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#ヨミウリオンラインにかつて掲載したコラムです。さて、前回の続きです。そもそも劣化したワインの特徴というのはどのようなものなのでしょうか?ワインは、温度や光、振動など、さまざまな要素に敏感な、いわば生鮮食品のような飲み物だといわれますが、その中でも、最も身近な問題となるのは熱による劣化でしょう。ワインの保存のための適温は12~16度程度といわれています。夏場の気温が30度を大きく超えることの多いわが国において、何らかの措置を講じることなくワインを長年にわたって良好な状態で保存することは極めて困難なのです。経験的に、私が熱を浴びたワインに感じる特徴は、主に以下のような点です。~若いワインでも、不相応に熟成した動物や皮革などの香りが目立つ。~酒質が全般にフラットで、テクスチャーが毛羽立ったようになっている。~ミネラルやフローラルな要素が希薄で、果実味にもみずみずしさがない。~後味にかけてイガイガしたような感触があったり、苦味が強めに感じられたりする。~若いワインでも翌日に著しく香味が衰えるなど、抜栓後の劣化ペースが速い。話をややこしくしているのは、劣化と感じる「閾値」は人によって異なること、具体的に何℃以上の環境に何日放置すると劣化するのかといった定量的なデータがほとんど存在しないこと、ワインボトルをじっと観察しても、野菜や魚などのように外観から鮮度や状態を判別しずらいことです。曰く、ラベルに液モレの跡はないか、コルクは盛り上がっていないか、キャップシールは回るか、古酒であれば液面の高さや澱の状態はどうかなど、推測する材料はありますが、実際にそれだけで中身の状態を確定するのは困難です。 さらに言うならば、わが国で飲む欧州のワインたちは、赤道を越えて地球をほぼ半周してきたものであり、作り手から飲み手の口に入るまでの間、インポーターやショップなど、複数の流通経路を経ています。したがって、仮に購入したボトルに熱を浴びた痕跡があったとしても、その責任の所在は特定しずらくなります。 そうなると、飲み手の自衛手段としては、購入後の保存に気を配るのは当然のこととして、「信頼できるインポーターやショップから購入する」ことは重要なポイントになってきます。業界の方々にとっては面白くない話かもしれませんが、愛好家やマニアの間でショップやインポーターの良し悪しの話題に花が咲くのもある意味必然といえるでしょう。前コラムの事件のあとの私は、しばらくの間、ほとんど原理主義的といってよいほどコンディションにこだわるようになり、購入先についても、「○○で買ったボトルがたまたま状態が悪かった」→「○○というショップ(インポーター)はダメだ」と、まるで魔女狩りのように仲間内で騒いでいました。今思い返すと、大人げなかったと思いますが、少しだけいい訳させてもらうなら、10年ほど前は、ネットで得られる情報は現在のように豊富ではありませんでしたし、売り手買い手双方の意識もおそらく今ほど高くなかったのでしょう、劣化したワインに出くわす確率は相対的に高かったように思います。逆に言えば、現在流通しているワインのコンディションのレベルは、10年前に比べれば、総じて良好だといってさしつかえないのではないでしょうか。私自身、購入先がある程度固定されてきたこともあってか、ここ数年、(ブショネを除いて)「飲めないほど」酷い状態のワインにはほとんど出くわしていません。もっとも、日々増え続けているネットショップの実態は、「百花繚乱」というよりは「玉石混淆」です。似たようなフォーマット、似たようなテンプレートで作られたショップのトップページを一見の客が見ただけでは、真摯に状態管理に気を使っているショップと、ワインをオマケ程度にしか扱っていないようなショップとの判別は容易ではありませんので、安さだけに目を奪われず、信頼のおける購入先を見極めることが重要なことは今も昔もかわりないということを自戒を込めて記しておきます。#次回に続きます。
2016年01月30日
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寒かったり雪が降ったりで出かける機会がなく、ネタ薄になってきたこともあり(笑)、以前ヨミウリオンラインに掲載したきりお蔵入りになっているコラム(話飲徒然草)をいくつか再掲します。3~4年前に書いたものなので、今では少し考え方が変わっている面もあります。それについては改めてまた書きます。ブルゴーニュや白ワインを好んで飲む愛好家なら一度は必ず迷い込む迷宮、それは「ワインのコンディション」に関する問題でしょう。ワインに凝り始めた当初は、セラーに入りきらなくなったワインを夏場も平気でベッドの下に投げ込んだりしていました。当時の私が好んで飲んでいたのは、イタリアやボルドーなど、状態に関して比較的タフなものだったことと、購入後あまり寝かせて飲むこともなかったことで、それほど問題意識を感じなかったということもあります。それに、私自身がこの問題に関してあまりに無頓着でした。その後、ワインの状態に対する真摯な取り組みで知られているワインショップ「平野弥」さん(http://www.hiranoya.net/index.html)の勉強会に毎月通ったり、興味の対象がブルゴーニュに大きくシフトし始めたりして、ようやく遅ればせながらワインの状態管理の大切さを意識するようになりました。しかし、頭では理解していても、肝心な舌でわかっていなかったということを痛感させられる事件がありました。あるワインジャーナリストの方からお招きを受けて、一緒にテイスティングしたときのことです。互いに手持ちのワインを持ち寄って、シャンボールミュジニー村のミニ垂直水平試飲を行おうということになりまして、私は虎の子のヴォギュエの96年と97年を持参しました。 彼の家に着いて、さっそく私の96年ヴィラージュを抜栓。ところが彼は即座に、「このボトルはカビ臭くて、ダメだ。」と呟いたのです。ええっ?嗅いでみると、極めて顕著というほどではないものの、たしかに黴や埃っぽいニュアンス が感じられます。「まあこんなこともありますよ。」と慰められながら、あちらのワインを 何本か続けてテイスティング。ヴォギュエのミニ垂直、アミオ・セルヴィル、フレデリック・ミュニエを交えた97年のミニ水平。そして再び私が持参したボトル、ヴォギュエのシャンボールミュジニー・プリミエクリュ97年の番になりました。私は「無事でいてくれよ」と、祈るような気持ちで抜栓した私の望みはあっけなく潰えました。おそらく国内でも有数のテイスターである彼は、ひとくち口に含むやいなや、きわめて率直に、「熱劣化している。」「このボトルは、他の97ビンテージと同列に論じれるものでないし、この作り手のものとして垂直を語れる範囲からも外れている。」と言い放ったのです。そんなバカな…。慌てて確かめようとしたグラスを持つ手が震えているのが自分でもわかりました。若々しくミネラリーで、ハーブのようなみずみずしい芳香を放っている他の97銘柄に比べ、 私の持参したボトルからは、ゲーミーな熟成香が出ています。口に含むと、やわらかな果実味があるものの、その柔らかさが他の銘柄と比べて不自然な感じがします。立体感がなく、輪郭がぼけて、 モヤッとした感じです。その時の私の様子は、きっと目の前に証拠を突きつけられた容疑者のようだったことでしょう。穴があったら入りたいような心境でした。ちなみにこのとき持参したボトルは、決して怪しげなルートから入手したものではなく、どちらも愛好家にはよく知られたネットショップで購入したものでした※。それが2本ともダメだったことも衝撃でしたが、もうひとつショックだったのは、1本目はともかく、2本目のボトルについては、単体で飲んでいたら、当時の私では熱劣化と認識できなかっただろうということです。‥ということは、日頃それまで飲んできたワインのなかにも、単に私が気付かなかっただけで、劣化して本来の味わいでないものがあったのではないか?美味しくないと思ったのは、そのワインが私の好みから外れていたのではなく、状態が悪かったのではないか?そんな疑念が頭をもたげました。そして、それがワインのコンディションについて真剣に考え始めるきっかけとなりました。(次号につづきます。)※今から15年前のことです。国内で流通するワイン全般のコンディションが向上した今では、このようなことはそうはないと思います。
2016年01月29日
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格安SIMのUQ Mobileを使い始めてもうすぐ一年になります。私は私用携帯のほかに業務携帯の二台持ちで、私用携帯の方で音声通話をする機会はめったにありません。そのため、毎月の料金は概ね二千円以下に収まっています。UQ MobileはAu直系ということで、回線速度も速く、まったく不満はありませんでした。1年間の縛り(音声通話SIMのみ縛りがあります)が終了しても引き続き使い続けるだけでなく、家族もいずれこちらに一本化しようかとすら考えていました。ところが、最近になって、外で動画を見ようとすると、しばしば「通信速度不足」のダイアログが出るようになりました。私は、自宅のHDDレコーダー(nasne)で録画したものを、外出先で「TV SideView」というアプリを利用して観ることがたまにあります。いわゆる宅外リモート視聴というヤツです※。以前は問題なく利用できていたのですが、最近は通信中のグルグルマークが出るようになったり、コマ落ちのような状態になってしまって使いものになりません。(※注 ちなみにこの視聴方法だと、あっという間に月額データ量の上限に達してしまうので、WIFI環境のない外出先では、どのみちそう頻繁に使えるものではありません。)ネットで調べてみると、どうやら運営会社の合併に伴って使用帯域が変わったことが原因のようです。2015年11月13日 MVNO大手11社+1の格安SIMの通信速度、UQ mobileが速度低下!http://kakuyasu-sim.jp/speed-test-on-11-13-2015UQ mobileは最近、データの繰越や、高速データ通信のオンとオフが切り替えるようになりました。多少遅くなるかもしれないと思っていましたが、速度が平日の昼の場合は20分の1になってしまいました。機能が少し増えたくらいで、ここまで低下することはありえません。これは、十中八九、合併効果です。今までUQ mobileはKDDIバリューイネイブラーという会社が運営していました。そのKDDIバリューイネイブラーが2015年10月1日にUQコミュニケーションズと合併してしまいました。UQコミュニケーションズはUQ Wimaxを運営していて、つい最近、UQ Wimaxの速度規制で訴訟騒ぎを起こしてネットで一躍有名になりました。MVNO格安SIMの速度比較 1月http://yesmvno.com/speed-hikaku-no2/ところが11月以降、UQ mobileの運営がKDDIバリューイネイブラーから、UQコミュニケーションズというWiMAXを運営する会社に変更になったことで、この状況が一変してしまいました。運営元の変更に伴って、なんと今まで使えていたauの帯域が変更され、MVNO用の別の帯域(J:com?)での利用がされるようになり、12月の結果のようにこれまでのUQ mobileに比べると速度低下が大きく目立つ形になってしまいました。11月からはこの使用帯域の変化に伴い、高速/低速切り替えや、データ通信量の繰り越し機能、データ通信量のチャージ機能などが追加されて、使いやすい機能が増えたのですが、肝心の速度のほうが劣化してしまい、結果として大改悪と受け止めざるを得ない状況の悪化が引き起こされてしまいました。かつては高速なMVNO格安SIMの代表格であったUQ mobileですが、事業者の変更・機能追加に伴う形で速度がかつてほど良くなくなってしまいました。おそらくUQ mobileを勧める記事というのはこのサイトに限らず多く目にすることかと思いますが、残念なことに11月以降からのUQ mobileは決して無条件に勧められていた性質というものを失っています。こうした事情をちゃんと把握しておくようにしましょう。UQ mobileはそれでも比較的速いものの、絶対的なオススメというわけではなくなってきています。…ということで、「通信速度がキャリア並みに速い」というUQ Mobileの強みは雲散霧消してしまったようです。それでも並みのMVNO業者より劣るというほどではないようですが、これから格安SIMを使い始めようという方にとっては、手元にAuの白ロム端末がある場合以外、積極的にUQ Mobileを選ぶ理由はなくなった様に思います。我が家の「ファミリーでUQ Mobile化計画」も白紙ですかね。
2016年01月28日
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ブルゴーニュ高騰の中にあって、比較的穏当な価格で推移しているショーヴネ・ショパン。価格帯に幅はありますが、セールを丹念にあたれば、村名並みの価格で1級を買えたりすることがあります。このボトルはワインナビさんのセールで購入したもの。1級ながらプライスは4k台前半でした。10ビンテージを飲むのはこれが3本目です。抜栓してみると、、いけません。綺麗に漂白されたコルクから粘土のようなダンボールのようなゴムのような、そう、ブショネなのです。健全な香りも出ているのですが、グラスの中でだんだんとブショネ臭が支配的になっていきます。こういうのが一番悩ましいんですよねぇ。どうしようもない酷いブショネなら潔く流しに捨てるのですが、味わいも含めてそこそこ飲めてしまう。といって、ブショネ香が鼻について、飲んでいて全然楽しくない。まあブショネばかりは、普通に道路を走っていてネズミ捕りに引っかかるようなものですから、ショップや作り手を責めるわけにもいけません。例によって、割り箸にサランラップを巻いて、それを20分程度ワインに漬け置くことで、ある程度不快な香りを除くことはできたので、なんとかだましだまし飲みきりました。 ブショネ対策実施@07シャトードショレ・トゥーロン http://plaza.rakuten.co.jp/szwine/diary/201503120001/最近は以前ほどワインを頻繁に開けなくなった分、週末にセラーのボトルをあれこれを選んで飲むことが楽しみになっています。ここぞとばかり開けた結果がブショネというのは、かなり脱力感を感じるものです。それにしても、今回のボトルに限らず、最近自宅で飲むワインは外れが多い。バッカスの神のご加護を得られなくなってきているのかもしれません。★楽天でショーヴネ・ショパンを検索★
2016年01月27日
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私が三軒茶屋随一と思っているラーメン店「和正」が「しばらくの間休業します」との張り紙をしたまま、一向に再開の気配が見えません。食べログを見ても↓このような表記になっています。http://tabelog.com/tokyo/A1317/A131706/13050021/年中行列が絶えない人気店だったのに、なにがあったのでしょう?ご健康でも害されましたかねぇ?一日も早い再開を期待しています。#以前伺った時の記事です。http://plaza.rakuten.co.jp/szwine/diary/201012180000/↓と、ここまで下書きに記したきり、しばらく放っておいたのですが、先週日曜日にウォーキング時に前を通ったら、店主と思しき方が下ごしらえをしているらしき姿が…。どうやら再開したようですね。この日は開店前の時間だったので、改めて訪問してみたいと思います。今ならそれほど行列に並ばなくても済むかも…。あと、三軒茶屋ではAFURIも悪くないんですが、値段が高めなのがちょっと。http://tabelog.com/tokyo/A1317/A131706/13166371/
2016年01月26日
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シャンパーニュの聖地として多くの観光客が訪れるオーヴィレ村にルイ・ニケーズは拠点を構えます。醸造学校の同級生だったロールとクレモン夫婦。ルイ・ニケーズの4代目であるロールは学校卒業後に実家に戻り父親の元でシャンパーニュ造りをはじめます。クレモンはジャック・セロスで栽培・醸造を担当した後に、グラン・クリュ・マイィの協同組合でデゴルジュマンの責任者として活躍。2012年よりルイ・ニケーズに加わり、妻ロールと共に4代目としてシャンパーニュを造る様になりました。近年シャンパーニュ界において若手優良生産者の台頭が目覚ましく、クレモンもその中の1人でラファエル・ベレッシュとオーレリアン・ラエルトとは醸造学校で5年間共に学んだ大親友。各自のスタイルは異なるがシャンパーニュの新しい時代を築くべく、切磋琢磨してシャンパーニュ造りに取り組んでいます。最近「セロスの弟子」とか「セロスの薫陶を受けた」といった言葉をよく目にするような…。どこぞの誰と醸造学校の同級生だったとか、わたし的には「芸能人のお宅拝見」と同じぐらいどうでもいいことなんですけどね。…と冒頭からいきなり毒づいてしまいましたが、某所のセールで本数あわせに買ったこのアイテム、ミレジムといいつつ、値段は通常のブリュット並みでした。大して期待もせずに新年会の谷間の平日に開けてみました。柑橘、シトラス、ミネラル、アカシアなどの清々とした香りに軽く焼いたトーストのニュアンス。味わいはみずみずしい果実味と繊細な泡や酸とのバランスが良好。苦味を感じますが、それもよいアクセントになっています。ストッパーをして残した翌々日は味わいにコッテリ感が出てきて、そこそこ美味しく飲めました。期待値が高くなかったこともあろうかと思いますが、なかなかどうして、悪くないシャンパーニュでした。08年というビンテージの恩恵もあるかもしれませんね。積極的にリピートしたいかと問われれば微妙なところなれど、どこかでまた出会うことがあればそれはそれで歓迎、そんな一本でした。★★★★楽天でルイ・ニケーズを検索する★
2016年01月23日
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山頂で少し早い昼飯(名物のとろろそば)を食べた後、お札とお守りを返しに薬王院まで下りました。1号路の舗装路を下っていきます。この時間(12時少し前)はまだ登り客のほうが圧倒的に多いです。三が日過ぎても結構な人出ですね。天狗様のお出迎え。薬王院にはいくつかにお社があって、結局かなり下の方まで降りなければなりませんでした。お札とお守りを返して、無事新しいものを購入。これにて本日のミッション終了です。頂上から薬王院までの往復、お参りとお札購入で、結局一時間弱かかりました。再び山頂に着いたら、山影の一部が雲に隠れていた富士山が綺麗に姿を現していました。入れ替わり立ち代わりで記念撮影。富士山をバックに自撮りしている人も結構いましたが、スマホで綺麗に撮れたんでしょうか。少し休憩した後は、再び稲荷山ルートで下山します。ところがここでトラブル発生。残り1キロぐらいになったところで、右ヒザの外側が猛烈に痛み出したのです。平地を歩いている分には大丈夫なのですが、階段や段差を下ると悲鳴を上げたくなるほどの痛みが走ります。前項でも書いた通り、このルートの麓部分はほとんどが階段続き。一歩降りるごとに激痛が走り、まさに這う這うの体で下山しました。高尾山には大げさかと思ったけれども、トレッキングポールを持参して本当によかったです。このヒザ痛、実は生まれて初めて経験したものではなくて、4年ほど前にジョギングで痛めたものの再発と思われます。腸脛靱帯炎、別名ランナー膝、というヤツです。膝の屈伸を繰り返すことによって腸脛靱帯が大腿骨外顆〈がいか〉とこすれて炎症を起こし、疼痛が発生するちというものだそうです。これがきっかけで、当時長距離ジョギングを諦め、以降ウォーキングに切り替えました。 ジョギングで膝痛に悩まされる。。 http://plaza.rakuten.co.jp/szwine/diary/201203270000/ランナーでもない私がなぜこんな症状に悩まされるのか、ひとつにはO脚だということもありますが、もうひとつはやはり準備不足だったことが大きな原因でしょう。寒い中できちんとストレッチなどをせずにいきなり強めの負荷をかけたのがいけなかったようです。前の週に鎌倉のハイキングコースを歩いたばかりだったので、つい油断していました。単に歩くのとジョギングや山道の昇降では使う筋肉や負荷の大きさが異なるのでしょう。そういえば4年前のジョギング中に痛めたのも2月でした。それにしても高尾山程度でこの体たらくとは、自分でも情けないです。下りでこの症状が再発したらと思うと、現時点でもっと本格的な山にチャレンジすることは躊躇していしまいます。今年はあちこち山歩きをするつもりだったのですが、年初からいきなり躓いてしまいました。また出直しです。
2016年01月22日
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1月9日(土)、またまた一人で高尾山に行ってきました。前回登ったのが12月初旬なので、ほぼ一か月ぶりでした。今回は家族から託されたミッションがあります。薬王院でもらったお札とお守りを返して新しいものをいただいてくることです。前回はケーブルカーは使わずに、表参道の舗装路を登りました。普段着感覚で全く問題なかった反面、下りは結構ヒザに堪えました。今回はもう少し山歩きを楽しみたくて、一番左側、黄色の「稲荷山ルート」を登ってみることにしました。隣の尾根伝いに頂上をめざルートです。ただし、このルートだと「薬王院」を通らないので、本来のミッションであるお札をいただくことができません。なので、稲荷山ルートで山頂まで登り、いったん薬王院まで下ってまた山頂経由で下山するという、ちょっと面倒な行程となりました。ケーブルカーの駅の左側の舗装路をまっすぐ行くと沢伝いの6号コース、さらに左の階段を上がると稲荷山コースです。序盤、体が温まらないうちからいきなり長い上りの階段が続きます。しばらくすると広めの山道となって、あとは延々こんな感じですね。中間点の手前ぐらいに展望台があって、ここで休憩できます。以前はトイレがあったそうですが、撤去されて今はありません。というわけでこのルートは途中にトイレが無いのでご注意を。軽く休憩したあと、再び広い尾根道をずんずんと登っていきます。それにしてもこのコースは、上りが続いて少ししんどくなった頃合を計ったように平坦な道になってくれるので、全般に歩きやすいです。などと思っていたら、頂上手前の長い階段は結構キツかったです。ひざが笑いました。そんなこんなで頂上に到着。上り始めて一時間十分ほど。なかなかいいペースで登れました。(つづく)
2016年01月21日
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メドック3級。近年までさほど評価の高くないシャトーでしたが、今の品質向上は目覚しいと聞いています。この08VTもWA93点となかなかのものです。神戸牛のステーキ肉にあわせて開けてみました。色調は濃厚なルビーですが、エッジはオレンジの色調がはっきりと見て取れます。ブラックカラント、ブラックベリー、杉の木、黒鉛、シダ、それにエスプレッソなどの黒く集中力のある香り。のんでみると凝縮感こそほどほどですが、各要素がバランスよく配置され、上品にまとまった味わいです。タンニンも豊かなれどよく熟していてなめらかに溶け込んでいますので、今の時点でも美味しく飲めます。濃いのだけれどもサラッとしているという二律背反的な要素を両立しているところが素敵です。翌日はさらに果実の甘みが前面にでて、より外向的な香味を楽しめました。このボトルはお手軽さんのセールで5kで購入したものですが、軽く一万円級ぐらいのCPはありました。、セールと言わずとも7k台ぐらいまでであればお得感はあると思います。★★★★☆★楽天でシャトー・ディッサンを検索する★
2016年01月20日
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検査ネタや病気ネタは、後々「あれっていつのことだったっけ?」というときに検索できて便利なので、今回も備忘録替わりに記します。年末12月24日に大腸の内視鏡を受診しました。3年前に腸管出血で入院、その際の内視鏡でポリープ数個を発見するも、この時は切除せず。翌年、つまり2年前に再度内視鏡検査をしたところ、ポリープは見つかりませんでした。前年のポリープがなくなっていたというのは、退院後食生活等を見直したことがよかったのかもしれません。今回は2年ぶりの内視鏡だったのですが、結果は「小さいポリープがたくさんあります。」とのこと。(--;そのうちの4つを切除して、3つを生研に回したそうです。生研の結果は年明け早々に出ました。診療所から呼び出された時には焦りましたが、結果は「腺腫」とのこと。また一年後に内視鏡を受けてください、ということになりました。腸の内視鏡を受診したのは今回が7回目。最初は人間ドックで「便潜血」を指摘されたことがきっかけでした。このときにもポリープを3個切除。翌年、もう一つ切除。なんだかんだでこれまで累計で8個ポリープを切除したことになります。もっとも今回のものは最大でも4ミリの小さなもので、あまり気にしなくてもよいもののようです。そうは言われても、雨後の筍よろしく、次々にポリープができるのは気持ちのよいものではありません。どうも私の場合、脂っこい食事が多くなるとポリープができやすい傾向にあるように思います。このところまた食生活が乱れてきているので、ここらで正せという啓示かもしれませんね。あとは、最近取り組んでいる酒量の削減と、「週休3日以上」の徹底ですね。(^^;
2016年01月19日
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私は死にましたよ、ハイ。こんなに辛い思いをしたのは、あの311の翌週以来、いやそれより今回のほうが酷かったかもしれません。月曜は朝一番で絶対に外せない重要な会議がある(といっても10時からですが)ので、余裕を持って7時に家を出ました。三軒茶屋の駅に着くと、改札はすぐに通れたものの、ホームはすでに人で満杯です。ここで一瞬、嫌な予感が頭をよぎりました。でも、田園都市線でこの光景はある意味しょっちゅうなので、臆することなく、列に並びました。私は列の前から4番目ぐらいでした。ところが…。電車が来ないのです。15分ぐらい待ってようやく来たと思ったら、車内とてつもないほどのスシ詰め状態。降りる客もほとんどいないので、新たに一人二人しか乗ることが出来ません。あえなく乗り過ごした私たちに非情なアナウンスが響きます。「後続の電車は、ただいま用賀駅に停車しています。」用賀って、3駅も手前ですよ。なんでこんなに間引き運転するんでしょうか。結局、このあとも「15分待って、乗るのは一人二人」の繰り返し。1時間待ったところで、これではどうにもならないと思い、諦めました。諦めてどうしたかって?渋谷まで歩きましたよ。豪雨の中、びしょ濡れになって、ツルツルと滑りながら…。結局会社に着いたのは9時半でした。通勤時間2時間半。会議には間に合いましたが、疲れきってほとんど脱力状態でした。靴はビショビショでどうにもなりませんでしたが、靴下の替えを持参したのがまだ不幸中の幸いでした。ちなみに、私が電車に乗るのを諦めて歩き出したとき、乗客の列はすでに改札を通り越して、入り口の階段の外まで伸びていました。それでいて上記のようなペースですから、あの人たちって、どうやっても乗れなかったのではと思うのですが…。なお、私の少し後に家を出た娘は、私が逐次状況をメールしたこともあり、バスで渋谷まで行くことを選択。結果的に、こちらが正解だったようです。もっとも、改札規制がかかってからは、バスも長蛇の列になったようですがね。それにしても、毎度のことながら、田園都市線の有事への対応の脆弱さ、なんとかしてほしいです。十分ゆとりを持って出かけたつもりだったんですけどね…。
2016年01月18日
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「まだ続くのかよ…」という声が聞こえてきそうな鎌倉ハイキングシリーズ。アクセス数も低迷してますが、とりあえず「年末分は」今回が最後です。ハイキングコースの後半は一般道を歩いて、高徳院(大仏)、長谷寺に出ることになります。途中道に迷って時間がタイトになったので、大仏はパス。前回行ったばかりですしね。まあ長谷寺にも行ったばかりなのですが。大晦日の行事の準備のようです。弁天窟。相変わらず眺望すばらしいですね。昼食は長谷の交差点のところの「鎌倉甚平」さんで。この日はしらすが不漁とのことで、メニューは釜揚げしらす丼だけでした。柚子胡椒をといて食べる独創的なスタイルで美味しかったですけど、1400円は高いですねぇ。そんなこんなで、二日にわたる鎌倉ハイキング。そこそこ距離もあって見所も多く楽しかったですよ。近々、「衣張山ハイキングコース」も歩いてみようと思います。鎌倉ハイキングコース・観光名所 イラストマップhttp://homepage3.nifty.com/kamakurakikou/bmap.html
2016年01月16日
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正確には、「佐助稲荷の界隈で道に迷った話」です。銭洗弁財天は葛原岡・大仏ハイキングコースから少し外れたところにあるので、再び急坂を上ってコースに戻ります。ところがここで思いがけず道に迷ってしまいました。標識の「長谷駅・高徳院」という矢印に沿って左側の道を進むはずなのですが…分岐点左手には、「この先通り抜け出来ません」の標識が…。それで右側の道を下っていったら、どうみてもハイキングコースとは思えないような大通りに出てしまいました。来た道をショートカットして戻ろうと、スマホの地図を頼りに、このような踊り場もない急な階段を登ったりもしたのですが、迷路のような小道をぐるぐる回るばかりで、結局元の道に戻ってしまいました。なんとも不思議な一角でした。結局、道に迷ったときは起点まで戻るというセオリーに従っておとなしく銭洗弁財天まで戻ることにしました。一時間近く時間を無駄にしました。ハイキングコースを歩くのはいったんあきらめ、銭洗弁財天からさらに下ったところにある「佐助稲荷」に立ち寄ることにしました。‥と思ったら、佐助稲荷は銭洗弁財天と同様、小山の中腹にあるため、またダラダラと上り坂を歩かねばなりません。三十数本ある鳥居をくぐって緩い上り坂を登っていきます。地図だとこんな感じです。ちなみに道に迷ったのは12~13丁目のあたりでした。銭洗弁財天から近道ルートがあったみたいですね。なかなか趣のある稲荷です。写真だとわかりにくいのですが、祠の裏手に登山道のようなジグザグの小道があったので登ってみたら、なんと先ほどロストした「大仏ハイキングコース」に合流することができました。これぞまさに「狐につままれた気分」。あとで「鎌倉紀行」HPを見てみたら、佐助稲荷のところにその旨が記載されてました。鎌倉で「出世・仕事運」アップといえば、佐助稲荷神社。なぜなら、あの源頼朝の出世の手助けをした「出世稲荷」だからです。(中略)伝説によれば、頼朝に平家打倒の挙兵をうながしたのが、佐助稲荷の神様。ある晩、頼朝の夢に神霊と思われる老人が現れ、「わしは隠れ里の稲荷なり。平家討伐の兵を挙げよ。必ず加護しよう」といって消えました。その言葉を信じて出兵した頼朝は、やがて壇ノ浦で平家を滅ぼし、征夷大将軍となり、鎌倉幕府を樹立しました。鎌倉に幕府を開いた頼朝が、隠れ里の小さな祠を見つけ、「これが夢に出てきた老人の隠れ里か」、といって社を建てたのが、現在の佐助稲荷だとされます。 本殿の左手から、「銭洗弁財天」や「源氏山公園」に通じる大仏ハイキングコースへの上り道があります。(「鎌倉紀行」HPより)ちなみに、地図上の銭洗弁財天や佐助稲荷周辺の細い小道は、ほとんど山道です。近道しようとしてもハイヒール等では難しいと思いますので、ご注意を(笑)。
2016年01月15日
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銭洗弁財天(宇賀福神社)は、境内に湧く泉の水「銭洗水(ぜにあらいみず)」でお金を洗うと、お金が何倍にも増えると伝わる、鎌倉で人気の観光名所。正式名称は、銭洗弁財天宇賀福神社(ぜにあらいべんざいてんうがふくじんじゃ)。言い伝えによれば、巳年にあたる文治元(1185)年の巳の月、巳の日に、源頼朝が夢の中で「西北の仙境に湧き出している水をくんで神仏を供養すれば、天下が平和になる」とのお告げを受け、お告げにあった泉を探し当て、神様をおまつりしたのが銭洗弁財天のはじまりなのだそうです。葛原岡神社を出た急な下り坂の途中に入り口があります。大仏ハイキングコースからはいったん外れます。入り口の洞窟を抜けると境内に出ます。思ったより境内は広くないです。お金を洗うためのざるは、社務所で線香を買うと(100円)貸してもらえます。もっともざるは洗い場にいくらでも放ってありますが。まずはこちらでお参り。お金を洗うところはこの洞窟のような中にあります。洗ったお金はなるべく早く使い切ったほうがよいそうです。混んでいる日は長い行列ができるそうですが、この日はわりとすぐに洗うことができました。ちなみに札を洗うと、後で乾かすのが大変です(汗)ご利益あるといいですね。この泉の湧き水で神仏を供養すると、国は平穏を取り戻し、民の生活も豊かになったといいます。いつの頃からか、この湧き水(銭洗水)でお金を洗うと何倍にも増えると信じられるようになりました。なお、本来の教えは、財宝を洗うことにより、我が身と心の不浄を洗い清め、それによって福徳利益がもたらされるということにあります。銭洗弁財天でおまつりしている宇賀福神は、蛇の体に人の頭をもつ水の神。そのため、特に巳(み)の日は霊験あらたかだといわれ、遠方からの参拝者も多いそうです。「銭洗水」は、水戸黄門として有名な徳川光圀(とくがわみつくに)が、家臣に命じて編纂した『新編鎌倉志』の中で、「鎌倉五名水」の一つに選ばれています。(「鎌倉紀行」HPより)
2016年01月14日
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甘いです。このビンテージらしく、甘く凝縮した外向的な果実味中心の構成です。グラスに注ぐと、濃厚なルビーの色調ですが、エッジはかなり和らいでオレンジ色のニュアンスが出ています。香りはやや還元的ですが、時間とともに石灰やミネラル、赤と黒の中間ぐらいの果実、スパイス類などが湧き出てきます。満開とはいえませんが、素性のよさそうな香り。飲んでみると、冒頭のとおり、甘くなめらかな味わいで、シャンボールらしいかと問われるとやや出所不明感は否めませんが、これはビンテージのキャラクターによるところが大きいかと思います。今はまだ熟成した魅力は出ていませんが、もうしばらく置けばより香味が豊かになるのではないかと思います。ニュイの名醸畑をリリースし始めてもなお、マイナー感の抜けないプスドールですが、個人的には安定感があってとてもよい作り手だと思います。★★★★★楽天でプスドールを検索する★
2016年01月13日
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これは安いと思います。フィッチさんよりアルド・コンテルノの97バローロ・ブッシア・ソプラーナウメムラさんより95シャトー・プティ・ヴィラージュのマグナムが15k古葡萄さんよりフィリップ パカレの07シャルム・シャンベルタン浄智寺を抜けるといよいよ「葛原岡・大仏ハイキングコース」に入ります。山道は前日の天園ハイキングコースと同様に木の根や岩が露出しているので注意が必要です。もっとも、距離自体は短く、やや物足りないぐらいです。葛原岡神社源氏山の北端のあたりは、葛原ヶ岡(くずはらがおか)といい、かつては処刑場でした。葛原岡神社の祭神である日野俊基(としもと)朝臣は、後醍醐天皇の側近で、鎌倉幕府の倒幕を計画し、ここで処刑されました。葛原岡神社は、近年、初夏のあじさいの名所としても知られるようになりました。今は縁結びの神様としても知られているようですね。
2016年01月12日
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高くなりましたね。割田屋さんよりジョゼフ・ロティの12グリオット、10&12シャルム・シャンベルタンこちらはお安いです。同じく割田屋さんのルモワスネ。10ルノメ赤白イヴ・ボワイエ・マルトノも入荷していますウメムラさんで96シャトー・ベルヴュー・ラフォン、ラベル不良で?安くなってますこちらは95シャトー・ベルヴュー・サン・ジョルジュ。同じような値段です。カツダさんの12ソライア。同じくカツダさんの13アルマヴィーヴァ。近年のVTは飲んだことないですこれを福袋に入れて欲しかった…。うきうきさんでローラン ペリエのロゼが安くなってますエスカルゴさんよりラモネの12シャサーニュ・モンラッシェ・クロ・サン・ジャン・ルージュ湘南さんのお買いものマラソンSALE。クリストフ・シュヴォーの13ブルゴーニュ・ルージュドラジェさんのカリフォルニア5本セット。送料無料約1万円セラー専科さん年に一度の総決算セールだそうですウメムラさんのジョルジュ・ノエラ。95エシェゾー約16K河野さんのオーダーメイド福袋。18日までだそうです同じく河野さんよりシャトー・ディケムのバックビンテージいろいろみちのくさんよりフェヴレの09ジュヴレ・シャンベルタン。5kこちらもフェヴレ。かわばたさんの06マジ・シャンベルタンかわばたさんのボランジェ・スペシャル・キュヴェ[NV]ドラジェさんよりミシェル・ニエロンの08シャサーニュ・モンラッシェ・クロ・ド・ラ・マルトロワ<赤>。4k台★armadilloさんのあるあるBOX2016新春版★ヒグチワインさんの02エクストラヴァガンス ド・ドワジー・デーヌフィッチさんにローズ・ド・ジャンヌ再入荷同じくフィッチさんの13デ・クロワドラジェさんよりボルドー2005年3本セット。送料無料で4622円マルシェまるやまさんの13デュジャック京橋さんのマルク・テンペ散歩中に撮った写真。特に意味はありません。
2016年01月11日
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1万円4本泡。ローランペリエブリュットL・P(箱入り)ドラピエ・ル・ドラピエギィ・ラフォルジュ・グランキュベボネ・ローノワ・ブリュット・レゼルブル・ドラピエというのは、うきうきさん用のスペシャルラベルなのだとか。単品では4kぐらいで売られています。ギィ・ラフォルジュとボネ・ローノワは初めて聞く作り手ですが、どんなものなのでしょうね。あまりときめきませんが、4本1万なので贅沢はいえません。まあこんなものでしょうか。2万円5本泡。ゴッセ・グランミレジム2004 シャルルエドシック・ミレジメ2005 テタンジェ レゼルブ箱入り ジョセフペリエ・キュベ・ロワイヤル ドラピエ・ブリュット・ナチュール 2万円は昨年の6本から5本になってしまいましたが、ゴッセやシャルルエドシックのミレジメが入っていて、悪くない内容かと。CP的にもまあまあですね。ただ、去年はルイナール・ブランドブランやローランペリエ・ロゼなど、華やかな銘柄が入ってたのに比べると、若干地味な印象は否めません。ちなみ昨年はコチラ。↓うきうきさん福袋到着(9月)http://plaza.rakuten.co.jp/szwine/diary/201509150000/うきうき福袋(正月)http://plaza.rakuten.co.jp/szwine/diary/201501270000/追々飲んでいこうと思います。★まだいろいろありますね。楽天で福袋を検索。★
2016年01月10日
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東慶寺を出て、ハイキングコースを進んでいくと、すぐに次の浄智寺に到着します。浄智寺は、禅宗(臨済宗)の寺院の格式を示す制度「五山の制」で、「鎌倉五山」の第四位に列せられている、格式の高いお寺です。鎌倉幕府の五代執権・北条時頼の三男宗政の菩提を弔うために、夫人と息子の師時(もろとき)が創建しました。入り口はレトロなポストが目印です。浄智寺の三門(山門)は、めずらしい中国風のデザイン。三門へと続く、すり減った鎌倉石の石段はとても風情があり、映画『武士の一分』の撮影にも使われました。新之丞(木村拓哉)の妻・加世(檀れい)の墓参りのシーンです。境内奥の、洞穴の中に立っている布袋さまは、「鎌倉・江の島七福神めぐり」の布袋和尚(ほていおしょう)。お腹をさするとご利益があるとされ、皆が触っていくので、お腹のあたりが、黒くなっています。なにゆえ狸が?と思ったら、近くで交通事故で亡くなったらしいタヌキを葬ったものだそうです。http://homepage2.nifty.com/kitakama/yorozu/yoro021.html山寺の雰囲気が色濃く残る風情のある寺ですね。奥の方にある洞窟や布袋様や狸などは、スピリチュアルなムードに満ちていて(行った時間や天候にもよるのかと思いますが)若干不気味でした。浄智寺の脇を抜けると葛原岡・大仏ハイキングコース登山道への入り口となります。
2016年01月10日
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前日の「天園ハイキングコース」に続いて、大晦日のこの日は北鎌倉から銭洗弁才天を経由して大仏の裏手を通り、長谷に抜ける「大仏ハイキングコース」に若干バリエーションを加えて歩いてみました。前日の天園ハイキングコースのような本格的な山道はわずかでしたが、こちらはこちらで古都散策の趣があって楽しいコースでした。この日も出発は北鎌倉駅。まずはハイキングコース入り口の手前にある東慶寺に立ち寄ります。東慶寺元寇(モンゴル来襲)を戦い抜いた執権として知られる、北条時宗の夫人・覚山尼が、時宗の死後、弘安8年(1285)に創建。室町時代には、鎌倉尼五山第二位の格式を持つ尼寺で、後醍醐天皇の皇女である五世・用堂尼や豊臣秀頼の娘である二十世・天秀尼など、名門の息女が代々住持を務めました。明治時代の初めまで、駆込寺、縁切寺だった歴史を持ち、女性の側から離婚の請求ができなかった封建時代、今でいうドメスティックバイオレンスに苦しんだ、多くの女性を救いました。(「鎌倉紀行」HPより)訪れる前は名前も知らなかったのですが、なかなか趣のある寺でした。春か秋に再訪してみたいですね。
2016年01月09日
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昨年後半から飲酒量を減らすことを心がけています。私の場合、一回の酒量もさることながら、とにかく休肝日が少なすぎるということで、まずは週に3日を休肝日に充てようとしています。大いに役立っているのがビールタイプの「ノンアルコール飲料」です。私が好んで飲んでいるのは写真の「アサヒ・ドライゼロ・ノンアルコール」。本当に不思議なんですが、アルコール0.00%なのに、飲むとほろ酔い気分になるんですよね。検索してみたら、以下のような記事がありました。ノンアルコールビール(アルコール0%)度数0%なのに飲むと少々酔ったような感覚になりませんか?http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12110966452知識の宝庫!目がテン!ライブラリー ノンアルコールビールhttp://www.ntv.co.jp/megaten/library/date/10/11/1127.html脳が騙されて、ビールを飲んだような気分になるということのようですね。ビールを口にしたことのないウチの子が飲んだらどうなるのだろうか、などという疑問も浮かびますが、さすがに実験をしたらカミサンに怒られそうです。割り切って考えれば、アルコールがゼロなのだから、たとえばクルマを運転しながらとか、会議中にも飲んでも構わないということになりますが、一方で、それはさすがにないよな~と思ってしまいます。なんとも不思議な飲み物ですね。アサヒ ドライゼロ ノンアルコール 350ml×24本↑我が家の定番。ケース買いしてます。キリン パーフェクトフリー 350ml×24本[機能性表示食品]↑これも結構好みです。
2016年01月08日
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「天園ハイキングコース」は、鎌倉アルプスを歩く、鎌倉最長のハイキングコース。十王岩の展望(かながわの景勝50選)、天園休憩所などから、大パノラマを楽しむことができる。建長寺、円覚寺、鎌倉のあじさい寺・明月院もコース内。メインのコースのほか、鎌倉随一の紅葉の名所・獅子舞の谷を歩くコースや、鎌倉のおすすめ穴場観光スポット覚園寺と裏山の百八やぐらを歩くコースなど多くの支道があり、散策のバリエーションを楽しむことができる。(「鎌倉紀行」HPより http://homepage3.nifty.com/kamakurakikou/mtenen.html)建長寺から少し登ると景色は一変。いかにも山の中を歩いているという風情になります。高低差はたいしてありませんが、木の根が張っていたり、岩盤が露出している箇所が多く、足元に気をつけなければなりません。ハイヒールや革靴では入らないほうがいいですね。雨の降った翌日なども避けたほうがよさそうです。ほんの一部ですが、このようにロープをつたわって上り下りするようなところもあります。少し歩くと景色が開けてきます。みなとみらいが見えますね。大平山山頂。何があるわけでもない原っぱみたいなところです。すぐ隣にゴルフ場があるのはご愛嬌。途中、休憩所もあったりして、あとはおおむね雑木林の中を歩いていくような感じです。山道の終点は「瑞泉寺」の入り口になります。瑞泉寺はなかなかに写真映えするスポットだったのですが、なんとここでカメラのメモリカードが故障するというアクシデントに遭遇。写真はここまでですが、このあと一般道を歩いて、「杉本寺」、「浄明寺」、「報国寺」と回り(報国寺は年末年始で閉まってました)、鶴岡八幡宮を素通りして小町通り経由で鎌倉駅に到着しました。距離は7~8キロぐらいでしょうか。かなり満足度の高いハイキングコースでした。最初に書いたように、アップダウンは少なめで、体力的にもキツイものではありませんが、途中、木の根や岩盤が露出しているところが多いので、ウォーキングシューズかトレッキングシューズでいったほうがよいでしょうね。よい気晴らしになりますよ。
2016年01月07日
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12月30日、31日とそれぞれ例によって朝晩「武蔵小杉」まで子供の送迎があったので、日中自宅に帰らずに鎌倉を散策することにしました。30日に回ったのは「天園ハイキングコース」。関東周辺の山歩き本やハイキングガイドには必ず載っている有名なコースです。高低差こそないものの、思っていたよりずっと本格的なハイキングコースでした。出発は北鎌倉駅。この日は快晴で穏やかな天候でした。先日行ったばかりの円覚寺と名月院はパスして建長寺をめざします。臨済宗五山随一。「建長、円覚、古寺の~♪」で始まる鎌倉の歌もありましたね。紅葉のシーズンが終わり、人もまばらです。三門(山門)。銅板葺きの二重門(2階建て)で、関東大震災で倒壊し、再建される。初層には仁王像などを置かず、門扉も壁もない吹き放しとしている。上層には宝冠釈迦如来像や銅造の五百羅漢像などを安置する(Wikipediaより)「鎌倉三名鐘」のひとつである「梵鐘」何ゆえふくろうなんですかね?禅寺でお地蔵様が本尊というのはめずらしいですが、もともと、建長寺が建てられた場所は処刑場で、処刑された人々を供養するお地蔵様を本尊とするお寺があったことと関係があるようです。細部の装飾が見事な唐門は重要文化財。仏殿と同じく、芝の徳川秀忠夫人崇源院霊屋から移築したもの。関東大震災以来の大修理が2011年5月に終了し、移築当時の姿が再現されたとのこと。ハイキングコースの入り口は建長寺の奥にあります。つまりハイキングするためには拝観料(300円)が必要になるわけですが、それだけの価値は十分あります。いきなり長い階段が続いたあと、天狗たちが迎えてくれます。ここはまだ建長寺境内です。半僧坊は境内のもっとも奥、山の中腹にある、建長寺の鎮守です。ここから山道に入ります。
2016年01月06日
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フィッチさんにローズ・ド・ジャンヌ再入荷同じくフィッチさんの13デ・クロワドラジェさんよりボルドー2005年3本セット。送料無料で4622円マルシェまるやまさんの13デュジャック京橋さんのマルク・テンペ新年2本目もお節に併せて泡を開けてみました。今回は手堅くルイ・ロデレールでいきました。ボランジェ、フィリポナともに、私がもっとも信頼を寄せているメゾンです。木村硝子のシャンパーニュグラスに注ぐと、色調は輝きのある中程度のイエローで、泡は非常に細かく勢いがあります。リンゴや白桃、クロワッサン、ミネラルなどのかぐわしい香り。口に含めば、みずみずしい果実をしなやかな酸が支え、そこにイーストと炭酸の心地よいアクセントが加わります。爽やかな中にほどほどのコクがあり、フィニッシュに若干甘苦い後味を残しますが、それとてクドさはなく磐石のバランスです。いやあ、やはりイイですね、ルイ・ロデレール。このボトルはセールで6k台で仕入れたものですが、通常価格は8k~10Kぐらいでしょうか。何本か買っておけばよかったと軽く後悔。★★★★
2016年01月05日
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2日はカミサンの実家への挨拶と墓参、そして恒例となっている西新井大師への初詣でした。通称もみじ寺と呼ばれています。七福神が迎えてくれます。布袋様。墓参のあと大師様へ。例年夕刻にお参りしていたのですが、今年は午前中のうちに行ってみました。案の定、混んでます。まあでも想定内というか、日中とあって寒さにふるえることがなかったのも幸いでした。来年も初詣は午前中にしようかな、と。
2016年01月04日
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カツダさんの新春福袋ウメムラさんお新春スペシャルセール。大手メゾンを含むシャンパン9本セット第2弾うきうきさんのローラン ペリエ ブリュット LP 正規 箱付かわばたさんでドラピエ・カルト・ブランシュ・ブリュット安いです大晦日の夜は例年通り二年参りに行きました。行き先は何度も当ブログに登場している近所の八幡神社です。順番待ちの間にスマホからうきうきさんの福袋を購入。今年はシャンパンの1万円&2万円の福袋をゲットしました。昨年まで6本で2万だったのが、5本で2万となっていたのがアレですが、その分内容が充実していることを祈りたいと思います。ふだんひっそりとしている神社も、年始と祭りのときだけはにぎやかになります。お参りを終えて帰るころには長蛇の列が出来ていました。紅白歌合戦の終了前のタイミングで並び始めることがポイントです(笑)。元旦は私の実家への年始挨拶と墓参り。多磨霊園です。天気がよかったので、裏山の公園を歩いてみました。ちょっとした山道です。つり橋などもあります。本年初登頂、ナンチャッテ。山頂?からの眺めはこんな感じ。祠もありました。今年は、暖かくなったらいくつか低山ハイキングに行ってみようと思ってます。日帰りハイク関東2015 (JTBのムック)山あるき12カ月 関東周辺 (大人の遠足BOOK)↑結構参考になります(^-^)
2016年01月03日
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マル源さんの福袋大晦日に開けたシャンパーニュです。アンバーがかったやや濃い色調のイエロー。泡はおとなしくなってきているものの、年代を考えると十分豊かといえます。デゴルジュマンは2014年3月と比較的最近だったんですね。マロン、鼈甲飴、トースト、モカ、それにシェリー的なニュアンスが混ざります。飲んでみるとやはりシェリー系の味わいが目立ちますが、コッテリとした酒躯の中に煮詰めたような甘みも感じられ、これが意外と栗きんとんや伊達巻や甘露煮やらのお節と合いました(ちなみに我が家は元旦二日と出ずっぱりになるため、大晦日からお節を開けてしまいます)。決してそこまで「狙った」わけではなかったのですが、なんだかんだで結果オーライの一本でした。リピートはないですけどね。★★★
2016年01月02日
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タカムラさん新春スペシャル福袋。ワイングラス付き。お手軽さんのブルゴーニュ 5本 30,000円福袋。ボルドー5本5万もあります河野酒店さん恒例のオーダーメイド福袋[2016]年末から売り出してますが改めて。ヴェリタスさんの新春びっくり福袋セラー専科さんの新春福袋和泉屋さんの2016年福箱リカマンさんのDRC3本入り究極のブルゴーニュ赤ワイン福袋29日から30日にかけて開けたボトルです。大晦日は通例として年越しそばに併せて泡を開けるので、これが2015年最後の赤ワインとなりました。〆を飾るにしてはややスケールが小さい銘柄ですが、このところ特別な日に豪勢なワインを開けようというモチベーションが湧かないことに加えて、翌朝早くから出かける用事もあったりしたもので…。グラスに注ぐと紫がかった濃いルビーの色調でエッジはピンク色になってきています。香りは黒い果実やスパイス、土、など低めのトーンに支配されており、やや陰影に欠ける単調なものです。口に含むと酸が強めな一方で、頬の内側がしびれるようなタンニンがあり、全般に厳しい味わい。この作り手の10オー・コート・ド・ニュイは過去4度飲んでいて、CPに優れた素晴らしい銘柄だと感心した(ただしセール価格に限る)のですが、残念ながらこのCNVは同じようなわけには行きませんでした。まあ、なんといいますか、前回のマルク・ロワは軽ブだったし、下の子の生まれ年のレシュノーもイマイチだったし、ブルゴーニュの当たり外れの大きさや品質の不安定さには相変わらずうんざりさせられます。2016年はせめて一本でも多く、ブルゴーニュに対するネガティブな先入観を覆すような銘柄と出会いたいものです。★★☆
2016年01月01日
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