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「もののけ物語」は加門七海さんの不思議な出来事エッセイだった。加門さんは怪談やもののけモノにとても興味があり向こうも加門さんによって来るのである。日々そういう出来事が起こったり、もののけを夢に見たりと忙しいのである。持っている古い人形類や古い銅鏡などの不思議なエピソードが書かれていた。私もこの手の怪談やオカルト話が好きなので好意的に読んだが、こういうのに興味がない人が読むと「痛いヒト」になるだろう。そう毎日毎日もののけの類を見たり嫌な何かを感じたりすると厳しいモノがあるだろう。「江戸の坂東京の坂」は江戸府中内の坂の紹介本だった。タモリさんも「坂マニア」として有名で、江戸の坂紹介もブラタモリ(NHKの番組)でしてましたね。まあ、こんなまものだろう。
December 31, 2010
「ヒトラー第四帝国の野望」はノンフィクション小説でナチスが戦中にヨーロッパ各地で強奪した絵画、金銀、国宝級の遺物を地下の巨大倉庫を作り隠匿していたのである。それをドイツ軍捕虜から聞き出しアメリカ軍の財宝捜索チームが探し手に入れようとする内容だった。特にキリストの関する秘宝が重要でこれらを血眼に探すが、ナチの幹部の残党たちはすでに逃げておりなかなか正しい情報がつかめず財宝捜索チーム内でも内部抗争がありスリリングな展開だった。ノンフィクション小説なので詳細にネタを書いてしまうとおもしろくないのでここまで。「居酒屋の魚類学」は魚・貝類ひとつづつ取り上げ、薀蓄を語る本だった。居酒屋だけでなくすし屋さんでも通用するような内容だった。
December 30, 2010
「国鉄スワローズ」は昭和25年に国鉄の実業団チームがいきなり、プロ野球に参入し国鉄スワローズとして活動した全記録集だった。当時はまだ戦後ということもあり、プロ野球チームも揃っておらず野球が好きだった当時の国鉄総裁が「国鉄職員の結束」というでプロ化に踏み切り、当然選手も国鉄職員で結果は…惨敗である。で、翌年以降移籍や新卒の選手を加入させたが、国鉄ということもあり給料は安く選手の士気は低かったそうな。そういうこともありいつも下位でペナントリーグを終えていたが金田正一投手(17歳)が加入し一気に勝ちが増え、盛り返したそうな。その後は国鉄本体の赤字と下山事件・三鷹事件・松川事件などが続き、世間の目もあり手放したそうな。約15年しか存在していなかったが今も伝説の球団なのである。金田さんのインタビューや15年の全勝敗記録などデータも豊富で好きな人はたまらないだろう。
December 29, 2010
「S・セキルバーグ関暁夫の都市伝説」は関暁夫氏が集めた都市伝説を語る本だった。第三弾目ということもあり、今回はフリーメイソンネタとデ○ズニー関連のネタだけだった。世界の大物の暗殺にフリーメイソンが関与しているという都市伝説、デ○ズニーランド内の都市伝説が書かれていた。こういう本は「こんなのウソ~」と思いながら読むのではなく、「ほっ、本当か!」と思い読む方がおもしろい。私はこの関暁夫氏の本が大好きだ。
December 28, 2010
「愛すべきあつかましさ」は集英社にあつかましくも幹部社員にシャレをかまし入社した名物編集者である島地勝彦氏の人生訓だった。目上の人にでも卑屈にならず、どんどんあつかましく語りかけこっちの意見を通せ万事上手くいくと書かれていた。平の編集者時代に柴田錬三郎氏、今東光氏、開高健氏らの担当になり仕事以外にもゴルフや飲み会にどんどん参加し、あつかましく付き合ってきたのである。個性の強い三人三様のエピソードを各章ごとにまとめ、編集者しか知らないウラ話がたくさん書かれておりとてもおもしろかった。今ではなかなかこんな腹を割った付き合いはできないだろうなぁ。
December 27, 2010
「遺言」は岡田斗司夫氏の最後の出版本ということで「遺言」だった。内容は岡田氏のオタク年表でいままで関わってきたアニメの裏話が書かれていた。最後の本ということで非常に分厚く読了までに大分時間がかかった。私はそれなりに岡田氏の本を読んでいるので、知っている話も多かったが、アニメ製作に青春をかけた男たちのドラマが書かれていた。純粋にアニメの話なのでダイエットの話などはありません。「江戸グルメ誕生」は時代劇の時代考証を専門にされている方の料理に特化した本だった。(著者は人気TBSドラマ「仁~jin」の料理を時代考証されて人物) 江戸前の魚や地名のついた野菜、江戸前の料理など幅広く紹介していた。江戸は武士が多く住み、外食や弁当などが当時から人気で食べ物屋さんがすごく発達したそうな。上京した武士たちも自炊をしており、必ずしも「男子厨房に入らず」ではなかったのである。その他にも立ち食い鮨・そばなどの発祥話も語られとてもおもしろかった。
December 26, 2010
「ラジオ北野」は北野武さんとゲストとの対談集だった。TVで有名な文化人ではなく、なかなか「通好み」の人を選んでいた。渋滞研究の専門家、無視を食べる人、柿右衛門(人間国宝)などなどその道のプロに武さんが質問をし、先生たちがおもしろおかしく答えていた。武さんの予習?か持っている知識なのかとてもモノを知っているのである。的確な質問をしながら、笑いの要素もちゃんと加えている。ゲストの方の話もおもしろく知的好奇心をそそる内容だった。
December 25, 2010
「これからの「正義」の話をしよう」はハーバード大の教授である著者が過去の哲学から「正義」について講義形式で論じていた。功利主義、自由至上主義、カント、アリストテレスなどを例に挙げていたがとても現代に通用する内容だった。細かい内容は割愛するが「正義」が常に正しいとは限らず、別の見方ができるということだった。マスコミや学者は一意見を主張するがその反面の考え(反証)もあり、どちらも「正義」であるということを著者は述べていた。本文の例え話も「うん、うん」と思うこともあり、考え方はひとつじゃないということを改めて知った。この本はとてもおもしろかった。「パリごはん」は元アナウンサーの雨宮塔子さんの日常のブログのまとめ本だった。正直、そんなにおもしろいブログではなかった。よくある日々のウダウダと料理、だれかと会ったなどごく普通の内容だった。ファンにはたまらないだろうが私にとっては「ふ~ん…」程度だった。
December 24, 2010
「またね、富士丸。」はハスキーとコリーから生まれたミックス犬の富士丸の話だった。飼い主がほんの少しの間外出して帰宅するとすでに事切れていたそうな。話はそこから始まりペットロス状態になった著者に対し出版関係の先輩らが厳しく接し、富士丸を忘れさせようとしていた。しかし、著者は愛犬を失った悲しみから抜け出せることがなかなかできず精神科に行き薬を処方してもらうなどその苦痛が切々と書かれていた。ページの途中に在りし日の富士丸のかわいい写真がたくさん載せてあり、こっちも悲しくなった。愛犬を失うとこんなに悲しいとは…。その後、ペットロスも抜け出し新たに動き出しているようで良かった。
December 23, 2010
「ぜいたくな落語家」は人間国宝だった五代目・故・柳家小さんの実息子である六代目・柳家小さん師匠の半生記だった。先代の小さん師匠の息子ということもあり、お坊ちゃん扱いされ楽しく修行時代をおくれたそうな。内容は先代小さん師匠の多くの弟子たちのエピソードや当時の寄席事情など興味深い話が多くおもしろかった。しかし、本人はそんなに露出もなく他の落語家やTV関係者から「次の小さんはムリでは?」とささやかれていたり、同門の小三治師匠や花緑師匠に譲ればと言われるなど(先代と比べ)劣っているイメージが正直ある。しかし、自分から「小さんになりたい!」とアピールし襲名したそうな。まだ若いので父である五代目小さん師匠を超えて欲しいものである。
December 22, 2010
「平田牧場「三元豚」の奇跡」は東北の庄内地域で養豚業を成功させた著者の半生記だった。最高の「三元豚」を開発し、一大メジャーブランドに押し上げた社長の思いが綴られていた。いやいや農業を継がされが当初2匹の豚を飼い養豚をはじめたが「このままでは先がない」と考え2世代を掛け合わせた三元豚を開発した話だった。簡単に書いているがそれはもう、大変な努力をしており寝る間も惜しみ豚と接し、活動されている姿はすごい。成功後は庄内地域に4年制大創設や商工会議所の会頭など地域に貢献している。なかなか興味深い内容だった。
December 21, 2010
「37歳中卒東大生」は両親との不和やイジメにより高校には進まず、大検を経て東大に入学した方のエッセイだった。簡単に書いているが著者は非常に「地頭」が良く、中学卒業→2年で大検終了→指圧の専門学校で指圧などの国家資格取得→慶応大入学(2年で中退)→東大合格という賢さである。これ以外にも小説や株売買で3000万近く儲けており、彼女もおり十分成功者である。しかし、著者は親子不和・イジメ体験で傷つき引き篭もりや整形手術(一重から二重ね)などを経て、どんどん社会へ進出し成功を収めている。う~ん…私とほぼ同じ世代の方だが全然足元に及ばない。著者の方が正直素晴らしい人生である。うらやましく思った。今は東大に通いながら、不登校やいろんなことで傷ついた若者の支援を行っているという。もう聖人君子である。
December 20, 2010
「殴る女たち」は格闘技界で生きている女性たちにインタビューする内容だった。いろんな職種や学生から格闘家に転進し、「対戦相手を殴るとは?なぜ戦うのか?」という著者の質問に答えていた。リングを降りた彼女らの日常部分にも焦点を当てていた。私は格闘技全般に興味がないので誰も知らなかったがこんなに女性格闘家がいるとは驚きである。また競技人口がそもそも少なく、対戦相手探しや会場探しファン獲得など試合以外の問題が大きくなかなか安定した試合運営ができないそうな。試合の予定が組めなくてもひたすら体を痛めつけながら練習している彼女らはスゴイと思う。
December 19, 2010
「動くが負け」はオリックスの監督である岡田彰布氏の野球エッセイ。阪神の監督からオリックスに移り、一軍監督をやった感想だった。オリックへの移籍は「後継者(監督やコーチ)の育成」が主眼で人材育成の難しさを述べていた。勝たないとファンをうるさいし、フロントはいろいろ小言を言うし大変だそうな。二軍に長年いる伸びしろのない若い選手への引退勧告など野球界ならではの話も書かれていた。いろいろと監督業の難しさがわかった。「爆笑!エリート中国人」はよくある「中国人あるあるネタ」本だった。よく言われるような(中国人は)せっかちやマイペース、自己主張が強い、約束をほぼ守らないなど日本人ビジネスマンには考えられないことばかりを事例を挙げておもしろおかしく書かれていた。う~ん…私は付き合いたくない。これは読み物としておもしろかった。
December 18, 2010
「裁判長!桃太郎は強盗致傷です!」は日本・世界のおとぎ話について「法的には?」ということを裁判員ABC風に語って判決を言い渡していた。桃太郎やかぐや姫、かちかち山、シンデレラ、白雪姫、3匹のブタなど有名ところのおとぎ話が書かれていた。そもそもおとぎ話は法を無視しており、鬼退治→傷害や暴行罪(場合によれば殺人罪)、宝を奪う→窃盗罪などは今の法にてらせば犯罪になるのは仕方ないと思う。またそういうことを考えながら読んでもおもしろくない。ただこの本ではおとぎ話を最後まで書いており、改めで話を読み「そーだったんだ~」と感心した。
December 17, 2010
「戦国武将の手紙を読む」は題の通り、有名な戦国武将の手紙を紹介する新書だった。武田信玄→家臣へ、石田三成→島左近、豊臣秀吉→おね、その他織田信長、明智光秀、上杉謙信などなどいろんな書面を紹介していた。400年前以上の手紙が多く現存しているのが素晴らしい。(和紙は洋紙と違い1000年以上くらい保存できる)まあ、こんなものだろう。古文書ファンの方にお勧めします。
December 16, 2010
「死刑台から教壇へ」は在日朝鮮人2世の著者がソウル大に留学中北朝鮮のスパイ容疑で逮捕され死刑判決を受け、13年刑務所に入り後に仮釈放され日本に帰国し、日本で平和学を教えるまでの半生記だった。留学中まったく身の覚えのない「北朝鮮のスパイ容疑(国家保安法違反)」で学生や活動家が根こそぎ逮捕されそのスパイグループのリーダー格と勝手に決め付けられ、死刑判決を受けるのである。しかし13年間も刑務所に収監され青春・青年期をムダにしてしまうが無期に減刑され狩釈放されたのである。その後に戻り再度勉強し直し、多くの大学で教鞭をとり、平和学なるものを教えているそうな。とても内容が濃かった。無実の罪で死刑判決を受け、釈放されるとは驚きの人生だろう。韓国の現代事情がわかる本だった。
December 15, 2010
「失われたミカドの秘紋」はフリ-メイソンや天皇の秘密などを多く書かれている加治将一先生の分厚い本だった。これを読了するのに3日かかった。内容はとてもスリリングで興味深いものだった。世界の話ではキリスト教(ユダヤ教)と仏教の秘密のつながりや倭国(後の日本)と渡来人の関係など教科書ではまず絶対に教えない事柄が山盛り書かれていた。もう、読んでいて「こんなこともあるのか~」と思った。プロの歴史研究家や宗教学者がこれを読むと激怒するだろう。一歩間違えばいわゆる「トンデモ本」になると思う。ここに詳細を書いてしまうと面白さが半減するので是非、読んで欲しい1冊である。
December 14, 2010
「ギターとたくあん」はホリプロを立ち上げた堀威夫氏の伝記だった。著者は堀氏と交流があった松村友視さん。戦前の裕福な家庭に生まれが、空襲により焼け出され敗戦を迎えアメリカ兵からカントリー音楽を聴き堀少年は「これだ!」と感じ、お金を貯めギターを買い仲間とカントリーバンドを組み活動したそうな。その後、結婚し表舞台から裏方にまわり事務所を立ち上げマネージメント業に専念し、舟木一夫、和田アキ子、森昌子、石川さゆり、山口百恵などなど…多くの歌手やタレントを輩出している。これらのアーティストたちとの出会い話も豊富に書かれておりなかなか読み応えがあった。堀社長は元バンドマンということもあり、妥協をしないマネージメントで対立もあるがそれを押進めるパワーがスゴイ。音楽事務所で一部上場するなど業界を引っ張り音楽人を多く育てた堀氏はかっこいい。なかなかおもしろかった。
December 13, 2010
「アメリカの暗殺者学校」は南米の市民運動家とかを弾圧したり拷問をかけたりするアメリカ陸軍米州学校の実態を暴露する内容だった。実際に多くの活動家がここの卒業生によって暗殺や拷問をされている。(チェ・ゲバラの暗殺など)最近ではイラク戦争やアフガニスタン戦争にも(卒業生が)参加し、多くの人を拷問し口を割らした実績がある。この本ではその内の暗殺方法・諜報活動方法・拷問方法などが細かく書かれていた。今でもこの学校は機能しており、「アメリカって怖いな~」と思った。
December 12, 2010
「ガンダムと日本人」はガンオタの話ではなく、ジオン公国(ドイツ・日本の枢軸国側)vs地球連邦(イギリス・アメリカの連合国)のモデルである説き、ザク=ゼロ戦、ガンダム=アメリカの高性能戦闘機であると解説していた。ガンダムというドラマに第二次世界大戦の構図を上手く取り込んでおり、富野由悠李監督の思想を著していたがとても興味深くおもしろかった。うまく○○は○○と事例を当てはめており、とても納得できる新書だった。これはガンダムの話ではなく、昭和初期の国際情勢から戦中の新兵器開発、エースパイロットの秘話などを扱った本なのでガンオタの人は読んでもおもしろくないかも。「秘密の京都」は京都市内をタクシードライバーという設定の著者がお客さんとのやり取りを書いていた。著者の本職はノンフィクション作家なのになぜタクシードライバーということにしたのだろうか。不思議である。かえって内容が胡散臭く感じた。
December 11, 2010
「三島由紀夫と司馬遼太郎」はいろんな意味で日本愛した小説家二人の文学的比較本だった。戦争に行った司馬さん、徴兵検査を落ち戦争に行かなかった三島さん、戦後の日本を肯定した司馬さん、戦後の日本を否定した三島さん、勉強嫌いな司馬さん、東京帝大から大蔵省のエリートの三島さんというように比較をしつつ、当時の作品や発言を引用していた。私は両者とも好きな作家なので特に考えてなかったが共通点が「日本」というのをはじめて知った。自慢になるが私は司馬さんの父親と同郷(ごく近所)で、個人的に司馬さんとお会いしたことがあるが上品なおじさんだった。「江戸の智恵」は解剖学者・養老孟司先生と徳川宗家である徳川恒考(第18代目)氏の対談集だった。世界基準や数値による規制など生き難い今から江戸時代の「ゆるい時代」に戻ってもいいんじゃーないか?と問題提起していた。江戸時代は幕府が統制していたが細かい部分は地元の代官などか取り仕切っておりゆるい管理をしていたそうな。住民による自治や修身などもかなり充実しており、(今より)生きやすい世界だったのである。養老先生と徳川氏の「大人のトーク」がとても良かった。
December 10, 2010
「十九人の自称天皇」は昭和史や昭和天皇のニッチな話題について書かれて本だった。題の自称天皇の話だけでなく昭和天皇と父親・大正天皇との交流話、戦後の日本巡幸のウラ話など終戦直後の日本と天皇の様子が書かれていた。私はこの「十九人の自称天皇」のところを読みたくて読んだがとても興味深い内容だった。以前にも読んだ南朝系の熊沢天皇のブレーンとして活動しただけでなく、別の自称天皇たちとも交流があったり南朝の歴史を教育したりと裏で暗躍している怪しい人をインタビューしていた。自称天皇にも本気で「私が(本当の)天皇である!」と思い込んでいる派とお金儲けの道具として天皇を利用した派がいるなどおもしろかったが、まとめとして自称天皇のすべてがニセモノというのがおもしろかった。
December 9, 2010
「磯野家の相続」は日本一有名な家族である磯野家の相続についていろいろケース・スタディー方式で解説していた。相続や遺言についてわかり易く解説していた。スタンダードな相続から波平に「愛人がいたら…」や「隠し子がいたら…」とか「サザエには一文もやらん!」とか世間でもあるかもしれない問題も触れておりなかなかおもしろかった。難しい法律本を読む前にこれを読んで予習していたらいいかも。「うつ病、第7の真実」はうつ病になるのは「霊」のせいとして、浄霊をするという内容だった。ひたすら「いろんな霊」の説明をしてその浄霊方法を解説していたが、こういう内容の本は大丈夫か?寄贈された本だがうつ病は精神的な病(やまい)なので、静養や投薬で直すべきだと思うが…
December 8, 2010
「あなたが裁く!罪と罰から1Q84まで」は主に海外映画の名作?から日本の法律に照らし合わせ量刑を決めるという内容だった。(著者は裁判官をへて現在弁護士の方)古めの映画やサスペンス本から多くを引用していたが、私はあまり元ネタを知らないので正直「ふ~ん…」という感じだった。サスペンス映画から法律の理論や専門用語を教えてくれるのはなかなかおもしろかった。
December 7, 2010
「江戸幻獣博物誌」は当時実在したといわれる河童・山男などイラストや足が3.4本のニワトリ図など不思議な生き物たちの事が生き生きと書かれていた。細かい内容はさておき、「○○がいた!」という本が江戸時代にたくさん出版され一大ブームになったそうな。いつの時代も「変わったモノ」が好きなんだな~と思った。「シメの一品」は夜食にちょこっと食うご飯モノを淡々と紹介していた。定番の漬物・塩辛・卵モノなどからまったく真新しい感性でいろんなものを乗せていた。う~ん…どれを見ても上手そうに見えた。作り方も紹介しておりすぐにできます。
December 6, 2010
「ローカル線で温泉ひとりたび」は漫画で著者(たかぎなおこさん)が日本各地の温泉場を電車で乗り継ぎ温泉入浴・宿泊をするという企画だった。著者はお酒が好きなので車中、温泉地、宿でお酒を飲み続け、温泉も何ヶ所も巡りおもしろい旅だった。こういうぬる~い旅行記は寝る前に何も考えず、読むとすごく吸収することができる。あぁ、こーいう旅に行きたいな~「韓国人は日本人をどう思っているのか」は日本で勉強し、韓国の大学の教授をしている韓国人男性が書いた韓日比較文化論だった。著者は日本に留学しているので日本を知っており、一方的に「日本が(何もかも)許せない!」というタイプではなくちゃんと歴史から学んでおり、ここの部分は日本の言い分が正しい、ここは韓国人としてゆずれないと明確に記述しており、なかなか興味深い内容だった。しかし、あくまで著者は韓国人なので韓国側目線なのは仕方ないと思う。
December 5, 2010
「明るい原田病日記」は物がぐにゃっとまがって見える原因不明の原田病にかかり、失明をのがれたが直るまで2年以上かかった闘病記だった。100万人に5人しかかからない難病で頭痛や耳鳴りが続き精神的に大変なのである。この闘病中に仕事で日本中を移動したり父親が亡くなったり、関係者のたびたちがあり、多忙な日々を送っていた記録でもあった。今も頭痛と耳鳴りが続いているようだがこういう病気があるということをはじめて知った。なかなか興味深い闘病記だった。
December 4, 2010
「我的日本語」はユダヤ系アメリカ人で現在は法政大の教授をしているリービ英雄(本名:リービ・ヒデオ・イアン)さんの日本語に関する本だった。父親が外交官ということもあり日本に駐在し、日本語にハマりそのまま日本に残り日本語で小説を書いたり、万葉集を英訳したり日本語を世界に発信している第一人者である。内容はリービ先生の半生記と万葉集研究の話だった。(この本も日本語で書かれてます)特に「ここが良い」ということもないが、万葉集の英訳表現などおもしろかった。まあ、こんなものだろう。
December 3, 2010
「統合失調症」は精神科医の著者が書いた新書で統合失調症の歴史や病気のタイプや統合失調症だったと思われる偉人のエピソードが書かれていた。難しい脳科学の話はなく、終始軽い感じで書かれており興味深い内容で一気に読了した。この病気が出始めたヨーロッパでは統合失調症の患者さんは世の中が大切に扱っていたが合理主義や資本主義が進み、患者さんたちは大切な人からダメな人と変わり、閉鎖病棟に押し込むようなりナチスが台頭すると実験台に使われるなど不幸な歴史を知った。なかなか良かった。「ヨミダス歴史館で読み解く近代事件史」は日本でおこった殺人事件の紹介本だった。まあ、有名な殺人事件ばかり掲載されておりサクサク読了する。昔の新聞は異常に細かく犯人の様子を伝えており、人権意識の低さに笑ってしまった。
December 2, 2010
「吾輩は天皇なり」は戦中に現れた自称天皇である熊沢天皇を取り上げ「なぜこの時代に自称天皇が現れたのか?」ということを書いていた。現在の天皇は北朝系で熊沢天皇は南朝系で「こっち(南朝系の天皇)が正当である!」と主張しており、宮内庁や裁判所・マスコミなどに手紙を送り付けるなど活動をしており、これらを真に受け支援する人たちや元南朝側の子孫も加わり一大ブームになったそうな。しかし、熊沢天皇の分家や自称熊沢などが現れ、主人公の熊沢天皇はブームから追いやられ、支援者の家を転々居候し最後はさびしく亡くなっている。戦後も多くの自称天皇が現れ「天皇ブランド」に固執する日本人がこんなに多いとは驚きである。ちなみに上記の熊沢天皇はすべてニセモノであくまで自称天皇と名乗っていただけです。
December 1, 2010
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