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【真実の歴史、『愛夢舎ヒストリー』はこちらから】 【こちら】の記事のつづきです。先に【こちら】をお読みくださいませ。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~さっきの記事で、「観てほしいのは 『どこそこ高校合格』ではなく、 彼らの『物語=ストーリー』だ」と書きました。そこで、ひとつ、こんなハナシはどうでしょう? 「彼」は、中学2年の夏に愛夢舎に入ってきました。学校の成績は、オール3。「4」がひとつあったけど、逆に「2」もあった。11月に受けた塾内模試では、偏差値42。1月の模試でも、偏差値41。お世辞にも、「できる子」ではない。ところが「彼」には、プライドと「志望校」があった。「彼」の志望校は、偏差値66。内申はほとんど影響しない学校だけど、「オール5だったら、すこしオマケするよ」という高校。最難関のひとつと言ってよいだろう。 なんとも、まあ、分不相応というか、無謀というか・・・そう、誰もが思っていただろう。でも、「無謀でもなんでもない」と信じて疑わない人がひとり。「彼」自身であった。学校の定期テストで5教科300点前後しかとれなかった「彼」は、「5教科400点以上」を在籍めやすとする「選抜クラス」になんとしても入りたかった。入塾して間もなく、前回のテストを70点も上回る成績を取って、400点に近づいた。志望校も高かったから、「選抜入り」はしたものの、3年生になってからの結果によって選抜から「転落」した。「塾長、そこをなんとか・・・」と願い出たものの、「なんともならないよ」とはねつけられ、一般クラスで力を蓄える。ちなみに、ウチの一般クラスも、偏差値60以上の高校に何人も合格者を出しているので、そこからだって、上位校を狙えなくもない。でもなぜか「彼」は、「選抜」であることにこだわった。 やがて「彼」は、「選抜」に戻ることを許されたものの、北辰テストでは偏差値50台。中堅高校なら充分ねらえるけど、彼の志望校は、それでも偏差値66。いいかげん、これは難しいのではないか?9月の北辰でも50台。10月は、ギリギリ60を超えた程度。11月でも結果を出せなければ、その瞬間、「彼」の受験は「無謀な挑戦」になってしまう。実際「彼」は「これは『背水の陣』。これでダメなら、あきらめる」と決意を固め、受験会場に挑む。 11月の結果。 偏差値66.5。数学に至っては偏差値70オーバー これには、こっちが鳥肌が立ちましたおそらく、「彼」は、1年生のときも2年生のときも、「勉強ができない子」と思われていたことでしょう。でも、たったひとり、彼自身は、オレにはできると思っていた。たぶん、第一志望校はあきらめろと、何度となく言われたことでしょう。っていうか、その高校からもダメ出しされたし...。でも彼だけは「いや、オレはこの高校に行くんだ、 行くに決まってる。」って信じて疑わず。 いや、もちろん、受験のときは不安でいっぱいだったけどねさきほどお母様がお見えになって、結果が出るまでの1週間は本人は非常にイライラしていた、と。そりゃそうだろう。 というわけで、「彼」は「当時の彼」にとっては分不相応な「第一志望 最難関校」に進学していきます でね、そういうと、「そんなムリして入った学校だと、 ついていけなくて、 結局イヤになっちゃうんじゃないの?」と言う人もいる。でも、それは必ずしもそうと言い切れないだって、合格した以上、もはや「彼」は、「当時の彼」ではないからね。 ・・・というような「物語」がひとつひとつの受験に備わっています。「合格実績」に隠れた「物語」、できるかぎり、多くの人に知ってほしいなぁ、と思います。kama
2012.01.31
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【真実の歴史、『愛夢舎ヒストリー』はこちらから】 こんにちは、鎌田です連日のように、私立高校入試の結果が出ておりまして、このブログでも「速報」としてお伝えしておりますが今期の中学3年生の「高校入試合格数」は昨日の時点で41本となりました本当にみんな頑張りましたこれで私立高校入試は、およそ一段落つきます。2月10日に東京都内私立を受験する子もまあ、そこそこいますが、それでも昨日の発表でもって、ほぼ全員の結果が出揃った。もっとも、大半の子は3月2日に行われる「県立高校入試」が本命であるので、これで「終わり」ではない。むしろここからが「始まり」かも知れません。 ところで、「○○高校に合格」っていうのは、どこの塾さんも大々的に発表なさるところだけど、そして、ウチもまた、大々的に発表しているけど、この、いわゆる「合格実績」というのは、「観かた」が難しいと思う。いまさらだけど。といいますのも、 ウチは、毎年そうだけど、今年の入試に関しても、「全勝」ではありません。すでに、何人かの生徒が「不合格」を喰らってる。 どうしてそうなるかと言えば、これもまた今さらだけど、愛夢舎は「合格できる学校」を受験させる塾ではない。彼らの現時点での成績で「ここなら受かるから・・・」という動機での受験を「それで本当にいいのか?」と考えてほしい、そういう方針であるからだと思う。むろん、最終的にどこを受験するかというのは、本人とご家庭が判断するところであって、その意味で言えば、ウチの塾は「ここを『受けてください』」とも言わない。「ここを受けたら、まず間違いなく合格する。」「ここは、当日の調子次第では、受からないかもしれない。」そして、「ここは、現時点の成績では、 合格するのは極めて難しい。」そこまでのことを、精緻なデータ分析によってご家庭にお伝えする。 で、ここで大切なのは、「極めて難しいかもしれないけど、 ダメでもともと、 それでも挑戦してみよう!」そうお考えになる生徒・ご家庭が意外と多いということである。それもまた、愛夢舎の方針にご賛同いただいたご家庭ならばこそだと思っている。「受かればいいってもんじゃない。 落ちたとしても『成功』であることはある。 『どのように過ごして、どのように挑んだか』こそ、 これからの明るい未来につながる成功 となるかどうかの分け目となる。」だから、毎年「チャレンジ受験」の数は減ることがない。その一方、「受からせたいところを受験させる」ということもしないから、こんなことも出てくる。 たとえば、ある高校3年生は某・最難関私立大学を狙っているのだけれども、彼のセンター試験の結果を見た上で、もしも、たとえば、ウチが受験料を出したとして、センター利用私大にことごとく出願させたら、明治・中央・立教ほか、いわゆるMARCHレベルの大学は、ことごとく合格となる。あるいは、中学3年生のひとりは、北辰テストの偏差値で67以上の数字、内申点でも、9科合計40という数字、これらの非常に高い成績を持ちながら、彼は、偏差値60内申36の高校に進学する。彼は、高校でサッカーに青春をそそぎたい。高校卒業後は、大学に進学するつもりであるから、大学進学に強い、さらに上位の高校の方が有利かもしれない、しかし、そのことを充分に理解した上で、覚悟を決めて、「オレなら大丈夫!絶対やりとげる!」という強い意志をもって、彼は「安全校」に進学する。もし彼に、このあたりの上位私立の受験を強要したら、やはり、ウチの「合格本数」は増えたであろう。実際にそんなアホなことをする塾さんはないだろうけど、ある高校が、「そんなこと」をしていたのは割と有名なハナシではある。 つまりですね、合格実績って、出そうと思えば出せる場合も多いし、また、「○○高校」っていう名前だけでは、到底判断できるものでない。じゃあ、どこを「観る」のかといえば、やはり、プロセスであり、彼らの「物語=ストーリー」でありたい。なかなか他人が観られるものではないけどね。 【その2】につづく kama
2012.01.31
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本日の合格!!! JO君 西武文理高校(理数科) JO君 西武文理高校(普通科) RK君 西武文理高校(普通科) おめでとう!!!
2012.01.30
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【真実の歴史、『愛夢舎ヒストリー』はこちらから】 こんにちは、鎌田です今日は、県立高校を第一志望とする中学3年生たちが「入試予想問題演習」に取り組んでいます。今日は第2回。あと3回、毎週日曜日に実施するこの問題演習は、まさに埼玉県立高校入試の5教科の予想問題を本番どおりの時間と順番で解くという。(時間帯はちがうけど)愛夢舎の県立入試対策の「肝」として長年続けている模擬テストですこの結果によって、志望校の合格判定がかなり精緻になされるとともに、明日からの1週間の勉強計画が練られる。「今日の結果、 合格ラインまであと○○点足りない。 それを埋めるには、この科目のこの部分で△点アップさせ、 この科目で◇点増やす。 そのためには、今週は、 これをつかってこの分野の勉強に取り組む。」たとえば、1ヶ月先の結果のためにその1ヶ月の内容を埋める計画を練るのは難しいけれど、1週間というスパンであればかなり細かく、具体的に設定できる。千里の道も一歩からじゃないけど、壮大なる目標も、細かく分割することによって、充分実現可能であることが証明される。コレ、ホントです。こうして彼らは、本番での得点力を毎週毎週、増していきます。まずは、今日思い通りの結果が出ることを期待して、みんな、がんばれ~~kama
2012.01.29
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本日の合格です!!! MIさん 西武台高校(選抜) SK君 西武台高校(進学) KSさん 西武台高校(進学) KT君 西武台高校(進学) HTさん 西武台高校(進学) KS君 山村学園高校(総進・進学) HTさん 山村学園高校(総進・進学) KS君 埼玉栄高校(総合進学) みんなおめでとう!!! 次の私立高校合格発表は月曜日までおあずけです。
2012.01.26
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今日もたくさん合格!おめでとう! GK君 狭山ヶ丘高校(2類) ASさん 狭山ヶ丘高校(2類) YT君 狭山ヶ丘高校(2類) TN君 狭山ヶ丘高校(2類) RY君 狭山ヶ丘高校(2類) KO君 狭山ヶ丘高校(3類) SK君 狭山ヶ丘高校(3類) DT君 狭山ヶ丘高校(3類) KN君 城西大学付属川越高校(特進) SN君 武蔵越生高校(進学選抜) MK君 小松原高校(普通科・総合) KS君 東野高校(総進) まだまだ私立高校合格発表は終わりませ~ん!!!
2012.01.25
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本日の合格!みんなおめでとう! RNさん 星野高校女子部(文理特進) KT君 西武台高校(進学) CYさん 西武台高校(総進) AKさん 秋草学園高校(保育進学) MK君 東野高校(総合進学) 明日もたくさん吉報が届きます!
2012.01.24
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こんばんは、鎌田です昨日のことだけど、高校生の女子がピアノのハナシをしてて、「(鎌田)先生はいいなぁ、 アタシなんて、手が小さいから、 1オクターブ届かせるのが精いっぱい」なんて言いだした。僕はピアノを弾きますです、はい。ところがどっこい、僕も右手は、1オクターブがギリギリ。なんとか、ふんっ!って拡げて、ドからレまでは届くけど、とてもじゃないが、演奏で使えるようなもんじゃないつまり、僕は、手が小さい隣にいた田中先生もびっくりしてた。田中先生は、自分の手は相当小さいと思ってるらしく、ところが僕もそんなに変わらなかったので「これは、びっくりしました!」って言ってた。なんだか、僕は、いろいろと「大きく」思われていたようだ。手は小さいです。腕も短い。腕がもちょっと長ければ、ダンクシュート、できたかもしんないのに、って残念に思ったことがある。そして、背の高さも。どうやら僕は、非常に背高ノッポに思われているようだ。実際には、174センチ弱なので、まあ、小さくはないのかもしれないけど、だからといって、メチャメチャ背が高いわけではない。ところが、「鎌田はメチャメチャ背が高い」って思っている人が多い。思っているというか、そのように見えるらしい。この1年で、何度となく、「やった!先生に (背の高さが)追いついた!」と言われた気がする。3年生の男子たちが背の高さで、僕と同じくらいになったとか、僕を追い抜いたとか、それで喜んでいた。僕は、自分が背が高いって、一度も言ったことはないんだけど、どうやら彼らの中では、僕は相当背が高いことになっていたようだ。昨日もそんなことを言われて、「いや、僕はそんなに大きくないでしょう・・・?」って言ったら、「だって、大きく見えてたんだもん」そっか。 彼は、小学5年生の頃から塾に通ってたもんね~。 一応書いておきますと、 「先生よりでかくなった!」「先生に追いついた」って言われること。 なんだかわかんないけど、案外、嬉しかったりします。kama
2012.01.24
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今年度初の高校入試結果です! みんなおめでとう! KS君 狭山ヶ丘高校(2類) KSさん 狭山ヶ丘高校(3類) TH君 狭山ヶ丘高校(3類) SK君 聖望学園高校(特進) DT君 聖望学園高校(総進) KO君 聖望学園高校(総進) HH君 聖望学園高校(総進・選抜) NIさん 埼玉栄高校(特進) MU君 東野高校(総進) SM君 東野高校(総進) HW君 東野高校(総進) SM君 東野高校(総進) NIさん 白梅学園高校(幼児・保育) 明日もあさってもよい結果が続々出てきますよ!
2012.01.23
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【真実の歴史、『愛夢舎ヒストリー』はこちらから】 こんばんは、鎌田です今日は、埼玉県内および東京都内私立高校入試の初日。昼すぎには、今日の試験を終えた生徒たちがさっそく報告に集まりました。その一方、やはりオープンと同時に自習室にかけつけ、黙々と勉強を続ける生徒もいる。明日、初戦を迎える生徒たちです。今日の入試で、全生徒の3分の2くらいは初体験の「高校受験」に挑んだけど、明日、初挑戦となる子も、まだそこそこいる。彼らは、晴れやかな表情で報告にやってくる生徒を尻目に、いや、尻目というか、見てみないフリというか、とにかく自分の机に、ひたすら向かう。昨日の記事で、「絶叫マシーンに乗る前の緊張」なんて喩えをしたけど、それでいうと、明日初戦の子たちは、これから戦慄迷宮に入ろうと並んでいて、先に入ったグループがきゃあきゃあ言いながら出口から飛び出してきて、「あ~、こわかったねぇ~、おもしろかった~」っていう光景をずっと見せられて、なおさら恐怖感が増すという、「さすが富士急め、仕掛けやがった」的な緊張に襲われているに違いないうん、明日テストに挑む彼らの緊張感は、昨日以上である。家路につく子もちらほら出始めた。今日もまた、手が痛くなるほど彼らの背中を叩きましょう。 今日試験を行った学校のうち、早いところでは明日、合否発表がなされる。明日から、怒涛の「合格ラッシュ」がはじまります。 その前に、彼らの成功無事を祈って、ブログに花を咲かせました毎年のことですが、まだまだ寒いこの季節、っていうか、これからが冬・本格化かもしれないけど、愛夢舎の生徒たちの頭上にはもう桜が咲くのですkama
2012.01.22
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こんばんは、鎌田です今日は、1月21日。ということは、明日は、1月22日。当たり前だけどいよいよ、1月22日がやってきます。 埼玉県内および東京都内の私立高校入試の初日です。愛夢舎は1時半にオープンするのですが、そいで、1時間もすると、自習室満席になってるのですが、今日は、1時半の時点で満席でした全員ではないけれど、中学3年生の3分の2が、受験に挑む。前日に何をすればいいのか、何かをしたら、変わるものなのか、そういうリクツを抜きとして、ほんのわずかでも可能性があがることを信じて、あとで「しなかったこと」を後悔したくない、 ・・・いや、ちがうなそんな「先」を考えた上でのことじゃないな。 もっと根源的に、本能的に、何かをしていないと、居てもたってもいられない、それだけで彼らは集まったような。 要するに、緊張している。ものすごい恐怖に押しつぶされないようにしている。 当たり前だ。入試を前にして「どうすれば緊張せずにいられますか?」って聞かれることがある。 そんなの、ムリだろう。緊張するに決まってる。緊張しないほうがおかしい。 だから、彼らは前日のこのときまで、必死に机に向かうことで、耐えている。そう、実は彼らは答えを知っている。「どうすれば緊張しないか。」「緊張しない」ってことはないけど、何かに向かって、努力すること、それが緊張を和らげる。つまり、不安を取り除くものは、努力である、そのことを知っている。そして、彼らは充分に努力してきた。彼らの見えるホワイトボードに↓ 夏の合宿のときの写真を貼ってみた。ある年は、ここに田中先生の筆で「思い出せ!」って書いた。合宿の頃のがんばりを思い出せ。あのときの自分くらいに、まだ頑張れるぞ。そういう意味だったんだろうけど、今年は写真をプリントアウトして、田中先生に見せたら「うーん、今年は、(自分のメッセージは) いらないんじゃないですか?」と。僕も、「そうだね」と。 今年の彼らは、本当によくがんばっている。夏以降、だらけることもなく、むしろ、人が変わったかのように、勉強にいそしむ者が多かった。合宿のときも、相当人が変わったようにがむしゃらに頑張ったけど、そのときを遥かに凌駕している。あの頃のことを思い出す必要も、あの頃も自分に戻る必要もない。だからね、ホントは、それほどの努力が積み重なっているんだから、彼らは、もっと「緊張しないで」いい。 そこで、僕らが前日にできること、といえば、その努力をたたえてあげることと、彼らの努力を、思い出させてあげること。「そっか、オレ、こんなにがんばったんだよな」と。あとは、これは「彼らにしてあげられること」、というよりは、むしろ、僕がしてあげたいから始めたことだったのに、去年とか一昨年の様子を見ていたのだろうか、今年の3年生は自分たちから願いでてきた、文字通り、背中を叩いてあげること今年は人数も多いから、こっちの手が痛くて、おかしくなりそう。それほどまでに、思いっきり、力と念をこめて、彼らの背中を叩いてあげる。いや、叩かせていただく。なんだか、毎年の恒例になりそうな気配。 それでもね、やっぱり緊張するよ。 そこで、そこから先は、「緊張」を「楽しみ」に変えること。そんな考え方を持てたらすごい。そですね、今から絶叫マシーンに乗ろうってとき、緊張しますよね、ドキドキしますよね。「うわぁ…緊張するぅ。。。ドキドキするぅ・・・。」「あはは、こんなに緊張して、楽しいなあ!」このドキドキ、緊張を自分の大きな経験としてみたとき、なんだか楽しくなってくる。そんな境地にたてれば、本当に彼らは、すごい「人」になったなぁと思う。 いよいよ初戦。でも、初戦。kama
2012.01.21
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こんばんは、鎌田です1月22日(日)、中学3年生の生徒たちはいっせいに高校受験に突入します。23日(月)、24日(火)あたりに「初戦」を迎える子もいるけど、3分の2くらいの子が22日に「初めての受験」を経験する。ウチの中3には、中学受験を経験した子はいないので、彼らにとって、文字通り、初めての受験となる。県立高校を第一志望とする子にとってはいわゆる「すべり止め」であるわけだが、これが「本番」となる、つまり、これが「最初で最後の戦い」となる私立第一志望の子も少なくない。毎日のように、自習室は3年生で満席になり、今日も我さきにと塾にやってきて、勉強にいそしむ。高校生は、先週末、センター試験を受験、一足先に受験に突入した。今は、2月初旬の私立大一般入試にむけて、さらに力を蓄えている。実は、ひとり、明日、私大一般入試の初戦を迎える子がいて、彼女も、本命は国立大学だから、やっぱり「すべり止め」ではあるけど、しかし、いよいよ入試が本格化していく。そんな折、ひとりの卒業生が塾にあそびにきてくれました。彼は現在大学4年生。この3月、大学を卒業して、4月から都内の企業でSE(システムエンジニア)としての道を歩き始めることがきまっている。就職前に、塾に顔を出してこようと思って、来てくれたらしい。就職活動の様子など、いろいろおしゃべりしている最中も、彼の背後では中学3年生が勉強し、また、横には大学入試の質問をする高校3年生。「久しぶりにくると、なんか面白いね」と彼は言う。彼が高校受験の頃、愛夢舎は今の校舎ではなく、例の「家校舎」だった。暖房があまり利かない応接室の机で私立高校入試の結果にドキドキし、第一志望だった県立高校に進学していったのが、もう7年も前。大学入試のときにも、彼は塾に通っていて、さすがに高校受験のようにカンタンには行かない戦いに非常に苦労をしたもんだ。それすらも4年前のことである。彼は「そんなに昔のことに思わない」というし、実は僕らも、つい先日とは言わないけど、でも、割と最近のことのように感じる。そっかぁ、もう就職かぁ。。。ウチは、卒業生たちがたまに遊びにきてくれる。特にこうした就職に際してとか、大きなできごとのときには近況報告にやってきてくれる。ある意味、高校受験よりも、大学受験よりも、彼の方が、大きな「勝負」に出かけるのだが。なにせ、高校入学や大学入学のように「制度」の形で「年限」が決まっているできごとではなく、今後、彼が自分の進むべき道を「選択」するようなことがあるとすれば、それは100%、彼自身が思い立ち、彼自身が道を開かねばならないし。15歳になったら高校生になる。18歳になったら大学生になる。社会人には、そういうの、ないもんね。本当は、相当なる恐怖であってもよいが、そこは、彼が積んできた経験、高校受験を乗り越え、紆余曲折の高校生生活を送り、大学受験で苦しみ、勉学とバイトに励んだ大学生活を通じ、そして、1年以上に及んだ就職活動を通じ、得てきた彼の「人間力」が「恐怖」とすら感じさせないのであろう。そんな彼の話を小耳にしながら、「ねぇ、お前はオトナになったら、どんな仕事すんの?」という会話をする中学3年生。中学2年生で愛夢舎に入塾してきた彼の就職に際し、また、その背中を見ながら、不安いっぱいで勉強する中学生・高校生を眺め、なんていいますか、「歴史」ということばの「意味」、改めて分かったような、別のものに思えてきたような、そんな感じがしました。高校入試初戦は日曜日です。kama
2012.01.19
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センター真っ最中、私立高校推薦入試直前ですが、久しぶりに「ひとりごと」です・・・ 西武線に乗っていたときのこと・・・ 私は、空いている席がいくつかあったため、腰を下ろしました。 いつもの通り「車内・人間ウォッチング」(苦笑) 今は昔(いつのことだ?)と違ってシルバーシートも5人掛けが対面であるんですよね。合計10人座れるようなカタチ。 あまり意識せずにボーっとそのシルバーシートの方を眺めていました。あっ、私はシルバーシートでない席に座ってましたよ(笑) 窓には「優先席」と「(携帯電話)電源OFF」の大きなステッカーが貼られています(かなり主張してる状態で)。 でも・・・ そのシルバーシートに座っている乗客の8割くらいは10代~30代くらいの人たち・・・ そして、その大半の人がケータイの画面とにらめっこ。 挙句の果てに、そのシルバーシートのすぐ横では20代と見られるギャル(?)が大きな声で延々と通話。 もうなんか本当に風刺画みたいで笑うにも笑えませんでしたね・・・ そしてそして、またタイミングよく(?)、70代後半から80代くらいの老女がそこへ乗車してきました。 シルバーシートの10人は完全無視・・・ いや~ここまで来ると、嫌悪感でいっぱいになってきました。 世の中が弱者を守ろうとシルバーシートの数を増やしている(?)のとは裏腹に、人々の意識はそれ・・・ 私が遠くから大きい声で、 「おばあちゃ~ん、こっちこっち!」 そのおばあちゃん、申し訳なさそうに私が座っていた席に腰をかけました。「せっかく、座っていたのにすみませんね・・・」って言いながら・・・ 私は偽善者かもしれません・・・ でも、そのおばあちゃんに座席を譲らなかったら、その日1日吐き気のするような日にしてしまっていたかもしれません・・・ 私は偽善者でもいいや。 あれは異状です・・・
2012.01.15
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こんばんは、鎌田ですいよいよ明日、大学入試センター試験が実施される。今日は、高校3年生の現代文の授業があったんだけど、正直、センター前日に何をすべきか、迷いに迷って、で、結局、某出版社の予想問題をみんなで解いてみた。確認の時間も含めて授業時間が60分しかないから、「評論文のみ」として、僕も彼らと一緒にガチで解いてみるという「暴挙」に出る(フツーは事前に解いて、解説の段取りまで考えております)結果。Aさん+かま 50点満点Bくん 42点Cくん 26点(イニシャル仮)みんな、より一層緊張したようであった。が、この結果をうけて、僕が彼らに伝えたかったのはこういう立場の者がいうべきことかどうかわからないけど、「『センター試験』なんて、そんなもんだから」ということだった。得点を公表したのは、当然ながら、センター試験の国語をご存知ない方もいるだろうから、で、Bくんの「42点」というのは、1問まちがいである。また、Cくんの「26点」というのは、3問まちがいである。 1問 8点の配点。それが、センター国語。一般に、センター試験では70%の得点率というのがそこそこの私立大学に合格するラインとされるけど、国語の場合、各分野ごとに1問まちがえると80%、2問まちがえた瞬間、70%を下回る。そしてね。これも、この仕事をしていて、こんなこと書いたらどんだけ頼りないヤツと思われるかもしれないけど、国語に限っては、必ずしも、努力すれば点がとれるとは言い切れないと思ってる。たとえば、僕は50点満点、Bくんは、1問まちがえて42点。彼と僕は、まったく同じ問題で5個の選択肢のうち、最後2つの選択で迷って、BくんとCくんは1番を、僕とAさんは2番を選んで、それで得点差となった。でも、この選択問題は、客観的に判断するのが非常に難しく、実際にセンター試験で出題されたら、やはり正解率は50%とかになるんじゃないかなぁ。そして、僕は2番をえらんだけど、そこに明確な根拠は、実は、ない。「これは、こっちでしょう・・・。」その程度の決定。僕の力不足もありますけどね、でも、センター国語では、こういう「根拠が不明確な選択」があり得ると思う。ホントいうと、根拠がないのではなく、実は明確に選んでるんだけど、ただ、なぜそれが正解なのかを言葉では説明しきれない選択問題があり得る。その差が、100%と80%の得点差となる。 そんな性質のテストでね、「人」の人生の良し悪しが決まるわけはないし、それで、「ある大学に入れるか入れないか」が決まるのは確かだけど、ならば、「その大学に入れること=良し」、「入れないこと=悪し」であるわけがなく、でも、当然のことながら、彼らは、なかなかそのように感じられない。まして、彼らは高校受験において「不合格」を体験しなかったメンバーである。 「今回ばかりは『落ちる』かもしれない・・・。」「1つ間違えたら80%。 2つ間違えたら70%を下回る。 1つたりとも、間違えてはいけない。」そう感じてしまうのも無理はない。しかし、そこをあえて、「センターなんて、そんなもんだ」と言い切ることで、少しでも、「本当の意味」を感じてほしい。Cくんは、「ものすごいプレッシャーを感じる・・・」と言っていたので、僕は、即、「プレッシャーなんて、存在しない。 キミが勝手に、感じようとしているだけだ」と両断した。100点満点のテストで、1問8点とか9点の配点というのは、尋常ではない。むろん、それを乗り越えて「カンペキ」を作ることこそが、「勝利」であるという論もありえる。でも、客観的ではない正解に対して、不正解の選択肢を選んでしまうことに「気のゆるみ」や「努力不足」を強く指摘できるだろうか?だから、「センターはそんなもん」と思うべきだ。結果が悪くても、もちろん、良くても。 センター試験は、決してゴールではない。むしろ、スタートである。彼らの「大学受験」は、長い子は3月末まで続く。その間もちろん、「不合格」を何度もくらう。彼らの先輩には、10回以上の連敗をくらった人もいた。その長き苦痛を乗り越えるためには、ダメだったときに決して自己否定をしないことだ。パスできなかったことは、ともすると「自分自身が不合格」みたいに感じる。しかしそれがまったく違うということは国語の配点から感じてもらえるだろうか。そんなこと言ったら、今の就職事情において、大学新卒者が受ける入社試験の数が100にのぼるこの時代、彼らは「1つ」の進むべき道を選ぶために90以上の「人格否定」を食らうことになってしまう。だから、そうではない。あくまでも、これらは「合格・不合格」を決める戦いなのではなくて、「自分がどの道に進むべきかを 確かめる診断作業」なのである。 彼らは、とにかく、明日、数ヶ月にわたる「診断」の初日を迎える。健康診断と同じく、検査自体が痛みを伴うこともある。でも、だからといって、診断から逃げず、診断を怖がらず、最後まで受診し続ければ最後に待っているのは『健康なカラダ』であるかもしれない。健康診断のときに「ああ、血糖値が高いですねぇ」「若干、視力が低下していますねぇ」「虫歯があるようですねぇ」といういちいちに対して「自分はダメ人間だ・・・」とは思わないでしょう?そういうことである。kama ・・・と言いながら、彼らが国語の文章読解において、「こうだ!!」と主観で決め付けて、オオハマリすることがないよう、彼らが明日、「お坊様の気持ち」になれるよう、ひたすらお祈りする僕が、実は相当緊張しております。そりゃ、満点とってほしいもの・・・><
2012.01.13
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こんばんは、鎌田です1月7日に冬期講習会が終了しました。今回の講習会は、学校の休みに合わせた結果、これまでにない、極めて期間の短いものとなりました。授業をしているこっち側も、不完全燃焼というか、もっともっと伝えたいことがあるという気分でしてその分、今日から再開したレギュラー授業で指導していきたいと思いますさて、昨日1月10日。中学3年生、高校3年生を集めて、第12期生の「出陣式」を執り行いました。・・・いや、ウチは、たとえば受験会場にハチマキ巻いて出かけたり、「合格するぞぉ、合格するぞぉ、合格するぞぉ!」って連呼するような、そういう塾ではありませんでして・・・^^;ま、しかし、出陣式のときだけは、 ↑ このような光景がみられます。まずは、このブログでも新年早々何回か書きました、すぐ目の前の熊野神社に、合格祈願に参ります。神社にお参りするのは、いわゆる「神頼み」ではないと思うそもそも、神社参拝において、「神さま、助けてぇ・・・」という他力本願な念は通じないらしい。そうではなくて、自分がこれからすること、立ち向かうことを「誓う」のだそうだ。塾で、そのあたりのことも簡単にお話ししてからの参拝だから、「どうか、受かりますように」とお願いした子はいないはず。「残りの期間、合格めざして 全力でがんばります!」と誓ったはずです。校舎に戻って、入試本番に向けての注意事項の確認が行われた。たとえば、会場には何を持っていくべきか、とか。それから、集まった3年生担当の各先生から、すこしずつ、アドバイスといいますか、激励のことばといいますか、彼らに投げかけたい言葉を、それぞれお話しさせていただいた。いったい、出陣式というこの会は、無機的な注意事項の伝達ではないし、受験に向けて、ひとりひとりが勝手に「よし、やるぞ!」という闘志をたぎらせる場でもないと、僕は思っている。では、何の場かといえば、愛夢舎チームがチーム戦に出陣する、その団結式のようなものだと思っている。たとえば、先の神社参拝にしても、べつに「神様」にすがりたいわけではない。そうではなくて、「神社」という場を拠り代に、自分の決意を固めるわけである。また、校舎でこうして集まって、同じ空間と時間を共有することで、いよいよみんなで出発することを実感し、またしても決意を固める。受験は孤独な戦いかもしれない。しかし、出陣式をきっかけに、孤独な戦いではなく、チーム戦になると思っている。実際、受験本番がスタートすれば、ひとりひとりは大変な恐怖と孤独感に襲われる。周囲のみんなが次々と「合格」の2文字を勝ち取っていくなか、自分だけがまだ決まっていないという思いになる者もあるかもしれない。埼玉県でいえば、私立高校を第一志望とする子は1月中に高校受験が終了してしまうのに、県立高校第一志望者は、3月まで「本番」がやってこない。その間、「すでに終えた者」の晴れやかな顔を尻目に、自分の戦いと続けねばならない。相当なる心労であるであろうし、そここそが、受験の厳しさであると思う。が、幸いなことに、彼らには多くの仲間がいる。最後まで一緒に戦う仲間がいる。それはもちろん、試験その日まで同じ校舎、同じ教室で勉強を続けてきた同窓であるし、「愛夢舎12期生」という「くくり」の仲間である。本当は、誰にも「仲間」「味方」は、いる。僕ら講師スタッフは、彼らに「味方」として認めてもらっているだろうと思う。しかし、「味方」であると同時に、同じ「戦」に挑む「仲間」でもありたい。出陣式において、自分たちの経験を語り、ともに歩んできたことを振り返り、残りの期間をともに歩むことを宣言することで、友人以外にも「仲間」がいることを彼らは感じてほしい。そして、誰よりも一番心強い「味方」、最強の「仲間」は、親である。ともすれば、自分が苦しい状況の中においては、その「最強の仲間」ですら「敵」に思えてしまうことがある。しかし、人はどんな状況においても本当の意味での孤軍奮闘はありえない。要は、とらえ方、感じ方の問題であって、どれほど自分が多くの仲間に囲まれているかを実感する者は、自分の周りが敵だらけに感じる者より、はるかに幸せな時をすごすことができる。出陣式がすべてではない。受験がすべてでもない。しかし、受験を通じて、自分が多くの仲間、友人以外の心強い仲間、なんと近いところにもっとも頼りになる仲間がいること、それに気付くことができれば、これはものすごい人間的成長であると思う。そしてまた、自分が仲間に囲まれていることの理由は、自分自身にある。これは塾長佐々木がよく語るところであるが、「キミたちには多くの応援する人がいる。 それだけ多くの人に応援してもらえるというのは、 ほかの人が応援したくなってしまう キミたち自身の能力だ。」自分がほかを支えたくなるのは、支えたくなる人の能力であると同時に、自分自身の能力でもあって、だから自分も多くの人に支えられる。何も特別なことではなく、すべての年齢層、すべての立場の人にあてはまることであるけれど、それを実感できているか、実感できていないかが、幸せかそうでないかの分かれ目かもしれませんね。さて、出陣式は、田中先生の勝鬨の声への唱和で幕を閉じる。今年は「出陣じゃあ!」と言ってみたかったらしい。武士の魂を感じますね。大学入試センター試験が週末に迫ってきました。あと2日ちょっとです。高校入試は、1月22日に初陣を迎えます。今年も、寒い冬空の下、われら愛夢舎軍は激熱に出陣しました。kama
2012.01.11
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こんにちは、鎌田です夕方になると、富士山は ↑ こんな感じに見えるです♪夕日が沈みきる直前、空は、えも言われぬ「色」になって、その瞬間を見るのが、ワタシは好き♪さて、1月4日から再開しました「冬期講習会」、おととい、昨日と「授業日」がありまして、今日は「復習日」です。そもそも、今回の講習会は各学年とも、既習範囲の総復習に充てているのですが・・・あ、いや、受験生はちがいますね、いよいよ大学入試センター試験、および、私立高校入試直前ですから、入試対策の徹底特訓をしておりますけど、それ以外の学年は、復習なわけです。それでも、やっぱり忘れていることが多くて、なかなか思うように問題が解けなかったりする講習会の授業で、またできるようになったのですが、それもね、しばらくすると忘れちゃう。そこで、愛夢舎の講習会では必ず「復習日」を設けて、授業で扱った範囲の問題をもう一度、今度は、「自力」で解けるかどうか、確認してみる。「分からなかった=また忘れてしまった」場合にはその場で先生に質問、です。(授業日だと、質問すべき先生が ほかの授業中だったりするけど、 復習日は、完全に生徒の質問対応にまわっています)朝9時から勉強をはじめた中学3年生。もちろん、途中でお昼ごはんは食べたけど、それ以外は、ずーっと机について、勉強しっぱなしです。「今日は夜まで、この席を使っていてよいのか?」と、夜10時まで勉強していく気、マンマンです。3階教室だけでなく、4階の3年生もがんばっております。 ↓そして、午後からは小学生が、さらにこのあと夕方からは中学1~2年生がやってきます。授業を受けているだけで、「実力」が身につけばよいのかもしれませんが、なかなかそんなにうまくはいかない。「復習日」にこそ、力がつきます。1階では高校生たちも「9 to 10」の態勢で机に向かってます。受験生の勉強姿勢、あたりまえだけど、「受験生」って感じです。(↑ なにをいってるんだか・・・)kama
2012.01.06
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こんにちは、鎌田です今日は正月特訓2日目。昨日にひきつづき、中学3年生・高校3年生が午後の教科の授業を受けております。中高とも、夕方には「確認テスト」を行うのですが、中学生に関しては、100点満点×2教科のテストで、140点以上を取ることで「合格」としています。不合格になったからといって、別に何かがあるわけでもないのですが、(合格しても何もない)それでも生徒たちは「合格」を目指して頑張りますね。なにもないんだけど、発表方式を「掲示」にしております。講習会や、合宿のときの発表は、先生の口頭によるものなのだけど、いよいよ受験直前期、どこまでリアリティがあるのかわかりませんが、きっとこんな感じであろうという「掲示ボード」をしたてて、生徒たちは自分たちの「受験番号」を探します。不合格になる子もいるわけで、この時期にこういう発表方式は心臓に悪いかな・・・と思いつつ、でも、少しでも「真剣」なテストの恐怖と達成感を味わってもらおうと思っています。まさに文字通り「真剣」、斬るか斬られるかの勝負ですからね、受験は。1点でも合格ラインに届かなければ「不合格」になってしまう。そんな「真剣」な受験を生徒たちと共に楽しんでいこうと思います。毎朝、愛夢舎のビルからは富士山がよく見えます。冬になって、白く雪化粧した富士山はなかなかキレイです。埼玉県から富士山がこんなによく見えるとは思っていなかったので、最初見たときは「よく似た山があるなぁ・・・」って思ってた。明日からはほかの学年の子たちもまじえて冬期講習会の後半戦がはじまります。kama
2012.01.03
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こんにちは、鎌田です今日と明日は、中学3年生と高校3年生のみを対象とした「正月特訓」を実施しています。中学生は数学と英語、高校生は、英語と、国語もしくは数学、午前中に1教科、午後に1教科、それぞれ3時間ずつの学習をし、入試本番に備えます。小テスト形式のプリントを、解いちゃあ解説、解いちゃあ解説、の繰り返し、スピード感あふれる特訓の締めくくりとして、夕方には2教科の「確認テスト」を行います。まあ、お正月だから、夜遅くまでやることはしません。朝9時からスタートし、夜の7時くらいには終了となる。今は午後の授業中です。「正月早々から大変だこと・・・」そんな感想をお持ちになる方、そして、それについで、「正月早々から、そんなにやらなきゃダメなのか?」という方もいらっしゃる。ダメかどうかはわかりませんけど、そうですね、先日こんなハナシがありました。中学2年生の授業中のことですが、今回の講習会は既習範囲の復習なのに、その内容のほとんどを忘れてしまっている。そんな状況に、「一度覚えても、そのうち忘れちゃう。」と本人たちは本気で嘆く。「そのときは分かったし、できたんだけど、 忘れちゃうから、今はもうできなくなっちゃった」それで、「じゃあ、どうすれば忘れないか。 たとえば、キミたちのひとつ上の先輩たち、 3年生の先輩たちは、 今さら2年生の範囲を思い出すような勉強はしていない。 そんなことをしなくても、充分覚えている。 じゃあ、彼らとキミたちは何が違うのか?」すると、「長い時間をかけている。」「マジメにやっている。」「忘れないように、繰り返しやっている。」と、いろいろな答えが返ってくる。「先輩はマジメにやっている」と答えた子は自分が不真面目にやっていると思っているのか。いや、そうではないんですね。自分としては、マジメにやっているつもりだし、確かにそのときはできるようになる。「でも、結局やがては忘れてしまうということは、 きっと自分は『不真面目』なんだろう」、そうやって、自分のやっていることを否定していく。そうではなくて、真剣か真剣ではないかということではなくて、要は「気持ちの問題」ですね。忘れたらマズイことになると「身体」が心底感じていれば、そんなカンタンに忘れないもんです。「覚えておかなければ」と思いつつ、でも忘れてしまうというのは本当には「覚えておこう」と感じていないんですね。だから、2年生たちは、学校の定期テストが終わるまでは、ちゃんと覚えているもんです。そのかわり、テストが終わると、あっという間に忘れてしまう。同様のことは、実は、受験生にも当てはまります。彼らは、3月の入試までは覚えているもんだけど、高校入試が終わったら、まあ見事に忘れてしまう子も少なくない。この時期に「正月特訓」を行うのも、同じところに理由があります。正月三が日に勉強しなければならないほど、彼らの知識が足りていない、時間が足りていないわけではないと思う。でも、「気持ち」の「抜け」が起こったら、とんでもないことになってしまう。「正月特訓」の存在意義について、少しヒントを書いてみました。明日も特訓は続きます。kama
2012.01.02
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こんにちは、鎌田ですお正月のひととき、皆様、いかがお過ごしでございましょうかゆうべ、「ビル丸ごと年賀状」を作りに塾に来たときに、近く…ってか、道路の反対側にある熊野神社の混雑ぶりを写真でご紹介しました。(結局、ボク、ゆうべはいかなかったです。)ところが、今日はそんなもんじゃない ↓・・・むこうの駐車場を曲がっても、まだ行列は続いております。いや、そりゃね、なんたら神宮とか、なんとか天満宮みたいな全国に名をはせる有名なところと比べりゃあ大したことないのかもしれないけど、入り口なんて、人が3~4人しか横に並べないこじんまりとした神社なわけですよ。しかも、入間だし。この混みかたはすごいと思う。アウトレットといい、熊野神社といい、なんだろ、もしかして今、入間がアツイのか?()さきほど、生徒とその保護者の方と立ち話をしましたが、そのご家族も行列を見てヘ気持ちが折れて夜にもう一回来てみようなんておっしゃってましたよ。(僕はとっくに折れてます・・・)さて、今年もまた、元日早々から↓ こんな人がおりました。 ちなみに、↓ コレが去年の元日の様子。結局ね、毎年この人にとってお正月は「正月特訓」の準備の日のようです。センター試験2週間となって、じっとしてられないんでしょう、たぶん。というわけで、明日から昇龍のごとく、なんでも上昇しちゃう辰年の愛夢舎が始まりますkama追記:今回もまた、佐々木塾長とトシエ先生とで 年末に校舎のあちこちに 鏡餅型爆弾・・・ちがった、ただの鏡餅が仕掛けられています。 今回は全部でいくつあるんだろう?? ズバリあたった生徒には、塾長からごほうびが、 あるかもしれないってことがないとはいいきれないかもしれないかも… …って、書くだけ書いてにげるー
2012.01.01
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皆様、新年あけましておめでとうございますこんばんは、鎌田です本年も当ブログともども、愛夢舎も何卒よろしくお願いいたします。昨年は、日本全国、いろいろとあった一年でございました。3月の震災が私たちに与えてくれたものは、非常なる悲しさと苦しみ、しかし一方で、人を支え、人に支えられることのありがたさも改めて教えてくれたと感じております。「子どもに愛と夢を与えます。」私たちのスローガンを僕自身、深く胸に刻み直す一年となり、「子ども」だけでなく、すべての人に愛と夢を与え、愛と夢をもらって、また一年、楽しく幸せに過ごしていきたいと思っております。日本も大変だけど、入間市も、最近どーもおかしいそう思ってます。たとえば、公立小中学校では軒並み学級崩壊が起こっているとか。ウチに通う生徒やその保護者からも悲鳴の声が聞かれます。そんなときこそ、愛夢舎だ…と僕は勝手に思ってまして、今年も「僕」というか法人「愛夢舎」は地域に貢献しますぞぉぉ!…ってことで、新年一発目の愛夢舎からのメッセージは昨年同様、↓ こんな感じになりました。地域に愛され、地域を愛し、地域に貢献し、地域に支えられての愛夢舎です。入間市のすべての方に年賀状を出すことはできないので、ビル全体を使っての新年のごあいさつです道路を渡ったところに熊野神社がございます。毎年のことですが、ものすごい人出です行列に並ぶのが苦手な僕なので初詣はこのタイミングでは行きません。(でも、今みたら、行列はなくなってた。この後行こうかな)ビルのメッセージを貼って、下に降りてきたら、その様子を見ていたらしい生徒が2人出迎えてくれました。僕が今年初めて「あけましておめでとう」を言った2人ということになりました彼らは中学3年生。もうあと3週間もすれば高校入試本番である。熊野じゃないけど、もひとつ近くのお寺でおみくじをひいてきたようで、その解釈をしてあげた。決して、ラッキー満載の内容ではなかったけど、そんなのまるで気にしない、そりゃそうだ、日頃あれだけ勉強にいそしんでる彼らである、自分がやってきたこと、やっていることが彼ら自身に与える「自信」はどんな占いでも打ち崩せない。ということで、あさって2日からは彼らも正月特訓にやってきます。本年も、彼らにとって僕らにとって、皆様にとって、日本にとって良い一年でありますように。。。kama
2012.01.01
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