2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
全24件 (24件中 1-24件目)
1
![]()
87年以降の短篇やエッセイなどを集めたものとか。プラス思考って言うものはちょっと押し付けがましいところもあって好きじゃないんだけど、宇野千代さんのお話は、そんな無理強いされたような感じは全然しない。プラス思考って言う表現とは微妙に違うものなのかもしれないなぁ。あっけらかんとした気持ちの動きが読んでいて気分を軽くすっきりさせてくれる。漂う情(色気)も激しさがあるのに嫌味がなくて、過去は振り返るけれどいつも前向きな溌溂とした心のままで長く世間と付き合っていくとこういうゆとりが出るものなのかなぁ。お話は明るくて前向きなものばかりではありませんが。
2007年07月31日
コメント(0)
九九段というのは掛け算の九九のことですが、これを勉強してくるのが前回の講座で出された宿題です。日本と同じように、たとえば[4×3=12]なら[しさん(が)じゅうに]というように[サー サムン シビ]と言えば良いみたいなんですが、授業で先生がおっしゃったのが[サー コパギ サムン シビ]と聞こえたので、おそらく日本語で言うと[よんかけるさんはじゅうに]となるんだと思ったのですがいかがでしょうか?とりあえずこれで九九を書き出してみました。間違いがあったら指摘してくださればありがたく思います。参考までに、韓国の[九九段ソング]はここで聞けます。下方の黄色い○印(シジャカギ/はじめ)を押すとスタートします。
2007年07月29日
コメント(4)
![]()
順序が逆になってしまいましたが、『玻璃の天』の前作に当たる3つの短編です。内容的には『玻璃の天』のほうが推理ものとしては面白そうですが、小説としてこちらのほうが好きです。推理の過程より、新しく運転手としてやってきた女性、別宮さんの謎ぶりのほうが興味をひかれます。その謎が明かされる後作のほうを先に読んでしまったのでもちろん私は知っている訳ですが、主人公となる英子嬢はそれを知らないという、そこらへんがなんともいえない優位に立ったような気分で楽しめました。
2007年07月28日
コメント(0)
マジメ~に病院に通っていたら、違和感は残るものの痛みはすっかり良くなったので、二週間前に先生から薬はもういいでしょうって、通院も今月いっぱいでいいでしょうって言われて、ほんとは喜ぶべきなんだけど先生に会えなくなるのかと思ったら寂しくて寂しくて・・・けどやっぱり喜ばなくっちゃね。それから一週間後、なんだか今までと違うところがだんだん調子悪くなってきて、おかしいなーと思ってたら、昨夜半に体が動かせなくなっているのに気付いたの。今までもしかしたら目的の場所以外の症状を薬が抑えててくれたのかしらね。調子いいからって好い気になってないで普段から気をつけてなくちゃいけないなぁと反省することしきり。起き上がるのにさえ30分も掛かるなんて、おばあさんになった気分だよ。普通に立つ事も座ることも出来なくて、横になっていても辛かったけど、今日一日反省しておとなしく休んでいたら、夕方やっと動けるようになったよ。動けないのが仕事がいっぱいの昨日じゃなくて助かったよ。畑で伸び放題のあと半分の草たちは寿命がしばらく延びることになりそうです。
2007年07月27日
コメント(5)
去年から韓国語能力試験の内容が少し変わって過去問題集も頼りにならなくなって、その過去問題集自体が発売されなくなって、試験問題自体を持って帰れないし試験対策どうしようと思っていたんだけど、韓国教育課程評価院のサイトで公開してくれている過去問題が聞き取りの音声まであって思ったよりちゃんとしていたの。で、問題はプリントして音声は録音してみた。ページ数は多いけど、以前問題集を買っていたのに比べると断然お徳。問題の必要な方は「ここ」をクリックしてみてね。ところで、pdfファイル形式になっているものはいいんだけど、一部hwpファイル形式になってるのね。以前これを閲覧するための無料のアレアハングルビュアをダウンロードしていたんだけど、今のPCに変えたときにその事を忘れてしまっていてね、今回開けないファイルがあって戸惑ってしまったの。アレアハングル日本版っていうソフトもあるんだけど、今のところさほど使うこともないから買うまでもないっか、ということで今回も無料のビュアソフトに頼ってみました。ダウンロード先のHaansoft.Incのサイトは「ここ」です。もし広告が重なっていたら右上の「タッキ/閉じる」と書いてあるところをクリックすれば消えます。「HwpVW2005.exe」をクリックしてダウンロードして起動させてください。私の場合文字化けしていて解説が全く読めませんでしたが、他のソフトを起動させるときと同じ要領で進んでいったら出来ました。準備が整ったら、hwpファイルをダウンロードしておいて、アレアハングルビュアで開けばOKです。印刷も出来ました。あとは勉強するのみ、です。
2007年07月25日
コメント(2)
![]()
『防壁』の警視庁警護課員、『相棒(バディ)』の海上保安庁特殊救難隊員、『昔日』の陸上自衛隊不発弾処理隊員、『余炎』の消防士、危険な職業に就く公務員男性を主人公とした短編です。仕事に対する命がけの苦難の中で、ひとりの女性に対する思いをゆるぎなくしていく様子が、女性として好感持てました。短編とは思えないほど読み応えがあります。『昔日』が特に良かったです。それぞれの主人公が愛した女性達の行動には共感覚えませんが、危険と背中合わせに働く男達はよりどころとなる何かをちゃんと見出しているんですね。危険な職業に就く人を愛してしまったら?自分の気持ちはどう揺れ動くんだろう?私ならきっと考えるまでもなく逃げ出すでしょう。危険な職業に従事されている方々とご家族には頭が下がる思いです。
2007年07月24日
コメント(0)
![]()
一度のはずみで妻に怪我を負わせたことを理由に離婚する事になり、DV防止法により「接近禁止命令」をうけ、愛する娘に近づく事さえできなくなった37歳。養育費を背負い、仕事は失い、寂しく故郷へ帰る姿は、あーぁ、かわいそうと思ったけど、実は離婚させられるだけの、娘に近づけないだけの十分な理由があったみたい。刑事事件にされなかっただけマシだよ。別れた奥さんからしてみれば、自分達のためではあるにしても、結果的にせめてもの思いやりともなるわけで、ご本人さんも娘に関して以外はじたばたしていない様だし、どうか1人の力で健全に再起をして欲しいもんです。故郷でであったふたりの少女とこのおじさんがお互いにいい影響だけを授受できると良いんだけど・・・希望はあるけれど、明るくはなりえない内容で、主人公も、友達も、元家族も、実家の家族も、幼馴染も、子供達も、どの登場人物たちも好きにはなれない人達だなって思ってしまったから、読んでいても気が滅入ってくるばかりでした。そのせいで大事なところを知らずに読み飛ばしてしまったかもしれません。他にいくつか短編があるんですが、面白味を理解するまでに至りませんでした。
2007年07月23日
コメント(0)
ゴスペルを学んでるお友達のLIVEを聞きに行って来ました、会場は芸術劇場、この会場大好きです。音楽スクールの発表会と言ったところでしょうか、同じスクールといってもたくさんの地区に分かれていて、他県から参加の方たちも多かったようです。最初の曲は総勢500名ちかくとか、舞台が落っこちないか心配になるくらいの重量と迫力でした。私は普段ゴスペルをたくさん聞くほうではないんですが、音楽を職業としているわけでなくあくまで趣味として楽しんでいる人たちの年に一度のステージぶりは、見ていて笑顔を誘われます。そして観客の方もとっても興味深いんです。特に今回は私のお隣にいたおばさんが面白かった。両隣の席(片方は私ですが)の人の顔まで届く大きな手拍子、おばさんを中心に半径5メートルくらい振動する足拍子、舞台まで届きそうで届かない音声レベルの解説感想。初めはむっとしたけど、次はどう来るかとだんだん密かに楽しみになってる自分がいました。そして、おそらく普段はさえない中年オヤジであろうと思われる方たちの、嬉し楽しげな弾けた表情。楽しい事を見つけた人たちの幸せあふれる感じがこっちにまで伝わってきます。実を言うと、夕方からのこのLIVEの前に新舞子でのイベントにも寄ってこようと思っていたんですが、若干不安な体調だったので断念しました。このLIVEのほうを断念する事にならなくて良かった~お友達の元気に楽しげに歌う様子も少しだけど確認できたし^^どうもありがとう&お疲れさま&これからも歌うこと楽しんでね
2007年07月22日
コメント(0)
我が家の主の会社でも、先日の中越沖地震の影響で、会社が暇になったとか仕事が少ないので半分くらいの人が休んでるとかそんな時、絶対休んだりしないのが我が家の主暇なときこそ出勤出勤来週も多分暇かなぁ、だそうですまさか、来月のお盆休みの連休に、臨時出勤なんて事がないと良いんですけどけどやっぱり・・別に予定もないし、家計を預かる側としてはあってもいいけど。。
2007年07月21日
コメント(0)
娘が欲しいものがあるというので、久しぶりのお店に行ったのお目当てのものはあいにく売り切れていたらしくせっかくなので地下の食品売り場で買い物をすることにこのお店は他のお店では見ないような変ったものや海外の食品が置いてあって今回は韓国と中国からの輸入食品コーナーがかなり広く取ってあったドラマで良く出てきて気になっていたタラのスープとか市内の韓国食料品店にもなかった辛くない麺とかちょうど手に入ったのでラッキーだったな^^ふと、参鶏湯の横のレトルト食品になにやらメモが貼り付けてあるのに気付く「わかる人だけ食べてください」って横にハングルで「ケゴギ」と書かれていた私はわかったけど、わかったから買わないことにしましたそういえば鰻が食べたい時期だね出来ることなら中国産より一色産のが欲しいんだけど、ちょっと予算オーバーだなぁ
2007年07月19日
コメント(2)
![]()
昭和の初めのころ、ロサンゼルスでオリンピックが開催された翌年だから・・・いつだっけ?覚えてないけどそのころ。テレビなどはなく、ラジオから届けられる遠くからの音に感動していたころ。映画『モロッコ』のデートリッヒやクーパーに憧れたころ。お嬢様学校に通う女学生・花村英子とお付の博識聡明な運転手・別宮みつこ(ベッキーさん)が事件の謎を解き明かす3つの短編。といっても全体に漂う雰囲気は、スリルに満ちた勢いや熱気のある感じではなく、古典を話題にするような、上品な、ややおっとりとしたところがあります。しかしそれでいて、思想や言動の自由が脅かされていた時代の緊張感が潜んでいて、読み応えには欠けはするものの、いろいろと考えさせられる深みのある内容です。玻璃というのはガラスのことらしいです。3話目のタイトルが「玻璃の天」なのですが、このお話に出てくるステンドグラスから来ているのでしょう。
2007年07月18日
コメント(0)
数ヶ月前から、歴史と言語の両方を学ぶために韓国語の授業で世宗大王(セジョンテワン)に関する韓国語の資料を訳しています。資料は全てハングルで書かれているので、人名や著作物、役職、建造物など、本来は漢字で書いた方が理解しやすかったり適当なものは元の漢字を知りたいと思い、韓国のサイトや辞書で調べていたのですが、この時代の流れをもっとつかみたいと思い、図書館で資料を探してみました。世宗大王は李氏朝鮮第三代国王・太宗の第三子として生まれました。李氏朝鮮第四代国王として即位したのは、朝鮮檀君歴3751年、ヨーロッパでは伊仏の百年戦争が繰り広げられルネッサンスが花開こうとしていた西暦1418年、日本では室町時代中期の応永25年です。先王太宗存命中、譲寧大君という王世子を廃嫡し、しかも22才という若さで王位を継承したところに、その資質と期待度の大きさが覗えます。この本のタイトルは『世宗大王とハングル』となっていますが、世宗大王の大王としての32年間を掛けて為された偉業の数々をバランス良く分かりやすくまとめてあります。はじめは手元の資料と照らし合わせるだけだったのですが、何気なく読み始めてみたら思った以上に興味深く、読みやすくて面白味のある紹介のされ方にどんどん引き込まれて行きました。国防・農業・法律・印刷技術開発と出版・気象観測と測雨器・天体観測・時計・独自の楽器と音楽創作・自分達の文字ハングル(訓民正音)…世宗大王の為したことはひとつをあげたとしても、その分野の広さ、質の高さ、数々の研究に込められた庶民への暖かみのある心から考えて、偉大であると言わせるものばかりです。詳しくはここで書くと膨大な量になってしまいますので、いちどお隣の国の偉人について知ってみてはいかがでしょうか?とおすすめしておくに留めます。
2007年07月15日
コメント(0)
![]()
水平線の果ての幻の島、空から払い落とされ海にとどまった"群星/ぼれぼし"は、愛しい女神"宵の明星/あかぼし"と天と地に引き裂かれ、夜をとどめるために物語りはじめた。そして物語ることで天地が創造され、物語り続けることで天地は潤いに満たされてゆくことになったのです。舞台は敗戦後の南の島へ。物語る使命を持つ群星の末裔"語得大君/かたりえおおきみ"である夏樹と、宵の明星の化身"聞得大君/きこえおおきみ"である美春、夢や物語を否定しふたりの前に立ちはだかる冬彦、そして頭の大きな大蜥蜴との出会い。それより昔の南の島、なつとはるとふゆ、そして大海蛇との戦い。さらに未来。"モルフェス/夢みる神"と名づけられた船が、自動制御された生態維持カプセルに守られて夢を紡ぐ男ナツと女ハル、密かにフユも乗せて旅している。宇宙船は群星の呼びかけに呼び寄せられているらしい。"ウフチブル/大頭"が呼び寄せられたように。それぞれのお話は、夢のようであり、実際に起きたことのようでもあり。今という存在が、実は誰かの夢に見られている物語であるかもしれないと思ったことは何度もありますが、私はどっちでも良いや、と思う方です。この物語から何かを得るという事はあまり無い様に思いますが、とらえにくいイメージを、文章という表現方法で視覚的に見せてくれるこの作者の力はいつもながら凄いと感心します。中に、別の作品を思い出させるちょっとしたヒントがいくつか盛りこまれていて、思わずニヤリとしてしまいました。
2007年07月14日
コメント(2)
![]()
伴野朗作品が好きで随分前に買いはしたものの、上下巻あって漢字は多いし内容難しそうだし時間掛るだろうな、とそのまま本棚の隅に積んで置かれていたものですが。去年辺りから中国時代劇をよく見るようになって、そういえば始皇帝って学校でそれなりには習ったはずなのに名前だけしか知らないなぁ、ってことに気がつきました。だいたい紀元前も二百何十年、そんなに昔のことだったとも知らなかった。「HIRO」って映画で受けたイメージとも全然違うなぁ。呂不韋って商人が鍵を握ってたとはねぇ。驚くことが多いのは知らないことが多すぎるからってことだよね。これを読んでいる間、次男とよく歴史の考察をしたり熟語や慣用句の話をしましたよ。政治的にどれほど表舞台で活躍しても、どんなに好人物であっても、地位が高い人であっても、晩年とことん悲劇に見舞われ不遇の最期を遂げた人たちがあまりにも多くて、歴史とは哀れの積み重ねだなとつくづく思ったのでした。
2007年07月13日
コメント(0)
![]()
故郷の病院の調査を依頼された落ちこぼれ医学生・天馬大吉くんは、ボランティアとしてその病院に潜入するのですが、ラッキーペガサスであるはずの彼は、ドジな看護婦のせいで結局患者として入院するはめに陥ります。次々と災難に見舞われていく様子は、まるで昔見たドリフのコントを思い出します。かといってドタバタ喜劇という訳ではありません。表紙から受けるイメージ通り、生と死をめぐる重たい秘密とかけひきでいっぱいです。謎は幾重にもなっているのですが、それは読み進めばなんとなく思い当たるようには書かれているようです。大吉くんが実はある意味重要な位置を占める人物であったという以外は。「死ぬかもしれない」と気付いた時「死とは無味無臭、無色透明、無痛なもの」と「色彩溢れ、匂い、痛むのは、崩れ行く生だ」と冷静に実感するところは、なにやら人生の悲哀を知ったかのようではないですか。これを機会に大吉くんが自らに目覚め、間に合ううちに、医学の道への志を新たにすることを願わずにはいられません。ところで、私はデビュー作の『チーム・バチスタの栄光』を読んでいません。途中「バチスタ」「バチスタ」と何度も出てきましたが、どうやらこの作品にも登場する大学病院を舞台にしたミステリーのようですね、ぜひ近いうちにこの作者の他の作品も読んでみなくてはと思ってます。
2007年07月12日
コメント(0)
![]()
おそらく、この表紙のおねえさんはとても清楚で可愛いと思われます。愛おしそうに手に持っている何かがとても気になります。さてどんなロマンチックなお話が、この本の中に閉じ込められているのだろうかと、写真のおねえさんが思いを馳せていると思われる視線の遠くを勝手に想像して、表紙を開き、中表紙をめくり、目次へと進むのです。どうやら2つの作品が収められているようです。2つ目のお話のタイトルに、しばし絶句。もしかしたら私はとんでもない勘違いをしたのかもしれないという予感。2つ目のタイトルは書かないでおきますが、おそらく表紙のおねえさんが手にしているものが何なのか、この作品を読んであとでひらめいたのでありました。で、1つ目のお話『恋愛の解体と北区の滅亡』ですが…なんと表現していいものやら。。コンビニのレジで先を越された屈辱感から始まるめくるめくハチャメチャな思考の連鎖。冒頭の「あれから2年が過ぎた。」の部分と↑とは全然関係ないと思うのだけど。とにかく、恋愛は解体され、北区は滅亡しつつあるらしい。これって感想になっているのだろうか?感想も何も「目が点になる」という表現がありますが、この場合「脳髄が・・・(点々々)になる」とでも言いますか、そんな感じです。でも、他人の思考と考察と結論に至る根拠なんていうものは、他人が覗いたら結局こんな感じなんではないでしょうか。結果として誰にも害が及ばない範囲で妄想する分には何の不都合もないわけです。そして、宇宙人が大挙して来ようが攻撃されようが、自己宇宙の中において思考することは誰にも止められないのです。
2007年07月11日
コメント(2)
![]()
『ラブストーリー・イン・ハーバード』を観る前には『天国の階段』を観ておいたほうがいいかもしれませんね。なので、両方ともリンク貼っておきました。『ラブストーリー・イン・ハーバード』の主人公のキム・ヒョヌと恋に落ちるイ・スイン役のキム・テヒはとても魅力的、その微笑みはまるで天使のよう。もし私が男としてこのドラマの片隅にでもいたとしたら絶対惚れてます。『天国の階段』での悪魔のようなハン・ユリを演じた同じ人だとは信じられません。俳優という仕事とはいえ、ひとりの人がこんな両極端な顔を持つなんて、思わず世間の人間に対する不信感が湧き上がってくるくらいです。このドラマでのメインはヒョヌだと思うんですが、どの回を見てもより強く印象に残るのはスインの愛らしさ。かといってヒョヌの魅力がスインのそれに敵わないということは決してないんです。ヒョヌ役のキム・レウォンの笑顔が「100万ドルの笑顔」と言われることにはまったく同感、彼が笑顔でいてくれさえすれば世界中が幸せ気分で満たされるのではないかと思うほどですから。時に時間が止まったように焦点が定まらず視線が泳いでいる感じが、なんだかお気に入りの周星馳(チャウ・シンチー)が滅多にないカッコいいシーンを演じている時を連想させるのでした。『ラブストーリー・イン・ハーバード』前半は、学生時代のヒョヌとスインの出会いから別れまでを新鮮味いっぱいにテンポよく、後半はヒョヌが弁護士として難題に真摯に取り組む姿とスインとの再会を描いていて、舞台の違う前半後半が良い感じにバランスが取れて、二度美味しいドラマです。前半のみずみずしさあふれる二人の幸せなシーンは、ほんの少し思い出しただけでも思わず笑みがこぼれ、幸せ感まで伝染します。後半、苦悩するヒョヌの場面が多く笑顔が少ないがゆえ、かえってその笑顔の持つ力の大きさが実感されます。『天国の階段』で常にソンジュとチョンソの味方として人情味あふれるチャン理事役を演じていたイ・ハヌが、このドラマでは逆に弱者を食い物にする悪としての役柄を憎らしく演じているのがキム・テヒと対照的で二重に驚きでした。痩せて眼力鋭く片頬に皮肉な笑いを浮かべる背の高いイ・ハヌは本当に怖いです。カフェのシーンでBGMによくショパンが流れていましたね、その他にも使われていた曲がなかなか好感持てました。しかし、このドラマの中での中途半端な敵役ホン・ジョンミン(イ・ジョンジン)の立場って?…ご覧になった方、そう思いませんでしたか?ちゃんと納得できなくて、もっと詳しく知りたい部分も多かったです。18話では短かったんじゃないでしょうか。
2007年07月10日
コメント(2)
あるラジオ局で音楽番組を担当するその方と知り合ったのは、番組が開始になる少し前のことでした。何度かお会いする機会はありましたが、私のラジオではなかなか番組が受信できなくてメッセージもほとんど送れませんでした。先月、番組がおしまいになるという連絡を直前に共通の友人から伝え聞き、最終回にメッセージが間に合って、今まであまり送らなかったことを申し訳なくも思いつつ、お礼の気持ちを込めました。そして思いがけずその最終回の番組MDがその方から送られて来たのです、私が聞けないことを知っていての思いやりです。久しぶりに聞く語りは、少しぎこちなかった始めのころとくらべてとても滑らかで、内容も充実しているのに、終わってしまうのは残念です。めったにメッセージを送らなかった私が言うのもなんですが、最終回となると始めましてのメッセージがたくさん寄せられていましたね^^5年間ご苦労様でしたm(_ _)mそして、これからもいろんな形で頑張ってください!
2007年07月08日
コメント(0)
![]()
白石一文氏の双子の弟さんだということで興味を持って読んでみることにしたのですが、続けて男娼ものということで・・ただの偶然です、そういうことですので。「僕というベクトル」は、「寵児」が文庫化するに当たって改題されたものです。読もうと思ってみて、本を手にしてみて、そのページ数の多さにやや後悔したのは確かです。作者ご自身、上巻だけでも読んでもらえたら嬉しいとあとがきでおっしゃっているのを読み、まずは上巻だけでもと読み始めたら、さほど苦になることもなく下巻まで読み切れました。主人公の山根は塾の講師を務めながら、友人の紹介で男娼をすることもしばしば。講師としていい加減で、女性に対してもいい加減、相当な嘘つきであり、ある意味ではきわめて正直とも言えるかもしれませんが、全く持って関わりたくないタイプです。そんな彼もただひとりの親友に対しては常に真摯な付き合いをしていて、親友の方もそうであるらしく、察して思いやれるのが不思議といえば不思議。おぼろげには想像できても、男性にしか理解できないものがあるのかな。それにしてもこんなに関わりたくない山根以上に自分勝手で嫌なタイプの人だらけ、けどそんなものなのかな、なんて。もしかしたら、嫌なタイプの人たちの中で正直に生き辛くて不器用で、いい加減に生きるしかないのか、あるいはそう見えるだけなのかも。決して嫌悪をおぼえる内容という訳ではありません。ほとんどを混みあう病院の待合室で読んでいて、周りの人が内容を知るはずもないのに、性的描写がかなりと多くて照れくさい思いもしてました。同じく作家である父・白石一郎氏に「我が子ながら、因果なことに才能がある」と言わしめたこの作品、読んでみる価値は多いにありです。
2007年07月07日
コメント(2)
![]()
少年の頃の母との別れの日の夢は、少年ではなくなった今もリュウを涙で目覚めさせ夢の中の母を引き止めれば運命が変えられるかもしれないと、二十歳の青年は記憶の中の母を恋しがる大学も中途半端に、バーテンダーのバイトで退屈な日々をやり過ごすリュウの心は少年のまま今もあの日にとどまっているのだろうかボーイズクラブへの誘いを受け入れたのは、退屈しのぎにその退屈の値段を知りたくなっただけのようだけどさまざまな欲望の形にしだいに惹かれていく過程は、女性への愛おしさのこもった文章で綴られていて娼夫として買われた時間であるのに、それゆえに美しくさえ感じられるオーナー母娘の存在は私の理解の域を超えているけれどこういう人たちの存在は、必要悪、なのかなぁ、と思わず納得させられてしまう買わないではいられない女性達や、痛みだけが全てだという仲間・アズマの苦悩が胸の上の辺り、鼓動の始まりの部分に、少し重いような、悲しみに疼くような感覚を残していくタイトルから思わせるにきわめて近い内容かと・・
2007年07月06日
コメント(0)
![]()
「連城訣」の5話まで観ました。背景も出演陣もわりと美形だった「神雕侠侶」に比べて、主人公が見た目カッコよくないなぁ・・・次のドラマまでのつなぎかしら?と思いながらも、もうすっかり「武侠ドラマ23」の時間には録画する習慣が付いてしまい惰性で観ています。戦うシーンはクドクてエグイとこがあって思わず早回ししてしまうこともありますが、華流ものは血みどろの香港ノワールも結構観てきましたので、まぁ私的には許容範囲です。しかしやっぱり無料の民間放送に載せるにはかなりの配慮が必要かと。。登場人物がわりと(「神雕侠侶」等に比べたレベルで、ということですが)少ないのでストーリーを追うのにさほど苦労はしていません。主人公が野暮ったい感じだし、奪われてしまう恋人(?恋人レベルまで行ってなかったみたいだけど)のほうも同じ感じなので、次々と誤解や苦難を受け続けても感情移入して同情する気にもなれず、比較的醒めた目で観てるかもです。それでもここまで観進むと、そこそこに面白くはあるし、勘違いの渦に翻弄される純な青年の行く末が案じられて結局は途中でやめられなくなるのです。
2007年07月05日
コメント(0)
![]()
左ページに韓国語、右ページが日本語の対訳式になっています。携帯メールの文字が横書きなためか最近増えてきた横書き文の小説本には、普段縦書きの文章に慣れている自分には違和感を感じて仕方がなかったのですが、この随筆集のおかげでそういう違和感は払拭されたように思います。私は他人の言葉を素直に受け入れない性質なので、基本的には他人の意見や思いを綴ったものは好きではありません。が・・ピ・チョンドゥク氏の温もりのある親しみの持てる文章に触れていると、いつの間にか穏やかな気持ちに包まれて、異国の人であるのに懐かしみさえ覚えます。思い出を語る部分が多いのにちっとも古臭くは感じません。ところどころ、生臭くない、ふと笑みさえこぼれてしまうような種類の人間臭さが織り込まれていて、高みに輝く星のように手の届かない感じではない安心感も与えてくれます。たとえば<ナエ サランハヌン センファル/私の愛する生活>の一部分「ナヌン ナメ アネエ スダルピ モクトリルル マンジョ ポギ チョアハンダ. クリゴ アネエゲ チョム ミアナン センガグル ハンダ/私は他人の妻のカワウソの毛のマフラーを触ってみるのが好きだ。そして妻にちょっと申し訳ないと考える」なんてところを読むと、とても愛おしいような気持ちにさえなってしまうのです。<マックヮ モッ/味と粋>のモッ(粋)という単語は最近私がとても気にして居る単語でもあり興味深く感じました。ちょうど今見ている『ラブストーリー・イン・ハーバード』という韓国ドラマではヒロインの父親の韓国食堂の看板に「韓国ウンシゲ マックヮ モッ/韓国の食べ物の味と粋」と縦書きされているのを見つけて「味と粋」に込められた心に思いを馳せてみたりしたのです。勢いつけて読み飛ばすようなものではありません。単語のひとつひとつを繰り返し、一文一文を繰り返し、同じページを何度も繰り返し、そんなふうに繰り返し繰り返し読んでも飽きることなく思いを味わうことが出来る種類のものだと思ったのです。随筆でそう思わせてくれたのはピ・チョンドゥク氏が初めてです。韓国語で書かれた原文の方はもちろん、李春子氏の訳もともに美しく、素晴らしいと思います。言霊というものが日本語・韓国語どちらにも息づいているのだなと感じられます。日本語部分だけでも十二分におすすめですが、原文と対訳があるのはもちろん、単語の意味や意味あいなども解説されていて、韓国語中級に入ったくらいのレベルの人なら言葉と人生の勉強にもなって何倍も楽しめるかと思います。
2007年07月04日
コメント(2)
![]()
二十歳の女の子が、都会でひとり暮らしをしていた老女と一緒に暮らすようになる経緯がはじめのうちわからなかったので、しばらくは分かり辛かったけれど、読み終わってもう一度最初の方を少し読み返してみてやっと呑み込めた。そのうちに許容できるようにはなったんだけど、この女の子には苛立ちとかもどかしさを覚えてしまう。それにしても珍しいタイプの共同生活なんじゃないだろうか。いきなり間柄も分からない遠い親戚の老女の家で暮らすなんて。といっても、私を可愛がってくれたおばあちゃんと境遇が似ているかもしれないなぁ。たしか私の祖父の叔父のお嫁さんだったか・・血は繋がってないし、どういう間柄になるのかわからないし、どう呼んでいいのかもわからなくて「おばちゃん」と呼んでいたかな。若くして戦争未亡人になって都会に出てカフェをやっていたとか、しゃれた女性だった。結局親戚中に迷惑かけて晩年は田舎の実家近くの小さな滝の横の一軒屋でひとり暮らし。勉強するにはとても環境が良いので知り合いの学生をしばらく預かったりしていた。親戚内では嫌われ者だったけど、とにかく、私と私の母には優しかった。華やかだった昔のことは結局聞けずじまいだったけど、どうなんだろう、若い学生を預かったりしていた頃はそれなりに楽しかったんだろうか?この『ひとり日和』のおばあちゃん・吟子さんも昔のことはあまり語らないし、一緒に暮らす女の子・知寿も意地悪気をだしてわざと訊かないものだから、過去が生々しくなくてベールに包まれてるのが却って良いのかもしれない。「思い出したからって、楽しさが戻ってくる訳じゃないよ」という知寿ちゃんに「丹念にやれば、戻ってくるのよ」と答える吟子さんの言葉から少し覗えるものがある。知寿ちゃんにとっては、ずっとずっと何年も経つと、そんな共同生活があったなんてこと全然思い出しもしないだろう程の、そんな人生のほんの瞬間。吟子さんは知寿ちゃんの記憶の片隅に居場所を確保しておきたいだろうな。想いに関係なく時間は勝手にどんどん流れていってしまうのだろうけど。
2007年07月03日
コメント(0)
![]()
きっと映画のほうがもっと説得力はあるんだと思うけど、公開当時近くに映画館がなかったこともあって図書館で本を予約しておいたのです。分厚い本なので受け取ったときはドキッ、ってとこでしたが、良く工夫がなされていてとても見やすく読みやすかったですよ。だいたいこういう知らなくちゃいけないことって言うのは、分かって欲しい人はなかなか知ろうともしないもんで、最近この内容に対して否定的なことをいう人も出てきたりして、自分や家族レベルで何とかしたいなと思ってもたいした効果ももたらせないなと実感する事ばかりですが、でも見過ごしてはいられないよね。私は私のできる範囲で頑張るとします。アル・ゴアさんも頑張り続けてくださいませ。
2007年07月02日
コメント(0)
全24件 (24件中 1-24件目)
1