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かつては、「女に学問はいらぬ!」と、言われた時代もあった。その反動なのか、女性であるがゆえに肩に力を入れて男性と対等でいようとがんばる女性達もいる。“キャリアウーマン”なんて言葉も、そういう人から見ればある意味差別用語なのかもしれない。「キャリアマン」とは言わないもんね。そういえば、私も九州の田舎から東京の大学に出る際に父と母の間では「娘にそんな勉強させてどうするんだ」というやり取りがあったらしい。当時、私はそんなこと全く知らずに、ただただ眠気と戦ってた。(かなりの確率で負けてたけど)学生時代に「部屋とYシャツと私」という歌が流行った時に前出の教授のだんな様が、「(こんな男性にすがって生きる幸せを語った歌が流行るなんて)裏切りだ」って怒ったというくらい、働く女性をサポートすることは大変なのかもしれない。今とはちょっと時代が違うんだろうけどね。さて、その教授は、パートナー(=だんな様)のことを「つれあい」と呼ぶ。ずーっとそれは変わらない。あんまり耳にしない言い方だから、最初は戸惑ったけど、先生はいつも変わらないから先生が「つれあい」って呼ぶのは、むしろ自然になった。これは、今、大学の付属高校で教員をやってる同級生の話だけど、彼女はずっと、「ウチの主人が」って言ってたらしい。だけど、職場の他の先生達は、必ず「夫」って言うんだって。隷属しているわけでも、従っているわけでもないんだから「主人」ではないと。もっと言えば「旦那」ってのも違うらしい。女子大の付属だから、先生達もそれなりに「女性の社会進出」と戦ってきた人も多いのかも。考え方はそれぞれだからいいんだけど・・・自分でパートナーを「夫」って呼ぶ分にはいいけど、相手のパートナーを言う時にはどうすれば?「ご主人」「旦那さん」って言うよね。だけど、違うんだって。「夫さん」って言うんだって!!!!何?それ~???!!でしょ?オットセイじゃないんだから~!みたいな。やりすぎじゃない???彼女がある時に「ウチの夫が」って言ったら「やっと『夫』って言うようになったわね」って言われたとか。さらに、女子高で研究授業があった時に、その教室がめちゃくちゃ汚くてトイレットペーパーが転がってたんだって。(ありえないけど、女子高ってあるよね?残念ながら)友人はそれを拾いながら「片付けなさい。全く、乙女の教室だとは思えない」って言ったんだって。すると、それを聞いていた他の先生に「ジェンダーですね」って言われたとかそういうのって、もっと自然でいいんじゃないかな。女性のよさ、男性のよさ、それぞれの輝くシーンがあるんだから性すらも個性なんだと思うんだけどな。
2010年09月18日
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同窓会で再会した友人達にも感心したけど、一番驚いたのは、先生。「今春で定年で退官される」と聞いた時にはピンとこなかった。定年で退官、って、国立は不景気だから、定年が55歳だったりするのかな?だって、私たちが学生の頃、どう見てもアラフォーだったし…ところが聞いてビックリ。定年は65歳で、先生は今年65歳…てことは、私たちと出会った頃は、50歳だったってこと?!50歳でショートパンツで、私たちとテニスしてたってこと?!今も到底65歳には見えない。恐るべし。まさに才色兼備。美しい女史。先生は、多分もの凄~く優秀で聡明な方(恩師にこんな言い方あり?)だから、特に勉学において至らない私たちには、結構手厳しくやられた仲間も多い。私はゼミが違ったからまだ攻撃(?)は少なかったけど。世の教育者の多くがそうであるように、世間ずれしてるところもあったり、迷わず我が道を行く!的な潔さを感じることもあった。それがかえって人間味を感じることに繋がるところが魅力なのかも。数年前、仕事で大学に行くことがあり、仕事の後に、ちょっとご挨拶、と思って研究室に立ち寄ったら、10分ほど待たされて(アポなしだから当然だけどね)、「じゃ、行きましょう」と別の校舎に連れて行かれ、ここでは先生の片付けを眺めながらお話を伺い…こうなの?ああなの?どうなの?まるで面接のような緊張の時間だった。「仕事が残ってるので帰りたい」と言う間も貰えなかった。若くしてダンナ様と死別した友人は、「あなたは環境を変えた方がいいわ。転職しなさい。 私、あなたの仕事を用意したの。 国語の教師(超有名学校)の口があるのよ。 あとは、私の秘書。どちらがいいかしら?」と言われ、「先生でお願いします。」と即決し、それまで勤めていた銀行をやめた。見事です。一見、いや実際にかなり強引なんだけどみんなが友人をそっとしておこう、としてた時にもズバッと動くあたり、さすがで、本当に彼女のためを思ってるってよくわかる。今回の同窓会も、先生の退官お祝いも兼ねてもいるし当然ながら先生から会費をいただくことなんて誰も考えてなかったんだけどものすご~くスマートに、いや、強引に?お金を置いていかれ幹事の子が呆然としてたわ。いろんな意味で、やっぱりすごい人だ。
2010年09月18日
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大学時代、私たちの指導教官(担任のようなもの)が今春退官されお祝い&お疲れ様を兼ねて同窓会が開かれました。少数制だったから、一学科30人強だったと思う。今日の参加者は18人だったから、出席率は高い。女子大だから、子育て真っ盛り年齢だと考えるとよくみんな集まったなぁ。あ、ちなみに、同窓会は8年ぶりだけど、卒業してからだと、その倍くらい。それにしても、みんなすごい!国文学科だから、教師か研究者になる以外、社会では、基本的に役に立たない趣味の範疇。そのせいか、転身組も多い。たとえば、◆看護師への転身2人1人は在学中に退学して転向。もう1人は30代になってから、っていうから、その勇気に拍手!だって、看護学校って高校卒業後だから、18歳が同級生でしょ?やっと病院に出たら、先輩はみんな、小学校が重ならないくらいの年下達。そんなこと、一大決心にとっては小さいことなんだろうけど。どちらかというと、おとなしそうな彼女だっただけに、ビックリ。だけど、そっか。二浪してウチに入ったんだった。もともと意志が強い人だったんだなぁ。◆弁護士への転身1名。狭き門を通過して新聞記者になって、たしか2、3年後には結婚。8年前に会った時には、たしかフリーライターだった。今回、再会したら、弁護士だって。法科大学院制度が導入されたのをきっかけに転向。昔から、ぽわぁんとしてたり、時にはアウトサイダーに見えて実は真面目な努力家。体育会系の部活で、昼間もキャンパス内をジョギングしてたっけ。入学試験は、大学の場所を間違えて、全然違う駅に行っちゃったらしいけど。それで大慌てで移動して間に合って受かっちゃうんだから、たいした肝っ玉よね。◆ショービジネス界入りもいた。彼女は、学生の頃からビックになるのが夢。「将来女優になった時に、私の過去の男、とかって週刊誌に載っても (私が)恥ずかしくない人じゃなきゃつきあえない」という話をバーで延々聞かされ悪酔いした友人がいたくらい。本人はいたって本気の本気だった。学校で会うことは珍しく、卒論は締め切り直前にみんなで手伝うも間に合わず。一緒には卒業できなかった。今回バツイチになってて、満面笑顔でキラキラして登場。1人になって夢に真剣にチャレンジしたらしく、有名タレントやシンガー(?)のボイストレーナーをしてるとか。「夢を叶えた」って、清々しいくらい堂々と。すばらしいっ他にもいっぱい。もちろん、専攻を生かして、国語の先生もいるし、助教授になってる人も。よくよく考えてみると、なんて個性的な人達なんだ。今じゃ私も決して周囲に埋没しているわけではないとは思ってるけど、学生時代はみんなに埋没してたかも。卒業アルバムの、なんでもランキングで私は「ファジーな人」ベスト3位だったもん。ま、ニュートラルだったのよね~。全然とんがってなかったし。むしろ「まったく、ウラシマったら!」ってあきれられたり、甘くみてもらえたりしてた気がする。そして、みんなに会ってふと思ったの。卒業後、転職もせずにず~っと同じところにいる私は、今の環境が幸せでそうしたのか、結局飛び出す勇気がなかったのか。あ、今の自分を否定するつもりはないの。だけど、これは自分が望んでた生き方なのかな?ってふと思ったんだ。ま、そもそも、自分が何を望んでるのかなんてわかんないんだけどね同窓会って、懐かしい嬉しさと同時に、自分自身を写す鏡も運んでくるんだな。
2010年09月18日
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少し前までは無敵の雨女。ちょうど一年前には、「夏の終わりに」って姉ファミリーが千葉の海に誘ってくれて、喜んで参加したウラシマは嵐を連れて行きました。みんなのガッカリ具合が申し訳なくて。なかなかお誘いにのれないでいたけど、最近の雨女パワー減退(フランスでは半日だけ)に気をよくし、この週末はついに、一年ぶりのリベンジ!直前に台風がきたり、ヒヤヒヤしたけど、それも回避し、天気予報には晴れマークしか見えない。「オレがいるから大丈夫」と小6の二太郎に励まされながら、ついに快晴の海~!!海の朝はすがすがしく、ほんのり潮の香りが。懐かしい夏休みの朝だ!太陽は出てるし、雨の気配はなさそう。お目当ての伊勢海老祭りは、「伊勢海老つかみ取り」の列に。いや、つかんだら痛いから、あれはトングで「つまみ取り」。簡単かと思いきや、これがまた大変!海老をつまむと、慌てた様子の振動がトングを通じて伝わってきて、思わず放しちゃう。こんな私に、何匹目かでやっと捕まってくれた海老には運命すら感じるよ伊勢えびを焼く準備をしている間に、子供達と海へ。今回は水着を持っていかなかったから、砂浜にパラソルと椅子を用意してもらってそこで休憩。のつもりが、ふと、子供達と自分の距離が気になった。万が一、子供達に何かあった時に、海からこんなに(とはいえ20メートルくらい)離れてたら助けに行くにも遠すぎるのでは?初動がだいじなのに。大事な姉夫婦の子供に何かあっちゃいけない。助けなくちゃ!子供達との海水浴が初めてのこともあり、家族とはいえ人の子供だから急に心配になって、パラソルから出て波打ち際へ。海には入れないから、足だけ波に打たれながら沖を見つめて仁王立ち。暑かったけど、足先は海に浸かって気持ちいい。遠くに見える子供たちも楽しそう。なんだか、懐かしい、夏休みらしい夏休みだな~。海から上がると、つかみ取った伊勢えびは、当然ながら“超”美味しかも、焼きたて。プルップル。見て!このみそ具合これをビールのつまみにするなんて、贅沢~半身ほど、刺身でも堪能。甘くて、とろ~ん続いて、サザエ。なんと、“おすそ分け”といただいたもの。サザエのおすそ分けって何~???すばらしいわ。海の町、御宿。合間に食べたインスタントラーメンもめちゃくちゃ美味しくて。ただのインスタントなのに、外で開放感の中で食べると美味しいんだね~さらに、これまたおすそ分けのお好み焼き3枚。あれよあれよと胃の中におさまり、気づいたら、締めのサザエの時には、子供達はお腹いっぱい。え~最後のメインイベントなのに???大人なら、胃袋に入らなければ、別の袋を探してでも食べるわ。残された大人3人。サザエ10個。いいんでしょうか。本当に。海老に負けないプリップリぶり。歯ごたえがたまんない。まるで、わんこそばのようにサザエをいただいちゃってもう、謝るしかないわ。ほんと、すみません。そして、兄ちゃん、姉ちゃん、ありがと~。夜、シャワー後に鏡を見てビックリ全然気づかなかったのに、すんごい日焼け。キャミソールの金具までしっかり。顔は、帽子でがっちりカバーされてたから大丈夫だったけど、腕は既に黒光りを始めてたから、気づいてたけど、肩がこんなことになっていたとは。あ~もう、「ニース焼け。地中海ですわ」って言えない間違いなく、「御宿焼け」・・・。そっか、焼いたのは、伊勢えびとサザエだけじゃなかったわけね。うまいっ!夏を満喫した証だね
2010年09月12日
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伊勢海老! 御宿伊勢海老祭りに行ってきました! 伊勢海老つかみ取りは一尾1000円! しあわせです
2010年09月12日
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並ぶこと2時間。途中、TV局のアナウンサーを振り切ったりしながら(だって、暑さ対策で帽子を深くかぶってたのにサングラスははずしてて、更に額も鼻の下も汗だくで全国ネットには登場できませんわ。サングラスかけてたらなぁ。小松アナ、ホントにゴメンナサイ)ま、そんなこんなでやっと煙が見える場所に。煙とともに、香ばしい匂いもほのかに香ってくる。いよいよなのね~。空腹中枢が刺激される。焼き場のある大通りには、歩道にたくさんの屋台が出てて、呼びこみの声で、ものすごくにぎやか。ビールやジュースはもちろん、コンビニのおでん、焼きそば、おこわ、もつ煮込み、近所のレストランが、ワインとソーセージ。更には、さんま丼まで。確かに、あまりの行列で脱退する人は多いから、その人たちを狙ってサンマを仕掛けるのもありだね♪「冷たいビールありますよ~」「フルーツポンチいかがですか~」魅惑の呼びかけにも我慢し、サンマへ一直線!いよいよ近づくと、お箸とお皿の準備も着々と進めれてました。実は、かばんの中にはマイ箸も持参して参戦してたんだけどね。万が一落としちゃったり、もらい損ねちゃったりした時のために。そんなことでサンマを逃すわけにはいかない!目の前には、活気あふれる焼き場の男衆。あまりの煙さに、水中メガネ装備。更にはこの暑さ。陽射しはさほど強くないとはいえ、炭火の前に立ってるだけでのぼせそう。「こっち20匹~!!」焼けたら大声でお客さんを呼ぶ。ホントにお疲れ様です。ありがたい・・・。おかげで美味しいサンマが食べられます 何箇所もの焼き場で、次々と焼かれていくサンマ達。見てるだけで美味しそう 呼ばれた焼き場に行ってお皿を差し出すと焼きたてサンマをよそってくれ更に、徳島からきたすだち娘がすだちを絞ってくれる。関係ないけど、ここにもカメラ小僧は登場。こんなローカル路線も狙うのね。守備範囲の細かさは見事!さらに、栃木の大根をおろした大根おろしや、べったら漬けまで乗せてくれて、ついに完成やっぱり、秋の味覚よね~、と、うっとり。焼き場の先の食事会場には、醤油まで備えてあって至れり尽くせり。老若男女が、一心不乱に焼きサンマを食べる様子は壮観!さらに私達は、おにぎりまで持参。焼きサンマとおにぎりで、即席「サンマ定食」いつもは取り合いになる大好きなはらわたは2人分いただき、小骨も残らないくらいにキレイに食べて、満足満腹!文字通り完食!屋外で食べる炭火焼のサンマがこんなに美味しいとは2時間の待ち時間もうまみのスパイスになったはず。我慢してたビールも飲み干して、時計を見たら13:00。なんて充実な半日なんでしょう。食後は、寄席で「目黒のさんま」を聞こうとチャレンジするも整理券は最後の回まで配布分満杯。さすがに歩き疲れたのでリフレクソロジーに寄ってすっきりしたからお茶をしようと入った店で、またもビールで喉を潤しさらに、田舎風パテをおつまみに・・・そしてデパートの北海道展に寄って・・・ん?今日は何のイベントに参加してきたんだっけ?ま、とにかく、満腹満足
2010年09月05日
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(「フランス大周遊」はちゃんと続けますが、タイムリーネタを先に書いちゃいますね)一度は行ってみたいと思っていた「目黒のさんま祭り」。今年は意を決して出かけてみることに。さんま不漁の今年も、6000匹が岩手県宮古から直送されてくるそうな。勝負は前日の計画段階からスタート!ブログなどで過去の参加者の情報をチェック。「今年も食べれなかった。だって2時間以上も待つんだもん」「あまりの行列に、1匹39円のサンマを近所で買って帰りました」「10時に着いたら、2100名の行列。待ち時間は2~4時間」だ、大丈夫だろうか。計画段階で、既に弱気になり、さとみんに弱気メールを送ると「食べれなくてもいいから行ってみたい」との返信。そうだよね!ネタ作り(何の?!)だと思って行けばいいんだよね!そうと決まれば、火がつき、私はすっかりやる気モードに。サンマ配布は10時から。「じゃ、9時に目黒駅で待ち合わせしましょう」と提案。「せめて10時に」というさとみんの懇願に「では9時半で」と、実は自分が救われて。自分で早朝集合をかけたからには、遅れるわけにはいかない!と大慌てで目黒駅へ。お!見える見える。既に行列になってるな~。ここまでは予想通り。駅前から会場へ向かって横断歩道待ちをしてると、警備員のおじさんに「次の交差点を渡るよりも、さらにその次の交差点で渡った方が最後尾に近いよ」とアドバイスされた。既に行列ができてるから、混んでいる行列の横を進むよりは、すいてる反対側を進んで合流したほうが早い、ということらしい。なるほど、とその通りに進むと・・・ん??おじさんの言ってた最後尾が見えないぞ。あれ?あれあれ??曲がり角や横断歩道を過ぎるたびに不安になりながら進むと、道の先にゴールが。やっと人の列が途切れてる、って、もう山手線1駅分くらいじゃん!!なんてホッとして話し進んでいくと・・・そこも最後尾じゃなかった。単に曲がり角で人の列が見えなくなってただけで。角を曲がるとまだ列が。すごい。すごすぎる。だって、秋刀魚だよ~~さてさて、いったいどれくらい並べばサンマにたどり着けるのか。ていうか、6000匹にありつけるのか???まだ配布開始の10時前。サンマ恐るべし。
2010年09月05日
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