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▼読書メーター読んだ本の数:10冊読んだページ数:2516ページ■舞い落ちる村読了日:09月30日 著者:谷崎 由依■竜の涙 ばんざい屋の夜読了日:09月28日 著者:柴田 よしき■おとぎのかけら 新釈西洋童話集読了日:09月25日 著者:千早 茜■冠・婚・葬・祭読了日:09月23日 著者:中島 京子■小さい“つ”が消えた日読了日:09月20日 著者:ステファノ・フォン・ロー■ぼくの宝物絵本 (MOE BOOKS)読了日:09月17日 著者:穂村 弘■風の靴読了日:09月15日 著者:朽木 祥■フリーター、家を買う。読了日:09月10日 著者:有川 浩■岸辺の旅読了日:09月05日 著者:湯本 香樹実■風車祭(カジマヤー) 読了日:09月02日 著者:池上 永一10冊・・・少なすぎる読後、記事を上げていない本が多いので今回はまとめてちょこっと感想。風車祭(カジマヤー)価格:1,180円(税込、送料別)全作読破を目指している池上作品のなかでも、これはかなりの長編。琉球王朝時代、婚礼当日忽然と消えてしまった花嫁の霊と現代っ子の主人公の少年の恋と冒険のファンタジー。後半(というか、殆ど終盤)に物語が動き出してからは楽しめたのだがそれまでがなんとも冗長で残念。フリーター、家を買う。価格:1,470円(税込、送料別)竜の涙価格:1,575円(税込、送料別)2冊とも、とても読みやすくてハートウォーミング。いわゆる「よい話」ではあるし面白いのだけれど私にはそれ以上でもそれ以下でもない、というか、パンチがないというか、なんとなく物足りなさを感じてしまいました。行間を文字でびっしり埋めてしまっているように感じるのも残念。(私自身そういった「行間を楽しむ」物語が好み、というだけなのですが ^^;)さらっと読みたい、とか長距離移動のお供に、ならお薦めです。特に「フリーター、家を買う」はこの秋ドラマがスタートしましたし。「竜の涙」は女将一人で切り盛りするちいさな「ばんざい屋」に集う丸の内会社員たちの悲喜交々。関西料理の「たいたん」のような、ほっこり心にしみる連作短編集です。風の靴価格:1,680円(税込、送料別)小さい“つ”が消えた日価格:1,470円(税込、送料別)どちらも児童書。こどもが読むなら、どちらもとてもいい話でお薦めだけれど大人が読むにはちょっと物足りないかんじ。特に「ちいさい『つ』…」はもっとおおきな絵本か紙芝居にして、大人が読み聞かせできるようにしたほうがいいような。「どんな些細なものにも意味がないものなんてないんだよ」という教育的内容よりも、五十音それぞれのキャラクター付けなどのほうがユニークでココロ惹かれました。「舞い落ちる村」は、これから書くかどうか決めます ^^;)
2010.09.30
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「本屋さんで三万円遣う」という、本好きにとって夢のような企画があるというのは随分前から知っていた。企画自体の素晴らしさもさることながらこの夢物語に当選した(という言葉で正解ですよね)作家陣がまた贔屓の方が多くって大好きなのだが今回、この幸運を手にされたのは直木賞作家の桜庭一樹さんだ。全作読破はしていないけど、最近の作品はほぼ読ませていただいている。劇薬をマシュマロで包んだような作風がクセになるかただ。さて、どれどれ、桜庭さんはどんな本をお買い求めになったのかな、と見てみると・・・うーむ。今回も「星を継ぐもの」一作しか読んだことがある本がない「尼僧とキューピッドの弓」は図書館に予約してあるけど未読だし、「マイナス・ゼロ」は読もう読もうと思っていてこれまた未読だ。(「エロス」のほうは読んだんだけどなあ)だいたい、このシリーズで私が読んだことがある本が買い物かごに入ったことはない。読書の幅の狭さというか浅さというか、要するに読んでるようで全然読んでないというのがまるわかりなんだけども(汗)今回はまだ既読の作家や読みたいと思っていた本が入っていたから、よかったほう。敬愛する三浦しをんさんの回なんか、どっちもなしぐわーん。もっと読めよ、私。特にノンフィクション私が既に読んだことがあった本は全8回のこの企画のなかでたったの3冊!!石川淳短篇小説選(絲山秋子さんセレクト)ブラバン(篠田節子さんセレクト)そして今回の桜庭さんセレクトの星を継ぐものだめだろう、私!少なすぎるだろう、私!!しっかりしろ、私!!!・・・というわけで先日上げた「読みたい本リスト」の中から最寄りの図書館にあったもの全4冊、借りてきました。舞い落ちる村価格:1,400円(税込、送料別) おどりば金魚価格:1,575円(税込、送料別)悪魔に食われろ青尾蠅価格:2,100円(税込、送料別)影を踏まれた女新装版価格:600円(税込、送料別)頑張って読みます、、、、、ちなみに今、私が3万円分の図書を買っていいと言われたら迷わずこれを買います。佐藤さとるファンタジー全集(1)価格:2,100円(税込、送料別)全16巻。計33600円也。
2010.09.29
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白骨花図鑑価格:1,470円(税込、送料別)【内容情報】(以下全て「BOOK」データベースより)あの愛しい花々に囲まれて、私は白い骨になる。古都の四季の移ろいの中、人生の儚さ、愛と憎しみ、憧れにも似た死の迎え方を鮮烈なまでに美しく描く、衝撃の小説集。鎌倉の自然と暮らしを綴る名エッセイスト、待望の第二作。舞い落ちる村価格:1,400円(税込、送料別)村と街のあいだの計りきれない距離と時間を繊細極まる文で綴った秀作。第104回文學界新人賞受賞作品。受賞第一作「冬待ち」を併録。おどりば金魚価格:1,575円(税込、送料別)器用でも、強くもない。でも、大切に守りたいものもある。日常の悦びと哀しみ、孤独と夢。東京の片隅のアパートをめぐる物語。熊野物語価格:1,785円(税込、送料別)熊野灘の大海原の先は極楽浄土、巡礼の民が目指すご神体の山─隠国(こもりく)の伝説を新しい感性で甦らせた小説集。影を踏まれた女新装版価格:600円(税込、送料別)秋の月が鮮やかに冴え渡る宵、子供たちは往来で歌いはやしながら影を踏んで遊ぶ。糸屋の娘・おせきは、影を踏まれて以来、自分の影を映し出すものすべてを恐れるようになった。外出を怖がる娘を心配した父母は、偉い行者の話を聞きつけ、祈祷を願うが…(表題作)。英米の怪奇小説に造詣が深い綺堂の怪談ものは、時代を超えて、怖い。15編収録。悪魔に食われろ青尾蠅価格:2,100円(税込、送料別)今日がその日だ?退院日の朝、精神病院のベッドで目覚めたエレンは純粋な喜びを感じていた。これで愛する夫のもとに帰れるのだ。退院後、優れたハープシコード奏者であったエレンは、演奏活動を再開する。しかし、音楽も、夫との生活も、以前とはすべてが微妙に違っていた。不安に怯えるエレンの前に、ひとりの男が現れたときから、封印されていた忌まわしい過去が形をなしはじめ、彼女をめぐる暗い影は、恐怖に満ちたクライマックスへと次第に戦慄の度合いを増してゆく…。人間心理の暗部に深く探索の針をおろし、そのあまりに突き抜けた先見性ゆえに、70年代に劇的な復権を果たすまで不当に埋もれていた本書は、読み巧者ジュリアン・シモンズが手放しで絶賛し、各種ベスト表にも選出された“幻の傑作”である花火価格:1,470円(税込、送料別)数年間の日本での滞在生活を通して、カーターはその独特な手法で「物語」を誕生させた。現実と非現実の間で、人間の「愛と性」とは何かを定義する。キルリアン価格:1,575円(税込、送料別)…女…言葉…無…光…闇、くるか?くるのか?闇に溺れるか?巨大な土蜘蛛が棲まう鎌倉のあばら家。ミルクコーヒー色の川と雪景色の新潟。情事の記憶が淀む渋谷のホテル街。耳を澄まし、眼を凝らして、彷徨う男の周りに浮かび上がるものは─。
2010.09.26
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)シンデレラ、白雪姫、みにくいアヒルの子…耽美で鮮烈な現代版西洋童話、全7篇。「魚神」で、その湿度の高い、土と水の匂いがたち籠める独特の世界観に魅せられた千早さんの二作目。人間のココロの奥深くに誰もが抱え持つ意地悪さや嘘、裏切りなどの裏の顔が前作よりもよりリアルに描かれています。今作も前作と同じく、全体に漂う湿度の高さと水のイメージを感じますが前作にあったような薄墨の向こうの世界のような透明感はなく、どろりと濁った熱帯の沼地のような空気のねばつきと同時に乾いた砂漠のような荒涼と氷河の如き絶対的な拒絶や冷たさが感じられる不可思議さがより魅惑的に仄暗い世界を輝かせていました。著者は「あとがき」で 「大人になってやっと童話の主人公になれた」と綴っています。幼少期にどうしても馴染めなかった西洋童話の世界。しかしそれよりも 「人類の歴史の方がさらに残酷で理不尽だと知」ったから。そこで、遠い世界のおとぎ話を現代の日本に置き換えて著者流の新しい解釈で書き下ろしたのが本書だということなのですが「安心して読める童話はぬるい」とおっしゃっるかただけあってストーリーは残酷で容赦ないものが多く某読書コミュでみかけた「一気読みすると鬱になる」という感想がなるほど納得のオソロシさ ^^;)母親から虐待を受け続けている幼い兄妹の逃避行「迷子のきまり」(ヘンゼルとグレーテル)いじめの標的にされるかもしれない恐怖から同級生を裏切る「鵺の森」(みにくいアヒルの子)恋情も嫉妬も哀れみも、すべての感情を「嗤って」微笑む「カドミウム・レッド」(白雪姫)莫大な資産を相続した妾の子の孤独な人生と恋「金の指輪」(シンデレラ)女を買うことに恐怖感を持つ男が思わぬ所で陥った穴「凍りついた眼」(マッチ売りの少女)同棲中の彼女がいるのに別の女に惹かれた男が失ったもの「白梅虫」(ハーメルンの笛吹き男)不倫の末実家に戻った女が認知症の祖母から教わったもの「アマリリス」(いばら姫)児童虐待や少女買春など目を背けたくなるような話もあるけれどでもそれらはいまこの瞬間にも実際に起こっていることでこの世界は、それこそ童話のような善意や思いやりに充ちたあたたかいものだけではけっしてない、という現実の刃を目の前にまざまざと突きつけられます。しかしそれが嫌悪感に繋がらずむしろこの物語世界の魅力に思えるのは著者の筆力と、愚かなれども愛すべき人間という生き物への暖かな眼差しと、なにものをも真っすぐ見据え芯を射る眼力だと思うのです。いやな出来事や感情、きたない物事や自分、そういったものから目をそらさずに見つめた先にみえる大事なことがざらざらぞわっとした読後感のなかにほんのり光ってみえる気がしました。
2010.09.25
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)成人式、結婚、葬式、お盆。日本人なら誰もが経験する儀式だが、思いがけないことが起きるのも、こういうとき。新人記者が成人式の取材に行く「冠」、引退したお見合いおばさんの縁結びの顛末を描く「婚」、社命で参列のお供をしたおばあちゃんの人生がほの見える「葬」、姉妹が両親を失った田舎の家に集まる「祭」。さまざまな人生や人間模様が、鮮やかに描かれる連作小説。新・直木賞作家の代表作、待望の文庫化。佳作。とても読みやすい内容&文章ですが、若い読者よりも、人生の曲がり角を過ぎた辺りの年代の読者のココロにこそじんわり染み渡りそう。「この方と、この方」が特に印象的でした。かつて何十組もの仲を取り持って来た「お見合いおばさん」のマサ枝。年をとってもう引退を決めていたい彼女の元に偶然持ち込まれた2枚の写真。結婚に前向きで積極的な女・智子と、超消極的なバツイチ男・啓一。最後の仕事とふたりを取り持つマサ枝だが、どうもふたりの歯車が狂い始めて…という話。 問題は決められない理由じゃなくて、「決められない」ってこと、そのものなんです。 結婚「したい」でも「したくない」でもない状態が、ただただエンドレスで続くような状況を生きている現代という時代を啓一の妹が一言で言い表しているのが印象的。それを、最初は呆気にとられて聞いていたマサ枝も、最後の方ではその言葉を思い返し、妙に納得してしまう。お互いにあらぬ方向を見てため息をついては「非現実的なところで、足踏みを続けてい」た智子と啓一。でも、夢と現実は違うのだと、最後の最後には気づく。それを報せる描き方も、間接的でとても良いし啓一の妹の後日談もほんわかとココロがあたたまり思わず笑みがこぼれてしまう。結婚に限らず、この物語に描かれているように現実に『生きていくこと』というのは、多くの人たちが若い時分あれこれ思い描いたようなキラキラしたものとはほど遠くて躓いたり失敗したり、なんでそうなるのと泣きたくなるようなことが多いものだけれどそれでも「そうよ、それでいいのよ。」とそっと背中を押してくれるような、優しく諭してくれるようなやわらかい言の葉がふわりとココロにつもっていく、、、そんなしみじみとあたたかな短編集でした。
2010.09.23
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今宵は中秋の名月ですが満月になるのは、実は明日。そして満月といえば フリフリ♪今月も満月パワーで臨時収入をgetしましょう♪9月23日(木) 18:17が満月ジャストタイムです。 ※ 前後各24時間以内にヴォイドタイム(フリフリしない方が良い時間)は 23日 14:52 ~ 17:47 (ジャストタイム前) フリフリとは?やりかた→ こちら通帳やお財布を楽しくフリフリ♪して皆さんに幸運が訪れますように * * * * *藤紫的 星読み 今回の満月は 牡羊座1度。 サビアンシンボルは 「海からあがったばかりの女性を、アザラシが抱いている」さあ! いよいよ新たなスタートを切る時期の到来です!!!「ココロの森」でも何度も書いていますが各星座の最初の度数はその星座の特徴をもっとも象徴的にあらわします。そして牡羊座は12星座の中の最初の星座。スタート地点です。12星座をひとつの魂のサイクルと考えると、まさに新しい肉体に魂が宿り、生まれ落ちた瞬間なのです。2年後に訪れるアセンションに向けすべてはここから始まる、といっても過言ではないでしょう。方舟(はこぶね)に乗り遅れないよう、準備万端整えて下さい♪^^でも、急に焦って何かを始めようとしてただやみくもに突っ走ってしまうのは ちょっと待って!生まれ落ちた赤ん坊が一人では何もできないように今から始めようと思っていること(叶えたいと思っていること)も、まだまだ大切に『育んでいく』ときです。それに今の空模様は、まだまだ夏のタイトなTスクエアの名残が。(天王星・木星・月と太陽・土星がおよそ180度、加えて冥王星がおよそ90度)この配置の影響がほぼなくなってくれる初冬頃まではまだまだ物事はスムーズには運ばないのです。それまでは、準備期間。体調を整えたり、下調べや勉強をしたり、必要な資金を貯えたり、やりたいこと・叶えたい夢・なりたい自分に関する地ならしの期間です。スタートの合図のピストルが、ある日突然『パン!』と鳴り響いても焦らずスッと、スムーズなスタートがきれるためのウォーミングアップの時間と考えましょう。「ウォーミングアップ? そんなめんどくさい、無駄ことしない。 自分はスタートダッシュ一本で行くぜ!」というかたも大勢いらっしゃるような星回りの気がしないでもないですが(笑)準備運動をおろそかにしてはいけません。ダッシュしたとき、思わぬ怪我をするおそれがありますから。しかも今回の場合、ただの怪我ではなく致命傷を負う可能性大です。と。ここで、今まで繰り返し書いて来たこと ━次の段階へ移る時期が近いと言い続けて来たこと━ が重要な意味を持ってきます。今までの自分を振り返り、改善すべきところは改善し、現時点で次の目標がはっきり見えているかどうかで、こんにちの対応はおのずと違ってくるでしょう。既に目指すべき方向が定まっている方々はおめでとうございます^^準備運動後はそのまま余裕を持ってスタート地点へお立ち下さい。更にイメージトレーニングやシミュレーションをしておけば夢の実現に一歩も二歩も近づきます。未だに目指す方向が分からないというかたは、ちょっと困りました。。。ゴールとは全く別方向に突っ走ってしまう可能性もあるからです。極端な話、陸上競技に出場するものとばかり思っていたらえっっ!水泳だったの?@@なんてことにもなりかねません。そんなことにならないためにも今日から次の新月(10/8)までは内省につとめてみましょう。自分のココロの中を静かに見つめて良い所も悪い所も、丸ごとの自分を「みとめる」のです。そうすれば自然と方向性が見えてくることと思います。もし、どうしても、どちらに向かって歩いていけばいいのかわからない、というときには「心地よい」と思う感覚を道しるべにしてみてください。何故だか分からないけれど、心地よいと思う場所、人、時、色、音楽、言葉、味、香り、などなど。そのなかにきっと、ヒントがあるはずです。十五夜お月さまがそして明日の十六夜の満月が多くの人たちの願いと未来を明るく照らしてくれますように
2010.09.22
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思い出の詰まった絵本こそ、ぼくの本当の宝物歌人にして、数々のエッセイでも知られる穂村弘が、秘蔵の絵本たちを、思いを込めて語ります。戦前のレトロな絵本から最近の作品までオールカラーでビジュアル豊かに紹介・解説した月刊MOE連載の大人気コラムが一冊の本になりました。【内容情報】(「BOOK」データベースより)国内外の名作絵本、約70冊をオールカラーで解説・収録。「絵本やきれいな紙モノを見たり買ったり」するのが、「ごちゃごちゃと複雑な苦しみに充ちた現実から逃げ」る方法というほむほむ。紹介されている絵本の多くが挿絵やストーリーのうつくしさ、教育性、示唆性に富むといったものではなく意味や脈略がなかったり、極端にシュールだったり、オノマトペが秀逸だったり、といった「ことば」に焦点を当てたものであるのがいかにも歌人のセレクトといった感。私は、幼少期に本を読み聴かせてくれる人が身近にいなかったせいかとりあげられている絵本の殆どがしらないものばかりだったのだけれど唯一、はっきりと「これはおぼえている!」と思ったものがあった。この絵本と出会ったときの衝撃は今思い返してもぞくっとするほど。ねないこだれだ価格:630円(税込、送料別) 真っ暗闇のなかにきらりとひかるふたつの目。 「よなかに あそぶこは おばけにおなり」 「おばけの せかいへ とんでいけ」 「おばけになって とんでいけ」 で子供がお化けになって家から飛んでいって終わり、という ぶっちぎりのエンディング。今の時代なら、きっと「夜更かしはいけない」という「教育的配慮」の範疇外として「『【子供にみせるものとしては問題がある】と親が考える』と編集長が判断する」であろうテキスト。教育的範疇を超えるおそろしさ故の、素晴らしさ。だからこそ、こうしていまも私のココロの奥底にしっかりと思い出が焼き付いている。本書のなかで同じくらいのインパクトがあったのは「かがくのとも」通巻23号掲載という谷川俊太郎氏/作・粟津潔/絵「まるのおうさま」だ。【予約】 かがくのとも復刻版セット価格:34,650円(税込、送料別)サイケデリックな赤の背景に両目の付いた白いお皿が描かれている。おさらの台詞はふきだしになっていて、そこの部分は山吹色だ。 おさらはおもった ぼくはなんてまるいんだろう ぼくはせかいいちまるいんだ ぼくこそまるのおうさまだ おさらはむねをはったそして、その見開きのすぐとなりのページは、こうだ。 がちゃん そのとたん たなから ころげおちて・・・・こなごな絵は勿論、こなごなになったお皿である。絵本はさらに続く それをみて しんばるが おおわらい きのうはまるいが きょうはこなごな! まるのおうさまは やっぱりおれだ ・・・なんという残酷物語!!!でも子供ってかなり残酷な生き物だからこういう絵本の方が、きっと「みんななかよし」的な物語よりも好きだろうな、と容易に想像できる。いくつか紹介されていた本のなかでも私の感性にびびっとくるのは谷川氏のものがおおくて、やっぱり 谷川氏は天才だ、と改めて思ってみたりも。最近は、ドラマでも小説でも絵本のようなワクワク感のある「ワンダーワールド」よりもなんだか強い刺激を求めるだけの「ワンダー」がもてはやされている。殺人事件の思いもよらないトリックとか奇想天外な設定や発想とか、笑わせよう、泣かせよう、とする設定が最初から見え見えでそれに向かって「これでもか」と事件を振りかけていくとか。そんな仕組まれた『ワンダー』なんかちっとも『ワンダー』じゃない、と思ってしまうのはきっと 私だけではないはずだ。絵本をひらくと なんだかほっとするのはそんなたくらみとは無縁の世界が華麗に奇抜に、私たちの狭い世界を超えてゆくからかもしれない。
2010.09.18
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明日 9/8(水) 19:30 に新月を迎えます。 新月になった時刻から8時間以内に(8時間以内に間に合わなかった場合、効力は薄れますが48時間以内でもOKです)2個以上10個以内 願い事を「手書き」で書いて 日付をつけて大事にしまっておくと願いが現実に向かいます。 !!! 必ず自分自身に関するお願いを書いて下さい !!!このお願いは「なんでも叶う魔法のおまじない」ではなく何度も繰り返して願い事を書くことにより、 新月の力を借りて、自分の深層心理(無意識)に作用させるものです。(無意識は、表層意識よりもずっと大きな影響力があります) したがって 地球環境や他人の言動についてのお願い事、「宝くじ当選」など、100%運頼みの願い事はこの『新月のお願い』では叶いません◆今回の新月直後~2日後までの間のヴォイド・タイム◆ (星の並びがよくなく、トラブルが起きやすい時間帯) 9/9(木) 18:02 ~ 18:04 (※ 2分間)今回の満月は最近点を通過(12:58)するのでいつもよりパワーがあります♪今回の新月は乙女座でおこります。 叶いやすいお願いキーワードは・・・ 体の健康、 食生活・運動、仕事・ライフワーク 眼識、助けてあげること 秩序、リラックス、 完璧主義 ●関連のある身体の部分・症状: 大腸・腸、便秘・下痢、消化吸収、 みぞおち 等に関する願い事が 特に有効です。(これらの事柄に関することが比較的叶いやすいというだけで これ以外のことをお願いしてはいけない、というわけではありません。 叶いやすい分野のお願いを無理に探すよりも 自分が本当に叶えたいお願い事をしてください。 何度も繰り返し願うことにより夢は実現に向かいます) ** 注意 **お願いごとを書くときには 「○○しますように」という書き方よりも「○○しました」「○○になった」というように 過去形で書いたほうが有効です。 みなさんのお願いが、月に届きますように * * * * *藤紫的 星読み 今回 乙女座15度で起こる新月のサビアンシンボルは 『勇敢な先祖から受け継いだ家宝である、優雅なレースのハンカチ』きっちり丁寧に編み込まれたレエス。いかにも乙女座らしいシンボルです^^そしてレース糸は、過去からの縁の象徴でもあります。先祖、家族、親戚、遺伝、伝統など過去から今日の自分へと続くもののなかに、なにかヒントがあるようです。9月に入っても、宇宙の星模様は相変わらずで土星、冥王星、天王星&木星の強烈なTスクエアが続いています。思いがけない妨害やハプニングに見舞われた時、何をどう頑張ってもにっちもさっちもいかない時、前ばかり見てがむしゃらにもがくのではなく、今回は少し、後ろを振り返ってみましょう。先祖代々受け継いで来たもの、たとえば、うまれた土地や家、自分の性格や体質、元々そなわっているものに現状突破の鍵が見つかりそう。おじいちゃんやおばあちゃんに話をきいてみるのもいいかも。それによって貴方自身が、本当に欲しい宝物や、一番大事にしたいものはいま、夢に描いているものや思い込んでいるものではなく、ほんとうはもう、自分自身が持っているものなのだとふと、気づくようなことが出来事があるかもしれません。しかも、気がついたその宝物は、それこそ「家宝」になりそうですよ^^。そしてもし、今日、新しく誰かと知り合ったり、モノを買ったり、新しいことをスタートしたりすることがあったなら、その縁を、どうぞ大事に守り、育てて下さい。守り抜くのはなかなかたいへんかもしれませんが、守り抜けたなら、それもきっと、貴方にとっての「宝」となるでしょう。また昨日から天秤座と乙女座に、惑星が集中しています。乙女座には太陽・月・水星。おまけに水星は逆行中です。新月と度数は重なっていませんが、おなじ乙女座にありますので勘違いや連絡ミス、遅刻、伝言漏れ、ケアレスミスや「ついうっかり」といった事故・ハプニングが起きやすい日。折も折、台風が日本列島を横断中。大事な仕事や約束がある方は、特にお気をつけ下さい。
2010.09.07
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失踪中の夫が帰ってきた。ただしその身は海底で朽ちていると。死後の軌跡をたどる2人。心震わせる哀しく深いゴースト・ストーリーとても静かな、愛、というより、哀に満ちたお話。ある夜更け、主人公の女性は急に「しらたま」が食べたくなって台所に立つ。すると隅の暗がりに3年前に疾走した夫がぼうっと姿を現す。彼女にはそれが不思議でもなんでもなく前もってわかっていたかのような感覚に陥る。しらたまは夫の好物だったのだ。そして翌日から、ふたりは夫が姿を消した道を遡りはじめる。「3年かかって歩いて来た」と夫の言う、「その道」を。物語の冒頭と終わりに出てくる「しらたま」が「たましい」の象徴でもあるように感じました。つかもうとするとつるりと逃げてやわらかで、ほんのりあまくて、いつまでも味わっていたいのにすぐのど元をすり抜けていってしまう、、、この、何十億という人々の中で巡り逢った人生の伴侶と呼べる人との生活というのはそれがたとえば50年つづいたとしても10年だったとしても、たった3年でも、ふと 思い返せば みなおなじく喉元を通り過ぎるしらたまのようなほんの一瞬のあまやかさなのかもしれない。通り過ぎた記憶はたしかにあるのだれどなんだかたったいま感じたそれがゆめまぼろしだったかのような。彼岸から戻って来た夫とのふたり旅が特別大きな事件もなく、ただただ淡々と続いてゆきます。その、一見退屈ともおもえるようなふたり旅は此岸と彼岸の境の川辺をどちらにも渡らず、ただただずうっっと遡っていくかのよう。なぜ、夫はもどってきたのか。あの時、最後になんと言葉をかければ夫は本当に「もどってこられた」のか。いつか、必ず来ると分かっている「わかれ」がすぐ先にあるのに、ふたりはただただ寡黙です。双方の、夫婦だからこその言葉にならない気持ち。それが、静かな筆致と世界とでとてもよくあらわされていました。心の隙間、阿吽の呼吸、夫婦だからこそさらけだせないもの、どうしようもないずれ、、、電車に乗り、バスに揺られ、行く先々で様々な人と関わり合いながら今まで知らなかった相手の一面に触れ、笑い、助け合うたびに、でも、もうどうやってもとりかえしがつかない、すべては「すぎさってしまったこと」なのだ、というどうしようもない空しさとせつなさが胸に迫ってきます。湯沸かし器や、滝や、波音などふたりの滞在する各地で水音が耳に残るのも印象的。その水音は、時に激しく、時に優しく、人生の川のようでもあるし、体内を荒々しく巡る赤い液体のようでもあります。相手の、今まで知らなかった一面を滞在先の人たちが当たり前のように知っていて受け入れるさまはなんだか前世の記憶を遡る旅のようにも思えたりも。ひとはみな、「わかれ」へ向かって、日々一歩ずつ進んでいくというのは皆が知っていることだけれどでも、自分が生きていると(あるいは生きている人と一緒にいると)そのことはなかなか実感できなくて逆に、死者とともにいるとその事実がぐっ、ぐっとそれこそ一歩ずつ胸に迫って来る。それはとてもかなしいけれどとてもたいせつなことでその過程を経なければ生と死は、いつまでも断絶したままなのだ。「死者は断絶している。生者が断絶しているように」と、主人公の亡父や夫が言うように生者と生者、あるいは死者と死者というのは同類ゆえに隔てられていて死者と生者というのは異類ゆえに近しく、溶け合い、ゆるし合えるものなのかもしれない。ゆるしたからといって決して荷物は軽くはならずふたりぶんの荷物を持って主人公は現実に還ってゆく。それでも、その荷の重さは「ふたりで生きた証」として彼女の記憶に残るのだろう。手や肩に食い込む程に重くともあたたかい思い出とともに。
2010.09.06
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パスタマシーンの幽霊価格:1,470円(税込、送料別)【内容情報】(「BOOK」データベースより)「クウネル」の人気連載─深々と心にしみる短篇小説集。文句なしによかった!これぞ、川上弘美の世界!やっぱり川上さんは短篇に限るわあ元々、好きな作家のひとりだったのだけれどもどうも最近の作品は私の感性にあわないものばかり特に「夜の公園」以降何作かつづいた夫婦ものの長篇は全く受け付けず、その後の、某読書系でかなり評判のよかった「これでよろしくて?」なんて「・・・」と無言になってしまう程で「どうしよう、 このままだと好きな作家のリストから川上弘美の名前が消える・・・」と危惧していたのだけれど(私ごとき一介の読者に危惧されたところで川上さんは痛くも痒くもないだろうけど 笑)本作は私の大好きな川上ワールド満載♪でした。一篇が10ページ前後の短篇が22篇。短篇というよりは掌編程度の分量ですが独特のつかみどころのないような、浅いようで深いような、水面にぷっかり浮かんでいるうちにいつのまにやら知らない世界にまよいこんでいるかのような、繋いでいた筈の手が離れていつのまにやらひとりぼっちで世界の隅に放られてしまったような、何気ないことを書いているようで実はとんでもないことが書いてあるような世界。現実と、虚構と、ユーモアと、寂しさと、むなしさと、可笑しさと涙と笑いと、いろんなものをごちゃまぜにして静かにドリップして抽出させた「孤独」の奥深さ。一杯一杯が、とても愛おしくて、おいしくてついもう一杯、手が伸びてしまうようなここちよさ。私個人的には誰でも書きそうなリアルな恋愛模様よりも川上さんのよくいう「うそばなし」のほうがずっと好みだ。ふしぎな海の生き物が人間のおんなのような形になる「海石(いくり)」とか「ヤマグチさん」にココロ惹かれる「庭のくちぶえ」とか。思い出した頃にあの話とこの話が繋がったりするのもまた楽し。むかし、どこかの雑誌で見かけたけれど川上さんは、ぼーっとしているとこういう「うそばなし」がいくらでもぽこぽこ浮かんでくるのだそうだ。・・・特異体質というか、天職というか (笑)でもこんなお話が次々と浮かんでかけたなら書いているご本人も、さぞや楽しかろう。
2010.09.01
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