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「勝手にふるえてろ」は綿矢りささんの小説だった。主人公の女性(26歳OL)がフタマタをかけておりおのおのの男性との恋愛や日常を書いたモノだった。しかし、主人公の女性がイタイ人物だった。一応最後まで読んだが、「う~ん…」という感じだった。おもしろさがわからなかった。「この世の中を動かす暗黙のルール」は職を失って、失意のうちに自殺を試みた若者(終始本文でも若者)が自殺に失敗し精神病院で、先生と呼ばれる先輩入院患者から「世の中の見えないルール」をひとつひとつ学ぶ自己啓発本だった。(著者は精神科医)病院を退院しいろんな職に就き、そこで学んだ人間関係をより良くしていき最後に成功するという内容だった。重要なところは太い文字で書かれているのでここだけでも読むといいかも。なかなかおもしろい自己啓発本だった。
October 31, 2010
「肖像画で読み解くイギリス王室の物語」は英国にある王侯貴族肖像美術館に現存する人物画(イギリスの歴代王様)を紹介し、モデルとなった人物の伝記が書かれていた。イギリス王室は日本の皇室と違い、女系王様もいるし別の国からやっていた王様や準王族も多く各時代に○○王朝と名乗っおり非常に国際的なのである。なので肖像の王様の顔も違っており感心した。エリザベス女王やダイアナ元妃の話がどうしても中心なったのは仕方ない。「江と徳川三代」は2代将軍秀忠公の御台所の「(お)江」さんの波乱に飛んだ伝記だった。浅井家の三女に生まれながら戦乱で人生を翻弄されながら、将軍の妻になったのである。来年のNHKでこの(お)江さんが主人公になるのでその前に読んでみたら、ドラマがよくわかると思う。まあ、こんなものだろう。
October 30, 2010
「馬を買いに来た男」は幕末の日本に軍用馬を買い付けに来た英国軍人の日記だった。先に中国に赴任し、軍馬が足りなくなり急遽日本に買い付けに来たのである。たくさんの軍馬を必要とするので外国奉行を通し交渉した話が書かれていた。やはり書かれていたのが町並みや街道がチリひとつなく清潔で美しいく日本人は興味津々で愛想よくよってくるなど書かれていた。(この様子は外国人の日記にたいてい書かれている)で、幕府高官と交渉するも軍馬の総数が少なく、用意できないとあっさりと断られ用事が済んだので、江戸付近の町を観光してその土地での出来事がつらつらと書かれていた。大人の混浴や吉原などの様子が興味深かったらしくいろいろ書かれていた。日記を読む限り、日本観光はとても楽しかったらしい。私は日記文学が好きなのでとてもうれしかった。「存在論的ひきこもり論」はひきこもりを否定にするのではなく、社会が認めろという内容だった。ひきこもりにもいろいろ種類があり、著者が分類し解説していた。感想としてはなかなか難しい思う。ひきこもりを認めると社会は停滞してしまうだろう。労働・納税・結婚などできなし親の資産がある間は十分にひきこもれるが高齢者の親の場合は誰がひきこもり君を面倒を見るのか?著者は国や自治体が支援や援助をするよう提案していたが…そんなにうまくいくだろうか。「肥満と飢餓」は地球上の10億人飢え、10億人が肥満であると解いていた。題はこうだが内容は飢餓・先進国の肥満・食物の輸出入問題・農業問題・スーパーの問題など多岐に渡っていた。各論でWFOの資料や各国の食料事情を基に考察していた。世界を牛耳る農業商社や世界規模のスーパーマーケットが台頭し、小規模の農園やスーパーマーが潰れ世界規模で貧富の差が今後も広がるだろうと〆ていた。う~ん…そうなるだろうな。
October 29, 2010
「朝日新聞が報道した「日韓併合」の真実」は今は左巻きの朝日新聞の戦前版(正しくは大阪朝日新聞社)を紐解き、韓国で盛んに言われている対日問題にギモンを呈する内容だった。当時の朝日新聞社は極めて右巻きだったが好意的に朝鮮半島の様子を報道していた。詳細を書くと恐ろしく長くなるので感想だけ書くが、この本は韓国で出版されているのだろうか?それと日本人でありながら反日親中・親韓の諸氏にぜひ、読んでもらいたい1冊である。これを日本で日本人向けに発売しても仕方ないと思う。中国・韓国の方にも読んでもらいたい。
October 28, 2010
この2冊とも「江戸時代」の本なのでまとめて書きますが、江戸(時代ではなく地名)には多くの層の人間が集まっていたが、治安がとても悪いのに警察権限が弱く、町民が自治によって町を警備していたそうな。泥棒を捕まえたら奉行所に連れて行き、ここでやっと公権力裁くということで、当時の刑罰やお触書が書いてあった。内容は今の刑法と全然違い、原則「死刑(死んで償う)」というのに驚いた。それと武士のおこした事件や切腹作法なども書いてありとても興味深い内容だった。お世継ぎは徳川将軍家の話と武士・商人の相続話が書かれており、将軍家では産む女性は特にこだわりもなく、公家や下級武士・女中・町人の娘などいろんな女性が産んでいる。町方は女性相続(婿を取る)が江戸時代では一般的で次男・三男が婿にいっていたそうな。なので女性からの離婚もとても多く、今とそんなに変わらないそうな。なかなかおもしろい「江戸モノ」だった。
October 27, 2010
「ロスト・シンボル」は図書館で1年半ほど待ちやっと借りれた。以前、大人気になった映画「ダビンチコード」のシリーズで最終作品で分厚くじっくり読んだ。まあ、おなじみのフリーメーソンなどの秘密結社やキリスト教、ワシントンの歴史的建物などが出ており、毎度同じ展開で追っかけられ(笑)、「うっ、う~ん…」という感じだった。表現は悪いがダン・ブラウン氏のこのシリーズはワンパターン化していると思う。それと映画をかなり意識され書かれた本だと思う。まあ、こんなものだろう。
October 26, 2010
「相撲よ!」は横綱白鵬関の伝記だった。日本に観光半分で来日し、入る相撲部屋も最後までなく帰国前日に部屋が決まり、相撲人生が始まったそうな。その後はモンゴル人力士らしくスピード出世し今に至る。この本ではモンゴルの両親や嫁の話なども豊富に書かれていて、なかなか興味深い内容だった。「インテリジェンス闇の戦争」は英国の諜報機関MI5(国内専門の機関)とMI6(外国専門の機関)とアメリカのCIAの歴史とこれらの機関が携わったかも…という事件を紹介していた。古くから諜報機関(要はスパイ活動)が盛んで、世界的な事件に関与しているそうな。しかし、それらは表沙汰にされていない。非合法な手段を用い情報を掴んだり、敵国の要人にあたりを付けるなどスパイ映画そのものだった。「スリランカで、ほっ。」はスリランカにハマッた女性が「スリランカの良さ」を女性目線で紹介していた。スリランカ仏教のお寺に行き、お坊さんと話をしたりなかなか興味深い内容だった。文章もやわらかく一気に読了した。
October 25, 2010
「日本統治時代を肯定的に理解する」は日本統治時代に少年期を送った元大学教授(故人)の回想録だった。著者の家系は日本留学をして韓国の検事をしたり、後に学校の校長になったりとインテリ層に属しておりちゃんとした目を持っている。多くの日本人と幼少期からふれあっさり全然、嫌な感じはなかったそうな。逆に劣悪だった生活環境やインフラ整備・高等教育を韓国民に施し底上げをしており、いま盛んに行われている反日教育にギモンを感じこの回想録書いたそうな。幼少期に日本人医師や日本人教員に大変世話になって大きくなった話もあり、国策でしている反日政策がちゃんちゃらおかしい。なかなかこういう親日的な発言をするのは大変なことだがどんどん発言してほしい。「そこまで言うか!」は堀江貴文・西村ひろゆき・勝間和代ご三人による鼎談集だった。内容は特になく、自身の身近な出来事・経済(お金)話、インターネット事件簿などうだうだと語り合っていた。各人の個性がよく出ており、おもしろかった。
October 24, 2010
「青天の霹靂」は劇団ひとりさんの第2弾の小説だった。詳細を書くとネタバレになるのでカットするが内容は懐かしい系のファンタジーでTVドラマになりそうなモノだった。第2弾目ということもあり練り込んで作られている感じだった。なかなかおもしろかった。「あなたが総理になって、いったい日本の何が変わるの」は菅直人総理大臣の夫人である伸子さん目線で書いた菅総理の人物像が書かれていた。出会い、結婚、野党時代、厚生大臣、与党党首(内閣総理大臣)とその時々のエピソードが描かれていた。結構、マスコミ露出をされており慣れた感じで書かれていた。ダンナである菅さんにも厳しい物言いをしており、「強い夫人像」がよく出ていた。
October 23, 2010
「島津家の戦争」は都城島津家の歴史が書かれていた。題の「戦争」とは朝鮮出兵・関が原・日露戦争・大東亜戦争に出陣した当主の動向がドキュメント風に書かれていた。都城は古来、農業・中国のと(闇)貿易などで莫大な資金を蓄えており、人口の半分以上が武士階級という不思議な地域で明治以降も「武士の意気込み」を多くの人がもっていたそうな。幕末・明治以降の当主の日記が残っており、それらを参考にこの本をかいたそうな。日露戦争に従軍した若い島津久家(27代目当主・男爵)は尉官だったのにもかかわらず元薩摩藩出身の幹部軍人たちは「今も藩主」という心意気で特別扱いを公然していたそうな。ほかにもたくさんおもしろエピソードが書かれていたが市民の多くに「島津家」に愛着を持っているのがすごいと感じだ。
October 22, 2010
「野菜の裏側」は姉の病死を契機に自然農法や無農薬野菜に興味を持ち、無農薬野菜を独自に育て小さな移動八百屋を開き、その出来事を書いていた。なかなか無農薬野菜に理解がなく(高級)レストランに説明をしても断れ、泣きながら商売をしていたそうな。その後、有名料理と知り合い無農薬野菜を仕入れてくれるようになり、無農薬野菜の店舗を持てるようになり、この本をかいたそうな。無農薬野菜・有機野菜・化学肥料野菜などの観察写真も豊富に載せてありなかなか興味深い内容だった。「わたくしが旅から学んだこと」は30年の長きにわたり放送されていた「兼高かおる世界の旅」の兼高さんの旅エッセイだった。戦後すぐにアメリカに留学し、そのまま世界旅を仕事にして自身がレポーター、ナレーターをしながら製作していたそうな。兼高さんは気になったモノに食らいつき、「これは何?」を連発し、TV用のネタを探していたエピソードが書かれていた。60歳を超え体が大変になり、TVは終了したが個人的な世界・国内旅はずっと継続しており、おそれ入った。
October 21, 2010
「皇族と帝国陸海軍」は明治以後、皇族男子は陸軍か海軍に入ることが義務化されそのなかで起こった出来事や(なかば強制的に)軍人となった皇族たちのその後が綿密に調べられ書かれていた。もともと皇族は一般人と違い体力・学力(一般人は高い競争率を乗り越えたエリート、皇族は原則、形だけの試験で全員合格していた)ともの劣り、多くの皇族が途中で退学したりその後に大病をして若くして病死などしている。日清・日露戦争で現場の士気を高めるため、「お飾り」として現地に入り、視察し天皇に報告したそうな。そういう意味で「軍人である皇族」は利用価値が高かったようである。第二次世界大戦になると多くの皇族が戦地に赴き、数名の皇族(臣籍降下した元皇族を含む)も戦死している。多くの皇族は「仕方なくやいやいやなった」というニュアンスが含まれており、自分のしたかった研究や学問ができずヤキモキしていた気持ちを日記に結構書いているのが面白い。戦前の皇族も召集兵と同じように軍隊に入り、いやいや従軍しているのがなんともいえない感じがでておりおもしろかった。「十五日」は終戦記念日ではなかった」は戦史研究家ではなくごく普通の放送作家の方が書いた歴史探求ものだった。題は「十五日」は終戦記念日…というものだが内容は終戦の日前後の日本政府・日本国民の動向がドキュメント風に書かれていた。知っている話もあり、まあこんなものだろうという感じだった。
October 20, 2010
「お前なんかもう死んでいる」は復活した元猿岩石の有吉弘行氏の人生訓エッセイ。若くして有名かつお金持ちになり、その後は仕事もなくなり7~8年はほぼ無職で通し先輩芸人にたかりどん底で生きてきた芸人の一代記だった。著者は売れているときのお金を貯金しておりそれを崩しながら無職をすごし、その貯金も底をつきそうになり自殺やホームレス生活を考えていたそうな。その後は親しくしていた芸人やTV関係者の縁で再びTVに出れるようになり安定した生活が送れるようになり、その時感じた「お金がすべて」ということがヒシヒシと書かれていた。一生安定した生活などないんだな~とこの本を読んで感じた。
October 19, 2010
「原点」は巨人軍の監督・原辰徳氏の人生訓エッセイだった。自身の野球人生を時系列で追い、学生時代、巨人選手時代、巨人の監督、WBC日本代表監督の思い出が書かれていた。そして今監督になり、どう選手を育成し巨人を日本一にするかを試行錯誤している姿がリアルに語られていた。選手と違い監督は「指導者」という立場にあり、勝つためには妥協しない精神力が必要で父に叩き込まれた、精神力が役立っているそうな。そのほかにも現役巨人選手についての感想なども書かれており、巨人ファンならぜひ読んでほしい1冊である。「犬を殺すのは誰か」は題の通り、飼い主から捨てられた犬の話だった。全国で年間約11万等が捨てられいるそうな。今は個人が飼えなくて処分するのではなく、繁殖ビジネス業者やペットショップなどからも大量に捨てられ、生き物が工業製品のように取り扱われている現状が報告されていた。著者は都道府県や大きな自治体にアンケートを送ったり、情報公開法にのっとり廃棄される動物について資料の公開を求めたり精力的に活動されているが、自治体からの反応は悪い。飼う人も安易に飼う人が多く、簡単に捨ててしまうことが多く規制や飼う人に教育が必要なことがよくわかった。なかなか興味深い内容だった。
October 18, 2010
「もののけの正体」は日本古来からいるとされている妖怪たちの紹介だった。江戸時代以降印刷技術が向上し、町衆でも絵本を見ることができ妖怪ブームがあったそうな。本が出版されることにより共通の認識ができ、妖怪の姿が統一されたのである。日本人はいつの時代の人も怪談や妖怪が好きなのである。なかなかおもしろかった。「図解日本全国おもしろ妖怪列伝」も先の本と似ており、当時の絵本のイラストを紹介していた。妖怪辞典のような感じで鬼や河童・一つ目小僧、油すましなどの妖怪が出ていた。こっちはとても細かく妖怪の出生話や名前の理由などマニアックに仕上がっていた。
October 17, 2010
「埋蔵金発見!」は「ここに埋蔵金があるかもよ」というマップではなく、実際に発見されたお宝のドキィメントとその後の話だった。東京オリンピックにともない東京各地で造成が行われた時、藩邸跡や豪商跡から隠し財宝(小判など)が実際にザクザク出土していたそうな。それも結構な量であり、発見者・土地の所有者・ここに埋めたであろう子孫などが三つ巴の裁判闘争を繰り広げ新聞沙汰になっていたそうな。後半は一時期TVで放送されていた赤城村の徳川埋蔵金の裏話など豊富に埋蔵金話が書かれていた。なかなかおもしろい一冊だった。「透析をしながら食道楽」は女性イラストレーターが食道楽が原因で病気となり、ダイエットをしたりしたが「元の木阿弥」で太り、とうとう人工透析を受けるようになりその状態でありながら美食を続けるという内容だった。食生活が大きくかわり、決められた素材で創意工夫をしながら自炊料理を美味しく食べる話は興味深いものがあった。
October 16, 2010
「私の名はナルヴァルック」は日本人女性がアラスカ州のエスキモー宅でホームステイをしながら捕鯨を体験するという内容だった。そこでエスキモーのお父さんからナルヴァルックという名前をもらい、クジラ・アザラシの解体やカヤックの作りなどアラスカでの「生活の知恵」を学んでいた。しかし、アラスカ州が抱えている諸問題も語っており、なかなか考えさせられた。もし、続編があれば読みたい一冊である。「おすもうさん」は相撲に興味がある著者が相撲部屋に行き、弟子っ子たちにインタビューしたり、相撲界の現状を親方に聞いたりいまある「相撲界」について書いていた。弟子たちも「何となく、ここに来てしまった…」という意見があまりに多く私は驚いた。「横綱になるっス」という前向きな意見もなく、何となく相撲をしているそうな。親方衆も著者の質問に答えれることもなく、「伝統です。前からです…」と終始消極的に答えていた。「う~ん…」まだまだ相撲界の改革は難しいだろう。生の意見が聞けてある意味おもしろかった。
October 15, 2010
「態度がデカイ総理大臣」は戦後に総理大臣を何回もやった男・吉田茂の(おもしろ風に書かれた)伝記だった。著者も若く、「このじーさん、おろしれ~」という感じがヒシヒシと伝わってきたが伝記好きな私には知っている話ばかりだった。はじめて吉田茂元総理を知った人向けの本だろうか。まあ、こういう形ででも日本の偉人を知るというのは良いことだと思う。「財務官僚の出世と人事」はまさに題の通り財務省(大蔵省)官僚の人事制度や過去の有名事務次官の人事録(どのポストを経験して次官じなったか)が中心だった。本当に実力のあるエリート出世や自民党の大物代議士と同期や同郷などの縁故出世など見えない力学も働いており、優秀なだけでは事務次官にはなれないのである。有名事務次官のその後も書かれており、なかなかおもしろかった。
October 14, 2010
「パリジャンと思って結婚したら、ただの貧乏なオタクでした」はブログにUPしていたものを書籍化したものだった。駅前にある外国語学校のイベントでフランス人の男性とニートの日本人女性が知り合い結婚し、文化・習慣の違いでケンカをしまくり最後は…(ぜひ読んでください)という実話だった。最近、日本人女性と外国人の結婚本が多く出版されているが、日本人男性と外国人女性の本は聞かないな。これを書いた当時は新婚ホヤホヤ期だったので内容もハイテンションでおもしろかったが、最後の出来事で平常に戻りまじめにあとがきを書いていたが、こうして書籍化すると前後が知れておもしろかった。外国人ということより個人の個性が余りに強いと結婚に向いていないことがよくわかった。
October 13, 2010
「怯えの時代」は将来どうなるか?という不安を多くの人が持っているだろう。その不安について哲学者の著者がその理由を説いていた。若い時は就職難→青年期は低成長時代→壮年期はリストラの恐怖→老齢期は年金や身体の心配といつの時代も心配事がある。原因は「経済(お金)」である。経済(お金)に人間が振り回されている話だった。それ以外に地域格差(都市部と農村)がなくなったりインターネット・携帯電話の普及など情報が瞬時に入手でき余計に不安が広がるのである。それと日本政府への不信感もあり、悩みのタネが尽きないのである。なかなか考えさせらた内容だった。「大人が魂消る日本の古典怪談・珍談奇聞」は江戸期の大人向け怪談集や噂話集から選りすぐった怖い話や不思議な話を掲載していた。たくさん掲載されていたので詳細は書かないが今あるような怪談とよく似ていた。当時の大人たちが真剣にこれらの怪談集や噂話集を読んでいたというのが微笑ましい。
October 12, 2010
「我、電子書籍の抵抗勢力たらんと欲す」 は昨今の電子書籍ブームに対抗する印刷について未来像が書かれていた。電子書籍が今後普及していくだろうが、いまある印刷業者はこれに立ち向かうため新たな印刷プランが書かれていた。そういう内容だった。「徹底解明!ここまで違う日本と中国」は石平氏と加瀬英明氏の対談本だった。食や漢字・政治などの話、中日有名人比較など日本と中国の違いが語られていた。中国人の石平氏が中国を批判しているがおもしろかった。
October 11, 2010
「南米でオーパーツ探してる場合かよ」はいやいや南米に出版社にだまされ派遣された著者(さくら剛)がオーパーツを見て回るという内容だった。著者はこれまでインドに行かされたりとトホホ旅日記を出版している。今回はオーパーツの宝庫である南米をガイドなし直接現地取材という過酷な状態で下痢に苦しみながら方々に出かけ、オーパーツを取材していた。有名なオーパーツが出ていたが、著者は現物を見て真実を語っていた。書き方はいつもの突っ込み太字系の文章でなかなかおもしろかった。「回想回転扉の三島由紀夫」は三島由紀夫と同じ趣味だった「歌舞伎・能」で知り合い兄貴(三島由紀夫氏のことを)呼び合う関係になり、切腹ごっこで遊んでいたそうな。その後、著者は三島由紀夫主演映画「憂国」を演出したのである。そういう三島氏との懐かしい思い出が書かれていた。そういう関係だったことはぼかしてあったが、三島氏はいろいろ男性と関係を持っていたのか?と疑問が残る。
October 10, 2010
原爆の秘密」は日本に落とされた原爆研究開発に多くの利権やそれらを後押しした財閥や政治家がからみ戦争を早く終わらせることよりも、「お金の問題」が大きかったそうな。ドイツからアメリカに亡命した研究者にはいろんな財閥(主にユダヤ系)がばく大な研究費を投資し、ウランなどの原材料の調達には化学・石油系の財閥が動き、原爆開発をスピードアップさせたそうな。後半はアメリカ軍の原爆投下計画話がいろいろ書かれていた。広島・長崎以外の原爆投下予定都市選定話などは恐ろしいものを感じた。「新・青年社長」はワタミグループの創業者・渡辺美樹氏の伝記だった。居酒屋・和民から始まり飲食業をいろいろ立ち上げ業界の雄になり、農業法人・介護福祉事業・学校運営・環境事業など多岐に渡っている。それらをどう立ち上げてきたかということをドラマティックに書かれていた。まあ、こんなものだろう。深くは突っ込みませんが…
October 9, 2010
「日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか」は古来日本ではキツネや狸にだまされることがあったが、いつごろからこういうことがなくなったを考察していた。それが1965年だ。(あくまで著者の論です)昭和でいうと昭和40年。オリンピックも昔話になりTVの普及・都市化・高度成長と教育熱の向上と右肩上がりの時代で伝統が軽んじられはじめた時期と同じだという。昔は地域のつながりや伝統を重んじないと生きていけなかったが、地方でも都市と同じ情報が即時に入手できるしお金さえあればどうにかなるという時代なので、「自然に対する畏怖」という感情がなくなってきたのだろう。なかなかおもしろい考察だった。
October 8, 2010
「もぎりよ今夜も有難う」は女優・片桐はいりさんの映画館もぎり嬢時代の思い出語りだった。学生時代に映画好きが高じ、映画に関わる仕事がしたくもぎりになったそうな。そこであったエピソードが赤裸々に書いてあり、おもしろかった。後半は女優になり映画館であいさつをしたり撮影で行った地方の廃映画館に訪れた話など「映画」に関わる話が盛りだくさんだった。「ホントにある!!世界のビックリ空港探訪記」は世界中の「こんなところに空港?」というところにある空港を紹介していた。山岳地・住宅地・岬の先などあらゆるところあった。日本なら絶対建設許可ができないようなところばかりだった。なかなか興味深い空港たちばかりだった。
October 7, 2010
「着ればわかる!」は酒井順子さんがいろんな職業の制服や水着を着たその感想をエッセイ風に書いた本だった。セーラー服・陸上自衛隊・巫女・ゴスロリ・十二単などなど…着用していた。その服の歴史からはじまり、実際に制服を着て働いている方へインタビューしたりなかなかおもしろかった。最後の最後に酒井さんの着用後の写真が掲載されており、(いい意味で)クスッとした。
October 6, 2010
「今だから言える日本政治の「タブー」は田原総一郎氏のサンデープロジェクト時代の思い出語りだった。サンプロがはじまり時の政治家を呼び、田原氏がいろいろ聞きまくるというスタイルを確立したのである。宮沢氏・羽田氏・細川氏・村山氏など少し前の有名政治家たちとのやり取りや放送後のウラ話などが書かれていた。文章にスピード感があり一気に読了した。「故郷はなぜ兵士を殺したか」は日露・第二次世界大戦時の一般兵士の召集話や戦死した兵士の村での動きなどが書かれていた。戦前は徴兵義務があり、戦争になると否応なしに召集され戦地に行き多くの人が戦死しているがムラでは名誉とされており盛大なお葬式が行われ、「後に続け!」とばかりに戦争に協力をしてたのである。まだ日本各地の役所に当時の記録がたくさん残っておりそれを掘りだしこの本を書いていた。
October 5, 2010
「外交官が見た中国人の対日観」は外務省勤務だった著者が中国の日本大使館勤務時代に感じた中国における日本(日本人)像を現地の様子を踏まえ書いていた。中国は反日教育が充分いきわたっているが元留学生、海外のインターネット情報、日本製のアニメなどから実は日本が好きという若者が多く現地で行われた日本フェアなどの盛り上がりの様子を伝えていた。日本が嫌いなのに大学では日本語を学ぶ学生も多く、憧れの国のひとつなのらしい。そのほかには中国人から見た日本人像が書かれていたが私はもどかしいな~と思った。国はせっせと反日教育をしているのに、人民は日本に憧れや興味をもっているという二律背反が何ともいえない。中国は大国であるが個人主義があまりに強く団結できない部分も多く、日本もまだ安心できると思う。著者のいた外務省にはチャイナスクールという親中(日本国より中国の国益や意見を尊重する人たち)のグループが幅を利かせており、この本すべてが正しいとは言えないがなかなか興味深い内容だった。
October 4, 2010
「江戸の気分」は落語から江戸の様子を感じようという内容だった。キツネタヌキにだまされる話や江戸の火事や火消し方の話、花見などいろんなカテゴリーに分けて「江戸」の様子が描かれていた。著者の堀井憲一郎氏は寄席にほぼ毎日行くくらいの落語通であり、この本を読んでますます江戸文化が好きになった。「地球最後の日のための種子」は北極圏の凍土の地下に世界中の作物の種子が三百万種!も保管されているのである。世界的な伝染病で作物がとれなくなってもここの種子を使うと再度農業が再生できるのである。この本では「地球最後の日のための貯蔵庫」の設立話からここで活動する植物学者と種子の遺伝情報を取り込もうとするバイオ企業との戦いなどが書かれていた。こーいう団体があったとは驚きである。なかなか興味深い内容だった。「いいんだか悪いんだか」は林真理子さんのエッセイ。特に縛りもなく林さんの日常が書かれていた。まあ、こんなものだろう。
October 3, 2010
「望郷酒場を行く」は東京に出店している日本各地の居酒屋の写真入りで名物(郷土)料理・お酒・店主を紹介していた。写真も豊富でお酒が好きな方にはたまらないだろう。「粗食のすすめ」は最近良く読んでいる幕内秀夫さんの食に関する本だった。著者は現代人の食生活について苦言を呈しており、日本古来の粗食を実践しようという内容だった。今は戦後食の欧米化が進み、肥満や生活習慣病などが多くなりこれから日本人は短命になるだろうと警告していた。で、高カロリーなモノをとらず、米飯と野菜中心の生活をしようということだったがこれはこれで良いと思う。幕内さんの本は説得力がありとても参考になる。「それでも企業不祥事が起こる理由」は昨今の企業不祥事をケース・スタディーで紹介していた。事故後のトップの発言や会社の行動について大抵間違いがあり、世間からバッシングされさらに謝罪するということが起きている。大手企業でも廃業したりすることもあるくらい世間は厳しい。で、著者は不祥事後にどう対応すれば良いかを書いていた。まあ、平たく言うと被害者に深く謝罪し世間には低姿勢にでるということだが…これがなかなかできない企業が多いので不祥事が多いようだ。なかなか興味深い内容だった。
October 2, 2010
「変な給食」は日本各地の学校給食に突っ込みをいれながら紹介するおもしろ給食本だった。学校給食は法律で細かく規定があり、一ヶ月の総カロリー量に達していればどんな献立でもいいらしくヘンな組み合わせの献立ができるそうな。確かに米飯に牛乳など合わないし、やたら甘いもや韓国風○○も多い。著者は学校給食におけるパン食を強く否定しており、改善を訴えていた。なかなか興味深い内容だった。私が小学生のころは米余り時代でほとんどが米飯給食だった。「永田町の愛すべき悪党たち」は元読売新聞の政治記者だった著者が担当した政治家のウラ話を紹介していた。三木武夫・金丸信・竹下登・小沢一郎などアクの強い政治家ばかりだった。記者と言うこともあり、彼らとまじかに接しておりおもしろい話がたくさんあった。まあ、こんなものだろう。
October 1, 2010
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