徒然萬成
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以下読売WEBより 第11管区海上保安本部(那覇市)によると、14日午前5時35分頃、沖縄本島沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内で、中国の海洋調査船1隻がワイヤのようなものを海中に垂らしているのを海上保安庁の航空機が確認。無線で中止を求めたところ、同7時52分頃にワイヤのようなものを引き揚げた。午後も同船がEEZ内でワイヤのようなものを海中に垂らしているのを同庁が確認、中止を求めた。中国は、南沙諸島では環礁を埋め立て軍事拠点化をはかった。着々と”中国の海”にしつつあるように見える。そして、その次に狙うのは東シナ海、台湾、沖縄と言われている。東シナ海でも、尖閣諸島での実効支配をねらっているのは何年も前から言われている。当時は、日本が実効支配をしていたが、最近は中国の船の方が多く、実効支配を事実上なされているのでは?という話も聞く。しかし、尖閣は本当の狙いではなく、その先があると言われている。つまり沖縄だ。沖縄での、反基地運動には中国からの資金も流れていると言われる。米軍がいなくなれば、中国軍がやって来る日も遠くなくなるだろう。ばかなと思うかもしれないが、年月をかけて進めているのである。実際、沖縄も歴史的には中国のものだとするような論調が、中国内では強く出ている。(朝貢していた国を中国のものとする見方。これには九州なども入ることになる。 この見方には当然無理があり国際的には成り立たないが)台湾に対して、世界の航空会社に「中国台湾」と地図に表記せよ、と中国が強制したのは記憶に新しい。台湾が中国になれば、民主主義がなくなるだけでなく、軍事拠点化するだろう。地理的に見れば、太平洋へ出るための重要な拠点になる。台湾が軍事拠点化されれば、沖縄、そして九州は十分に危なくなる。アメリカはその点を把握して、台湾と話をしている。日本政府も、そのことをもっと認識して対応すべきである。この海域が押さえられてしまうと、日本は、南へ抜ける航路は自由には通れなくなってしまう可能性がある。何かあるたびに、タンカーなどが恣意的に止められる可能性もある。安全保障上も、石油を輸入する必要のある火力発電ではなく、原発を進めておかないと危ない、と言われるのは、そのとおりだ。(CO2排出対策としても、火力より原発なのだが)いずれにしても、今回の調査船の目的は、上で述べた流れのなかにある行為だろう。中国は、目的を決め、年月をかけて実行していくと言われている。平和ボケして何も手を打たないでいると、知らない間に、日本がとられていた、という事態も起こりかねない。北朝鮮問題のその先にあるものは、実は中国問題だ。トランプ大統領の中国への接し方を見ていれば、中国の経済が不当に大きくなって軍事に金を回されているため危険度が増しているため、その力をそぎ、軍事的拡張を押え込もうとしているのが見て取れる。日本も、その流れの中で、防衛力を強化しておく必要があるだろう。日本人が平和はただだと思っていられたのは、あるいは9条のおかげだと思っていられたのは、これまではアメリカが強力に守ってくれたからだ。これまではアメリカには手出しができなかった国が、軍事力を強化し、アメリカに対応できるような国になってしまえば、そしてその国が覇権を狙う独裁国家であれば、話は変わってくるだろう。アメリカも今後は、日本は自分で自分を守るつもりがないのに、なぜアメリカの若者が命をかけて日本を守らないといけないのか、という議論が出てくることだろう。そうならないためにも必要な対策はうたなければいけない。戦争のための防衛ではない。戦争を起こさないための、平和のための、防衛力の強化である。日本は変わるべき時が来ている。にほんブログ村
2018.07.15
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