 「ブリックレイヤー」 を キノシネマ神戸国際 で見ました。
「うん、そのつもり。」
「きょうは、 アメリカのCIA のアクション 行くつもりやねんけど、行く?」
「 CIA ってワルもんやで。」
「決まってんの?」
「うん。決まってる。あの人らろくでもないことばっかりしはんねん。」
「ふーん、でもこの映画、なんか、 ダイハード2 とか クリフ・ハンガー の監督らしいで。」「 ブルース・ウィリス 出るん?」
「なんでやねん! スタローン も出てへんわ。」
「ふーん、 ブリックレイヤー ってどういう意味?」
「 レンガ屋さん やろ。大工さんの一種。レンガ積む人。」
「大工さんは カーペンター ちゃうの。」
「そやから、ヨーロッパでは、家つくる時レンガ積むんやろ。でも、この映画、CIAの話らしいから、コードネームいうやつちゃうか。」
「ふーん、でも、今日は行かん。」
「ホンナラ、ボク行ってくるわ。」
究極のアクション・エンタテイメント大作 とありましたが、 究極 の感じはしませんでした。でも、まあ、それなりに面白かったですね。 主役 の レンガ職人役 の アーロン・エッカート という人も、その 相方 の CIAエージェント、ケイト役 の ニーナ・ドブレフ という人も、多分初めて見る俳優さんでしたが、なかなか頑張っていました。
エピソードの連鎖で謎解きに向かうパターン は、元々がこういう スパイ・冒険小説 とかの展開が好きなせいもあって、結構、面白く見ました。主役の エッカートさん もなかなかシブイし(笑)。
「おもしろかった?」 というわけで、 不死身の アーロン・エッカートさん に 拍手! でした(笑)。
「うん、 砂の惑星 とかより、こういうのが好きやけど、殴り合いとか、爆発とか、カーチェイスとか、いろいろ盛りだくさんやで。でもな、主人公、CIAを引退して、ほんとにレンガ職人やってん。この前の ジョン・ル・カレの裏切りのサーカス な、あれはイギリス諜報部の場合やけど、 ティンカー とか テイラー とか、鋳掛屋とか洋服屋がなスパイの コードネーム やったけど、今日の CIA はホンマにその仕事する人やってん。」
「CIAは、やっぱり悪もんやったやろ。」
「うん、新人以外、 全員悪もん やった(笑)。あんな、一人やっつけるのに街中ブッ講和すようなことしたら嫌われるわな(笑)。主役の人、 ハリソン・フォード に似とった。」
「これが?」
「うん、チラシの裏、ピストル構えてるやろ。」
「あっ。ホンマや(笑)」
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