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イギリスからDVDを買うのはどうしても取っておきたいDVD、今回は「Sound of Music」と先日映画館で見てものすごく気に入ってしまった「クレアモントホテル」、とても安い上に送料は多いほどお得なので,ついでに何かを買おうとついつい物色してしまいます。そこで目についてしまった、"Shell Seekers"、BBCのドラマです。映画ではないので日本では公開されていないし、DVDもありませんから,なおさら欲しくなる、、ピルチャーの長編では一番気に入った本ですからもちろん買いました。ヒロインのペネロペを演じているのはあのバネッサ・レッドグレーブですもの、見応えありました。本だけでも,美しいコッツウォルドやコーウォールの景色を想像していましたが、うっとりするほど美しい景色です。ドラマですから仕方ない事ですが、かなりはしょられています。コーンウォルでの母親との思い出はばっさりなくなって、そこで出会った最愛のリチャードも登場時間はほんの少し、どうしてひかれたのか分からないほど。またどうしてロンドンに戻って夫と簡単によりを戻したのかも分からない。本にはかなわないですね。このDVDは日本語字幕はもちろん,英語字幕も全くで出なくて、英語を聞くだけです。こうなったら聞くしかない,見るしかないです。前よりかなり分かる様になった気がします。でも,一部、訛の強い人が出て来た時はま~ったく分からなくなりました。字幕なしでみるには既に読んで知っているドラマ、映画がいいですね。
2011.01.31
このところ。ご近所ばかりでなくちょっと遠くから通ってくださる方も増えて来ています。私立中高一貫校の生徒さんもかなり増えてきました。急がず、普通の教科書で、普通に進んでいる学校、とにかく進度が早く,難しい事をやらせようとしている学校、といろいろです。早く進む、難しい事をやれば力がつくっていうのは疑問です。進度について行けず,英語嫌いになっている生徒も多いようです。この教室はあくまで簡単な事をたくさんがモットーです。どんな生徒さんでもまずは簡単な絵本から読んでいただきます。簡単な本、絵が一杯の本には言葉のヒントがいっぱい詰まっています。今日は英語全く初心者の6年生が来ました。いきなり、ORT1+を読み聞かせ、読んだあと、どんなお話だった?と聞くとほぼあたっています。Look out, Kipper!というページを、キッパーよけて!と言いました。教科書的にLook out=気をつけて!と言ってましたが、そうか、それでいいんだと納得してしまいました。この状況ではそれでいいのです。Kipperがアイスクリームを持ってつまずいて寝ているおじさんの頭にアイスクリームを落としてしまう場面です。そのうちまた違う場面でLook outが出て来たらそのページの状況でまた理解できればLook outはしっかりと定着するでしょう。絵が物語ってくれる単語のイメージをつかみながら覚える方がずっと効率的です。縁あってこの教室に出会ってくださったみなさんに、楽しく英語が身につけられるという事を感じてほしいと思います。
2011.01.31
フローズン・リバー?-?goo?映画映画大好きな友人に薦められていた映画でしたが、劇場では見逃してしまいました。一言で言って母の愛とはすさまじいかぎりです。「母親は子どものためなら鬼にも蛇にもなる」とはよくドラマの台詞で聞く言葉ですが、この母親たちも同じです。フローズン・リバーとは文字通り,凍った川です。川が凍ったときに行われている不法移民の運び屋になってしまう2人の母親の物語です。ギャンブルに狂った夫にお金を持ち逃げされて日々の食料にも困ってしまうレイはネイティヴインディアンの居留地に住む女性ライラと知り合います。彼女もまた、夫を失い,まだ1歳の息子を夫の家族に取り上げられてしまって何とかして取り戻して一緒に暮らしていたいと思って,不法な仕事に手を染めていました。カナダ側からどうしてアメリカに不法に入国したいのか?なぜ,カナダ側ではいけないのか,ちょっと私には理解しがたい点です。この映画で描かれているアメリカ国民自体が貧しく、最底辺の人たちなのに、それでもアメリカには夢があるのでしょう。はじめはどちらの女性にも,反発を感じて見ていましたが、徐々に温かい気持ちになってきました。どんなに貧しくても、子どもをきちんと育てようとがんばる姿に感動します。あまりに出口の見えない不幸、貧しさに途中で見るのをやめようかと思ったくらいですが、最後はすばらしいエンディングでした。レイの2人の息子のけなげさ,かわいらしさ、またライラの赤ちゃんの可愛さがこのひどい世界の正反対のようです。
2011.01.28

Audible.comの朗読があまりにすてきで買ってしまいました。ちょっとしゃがれた老人の様な(失礼!)な声なのですが、しみじみしていてとてもいいのです。届いた本を開いて一緒に聞き読みしようと思ったらなんと本がちがっていました。Audible.comの朗読は右側の絵本の方の朗読だったのです。絵本としては長い朗読だし,変だな,と思ってのですが、聞いてみたら,半分までが朗読、後半はアクティビティーになっています。今日届いた絵本で聞き読みしましたが、すばらしい!キャンプファイヤーのパチパチと火が燃える音、枝が折れる音、夜の闇の中だからこそ音がよく聞こえるのでしょう、いろいろな効果音が入っています。暗闇が大嫌いなPlopのためにおかあさんが知恵をしぼります。キャンプしている男の子、星を眺めている男の人、いろいろな人に聞きに行きます。Old ladyの言ったことにはちょっとひっかかりました。"Dark is kind. I can forget that I am old and I can sit and remember all the good times."暗闇では現実を忘れるっていうこと?このおばあさんの言った事はPlopには説得力がなかったようです。
2011.01.27

小学生クラスは今月は"Mary Had a Little Lamb"を歌っています。日本語の歌でもおなじみですが、英語では1番までがうろ覚えの状態です。この歌は物語になっているのでストーリーが楽しめます。数回にわけて絵を指しながら歌い、その後に歌詞を読みます。数回歌った後で,ビンゴ表を渡して、Writing Bingoをします。歌詞の中から9語を書いて,ビンゴゲームをします。私が歌いながら単語を言うとなんとか歌詞の中から単語を探しながら書き込みします。8番まである歌ですが、まずは4番まで歌っています。中学生は"Children's Jazz Chants Old and New"の中から1日2個ずつチャンツしています。中学生は歌よりも好きなようです。ブツブツと切った読み方をしていると絶対付いて行けないスピードです。ネイティヴの人はこのスピードとリズムで話しているから聞き取れないのも納得です。一生懸命付いて言えるようなると聞き取る事も楽になると思います。
2011.01.27
4、5年前にNewbery賞受賞の本のセットで買ったのですが、ずっとしまい込んで忘れていました。2005年のMedal受賞作です。偶然Audible.comに見た事のある表があって,聞いてみたらすばらしい朗読だったので買ってみました。とても聞きやすい朗読で、内容ももちろん面白くてぐんぐん読み進み,(聞き進み)ました。Al Caponeとはあの有名なアル・カポネの事です。アル・カポネのギャング物の話とかってに思い込んでいましたが、全く違ってました。ただ、物語の舞台がアル・カポネが服役していたサンフランシスコ湾にうかぶアルカトラズ島です。10数年前に息子たちとサンフランシスコに旅行した時、アルカトラズ島に行きました。なんにもない、監獄しかない島ですが,観光客が大勢訪れる名所になっています。アルカポネがいた独房、囚人たちが利用した大きな食堂など、映画でしか見た事のない昔の監獄がそのままありました。この本を読んでアルカトラズ島の様子を思い出しました。この物語の当時1935年には、その島には囚人だけでなく、そこで働く刑務官やいろいろな仕事をする人たちが住んでいました。主人公のMooseは父親がアルカトラズ島で電気工としての仕事を得て,島に引っ越してきます。そこに引っ越して来たもう一つの理由は自閉症の姉ナタリーをサンフランシスコの学校に入れるためでした。Mooseはまだ12歳ですが、なにかとヒステリックになる母親への気遣い、自閉症の姉の面倒、周りの子どもたちとのトラブルなど,いろいろな難題が持ち上がります。厳しい刑務所所長の娘がとんでもない娘でMooseがトラブルにまきこまれたりします。このタイトルですが、囚人たちが島の住人のクリーニング作業もしていたということで、アルカポネが自分のシャツもしたかもしれない,という所からとったタイトルのようです。実際、アルカポネが洗濯したかどうかはもちろん分かりません。最後の方でMooseがなんだかよくわからない行動をとるのですが、これが美談の様に描かれているのですが、よくわからないのです。誰か読んだ人がいたら教えてほしい気分です。どうしてアル・カポネがこんな事ができたのか?不思議な事がでてきます。Newbery賞を受賞した作品はやっぱり面白いと思います。
2011.01.26
土曜日の中学生クラスの説明会には6人の方が参加してくださいました。時間の都合で2回にわけておこないました。数年前まではこのご近所の方がほとんどでしたが、最近は多読の知名度が上がって来たせいでしょうか、多読で検索してこの教室を見つけてくださる方が増えてきました。あまり便利な場所にあるわけでもないこの教室ですが、電車やバスに乗ってここまで来てくださるみなさんに感謝しています。塾は駅のそばには10や20すぐに数えられるくらいありますが、ここはそういう塾とは違うと分かって下さる方に来ていただきたいと思います。「英語ができる」が「英語のテストで点数がとれる」ということではないという事を保護者の方に理解していただいた上で、ご家庭でのフォローをしていただければと思います。今日は土曜日に参加してくださった方がお子さんと一緒に見学に見えました。お母様も一緒にORT1から読んでいただきました。多読記録手帳をお渡して記入してもらいましたが、簡単な本だけど、内容の濃さに驚かれていました。短い文章の中にちゃんと物語りがあるという事にも気づいてくださいました。この教室の内容は普通のいわゆる今までの"塾”とはかなり違っていますので、こういうふうに親子一緒に体験していただき理解していただく事は大事だと思っています。
2011.01.24
総語数251語 Scholasticのブッククラブで買った絵本ですので、紙質がちょっと悪くて弱いのですが、印刷も本物の絵本だったらもっと奇麗な色が出ているのではないかと思います。それでも、十分この本の魅力を伝えてくれます。表紙が映画"皇帝ペンギン”に似ています。映画は実写版、こちらはイラストですがすばらしい絵です。南極の厳しい寒さや雪嵐の中でじっとたたずむペンギンの親子の様子、オーロラの空や、海の色が美しいです。皇帝ペンギンの母親は卵を産むと父親ペンギンの足下の袋に残して,自分はえさを探しに2ヶ月間も帰って来ないのだという事が、絵本の最初の解説の所に書かれています。待っている間の子どもの気持ちが描かれた絵本です。絵が落ち着いて大人っぽいのですが、朗読は可愛い子どもの声です。総語数373語こちらは全く雰囲気が変わって、とっても可愛いペンギンのお話です。ペンギンは鳥の仲間なのに飛べないのでしたね。でも,このペンギンちゃん、Flip-Flopは何とかして飛ぼうといろいろ試してみます。木の葉をたくさんつけて羽を作ってみたり、頭にプロペラつけてみたり、氷でヘリコプターも作りました。最後は風船です。でも、、、破れてしまいます。最後にたどり着いた所は、、やっぱり、ね。絵がとてもかわいい!色がとても奇麗です。こちらの朗読は男性の大人の声ですが、ぬくもりを感じる朗読です
2011.01.18

【送料無料】Sneezy the Snowman[洋書]クリスマス絵本はしばらくまた来年までのお楽しみに!奥の方でお休みしてもらいます。冬の絵本はまだまだたくさんありますので,どんどん読んでください。この数日の寒さ、全国から雪のニュースが届きます。大人は寒さに背中を丸くして歩いていますが、きっと子どもたちは雪の中で駆け回って遊んでいる事でしょう。あまりたくさんの雪は困りますが、子どもたちが雪だるまが作れるくらいは降ってもいいかな,と思います。The Biggest, Best Snowmanの主人公は小さな女の子Nell。パーティーの準備を手伝いたいのに、小さくて何にも出来ないから、と手伝わせてもらえません。そこで,森の友達と遊びに出かけます。森の動物の友達がNellに、雪だるまを作って、と頼むのですが、、自分は小さいから何にも出来ないと言います。しょんぼりしているNellに動物たちは、やってみなければわからないよ、と励まして一緒に作り始めます。Nellは小さなボールをpatted and matted and batted、Reindeerがnudged it and nudged it. うさぎがkicked it kicked it.雪だるまを作る手順がとてもリズミカルで楽しい表現です。Sneezy the Snowmanはいろいろと注文の多い雪だるまのお話です。SneezyはSnowmanなのに寒がりなのです。温かい飲み物が欲しいですって!この表現が何回も出てきます。And then-right there-believe or not...融けてしまったのです。でも、Make me brand new!と叫ぶのです。で,また子どもたちは作り直し,また,寒いからと要求,また,融ける、その繰り返し,とうとう,いっぱいマフラーや帽子や,コートまで着てしまった雪だるま、今度は暑いと言い出します。最後は...ここからは読んでくださいね。どちらも楽しい可愛い絵本ですが、絵本だから簡単とは言えません。毎回絵本から新しい単語や表現を教えてもらってます。どちらもすばらしい朗読CDが付いています。
2011.01.16
総語数1650語 YL4.0~ 古い児童書の名作を今まで読んでいなかった!感動しました。Audible.comで買った音源を聞き読みしました。渋い男性のしっとりした朗読と、効果的な音楽が雰囲気を盛り上げてくれます。子供部屋に散らばるおもちゃたち、時々片付けにくるNanny、しっかりとRabbitを抱きしめて寝る男の子、挿絵は少ししかありませんが、そんな映像が目に浮かぶようなすばらしい朗読です。初版は1922年という事ですから,本当に長い間愛され続けているのですね。朗読と本では少し単語が変えられている所がありますが、きっと現代の言葉に代えているのでしょう。ほんの一部ですから,気になりません。これを読んでもらった子どもたちはぬいぐるみやおもちゃを大切にしようと思った事でしょう。そうしたらきっと本物になってくれるかも、と。愛が吹き込まれて,命になるって、おもちゃの話のようで、人間の事を語っている様にも思えます。
2011.01.16
実は~、ひっそりと~、ヨガを始めました。どうせ長続きしないと家族には思われているし,私も続く自信がないのですが、、、まだ,2回目、でもはっきりと変化がでてきました。体験レッスンと1回目のレッスンの時は,終わってからどっと疲れて,帰りの道のりが長く感じました。歩いて25分の距離なのですが、足取り重く,家に着くとソファーに座ったきり、しばらく動く気力がなかったのですが、昨日は,それほど疲れず快調でした。私にはちょっと足や腕に不自由な部分があって運動は大の苦手なのですが、先生に相談して、無理は極力しないでゆっくりやっていいというお許しをいただいて、のんびりやって行こうかなと思っています。ここまでは前置き。ところで、昨日、先生の所に言って相談しようと待っていると、私の前に相談している方が先生の話がよく分からない様子です。運動場から出て話しかけてみました。やはり,日本の方ではありませんでした。台湾の方でした。日本に来てまだ2年目、ご主人のお仕事の関係でうちの近くに引っ越して来たという事です。日本語は難しそうなので,英語はどうですか,というと,英語は話せるというので,英語に切り替えてみたら会話が続きました。イギリスやアメリカに行ってる時は感じなかったのですが、非英語圏に旅行して,英語でお互い話が出来る事はとてもありがたい事なのだとしみじみ実感します。ヨーロッパの人たちはちょっとでも英語が話せると物怖じせず,どんどん話そうとします。見知らぬ町の観光客がお互い困っている時に教え合ったり,助け合ったりできるのも,英語という共通言語があるからのこと。旅行中にいろいろな人に助けてもらった経験から,私も日本で困っていそうな外国人を見たら,話しかけようと思っています。日本人は恥ずかしがりやで、いらぬお節介は迷惑かも、と思いがちですが、そんな事はないはずです。「大丈夫ですよ」,と言われたら、「良かった、じゃあね」と言って去って行けばいいのですから。
2011.01.13
あまりにおなじみすぎて書いていなかった本です。どれもArnold Lobelの作品で児童英語指導者や多読指導者には有名な本だと思います。私が多読を知ったのは2003年ですが、これらの本はそれ以前から教室で使っていました。中学生の副読本として年に2~3冊を全員一緒に少しずつ読むというレッスンをしていました。内容が楽しいので選んだ本ですが,内容が可愛く、ユーモアがあって、しかも英語もそれほど難しくなく、1エピソードが短く読みやすいのです。中学生のクラスが今のように個人レッスン形式になってからは一斉に読むということはしていませんが、最近、私と生徒との交互読みという形でまた,この本を使いだしました。既に,多読として読んだ生徒がほとんどですが、またじっくり読むのもいいし、漠然としか分かってなかった事をくっきり分かったらそれも楽しいと思います。多読と精読(しっかり読み、)どちらも必要だと思います。精読といってもで詳しく日本語に訳したりはしません。ポイントでちょっと質問する程度です。この本のいい所は繰り返しが多く、1エピソードを読む間に何回も同じ単語に出会います。このシリーズはすばらしい朗読のCDが付いています。大人の方にもシャドーイングにお薦めしています。多読に,精読に、シャドーイングに大活躍のシリーズです。
2011.01.12
この教室は小学生から中学生に変わる時、大きな変化があります。普通の塾のイメージとは全く違ったやり方をしています。みんな同じ方向を向き,講師の話を聞くという形のレッスンは小学生まで、中学生からは多読と個人レッスンの組み合わせの形になります。詳しくは上↑の[HOME]をご覧下さい。「中学生」というバナーをクリックすると詳しい説明のページに飛びます。詳しい説明を追加いたしました。書いた物だけではなかなか伝わりにくいところもありますので、説明会を実施いたします。日時: 1月22日(土曜日) 午後1時から約1時間場所: 教室内現6年生クラスの保護者の方はもちろん、新規の方の参加もお待ちしています。このレッスン形式にするまでは中学生からの新規の入会はお断りしていましたが、現在は個人ベースのレッスンですので,初心者でも来ていただく事が出来ます。なお,説明会は1時間の予定ですが、毎年,しゃべりすぎて1時間以上になってしまいます。今年は1時間で終わる様にがんばりますが,超過することもあるかと。コーヒーとお菓子をご用意してお待ちしています。参加ご希望の方はご連絡をおまちしています。連絡先:bright78_cat(アットマーク)yahoo.co.jp (アットマークを@に変えてください)電話:048-461-9180
2011.01.11
総語数7832語 YL3.5くらいずいぶん前に買って一度読んだのですが、それ以後誰にも読まれず、上の方が少し黄ばんで来てしまいました。Audible.comに音源がある事を発見、買って今度は聞き読みをしてみました。なかなかいいのでご紹介します。子どもの立場からすれば,たわいもないお話ですが、大人の目からみると、なかなかいいお話しです。Maggieは小学3年生、筆記体を習う事になりました。Maggieは筆記体なんていらない、大嫌い、コンピューターで書くから必要ないと頑固に練習しようとしません。お父さんからはパソコン禁止を言い渡されて、学校では反抗的な態度をとって、お母さんが呼び出される羽目に。こんな事でお母さんが学校に呼び出されたり、校長先生の所へ送られたりと、アメリカの学校って、かなり厳しいのですね。多分日本では、担任が家でどうしようと悩んで,一人で解決しようとするのでは?まあ,とにかく、Mrs. Leeperと校長先生の巧妙なテクニックがすばらしい。Message Monitorをと言う,伝言配達人を命じられたMaggieはMrs. Leeperと校長先生の間を何度も行ったり来たりします。そのメッセージはすべてMaggieの事がすばらしい筆記体で書かれています。なんとかそれを読もうとするMaggieです。ガミガミ怒ったり、罰を与えたりするわけではなく、じっくり子どもに向きあう,Mrs.Leeperと校長先生の温かさがすてきです。Audibleの朗読は速からず遅からず、聞きやすい女性の声です。CDをつけましたので,大人の会員さんにも是非読んでもらいたい本です。
2011.01.08
図書館から借りた本なので,書いておかない忘れてしまいそうなので。本当は忘れたくないガッツンと来る本です。著者の4人の対談を本にしたものですが、教育は個人の利益のためではない、ビジネスではない、競争ではない、処罰ではない、4人の方々の情熱ある言葉にうなずきながら読みました。自分の子どもが学校に行っている時は目先の事だけに目がいってしまいますが、終わってみると自分の見方がどんなに我が子の事しか考えていなかったか、と反省する事ばかりです。大きな視点で社会の一員としての子どもを育てるのが教育であること、だからおせっかいといわれても、子どもたちの人生のため、それが社会のため,日本のため、世界のためであるから、教育があるという事なのだと思います。フィンランドの中学校の先生が、落ちこぼれの子どもたちをとことん面倒見る、と言った時,なぜそこまでするのか,と質問しましたが、それが、その子の幸せに繋がるとともに,社会のため、ひいてはフィンランドのためであるからと言った意味が最近になってじわじわと分かってきました。こういう方々が日本の教育を真剣に考えてくれていると思うと,希望が持てます。
2011.01.08
今はもうNHKBSでの放送は終わってしまいましたが、ミスマープル見続けています。時々TSUTAYA discasから届くのが楽しみです。昨日は「牧師館の殺人」を見ました。いろいろな女優さんが今までミスマープル役を演じていますが、このDVDのミスマープルはとっても可愛い方です。ミスマープルの楽しみは、謎解きだけでなく、美しい景色もあります。昨日見たDVDの事件はミスマープルの住んでいる家のすぐ前の牧師館で起こります。ミスマープルの家のかわいらしい事と言ったら!!!花に囲まれた小さなコテージ、家の壁にはいろいろなの蔦がからまっています。庭に座って周囲をじっと見ているミスマープルです。すばらしい洞察力、観察力で事件を解決してしまいます。でも、ちょっと、あまりにさばさばしているのは、イギリス人だからでしょうか。日本のミステリーはもっと人間のウェットな部分を描いている気がします。ところで、このDVDではミスマープルの過去が明かされます。ミスマープルはなんと、不倫をしていたのです!!戦争に行く愛する人を駅で見送る場面が回想で出てきます。あの時代、ずっと独身で暮らしたミスマープルの秘密がちょっと分かってほっとした気分。もう一つの謎はどんな仕事をしていたのかという事。どうしてあんなにゆったりした生活ができるのか、と不思議でしょうがないのです。ミスマープルの村に行ってみたい!
2011.01.07

今日から新学期スタートです。ずっと教室の休みが続くと,それが普通のような生活になって、教室がいったん始まってしまうと,またそれが普通になってしまいます。朝から2週間のブランクがあった事など嘘の様に、いつものパターンが戻ってきます。今日は午前中、大人の多読クラブがありました。まだ幼稚園が休み中という事で、お出かけも多いのでしょう、お一人だけの出席でした。でも、2人の可愛いお子さん連れでした。お母さんが本を選んでいる間、Postman PatのDVDを見ていました。DVDが流れたとたんに吸い込まれる様にジ~っと見ています。Fireman Samのようなクレイアニメです。昔、テレビでも放送されていました。UK Amazonから買ったものなので、パソコンでしか見られません。教室にはアメリカで買ったリージョン1用のパソコンと、日本とイギリスで買ったリージョン2用のパソコンをおいてます。一般の会員さんにも見ていただけるように教室にDVDを並べておきます。夕方は小学生クラス、5人クラス全員そろいました。2週間のブランクを感じさせず、いつものパターン通りに進みます。CD読みののグループ、一人読みグループ(CDなし)それぞれどんどん読みます。その後はWritingの教材。チャンツなど、あっという間に70分です。夜は中高生の個人レッスンが3人入っているのですが、1人だけの出席。のんびりと多読、シャドーイングしてもらって、私との個人レッスンもいつもより長め。まだ学校が始まっていないので、お出かけ中の人も多いのか出席が少ない日でした。こんな日もあるし、この間のように10人以上になる日もあります。少ない日に来られた人はラッキー、普段より長めのレッスンができたり、本の話がいっぱい出来たりします。でも、多い日の方が活気があっていいという方もいますし、いろいろです。あ、そうだ、やっぱり書いておこう。次男が多読を始めました。理解不可能なアーティスト活動をしている次男です。2日の朝,どこかへ出かける直前,「英語の本貸して!」「えっ、なんで?」「多読やろうかと思って」びっくり、うれしいです!今のところ順調です。って,また5日ですけどね。毎朝出かける前に本を取り替えて行けるという最高のポジションをやっとわかってくれたか!このまま順調に続いてくれるといいのですが、、、
2011.01.06
総語数31975語、YL5.0くらい暮れから聞き初めて今日の散歩でやっと聞き終わりました。寒い,忙しいと,さぼってばかりの散歩です。もっと散歩しないと多聴のAudibleで買った物がなかなか聞き終わりません。この作品は,タドキストには有名なBecause of Winn-Dixie の作者の作品で、Newbery賞を受賞しています。映画も公開されましたが、あまり話題にはならなかったかもしれません。かわいいねずみのお話しですが、大人が読んでも考えさせられる内容です。ハツカネズミのDespereauxは生まれたときから不幸でした。名前からして、despairかdesperateを想像させます。何匹か一緒に生まれたのに、全部死んでしまって、この最後の子もすぐに死んでしまうだろうと名付けられたのです。でも、Desperauxには特別の才能があったのです。でもmouseらしくないという理由でdungeonに送られてしまいます。親に売られたメイドや、dungeonに住むratsとか、どれもこれも暗く絶望的に不幸なのですが、愛の力が奇跡をおこします。映画の予告編を見るととても可愛いネズミなのですが、それを見るまでは私には子どもの話のような気がしませんでした。幻想的なイメージで聞いていました。朗読が読者に語りかけるような読み方で、とても気持ちよく聞けます。
2011.01.05

エリックを探して?-?goo?映画今年初の映画館でした。ずっと家を出てなかったので,気分転換に渋谷文化村まで行ってきました。歩道がすごい人混みで歩けない状態でしたが、映画館の方はがらーん状態。この映画館、ミニシアターですが、いい作品が多く、混んでいる事が多いのでネット予約して行ったのですが、予約席に座っているのは私だけでした。でもネット予約した方が100円安いのです。そんな事は置いといて。この映画の話です。ああ,イギリスだなあ,と思わせられます。しょぼくれた庶民の男、飲んだくれ、サッカー、仲間、笑いとほろりとする部分もあり。あれ、これってあの「フルモンティ」に似てない?この主人公はあの「フルモンティ」の主人公ほどダメ男ではないんですが、窮地に立たされている事には変わりがありません。憂さを晴らす様に、主人公エリックは、毎日職場の仲間とパブで飲み、サッカーの話で盛り上がります。この仲間の友情がすばらしいです。中心人物”ミートボール”はなんとかエリックを立ち直らせようと、啓発本を次々に持って来ます。その影響か、(それとも、ちょっと書けない理由か、)サッカーの有名選手、エリックの神様的存在のエリック・カントナが幻覚で現れます。絶望的な状況でこんな奇想天外なことをやってしまうのが、不自然と言えば不自然なのですが、あのフルモンティを見た後では、こういうのもあってもおかしくないのがイギリスかもしれないと思ってしまいます。詳しくは映画紹介サイトでどうぞ!味わいのある映画です。好みはかなり分かれるでしょう。英語はイギリス庶民の英語なので,私には時々聞き取れる程度。訛が強くて早口でです。後で調べて分かったのですが、エリック・カントナは今では映画俳優として活躍している元マンチェスターユナイテッドのサッカー選手で、本人が本人役で出ているのです。なかなか渋くてすてきな俳優さんです。
2011.01.04
今年初めての絵本の紹介です。表紙にひかれて買いました。それに、Cynthia Rylantさんの作品ですもの、ハズレはないはず。期待通りでした。表紙の子どもが着ているつなぎの洋服がいいですね。子どもたちが小さい時に着せていたのに似ています。いろいろな雪があるのです。最初のページ、The best snow is the snow that comes softly in the night,like a shy friend afraid to knock,so she thinks she'll just in the yard until you see her.そして窓の外には雪の精がじっとたたずんでいます。また別のページでは歓声を上げて遊ぶ子どもたちが描かれています。可愛く,美しく、懐かしい絵本です。
2011.01.02
TSUTAYA discasで月4枚で980円の会員になっています。登録してある順番にきますので、普段あまり見ないのも、気まぐれで登録してあったりして意外に面白いという事にも出会います。 これは、若者言葉でいうと、微妙~です。難しかったです。(日本語で字幕で見ても)実はこの映画の原作"The Golden Compass"を多読200万語くらいの頃に買って,読もうとしましたが,降参!本箱にそのままです。ファンタジーである事も知らずに弾みで買ったのですが、数ページ読んでもさっぱり頭に入ってきませんでした。その後、Audible.comの会員になった時、すぐにこれがあったので買いました。で,これでも降参しました。速いということもありますが、理解不能でした。その後、映画公開、予告編などで、そうだったのか,あれはファンタジーだったのか、私の苦手とする分野である事が分かりました。でも、なんかすっきりしない、じゃあ,DVDで見てみよう、という気になったのです。私には難しい,というのが正直な気持ちです。ライラは人間ではないの?人間界はどうなってるの?クマ族とか他の~~族もでてきたけど、同じ世界なの?映画ですから,2時間くらいでは表現しきれないのかもしれませんが、わからない????はますます増えました。でもこれで,本を読む気力はなくなりました。せっかく買ったAudibleの音源は、訳が分からなくてもシャドーイングに利用しよう、と思います。スピードもあるし,イギリス英語だし、音としては気に入ってます。少しはいい事も書かないとね。ライラ役の女の子、とっても気に入りました。可愛いし,表情が豊かでこれからが期待される女優さんになりそうです。ニコール・キッドマンは冷たい美しさが抜群。ミステリアスな雰囲気がぴったりでした。魔女役の女優さんもすてきでした。北国とか北極は想像力をかき立てる魅力があるのですね。地球温暖化で氷の世界が減ってしまって、不思議の世界がなくならなければいいと思います。
2011.01.02
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