全11件 (11件中 1-11件目)
1
今年も後数分で終了!おせち(モドキ)も作ったし、掃除も一番上のこの大いなる助力のおかげで何とか終わったし、後は酔っぱらって年越しを迎えるのみよ!さて、この一年、私のつたないうえになかなかアップしないブログに訪問いただいた皆様、どうもありがとうございます。良いお年を!!
2015年12月31日
コメント(0)
![]()
榎田 ユウリさんの妖怪探偵小説第二弾!妖奇庵夜話 空蝉の少年 痩せ気味の体型ながら、異様なまでの大食に悩んでいたすみれは、ある日、友人に誘われて有名な占い師のもとへ行くことに。もっとも、目当てはその後のデザートビッフェだが。しかし、その占い師・円山 阿夜は、スミレの悩みを親身に聞いてくれ、すばらしい助言までしてくれた。そのおかげで一時は普通の生活を送れると思ったスミレだったが・・・洗足家の居候の弟子丸 まめは、すでに成人しているが、見た目は十二、三歳にしか見えず、外見同様、内面も非常に純粋で、これはネオテニー型妖人によく見られる特性だった。そしてY対(警視庁ヒト変異型遺伝子保有該当者対策本部・通称妖人対策本部)の新人刑事・逢坂と仲がよかった。そんなまめが、近所の古寺でひそかに餌をあげている猫・にゃあさんが縁で、十二、三歳ぐらいの子供と知り合いになった。名前はテルくん。テルくんはにゃあさんに会うために、洗足家に遊びに来るが・・・お茶室<妖奇庵>の主で、ヒトと妖人を見分けることのできる洗足 伊織が、Y対に協力して、妖人<件>を名乗る占い師の真偽を探るうちに起きた殺人事件の真相に迫る!母を殺し、自分まで殺そうとした男を刺したという少女は、裁かれるべきなのか!?あぁ、みんな判ってたんですねぇ。だからテル君が初めて来たとき、あの大騒ぎだったのね。そうかぁ。なんだか微笑ましいなぁ・・・。まめ君が、あの二人をお父さんとお母さんのようだといってたけど、まさにそんな反応だったものねぇ。そして、<妖怪「まどべったり」>とか、<馬鹿の煮染めか、佃煮か>とまで言われながらも、もはや客として扱われることなく受け入れてもらっている脇坂君と、その先輩の鱗さん、そして、今後も出てきそうなスミレさんと、にぎやかになった妖奇庵の今後が楽しみだわ。あと、今回も邪悪な企みをして、テル君をとんでもない状況に巻き込んだ青木の正体は・・・やはりネェ・・・な、モノでした。彼の最期のセリフは・・・怖いよぉ! 第一弾はこれ 2015年12月02日 に書いています。
2015年12月29日
コメント(0)
![]()
平谷 美樹さんの時代小説で、大工の娘お庸が、貸し物屋お庸(娘店主、奔走する) ある事情から貸し物屋<湊屋>の出店の主となって、摩訶不思議な借り物事情を解決するシリーズ第二弾!「紙三味線」・・・師走の大晦もせまった十二月十四日の午後、出店を任されておよそ一年になるお庸は、いつもの小袖に裁付袴、紺の半纏という服装で仕事に励んでいた。手代の松之助と、たわいもない言い争いの最中に、大店の若だんな風の男が、三味線を貸してほしいとやって来た。しかも二世石村近江の三味線だという。ニセイイシムラオウミ??三味線に詳しくないお庸は、知らないのかと皮肉る客の態度に腹を立てるが、松の助が本店の主・清五郎なら三味線にも詳しいと言うと、自ら本店へと走っていった・・・「からくり箪笥」・・・五月。四日も雨が続いたその日、湊屋出店にやって来たのはお庸の弟・孝太郎と、亡き父の変わりに大工達をまとめてくれている宗七だった。どうやら、数奇屋大工の名棟梁で、今は隠居している仁左衛門が孝太郎の後見の件で話し合うために、その日の午後に来てくれるという。お庸が家に戻っている間、店番を引き受けた松之助だが、そこへ箪笥を売りたいという男がやってきて・・・「俎の下」・・・朝っぱらから喧しく蝉が鳴いている。暑さにまいっているお庸が、涼しげな風情の松の助にからかわれて腹を立てているところへ、大店の若旦那といった風情の男が、俎(まないた)を貸してほしいといってきた。しかも畳くらいの大きさの俎がいるらしい。おまけに、こっそり持ってきてほしいという・・・変な話だと思ったお庸は、本店に借りに行くという松之助に、自分がいくと言い出して・・・「貸し母」・・・春分から半月過ぎ、ようやく独り立ちしたお庸が、様子を見に来た松之助を追っ払おうとしていたとき、上等な着物を着た男がおずおずと店にやって来た。なんとその男はおっ母さんを貸してほしいという。どうやら男が幼いころ、父が死んですぐに母親は若い男と逃げたらしいが、男はそのことを隠し、母親は越中富山に住んでいると嘘を言っていたという。しかし縁談話が持ち上がり、相手先が母親に挨拶したいと言い出したので、困り果てて湊屋出店に来たらしい・・・えー・・・突如設定が<元禄年間のある年>になっています。なぜでしょう??まぁ、それはともかく、こうして粗筋を書くと、お庸ちゃんが何かあればすぐに本店に来たがっているさまが良くわかります。いじらしい乙女心ってか?しかも汗だくになったからって、会う前にお着替えまで借りてるし・・・だからこそ、あの言葉遣いがいただけないわ。いや、少々おきゃんなのはいいけれど、あれはひどすぎるもの。店主になって一年たつんなら、それなりに成長してほしいのに、そんな陰りもないしさぁ。個性といわれても、段々うんざりしてきたのは事実。だって、あの言葉遣いからは、仕事に対して真摯に取り組むという姿勢が感じられないのよ。大店の出店で、丁寧な対応の手代がいたからやっていけているという認識が本人にないっとしか思えないわ・・・。まぁ、悪い子ではないんだし、せめて、愛想がよければねぇ・・・。そりゃそうと、今回は前作に比べ、妖さがちょっとぬけて、人情系に。こっちのほうが良いねぇ。だって、ちょっと中途半端だったんだもの。「母貸し」みたいな話のほうが、読んでて楽しいしさ。お庸ちゃんも、あれで少しは成長するのかしらん??第一弾はこれ で、いつのまにやら第三弾 も出ているようです・・・
2015年12月22日
コメント(0)
![]()
「和菓子のアン」の坂木 司さんが、好きな作家さんに】坂木司リクエスト!和菓子のアンソロジー 和菓子をテーマに物語をリクエスト!もちろん坂木さんのお話も入っています。「空の春告鳥」(坂木 司)・・・一月中旬。バイトが休みの杏子は、母に誘われて、職場と違う系列のデパートの「全国駅弁大会」に出かけることに。二人で手分けして弁当を買いまわっているうちに、<新春和菓子フェア>の方へと・・・そこでは先客の男性が、若い店員相手に意地悪な質問をしたあげく、「ったく、いつまでこんな飴細工の鳥をおいておくつもりなんだ」と、捨て台詞を残して去っていった。飴細工の鳥?そんなものこのお店の中のどこにも無いけど・・?????「トマどら」(日明 恩)・・・十二個のドラ焼き。それは財務捜査官の宇佐美刑事に毎月送られ来るもので、そもそもは、宇佐美が常連となった和菓子屋の女性店員に、うっかり警察官だと話してしまったために引き受けることとなった相談事がきっかけだった・・・「チチとクズの国」(牧野 修)・・・四年前に亡くなった父の店、今では人手に渡った店の鍵を開けて中に入ったぼくは、生きることにくたびれていた。薄暗い室内をロープの束を片手にうろつくが、家の中には上手く首をつれる場所はなく・・・「迷宮の松露」(近藤 史恵)・・・モロッコに来て二週間。日本とは違う匂いと、眩しいほどの日差し、そして何より迷宮のように入り組んだメディナに魅了された私は、毎日、昼はメディナで迷い、夜は夢の中で迷った。そして祖母の夢を見るのだ・・・「融雪」(柴田 よしき)・・・元ペンションをカフェに改装して開業後、迎えた初めての冬もようやく終わりに近づいた三月、奈央はベンツに乗った垢抜けた美女から、新しくオープンしたホテルの場所を訊かれた。後から友人が、それは最近テレビによく出ている有名な経済アドバイザーだと教えてくれた。目的は春スキー?それともホテルにスパやエステでもあるんだろうか??「糖質な彼女」(木地 雅映子)・・・母に付き添われて行った病院で、母が席をはずした途端、医師から暴言のマシンガントークにさらされた僕は、その暴言医師が大好きなアイドル、リリちゃんのメッセージとサイン入り写真を見せびらかすのを見て叫んでしまった。「ちょ、ちょちょちょちょちょ、なんなんですかそれは!?」 だって、精神科の「引きこもり教室」の医者が、リリちゃんみたいな華やかな子と接点なんてあるはずが・・・「時じくの実の宮古へ」(小川 一水)・・・南に下れば宮古に着く。そう信じて和菓子を作りながら旅をしていた親子は、海を前にしていた。「宮古はないなあ」「どこにいたの?」「俺が知るかよう」 二人は廃墟を調べて、そこが石廊崎だと知るが、宮古がどっちの方角かは判らずにいた。壊れた土産物屋にとまり、そこで和菓子を作る。12歳の工次の作るのは青ガラスの丸盆にのせた飴細工。そして父の作ったものは・・・「古入道きたりて」(恒川 光太郎)・・・長門渓谷に岩魚釣りに出かけた俺は、恐ろしいほどの雷雨に会い、近くに見つけた小さな家に避難することに。そこには老婆が一人で住んでおり、雨はじきやんだものの、結局俺はそこの二階に泊めてもらうこととなり・・・「しりとり」(北村 薫)・・・二十年近く付き合いのある編集者の向井さんと雑談中、去年亡くなったご主人が亡くなる前に書いた俳句の話になった。それは「しりとりや 駅に かな」というもので、空欄には、和菓子の黄身しぐれを置いたという。向井さんはその意味が未だにわからず・・・「甘き織姫」(畠中 恵)・・・まだ十代の新妻との新婚家庭に友人を迎えた伊藤は、共通の友人でもある御岳から電話で相談されたことを話した。御岳は、顔は桁はずれてよく、背も高く、裕福な家の出だが、理性が時折脳みその中で方向音痴になる奴で、そんな男が恋愛問題を相談してきたのだ・・・きちんと考え、答えを出して成長していくアンちゃん、相変らずかわいいなぁ。続編も出ているみたいなので、さっさと予約しとこ。ぴょんくんはけっこう気に入ったので、彼が活躍する本を探してみようかと考えているところです。よく知っている作家さんや、未読の作家さんの作品が読めて、そこから新しい出会いを与えてくれるアンソロジーや短編集ですが、じつは、あらすじ・感想を書くのが少々めんどくさく、なまけもののわたくし、ついつい後回しにしがちです。で、結局この本を読んでから半年以上たってからようやく日記が書きあがるという体たらく・・・だもんで、ザルな脳みそがほぼ忘れているから、読み直して書く羽目になるというお馬鹿なおまけ付き・・・ そう、さっさと書き上げたほうが、ラクなのよねぇ。わかっちゃいるんだけどさぁ・・・ついつい読む方にばっかり気が行っちゃってさぁ・・・こういう本を読んでいると、食い意地の張った私はとてもおなかがすきます。甘いものが食べたくなります。ありがたいことにコレを書き上げているのは読んだ時期からずーーとお後のお盆です。だからお供えもんとして水羊羹や水饅頭、最中なんかがお仏前にあるので、熱帯夜が続く中、私の体重は順調に上昇中・・・もうじき職場の健康診断があると言うのに、どうしよう・・・・
2015年12月21日
コメント(0)
![]()
あさの あつこさんが所属する同人誌「季節風」のふしぎ日和 メンバーが描く、日常にひょっこり現れた不思議な出来事を本にしたものです。 あさのさんは選者として参加。(その他の選者は土山 優さんと八束澄子さん)「正義の味方 ヘルメットマン」(吉田 純子)・・・アルバイト先のホームセンターで、毎日午後二時に、ヘルメットを一つ買っていく男性に興味を覚えた(好みのタイプにドストライク!)わたしは、いつものメンバーの女子会で、そのことを話した。いったいなにに使うんだろうかと皆でワイワイ言いながら想像する。もちろん、わたしは勝手に彼にあだ名をつけていた。「正義の味方ヘルメットマン」。だって、彼はわたしの夢の中に出てくる正義の味方によく似ていて・・・「うたう湯釜」(森川 成美)・・・町長の家に奉公に上がっている蕗は、幼なじみの健吉からの頼みごとに困っていた。健吉は町長の家の中に、自分を手引きしろというのだ。今日開かれる会議の内容を知りたいらしい。今、町は新しい公衆温泉を作ろうとしているのだが、反対派も多く、どうやら健吉は反対派のようで・・・「働き女子!」(工藤 純子)・・・安定だけが自慢の大手電機メーカーに勤める四十歳の聡美は、今、まさかのリストラ面接の真っ最中。淡々と続く部長の話を聞きながら、現実逃避モードになったそのとき、窓枠を白い影がひゅっと横切り・・・「裏木戸の向こうから」(村田 和文)・・・母が倒れたという知らせを聞いて、急ぎ京都へと向かった私は、助手席で眠る五歳になった優真を見て、別れた夫を思い出した。そして、家を出ることになった経緯も。母に会うのは父の葬式以来だから五年ぶりだった。音楽の世界で成功するなどと、夢ばかり語る彼との結婚を父に反対され、彼と家を出た私は、結局彼とは別れ、今は息子と二人、岡山で暮らしているが、久しぶりに会う母は、前にあったときより痩せて、しわも増えていて・・・「生まれたての笑顔」(井嶋 敦子)・・・小児科研修医のかすみは一週間前に帝王切開で出産したばかりだった。在胎28週2日、902gで生まれたトアは彼女の長男だ。トアを可愛いと思うが、トアのチューブトラブルにも冷静に対処する自分がロボットと呼ばれていることも知っていた。真面目で、感情を表現することが苦手な彼女は、臨床実習で患者を診るようになり、いっそう表情が硬くなっていった。しかし、小児科の研修医となったとき、指導医の隆に大声で怒鳴られ・・・心臓がバクバクなって・・・「山小屋」(田沢 五月)・・・登山道三合目で山小屋を営んで20年、病気などしたことがなかったのに、今年の正月、風邪をこじらせ入院してしまったため、息子や妻から、もう山小屋をやめたほうがいいといわれるようになってしまった私は、今年で山小屋をやめると約束してしまった。しかし、四月になると早々に山にはいた私は、登山道を離れて青ヶ沼へと向かった。しかし、どうも背後に誰かいるような、ずっと誰かに見られているような気がして・・・不思議をテーマに、あさのさんお勧めの六人の猛者たちが紡ぐ物語は、微笑ましかったり、ちょっと怪異じみていたり、親子の情にまつわるものだったりと、いろいろですが、どれも楽しく読めました。人それぞれ好みはあるでしょうが、私は「生まれたての笑顔」が結構好きです。出産は病気ではありませんが、母子ともに命がけの作業です。医療が進歩して忘れられがちですが、今でも、いろんな問題が起きます。そんな中で医師であり、母にもなった不器用なさおりさんと、未熟児として生まれたトアちゃんの、親子の絆の第一歩って感じでさ。
2015年12月18日
コメント(0)
![]()
畠中 恵さんの人気シリーズ<しゃばけ>の第14弾!なりたい ちょっと(だいぶと?)ばかし「江戸さがし」の前ふりっぽい雰囲気が・・・「序」・・・ただの風邪で寝込んでいる若だんなの一太郎を心配した主の籐兵衛から、一太郎が早く良くなるよう、あちこちの寺社に寄進や供え物をするように言われた兄や達は、ならいっそ、神様方に来てもらおうと言い出して・・・「妖になりたい」・・・廻船問屋兼薬種問屋の大店・長崎屋の跡取りで、病弱なことで有名な一太郎は、深川の材木問屋・中屋の娘、於りんと先々縁組することが決まったこともあり、もっと仕事を覚えたいと言い出した。しかし、三日働いた時点で寝込んでしまう。他の人のように働くのは無理だと悟った若だんなは、自分ができる働き方を、妖達と一緒に考えることに。そして、出た答えは・・・新しい薬を作ること!?「人になりたい」・・・寝込んでいた一太郎は、岡っ引きの日限りの親分から、甘味の会<江戸甘々会>でおきた不思議な人殺しの話を聞いた。それは、たしかに死んで倒れていたはずの男が、消えてしまったという話で、おまけに倒れている男を最初に見つけたのは、一太郎の幼馴染・栄吉の奉公先の主だという・・・「猫になりたい」・・・その日長崎屋の離れを尋ねてきたのは、二人の手拭いの染め屋だった。しかも一人は元人間の猫又で、今は弟が継いでいる染め屋が上手くいっていないから、今起きている東海道の猫又同士の問題を解決すれば、贔屓客ができるとかんがえているようだった。さっそく揉め事の当事者二人を長崎屋に呼ぶことにするが・・・「親になりたい」・・・長崎屋の離れを襲った騒ぎの原因は、奉公人・おようの見合い相手の子が暴れたせいだった。子ができず離縁になったおようは、子連れの煮売り屋・柿の木屋と見合いすることになったのだが、どうやらその子は柿の木屋の実の子ではなく、拾い子で、喧嘩ばかりする我侭坊だと噂されていて・・・「りっぱになりたい」・・・近所の茶問屋・古川屋の若だんな、万之助が帰らぬ人となった。父・籐兵衛とともに古川屋をたずねた一太郎は、気がつくと万之助と二人、部屋に残されることになった。すると困ったことに家鳴り二匹、袖のうちから姿を現し、万之助の冷たい頬を叩き、遊ぼうと言い出したのだ!慌てて捕まえようとする一太郎の後ろから、遊んでもかまわないという声が・・・子鬼が見えてる?そろりと後ろに目を向けた若だんなが見たものは・・・なんと万之助の霊!しかも、霊になった万之助は、若だんなに頼みがあると言いだして・・・「終」・・・五柱に、来世で<なりたい>ものを問われた一太郎。その答えは・・・蜜蝋を使った軟膏は私も時々作るので、皆で軟膏を作るさまは読んでて楽しかったわ。まぁ私の場合は、自分専用のかゆみ止めなんだけど、ハンドクリームもいいかもネェ・・・入れるとしたらキンセンカ、レモンバーム、ラベンダー、ローズあたりかねぇ・・??いや、いっそハンガリーウォーターを混ぜてみるとか・・・?それはそうと、今回のお話は<江戸さがし>につながっていく感じが強く、もうそろそろシリーズも終盤に入っているように感じてしまいました。畠中さん、せめて婚礼までは書いてほしいので、よろしくお願いします!!もちろん来世の物語も読みたいので、そちらも、さっさとみんなを会わせてあげてくださいね!それにしても、すんなりことが運ぶのを由としないあたりは、神様の神様らしいところでしょうかねぇ。でも、会えるのは確か!もしかしたら、万之助君の生まれ変わりもいるかも??
2015年12月12日
コメント(0)
![]()
藩 大介さんの時代小説で、旅役者の女形・千代丸が水戸の若さま 活躍(?)するシリーズ第六弾!江戸に到着してはや半年。夏ももう終わりという頃になっても、旅役者の千代丸は、相変わらず北町奉行同心・桜山 千太郎のふりをさせられていた。しかもそうさせている張本人であるお千代さまは、今度は女形の姿に戻って密談中の中野播磨守の内懐にはいって探りを入れろと言い出した。しかもその場所は、官許芝居の中村座だという!お千代さまの立てた策は予想以上に上手くいき、千代丸は播磨守の桟敷に呼ばれることに。そこには播磨守の護衛の者と、水戸藩の中山備中守も同席していた。しかし、芝居と千代丸に夢中の播磨守は、密談することなく芝居見物を終えた。しかも、そのことをきっかけに、千代丸たちは芝居興行を打つことに!今回は、偏った理想論者と、金権主義な現実論者の腹の探りあいなお話でした。それに巻き込まれた千代丸も、かつぎ挙げられた水戸の若さまも、いい迷惑よねぇ。もっとも、若さまは今後も出てきそうな雰囲気。さて、次巻ではどんな展開が待っているやら。そして、水戸の若さまがらみで、今回ついにセンセイの素性が明らかに!もっとも勘太郎座頭のほうはあいも変わらず判らんまんま。うーん・・・わかる日は来るんだろうか??それにしても、だんだん播磨守がかわいらしく思えてきた・・・いかん、いかん。狸腹のええ年した親父がかわいいなどと思い始めたらお終いだ!とは思うものの、陰険で傍若無人なお千代さまに較べれば、ずっと可愛げあふれるキャラだと思うわ。もっとも、ミーハーな播磨守さまに振り回される瀬兵衛君は、かなりかわいそうな気がするけどさ・・・ シリーズ一覧 2011/11月28日、2012/11月15日、2013/8月20日、24日、2014/6月5日に、それぞれ書いています。
2015年12月10日
コメント(0)
![]()
大人気TVドラマ「相棒」の番外編第五弾!杉下右京の多忙な休日 今回はカイト君が去ったあと、無期限の停職処分中の右京さんが出かけた旅行先で起きた事件のお話です。「哀しきグリズリー」・・・無期限の停職処分となった杉下 右京は、友人で動物写真家のパトリシア・シリングを訪ねるため、アラスカ州ジュノーへと向かった。久しぶりに再会した旧友の自宅に向かう途中、右京は街のいたるところに手配書のような物が貼ってあることに気づいた。どうやら人食い熊が出没していて、すでに三人が襲われているという。そして新たな被害者が出た!それは、パトリシアが親しくしているネイティヴ・アメリカンの青年・ヴィクターだった・・・クマになれていた青年が、なぜ襲われたのか?彼のカメラに写っていたmのが意味するものは?アメリカの大自然の中で起きた惨事に疑問を持った右京が、旧友とともに真実を突き止める!「天空の殺意」・・・旧友の案内で、アラスカのグレイシャー・ベイの大自然を堪能した右京は、同じ世界自然遺産である日本の知床を見てみようと思い、女満別空港に向かった。空港からレンタカーで知床へ向かうが、そこではトレイルランニングのレースの真っ最中だった。しかし、地元住民の中にはレース開催を心よく思わない者もいるようで、開催反対の幟も立っている。そんな中、ひょんなことから右京は現地の警察官・富田とともに脱獄犯を追うことに。どうやら脱獄犯は山中へと逃げ込み、そこがトレイルランニングのレースのコースだということで、大会中止の事態も考えてレース関係者も同行することに・・・霧の中、レースで先頭を走っていたはずの選手が消えてしまうという事態に右京が対処!脱獄犯は?そして、消えた選手はいったいどこへ??どちらもクマネタです。グリズリーとヒグマの違いはありますが、どちらも大いなる自然の中に住む巨大な捕食者であることには変わりなく、「悲しき・・・」は、その巨大な捕食者に対する恐怖と畏敬の念と、人間の欲が絡んだ事件でした。あぁ、それにしても右京さんったら、どれだけワールドワイドで知人がいるのよ。ほんと、侮れないわ。そして「天空・・・」は、複数の人間の、ちょっとした悪意と偶然が積み重なっておきた悲劇で、それはまるで多くの後悔に縁取られた陰鬱な絵のような印象が。たとえ霧が晴れても、すっきりとはしない事件でしたわ。
2015年12月07日
コメント(0)
![]()
ブティック社の畳のヘリを使った手芸本です。縦に接ぐ/横に接ぐ/フリル使い/透ける素材/ストライプ模様/縦に接ぐバッグを作りましょう/小物/箱編みとあじろ編み/箱編みのポーチを作りましょう/箱編みのバッグを作りましょう/あじろ編みのバッグを作りましょう一昨年ぐらいに流行った畳のヘリを使った本です。ちょっと前に、知人からいくばくかの畳のヘリをもらったもんだから、なんか作れるかなぁ・・・と、思って借りた本です。ただ、もらったヘリが思いっきりザ・畳のヘリなのよ!思いっきり緑色で、おまけに金色の花菱文様!!!なので、なにを造ったらいいのか判らないまんま、今に至っております・・・
2015年12月05日
コメント(0)
![]()
平谷 美樹さんの時代小説で、大工の娘お庸が、貸し物屋お庸 ひょんなことから貸し物屋の出店の店主となって、摩訶不思議な注文を解決するシリーズ第一弾!「一難去って」・・・時は元禄七(1694)年、一月。大工の棟梁である父・儀助に連れられ、寮(別荘)のお披露目会に出かけたお庸は、そこで貸し物屋<湊屋>の若き店主・湊屋清五郎に出会った。身近にいない種類の清五郎に、お庸の鼓動は早くなり、声をかけられた時には真っ赤になって・・・ そんな自分の反応に戸惑っていたお庸だったが、それから二日後の晩、悲劇が起きた。お庸の家に賊が押し入り、両親を殺した上に、彼女自身も切りつけられ手重症を負ったのだ・・・「初仕事」・・・二月末日。広川町の湊屋の出店が、いよいよ明日開店という日、雛人形を探しているという中間(足軽と小物の間の身分)とおぼしき男がやって来た。雛祭りまで後三日しかないのに今頃?しかも、一番高い雛人形が良いという。どうもおかしいと思ったお庸は、清五郎に相談すべく、本店へと走った!「桜の茅屋」・・・三月半ば。江戸は花見気分に沸いていたため、湊屋出店も、花見用の提重の貸し出しで忙しかった。そんなある日、身なりのいい男が、ざるを貸してほしいと言ってきた。しかも、新しいものではなく、古ぼけたやつが良いという。お庸は捨てるつもりだったザルを安価で貸すが、なんに使うのか気になって仕方がない。しかも、偶然居合わせたお庸の弟・孝太郎の話によれば、その男は新築の家さえも、古ぼけた作りにしているらしく・・・「盂蘭盆会」・・・もうじき盂蘭盆会という七月の初めから、湊屋出店にも霊具膳を借りに来る客が多く、十一日の夕方には在庫が後十組をきったため、手代の松の助が本店から借りてくることになった。そのときの会話で、お庸ははじめて松の助が天涯孤独の身であることを知る。自分の至らなさにお庸が反省しているところにやって来たのは弟の孝太郎。どうやらお庸の実家に出る女の子のおばけが、最近いたずらが過ぎるというのだが・・・ちょっと前に読んだ短編集に入っていたのがきっかけで読むことにしたんですが、やっぱりお庸ちゃんの言葉使いは、あんまり好きではないわ。これが個性だといわれても、清五郎さんの前では手のひら返したようになるしねぇ・・・いや、それが乙女心だといわれれば、それはそうかもしれんが、どうも納得がいかないのよ。ほんとに客商売する気ある??もっとも、貸し物屋という仕事や、そこに物を借りに来る人たちの話しは結構楽しいし、不思議さも、まぁ許容範囲・・・今後も気になるので続編も読みますとも!
2015年12月04日
コメント(0)
![]()
榎田 ユウリさんの人気妖怪探偵小説・・・らしいです。妖キ庵夜話(その探偵、人にあらず) 表紙が中村 明日美子さんだというだけで借りた本なので、詳しくは知らんのだわ・・・七年前、ヒト変異型遺伝子、いわゆる妖怪DNAの存在が明らかになった。そして、それ以降妖怪DNAを持つものは<妖人>と呼ばれることとなる。また、<妖人>の中には、明らかに常人と違う特殊能力を発露するものもがいた。それはまれだということが後々わかったが、人々は大混乱に陥った。<妖人>は人間か、人間ではないのか、そして、自分は妖人なのか、人間なのか。全国民が考えた。その結果、「妖人はヒトと同一の存在ではないが、ヒトに準じた権利を所有する」という、非常に曖昧な発表がされた・・・それから三年後、妖人が起こした事件の対応するために<警視庁ヒト変異遺伝子保有該当者対策本部>いわゆる<Y対>が組織された。もっとも、今では担当刑事二人だけで、捜査一課の使いっ走り状態だ。しかも新人の脇坂は自らY対に志願した変り種で、その天然ぶりにベテラン刑事の鱗田は手を焼いていた。なんせY対に入りたかった理由が、「妖怪が好きだから」で、彼は妖怪と妖人の区別さえついていないのだから・・・ そんな脇坂を、鱗田はY対の協力者である先生に会わせる事にするが・・・ヒトと妖人を見分けることのできるお茶室<妖奇庵>の主・洗足 伊織が、Y対に協力して、女子大生殺人事件で妖怪<アブラトリ>がかかわっているという噂の真相をさぐるミステリー。鱗田の危惧していたとおり、脇坂は洗足の怒りを買った。澱みない口調と微笑みと毒舌がセットになって脇坂に襲い掛かる。しかも江戸時代の若だんなのようなしゃべり方で。しかし、自分の間違いに一切気がついていない脇坂は、反論を試みるが・・・コワ!結局一番怖いのって、<親切な顔しながら悪意の刷り込みをする人間>ってぇこと??まぁ、その原因を作った子たちに責任が全くないわけではないだろうけど、でもねぇ・・・後味の悪い、やな事件だったわ。あぁ、そして、とってもかわいいい座敷童の、あの最後は悲しすぎるわ。彼はただ、ただ、大好きなおかあさんを守りたかっただけなのにさぁ・・・。彼の歌う「おかあさん」の歌が懐かしかっただけに、余計悲しい・・・ さて、最初は半端ない天然お馬鹿っぷりで、残念すぎる発言しまくりの脇坂君ですが、空想と現実の違いを認識し、妖人の友人を得て、どんどん変わっていきます。もっとも、ちっとばかし極端に走るきらいはありますが、彼が純粋なのは間違いないので、この先もその純粋さが損なわれないことを祈りましょう。
2015年12月02日
コメント(0)
全11件 (11件中 1-11件目)
1
![]()

